>>321 それかマタタビを供えておけば、何か面白い事が起きるかも…
流れぶった切りでスドーさん話。
この話はアダルトグッズ除霊ではないから、あまり面白くは無いと思うけれど…
とある旧家に呼ばれたスドーさん。
家鳴りや生首など、怪現象が多数発生し、そろそろその家を壊す予定なのに
アクシデントの多発で未だに工事ができないと言う。
その屋敷の除霊をして、受け取った報酬で飲んでいる時に
そのエピソードを語ってくれた。
『除霊というより、引越しの方が近かった』そうで
大きな漆塗りの箱を持ってきて、見せてくれた。
「チラっとだけなら見てもいいよ」と言って、観音開きの箱を少し開けると
中に詰まっていたのはたくさんの目玉だった。
普段モヤしか見えない私が初めて視認した霊的なモノがそれで
悲鳴を上げて飛び退ると、スドーさんは箱を仕舞いながら説明してくれた。
小さな妖怪が沢山居たらしい旧家。
そこでスドーさんは実家で作り置きしていた箱を準備。
スドーさんに言わせれば『モンスターボールみたいなもの』らしいその箱に
『彼ら』に入ってもらい、妖怪がよく育つ栄養分?たっぷりの箱である程度養ったら
人に害を加えないことを条件で山に出すらしい。
俄かには信じ難い話に驚きながら
「でもこんな狭い箱にあれだけの数とか…」と聞いてみると
「大丈夫…たぶん」と根拠の無い答えがwww
大丈夫なのかスドーさん…と思っていたけれど
何年経ってもスドーさんはますます元気で、たまにディルドを振り回していた。