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本当にあった怖い名無し:
皆の衆、聞いてくれ。スレチと百も承知だが。皆の衆は 今現在の自分の家の預貯金高を知っていますか。
多分、みんな家内任せであろう。俺もそうだった。70歳にして初めて我が家の預金高を見た。驚愕とした。
50万円だった。年収は現役時代は1000万はあった。
家内は従順な女で、私に逆らったことは1度もなかった。喧嘩したこともなかった。夫婦円満を絵に描いた
ような家庭だと思っていた。ふと「今、預金はどれくらいあるか?」と聞いて、初めて判ったのだ。
絶句した。老後の生活はどのようにすればいいのだ。家の修繕はすぐに100万〜200万はかかる。病気すれば・・・。
で、どこに消えたのかと言えば、立正佼成会に寄贈していたのだ。毎年50万は下るまい。そうしなければ、
残高50万の説明がつかない。今まで家内にまかせっきりだった。家内を疑うことなど露・塵ほどもなかった。間男に
1000万ほど、貢がれた気持ちだ。年金生活でこれから蓄えるなんて、気が遠くなる。皆の衆も俺の轍を踏まぬことだ。
今すぐ、預金高を聞きなさい。通帳を見て確認しなさい。