原子力村という言葉がある
電力会社・監督官庁・関連メーカー・御用学者・マスコミの五つで構成される
原発を推進することで互いに利益を得てきた政治家と企業、研究者の排他的集団の事です
五つの中で専ら利益を追求して良いのは商組織である「メーカー」だけです
それなのに 五つが五つとも金に目が眩み己と村の利益ばかりを追求し
大多数の国民に経済的被害を与えたばかりか
嘘の『安全神話』を喧伝し 原発事故を招きました
特に 監督官庁とマスコミは利益に拠らず 公正な判断と真実を伝える立場にありながら
権力と金に阿り 震災における原発被害を増大させた
これは 非常に深刻な問題であると思うのです
1970年代 電力会社は巨額の広告費をもって大手新聞社を買収し始めました
そこで意外にも朝日新聞が始めに懐柔されたのです さすが「偽左翼」と揶揄されるだけはあります
次に読売新聞が原発広告を載せ始めました
正力松太郎が原発導入に関連した事を思えば ある程度の自制はあったのでしょう(笑)
最後に毎日新聞が原発広告を掲載する事になりましたが
毎日新聞は反原発の啓発報道をしていましたから 金で信念を売った事は明白です
呪うとかいう行為は 私には良く分かりませんが
東電は恨まれて東電いや当然という思いもあります
ただ 原子力村という存在を考慮すれば 東電だけ恨むのは不条理です
原子力村全体を恨んであげてください