【皇太子夫妻にまつわる怖い話】 第百五十六話

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629本当にあった怖い名無し
本当かどうかわからないけど気になるブログ記事みつけたので。
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現在は「〜神宮」と名乗る神社は沢山ありますが、江戸時代以前は神宮といえば伊勢神宮と、
この香取神宮と鹿島神宮、合わせて3つの神社のみが神宮と呼ばれていました。
皇祖神を祀る(まぁ実際は違うのですが)伊勢神宮は別格としても、
現在でも香取神宮と鹿島神宮に対する皇室の崇敬は格別のもので、
毎年元旦の早朝に天皇陛下は東方を向いてこの両神宮に御拝なさいます。

鹿島神宮の祭神はタケミカヅチですが、これは非常に多様な神格を持った神で、
基本的には雷神で、同時に武器の神、刀剣の神、武神、軍神ともされますが、
元来は鹿島の土着神で海上交通の神であったともいわれています。
また鹿島神宮の神は地震の守り神ともされており、境内には地震を抑える要石もあり、何らかの巨石信仰にも関わりがあるようです。

ここで引っかかってくるのが鹿島神宮の神、つまり「鹿島神」の地震の守り神としての側面です。
この茨城県南部地方というのは地震の巣であり、現在でもしょっちゅう群発地震が起きています。
そういう地であるから地震が恐れられ、地震災害から守ってくれる神への祭祀がこの鹿島の地に生じたのでしょう。
これが鹿島神宮の本来の祭神である「鹿島神」の正体ではないかと思うのです。

そこで、その地震神を抑えているという鹿島神宮の境内にある要石の存在が引っかかってくるのですが、
この要石は地上部分は小さいのですが地中の部分が大きく、地下深くに繋がっていると言い伝えられています。
実際、徳川光圀が七日間かけてこの要石の周りを掘ったそうですが石の根元に辿り着くことが出来ず断念したそうです。

もともとはこの要石の下には龍がいると伝えられてきました。
そうなるとまるでヨーロッパのレイラインのような一種の龍脈を制御する巨石を使った祭祀を想像させられます。
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