関連スレは落ちていたので、テンプレから外しています。
テス
6 :
本当にあった怖い名無し:2010/11/19(金) 00:07:09 ID:N+tVfIL60
破ァ!!
7 :
本当にあった怖い名無し:2010/11/26(金) 23:27:54 ID:Vtjx1Pz90
破ぁ!!!
幻想的なイルミネーションが輝き
リア充カップルだらけの
都会の街角から
クリスマスムードを気合で一掃するTさん
9 :
本当にあった怖い名無し:2010/12/07(火) 10:59:19 ID:ONyk0n+F0
破ァ!!
敵地、西京極スタジアムで迎えた京都戦
既に降格が決まっている京都相手に2失点、攻撃陣も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「来年はJ2か」の声
無言で帰り始める選手達の中、昨年のJリーグベストイレブン、石川直宏は独りベンチで泣いていた
ナビスコ杯で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今のFC東京で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」石川は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、石川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」石川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、石川はふと気付いた
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した石川が目にしたのは、バックスタンドまで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにLA EDOGAWAが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする石川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ナオ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った石川は目を疑った
「ど・・・土肥さん?」 「なんだナオ、居眠りでもしてたのか?」
「み・・・三浦コーチ?」 「ナンダ石川、カッテニ三浦サンヲ引退サセヤガッテ」
「ルーカスさん・・・」 石川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
FW:戸田、ルーカス MF:ケリー、三浦、今野、石川 DF:金沢、ジャーン、茂庭、加地 GK:土肥
暫時、唖然としていた石川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
今野からユニフォームを受け取り、グラウンドへ全力疾走する石川、
「そこまでだ!」
突然、客席から飛び込んできた男に石川は見覚えがあった。寺生まれで霊感の強いTさんだった。
「Tさん!? なんでこんなところに」
「やれやれ危ないところだったぜ。こいつらはお前のチームメイトじゃない。
ナビスコの悪霊だ! 幻覚を見せてお前を取り込もうとしているんだ!」
Tさんの言葉が終わるか終らぬかのウチに、選手や観客達の顔は恐ろしい化け物へと変化していく。
そしてTさん目掛けて一斉に襲い掛かった。
だが、Tさんは華麗なドリブルで彼らを一人ずつ抜き去っていく。
緩急自在のドリブルに悪霊たちは翻弄されるばかりで、触れることすらできない。
「ボールは友達! 破ぁ――ッッ!!」
ついにゴール前でフリーになったTさんが土肥目掛けてシュートを放つと
ボールが青白い光弾へと変わり、土肥を貫いてネットへと突き刺さった。
眩い輝きに石川が目を瞑った次の瞬間、試合終了のホイッスルが響き渡る。
恐る恐る石川が目を開けると、そこにはガランとした無人のスタジアムが拡がるのみだった。
「危なかったな。このまま飲み込まれていたら、J2という現実を受け入れられず来期の昇格がなくなるところだった」
紫煙を燻らせながらロッカールーム闇に消えてゆくその背中をみて、石川は、
寺生まれってスゴイとその時改めて思うと共に、来期は絶対昇格してみせると誓うのだった。
12 :
本当にあった怖い名無し:2010/12/22(水) 18:29:09 ID:TuTijYLQ0
age
13 :
本当にあった怖い名無し:2010/12/30(木) 16:10:43 ID:/vjOmjslO
破!
悪霊の成仏の意思表示に対して、寺生まれのTさんは身体をびくんと震わせ、
「破ァ!! 」
と声を上げた。突然の成仏に心から驚いている様子だ。そしてすぐ悪霊に向かって、
この除霊は困難なまままだまだ続くはずであったろう、そして自分の方の形勢が少し
悪かったという意味のことを、かなり強い口調で指摘した。悪霊もすぐさま言葉を返し
たが、Tさんの口調と表情は厳しいままだった。
数分後に関係者が大挙して入室してきたときには、穏やかないつものTさんに戻って
いたが、側で一部始終を観ていた私は、除霊直後のTさんのあまりの険しさに圧倒
される思いだった。Tさんには勝負を喜ぶ、あるいは勝利に安堵するといった雰囲気は
微塵もなく、がっかりしたように、いやもっと言えば、怒っているようにも見えたからだ。
Tさんには「ゼイル十三邪霊衆」という真の敵がいるらしい
そしてTさんもまだ真の力を隠しているらしい
>>14 ここの「破ァ!!」は「破ァ!?」であるべきだったな
,.-ー-.___,,ィー-、
/ \
\/| 破 |\/ 魔除けになる
|. ァ |
| ! | TさんTシャツ
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄
18 :
本当にあった怖い名無し:2011/01/21(金) 13:45:13 ID:2Wz7s9St0
誰かTさんとの恋愛SS書いて
T×KですかK×Tですか!!!!!
T×Kで
大学生のときのイタズラ
20歳超えると、よく英会話だのセールスの電話がかかってきた。
内容はどこかで会って話しがしたいとのことだったので
ある日、「めがねをかけて赤い上着を着て自転車にまたがって○○公園で待ってます」
と約束した。
その後、友人たちに協力を要請。
20人ほどのめがねを掛けて赤い上着を羽織った自転車野郎が○○公園に集合。
あまり広くない公園で、20人がそれぞれに時間をつぶしている。
また1人野郎が公園に入ってきた。
誘った人間はそろそろ揃ったかとぼんやり考えていたのだが、奴は俺達を見渡したかと思うと、何やら呪文のようなものを唱えだした!
しまった!奴は寺生まれで霊感の強いTさんだ!!
「大人数で女の子一人を恐怖に陥れようだァ!?自転車野郎の名が泣くぜ!!破ァ!!!」
そう叫んだ後俺達の中央にある噴水が青白く輝き出した!
「ん?お姉さんはまだ来てないのか」
Tさんはそう呟くと、噴水の輝きは、まるで何もなかったかのように光を失い
「お姉さんが来るまで待機してるわ。来たら呼んでくれ」
そう言いつつ茂みに隠れるTさんを見て、寺生まれって凄い、改めてそう思った
22 :
本当にあった怖い名無し:2011/01/29(土) 13:20:06 ID:62Axi8ThO
破ァ!?
23 :
1/2:2011/02/01(火) 01:44:12 ID:e6aB2UqE0
最近、夜寝付けなくなった。
夜中になにかがおれの部屋をうろついているのだ。
親父に相談したところ、一振りの日本刀をみせ、
それを枕元に置けというのだ。
「それはお前の婆ちゃんがどこからか貰ってきた守り刀だから
きっとお前を守ってくれるはずだ」
正直信用できなかった。婆ちゃんは生前俺に厳しかったからだ
。少し起きるのが遅かっただけで、洗面器に貼った水をぶっか
けられたこともあった。
ともかく、その刀を枕元に置いて寝てみた。
はたして夜中、またもうろつく気配が現れた。
やっぱりかとおもいながら朝までやりすごそうとしていると、
その気配が俺の頭の近くで止まった。おれの顔を覗きこんでい
るらしい。
もう怖くて、逃げたかったんだが、お約束の金縛りで動けない
。
ふと気配がなくなったので、恐る恐る薄目を開けてみると
真っ黒な顔をした大男が不気味な笑みを浮かべていた。
24 :
2/2:2011/02/01(火) 01:46:39 ID:e6aB2UqE0
もうだめだと思ったその時
「おいおい、どうせ覗くなら野郎じゃなくてきれいな姉ちゃんにでもしたらどうだい?」
突然ドアを開けて入ってきたのは、近所でも有名な寺生まれで霊感の強いTさんだ!!
大男はTさん目掛け猛然と突っ込んでいった。しかしTさんは一向に慌てずに気をためていた
「いくぜ、破ぁーー!!」
青白い光弾が大男目掛けて放たれた。しかし大男は両手をクロスさせて光弾を受けとめた。
「やれやれ、しぶといやつだ。だがこっちにはこれがあるんだ」
いつの間にか守り刀を構えていたTさんは大男に切りかかった。大男は光の束になって消えていった。
「ありがとうTさん、でもどうしてここに?」
Tさんは服の袖を絞って、水をだすと、
「婆さんにいっといてくれ、今度はもう少し穏便に起こしてくれとな」
寺生まれって凄い。
俺は久々に婆さんの墓に手を合わせながら、改めてそう思った。
ごめんなんか改行がおかしなことなったOTZ
光弾を…受け止めただと…?
その男かなりのやり手だな
久しぶりにTさん復活
正統派のTさんえらく久しぶりに見た
掘れなおしたな
30 :
1/2:2011/02/09(水) 15:24:50 ID:yJ79+gOf0
3歳の娘が毎夜悪夢を見るようになった。
夜中に泣きじゃくるので、親子そろって寝不足だ。
困った俺は、高校の先輩で寺生まれのTさんに連絡を取った。
「とりあえずお前の家に泊めさせてくれ」
煙草の煙を吐きながらTさんはそういった。
丁度嫁は用事があって遅くなるそうだ。
警戒する娘に対し、Tさんは頭を優しくなでながら
「安心しな嬢ちゃん、お兄さんはアンパンマンみたいに強いからな」
といった。
そして深夜、寝ていた娘が例の如く泣き始めた。Tさんはすぐに飛び起きた娘の額に手をあてると、なにやら呪文を唱えた。
「破ぁーー!!」
Tさんが気合いをこめると、娘から黒い影が飛び出した。
「か弱い幼女に悪夢を見せる卑劣なやつめ!!」
そういってTさんが手を翳すと、青白い光弾が放たれた!!
31 :
2/2:2011/02/09(水) 15:25:34 ID:yJ79+gOf0
だがその黒い影は光弾を躱すと、巨大なフクロウの姿を現わした。
フクロウは娘に向かって突進していく!!
その時、
「そこまでだ」
黒い人形大の大きさの何かがフクロウに飛びかかり、ダウンさせた!!フクロウはそのまま姿をけした。
2本の角、尖った尻尾、ギザギザの歯…
飛びかかった影の正体はばいきんまんだ!!
「破ヒフヘホ〜。まだまだ修行がたりないぞT!!」
そうTさんにいうと、バイバイキーンと飛び去った。
「やれやれ、ありゃ親父の使い魔だな。まだまだ親父にはかなわんか」
そういってTさんはがっかりしていた。
寺生まれって凄い
俺は娘にあのばいきんまんのお人形が欲しいとせがまれながらそう思った。
32 :
本当にあった怖い名無し:2011/02/11(金) 07:13:29 ID:DGg7Ei6o0
あいつ・・・使い魔だったんだな・・・
つまり、アソパソマソは・・・
ちょっと一人で回すには厳しいんじゃないかなこのスレ
なんかそろそろ終わりって感じになってきたな
35 :
本当にあった怖い名無し:2011/02/16(水) 02:12:29 ID:vPHDKSV30
ごめんごめん、歌詞間違えちゃった^^
36 :
本当にあった怖い名無し:2011/02/16(水) 05:42:09 ID:LdnyEkfK0
海老蔵はホリプロタレントと関係してたらしいな
去年の今頃、深夜に一人暮らししてるマンションに帰ってエレベーターに乗った。
自分の部屋のある階で降りたら、見たこともない女三人組が手を繋いでエレベーターを待ってた。
こんな人達住んでたっけ?と思ったが、結構部屋数の多いマンションだったので自分が把握しきれてないだけかと思い、あま
り気にしなかった。住人の友達かも知れないし。
一応エレベーターを降りる時に挨拶をしたんだけど、全員にキレイに無視された。
何だかなーと思いつつ会釈をしてすれ違った直後、いきなり「マー」という声が聞こえた。
驚いて振り向いたら、その女三人組がそろって「マーーーーーーーーーーー」と大声で言ってた。
機械みたいな言い方(?)で、ものすごくビビってダッシュで部屋に戻ろうとした。
そしたらその三人、凄い勢いで追いかけてきた。もう怖くて必死に逃げていたとき、
「もういい、そこまでだ」
ていう声がした。見るといつの間にか寺生まれのTさんがそこにいた。
女達は、まだあの機械的な声を上げながらTさんに襲いかかろうとした。Tさんは慌てずに胡坐をかくと、両手をかざした。
するとそこから青白い光が放たれ、それを浴びた女達は動かなくなった。
「破ァーー!!」
その声と同時に手をクロスさせると、光の刃がはなたれた。
女達はそれを受けると、「ちにゃ」と小さくいって消滅した。
「命は投げ捨てるものではない」
Tさんはそういうと、イクゾ!!といってもの凄いスピードで去って行った。
寺生まれって反則的に凄い。自分はそう思った。
38 :
本当にあった怖い名無し:2011/02/20(日) 13:21:40.97 ID:ODCjWyiI0
寺生れ寺育ちので住職を継いだKは
檀家さんに進められ大型ベンツに乗り
朝から夜までパチンコ屋で修行し(雑音の中で瞑想)
夜はキャバクラで修行(性欲に打勝つ)
キャバクラの修行では多々性欲に負け
金を積みキャバ醸をテイクアウトし
寺の本堂で真言立川流の修法を納めている
死んでから地獄での修業が目的かも
寺生れって修業好って凄いなって思った
39 :
本当にあった怖い名無し:2011/02/20(日) 14:37:48.06 ID:5acm79qJ0
>>38 リアルはマジでこんな坊主ばっかりだから困る
俺の近所には古い石灯篭が並んでるところがあるんだ。
夜中になるとその灯篭の一つに灯が灯るって噂があってな、
友達と一緒に確かめにいったんだ。
丑三つ時を選んで、護身用にガスガン持ってな。
で実際行ってみたら灯ってんだよばっちり。
俺はチキンだったから帰ろうぜっていったんだが、その時だ。
灯篭の裏からこれぞ幽霊!!ってやつが出てきたんだ。
恨めしそうな顔で、髪の毛がばさばさの女で、それがこっちに
向かってきたんだ!!
「うわぁぁぁ!!」
俺はガスガンをぶっ放した。でも幽霊だからか全然当たらない
!!もうだめだ!!
「そこまでだ」
突然声がした。その方向をむくとバイトの先輩で霊感の強い
寺生まれのTさんだ。
「噂を利用して人の生き血を啜る妖怪め!!破ぁ!!」
Tさんの手から青く輝く光弾が放たれた!!だがそれは幽霊
ではなく、灯りの灯る灯篭に激突した。
「ぎゃぁぁぁ!!」
すると幽霊は苦悶の表情を浮かべて消滅した。
「さも恐ろしい化身を作り、無関係そうなものに化ける。
古典的な手だな」
そういってTさんは煙草に火をつけた。
あとでTさんに訊いたのだが、あれは化け灯篭という妖怪で、
噂などで人間をひきつけ、生き血を貪っていたのだそうだ。
本体はあの石灯篭の中にいたらしい。
そんなのを瞬時に見抜くなんて
寺生まれって凄い。俺は本当にそう思った。
42 :
本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 21:12:38.30 ID:O/CvRaF40
坊主は収入を全部寺の収入にし
自分の給料には税金がかかるから
月収5万円にし
全ての買い物で寺あての領収書を貰っている
寺生れって凄い。俺は本当そう思った。
霊相手なら坊さんより陰陽師とかだろ?
妹がバイト先の友人から縫いぐるみを貰って来た。
薄汚れて目玉も飛び出たそいつは、正直俺にとっては不気味だったのだが
何でも妹はその友達とは無二の親友らしく、大事な友達がくれたものだからと部屋の目立つところに飾り始めた。
こんな汚いものを、と常々思っていたのだが捨てろと言うわけにもいかず、そいつがリビングを陣取って数週間が経った。
ある夜、仕事が遅くなった俺が家に帰ると、信じられないものが目に飛び込んで来た。縫いぐるみが宙に浮き、妹に向かって片言で何か捲し立てている。
腰を抜かした妹は喃語を発しながらじりじりと壁際に追い詰められていた。
驚いた俺は思わず鞄を取り落とす。その音で、縫いぐるみはこちらを向いた。
「ナデナデシテー!」
そいつはそう叫んでこちらに向かって来た!
もうダメだ、そう思った次の瞬間!
「待てっ!」
ガラリと雨戸が開き、近所の寺生まれで霊感の強いTさんが部屋に飛び込んできた。
「縫いぐるみを依り代にした悪霊め! 貴様が愛らしい姿で罪無き人々を騙し、生き血を啜るのも今日が最後だ! 成敗してくれる!」
Tさんはそう叫ぶと縫いぐるみに飛びかかった。
手に持ったマッサージ機をそいつの頭に突きつけて何か唱えながらスイッチを入れる。
「ブ…ブルスコファー…!」
縫いぐるみが悲痛の叫びを上げながら蠢く!
「これで…トドメだ! 破ぁ!!」
Tさんはそう叫ぶと、そいつの首元目がけてチョップした。
そしたら「モルスァ」みたいなことを言いながら飛んでった。
改めて寺生まれって凄いなと俺は思った。
Tさんと陰陽師が戦う話まだー?
>>44 なんで戦うんだよwww
どっちも悪霊を倒すお仕事だろww
>>45 悪役の陰陽師もありだろ?
あるいは陰陽師の悪霊とかさw
Tさんと壮絶なバトルしてくれないかなー(チラッチラッ
47 :
1/2:2011/03/07(月) 19:07:19.66 ID:JjMvdz260
俺の家には忌部屋という、密閉された部屋があった。
唯一の出入り口は猫用の戸みたいなちっさいのが一つだけ。
窓の一つもない。
大きさは四畳半くらい。
家をリフォームするために忌部屋を壊すことになったが、
そのころから俺は魘されるようになった。
巨大な蛇が枕元に立ち、俺を睨んでいる悪夢も見た。
顔がやつれてきたときになって、流石に両親も心配し、
近所でも有名な陰陽師のNさんに頼むことにした。
「――これはよくないですね。すぐに祈祷をしましょう」
そういってNさんは大きな杯に水を汲むと、祝詞というのだろうか、呪文を唱えだした。
するとどうだろうか、みるみるうちに体が軽くなり、気分がよくなってきた。
「おつかれさまです。この杯には供養の水が入っていますので、一気に飲んで下さい。」
云われるがまま俺はその水を一気に飲
「破ぁ!!」
杯は飛んできた光弾にはじかれた。供養の水はこぼれてしまった。
「何をする!!」
Nさんがにらみつけた方にいたのはバイトの先輩で霊感の強い寺生まれのTさんだ!!
「供養の水は生きた人間が飲むもんじゃぁない!!正体を現わしな!!」
48 :
2/2:2011/03/07(月) 19:08:05.64 ID:JjMvdz260
Tさんはそう云うと持っていた瓢箪の栓を外した。
そこから飛び出してきたのはあの大蛇だった!!
「むおぉ!!」
Nさんへ向かってその蛇は牙をむいた。
「この蛇はあの忌部屋に祀られていた神さ。ずっとあんたを守っていたんだ。あんたを苦しめていたのはこいつが放った式神さ。」
Nさんは蛇に巻きつかれて苦しんでいたが、突然黒煙をあげて蛇ともども姿を消した。
「――その面、しかと覚えたり」
その一言だけを残して。
「結局、Nさんは何だったんですか?」
「――陰陽師の陰って字は隠に繋がる、隠は鬼の語源ってことさ。」
そうTさんはよくわからないことをいうと、さっさと行ってしまった。
Nさんの家もいつのまにかなくなり、誰もがNさんのことを忘れていた。
寺生まれって凄い。
陰陽師と寺生まれの新たな戦いを予感しながら、俺はそう思った。
文才ないのにかいちまったZE!!
再戦フラグは立てといたからあとよろしくノシ
仕事早すぎ吹いたw
「恋が叶う御守り?」
友美はうん、と頷いてポケットから何やら奇妙な紙切れを取り出した。
彼女に寄れば、それは最近流行りの恋に効く御守りなのだという。
「由梨、知らなかったの? 新しいもの好きだから、もう持ってるかと思った!」
「別に。私オカルトとか興味ないから」
友美の意外そうな声に少しムッとしながら、私はそう言って校舎を出た。
…私にだって気になる相手くらい居る。
ただ、御守りでどうこうなる位生易しい恋では無いことは、私自身良く分かっていた。
健介…。彼には、既に可愛い彼女がいる。
私なんか到底敵わない。そう、神頼みでどうにかなる問題じゃ無いのだ。
「それはどうですかな?」
不意に聞こえた声に足を止めると、何時の間にか私のすぐそばに男の人が立っていた。柔和な面持ち、けれど何処か…怖い。
「私の作るこの札は、貴女の心を反映します。神頼みなどではありません。
思いが強ければ強いほど、それを現世に反映する」
彼はそう言うと、何処から取り出したのか一枚のお札を私に手渡した。
「お代は頂きませんとも。うら若き乙女の恋を手伝うのは、私自身の愉しみでもありますからね」
そう言うと、彼は踵を帰して去って行った。後には私とお札が残される。
「今の…何だったの…?」
私は半信半疑のまま、カバンの中に札をしまい込んだ。
効果は直ぐに現れた。
次の日、健介が私に告白してきたのだ。
何でも前の彼女とは別れたらしい。私の頭の中を、彼から貰ったお札がよぎった。
「勿論!」
私の返事に、健介は極上の笑顔を返してくれた。
それから、健介の元彼女は不登校になったらしい。なんでもいじめに遭ったとか。
その話を聞いて、私は思わず喜んだ。
彼女のせいで長年報われない片思いに苦しんだのだ。今度は彼女が苦しむ番。もっと苦しめばいい。自殺してしまえ。
「少しいいかな?」
彼と一緒の帰り道。家の手前で別れて別々に帰る。
家の前に、近所に住む寺生まれで霊感の強いTさんが立っていた。
「君から何かよくないものを感じてね。
心霊スポットや何か謂れのある場所に行かなかったかい?」
「いえ、行ってないですけど…」
この人はダメだ、にげなくちゃ。
私の中の何かが急きたてる。
「じゃ、じゃあこれで…」
「まてっ!」
Tさんが私の肩をつかんだ。
「じゃあ、特殊な札や御守りは?」
心臓が跳ね上がった。あれは私の恋愛を成就させてくれたのだ。渡す訳にはいかない。あれを無くしたら、彼は私の元から去ってしまうかも…。
「思った通りだな。姿を現わせ、悪しき式神め!」
Tさんが叫んだ途端、私の鞄が勝手に開いた。
驚いて取り落としたそこから、黒いもやが吹き出してくる。
「ばれてしまいましたか…。彼女の憎しみはとても心地よかったのですがねえ…」
背後の影から、あの時私に札を渡した男が現れた。
「矢張り貴様か…陰陽師っ!」
Tさんが叫ぶと、男は薄く笑う。
「貴様も腐っても陰陽師なら、何故人を貶めようとする!」
Tさんの問いに、彼は再び笑った。
「簡単なこと…。人の恨み、憎しみこそがこの世でもっとも強いエネルギーと気付いたからに過ぎぬ。
現にそこのお嬢さんの恨みの力は恋敵を呪いの力で陥れ、私の式神をこんなにも成長させてくれた!」
その言葉と共に、黒いもやがTさんに迫る。
「何をっ…破ぁ!」
「我々陰陽道を生業とする一族は、貴様ら住職一族に地位と居場所を奪われた…。
この恨み、今こそ晴らしてくれようぞ!」
闇の中に男の笑い声が響く。
その声は霧散したもやを再び携えて、暗闇に消えていった。
「大丈夫ですか、Tさん!」
「ああ、それより君は…」
私は俯いた。健介の彼女を不幸の淵に叩き落としたのは、私の醜い心だった…
「私は、どうしたら…」
ぽん、と肩に手が置かれた。
「謝るといい。誠心誠意、心の底から。特殊な力なんか要らない、真心こそが人間の最大の矛であり盾だ」
私の瞳から、ほろほろと涙がこぼれる。
「はい…!」
寺生まれって凄い。改めてそう思いながら私は頷いた。
55 :
1/2:2011/03/08(火) 13:05:26.42 ID:/DoLyHcF0
「もし、そこの人」
会社帰りに私に声をかけてきたのは、今どき珍しい黒い和服の男だった。
「すみません、私は陰陽師をしているNといいます。」
「はぁ」
「――あなたは今、家族のことで悩んでいますね?」
ぎくりとした。
最近娘がよく魘されることを、私は知っていたからだ。
「――なぜそれを?」
「陰陽師だからですよ」
Nさんはそれから、その悪夢の原因は悪霊が妹にとり憑いていることをはなし、このお札を張っていれば安心ということを聞いた。
早速家に帰ると、娘の枕元にそれをはろうとしt
「破ぁ!!」
突然お札に光玉があたり、爆散した。
「それは魂を吸う呪いの護符だ!!」
そう云いつつ現れたのは寺生まれのTさんだ!!
「ぐぁぁぁぁ!!」
苦痛の声と共に護符から黒い煙が上がり、それはやがて巨大な鴉になった。
私は腰を抜かした。
大鴉は私目掛けて突撃してきた。
「危ない!!ぐっ!!」
Tさんが私を庇い、その爪につかまってしまった。
「…ああ、T、さ」
鴉は勝ち誇っているらしく、その嘴をTさんに突き立てようとしていた。
56 :
2/2:2011/03/08(火) 13:07:11.14 ID:/DoLyHcF0
「アーメン!!」
眩い光が鴉を襲い、それを吹き飛ばした。
「やれやれ、また大変なことになっているようですね。」
現れたのは教会生まれのKさんだった。
「…K…なんでこんなとこに…?」
「あんな禍々しい気に気づかない訳はないでしょう」
そう涼しい顔をするKを見て、Tさんはふっと笑みを浮かべると、鴉に向き直り構えた。Kさんも構えた。
「いたいけな少女の魂を狙う悪しき式神め!!」
「無垢なる少女の命を奪わんとする悪しき者の使いよ!!」
「お前には仏の慈悲もあるまい、阿鼻地獄へ落ちろ!!」
「あなたに神の加護はない、コキュートスに落ちよ!!」
「「破ぁ!!」」
二人とも手を強く翳すとそこから光が放たれ、鴉に命中した。
鴉は断末魔を残して消えた。
「――あれが悪しき陰陽師の使い魔ですか」
「そうだ。あいつは俺やお前を目の敵にしてくるだろう。」
「大丈夫です。正しき行いを積む我らが負けることなどありませんよ」
そう二人は語って笑いあっていた。
寺生まれと教会生まれって本当に凄い。
私は一切目を覚まさなかった娘を見ながらそう思った。
流れに乗らねばと思ってやった。
反省はしている。
Kさんかっこよすぎ濡れた
いやそっちの方もかっこよかったぜ
ところでNさんてなんでNなんだ?
寺生まれのTさん
教会生まれのKさん
…謎の生まれのNさん?
教会生まれのKさんwwwwクソワロタwwwww
>>56はオレのコーヒー返せwwwww
呪い屋のNさんじゃね?
某小学校には7不思議がない。
いや、正確に言えば足りないのだ。
理科室の動く骸骨、音楽室の勝手になるピアノ、
図工室から聞こえるうめき声、トイレの花子さん、
保健室のヒキ子さん、廊下に現れるターボババァ
その6つしかないのだ。
「なぁ、7つ目の怪談を確認しにいかないかい?」
突然そうクラスの男子から言われた。
「えーとあんたは、転校生の…?」
「Nだよ。」
そうだった。影が薄い所為で忘れていた。
「なんで私?」
「最後の怪談は女子更衣室の話なんだ。ひとりで行くわけにはいかないだろう?」
転校生を無碍に扱うこともできず、放課後私はNと一緒に女子更衣室へ向かった。
女子更衣室に入ると接触が悪いのかうまく電灯がつかない。まだあたりは明るかったので、私が入り、Nに外で待ってもらった。
「ところで7つ目の怪談ってどういう内容なの?」
「ふふふ、それはですね」
いつの間にか部屋は真っ暗になっていた。
「あなたに7番目の怪談になってもらうんですよ」
突然上からどしんと何かが落ちてきた。
それは人間の生首だった!!
「アソボゥ・・・ネェ」
「…あ…いや・・・」
私は腰が抜けてしまい、思う様に動けなかった。
「そこまでだ!!」
飛び込んできたのは霊感が強いと有名な親戚のTさんだ!!
「七不思議の力を解放しようとする呪い屋の陰陽師め!!」
Tさんは手を翳すと、気力を集中させた。
「破ぁ!!」
Tさんが光の珠を放つと、それは首に激突した。
首は吹き飛び、更衣室の扉に激突した。
Nはもういなくなっていた。
「危なかった。7は五行説と陰陽を表す数。奴はそれを利用して、この学校に眠る悪霊を解き放とうとしていたんだ」
聞くと元あった7不思議は全てTさんによって在学中に撃退していたらしい。
「念のため今集まっている6体も排除しておくか」
そういってTさんは去って行った。
寺生まれって凄い。
私は破壊された扉を直しながらそう思った。
最近毎晩のように老婆に首を絞められる悪夢を見るようになった。
はじめは疲れているせいだと思ったが、毎日のように同じ事が起こるので
怖くなった俺は近所で有名な陰陽師のNさんに相談する事にした
「これはよくない状態ですね・・・祓いの儀式を行いましょう」
Nさんは無表情のまま淡々とした口調で言った。
「よろしくお願いします」
俺がそう返事をするとNさんは何やら動作をしながら呪文を唱えだしt
「ちょっと待ちな」
突然声がして振り向くと、そこにいたのは近所に住む霊感の強い
寺生まれのTさんだった。
「この儀式は祓いの儀式じゃねぇ、呪いの儀式だ
正体を現せ!!破ぁ!!」
Nさんに向かってTさんの手から光弾が飛び出した
「勅!!」
しかしNさんがそう叫ぶとTさんの光弾が掻き消えてしまった。
いつの間にかNさんは全身黒いモヤに包まれている。
「坊主風情が・・・!そう何度も同じ技が通用すると思ったか・・・!」
NさんはTさんを凄い表情で睨み付けている
「奴め、堕ちる所まで堕ちたな・・・久々に本気で挑まなきゃならねぇか・・・!」
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,|
・・・みたいな話を思い付いたけど俺には無理だった
今は凄く反省している
N「Zipが無いでおじゃる」
それNじゃなくてMじゃね
麿的に考えて
67 :
本当にあった怖い名無し:2011/03/10(木) 21:38:18.82 ID:pKkZ/RkL0
「継呪の老婆」のTさんVerがみたいけど、ないですか?
長いので前略
ついにその日が来た。私は女のすぐ近くにいる。渇きを潤すことができる
喜びが、私を支配した。怯えた女が、何か言っている。大粒の涙を流して。
「私、死体を見たときに気づいたの。」水分がもったいない。水を無駄にする
この女が私は許せない。「お父さんが、親戚を説得してくれたから。」私は、
水をもらう事を諦めた。水の大切さの分からぬこんな女に頼んでも仕方ない。
そうさ。奪い取ればいい・・・・・。
薄暗い部屋。ざわつく風の音。怯える女。私は紫色の長い舌をのばし、女の
口から体内に突っ込んd
「破ぁ!!」
突然眩い光が割り込んできた。私は少し後ろに飛ばされた。
そこにいたのは寺生まれで有名なTさんだった。
「ナニヲスル!!」
「落ち着け!!呪いには拡散する力はない!!」
Tさんが腕をクロスさせるとそこから霧のようなものが噴出された。
「これで大丈夫なはずだ」
その通り、私の体に水分が満たされた。
そうしてようやく、私はここがどこで襲おうとしていたのがだれかがわかった。
「なにをするのですか!!」
そういったのは父だった。
「この呪いには拡散する力など最初からない、だからそんな馬鹿なことは止めろ!!」
そういうとTさんは私に向き直った。
「君や君の友達を苦しめた呪いは、とある陰険な陰陽師が仕組んだものなんだ。
人の浅ましさを利用して連鎖させて、自分の力にしようとしたんだ。」
そんな…と父が崩れ落ちた。
Tさんは例の歯と舌を粉々にし、光弾でそれを青白い煙に変えた。
「君達の恨みは必ず晴らしてやろう。だから君は、しかるべき場所へいこう。」
そういうと、今度は私に向けて光を放った。その光はとても暖かで、優しさと悲しさに溢れていた。
寺生まれって本当に凄い
光のなかでトモや他の皆の元へ向かいながら、私はそう思った。
ごめんやっつけ、
誰かちゃんとしたの頼む
71 :
本当にあった怖い名無し:2011/03/11(金) 22:13:32.16 ID:YH6LLHDa0
陰陽師の末裔の方の
リアルだよ
アナ「現地からの映像が入ってきました。
・・・これは、炉の近くに和服の人物がいるようですね。
頭を丸めているようです。スキンヘッドですが日本人のようです。
何か決意を持っているのでしょうか、非常に真剣な表情をしているように見えます。
破ァっと叫んでいますです。破ァっという声が聞こえてきました。
光弾のようなものを、炉に放っていますね。
青く輝く光弾のようなを、和服の男性が、炉に放っています。
あ、炉の温度が下がったとの、情報が入ってきました!
和服の男性が、炉の冷却に成功したようです!
情報が入ってきました。この方は霊感の強い、寺生まれの・・・」
こんな時でも彼はやってくれる・・・本当にすげー、俺は寺生まれの凄まじさを再確認した
75 :
本当にあった怖い名無し:2011/03/14(月) 01:01:28.29 ID:/tZTQoIY0
.
不謹慎すぎるwwwwwww
だが大好きだお前らwwwwww
このスレにいる全国のTさんの隣人が無事でありますように。
国道5号線の小樽方面へ向かう、とある緩やかなカーブは事故が多い。
それは霊的なものというわけではなく、国道で90キロ100キロ出すのが
普通という北海道の交通事情とブラックアイスバーンによるものだ。
数年前の話になるが、そのカーブで友人がスリップ事故を起こしている。
歩道側に乗り上げたが夜間ということもあり幸い人身被害はなく
後続車と若干接触してリアに凹み傷をつけた程度で済んだ。
その友人が言うには事故当時、カーブに差し掛かったところで
異様なものを見つけてそれに気を取られて事故を起こしたらしい。
カーブの路側帯に沿って何人もの人が列を成していた、というのだ。
その人たちは揃って車道側を向き手招きのような仕草をしていたらしい。
そこで亡くなった人たちが仲間を増やそうとしてる系の話か、と私が言うと
友人は違うと言った。
その手招きの行列も妙だったが、友人が気を取られたものは別のものだったのだ。
手招きの行列より上、歩道より奥の山のあたりに陰陽師が立っていたという。
その場所に立っているということはつまり空中であり、なにより
とんでもない巨人ということになる。
友人が言うには写真で人物だけ切り取って、山の辺りに貼り付けたように
見えたという。
友人は手招きの集団ではなく、その陰陽師が“引っ張った”んじゃないか、と話していた。
それからしばらく後のことだ。
私が深夜に同じカーブを通ったときのことである。
友人の話を思い出した私は速度を落としながら路側帯に目をやった。
驚いたことに友人が言っていたような行列が目に入った。
ただ違うのは、彼らは誰一人として手招きなどしていなかった。
そして山のほうに立つ陰陽師も居なかった。
表情はなくただこちらをじっと見つめているような気がした。
カーブはそれほど長いものではなかったが、すごく長い時間を
走っていたように思う。
嫌な感じを受けつつも結局、私は何事もなくカーブを抜けた。
しかしその瞬間だった。
カーブの終端と同時に途切れていた行列、その最後尾。
そこに今どき珍しい黒い和服の男が立っていて、すれ違いざまに“にや”っと笑ったのだ。
なぜか、近所でも有名な陰陽師のNさんだと、はっきりとわかった。
そして、あっと思った次にはリアのタイヤからぎゅるん、という空回りする音がして
私の車は逆向きになって滑り、歩道側面の石壁に激突しそうになったその時
「神の御加護があらん事を・・・アーメン」
その声と共に私の身体は青白い光に包まれ、地面に優しく寝かされていた。
教会生まれで神父のKさんがそこにいた。
「N、あなたでしたか」
「おのれ、貴様まで邪魔をするか」
いつの間にかNさんは全身黒いモヤに包まれ、その場から消え去った。
「彼にも神の御加護があらん事を・・・」
慈愛と哀惜に満ちた瞳で胸の前で十字を切りながら、呟くKさんを見て、
教会育ちって優しい、と俺は感動を覚えずにはいられなかった。
Nさん危険やな
Nさんの目的って最終的には何なんだろうな?
やっぱとって変わられた仏教への復讐なのかな?
>>82 それ言ったのお爺さんの霊じゃなかったか?
>>83 俺が作った画像ではないのでセリフとか画像の元ネタは知らないす
>>82の画像見れんけど寺生まれのTさんで画像検索すると映画のチラシみたいのが出るな
あれ誰だ
すごいクオリティだな。
誰が作ったんだwwwwww
なんか、知らない内に新しいキャラがいるwww
いっそのこと神社生まれとか出せば?
確かTさん一家が管理している設定の神社があっはずだし。
さらにいえばその神社生まれがNの兄弟みたいな設定だとなおさらいいんだが・・・
すまん、神社生まれの攻撃手段が俺には思い浮かばないんだ・・・
神社生まれのJちゃんって巫女さんとか?
刀で祓ってくれるの
流石にラノベっぽいな、すまん
流石に祓い串でド突き回すわけにもいかんしな
参考になるかわからんが実際にある神道のまじないを載せてみる
・釘責めまじない(紙に図形を書き呪文を唱えて釘を刺す)
・足止祈祷(呪文と図形は違うが上にほぼ同じ)
・引き目祈祷(弓を持ち、横に祭壇、前方に四角い的を立て矢でそれを射抜く)
・降伏祈祷(名前を書いた形代を壺に入れて呪文を唱え祭儀を行う)
攻撃手段に使えるとしたらこれくらいか
派手に演出できるのは弓矢だがアニメや漫画でありがちだしなぁ・・・
光弾撃ってる時点で、実際の方法もなにもないような気がするけどね
まあそれはその通りだけど
完全オリジナルより元ネタがあったほうが作りやすいかなと・・・
小学生の頃の話。
夕方家に帰る途中、近所の飼い猫のユキコが路地に入っていくのを見ました。
私は良くその家に行ってユキコと遊んでいたので、
「ユキちゃん、遊ぼう」と声をかけながら路地に足を踏み入れました。
まだ空は明るく、高い建物なんて周りに全然無いのに、路地は暗く、
名前の由来になったユキコの白い身体が薄ぼんやり見えるだけでした。
私は何か嫌な感じがしたので、引き返そうとしましたが
「ふぎゃー!」
ユキコの悲鳴のような叫びに慌てて路地の奥へ向かいました。
二度、右に曲がった(今思えば、何故そんな風に走ったのかわかりませんが)先の光景に
私は足を竦ませました。
まだハイハイしかできないような赤ちゃんが、ユキコの腹に齧りついて、内臓を食べていたのです。
明らかにこの世のものではないと分かり、早く逃げなきゃ、と思いましたが
金縛りにあったかのように動けませんでした。
やがてユキコは内臓を全部食べられ息絶えましたが、赤ちゃんはまだ満足していないのか、
無邪気な笑顔でこちらに這いよってきます。
顔の下半分と産着がユキコの血で真っ赤に染まって、なのに赤ちゃんは可愛らしい笑顔で。
そのギャップがひたすら恐くて、「助けて助けて」と何度も心の中でお祈りしました。
赤ちゃんはとうとう私の足を掴み、大きく口を開けました。
歯がびっしりと生えていました。
上下じゃなくて、口の中全体に360度喉の奥まで歯です。
その歯の一本一本が別の生き物のようにウネウネ動くのです。
今思い出しても気持ち悪くなるような、化け物の口が私の足に噛みついて……
「そこまでだ! 破ァ!!」
寺生まれで霊感の強いTさんの放った青白い光弾が赤ちゃんの口の中に吸い込まれ、
その頭部を粉微塵に粉砕しました。
すると、ワァアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンとスピーカーが壊れた時のような音がして
路地全体が歪み出しました。
「この路地そのものが奴らだったのか!? 早く、ここから逃げるんだ! 急いで!」
動けない私をTさんはその太くたくましい腕に抱えあげました。
生まれて初めて男の人の逞しさを感じて、自分の鼓動が速くなっていくのがわかりました。
なんとかその路地から逃げだした時にはもうすっかり夜になっていました。
「猫ちゃんは可哀想だったけれど、君を助けられよかった。家まで送っていくよ」
私を落ち着かせるために何度も頭を撫でてくれるTさんの、優しげな笑顔を見て
寺生まれって年下でも好きになってくれるのかな? と切ない気持ちになった私でした。
(・∀・)イイ!! GJ
89だが、
>>93と
>>94の光弾で思いついたんだが、
Tさんと一緒に修行したとかで光の矢とかどうだろうか?
実際キャラとか設定とか増やしても面白くはないと思うが
その辺は職人さんが書くかどうかだわなー
>>93,
>>94に便乗して
それから数年の時が経ち、
私は小さな頃あんなにも嫌がっていた家業を継ぐことを決意した。
…即ち、八百万の神に仕える神道の道。
道は違えど、Tさん…彼の背中を追いかけるため…。
何より、私は責任を取らねばならなかった。
本来ならこの神社を継ぐはずだった人物、破門された兄、N…。何が彼をあんなに歪めたしまったのか…。
全てを知るために、私は歩まねばならない。この祈りを力に変えて…!
など。
祈祷での補助系能力とかどうでせう。
相手の動きを鈍らせたり。
キャラ増えてウザくなったら数人をレギュラー化して他を時折出す程度にすれば良いかと。
2年前の話
高校生だった俺たちは、夏休みに友達Jの家に集まっていた。
その集団の中に、霊感のあるAもいた。
夏休みにだった事もあり、本当にあった呪いのビデオを借りて鑑賞する事になる。
このビデオ、当たりハズレが激しく、Aに頼んで本当にヤバイ雰囲気の奴を借りてもらっていた。
時刻も0時をまわり、そろそろビデオを見ようとした時にAがやめようと言い出した。
しかし、Bはやめるつもりが無くすでにプレイヤーにセットしていたため、渋々見る事になる。
ビデオが始まると、まず誰もいない部屋の電気がついたり消えたりした。
Aは更に焦る事になる。
次に、テレビがブツンと急に消えた。
テレビが消えた直後、Aは外に逃げだした。
俺たちは笑ってたが、消えたテレビの画面を見ると
反射した画面、つまり俺たちの後ろにあるはずもない無数の生首があったのだ。
「そこまでです!」
セーラー服の上に千早を羽織った、ポニーテールの少女が突然部屋に入ってきた。
神社生まれで巫女さんのJちゃんだ。
手にした弓を番え、「破ァ!!」と青白く光る光矢を放った!
「ギャアアア」というこの世のものとも思えないいくつもの叫びがして、画面の中の生首は全部消えた。
「危ないところでした。あれはビデオを使って結界を広げる小悪党です」
ホッとしたのも束の間、Jちゃんは人差し指を俺の鼻先にに突きつけてきた。
「そ、それとHなのはいけないと思います」
顔を真っ赤にしてそう言ったJちゃんを見て、神社生まれって可愛いと思うと同時に
ビデオ=AVという発想の方がHだと思った
とりあえず神社生まれネタやってみた
今は反省している
お詫びにTさんネタを一つ
僕の母方の家はいわゆる「憑きもの筋」だそうです。
そうした場合はたいてい犬とか蛇とか猿らしいのですが、母の家は「ヘイシ様」というそうです。
読んだとおり、平氏の落ち武者のことです。
なんでも先祖のところへ平氏の武将が逃れて来た際、その武将を騙して殺し、源氏方に首を差し出したそうです。
その時の恩賞で土地をたくさんもらったので、その地域で並ぶもののない富豪になったんだとか。
でもやはりその時の武将の怨霊が祟りを次々と起こして、一族が全滅しかけたんだそうです。
それで必死に許しを請い、祠を建てて祀ったところ
「一代経るごとに、最初の子供の命を貰う」ということで、祟りは治まったそうです。
つまり、一族で最初の子供、最初の孫、最初のひ孫……という風に
母の代では、一番上の姉が死産だったそうで、僕の代も母の一番上のお兄さんの子供が生まれてすぐ亡くなりました。
そして昨年五月、僕達の次の代になる子供が生まれることになりました。
ヨーヘイ(仮名)君は母の二番目のお兄さんの子供で、次男だったせいかけっこう好き勝手に生きてました。
一言で言えばDQNなんですが、僕は小さいころから仲が良かったです。
で、そのヨーヘイ君が同じDQNのJK――ナツミ(仮名)ちゃんを孕ませちゃったんで、
一族全員から「ある程度大きくなったら堕ろせよ」と強制されました。
過去に堕胎でもOKだったらしく、これで次の代のはクリアできる、とみんな少し嬉しそうでした。
ヨーヘイ君もナツミちゃんもまだ10代だし、DQN同士で出来ちゃった子だから、いなくなってもいいや、みたいな雰囲気でした。
僕はそんな空気に腹が立ってたんですが、父親のヨーヘイ君はもっとムカついてて
「ぜってー堕ろさねーし! 堕ろせって言った奴、ぶっ殺すし!」とキレまくって、
散々伯父さん達相手に暴れまくった挙句、大阪の僕のアパートに転がり込んできたんです。
「ケイちゃん(僕)、この子が生まれるまではここに居させてくれ。このままだとあいつらに殺されるわ」
親戚一同の態度が気に入らなかった僕は、すぐOKしました。
僕は祟りを信じていなかったし、仮に祟りが本当でも、遠く離れた大阪までは来ないだろう、と思っていたからです。
それでも念のため、寺生まれのTさんに相談することにしました。
「なるほど、そいつは厄介だ」
僕の話を聞いたTさんはいつもの余裕ある態度ではありませんでした。
目を閉じて腕を組み、深く息をつきながら、カフェのソファーに背を凭れて、じっと考え込んでいました。
「悪霊ってのは怨念の深さと、恨み続けた長さがその霊力の強さになる。
そのヘイシ様ってのは1000年近くお前の家を恨み続けてるわけだから、その力は相当なもんだ。
おまけに何代にも渡って赤子の贄を出してきたから、益々強くなってるはずだ」
「じゃあ、Tさんでも無理なんですか?」
「わからない。こればかりは安心だと言えない。だが……」
目を開けたTさんの眼差しは、使命感と闘志で満ち溢れていた。
「赤ん坊の命がかかってるんじゃ、断れないだろ?」
Tさんは立ち上がると、俺の肩を叩いてそう笑ったのです。
そしてナツミちゃんの出産予定日が来ました。
無事、女の子に生まれ元気な泣き声が病室いっぱいに広がります。
ヨーヘイ君は赤ちゃんの小さな手を握って、「パパだよ、俺がパパだよ」と涙を流して話しかけていました。
「あいつもあんな父親の顔をするんだ」と僕は、彼の見せた一面に驚き、そして感動したのでした。
そんな幸せいっぱいの空間の中で、Tさんだけは重苦しい表情で周囲に気を配っていました。
そんなに気を張らなくても何も起こらないですよ、と僕がいいかけた時、
シャン
どこからともなく鈴の音が聞こえてきました。
同時に病院中の電気が消え、病室は真っ暗闇になったのです。
お医者さんや看護師さん達が何事か、とざわめき出し、ヨーヘイ君達夫婦は固唾を飲んで身を寄せ合いました。
「やれやれ……どうやらもうおでましのようだな」
廊下に目をやるTさん。シャン、シャン、シャン、シャン、と鈴の音が廊下からどんどん近づいてきます。
そして病室のドアの前で止まりました。
耳が痛いくらいの静寂でした。廊下からは何も物音はしません。僕らも何も言わず、ただただ黙ってドアを見つめていました。
病室にいる皆が、ドアの向こうに何かが――それも危険な存在がいることを直感的に理解していました。
一分か二分、あるいはもっと短かったかもしれません。しばしの静寂の後、ドアが激しく叩かれたのです。
ドンドン、ドンドン
殴りつけるような感じでドアが撓むのがわかりました。
ドアの中央に貼られた呪符の効果か、ヘイシ様は入ってこれないようです。
「だが、それも時間の問題だ」
Tさんが指摘するとおり、確かにドアが叩かれるたび、鬼火のようなもので少しずつ呪符が焼け焦げて行くのが見えました。
ヘイシ様の力に耐えられなくなっているのです。
「こいつでなんとか決められればいいが」
Tさんは腰を落とし、両手を前に突き出して構えました。
青白い光が集まって膨れ上がり、巨大な光弾が出現しました。
入ってきた瞬間、最大の力を撃ち出す作戦のようです。
ドンドン、ドン、ドグシャ!
ついに呪符が完全に焼け落ちて、ドアが天井にまで吹き飛ばされました。
その瞬間、
「破ァああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
Tさんの必殺の一撃が放たれました。
「うぎゃああああああっ!!!」
光弾が命中し、断末魔の叫びが響き渡ります。
「やった!」
僕はTさんがヘイシ様を倒したと思ってガッツポーズをしました。
「違う! よく見ろ! あれは囮だったんだ」
見ると、光弾を食らったのは中年の医師でした。壁にめり込み、完全に気絶しています。
「それじゃ、ヘイシ様は……」
「もうすでに病室のな、ぐはっ!」
Tさんの身体が凄い勢いで横に流れ、窓に激突しました。
「ああっ! Tさん!?」
窓枠ごと外に吹き飛ばされたTさんは、今の一撃で気を失ったのかそのまま地面に落下してしまったのです。
「そんな、Tさんがやられるなんて……」
僕は絶望的な気持ちでいっぱいでした。だってTさんがやられてしまったら、もう誰もヘイシ様を止めることができないのです。
「ちくしょー! やらせねーぞ! 娘は俺が守るんだ!」
見えない敵に向かってヨーヘイ君は叫びましたが、すぐその声は途絶えました。
ヨーヘイ君の首にくっきり浮かんだ手形がギリギリと喉を締めつけ、声を封じてしまったからです。
もう病室内は大パニックです。
医者も看護師も皆逃げ出そうとしましたが、病室の入り口に見えない壁のような障壁ができていて、
そこから抜け出すことはできませんでした。
そしてナツミちゃんの抱いた赤ちゃんが、引っ手繰られるように中に浮かび上がりあがりました。
見えました。はっきりとヘイシ様の姿が見えました。
血まみれの落ち武者が憎悪と凶器に歪んだ表情で刀を振り上げていました。
もうダメだ、と僕は赤ちゃんの死を覚悟しました。
「……させ……るかよ」
それは最初、死者の呻き声のようでした。
息も絶え絶えな低く重苦しい響き。
ですが確かに聞き覚えのあるその声は寺生まれのTさんのものでした。
「……その赤ちゃんは必ず守る」
ボロボロになったTさんが這いずるように、落ちた窓から現れたのです。
「くそっ、倒そうと思っちゃダメなんだ。こいつを相手にするにはわからせなきゃダメなんだ」
Tさんはヨーヘイ君の手を掴むと自分の手と重ねるようにして、ヘイシ様に向けました。
「これが今、お前が復讐しようとしている相手だ! 破ァ!!」
なんと信じられないことに、ヨーヘイ君の手から青白い光弾が放たれました。
ですがそれはTさんのものよりも輝きは小さく、勢いも弱弱しい頼りないものでした。
あんなものでヘイシ様を倒すことなんてできるわけがない。そう僕は思いました。
ですが、その光弾がヘイシ様に触れた瞬間、ヘイシ様の周囲を包み込むように粒子が拡がったのです。
イルミネーションのような淡い輝きの中、不思議とヘイシ様は動きを止めました。
禍々しい気配が次第に薄れ、表情もどこか穏やかなものになっていくのがわかりました。
「わかってくれたか。こいつは、いや、こいつらはもうお前の恨むような相手じゃないんだよ」
Tさんがそう語りかけると、ヘイシ様はゆっくりと頷いて、姿を消しました。
後にはメチャクチャになった病室と、何事もなかったかのようにすやすやと眠る赤ちゃんが残されました。
「なんでヘイシ様はあそこで退散したのでしょうか」
僕の質問にTさんは紫煙をくゆらせた。
「ヘイシ様は気づいたんだよ。赤子の贄を要求することの虚しさを」
「それはいったい……」
「ヨーヘイ君の赤ちゃんを思う気持ち、これからの父親として生きる覚悟、そして思い描くありふれた幸せの姿
そうしたものを光弾に込めてヘイシ様に伝えたんだ。貴方が奪おうとしているのは、悪人の命じゃない
どこにでもいるただの人間の未来なんだ、と」
「そんなことで恨みが晴れるんですか?」
「晴れたんじゃないさ。ただ千年近くも恨み続けてたら、恨むことに疲れちまうだろ?
だからもう恨まなくてもいいんだ、と少し肩の荷を下してやったんだ」
そしてTさんは最後にこう言った。
「何より、子供を守ろうとする父親の姿を見て、武士として何も思わないのか、って言ったのが効いたみたいだな」
あの時の必死なヨーヘイ君の姿を思い出しているのか、遠い目をしたTさんを見て
寺生まれってけっこう深いんだな、と思うと同時にヨーヘイ君達の幸せな未来を祈った。
俺が以前、言えば誰もがわかる超一流企業で働いていた時のこと。
当時、その会社は六本木のあるビルに入っていたんだけど、そこでは自殺が良くあった。
誰もかれもってわけじゃなく通称「Aちゃん」と社内で呼ばれる奴らに限る。
あ、「Aちゃん」ってのは国立出身で、親が局長クラスのエリート中のエリートのことね。
自慢になるけど、俺もそのAちゃんだったわけ。
で、そのAちゃんの連中はたいてい遅くまで仕事することになるんだけど、
途中でタバコなりトイレなりで席を離れることがあるじゃない?
この時、「俺、ちょっとタバコいってくるわ」ってな感じで用件を言って出て行くのはセーフ。ちゃんと戻って来る。
でも「風を当たりにいく」と言って出て行ったら、これはアウト。高確率で自殺する。
出て行って15分くらい経ったら誰かが様子を見に行って、呼び戻すってことになってる。
なんでかしらないけど、みんな非常階段の同じ階の踊り場にいるんだよね、そういう時って。
俺も何回か呼びに行ったけど、100%そこなのよ。で、自殺した奴も100%そこから飛び降りてる。
で、ある日の夜、残業中にトイレ休憩に行ったらふと風に当たりたくなったのね。
もうホントふら〜って感じで涼しい風に吹かれたら気持ちいいだろな〜って思考に全てが支配されちゃった。
で、自然と例の踊り場のところに来ちゃってたんだよ。
その踊り場って確かに良い風が吹いて、凄く清々しい気持ちになれる。
景色はあんま良くないけど。周りは同じようなビルばっかりで、空も暗いし。
それで手すりのところからひょいって下を除くと、街灯に照らされて立木が闇の中で浮かび上がってるの。
ああ、ここから落ちた人はみんなあそこにぶつかるんだよなぁ、あの程度の木じゃクッションにならないよなぁ、
ってそんなことが頭の中をぐるぐる回りだす。
もう視線はずっとその立木のところを見てて、周りのことなんか何にも気にならなくなって
ただひたすら飛び降りる時ってどんな気分だったんだろうなぁ、ってことばかり考えてた。
で、じゃあ試してみよっか、とホントに軽い感じで手すりを乗り越えようとして、
「破ァ〜、いい風だな。この場所」
寺生まれのTさんが非常口を開けてやってきた。
「ちょっとブレイクしない? 破ァだけに」
そんな冗談を言いながら紙コップを差し出して来る。
後ろで何か悪霊らしきものが光弾に吹っ飛ばされた気がするけど、気にしないことにした。
「え〜、俺コーヒー苦手なんだけどなぁ」
ちょっと砂糖多めのコーヒーで一息つきながら、寺生まれって温かい、そう俺は思った。
その後、俺は会社を辞めてニートの引き籠りになり、親を泣かせる毎日を過ごしている。
僕、死んだ人が見えるんだ…。
彼らがやってくると、まず部屋の温度が下がる。それで息が白くなるんだよ。
僕は彼らが怖い。何が言いたいのか分からない目をして僕をじっと睨む彼らが、
本当はとても怖いんだ。だから部屋に僕だけの秘密基地を作ってある。
彼処には彼らは入ってこないからね。
「そうか」
そこまで聞くと、日本のTERAとかいう所から来たというTさんは深く頷いて僕を見た。
「とすると、あんたは今まで見てきた霊に何もしてやらなかったんだな?」
彼の言っている意味がよくわからないまま、僕は頷いた。
「破ぁ!!」
突如、Tさんが大声を出した。同時に、僕の右頬にじんわりとした痛みが広がる。
彼が僕を平手打ちしたのだ、と理解するのに数秒かかった。
「それじゃああんたはいつまでたっても成長しない!
分からないのか?あいつらはあんたに助けを求めてるんだ!!」
Tさんは荒く息をつくと、僕の手を握った。
「…あんたのそれは素晴らしい才能だ。俺は悪霊を消し去ることしか出来ないが、
あんたは違う。悪霊になる前の存在を成仏させてやることが出来る」
「成仏……?」
突如挟まれた異国の言葉に首を傾げると、Tさんは微笑んで頷いた。
「やってみりゃ分かるさ。ほら、早速来てるぜ」
僕は部屋に律儀に挨拶をしながら入ってきた、僕の主治医になりたいという精神科医を見た。
一目見れば分かる。彼はもうこの世の人ではない。
TERA生まれって凄い。流暢な英語で別れの挨拶をしたTさんに踵を返し、僕は僕に出来ることをするべく彼のもとへと歩みを進めた。
Tさんは、ハリウッドデビューを果たしてたんだね。
ほんと寺生まれってスゲえ
六文銭がなまった題名だったのか
シックス銭sか。
123 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/04/01(金) 16:11:05.56 ID:NyHr3F7p0
一週間くらい前の話だけど、
風呂入ってたら心臓が暴走してドゴン!ドッゴン!!トクン・・・ドッゴゴン!!!
みたいに無茶苦茶になった。
湯船にゲロとウンコぶちまけて、視力がほぼゼロになって、物凄い頭痛。
しかも体がギュンギュン冷たくなるのを感じて、ユニットバスの床にぶっ倒れた。
その時、たぶん脳が混乱したのか
「Tさんに電話しないと!!」って思った。
Tさんというのはどこかの寺生まれの払い屋?で
オカ板とかでよく名前を見るけど、別に俺はその人のファンとかじゃないし
その人のスレも覗いたた事はないんだが、脳が錯乱状態になったのか
「Tさん!!助けて!!」という思考で頭が一杯になった。
その後、嫁に発見されて救急車で運ばれた。急に熱い風呂に入ったからだということで
点滴打ったくらいだ幸い大事には至らなかった。
嫁は不思議そうに「Tって誰?運ばれてる間、ずっと
『Tさんに電話して!!Tさん!!破ァ!!』って呻いてたよ」と聞いてきて、
俺は恥ずかしくなって「昨日本で読んだ、昔のお坊さんかな?」とごまかしたが
脳って不思議だよな・・・
大学時代の友人から、「うちに遊びに来ない?」と電話が入った。
声を聞くのは半年振り、実際に会うとなれば1年ぶりにもなるのだなあと、仕事明けのぼんやりした頭で
話半分に聞いていたらいつの間にか、2週間後の週末を彼女の家で過ごすということになっていた。
当日は急な仕事が入ってしまい、夜、仕事が終わるとそのまま彼女の家へ向かった。
着いてすぐに手料理を振舞われ、彼女の仕事の愚痴を聞き、土産にと持って行った
酒やつまみを空けきるころには日付を越えてしまっていた。
それではもう寝よう、と気分良く横になりまぶたを閉じたのだが、落ち着かない様子で寝返りを打つ
彼女が気になってうまく眠れない。
どうしたのかと聞けば、実は言っていない事があるの、と気まずげな様子で彼女が言う。
「2週間前からなんだけどね。手首がでるのよ。」
よくわからない、と首を傾げると、彼女は少し離れた位置のベットの真正面いちにあるクローゼットを指差した。
「一番初めは、クローゼットの隙間から指が出ていたの。
そのときはただの見間違いだろうと思って、気にしなかったのよね。」
でも次の日、今度は本棚の影に指をみつけて、また次の日はテーブルの横に手がみえた、と彼女は言った。
言われた通りの順に目線を動かして行けば、その"手"は明らかにベットを目指して移動している。
実際に見たわけでも無いのに、背筋がぞわぞわした。
それでね、と強張った顔で彼女が言う。
「それでね。昨日ついに、ベットの縁に手首があったのよ。」
だからもしかしたら、今日、何か起こるかもしれない、と力なく続けられた言葉に
色々と思うところが無いではないけれど、結局何も言えなくなってしまった。
そのまましばらく、私が無言でいると彼女は急に笑い出して、嘘よ、と言った。
「誰か泊まりに来たときに、驚かそうと思って考えた話なの。」
怖かった?と笑う彼女はとても楽しそうだったので、私は少し困ってしまった。
実は私も、さきほどから彼女に言えていないことがあったのだ。
手の話を彼女が始めたとき、彼女の背後をとるように座り込んでいた寺生まれのTさんがじょじょに前へと傾ぎ始め、
話が終わる頃には彼女に覆いかぶさり、それからずっと、笑う彼女の顔を凝視しつづけているのだけれど、
果たしてそれを告げるべきなのか、どうか。
私はゆっくりと布団の中へもぐりこみ、寺生まれってキモいと考えながら固くまぶたを閉ざした。
「破ァ……破ァ……」という荒い息が何度も何度も部屋に響いた。
幽霊にキスされる、ってありえることなのかな?
というか幽霊にキスされた、としか思えん出来事があったんだけどさ。
昨日、コンビニに行った時に中学時代に憧れだった先輩に会ったんだけど、その所為か夢にその先輩が出てきた。
まぁ大体解っちゃうだろうけど、恥ずかしい話俺がその先輩とキスしてる夢だったんだわな。
ただ、その先輩は自分のことを弟扱いしてる、って感じだったし、自分も「憧れ」って感情は、
例えてしまえばZガンダムのカミーユがエマ中尉に抱いているようなものだった。
だから、明晰夢とはちょっと違うんだろうけど、「あ、これは夢なんだな」って軽く自覚した。
でも自分はまだファーストキスはしていないのに、何故かその唇の感触がやけにリアルで、逆に気味が悪くなり目が覚めた。
薄目を開け、まず気付いたのは自分の顔の前にドアップの女の顔。しかもちゃっかり唇は触れ合ってる。
数秒訳がわからない状態が続いた後、「やべぇ!」って感じて飛び起きた。
これはまずいな、と思って部屋を見渡したら、クローゼットのそばに先ほどの女が立っていた。
その女と目が合ってしまい、「あ」と思った瞬間、その女が笑った。ニコリとではなくニタァという感じで。
「そこまでです!」
突然部屋に入ってきた、神社生まれで巫女さんのJちゃんが
「破ァ!!」と青白く光る矢でその女を射抜いた。
女は少しだけ哀しそうな顔をして、静かに消滅した
「危ないところでした。あれは先輩さんの貴方への恋心が生みだした生霊で、もう少しであなたを取り殺すところでした」
ホッとしたような、残念なような複雑な気分になったのも束の間、
Jちゃんは人差し指を俺の鼻先に突きつけてきた。
「で、でもHなのはいけないと思います。まずは先輩さんと交換日記から始めてはどうでしょうか」
顔を真っ赤にしてそう言ったJちゃんを見て、神社生まれって可愛いと思うと同時に
キス=Hとか交換日記とかという発想は昭和すぎるだろ、と思った。
3ヶ月前のあの日から、姉の様子が変わってしまった。
クラスのなかでも人気者で委員長までつとめていたのに、突然
授業中にクラスを飛び出して、学校の裏にある山に行ったまま、行方不明。
1週間後に山中で見つかったんだけど、その間の事はおろか、自分の名前すら
一言もしゃべることが出来なくなっていた。
両親もいろんな医者に連れて行くが、どの医者も首を振るばかり、とうとう、
近所でも有名な陰陽師のNさんに診て貰うことにしたようだ。
そんなある日、両親が親戚の法事で泊まりで出かけることになり、1晩姉と2人きり
で過ごすことなった。
僕は、明日の試験に備えて少し遅くまで勉強をしていたが、さっきから台所で
ガタガタと変な音がする。気になったので、台所に行ってみると、姉が冷蔵庫から
何やら取り出して食べている。
「お姉ちゃん何しているの?」僕が姉に問いかけると、姉はゆっくりと首だけを
あり得ない角度で曲げて、口の中の生肉をくちゃくちゃと食べながら、僕の方を
見ながら気味の悪い声で言った。
「憎い、おまえが憎い、父母は、いつもおまえばかりを可愛がり、私はいつも我慢ばかり」
すると、窓の外側にあのNさんがいつのまにか立っており、嬉しそうな声で「ほ〜、だいぶ
育ったようだな」と独り言を言うと、手も触れていないのに、窓のカギが独りでに開き、
Nさんが部屋の中に入ってきた。
Nさんは、懐から何かを掴むと姉の喉元に持って行き何やら短く口の中で唱えた。
「ム、ムカデ」Nさんが取り出したムカデは、姉の喉に食らいつくと音もなく血を吸い始め、
見る間に大きくなっていった。
「妬み、恨みのたっぷり詰まった血ぞ、腹がくちくなるまで食らうが良い。」
Nさんは、そいううとカラカラと笑った。
あ〜もうだめだと思った次の瞬間、「そこまでだ!」の声と共に、寺生まれで霊感の強
いTさんが部屋に飛び込んできた。
「Tよ、また邪魔立てにきたか、ま〜良い、お前も寺生まれなら蠱毒は、知っておろう、
このムカデはな、その蠱毒を三度繰り返し生き残った、化け物よ。」
Nさんがまた、短く口の中で唱えると、ムカデの腹が膨らみ何百匹ものムカデの子供が生まれ、すごい早さでTさんに右腕に駆け上ると、一斉に噛みついた。
「うごっー」Tさんは、うめき声が部屋にこだまし、見る間に右腕が黒色に変色した。
「Tよ、普通の人間ならあまりの痛みに失神しているところ、なまじ体を鍛えていることから、
失神もできまい。右腕の次は、左腕、次は、目、鼻、耳、最後は心臓ぞ、苦しみながら死ぬが
良い。」
もう、何もかもおしまいだと思ったその時、涼やかな鈴の音とともに、綺麗な謡が遠くから聞
こえてきた。
「春爛漫の桜花、しかれども我が心は、晴れることなき...」窓の外に現れたのは、
神社生まれで巫女さんのJちゃんだった。
「兄様にこれ以上罪は犯させない!」そいうとJちゃんは、懐から4本の釘を取り出し、
Tさんと姉の回りを取り囲むように突き刺すと、「界」と短く唱え舞のように体を1回転させた。
すると、釘と釘の間から朱色の光が現れ、Tさんと姉さんを取り囲んだ。
「T様の回りに結界を張りました、これでも兄の呪術も手出しができません、今、お助け申します。」
Jちゃんが、腕を前に突き出し「離」と唱えるとTさん腕から、ばらばらとムカデの子供が離れた。
次に「集」と唱えながら、手を交差させると、そのムカデが一箇所に集まった。
「Jちゃん、助かったぜ」Tさんの「破っ」の声とともに左手から発射された光弾がムカデに当たると、黒い霧と共に、ムカデの子供は消滅した。
「ほ〜、我が妹Jよ、言霊が操れるようになったか、成長したものよ。この世に人の心の闇があるかぎりまた、会うことになろうぞ」Nさんは、そう言うと黒い霧と共に消えていった。
「お二人とも、今、治してさし上げます。」JちゃんがTさんと姉の額に手を当てて、「治」と
唱えると、淡桃色の光が2人を包むと見る間に傷が治っていった。
「T様、今日は、少し力を使いすぎたようです。」、Jちゃんは力なくそう言うと、ぐらりとその場に崩れ落ちた。
Tさんは、たくましい腕でJちゃんを抱き留めると、「心配するな、Nは必ず俺が基のNに俺が戻してみせるぜ」そう言うと、Jちゃんを抱えたまま、夜の闇へと消えていった。
寺生まれれも神社生まれもすごいけど、この3人にいったい何があったのだろうと部外者ながら余計な心配をしてしまった。
>>103さんの路線に戻してみたつもりです。
書いてる内に長くなりすぎました。
申し訳ございません。
乙
Nさん、強いな
「継呪の老婆」のTさんVerってないの?
正直バットエンドで今無茶苦茶鬱なんだけどorz
>>137 長いから最後の部分だけね
私は、目を覚ました。眩しい光が、私を包んでいた。ふと、暖かい手が、
私の手を握った。視線を上げると、その先には、トモが微笑んでいた。
「おかえり。また会えたね。サト。」トモは、両腕で私を抱きしめてくれた。
私は、涙が止まらなかった。100年の孤独から解放された気持ちだった。
「ゴメンね。そしてありがとう。」トモが言った。周囲に、お婆さんがいた。
ベッコウの髪留めが、老婆の頭を美しく飾っていた。老婆は、トモの部屋で
落としたベッコウの髪留めを大切そうに手でなでて、微笑んだ。よく見ると、
クラタも。その姉も、親も、皆いる。私は、トモを抱き返し、囁いた。
「大丈夫。全部分かったよ・・・。トモ。」私は理解した。もうすぐ、皆、
ここへ来る。ネネもナナも、お父さんも。別れは一寸の間だけ。苦しみと
恐怖を経て、最後にはここにたどり着く。自らを犠牲にし、呪いに対抗した
者は、必ずここにたどり着く。
ふと、父の言葉を思い出した。「親戚も説得したぞ。それに・・・。」そう、
父は言った。「それに、もう生贄選びに苦しむことはないぞ。歯も舌も、粉に
する。町の食堂で、塩に混ぜて誰かに食べてもらうから。それで全て終わるさ・・・。」
私は食堂で使っている塩のビンのラベルを思い出し、全てが解決したことを悟った。
『破ぁ か た の 塩!』
寺生まれがいてくれてよかった。私の頬を伝う涙は温かかった。
141 :
本当にあった怖い名無し:2011/04/05(火) 23:07:43.51 ID:Q6bBS58pO
142 :
1/3:2011/04/06(水) 00:11:30.63 ID:6AFGN86+0
読むとカーブミラーを除くのが嫌になる話
・これは,ある町で実際にあったことだそうです。その中学校でこんな噂がありました。「路地裏にあるカーブミラーを夕方の5時に見ると自分の将来の顔が写る。」という
ものでした。
昔から仲が良かった2年生のAさんとBさんもその話を聞いていましたがAさんはあまり本気にしていませんでした。しかし,Bさんは興味を持っていました。
その日の夕方。突然Bさんは「将来何をしているか見に行く!!」と叫んで一人で下校しました。Aさんは部活の片付けが終わっていなかったので遅れて追いかけました。
すると,そのカーブミラーが立っている路地裏に差し掛かった途端,ものすごい悲鳴を上げながらBさんが走り去っていきました。
「どうしたんだろう?」と思わず声を掛けようとしましたが,Bさんは夕闇の中に消えていきました。
翌朝,Bさんは学校に来ていませんでした。すると,1時間目の授業が突然中止になってみんな講堂に集められました。そして,理事長がとんでもない話をAさん達に聞かせました。
「本日,2年生のBさんが登校中に轢き逃げにあい,たった今運ばれた病院で死亡が確認されました。」
Aさんは耳を疑いました。そして,ところどころですすり泣く声が絶えませんでした。そして,Aさんはこう思ったそうです。
「もしかして,Bが見たのは将来の顔じゃなくて明日死んで無惨に潰された自分の顔だったんだろうか・・・。」
143 :
2/3:2011/04/06(水) 00:12:01.91 ID:6AFGN86+0
「それは違うよ」
「え!?」
突然声がしたのでAさんが顔をあげると、目の前にはあのカーブミラーがありました。そう、いつの間にか例の路地裏に来てしまったのです。
ですがそのカーブミラーは真っ暗です。そして血でスマイルマークを描いたような顔が写っています。
「あの子はね、僕に寿命を吸い取られて死んだんだよ」
そうカーブミラーが笑います。
「さて、僕の姿を見ちゃった君の命も吸い取ってしまおうねぇ」
カーブミラーからドロドロの黒い液体が流れ出てきます。それはまるで雨雲のような姿に変化し、Aさんを襲おうとしました。
「そこまででです!!」
その声と共に青白い矢が飛んできました。
そこに居たのは神社生まれで巫女さんのJちゃんです。
「カーブミラーに取りつく悪霊よ!あなたのいるべき場所はここではありません!立ち去りなさい!」
しかし矢を受けた怪物はダメージをまるで受けていません。それどころかJちゃんにも向かっていきます。
「生意気な小娘も殺しちゃおうねぇ」
「そんな…あの弓矢が効かないなんて!!」
jちゃんが立て続けに弓矢を放ちましたが、やはり怪物には聞きません。もうだめかとう時に、
144 :
3/3:2011/04/06(水) 00:12:52.80 ID:6AFGN86+0
「破ぁ!!」
「アーメン!!」
二つの閃光が怪物に命中しました。
「やれやれ、危ないところだったな」
そこにいたのは寺生まれで霊感の強いTさんと、教会生まれで神父のKさんでした!
「ぬーん…僕の邪魔をする奴はみんな殺しちゃおうねぇ…」
「黙れ化け物め!!お前の正体はすでに見破っているぞ!!」
Kさんが普段の温厚な正確からは想像もつかないような怒声をあげました。
「その通りだ!!これを喰らえ!!」
そういってTさんは古い手鏡を怪物に向けました。
「さあ、照魔の鏡の力を思い知れ!!」
「ぐわぁぁぁぁ!!」
怪物は薄煙を吐きながら消滅していきました。
「助かりました…あの怪物はもしや…」
「日本では雲外鏡というのでしたね」
「正確に言えば、それを元にして作られた式神だな」
「やはり…兄が…」
「Jちゃん、気を落とすなよ」
「そうですよJちゃん、みんなで頑張って、あの者を神が指し示す正しき道へと戻しましょう」
「御2方…ありがとうございます」
そう決意を新たにする3人を見て、
寺生まれや教会生まれ、そして神社生まれって凄い
Aさんはそう思ったそうです。
後、私って空気だったよねとも思ったそうです。
流れにn(ry
ところでいままでの敵を全部集めたオールスター的な話とか誰か作らんかねぇ?
お前らの脳内CVを教えてくれる?
俺は
Tさん:稲田徹
Kさん:宮本充
Nさん:石田彰
なんだけど
Tさん:谷山紀章
Kさん:諏訪部順一
Nさん:鳥海浩輔
Jちゃん:名塚佳織
>>146 Tさん:鈴木達夫or檜山 修之
Kさん:子安武人
Nさん:森川智之
Jちゃん:水橋かおりor川上ともこ
あんま声優に詳しくないが即興で
>>145に触発されて、今までの悪霊たちを抜粋してみた。
・Nさん関係
―煙の式神
煙状の式神。他人の恨みを吸収して力を増す。
―大鴉の式神
魂を吸い取る呪いの護符に宿っていた。
―生首
7つ目の怪談を作るためにNさんが差し向けた妖怪。
―カーブの手まねき霊
Nさんに引っ張られての集まった霊の集団。
―蠱毒のムカデ
蠱毒の術を繰り返したことで生まれた。腹から子ムカデを出す他、強力な毒を持つ。
―雲外鏡
カーブミラーに宿っていた黒い雨雲のような妖怪。姿を見たものを襲う。Jちゃんの攻撃を無効化し、TさんとKさんの攻撃にも耐えたが、照魔鏡の力で消滅した。
・その他
1スレより
―恐怖の橋の吊り男
サラリーマン風の中年男性の姿。「あなたも吊りましょう」といって自殺へ誘い込む。
―本栖湖畔の女性
おぼれた振りをして人を引きずり込もうとする。真っ暗なのに顔がはっきり見える。
―いつまで婆
満面の笑みを浮かべた顔がお婆さんの小さい女の子。「いつまで生きる?」と問いかけ、姿を見た人に取り憑く。取り憑かれた人がこのときの話をすると、満面の笑顔になる。
―山の怪
ジャミラに似たシルエットを持つ単足の妖怪。山に入ってきた女性に取り憑く。「テン・・・ソウ・・・メツ・・・」とつぶやく。
―暗黒の騎士
暗黒の騎士っぽいなにか。
―足長男
半そで短パンで異様に足が長い男。車に追い付く程のスピードで走ったり、なぜか獲物に対して先回りができる。
―くねくね
云わずとしれた妖怪。Tさんをして相当やばいと語らしめた。別バージョンでは祖父の振りをした悪霊とタッグを組んでいた。
―八尺様
おなじみ。Tさんの前では敵ではなかった。
―赤いワンピースの女
道をあるいており、それに気を取られたドライバーが事故を起こすと思われていたが、実際は顔の抉れた女が対向車の車体に飛び乗り、方向を狂わせていた。その女と組んでいたかは不明。
―兄に化けていた化け物
家庭内の不和に付け込んでいつの間にか家庭に紛れこんで子供を喰らう。正体は黒い獣で、手から炎の弾を撃つ。
―便器の悪霊
顔が半分抉れた女の悪霊。Tさんにそのまま流されてしまう。
―緋色の飴の鬼
呪いの執行の対価として一族の命を奪おうとする鬼。詳細不明。
―生首の悪霊
女性に取りついて結界を広げていた女の生首。取りついた相手が寝ている間に体を操って髪の毛を周りに埋め込んでいた。
―井戸にすんでいたもの
金属音をならす姿がない何か。友人の中に潜む者との戦いで疲弊し、Tさんに破ぁされた。
―友人の中に潜む者
白いんだかグレーなんだか透明なんだか、煙なんだか人影なんだか、何か良く解らない「何か」。女子大学生の中に住み着いていた。その人自身の中に住み着いているのかその人が異世界とつながっていてそこから出入りしているのかは不明。
井戸にすんでいたものと戦い、その後Tさんにまとめて破ぁされた。別にその人を守っていたわけではなく、家の玄関を守る程度の考えだった。
―ガサガサ
全身が瘡蓋か鱗におおわれた人型の妖怪。とあるお婆さんに封印されていた。破ぁを回避するなど非常に実力のある妖怪。
―鎧を着た人
鎧を着て、右手に刀、左手には赤ん坊を打ちつけた板を持つ悪霊。復讐をたくらんでいるらしく、「わぬしか!わがたまきりたるはわぬしか!」と叫んでいた。とある子供に襲いかかるが、その子の祖父の霊に妨害され、Tさんに破ぁされた。
―壁の中の老婆
爺さんと、「死んだらさびしくないように壁に埋めておく」という約束をしていた老婆。「じいさん、じいさん…」といい、代役を頼まれていた男がうっかり暴言を吐いたため「爺さんはどこだあ!」と壁から飛び出してきた。
―鋸男
夢に出てきて家の柱を切る悪霊。顔中に釘を打ちつけてある。言動がイカレている。
―暗室の亡霊
昔ある生徒が死亡し、教師が自殺した学校の暗室にいる霊。3時35分になると、ドアを激しく叩く音がし、それに答えてしまうと中に引きずり込まれ、閉じ込められてしまうという事件の犯人。
―モスマン
太平洋戦下でB29を襲っていた体は人間ににているが痩こけて体毛は確認できず、 肌は浅黒く顔はひととも獣ともつかない 。耳はとがり 背中には蝙蝠のような翼を生やし、身長5m幅20mほど。突然戦闘機に乗って現れたTさんに破れた。
2スレより
―せぶりしゅう
ある無人島に夜になると現れる。男女の叫び声や悲鳴とともにあらわれる。水死体であり、それが立ち上がって襲いかかる。地元の人は夜中にその島へはいかない。
―セプティマ・コトリパーダ
コトリバコの魔人。人型から全身目玉の形態へ移行する。他人の四肢を操る能力をもつ。
―二人の母
のっぺらぼうと鬼の形相の悪魔の2体で一人の男の子を騙していた。変化は上手いが戦闘はさして上手くない。
―ティシュ箱の怪物
ティッシュの空箱に住み着いていた緑色のスライムで、目のような物がある。住み着いてるティッシュ箱を覗くと外灯に照らされた夜道が見える程度だったはずだが、Tさんを血だらけにする実力を持つらしい。
3スレより
―真っ黒な顔をした大男
金縛りとともに現れた悪霊。Tさんの破ぁを受け止める強敵。だが現場にあった守り刀を使っTさんに破れる。
―フクロウ(たたりもっけ?)
子供に取りついて悪夢を見せていた。破ぁを躱す実力を誇る。
―3人組の女
手をつないでいる3人組の女。「マーーー」と大声をあげて襲いかかってきた。
―化け灯篭
本体は石灯籠の中にいて、女の幽霊の幻を映し、人の生き血を啜る。
―路地の赤子
外見は普通の赤ん坊だが、迷い込んだ猫や人間を食べてしまう凶暴な性格。実は路地そのものが悪霊の集合体。
―ヘイシ様
昔騙されて殺された平氏の落ち武者の怨念。最初の子の命を奪う。Tさんを退けるほど強力な悪霊だったが、Tさんの説得に応じて憎しみを解いた。
>149-150
まとめ乙
勝手に脳内CVを作ってみた(うろ覚えで喋ってない奴にもCVつけてるかもしれない)
・その他
1スレより
―恐怖の橋の吊り男:鈴木勝美
―本栖湖畔の女性:勝生真沙子
―いつまで婆:金田朋子
―山の怪:後藤哲夫
―暗黒の騎士:てらそままさき
―足長男:佐々木誠二
―くねくね:なし
―八尺様:大川透
―赤いワンピースの女:なし
―兄に化けていた化け物:大川透
―便器の悪霊:佐古真弓
―緋色の飴の鬼:大友龍三郎
―生首の悪霊:甲斐田裕子
―井戸にすんでいたもの:なし
―友人の中に潜む者:なし
―ガサガサ:土師孝也
―鎧を着た人:田中信夫
―壁の中の老婆:京田尚子
―鋸男:矢尾一樹
―暗室の亡霊:矢島晶子
―モスマン:なし
2スレより
―せぶりしゅう:なし
―セプティマ・コトリパーダ:大塚芳忠
―二人の母:ならはしみき(のっぺらぼう),一龍斎貞友(鬼の形相の悪魔)
―ティシュ箱の怪物:なし
3スレより
―真っ黒な顔をした大男:乃村健次
―フクロウ(たたりもっけ?):中尾隆聖
―3人組の女:宗川めぐみ,田中晶子,松下こみな
―化け灯篭:なし
―路地の赤子:なし
―ヘイシ様:なし
>>155 すばらしいんだけどひとつだけ。
フクロウ(たたりもっけ?)はTさんのオヤジがばいきんまんの使い魔使って倒したから
中尾VS中尾になっちゃうww
>>156 正直これはネタで思いついたんです
フクロウはフリーザ風の演技しているところが浮かんできて
160 :
1/2:2011/04/09(土) 14:49:01.19 ID:5Z5wqd+O0
ながいので3から
「いい、早よ寝るよ。」とことわり、僕は煙草を1本だけ吸うと、布団に体を沈めるとしずかに
目を瞑りました。手に数珠を握りながら。
いままでのことが浮かんでは消えていきました。
そして僕は決心しました。
Tのことを見逃してくれるようと。その時の僕はまだ死から目を背けるよう意識していたのだと思います。
ピシッっと音がしました。その音で目が覚めた僕は数珠を握りしめようとして、驚愕しました。
音の正体は数珠にヒビがはいる音だったのです。
ピシッピシッと割れていく数珠はついに粉々にくだけてしまいました。
ドンっと重い物がのしかかったように体が動かなくなりました。必死に金縛りを解こうと僕は体に力をいれますが、全くといっていいほど動きません。
「ちぃちゃん・・・」自分の口からでた声におもわず、はっとしました。
今の言葉は・・・そう思った瞬間、視界に女の子が写りました。
今いる女の子は昼に見た女の子ではありませんでした。あのときに見た肌が焦げ、髪の毛がかなり抜け落ちた女の子でした。
突然、頭に鋭い痛みをかんじました。
女の子が僕の短い髪の毛をつかもうと、爪を立てて僕の頭を掻きむしります。
長い髪を引っ張られ泣き叫ぶKの顔を思い出し、背筋に寒気がはしりました。
女の子は口をパクパクしてなにか話しかけています。その言葉は僕の頭に響いていきます。
昼に聞いた声とは違い、
半分叫び声に近い声が僕の頭を駆けめぐりました。
女の子の爪はガリガリと掻きむしり、血が出てきたのが分かります。
突然女の子の手が止まり、別方向を睨みつけていました。焼けただれた肌をこわばらせ、そこ、をみています。
スッと体が楽になり、バッと体を起きあがらせます。そこには、女の子はいませんでした。
女の子が見つめていた先には母が置いていったのか札や数珠がありました。
母がいなかったら僕は・・・そう思い胸をなでおろすと、ある疑問が浮かびました。
あの女の子はTのとこにいったのではないのか?
その疑問は確信に変わろうとしていました。僕は急いでTに電話をかけます。
161 :
2/2:2011/04/09(土) 14:49:36.13 ID:5Z5wqd+O0
「なんだよ、お前。」Tの声は荒れていました。
「T、俺が渡した数珠持て!!」唾を必死に飲み込み「女の子が来る。」
えっ、といったTは「来るって・・・」と、戸惑うTがポソッとなにかいいました。
「なんてっ?聞こえんよ・・・」というと、
「ちぃちゃ破ぁ!!」
その瞬間、Tの携帯がきれました。
僕はいそいでTの実家にいくと、そこには焦げた少女と対峙するTの姿が!!
「空家に住み着く悪霊め!!今度こそ消滅させてやるぞ!!」
そういってTさんは呪文を唱えると
「破ぁ!!」
といって手から青い光弾を放った。
「ぐぎゃぁぁ」
少女は苦悶の声を上げながら消滅していきました。
「やれやれ、昔のつけが回ってきたな。あのときは消滅させることが出来なかったが、なんとかなったな」
聞くとTは実は寺生まれで、あのときも本当はあの霊を除霊するためにあそこにいったそうだ。
「あのときは失敗したが、こんどこそ成功したな。」
そう云って煙草に火を付けるTを見て、
寺生まれって本当に凄いなぁと、僕は思いました。
あと、Sは実はTの親父が助けていたそうです。ただあの子に知られると不味いために死んだことにしていたんだとか。
162 :
1/3:2011/04/10(日) 11:00:11.06 ID:LEtWbBmQ0
>>64 を丸パクして
最近毎晩のように老婆に首を絞められる悪夢を見るようになった。
はじめは疲れているせいだと思ったが、毎日のように同じ事が起こるので
怖くなった俺は近所で有名な陰陽師のNさんに相談する事にした
「これはよくない状態ですね・・・祓いの儀式を行いましょう」
Nさんは無表情のまま淡々とした口調で言った。
「よろしくお願いします」
俺がそう返事をするとNさんは何やら動作をしながら呪文を唱えだしt
「ちょっと待ちな」
突然声がして振り向くと、そこにいたのは近所に住む霊感の強い
寺生まれのTさんだった。
「この儀式は祓いの儀式じゃねぇ、呪いの儀式だ
正体を現せ!!破ぁ!!」
Nさんに向かってTさんの手から光弾が飛び出した
「勅!!」
しかしNさんがそう叫ぶとTさんの光弾が掻き消えてしまった。
いつの間にかNさんは全身黒いモヤに包まれている。
「坊主風情が・・・!そう何度も同じ技が通用すると思ったか・・・!」
NさんはTさんを凄い表情で睨み付けている
「奴め、堕ちる所まで堕ちたな・・・久々に本気で挑まなきゃならねぇか・・・!」
「やれるものならなっ!!」
云うが早いか、Nさんの体を包んでいたモヤから一部が分離し、それが夢に出てきた老母に変化した。
「いつまで生きる?」
「…こいつは!!」
Tさんの顔に驚愕の表情が浮かぶ。
「ふふふ、驚いただろう。今まで倒してきた悪霊達に倒されるがいい。」
次々とNさんの体からモヤが分離し、悪霊の形となってゆく。
163 :
2/3:2011/04/10(日) 11:00:48.45 ID:LEtWbBmQ0
「わぬしか!わがたまきりたるはわぬしか!」
「爺さんはどこじゃぁ!!」
「あなたも吊りましょう」
「テン・・・ソウ・・・メツ・・・」
「このセプティマ・コトリパーダ、今こそ雪辱をはたしますぞ!!」
「皆殺し皆殺し皆殺し」
さらに翼の生えた人のようなもの、全身が瘡蓋か鱗でおおわれた人、水死体のようなものまで姿をあらわした。
「ち、モスマンにカサカサにせぶりしゅうまで…まるで悪霊の満漢全席だな」
「ふふふ、次にできるのは寺生まれの生けづくりですよ…」
次の瞬間、何十もの悪霊がTさん目掛けて襲いかかる。
「ふん、その注文はキャンセルだ!破ぁ!!」
Tさんが放った光弾は普段の何倍も巨大だったので、大半の悪霊が吹っ飛んだが…
両腕をクロスさせた黒い男によって光弾は受け止められてしまった。
「ち、またあの男か!!」
「ぬーん、寺生まれは殺しちゃおうね〜」
雨雲のような悪霊と、とてつもなく大きいムカデ、さらに大ガラスの三体がTさんに襲いかかる!!
「Tさん!!危ない!!」
その時、どこからか二つの光弾が飛んできて、その三体を吹き飛ばした。
「見つけましたぞ兄上!」
「今日こそ年貢の納め時です!悔い改めなさい!」
神社生まれで巫女さんのJちゃんと、教会生まれで神父さんのKさんが割り込んできた。
「ふん、邪魔者が揃いも揃って…」
そういうとNさんの体からさらに巨大な黒い塊のモヤが放出された。
「丁度いい。まとめて葬ってくれる!」
164 :
3/3:2011/04/10(日) 11:01:18.02 ID:LEtWbBmQ0
その黒い塊はみるみるうちに巨大な異形に姿を変えていく。
手足がそれぞれ2対づつ、さらに頭の後ろにも頭がある巨大な鬼になった。
「あれは…両面宿難!!」
Jちゃんが驚愕の声をあげる
「やれやれ、とんでもねぇ化け物を用意してやがったな。だが!!」
「我ら三人の前に、邪悪なる者の居場所はありません!」
その三人は同じ呪文を唱えた。
だがその詠唱が終わる前に、宿難のがその四つの手でTさんをさらってしまった。
「T様!!」
「かまうな!詠唱を続けな!」
「まったく、あなたという人は」
二人は詠唱を終わらせ、激しい気を生み出していた。
「最後の〆はあなたに任せますよ」
「受け取ってください!」
二人から放たれた激しい気は両面宿難に捕らわれていたTさんに流れ込んだ。
「うおおおおおお!!破ぁぁぁぁぁぁ!!!」
Tさんはその縛めから逃れると、宿難にむけて特大の光弾を放った。それは燃えるような真っ赤な光だった。
「グルルル…グオオオオ」
宿難は爆発し、Nさんの姿もどこにもなかった。
「…ち、逃がしたか」
「ですが、兄上の切り札を倒すことはできました」
「しかし、あのまま放っておけばいずれは…」
そう話ながら、Tさんに肩を貸すJとK。
そんな3人を見ながら、
霊能力者たちって本当に凄い。
俺はそう思った。
なんかここんとこ趣旨かわってるのな
>>165 まえのままだとネタ切れ気味だったからかね。
まあ俺は前の流れも今の流れも好きだが
Nさんは単独行動なのかな?
>>197 それは書く人しだいじゃね?
協力者がいたとして、そいつは何者になるんだろうな。
やっぱり陰陽師なのか?それとも他のなにか?
>>168 スポンサー系かショッカーみたいな組織だったりして
Nさんは洗脳されていて組織の一員になっているとか
組織だったら陰陽道の組織とか?
でもそうすると話が変な方向に壮大になりそうだなw
同じ呪術師とか陰陽師仲間ってのもありだが
一番妥当なのはスポンサー系かもな
>>171 呪術師関係だったらイタコとか管使いとかが仲間にいそう。
スポンサー関係だったら
・霊能力を戦闘技術に悪用しようとしている軍関係
・完全にイかれてNさんを教祖として傀儡にされている宗教団体
・Tさん等に活躍されると困る妖怪軍団
とかかね?
>>172 それらが全部混ざった反Tさん+α大同盟とか...
>>172 ・地球を狙う宇宙からの侵略者
・社会の魑魅魍魎達
この二つを忘れるな
QBをTさんがやっつけるストーリーをみたいです
しくじって魔法少女になるTさん
>>176 「破ぁ!!」ですべて浄化しそうだ
そもそも魔法少女?
じゃあJちゃんが魔法少女になればいい
ぴりりり
「もしもし、ぼくQB。僕と契約して破ぁ」
「あぶないところだったな、あと少しであの怪物に取り込まれてしまうところだったぞ」
プッ
寺生まれってすごいね
こうですか分かりません
ある日、私と友人のMとQBと一緒に病院の近くを歩いていたとき、今にも魔女が出現しかけている状況に遭遇した。
こんなところで魔女が現れたら、入院している人がどんなことになるかわからない。私と友人Mは急いで最近知り合った魔女退治の専門家の先輩のMさんに連絡をとろうとしたんだけど、連絡先を知らなかった。私ってほんと馬鹿。
それで、友人のMが先輩のMさんを直接呼びに行って、その間私とQBが魔女を見張ることになった。しばらくすると異空間が出現した。時間がない。私は魔女の使い魔に見つからないようでかいドーナツの陰で息を潜めていた。先輩のMさんは何とか魔女が出現する前に到着した。
「折角の所悪いけど、一気に決めさせて!貰うわよ!」
Mさんはそう言うと、出現したぬいぐるみのような魔女をマスケット銃で華麗に翻弄し、一気に吊るしあげてしまった。
「ティロ・フィナーレ!」
Mさんの必殺技が決まった─────
瞬間、魔女が突然長くなってMさんの目の前に迫り、大きな口を開けて、Mさんの頭を「Tロ・フィナーレ!破ぁ!」
魔女は激しい閃光に飲み込まれて消滅した。異空間も消えた。
「危ないところだったな」
閃光を放ったのは近所に住んでいる寺生まれのTさんだった。槐色のスカートがかわいい。
Mさんは何が起こったのか分からなかったのか呆然としていたけど、ハッと気を取り直すとTさんに駆け寄り「破ぁ!」
突如閃光が私と友人のMの間を撃ち抜いた。目の前でQBが消滅した。
「全く、相変わらず酷いな君は」
消滅したはずのQBが病院の屋上にいた。わけがわからないよ。
「お前だけは絶対に許さん。何度でも滅ぼしてくれる!」
そういうとTさんは槐色のスカートをはためかせてQBを追い、夕暮れの街へと消えていった。
「寺生まれって凄いのね……」
とMさんは呟き、いつものように紅茶をすすった。
>>180 なんかTさん、恥ずかしいカッコにさせられてQBを攻撃している気がする
Tさんかっけえら
185 :
本当にあった怖い名無し:2011/04/21(木) 21:05:10.94 ID:cuZU8TSt0
支援
186 :
本当にあった怖い名無し:2011/04/21(木) 21:18:13.39 ID:cWiAzGDm0
婆ちゃんの三十三回忌
坊主CDのお経で木魚だけ叩く
それで10万って
寺生れは凄いと本心で思った
「おい、まだかよ?」 俺は女房の背中に向かって言った。 どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。
「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。…ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」
「いきなりで義父さんと義母びっくりしないかしら?」
「なあに、孫の顔見た途端ニコニコ顔になるさ」
俺は隣で横になっている息子を眺めて言った
「お待たせ。いいわよ。…あら」
「ん?どうした?」
「あなた、ここ、ここ」
女房が俺の首元を指差すので、さわってみた
「あっ、忘れてた」
「あなたったらせっかちでそそっかしいんだから。こっち向いて」
「あなた…愛してるわ」
女房は俺の首周りを整えながら独り事のように言った。
「なんだよいきなり」
「いいじゃない夫婦なんだから」
女房は下をむきながら照れている
「そうか、俺も愛してるよ」
こうはっきり言ったのは何年ぶりだろ。
俺は女房の手を握った
「じゃ、いくか」
「ええ」
俺は足元のペダルを蹴った。ドルルルルルルル……SR400の美しいエンジン音が響きわたる。
今から義父と義母に息子たちと親戚一同でで会いに行くのだ。…おっと、いけない。バイクジャケットの上の
ボタンが外れてしまった。襟も乱れている。さっき妻が直してくれたというのに。
俺はボタンをつけ、襟を直すと改めて姿勢を直した。腰や背中には妻の感触が。こんなのは結婚前のデート以来だ。
「破ァイ!それじゃ行こうか!」ようやく起きたばかりだがまだ眠そうな息子たちや親戚一同を乗せたアルファードの中から
いつもお世話になっている寺の住職のTさんが声をかける。今回の目的地にある寺に用があるとのことで、車を出してくれたのだ。全くもって寺生まれはすごい。
SR400とアルファードが春の中央道を疾走する。この週末も楽しいものになりそうだ。
僧侶マスターT 最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…!
Tさん「波ァァァァアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
Nさん「さあ来い寺生まれのTィィィ!俺は実はすぐ死ぬぞオオオ!」
(ドォォオォン)
N「グアアアア!こ このザ・最強陰陽師と呼ばれるNが…こんな坊主ごときに…バ…バカなアアアア」
八幡流「Nがやられたようだな…」
赤星派「ククク…奴は我ら陰陽道諸流派の中でも最弱…」
大黒一門「坊主ごときに負けるとは陰陽師の面汚しよ…」
Tさん「破ァアァァァアアアアアアアー!」
(ドォォオォン)
3人「グアアアアアアア」
Tさん「ふぅ・・・手間取らせやがって・・・」
Kさん「よく来たなT…待っていたぞ…」
Tさん「お…お前はK…!お前が黒幕だったのか…!?」
Kさん「Tよ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を聖職者だと思っていたようだが…裏家業は隠れ陰陽師だ」
Tさん「な 何だって!?」
ウェスカー「そしてお前の気にしていたJちゃんも解放しておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」
(ゴゴゴゴ)
Tさん「フ…上等だ…!」
Kさん「さあ来いT!!」
Tさん「波ァァァァァァアァァアアアアアアアアアアアー!!!!!!」
Tさんの勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!
189 :
本当にあった怖い名無し:2011/04/24(日) 20:33:00.39 ID:yXLY1VK50
Kさんwwwwwwwwwwwwwwwww
190 :
本当にあった怖い名無し:2011/04/25(月) 14:04:52.72 ID:rnG1EZLP0
破ぁ!!
>>188 Tさん「って漫画を漫画家のYが描いてるんだが、どう思うよK?」
Kさん「何ですかこれは…Nがザ・最強陰陽師と呼ばれるなら陰陽道諸流派の中で最弱って矛盾してますよね。大体何故私が陰陽師なんですか!!あとウェスカーって…」
Jちゃん「担当が無理言ってこうしたらしいですけど…」
ってなるのか?
担当は多分男塾のファンなんだろうな
>>191 ソードマスターヤマトの一発ネタは別に本編と繋げる気はないのであしからず
あ、それから忘れてたけど
コピペ改変ミスで残ったウェスカーの部分には突っ込まないように
これもTさん?
430 名前: 水先案名無い人 [sage] 投稿日: 2011/04/27(水) 14:00:06.43 ID:WvOuHvl/0
>>428 入社4年目で初めての結婚記念日の日。社内でトラブルが発生した。
下手したら全員会社に泊まりになるかも知れないという修羅場なのに、結婚記念日なので帰らしてくださいとは絶対に言えなかった。
5時を回った頃、T課長が俺を呼びつけ、封筒を渡して、
「これをK物産に届けろ」
と言う。K物産は、隣の県にある得意先で、今から車で出ても8時までに着けるかどうかすら分からない。
「届けたら直帰していいから」と言うが、直帰も何も、K物産に届けて家まで帰ったら、きっと11時は過ぎるだろう。
文句を言いたかったが、
「わかりました」
と言って封筒を預かった。中身を見ようとすると
「中身は車の中で見ろ。さっさと行け!」
とつれないT課長。不満たらたらの声で
「行ってきます」
というと、課内の同情の目に送られて駐車場へ向かった。車に乗り込み、封筒を開けると、一枚の紙切れが。
「結婚記念日おめでとう。今日はこのまま帰りなさい」
と書かれていた。会社に入って初めて泣いた。
その翌年、T課長は実家のお寺を継ぐために退社した。送別会の席でお礼を言ったら
「そんなことあったか?」
と空とぼけていた。T課長、お元気でおられるだろうか。
197 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/04/30(土) 07:58:27.16 ID:2+5kTSyB0
Tさんっていくつなんだ?
年齢とか色々と超越してそうだよな•••w
結構俗っぽい所もあるから何となく20代半ば位?
Tさん=20代半ば〜30代前半?
Kさん=Tさんより年上っぽいがさほど離れてはいなさそう
Nさん=Tさんと同じくらい?
Jちゃん=JK
自分としてはこんな感じだと思ってる
初期の頃の話で、語り手が大学生でTさんがそのOBという話があった気が。
二十代半ば〜三十前くらいでいいんじゃないかなあ。
Tさん VS コープスパーティの悪霊軍団
が見たい
203 :
本当にあった怖い名無し:2011/05/05(木) 18:30:55.29 ID:kJhjY7qk0
破ぁ!!
>>163 > 教会生まれで神父さんのKさん
これ設定にかなり無理。
教会生まれで牧師ならまだしも。
つか、プロテスタントから長じてカトリックに宗旨替えしたのかなあ。
日本の仏教の坊さんたちとちがって、
カトリックとかムスリムの司祭は、かなり真面目に禁欲禁色なんだぜ。
205 :
本当にあった怖い名無し:2011/05/06(金) 09:12:30.66 ID:Hit9aP8c0
>>204 初出は1スレなんだからいまさら突っ込まれても・・・
じゃあ牧師にしとく?
Tさんって寺生まれで住職ではないよな。継ぐ予定だろうけど。
Kさんも教会生まれってだけで十分じゃないか?
寺生まれで霊感のあるTさん。
教会生まれで霊感のあるKさん。
神社生まれで霊感のあるJちゃん。
もうみんな○○生まれで「霊感が強い」でいいと思う
>>206 住職って設定のコピペも多いけどな
>>206 住職のもあるのかー
現在修行中だから本職の親父にはまだ叶わないって所がポイントだと思ってた
>>202 あの程度ならボコボコだろ
物語一瞬で終わるわ
213 :
本当にあった怖い名無し:2011/05/09(月) 07:10:55.35 ID:tJD7Hhvm0
ズラ
214 :
本当にあった怖い名無し:2011/05/11(水) 19:39:26.63 ID:nwGpoxUL0
無双ぇ..
あの頃は♪
217 :
本当にあった怖い名無し:2011/05/17(火) 23:30:02.51 ID:AvaAVtnI0
鬱フラグブレイカ―は伊達じゃない
218 :
本当にあった怖い名無し:2011/05/25(水) 15:19:50.83 ID:ZD0mNnuA0
破ぁ!!
219 :
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 17:20:29.72 ID:wmu0RAqg0
友人の母が友人を妊娠した時、
夜な夜な山伏が出てくる夢を見たらしい。
山伏は7人。彼らは彼女を囲み、不気味な叫びを上げる。
友人母は少し気味が悪くなり、ご先祖様のお墓にお参りし、
「お腹の子を守ってください」と祈ったそうだ。
するとその晩の夢、いつものように七人の山伏が囲んでいたが、突然馬の蹄の音が聞こえてきた。
黒い大馬に乗って現れたのは寺生まれで霊感があるTさんだ!!
Tさんはそのまま
1)馬の上から「破ぁ!!」と光弾を放ち三人を撃破。
2)馬で一人を撥ねた。
3)馬から颯爽と飛び降りると、
「まだ生まれてもいない赤子を狙う卑劣な悪霊め!!破ぁ!!」と残る三人を倒した。
Tさんは友人母に、
「もう大丈夫だ。あとはあなたが頑張る番だぞ」
と言ったところで目が覚めたそうだ。
寺生まれって本当に凄い。友人の母はそう思ったそうだ。
220 :
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 21:08:09.65 ID:Qnn81nma0
友達が銀行に行ったときの話
窓口で用を済ませて帰ろうとしたその時、
鋭く重い銃声が二発、行内に響いた
見ると、
覆面をした三人組が銃を構え、脅し文句を口にしながら窓口に向かってきた
オレは訳もわからずとっさに隠れようとすると、
「てめえ!動くんじゃねえと言ったろ!」
と一人が銃口をオレに向けた
その時、「こっちだ!」と声が
ATMに一人の男が両手をこちらに向け構えていた!
Tさんだ!
刹那、「破ぁーーー!!」
とTさんが叫ぶと同時に両手から閃光が!
閃光は天に昇り、次の瞬間三つに別れ、それぞれ強盗達へ!
Tさんは気絶した強盗の覆面を取りながら、
「こいつら、悪い霊にヤラれたか」と言い、銃から弾倉を外すと、
「ヒトの心には誰しもスキがある。そのスキにつけこんでくるんだ。悪い霊も、悪いヒトもな。」
といい、行員のお姉さんにそっと悲しそうな視線を送った
寺生まれってすげえ、友人はそう言うと話を締めくくった
銀行の天井弁償してください
222 :
本当にあった怖い名無し:2011/06/10(金) 07:22:00.72 ID:zhH9xWgR0
>>220 一方そのころ、銀行の外には空に昇り、堕ちる閃光を見ていた人間が二人いた。
入り口に詰めていた見張り役と、運転手だ。
見張り役は行内で起きた一部始終を見ると、車に戻った。
「おい、Y!何があった!?あの光は!?金はどうなった!?」
運転手は強い口調でYと呼ばれる男に矢継ぎ早に尋ねた。
しかし、Yは質問には答えず、静かに運転手に向かって人差し指を突きだした。
「滅ッッ!!!」
細く鋭利な光がYの指先から流れ、運転手の側頭部を貫いた。
運転手は無言でハンドルに突っ伏すと、もう動くことも語ることもなかった。
Yはそのまま銀行内に人差し指を向けると、もう一度唸った。
「滅ッッ!!!」
閃光は一直線に行内に走り、Tさんへへ向かった。
しかし、その瞬間Tさんは両手を交差し、閃光を受けた。
光は一方の腕を貫通し、Tさんは苦笑いしながら、「この技は、、まさかな、、」と静かに漏らした。
Y「ほう、やるじゃないか。ここで合い撃ちにするとはな」
「いいだろう、もう少しチャンスをやるか」
そう呟くと、Yは何処へともなく去った。
223 :
本当にあった怖い名無し:2011/06/10(金) 13:41:46.90 ID:bT3W3ntT0
224 :
本当にあった怖い名無し:2011/06/12(日) 00:19:24.75 ID:JqQnrKPz0
日本の坊さんが凄くないよ
銭勘定は凄いが
悟りの境地とかいってよソープの話とかよ
中の下以下の霊界に逝きそうなのばっかだよ
日本語でおけ
226 :
本当にあった怖い名無し:2011/06/12(日) 13:11:13.19 ID:4cQBaEKb0
なんかドラゴンボールみたいになってきたな
続きカモーン
227 :
本当にあった怖い名無し:2011/06/12(日) 13:17:45.66 ID:a6qtbF+A0
ソープの話は犬と中国人
228 :
本当にあった怖い名無し:2011/06/12(日) 20:33:30.56 ID:4cQBaEKb0
ソープ?
230 :
本当にあった怖い名無し:2011/06/13(月) 01:37:32.33 ID:7oe9P8Pb0
ウッ!
破ッ!
Tティーバッグマン
おもろいやん
Tさんの「T」って、ファーストネームなんだよな?
だってさ、もしファミリーネームだとして、
『法隆寺生まれの太子堂さん』とかいわないだろ
寺で生まれていることが周知の事実だからこそ、
『法隆寺の太蔵さん』みたいに呼ばれるはず
まあ里子や養子に出されたり妾腹とかってのもありえるけど、
Tさんのストレートなパワーからして、ちょっと違うだろ
よっぽど親しけりゃファーストネームで呼ぶのもあるかも知れんが
知人に実家が寺の奴がいたら、「寺生まれの(苗字)さん」で呼ぶと思う
あの人の家、寺なんだって。へー。位の知り合いだと名字呼びが普通だと思う
同じクラスとかなら名前呼びかも知れないけど
>>235を書いてから思ったが、
>>233は地元の密着した寺の息子って感じだな
檀家の人達には○○寺のT(から始まる名前)って呼ばれそう
でも○○寺じゃなくて、とある寺生まれのって感じじゃないかな
(仮名)的な
丁さん
238 :
233:2011/06/29(水) 07:13:51.79 ID:XuoJOjqB0
前言撤回
「寺生まれの」ってあえて断って呼ぶんだから、
これは地元じゃなくて、進学先とか、あるいは流浪の修行中とか、
そういう地縁のないところが前提だね
だって地元なら「法隆寺の次男坊」とか呼ぶものさ
なので、Tは苗字のイニシャル、かつ、出生地や親元を離れている
うん、合理だ
寺田とか寺山とかもベタでいいけど、
案外「禿川(とくがわ)」なんて苗字だったりね
いや大抵は元々そう思ってるから
240 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/02(土) 10:49:03.87 ID:XGNayMtH0
霊力が無いお経が大半を占める事実
お経って、そもそも「この世」のことしか語ってないしね
そもそもお釈迦様の教えや事跡なのであって、退魔用ではないからな
吸血鬼に十字架と同じく
払われる側の信仰心が必要になるな
真言宗なんかだと、原語とはかけ離れた和式マントラでさえ、
唱えることに意味がある=唱和者の意識が変わると結び付けてるけどね
根拠がさっぱりわからない
たとえば「♪れりびー」なんて歌っておいて、
「どういう意味?」って聞かれても、
「歌うことに意味があるのです」なんてテキトーだし
以後、断片化はどんどん進む
インドにはない「あの世」を勝手にでっち上げた法然や、
「あの世」営業でムハマンド化した親鸞とそれ以降でさえ、
他力におもねるために、呪文に戻ってくるし、
ケキョケキョ族どもの拠り所も結局呪文だ
カラオケの曲に例えれば、
マントラ=洋楽曲の歌詞の抄訳
念仏=サビ歌詞
ケキョ=曲タイトル
そして、そのどれもが自分中心の世界観なんだよね
そんなエゴで誰を救おうってんだか…
Tさんが退魔に用いる手順を、
妄想でもいいからぜひどなたか語ってほしい
手順も何もTさんの場合は
破ッ!!
だけだと思うんだけど
燃燈道人みたいな感じで
Tさんの手順ねぇ
1)北斗ゲージを減らします。
2)死兆星を点滅させます
3)1ラウンド取ります。
4)もう一度ゲージを減らして点滅させます
5)破ぁん!!
・・・という冗談は置いといて、真面目な話そういうアプローチは面白いかもな。
まあそんなの嬉々として考えるのは京極夏彦くらいだろうけど。
京極はBネタを真剣に書いて直木賞取ったほどなのに、
日蓮亜流だけは恐ろしくて書けないんだよね
犬作死んだら、どうせ瓦解だろうけど
249 :
1/3:2011/07/07(木) 23:38:57.63 ID:fJu8rqwF0
まあ先達と比べれば面白くないだろうが1つ付き合ってくれ
一か月くらい前の話だ。曇っていて月が見えない夜に、俺はそいつに遭遇した。
いつもの如く上司に顎で使われ、うみつかれて歩いていた俺の耳に、何か得たいの知れない声が響いてきた。
声、と表現したのはそれが唯の音素の羅列ではなく、意味のある日本語だったからだ。
「ソテナテイリサニタチスイイメコロシテ」
祝詞である。
想像してみてほしい。真っ暗な夜道、周りに誰もいない場所で祝詞が響きわたるなんてことがあり得るのか。
しかもそれは今は使われていない古いタイプの祝詞である。つまり信心深いお年寄りがなにかに驚いてとっさに唱えているって可能性もゼロだ。
もちろんそんなことを咄嗟に考えられるわけもなく、俺はその場をかけ足で逃げ出した。
ところがその祝詞を唱える声はどんどん近づいてくる。こんなことなら日頃から体を鍛えておきゃあよかった。
こういうときは後ろを見ないのが鉄則だ。振り返ることでスピードが落ちるからな。でも俺は振り返っちまった。そこには
250 :
2/3:2011/07/07(木) 23:41:05.21 ID:fJu8rqwF0
――頭だ
人間の頭だけがゴロゴロ転がりながら祝詞を唱えている。暗い所為で男か女か、ましてどんな表情なのかはわからなかった。
恐怖が限界に達したが、声をあげはしなかった。ご近所に迷惑だからと、こんな時なのに考えていた。
そのうち突然ドボーンと何かが水に落ちる音がしてその声は聞こえなくなった。
恐る恐る戻ってみると、そこには排水溝がぽっかりと口を開けていた。
近所のガキが蓋にいたずらした所為で壊れてしまい、数日前からそこの所の蓋はなくなっていたのだ。
おまけにその日は雨上がりで、水嵩が増していた。
間抜けにもあの頭はそこに落っこちて、そのまま流されてしまったらしい。
耳を澄まして見ても水が流れる音だけが聞こえる。
ところが…
突然排水溝から水が逆流してきた。その水に俺は押し流されてしまった。
向こうからあの頭が再びこちらへ向かって着ている!もう駄目だ!
251 :
3/3:2011/07/07(木) 23:43:54.06 ID:fJu8rqwF0
その時、その頭の奥から白い人影が凄い勢いで近づいてきた。
Tさんだ!
寺生まれのTさんがバタフライでこちらに向かってきている!
「激流に身を任せ同化する」
Tさんは俺を掴んで岸まで引っ張り上げると、追ってきた頭に対して、
「天を見よ、見えるはずだ・・・あの死兆星が」
というと、胡坐をかいて宙に浮いた。
「破ァン!!」
掲げた手から青白い光が放たれると、その頭はちにゃっと言って消滅した。
「せめて痛みを知らずに安らかに逝くがいい。」
そう云うとTさんは、ユクゾっと言って高速で飛んで行った。
寺生まれって凄い。
俺はそう思ったね。
ここは
あべしっ
で昇天してほしかった
とは思うが乙!
怖面白かった
胡座をかいたまま高速飛行して去るTさん素敵
ショーコーショーコーショーコショーコショーコー
古すぐる
破〜
俺は、たまたま仕事で四国に来ていた。
大型の台風が来るってことで、身動きが取れない。
もうそろそろ真夜中、台風がここ四国に再接近か上陸する頃だ。
もしもまともに上陸したら、被害は想像もつかない。
念のため非常食を買いに風雨の吹きすさぶ中、宿をでたところ、
途中の公園に誰かがいる。
両手を向かい合わせてじっとしている。
こんな事をするのは、寺生まれのTさんしかいない。
見ていると両手の間に青い光が生まれているようだ。
その光はどんどん大きくなり、それに合わせて両手の間隔も大きくなる。
光がバスケットボール位になったとき、大きくなるのは止まったようだ。
しかし、Tさんは動かない。
今度は、その光の玉がどんどん明るくなっていく。
電灯の明るさを越え、月の明るさを越え、太陽と同じく位になっただろうか。
まともに見ていられない程の明るさになったとき、突如「破ぁー!」
Tさんの叫びが聞こえた。
見ると、光が上昇していく、しかし、Tさんの右手も光ったままだ。
どうやら、Tさんの右手と光の玉は光の糸によって繋がっているらしい。
その場のTさんを残して、光の玉は上空の雲に呑まれて見えなくなった。
そしてもう一度「破ぁーーーーー!」、Tさんは右手で何かを投げるような
仕草をすると、右手の光が消えた。
あっけに取られていた俺にTさんが近づいてきた。
「何をしていたんですか?」、震えながら聞く俺。
「なーに、ヒステリー女のマーゴンちゃんにお引き取り願ったのさ」
Tさんは、わかったようなわからないような返事をしながら、自分の
宿に帰っていった。
その後、台風6号(マーゴン)が四国に上陸後、急に向きを変えて海上に
去っていったのを知った。
寺生まれって凄い。
俺は、そう思ったような、思わなかったような。
あぁ、やっぱりアレTさんの仕業だったんだ
因みに俺高知県沿岸部在住、隣町の海沿いの堤防がぶっ壊れた
堤防乙です
262 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/24(日) 10:16:59.47 ID:35CWMAdPO
創価学会員のSさん
これはないな
神社生まれのJさんは、いそうだな。
本名は神(じん)や神野(じんの)とかで。
寺生まれの寺田さんでも寺本さんでも寺西さんでも寺島さんでも
いいじゃないか
お寺のたけちゃん
「たけちゃんってよぶなぁっ!」
俺は神社生まれのTさんだな
つーかTっつーとかっこいいが俺の本名はありふれてるからな
>>266 田中さん、こんなところで何をしているんですか?
どっちでもねーけどTさんが田中だったらすげーイメージ崩れるな
橘とかかっこいいけどちょっと違う感じするし
トーマスだな
田んぼの真中にあった寺なら田中も十分有り得るからなー
うちの親戚の寺は佐藤だし…
寺田
寺中
寺島
寺川
テリー・サンダースJr
どれだ
鄭だったりして
716 :風と木の名無しさん :04/08/09 00:24 ID:J1o+0Zb7
仕事のデータ本文中、「はあ」が全て「破ァーーーー!」に変換されてた。
き、気付いてよかった……!!よかったよ……!
718 :風と木の名無しさん :04/08/09 00:32 ID:0Nt8KLih
>>716 ていうか「はあ」ってどんな文脈かな……?
小説で頷いてるところくらいしか思いつかない。
727 :寺生まれ :04/08/09 00:53 ID:J1o+0Zb7
民謡の研究についての本で、あいのてが「はあ」なのです。
例えば「お山から月が上りゃ(はあ) 笛吹け踊れ(はあ) 冬の夜は長ぇ(はあ)」と言う文章が
「お山から月が上りゃ(破ァーーーー!) 笛吹け踊れ(破ァーーーー!) 冬の夜は長ぇ(破ァーーーー!)」
というように変換されてしまっておるのです。
めっちゃマジメな本なので本当に気付いてよかった……ああ。
275 :
1/3:2011/07/27(水) 20:11:56.49 ID:V4DSRxXrO
いつだったか、俺はある夏の暑い日に、難易度が高くて有名な山に単身登った。登山が趣味なんだ。
最初は順調だった。景色を楽しみ、野鳥や虫の鳴き声に癒されながら夢中で進んでいたが、気がつけば迷ってしまっていた。右も左も分からぬ内に日は沈み、しかも豪雨が降り始めて最悪の状況。外との連絡手段もなく、いよいよ本当に死ぬと思った。
絶望的な心境でひたすら木々をかき分けていると、一見の山小屋を見つけた。ノックしてみると感じのいいオジサンが出てくる。
どうやらこの辺一帯の管理をしている人らしく、事情を説明すると喜んで小屋に入れてくれる。
中で温かいスープをご馳走になり、毛布にくるまっていると、助かったという安堵と今までの疲れが一気に押し寄せてきてあっという間に眠りこけてしまった。
何時間経った頃だろうか。ふと、妙な気配を感じて目を覚ますと、まだ深夜らしく明かりもついていない真っ暗な小屋の中でゴソゴソと音がする。
よく目を凝らしてみると、オジサンがクローゼットを開けて中を整理していた。そこには、なんと穏やかな寝顔をした人間の生首が大量に並んでいたのだ。
俺は驚愕の余り固まってしまった。しかも、その中には見覚えのある顔もある。暗くてよく見えないが、あれは登山仲間だったか?
とにかくこのままでは俺も殺される。このオジサンの皮をかぶった悪魔は、安心しきって寝ている人間の首を刈るのが楽しみなんだ。
我に返り、急いで逃げようとするが、意思とは裏腹に体が全く動かない。何故だ!?
276 :
2/3:2011/07/27(水) 20:14:43.03 ID:V4DSRxXrO
そうこうしている内に、悪魔がこちらを振り返る。残忍な笑顔、その手には巨大な斧。今度こそ死ぬのかと諦めかけた時、窓の外から眩い光が差し込んできた。
視線だけを動かし外を見てみると、なんと寺生まれで霊感の強いTさんがパラシュートで上空から現れていた。彼の周りで青白い炎が輪っかを作り、神々しい輝きを放っている。いつの間にか雨も雪に変わっていたらしく、彼の姿は白銀の世界に舞い降りた天使のように美しかった。
そしてTさんの腕の動きに合わせて炎が輪の中に五芒星を描き、それが瞬く間に巨大化しながらこの山小屋へと落ちてくる。
まるで昼間のような明るさと暖かさに包まれ、俺は何ともいえない心地よさを感じた。悪魔もウッ、と呻いて目を覆っている。
Tさんは窓を蹴破り入ってこようとしたが、思ったより窓ガラスが固く、一度弾かれてしまい、そして鍵がついてないことに気付き普通に開けて小屋に入ってきた。
「待たせたな」
「Tさん! どうしてここに?」
「俺の力は親父に比べりゃまだまだだからな。山篭りで修行してたのさ」
俺は救世主の登場に安心し、未だうずくまっている悪魔に目をやる。
「早くこの悪魔を消し去ってください!」
Tさんは言われるまでもない、とばかりに悪魔へ歩み寄り、首筋に鋭い手刀を叩き込み気絶させた。そしてお決まりの呪文を唱えるかと思いきや、それ以上は何もしない。
「……? どうしたんですか、Tさん。早くしないと……!」
「……残念だが、こいつはただの人間だ」
え? 俺は意味が分からず、呆然とする。
277 :
3/3:2011/07/27(水) 20:20:23.80 ID:V4DSRxXrO
Tさんはこちらを振り向き、少し悲しそうな目をした。
「俺は、お前を浄化しにきたんだ。今そこにいるお前は、とっくにこいつに殺されちまってるんだよ」
俺がもう死んでる? 何をバカなことを。だって俺はさっきまで山を登ってて、遭難しそうになって、この小屋を見つけて……
「自分が死んだことに気付いてない奴ってのが、地縛霊になりやすい。寝てる間に首を切られたんじゃ、しょうがないけどな……
だがお前の魂はその無念を発散すべく、近くに来た登山者を次々とこの小屋へ引き寄せていた。そして今のように身動きを封じ、この殺人鬼の手助けをしてたってわけだ」
「そんな……嘘だ……」
俺には一切そんな自覚はなかった。
だが、ふと自分の体を見てみれば、全く買った覚えのない服を着ている。体格もまるで違う。
そもそもどうして夏に山に入ったのに雪が降っている? それに、さっきの見覚えのある生首、あれはどう考えても……
「さあ、早くそいつから出ていくんだ」
Tさんが俺の、いや、俺のせいで殺されかけた人間の額に掌をあてる。
「すいませんでした……俺……俺とんでもないことを」
「……元はお前が悪いわけじゃない。だが、償いたいなら次は寺に生まれて、多くの人を救うことだな」
「はい! 必ず、俺もTさんみたいになります!」
「楽しみにしてるぜ。じゃあいくぞ……破ぁ!!」
寺生まれってスゴイ。薄れゆく意識の中で、俺は心からそう思った。
これは珍しいタイプ。殺人鬼はお寺が美味しくいただきましたのパターンかな?
しかし山篭りしてんのに雲の上からパラシュートで降下するのはどうなんだw
>>278 >殺人鬼はお寺が美味しくいただきました
アッー!
昔の話
あるとき、赤い火の玉がぶつかって命を落としかけた男がいた。
その赤い火の玉の霊は男の体に憑依し「ギャァァ(そこまでだ)!!」
現れたのは
頭がシーゴラス
耳がイカルス星人
両腕がバラバ
胴体がベムスター
両足はレッドキング
尻尾はキングクラブ
間違いない、Tさんだ!!
「ギャァァ(破ァ)!!」
Tさんは口から光弾を放ち、一瞬でその赤い玉を砕いた。
海王星生まれって凄い。
滅ぼされていく地球を見ながら俺は思ったのだった。
どう見てもタイラントです本当にry
ちなみに実はタイラントの必殺技はワイヤーアタックと冷凍光線である。
四菱重工製タイラント2000
破ァッ!
Tから始まればなんでもいいのかよww
なんか他にいないかなTから始まるやつ
某魔法少女の赤い子は「教会生まれのK」だったなそういや
>>285 そうじゃんKは名前のほうじゃん俺マジ低能。
ちょっと破ぁされて生まれ変わってくるわノシ
山小屋の話、Tさんに笑いどころが散りばめられてていいなw
パラシュートだの、窓ぶち破れないけど鍵あいてたからドアから入ってきたとか、コントのようだw
'`,、'`,、破ァ!
寺子屋通いだったTさん
290 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/19(金) 19:09:44.89 ID:1Ntwg8bx0
破〜
パラシュートが開かなくても
破ァ!で何とかなるTさん
死んだかとオモタ
復活してる、さすがTさん
295 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/27(土) 23:08:13.40 ID:miZ3kuiJO
破ぁ…
破ァッー!破ァッー!
寺生まれのTさん新劇場版:破ぁ!!
従妹は二泊三日で旅行してきたのだが、最初の夜に金縛りに遭った。
目だけが開くので天井をみると、蜘蛛の体に中年男の顔の霊(?)がいて、
「怖い?ねえ怖い?」とニタニタ笑いながらいってきたそうだ。
なにかいってやろうと思ったそうだが、口も動かない。
「ねえどう?怖くない?なんとかいってよ」と霊は繰り返していたが、
朝になったので渋々部屋の隅に引っ込んでいった。
一日目とは別のところで泊まったのに、二日目も懲りずに出てきた。
もちろん金縛りのおまけつきで。
すると寺生まれのTさんが突如現れ、「破ぁ!!」と光弾を花ってそいつをぶっ飛ばしてしまった。
「さすがは歴史の町、変な奴もいるもんだ。ところで嬢ちゃん、俺と遊ばない?今夜は遅いから、明日あたり…」
と最後に言い残してまた部屋の隅に消えていった。
従妹いわく「非常にウザかった」とのこと。変態なのか馬鹿なのか・・・
ちなみにTさんはマジで従妹の家についていったらしく、従妹の守護神と化した
グドラフィギュアにボコボコにされたらしい(断末魔が聞こえただけだったそうだが)。
寺生まれでも邪なことを考えてると足元をすくわれる。
俺はそのことを学んだ。
大丈夫だ 俺がついている
図書館で本を借りに行った。
壁際の棚にある小説の特集コーナーに行き、面白そうな
タイトルの本を抜き取りパラパラめくる。
抜き取ったとき棚の隙間から向こう側の人と一瞬目が合った。
10分ほど吟味した後良さそうな本を3冊抜き取って司書さんの所へ。
帰路の途中やっぱりあの本も借りておけば良かったと後悔したけど
まあいいやと思ってそのまま帰った。
翌日また図書館に寄って借りなかったWという作家の本をじっくり読んでみる。昨日と同じ棚だ。
面白くはあるけど、ちょっと微妙だった。
がっかりして棚に戻しかけた時、昨日のあの目がうらめしげに見ているのに気付いた。
「破ァ!」という声がして、目が引っ込んだ。
振り返ると、寺生まれのTさんがいた。
「ありゃ生霊だ。売れない作家の悲しさってやつだ…」とポツリと呟く。
直後、その棚の位置から覗けはしないこと、目はWのそれによく似ていたことに気付く。
夜、その時間にWが目に怪我をしたニュースが報じられた。原因は不明らしい。
売れなくて暇な作家が図書館で自作を借りる人がいないかマジで待っててもおかしくないような…
本を借りると
狂喜乱舞する生霊
物陰でガッツポーズする作家
天候不順で順延されてた田舎の盆踊り。
自治会や青年会の屋台が出てるだけで、踊っているのも婆さんばかり。
うんざりして帰ろうとしたら、丈が気持ち短い浴衣のJK2名が
「お兄さん、こっちで一緒に涼まへん?」
こりゃラッキーと着いていくと、瓦礫やら流木やらがまだ残る川の淵へ…
先を歩いていた2人が暗がりに見えなくなったと思いきや、
背後からものすごい力で手足にしがみつかれた!
しかも触れているその肌の冷たさといったら…
「オニイサン、イッショニスズシク…」
身動きできず、ジリジリと川に引っ張られる。
腐臭まで漂い始めた…
「ハァァァ!」
やった! 寺生まれのTさんだ! と思ったのだが、
「ハァァァ! 踊り踊るなら チョイト東京音頭 ヨイヨイ♪…」
>>304 糞!こんな話でwwwww悔しいのう、俺www
306 :
本当にあった怖い名無し:2011/09/22(木) 08:45:13.17 ID:5mUqyUOoQ
破ァァァ♪
東京音頭を踊るTさん
308 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/09/24(土) 20:13:25.85 ID:OPYXAErC0
破ぁ破ぁ破ぁ破ぁ
ヨイヨイ♪
816 :本当にあった怖い名無し [sage] :2011/09/29(木) 14:25:15.94 ID:JLQUYKhk0
煙管に溜まったドロっとしたヤニも薬になるな。
子供の頃山奥に住んでた親戚の家に遊びに行ったとき
急に激しい腹痛を起こしたことがある。
正露丸だの腹痛の薬を飲んでも治らず
病院に連れてく話しになったとき
寺生まれのTさんが仕事から帰ってきて話しを聞いたら
「破ぁーーーーー!!」と叫んで煙管のヤニを腹に塗った。
そうしたらアラ不思議、痛みがピタリと治まった。
寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った
138 :本当にあった怖い名無し [sage] :2011/09/30(金) 00:11:28.93 ID:qk/9+7A00
最近思い出した話。
幼稚園位の頃の出来事なんだけど、仏間の屋根裏から何かが走り回る音が毎晩の様に聞こえるんだ。
で、その晩も走り回る音がしだして、意を決したTさんが懐中電灯片手に屋根裏に上がって行った。
「破ぁーーーーー!!」と叫んで
しばらくすると、ズタズタになって腐ったネズミの死骸持ったTさんが戻って来た。それ以外には何もなかったらしい。
確かに直前まで走り回る音がしてたんだけど…
それ以来走り回る音はしなくなった。
寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った
高校生の時、部活の合宿で海の傍の民宿に泊まり込んだことがあった。
怖い顔をしたおっさんが経営する民宿で、安い割にボロボロで今にも倒れそうな木造だった。
夜、板張りの広い部屋で皆で雑魚寝していると、突然俺は揺り起こされた。
寝ぼけ眼でぼんやりと起こした奴を眺めると、
そいつが「トイレに行きたいけど、一人じゃ怖い」と俺に囁くように言った。
俺は眠くてしょうがなかったが、そいつが「頼むよ お願いだよ」としつこく頼むので、
分かった分かったと言って布団から抜け出して、
皆を起こさない様に、そいつと抜き足差し足で部屋を出た。
トイレはどこにあるんだよ、と聞くと、海の家の外にあるんだが、
臭いし汚いし、何より明かりが無いから暗くて怖い、とそいつは情けない声を出した。
俺はやれやれと思いながらそいつと廊下を抜け、海の家の玄関までやってきた。
そして玄関の戸に手を掛けようとした時、突然「破ぁーーー!!」と大声が響いた。
心臓から口が飛び出しそうになった俺が慌てて振り向くと、
謎の男が懐中電灯をこちらに向けながら憤怒の形相をしていた。
「いや、こいつがトイレに……」と言おうとすると、
謎の男が「出て行けぇ!!」と言いながら何かの粉をこちらにぶつけてきた。塩だった。
俺は訳も分からず「はい、はい、すんません」と言いながら出て行こうと戸に手を掛けると、
「お前じゃない!!そいつだ!!」と謎の男は叫んだ。
俺が混乱しながら突っ立っていると、突然パチンと音がして辺りが明るくなった。電器を点けたのだった。
と、隣にいたはずの友人がいなくなっていた。
代わりに、俺とソイツが歩いて来た道筋に、濡れた足跡が点々とこちらまで続いていた。
「危なかったな。沈められるとこだったぞ」、と謎の男は言った。
「もう寝ろ」と言われ、全身鳥肌を立てながら部屋に戻ると、
俺以外の全員の部員が布団で寝ていた。抜け出していたのは俺だけだった。
後で判ったが、謎の男は寺生まれのTさんだった。寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った
313 :
T:2011/10/02(日) 21:11:24.54 ID:8wSCf9Ap0
「破ぁーーーー!!!」
「スレが落ちるところだったな」
314 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/03(月) 10:33:59.22 ID:wgIFVBZ50
破ーーーっの本拠地ここか。
315 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/03(月) 10:48:55.80 ID:b77tqRdZO
Tさんなら、袈裟まくって下半身露出してたよ
316 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/03(月) 17:05:46.49 ID:wgIFVBZ50
坊さんだって糞くらいするだろう。破ぁーーーッ不破ぁーーーッ出た破ぁ。
初破ぁ・・・ども・・・
318 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/04(火) 00:38:32.24 ID:roPFn6TB0
やらないか
破アッー
Tさんは強すぎる。絶体絶命のピンチになってくれる場面があったらもっと盛り上がると思う。
早い話がどなたか書いてください。お願いします。
320 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/04(火) 08:44:24.40 ID:PofH5BfD0
お破ァーーーッ。
昨夜は淫魔が来襲したが、寺生まれのTさんはすかさず「破ぁーーッ!!!」
見事に撃退しきったのだった。朝日を背中に受けながら乾布摩擦を終え
山道を行くと襲い来る魑魅魍魎達を「破ーーーっの破の破ーーーっ!!」
と軽く蹴散らしながら、今日も山の滝業に向かうTさんであった。
(あ…裸で来ちゃったじゃん)寺生まれってすごい。
悪霊退散 悪霊退散、怨霊・物の怪 困った時は
どーまん・せーまん・どーまん・せーまん
すぐに呼びましょTさんを、破ぁ!!
322 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/15(土) 00:47:54.60 ID:DW4zM9Bk0
破ぁーーーーーーー
オマエら心霊相手でも受け・攻めがあるの知ってる?
某心霊まとめサイトの裏掲示板が、
ちょっとした霊感持ちたちの巣窟になっていた時期があんのよ。
例によって現場オフ会をすることになってさ。
初心者にとっては見学がてら、いろいろ祓って行きましょう的にね。
当日当夜、現地で無難なグループ分けを始めたところ、
自称、寺生まれのTさんが「適当にバディー組め、行くぞ」と仕切ったので、
オレはこともあろうに、引きこもり離脱訓練中のデブスと最奥部に向かうハメに。
で、このデブスもオレも完璧な「受け」体質。
1対1でようやく自分で自分を守れる程度で、他人の面倒などまるで見られない。
二人して脂汗流しながら、必死に引きずり込まれないように耐えていたらば、
すぐ背後からTさんの声が…
『さあ! きょうはどんなお客さまなのかなあ? ハッハッハー!』
Tさん助けて! Tさんここです!
デブスとオレは必死で呼んだのだけれど、
オレたちの危機とは無関係なふいんきの、Tさんの歌声が…
『♪るーるる るるる るーるる るるる るーるーるーるーるー』
オレ「TさんのTって、徹子のTじゃないよな?」
デブ「ハブー…ヒッ! ハブー…ブバッ!ブバババッ!」
デブスはすでに白目剥いてあっちの世界に旅行中だった。
おい! 寺生まれ! T!
攻め体質なのはわかったけど、寺生まれでもそうでなくてもいいから助けろよ!
かろうじてオレはションベンだだ漏れですんだものの、その後デブスは病院送りに。
救急車のサイレンがまだ消えないうちから、Tさんはマイペースに型を決めていた。
『破ァー…ちがうな、破ァァァァ! よしこれだ、♪ハァ〜、おいオマエラ笑えよ』
324 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/16(日) 00:15:05.67 ID:HuxTq2U/0
るーるる♪って、キツネ呼んでるのかとw
では、黒板五郎さんによる、破ーーーッの実演をもってしめさせていただきます。
「はぁ。俺かい?じゃあ、やるよ。破ぁ。…こんなもんでぇ…いいのかい?ジューン
ホタルゥ…」
>>324 あんた、いい加減な変態野郎だな。
五郎さんは純に対して常に「純君、……ですか?」と敬語に徹していたよ。
326 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/16(日) 23:32:17.11 ID:HuxTq2U/0
破ぁ?
北生まれのGさんはもういいよ
【次週予告】
♪ら〜ら〜〜ららららら〜ら〜 らら〜〜ららららら〜
「こんな…こんな卑怯者は知らない…うちの子どもじゃない」
「お父さん! やめて! お兄ちゃんも!」
(だけど、拝啓けいこちゃん、僕だって、僕にだって…)
「うわあああああああ」
♪らららら〜〜ららららら〜〜
寺ウマレ…ども…
この辺りで成仏できない腐れ野郎、他に、いますかって、現れたなぁ!! 破ぁ!!破ぁ!!
今日の寺での会話
はしがダメなら真ん中ならいいじゃんw とか 死のうとしたことにして和尚さんの水飴なめようぜw とか
ま、それが普通ですわな
かたや俺は電子の砂漠で死体を見て、呟くんすわ
it'a true wolrd.腐ってる?それ、ゾンビね。
好きな音楽 寺尾聡
尊敬する人間 アドルフ・ヒトラー(地図記号をパクッたのはNO)
なんつってる間に朝の読経の時間っすよ(笑) あ〜あ、寺生まれの辛いとこね、これ
改めてそう思った。
331 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/23(日) 03:20:50.08 ID:GUdM6DZK0
「お父さん! あの、あの、Tさんも…Tさんはとっても嫌な思いをしたって…」
「純君、君は、君はまだ子どもなんだから、大人の話に首を…」
「いや、五郎さん! 純だっていろいろ考えてさ、五郎さんのことだって…」
「か、和夫さん、あんた他人なんだから、うちのことは構わないでくれ! いや、ください」
「五郎さん、それはないだろ、だいたいあんた…」
(だけど、拝啓けいこちゃん、僕だって、僕にだって…)
「うわあああああああ」
そのころ、裏の畑では…
「Tさんは、お父さんたちに会いたくないの?」
「破ァァ蛍ちゃん、俺はほら、父親からも“よそん家の子”って目で見られてたからさ…」
ツマンネ
破ァー!!
Tさんはイケメンで背が高く、スタイルも非常にいいのだが、ユニクロを着こなしているという印象がある。
ちなみに声もかっこいい。
ギャルゲ―をやっていて、ふと気付いた。
俺は、主人公の視点から物語を見ているだけなんだって。
いくら主人公の名前を自分と同じにしてみたって、何の意味も持たないって。
彼女達が語る愛も、自分には何の関係もないんだって。
喜びも、悲しみも、分かち合える事など無くて……ただ、蚊帳の外。
その時にはもう引き返せないほどギャルゲ―に染まっていた俺は、逃げる事も出来ずに、ただ泣いた、三日三晩泣きとおした。
そして三年。
いつしか裏社会で有名になり、≪失墜の刃≫なんて呼ばれるようになっていた俺は、いつものように虚しさを抱えて帰宅した。
愛すべき者など存在せず、
故に愛されることも無い日々。
胸に深い疼きを感じながら部屋の扉をあけると、そこには寺生まれで霊感の強いTさんが居た。
「生きながら悪霊に堕ちちまったのか……今助けてやるからな」
宣言して、呪文を唱え始めたTさんを前に、俺は足掻いた。
だけど、拳も刃も弾丸も、「破ァ!! 」 の一声の前には、全て無意味で。
俺はなすすべも無く、Tさんの全身から放たれた光に全身を撃ち抜かれた。
「――世界に絶望するには、まだ早いと思うぜ?」
一時間後、俺は目覚めた。
くらくらする頭を押さえながら周囲を見渡す。Tさんの姿はない。
ほっ、と一息ついた瞬間に、俺は気付いた。
あれほどまでに胸を苛んだ絶望が、消えている。
寺生まれってスゴイと思った俺は、愛用のブローニングM2重機関銃を抱えて、久し振りに笑った。
Tさんみたいに、誰かを救いたいって、心から思えたから。
破ァ!!
この世には見てはいけないものがあったんです。
恥ずかしながら覗きが趣味で、その日もいつものように公園の茂みに隠れてたんですよ。
すると一人の女の子が通りかかったんですけど、何か様子がおかしい。
まっすぐ茂みに入ってきて恥ずかしそうにモジモジしてるじゃないですか。
これは何かあるな、と期待しながら見てたわけです。そしたら突然、
「危ないとこだったナ!もう大丈夫だZE☆」
と言ったかと思うと
「矢ぁーーーー!!」
左手から放たれた赤い光線が虚空に消えたその瞬間!
―ガサッ
「はっ、誰!?」
「神社生まれで霊感の強いJさん…こんな所でキメ台詞の練習ですか」
「Tさんほどインパクトが無いのが悩みで///…って見られた?…い、い矢ァァァァーーーーッ!」
「聖ッ!!」
向かってくる光線を銀色に輝く手刀で打ち消したのは教会生まれで霊感の強いKさんだ!
「え?…今の掛け声、もしかしてKさんも…?」
「お互い、キャラが固まってないと苦労しますね、フフ…///」
神社生まれも教会生まれも色々悩みがある、改めてそう思ってた時です。
「おやもう一人観客がいたようです」「消さないとですね」と言ってゆらりとこちらを向いた二人の目の冷たさに
寺生まれ助けて、改めてそう思っ 「矢ぁーーーー!」
338 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/28(金) 03:48:01.57 ID:RM0AHzox0
そのころ、「平山」と呼ばれる岩山にある洞窟には、
低く、だが冷徹な力をもった声が響いていた。
「インシャッラー…!」
モスク生まれのMさんが、破魔の波動を得た瞬間だった。
夜空では天使ガブリエルが微笑んでいた…。
ある夜、風呂上がりのジュースが飲みたくなって買いに出たんだ
好きなジュース買って帰ろうとしたとき「破ーーーーッッ」って聞こえたから振り向いたら、寺生まれで有名なTさんが居た
何してるんだろう、そう思って近づいたら「売り切れだと・・・?」
俺が買ったのが最後だったらしい。
悔しがるTさんの側には無数の霊の残骸(?)があった、寺生まれってすごい、初めてそう思った
ある夜、風呂上がりのジュースが飲みたくなって買いに出たんだ
好きなジュース買って帰ろうとしたとき「破ーーーーッッ」って聞こえたから振り向いたら、寺生まれで有名なTさんが居た
何してるんだろう、そう思って近づいたら「売り切れだと・・・?」
俺が買ったのが最後だったらしい。
悔しがるTさんの側には無数の霊の残骸(?)があった、寺生まれってすごい、初めてそう思った
341 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/29(土) 03:40:59.54 ID:DdyqF0sT0
教会生まれのK「我々はいま、歴史的な瞬間に立ち会った…」
神社生まれのJ「大切なことだから2度言ってる…? あ!」
モスク生まれのM「時間だ! すべてはアラーの思し召し」
寺生まれのT「12時またいだからID変わっただけじゃねーか、クソくだらねえ! 破ッ!」
サティアン生まれのS「♪そんしーそんしー…」
バチカン市国生まれのV!
寝ぼけてブラウザバックで二度書き、Tさんたまには睡魔も破してください
破ァ!仕方ねえな、IDを戻してやったぜ
これからは俺みたいにしっかりIDの管理するんだな。
>>344 もしかして本物の寺生まれで霊感の強いTさんですか!?
IDを自由に変えられるなんて、寺生まれってすごい。あらためてそう思いました(はぁと
346 :
本当にあった怖い名無し:2011/10/30(日) 02:44:15.96 ID:iuqqXzRn0
( ´д)ヒソヒソ(´д`)ヒソヒソ(д` )
Tさんは2ちゃんねるどころかネットを使わず携帯も持ってないか
めっちゃ使いこなしてるか、どっちかだな
前者の場合も使いこなせないわけではなく必要がないだけなんだろう
「『寺生まれってすごい。あらためてそう思いました(はぁと』と。これでまた人気が出ちまう。つらいなぁ、ふふふふ…」
泊り込み実験の研究室で、頭の中の言葉をそのまま口に出しているのは学園の名物男、寺生まれでのTさんだった。
何やってんすか?と、ノートPCを覗き込むと2chオカ板のスレ。
先輩の書き込み、これ、思いっきり自演ですよって言うと、
「えっ、ジエンって、俺があのかわいいAAキャラの雰囲気な訳? いやー、まいったなー、あ破破破」
勘違いして照れ、光弾を放ちまくるTさん。研究室はめちゃめちゃだ…
Tさんってある意味スゴイ。改めてそう思った。
349 :
本当にあった怖い名無し:2011/11/03(木) 13:01:24.43 ID:PMAwq4G10
ウルトラマン(フィギュア)
グドラ様(フィギュア)
ゴルゴマタギ
以上の有名守護霊が対決したら、どれが最強なんだろう?
ウルトラマン(フィギュア)
グドラ様(フィギュア)
ゴルゴマタギ
しまっちゃう死神
で再エントリー。
人殺した(呪い返し)実績があるのは、今のところグドラ様だけか。
>>351 しまっちゃう死神も殺しを実行しようとしてる可能性があるよな。
あの赤い針の件。
353 :
本当にあった怖い名無し:2011/11/11(金) 17:51:44.48 ID:NqHzJwQZ0
寒くなってきたな〜
はっ破ぁ〜くしょん
くしゃみが止まらない
「そこかッ!!破ァッ!!!」
いきなりだけど青い光弾に打たれて霊が消滅した!
「む、ただの雑霊か」
なにやってんすか、寺生まれで霊感の強いTさん。
「毎年現れる悪霊を今年こそはしとめてやろうと探してるんだが、違ったようだな。破っ破っ破」
それはご苦労様です。
「まったく、どこに居やがるんだ。『冬将軍』のやつめ…」
…
「寒くてしかたないぜ。この俺が一方的に攻撃をくらうとはな!」
そう言ってTシャツ一枚で夜の闇に消えていくTさんを見て
寺生まれってすごい。あらためてそう思った。
くしゃみ自体にそもそも魔除けとか厄払い的な意味があるらしいからな
乙
破ァ!
8月くらいに洒落怖に投稿したものを、
マルチですいませんが、支援のため投下します
今は昔、東国からやって来た人が、瀬田の橋(瀬田の唐橋:当時 東から京都に陸路で行くには、この橋を渡るしかなかった)を渡ってきたところで日が暮れたので、宿を借りようとしたところ、近くに人が住んでいない、荒れ果てた大きな家があった。
何故人が住まなくなった のだろうと思ったが、馬から降りて、皆でここに宿をとることにした。
お供の者は下で馬を繋いでそこに居り、主人は奥で皮を敷いて 独り寝ていたが、人里離れたところなので、眠れずに過ごしていた。
夜も更けた頃、火を微かに灯しながら見ると、そばに大きな鞍櫃のような 物が有ったのだが、人も近づかないのに,音を立てて蓋が開いた。
不審に思い、
「もしやここに鬼が居たから人が住まなかったのを、知らないで泊まってしまったのでは?」 と怖くなり、逃げようと思い出した。
さりげなく見ると、その蓋が 最初は小さく開いていたのが、徐々に大きく開くように見えたので、
「これは間違いなく鬼だ!」と思い、
「急いで逃げだしたら、 追いかけられて捕まってしまうだろう。しからば、さり気なく逃げよう」 と思って、
「馬たちが心配だ、見に行こう」と言って起きた。
こっそりと馬に鞍を置いて、這い登って鞭を打って逃げ出したところ、 鞍櫃の蓋が開いて、何者かが出てきた。
極めて恐ろしい声で
「どこへ行こうというのか、私がここに居るのを知らなかったのか?」
と言って追ってくる。
馬を奔らせて逃げながら、振り返って 見たけれども、夜なので、その者の正体は見えない。
ただただ巨大で、言葉にならないほど恐ろしい気配を感じる。
瀬田の橋にさしかかり、どうも逃げられないと思い、馬を捨て、橋の下の柱辺りに隠れた。
「観音よ,お助け下さい!」 と念じて屈んでると、鬼がやって来た。
橋の上で極めて恐ろげな声を挙げて、
「川の者よ,川の者よ」
と何度も叫んだ。
「うまく隠れられた・・・」と思っていたところ
「おります」
と答えて下から出てくるものがあった。
そこも闇が広がり、何者なのか分からない・・・
するとそこへ
「破ぁ!!」
太い光線が双筋飛んできたかと思うと、鬼たちを吹き飛ばした!!
「・・・やれやれ、危ないところだったな」
眩い光が治まった頃、暗がりから一人の男が現れた。
「あ、あなたは?」
「私の名前は丁、この辺りの寺で生まれ育った者だ。
何、うちの寺の本尊が、貴方が危ないと教えてくれたのでな。
急いで駆け付けたのだ。
・・・しかし、鬼と一緒に橋まで吹き飛ばしてしまったな。
また親父に怒られてしまうぜ」
そう苦笑いする丁さんを見て
「寺生まれって、いとをかし!」男は改めてそう思った。
さすが丁さん
怒り屋丁助平
363 :
本当にあった怖い名無し:2011/11/25(金) 01:16:07.54 ID:KqvHl5sb0
月生まれのてゐさん
そいつ地上じゃね?
スレあったのか 嬉しいけど過疎っとるな
367 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 02:17:25.52 ID:RtX+q8kYQ
破ぁ 疲れた
368 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 02:18:48.40 ID:uQkk4UgkO
Tさんお憑かれ
369 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:09:36.46 ID:TrRBQICl0
Tさんのコピペで後味悪いの教えろ
あぼーん
371 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:20:26.50 ID:mwhtFwyZ0
>>369 よくわからないTさんのコピペ発見したんだけど
なんか後味悪いし怖い・・・
372 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:22:03.96 ID:wwpIO3zQ0
373 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:22:32.73 ID:mwhtFwyZ0
とりあえず貼ってく
「ぽわうふふ」
あなたはぽわうふふを知ってますか?これは俺がまだリア充だった頃
まだ視力が衰えていなかった俺は友達と外で遊びまわっていた
突然巨大なトンネルがあった トンネルを抜けると雪国だった
白い景色の中に何か黒い動くものが見えた
俺にはまだそれが何かわからなかったので目をこらした
なんだか気持ち悪い不規則な動きをしていた
頭がありえない方向にぐにゃぐにゃ曲がってる人間?だった
「おい、なんだよあれ」友達が悲鳴をあげた
その声に反応して黒い影がぴくりと動いた
そして、「うふふ」という甲高い笑い声をあげてだんだんこっちに近付いてきた。
逃げなきゃいけない。と思ったけどまるで地面と足が引っ付いたような感じで動けなかった
「こ…校長先生?!」友達がこう叫んだ
驚くことにその正体は3年前に亡くなった高校時代の校長だったのだ
校長はものすごいスピードでこっちに猛ダッシュしてきた
と、そこまでが俺が記憶しているまでである。俺は目が覚めたら病院のベッドにいた
そばにいた看護師が「気がついたのね」というと外にでていってしまった
一体何が起こったんだ・・・俺は少し混乱していた。
少し休憩すると、幾分落ち着いてきた。そして、ふと疑問が浮かんだ。
「友人は何処だ?」嫌な予感がした俺は急いで友人の携帯に電話をかけようとしたが
携帯電話の電源が切れているのか使えなかった。それほど時間がたったのだろうか?
ふと腕時計を見ると 午後8時をまわっていた。あの時からずいぶん時が過ぎていたようだ。
少ししてから両親と、見知らぬ2人の男が入ってきた。
両親が心配した様子で話しかけてきた。そこから他愛のない話を二言三言交わしたがどうも様子がおかしい。
後ろに立っている男二人が何も話さない。両親に尋ねても怪訝な顔をして聞き返してくる。
訳が分からない。その後両親が帰ってしまった。しかし、男たちは依然としてそこにいる。
374 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:23:01.39 ID:mwhtFwyZ0
続き
突如、携帯が鳴った。表示を見るとそこには友人の名前があった
すぐさま電話に出ると友人は恐ろしい剣幕で
「お前勝手にどこ行ったんだよ!」と怒鳴った
友人の話によると、俺が突然車を降り独りでどっかに歩いて行ったとのこと。
黒い影のことを話しても友人はそんなもの見ていないと言った。
俺が「じゃあ今お前どこにいるんだよ?」と聞くと友人はこう答えた
「どこって、校長室に決まってんだろ。」その言葉を最後に電話が切れた。
視界の隅で何かが蠢いた。正体は分かっている。あの男たちだ。
見てはいけない。見てはいけない。
俺は半ば発作的に そばにあったペンで両目を突き刺した
痛みで意識が朦朧とする中、
声が聞こえてきた
「じつにバカな人だ、ここに来なければ、死なずに済んだのに」
死ぬ?俺が? 絶望していると頼もしい声が聞こえた。
「やれやれ、まだぽわうふふの呪いが生きていたとはな」
この声は…寺生まれのTさんの声だ
「破ァ!」
黒い男たちは消え去った
「絶好調な呪いだったな。校長だけに」Tさんはそう言うと去っていった。
寺生まれってスゲェ・・・改めてそう思ったその時、隣から肩をポンとたたかれた。
375 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:23:24.79 ID:mwhtFwyZ0
続き
「―○○さん!!聞こえますか!?!?」
「―308号室の○○さんが大変です!!
今意識が戻りました早く先生を!!」
看護師たちの声だ。
今のは一体…?何が起こっているのかわからず、辺りを見回すと違和感がある。ぼやけていて、何がなんだかよくわからない。
目をこするために腕をあげようとした時、俺は気付いた。
体が動かない…。
すると母らしき声の女性が入ってきて俺に大丈夫かと声をかけた。
後から話を聞くと、俺はトンネルに入るところで車に轢かれて病院に運び込まれ、3日も意識がもどらなかったらしい。
そして俺は気になった。
「あの、友達は・・・?」
「お 前 の 後 ろ に い る け ど ?」
376 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:25:12.33 ID:mwhtFwyZ0
なんかtことどころ意味わからないし
読んだあと気分が気持ち悪い・・・
ちょっと退席する
377 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:28:23.38 ID:TrRBQICl0
なにこれ
はじめてみったあ
378 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:28:44.66 ID:1Zg7gPlZ0
だれかー反応してー
379 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/10(土) 19:45:56.42 ID:7+K1qqiw0
>>378 大阪住まい?
猫飼ってる?薬中?www
Tちゃんのお家で遊んだときの話です
いつもの様に本堂へ追いかけっこしながら入り込むと
Tちゃんは突然「びっくりしたぁ」と叫んで大げさにひっくり返りました
誰もいないと思ったのにTちゃんのおじいちゃんが檀家の方と話をしていたからだと思ったのですが違いました
本堂の中におおきなワンちゃんがいたのです
Tちゃんは私の手を掴むとおじいちゃんに叱られながらそこから逃げ出しました
おじいちゃんにはワンちゃんは視えていなかったみたいです
Tちゃんの部屋で遊んでいたら突然カーテンを閉めて
ワンちゃんが帰ってくと言い窓の外を見ています
カーテンで身体を覆い頭を半分だけ出してみています
カーテンバリアを使える寺育ちのTちゃんはすごい♪と思いました…おわり。
384 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/24(土) 02:47:22.89 ID://MVvzuKO
T「カトリックの何たるかも知らない浮かれた奴らが街を闊歩してやがる。
俺が成仏させてやるぜ!
破ぁぁぁあああっ!!」
ポコ「フッ、またあいつか! 性懲りもなく、無駄なあがきを…」
ペコ「んもーポコったら! あんな非リアほっといて、さっさとほら、ケーキ売らなきゃ…」
T 「うぉおおおおおお! 破ぁぁぁあああっ!!」
警官「キミキミ、ちょっと駅前の交番まで来てくれるかな、近隣から苦情が入ってね…」
しかし、この警官も、実は寺生まれだった。
警官(あんな半端なやり方じゃ、生身の人間相手にゃなんにもならないのにねー、ちょw泣いてるわこいつwww)
「Tさん、こんなとこにいたんですか?」
警察署から出てくるKさんに、俺は声をかけた
なるほどこんな所にいれば、どこ探してもいないわけだ
全く、いつもひょっこり出てくるのに、探すといないんだよなぁ、この人
「ん?俺に何かようか?今日はちょっと機嫌が悪いんだ」
そう言って歩きだそうとするTさんの手を、俺は捕まえる
KかTか統一汁
「バイトの仲間と飲み会してて、Tさんも誘おうって事で探してたんです、ご一緒しませんか?」
俺がそう言うと、Tさんは一瞬驚き、やがてふっと笑うと参加すると言ってくれた
喜んで仲間に電話する…繋がらない、話中になっている
…あぁ、また何かあったな
いつの間にか目の前のTさんがいなくなっていた事に気づいて、寺生まれって凄い、俺は改めてそう思った
ぎゃ!?Kさんになってた
何故こんなミスを…
気味悪がる俺に、横にいた寺生まれのTさんが教えてくれた
「八尺様今読んでたからだろ」
……あぁ、Kさん出てきてたもんなぁ
390 :
本当にあった怖い名無し:2011/12/28(水) 03:49:43.05 ID:copsnhH60
道端の地蔵のそばにしゃがんでいる人影が、ゆらゆら前後に身体をゆすりながら、
なにやらぶつぶつと、つぶやいていた。
こんな凍てつく夜でさえ、交番勤務から署までの移動中もパトロールを欠かさない。
あのお巡りさんは、やれやれ、酔っ払いのうたた寝凍死だけは勘弁とばかり近づいていった。
警「もしもし、こんばんは、こんな夜中にだいじょうぶ…あ! キミは!」
T 「チッ! しゃーねーな、んばんわーっす、ケッ」
よく見ると例の青年は、お供え物を食べる野良猫たちを見守っているのだった。
お巡りさんは目の前の青年が、ある種の呼吸で気を溜め始めたことを見逃さなかった。
警「今夜は…だいじょうぶそうだね。ねえキミはさ、もしかしてお寺かどこかで仏門を」
お巡りさんが言い終わらないうちに、青年はお巡りさんの目を見ないまま吐き捨てた。
T 「破ァいはいサーセン、今夜はちょいと酔っぱらっちまってよ、んじゃ、俺は帰るからよ。アバヨ!」
射るような目付きで、青年はお巡りさんの足元を睨んだ。
なにか冷たく尖った硬質なものがいくつも飛んできたかのように、お巡りさんの足元が凍りつく。
警(ははあ、やっぱりコイツ、ワケアリのクロか…もうしばらく観察するか…)
背中を丸めて帰る青年と、その背中を見つめるお巡りさん。
二人の心中は奇しくもシンクロしていた。
警・T 『次会ったときは、ちょいと厄介なことになるんだろうな…』
391 :
本当にあった怖い名無し:2012/01/05(木) 09:37:11.43 ID:+FOWcfNCQ
野良猫たちを守るTさんに萌えた
392 :
本当にあった怖い名無し:2012/01/13(金) 20:05:11.74 ID:AapG7R2HQ
破ぁと
ウィズオンラインでキャラ名に
「寺生まれのTさん」とつけたやつは誰だw
394 :
本当にあった怖い名無し:2012/01/15(日) 08:37:59.69 ID:xCKfBzsY0
老警「で、あと一人まだ中にいるんだな?」
初老の警官の足元にすがるようにしていた少年たちが、無言で震えながら頷いている。
若警「んじゃ先輩、自分が中探してきますよ、こいつら運ぶのに応援呼んどいてください」
とある廃病院の敷地前の空き地――深夜の警官2名と10人弱の少年たち。
老警「すまんな“木念”くん、本官はここでこいつらとパトカー待つから、中で気絶してるバカ頼むよ」
(やれやれ、厄介なことにならなきゃいいんだけど…)
懐中電灯片手に“木念”こと例の寺生まれのお巡りさんは廃病院の禁断のエリアに向かう。
通報を受けて交番から駆けつけてみれば、近隣の高校生たちが肝試しに入ったものの、
不気味な現象に遭遇して一人が暴走、
残りの全員は恐怖に震えながらかろうじて逃げ出してきたという。
先輩の警官は当然知らないだろうが、じつはこの廃病院は笑い事では済まないガチスポット。
いままでネットに上がっていたのはガキどもでも入れるお子様エリアの情報だけだったのに、
かつてバリケードと呪物で必死に封印したエリアに、ガキどもは入り込んでしまったらしい。
(ここ数年危険な兆候もなかったのに…それになぜこんな寒い時期に…)
395 :
本当にあった怖い名無し:2012/01/15(日) 08:46:23.11 ID:xCKfBzsY0
結界の残骸を前に、かび臭い中、お巡りさんは立ち止まる。
(む…中は…一人じゃない…! なんだこの妙な熱気は!? 封した邪のほかに何か?)
闇に同化して気配を殺し、お巡りさんが慎重に進んでいくと、突如闇から声が響いた。
「破ァアアアア!」
なにか熱く弾ける硬質なものが列になって飛んできた。
警「おや、また会ったね。そのとなりで伸びてるバカ面が肝試しの子どもかい?」
T 「チ! 気配殺して入って来やがるから誤爆しちまったよ…あれ、まさかここ…」
警「さすがに察しがいいね。3年前の事件のあと、入り口塞いだのは僕なんだ」
T 「もっと慎重に塞いで…っておいアンタ! 俺のアレまともに食らったのか!?」
警「キミはどうやら僕とは違う特性みたいだね…ハハ、いい腕…してるよ」
T 「なぜ避けるか返すかしなかった…ああ! いつの間に!?」
青年が振り返ると、さっきまでなかった名状しがたい臭気を残す砂粒の小山ができていた。
同時に、この場を占めていた邪悪な負の雰囲気は解消された。
警「僕は仕事柄こういう順序で動くわけ…悪いがそのバカ…僕の背中に負ぶわせてくれないか…」
T 「アンタ大丈夫か! おい!」
警「外にはパトカーと救急車が来てる…キミはココ封印したらひとまず逃げてくれ…頼む…」
T 「承知、いちおうこのガキのは祓っといた。外のガキどもの口封じは任せたぜ、あとアンタには医者な」
警「くっ…これ病院行っても…かえって不審でしょ、ハハ…」
T 「じゃなくて、そっちの医者だ! 腕の立つ爺さんがいるから話つけておく」
警「所轄区域にそんな人いなかったけど…あんまり遠くに出かけたくない症状なんでね…」
T 「心配すんな、向こうから勝手に来てくれる。さっさと行けよ!」
警「じゃ…あとヨロシク…痛え…ハハハ」
T 「済まなかったな。アバヨ!」
警・T 『あーあ、思ったとおり厄介なことになっちまったなあ…』
396 :
本当にあった怖い名無し:2012/01/23(月) 04:51:56.66 ID:YzPT4yLh0
保守だ! 破ァァァァァァ!!
397 :
本当にあった怖い名無し:2012/01/26(木) 03:37:30.83 ID:cPVY+88J0
「破ぁーーーーーーー」
Tさんの放った青い光がトンカラトンに命中する
「ふっふっふっふっふ…」
それを受けて、不気味な笑い声を残し、姿を消すトンカラトン
「…逃がしたのか?」
手応えを感じなかったTさんがいぶかしんでいると、突如、上空から筒のような物が降ってきて、Tさんを中に閉じ込めてしまった!
突然のことにTさんは動揺し、慌てて脱出しようと筒を内側からばんばんと叩くが、全くびくともしない
そのうち筒の中には不気味なガスや妙な液体があふれ出し、Tさんの苦悶の声が中から響き出した
「はっはっはっはっは、お前はその中で段々死んでいくのだ」
再び姿を現したトンカラトンが、得意げに中のTさんに向かって言う
やがて筒が取り払われたとき、私達は驚愕した、Tさんが、石になっているのだ!
「霊能力者はトンカラトンにはできない、だからこうして石にするのだ」
そう言って、トンカラトンはまた姿を消した
「む…むごい、一体何者がこんな事を…」
石化したTさんを見てそういうのは、神社生まれのJさん
「それにしてもあのTさんを倒すなんて、何て恐ろしい相手なんだろう」
身震いしながら、教会生まれのKさんがつぶやいた
「し…しかしこれだけの面子がそろえば何が現れようと負けることは無いだろう」
何とか周りの士気を高めようと、モスク生まれのMさんが皆に言う
「その通りだ!必ず皆で、Tさんの仇を…」
某所でTさんのライバルとまことしなやかにささやかれている実力者、南蛮生まれのWさんが高らかに宣言しようとした、その時だった
「Wさん!後ろだ!!」
その言葉に振り返ったWさんと、叫んだMさんの目に、恐怖のマラソンマンの目が不気味に輝いた
「う…しまった!」
「ぐあああああああ」
たちまち石に変わってしまう二人
「己!矢ぁーーーー」
「聖っ!!」
マラソンマン目掛けKさんとJさんは同時に必殺技を放つが、マラソンマンはひょいと飛んでそれをかわし、目を見開いて二人を石化させんとする
だが、二人はすぐさま目を覆い、マラソンマンの攻撃を防いだ
しかし、それが仇となった!
「トンカラトンと言え!!」
「!!」
いつの間にか横に現れたトンカラトンの凶刃が、Jさんを切りつける!
「ギャ!」
間一髪急所ははずしたものの、激痛に目を見開いたJさんはマラソンマンの餌食になってしまった
「うぬ!」
もはや一人となってしまったKさんだったが、それでも気丈に振る舞い、怪人二体に立ち向かわんとした、その時
Kさんの足を激痛が襲った
「しまった!」
いつの間にか迫っていた人食いランドセルの牙が、Kさんの脛に突き立てられていたのだ
程なく、Kさんもまた、妖怪達の手に落ちてしまう…
妖怪達は勝利を確信し、口々に不気味な言葉を吐きながら、Tさん達を飾り立て、その周りで不気味な勝利の舞を踊っている
いつも助けてくれるTさん達の敗北と、そのピンチに何もできない自分達に、私達が絶望しかけた、その時
「不甲斐なきものよ…全く、どいつもこいつも修行不足でいかん…」
近所の寺の住職、T住職が、どこからともなく颯爽と姿を現した…
T住職のかもし出すオーラに、さしもの妖怪達もびびっているのか、多少躊躇った動作を見せたが
すぐに
「トンカラトンと言えー」の叫びとともにトンカラトンが、次いで、人食いランドセル、マラソンマンの順にT住職に飛び掛っていった!!
「破ぁあああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
そして、次の瞬間、町中に響くような大音響と共に、それらの妖怪は一瞬の内に霧散する…
呆気にとられる俺達を残し、また来た時と同じ様に颯爽と去っていくT住職
「さすがオヤジだな…」
「敵いませんね、全く」
いつの間にか元に戻っていたTさん達が、去っていく住職の後姿に、尊敬の念を篭めてつぶやいている
寺の人って半端じゃなく凄い
私達は口々に言い合った
「よう!久しぶり!」
「久しぶり…ゴホ!ゴホっ!」
「どうした?風邪か?」
「ああ悪性のインフルらしい。今、家で寝てるとこ」
「インフルかよ。物騒だな。気をつけろよ」
「本当最近物騒だよ。近所では通り魔事件が多発してるらしいし」
「何だそれ」
「何でも突然部屋に入ってきて後ろからロープで首をギュッ、といくらしい」
「何それ。気付くだろ。普通。まあ俺なら即返り討ちにしてやっけどな」
「返り討ち?言うねー、そんなマジキチ相手に?」
「余裕っしょ!」
「マジでか。でさ………ゴっ!ごほっ!ゴホっ!ゴホおっ!!」
「おいおい大丈夫かよ?」
「………わりい。大丈夫大丈夫。風邪ひどくなってきた」
「大丈夫か。声変わってんぞ」
「ああ…ところで今度お前んち行きたいんだけどさ。道教えてくんない?」
「おいおい。何回も来たことあるだろ?」
「忘れちまった。住所教えてくれたら行くよ」
「しょうがねえな。XXXX町XXXX番地な。○○寺って聞けば、分かる。もう忘れんなよ」
「わかった。今度必ず行く」
「じゃ安静にな。あ、俺も風邪引いたみてぇだ。ハ…破ァーックショイ!」
「! …俺、自首するわ」
401 :
本当にあった怖い名無し:2012/02/16(木) 10:17:56.23 ID:A+B0fQ8w0
破アッー
402 :
本当にあった怖い名無し:2012/02/17(金) 15:31:39.64 ID:CusHmeyZ0
俺がとんからりん検索したのを知ってるハッカーがいるね
403 :
本当にあった怖い名無し:2012/02/27(月) 19:44:05.38 ID:AM6tvDK4Q
破ッカー?
404 :
本当にあった怖い名無し:2012/02/27(月) 19:52:35.02 ID:lrdEz1Y70
阿ッー!
405 :
1/3:2012/02/28(火) 18:56:37.44 ID:TicNZzLZ0
大学入試を終え、楽しみにしていた某モンスターバンドのライブの日がやって来た。
そのバンドは結成20周年を迎え、今なお精力的に活動している。
今年は世界ツアーと、日本人初のマディソンスクエアガーデン単独公演も決定したらしい。
辛い受験勉強を乗り越えられたのは、将来の為や大学生活への憧れもあったが
何より「これを乗り切ればライブが待っている」と思ってきたからだ。
406 :
2/3:2012/02/28(火) 18:58:04.47 ID:TicNZzLZ0
SEが鳴り出すと同時に会場がざわつく。
期待に胸を膨らませるオーディエンスの耳に、ハートに
ギターが旋律を奏でる。
ドラムがビートを刻む。
ベースが唸りをあげる。
そしてボーカルYの艶のある声が会場を魅了する。
会場はすでに興奮状態だ。
オープニングナンバーがクライマックスに
差し掛かり。Yが大きくブレスを入れた。
「ナッ…
「破ァーーーーーーーーーン!!!」
407 :
3/3:2012/02/28(火) 18:59:25.57 ID:TicNZzLZ0
青白い光弾がステージに撃ち込まれた。刹那、目の前の光景が、バラバラに散らばる。
「危ないところだったな」
気付くと、近所の公園の花壇にへたりこんでいた。声の主を見上げると、寺生まれで霊感が強いと評判のTさんだ。
「受験勉強で疲弊した精神を悪霊に狙われたんだな。もう大丈夫だ」
そういうとTさんは紫煙をくゆらせながら夕闇に去ってゆく。その姿はなぜか小さく見えた。
それにしても寺生まれって、以外とハイトーン出せるんだな。
お経をシャウトするTさんを想像しながら、そう思った。
ボーカルHの間違いです。
大変申し訳ございません。
今月中に自殺します。
>>408 破ァーーーーーーーーーーー!!!!
自殺する原因をふきとばしたぜーーー!!!
僕は大変な間違いを犯してしまった。
そのミスは、ラムネのビー玉をメントスと間違えるような致命的なものだった。
死んでわびよう…
>>409 モニタが青白く光り、新しいレスが書き込まれた。
寺生まれって迅速、と思うと同時に、なんかこのTさんジョジョっぽいと思った。
411 :
本当にあった怖い名無し:2012/02/29(水) 00:58:28.47 ID:f1pNuO9D0
「アリガトーーーーーーーー!!」
ノドからCD音源と讃えられる、世界一可愛い声優の、ロリータヴォイスがライブ会場に響きわたる。
そしてMCの合間にバースデーケーキがステージ上に運びこまれた。
彼女に相応しくピンクを基調としながら、色とりどりのフルーツやチョコレートが散りばめらた
豪華でありながら、可愛らしいケーキだった。
そう、今日は彼女のバースデーライブなのだ。
しかし、チャッカマンを持つスタッフがあきらかに狼狽している。
なぜならロウソクが36本たっていたのだ…
会場を埋め尽くしたファンも次第に状況を理解し青ざめていったその時。
412 :
本当にあった怖い名無し:2012/02/29(水) 00:59:19.24 ID:f1pNuO9D0
「破ぁーーーーピ、バースデー、トゥーユー!!!」
あれは寺生まれで霊感の強いTさんだ。
ピンクのサイリウムが、青白く色を変えたのを見て確信した。
「盲目的な王国民にとっては、真実も悪霊みたいなモノなのか」
ケーキのロウソクは17本を残し消えていた。
こうしてライブは彼女にとっても、集まったファンにとっても幸せなひと時となった。
会場をあとにする、Tさんのピンクのハッピの背中を見て
寺生まれって本当に何処にでもあらわれる。
あらためてそう思った。
414 :
本当にあった怖い名無し:2012/02/29(水) 11:56:01.92 ID:f1pNuO9D0
このスレ2010年にたてられたのか。
過疎ってるな。
>>405から書いたけど、新しい書き手を呼びこむために、ちょこちょこ書いていこう。
昼食をとり終えた頃、いい天気なので散歩にでも行こうと思い出た。
歩きだそうとしたとき10メートル先に妊婦がしゃがみこんでいるのが目にはいる。
すぐに駆けつけ、
「大丈夫ですか?」
と声をかけるが返事はこない。
「どうしました?」
またも返事はない。
さすがにまずいと思い
「救急車を呼びますね」
と言い、携帯を取り出した。
そのとき妊婦が口を開いた
「あのー、すいませんこの近くに交番か○○寺はありますか?」
なぜそんな場所を聞かれたのか疑問に思いながらも寺の場所をおしえる。
すると
「そうですかありがとうございます。」
と言いながら立ち上がり、続けざまに
「それではまたどこかで」
と言うと妊婦は去っていった。
なんだったのだろうかと思いながら携帯を開く。
その瞬間あの妊婦の言葉の意味を理解して僕はすぐさま家へと逃げ込んだ。
今思い出しても背筋が凍りつく。
もしあの時Tさんの寺を教えたりしなければどうなっていたのだろうか。
妊婦の消息はそれきり聞かない。
Tさんに連絡して「破ァ」をやってもらったからなのか。
416 :
1/666:2012/03/08(木) 02:41:10.71 ID:FQ34Sp7X0
これから私がするお話は、背筋が凍るなどという表現では、少しもその恐ろしさにつり合いません。
なんと言いましょう、嫉妬や憎悪などの負の感情が恐怖とともに織り上げられ
絶望に色付けされたような、とでも申しましょうか…
少々長くなりますがお付き合いください。
時は大正四年、欧州の某国の片田舎のことです。
417 :
「破ぁーーーー!!!」:2012/03/08(木) 02:47:59.66 ID:FQ34Sp7X0
「危ないところだったな」
モニターにいつものキメゼリフが書かれていた。
寺生まれで霊感の強いTさんだ。
ちょっとどんな大作だったか気になるけど、寺生まれってサイバーパトロールまでやって大変だな。
そう思った。
418 :
本当にあった怖い名無し:2012/03/09(金) 05:14:26.41 ID:4js3qqmw0
「あのー、すいませんこの近くに交番か高円寺はありますか?」
「あのー、すいませんこの近くに交番か吉祥寺はありますか?」
「あのー、すいませんこの近くに交番か泉岳寺はありますか?」
「あのー、すいませんこの近くに交番か祐天寺はありますか?」
だめだ、まるで意味がわからんのでまるで凍りつかん。
だいたい、
>>416に666足しても、次のスレが立つだけだし。
破ァ、このスレもいろんなのが沸くようになったな…。
コピペのは元ネタをググれば分かるのでは
ただのアスペやろ
破ァ!
Tさんシリーズのまとめないのかなぁ?
424 :
本当にあった怖い名無し:2012/04/01(日) 19:12:18.83 ID:IVe3qCDq0
>>423 怖い話まとめの中にまとめあるけど
Tさんオンリーまとめはあるのかな?
最近Tさんを知ってファンになったんだけど、
教会うまれのK神父は、よほど複雑な出生だと思う。黒いもの感じるな。
教会に捨てられていたのが修道院で育てられて、
神父になったってのはどうかなー。
もちろん、闇の世界の血をひいてるのを成人して自覚してるとかだが。
Tさんも、寺生まれだけど住職は兄が継いで、Tさんはピザの配達とか
バイトして気軽な身分って感じだな。
親父はTさんの方がかわいいんだろーとか
兄より能力があるとか思って、鍛えてるんじゃないかな。
ピンクパンサーの付き人みたいな感じって、古いか・・。
>>426 Kさんは教会生まれってだけで神父とはかぎらないし
神職だとしてもプロテスタントってケースもありえる
プロテスタント教会のPさんにカトリック教会のCさんとか
今後細分化もあるんだろうか
Tさんについては次男以降って発想あるよな
ただし俺のイメージでは髪型だけはぜったい坊主なんだよね
>>427 Kさん、神父って載っていたのがあったよ。
で、悪魔祓いってのはカトリックの方で、プロテスタントは
やってないと思う。だからどうしてもKさんはカトリックでないとな。
いうまでもないが、カトリックの神父、修道女は(表向きとはいえ)
結婚NOだし、教会生まれの神父はあり得ない(表向きだが)。
Tさんは母親が寺の跡継ぎで父親はTさん母の父に能力を見込まれて
寺を継いだってのも面白いと思う。
Tさんシニアとして昭和の時代に活躍してほしい、父、祖父の破ぁだが。
って、まるでスターウォーズサガのようになってきたな。
オーソドックス(正教)はなし?
もくもく煙を噴き上げる、ゴツい香炉を鎖で振り回すアレはなかなか迫力があると思うが
>>429 あんまり知らないからいらんこと言わないでおく。
が、「オーソドックス破の教会生まれで霊感の強いOさんが、
生まれてから一度もひげを剃ったことがないロシア系の色の白い顔を
真っ赤にして破あ〜」
ってのもおもしろそうだね。
>>430 ごめんオーソドックス破でわろた
すげぇ強そう
こんなの見つけた、リアルTさんw
800 :可愛い奥様:2012/04/05(木) 21:20:52.31 ID:eNBaulwl0
>>799 占い師さん。
本職はお坊さん。
だから、占い師さんって呼ぶと怒るw
余談だけど、このお坊さん電話すると声で分かるらしい。先日電話したら
「今は大丈夫になったやろ?こっちくる時間あったら美味しい物でも
そのお金で食べなさいよ。え、みてもらいたいことがある?あーそれは
自分でやれる程度のことだから戦って。」 と言われたw
803 :可愛い奥様:2012/04/05(木) 21:40:50.35 ID:eNBaulwl0
不思議な人で、一度あまりに辛いことがあって相談しながら
泣いてしまったら、窓開けて「ちょっと見てなぁ」って言って、
何かブツブツ? 言ったら庭に雀が集まってきた。
それが可愛くて落ち着くことができた。
犬と猫探すのだけは苦手だって言ってたw
804 :可愛い奥様:2012/04/05(木) 21:55:04.44 ID:fihRf//00
>>800 霊能僧侶なのかしら。
805 :可愛い奥様:2012/04/05(木) 22:06:11.90 ID:XOS3rqBp0
>>803 こういうの面白いね このスレらしいというか
BA-SANとか出てきたら「破ァッ!」てぜひやって頂きたい
Tさんってしょうがないけど基本後手に回るよね
434 :
本当にあった怖い名無し:2012/04/18(水) 03:00:19.43 ID:gUOn9lUq0
お前らTに下らない期待してるようだが、
あいつは本堂に上がった信徒さんの若い女子の靴を、
思いっきりクンカクンカするようなド変態のクズだかんな
俺は数年前脱サラし、とうとう自分の牧場を開くことに成功した。
早起きにもなれ、経営も安定してきた。
そんなとき、奇妙な事件が起こった。朝いつものようにヤギ小屋に行くとヤギが死んでいるのだ。今日で丁度5日目だ。20匹いたヤギが10匹まで減っていた。それも全身から血を抜かれているようだった。
周りに山しかないこの場所、人はあまり来ないはずだ。すると何か動物の仕業か?と初めは考えていたがヤギより襲いやすい鶏が被害に合わないのはおかしいと思った。
数回続いたこの事件も怖くなったので俺は開業祝いに来てくれていた元先輩の寺生まれのTさんに相談した。
「そりゃあ野衾かもしれないな。よっしゃ!任せろ!」
そして、待ち伏せを始めて深夜になった。
2時を過ぎたあたりに、ガタン!と大きな音がし、入り口の扉が空いた。
そこには1.5mくらいの全身を毛で覆った何かがいた。
全身を毛で覆った何かはヤギを見つけると、カンガルーのように飛び跳ね襲いかかっ「破ァ!」
ヤギに襲いかかる直前、Tさんが手から出した光弾が奴をぶっ飛ばした。
懐中電灯を手に恐る恐る近づき、光を全身毛に覆われた何かに向けると、吹っ飛ばされたのはチュパカブラだった。
UMAまで倒してしまうとは寺生まれってすごい。突然現れた黒服2人組がペンのようなものから出した光を見ながら俺はそう思っ……
あれ?何でヤギ小屋にいるんだっけ?
そういえばMIB III って、5月公開だっけ?
チュパカブラって、プエルトリコかどっかにいるんじゃなかったっけ?
宇宙人なのか?
黒服はTさんにもピカってやったのか?
Tさんは2人に破ぁをしなかったのか?
ピカってされたから語ろうにも記憶ないんだよな
あのな、記憶がなけりゃそもそも話が書けんだろーがw
野衾も謎だ・・・
440 :
本当にあった怖い名無し:2012/05/01(火) 10:13:46.87 ID:ONGAgeGcQ
>>440 野衾みてきた、ありがとう
妖怪関係弱くてさ・・・勉強になる Tさんのおかげかな
笑える怖い話→人形の怖い話→泥ママ話と
まとめを巡っていたら、離島の警備員のOさんの話に巡り合った
Oさんは霊感はなさそうだが、腕力に勝る人のようだった
Tさんのライバルとして格好のキャラだと思ったら
そこでもTさん風に改変されていた
島生まれってすごい・・・
Tさんの認知度もパねえと思った
443 :
本当にあった怖い名無し:2012/05/12(土) 16:18:59.39 ID:+rKPkpZ80
456 :本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:44:44 ID:O7kzZ8gX0
じわ怖といえば最近の俺のカーチャンだなw
なんかさー、最近夜中に外に出るんだよ。パジャマ姿で。
この間寝つけなかった時、玄関の鍵の音がしたんだよ。がちゃって。
それで気になって窓から玄関の方を見下ろしたら、カーチャンだったんだよ。
んで、キョロキョロ辺り見まわして公園の方に向かっていったんだよ。
それから時意識して見るようにしてたんだけど、決まって土曜の夜中みたいだ。
今日も出かけてったよ。一時間前に。
でも、そん時にまた窓から見てたらカーチャンと目があったっぽいんだよね…。怖ええw
まだ帰ってきてないけど、帰ってきたら、っつーか明日なんか言われんのかな
とか思ったらどうにも眠れんorz
457 :本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:49:09 ID:O7kzZ8gX0
a
458 :本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:52:39 ID:O7kzZ8gX0
うそうそ。変なことを書いてごめん(笑)上に書いてあるの全部作り話だよ。本当にごめんなさい。気にしないで。もう寝ましょう(笑)
444 :
本当にあった怖い名無し:2012/05/12(土) 16:21:25.21 ID:+rKPkpZ80
459 寺生まれで霊感の強いT[sage] 2008/04/27(日) 04:52:59 ID:N6jyY7fW9
>>458 破ぁーーー!
460 :本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:53:21 ID:O7kzZ8gX0
寺生まれてスゴい。
本当にそう思った。
446 :
本当にあった怖い名無し:2012/05/24(木) 10:18:30.98 ID:S2vvWMymQ
www
※Tさんの性別が変わってます
初めての赤ちゃんに無我夢中だった。
ろくに眠らず、夜鳴きもひどかった娘。
へとへとに疲れはてて、抱っこでゆすりながら
「あんたはママを苦しめたいの?ほんとにひどい子だ」と
悪態をついた日々。
赤ん坊の気持ちなんて、全然わからない。
母親の自信なんて、みじんもない。ただ、もがくだけの日々。
あれから数年たって、娘は五歳になった。
「あのね、ママ」(もじもじ)
「なぁに」
「あたしね、ママのこと、破ァーー!」
あの頃の私が一番聞きたかった言葉。 寺生まれってすごい。
やっと聞けた。
消えてゆく瞬間に、泣きながら娘を抱き締めた。
448 :
本当にあった怖い名無し:2012/05/31(木) 06:10:46.82 ID:c7+qbbzM0
亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。
「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」
いかにもKらしいなと思った俺は撮影を引き受けた。 Kの家で撮影したらバレるので、俺の部屋で撮ることになった。
「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んでしまったということになります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、 今まで本当にありがとう。
××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。 だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」
それから半年後本当にKは死んでしまった。
「これも供養になりますから、是非見てあげてください」とDVDをセットし、 親族に見せた。
449 :
2/3:2012/05/31(木) 06:13:42.08 ID:c7+qbbzM0
「えー、Kです。このビデオを・・るということは、僕は・・んで しまっ・・いう・・ります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本・・ありが・・・僕はズヴァアアアアアアア死にズヴァアアアアアアアにたくないよおおおおヴヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア、ザッ」
背筋が凍った。
最後の方は雑音でほとんど聞き取れなかったが、Kの台詞は明らかに撮影時と違う
断末魔の叫びのような言葉に変わり、最後Kが喋り終わるときに暗闇の端から何かがKの腕を掴んで引っ張っていくのが見えた気がした
450 :
3/3:2012/05/31(木) 06:15:38.45 ID:c7+qbbzM0
教会生まれのKさんが、とうとう悪霊にやられてしまったのかと思った
最近ちょっとオリジナル性に欠けてるね
Tさんスランプなのか、世の中平和ってことなのかなー
Tさんの力じゃ不景気や放射能汚染は解決出来ないからなぁw
Tさんに万能を求めすぎじゃない
>>453 怨霊オンリーでw
ちょっと、俺の中にあるTさん像と違ったから俺も介入してみた
ヴーーーという音とともに、真っ暗な画面が10秒ほど続く。
あれ?撮影に失敗していたのか?と思った瞬間、真っ暗な中に突然Kの姿が浮かび上がり、喋り始めた。
あれ、俺の部屋で撮ったはずなんだが、こんなに暗かったか?
『えー、Kです。このビデオを・・るということは、僕は・・んでしまっ・・いう・・ります。
○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、今まで本・・ありが・・・』
Kが喋る声に混ざって、さっきからずっと鳴り続けているヴーーーーーーという雑音がひどくて、
声が聞き取りにくい。
『僕を育ててくれたお父さん、お母さん、それに友人のみんな、
僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、どうか悲しまないでください。
僕はズヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア××(娘の名前)、
お父さん死んじゃっヴァアアアアアアアアアアアアア死にたくない!
死にズヴァアアアアアアアにたくないよおおおお 破ぁーー!!』
雑音とKの叫びに割りこむように、突如スピーカーから別の声が響き渡る
突如、画面の中に坊主頭の青年が青い光弾を放ちながら登場した
『生者を地獄に引きずり込む悪鬼どもめ!』
おそらく彼は生前Kが山で出会ったという寺生まれのTさんだろう
『破ぁー!!』
Tさんの叫びとともに画面が光弾の光りで溢れかえり、何かの断末魔の叫びのようなものが聞こえた
しばらくして光が収まった後の画面にTさんの姿は無く、Kが何事もなかったかのように家族に別れの言葉を言っていた
「僕の勝手な趣味で、みんなに迷惑をかけて、本当に申し訳ないと思っています。
僕を育ててくれたお父さん、お母さん、それに友人のみんな。
僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、どうか悲しまないでください。
僕は天国で楽しくやっています。
皆さんと会えないことは残念ですが、天国から見守っています。
××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。
だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」
はじめ親族は何があったかわからず戸惑っていたが、奥さんの弟の
「K兄さんの頼みなんだ、皆笑顔で送ってあげよう」という一言によって
親族一同笑顔で見送った
水を指すまいと法要の会場を抜け外の空気をすおうと外に出ると
Tさんが壁に寄りかかって空をみあげていた
「すまん・・俺と出会った時にはもう奴は手遅れだった」
そう、悔しそうにTさんは言った
「命は助けられなかったが、せめて親族に笑顔で見送られながら極楽に行けるようには、な・・・」
そう言い残し、歩き出したTさんの背中を見て
寺生まれはスゴイ、悲しみと安堵と感謝で自分の心のなかが解らなくなっていても
その思いだけは、確かに有った
>>455>>456 やっぱ、Tさんはその場の全員か誰かが知ってて
「あ、Tさんだ」って言わせた方がいいと思うよ
んで、昨日ドラマを見てたんだが、
「そこまでだ、ハアアア」
というセリフとともに剣で対決したシーンがあった
あっけなく殺されてしまったが、場面関係なくうけた
声優さんか日本語版製作の人がTさんのファンかなと思った
相手がチェーザレ・ボルジアだったんだけどな・・・
458 :
1:2012/06/09(土) 21:30:22.66 ID:irT5uMh10
しがないサラリーマンの私だがついに念願のマイホームを手に入れた
新築はさすがに無理だったが格安の中古物件を見つけたのだ
「ほ〜らお前達!!今日からここがお父さん達の家だぞ」
「パパすげぇ!!」
「ほらほら走ったら転びますよ!ふふ、あの子喜んでるわね」
しかし・・不動屋言葉が気になっていた
「まぁこのお値段には訳がありまして・・その・・・出るんですよ」
なんでも曰くつきで住人のの入れ替わりが激しいらしい
オカルトの類は一切信じてないものの気持ちの良いものではない
だが住んでなんとも無ければ良いだろうと楽観的にもなっていた
・・・・・・・・が、異変は直ぐに起き始めた
459 :
2:2012/06/09(土) 21:31:00.63 ID:irT5uMh10
「パパァァァァ!!!」
「どうした!!」
「寝てたらね、タンスの前で誰かが刀を振り下ろしてるの!!何度も何度も!!」
「そんな馬鹿な…」
そんな事が何度も続き知り合いの霊感が強い人に家を見てもらうことにした
「ここですか?」
「あぁ…俺や妻は何とも無いんだが息子が侍の霊が居るっていうんだ」
「とりあえずお邪魔しますね」
その人と一緒に家の中を回ったのだが息子の部屋についた途端
知り合いの様子が豹変した
「う・・うう・・・ぁああ・・・なんだここは!?」
「だ、大丈夫ですか?」
「こんなの無理です!?すみません帰らせてください!!」
「え、えぇ〜ちょっと??」
知り合いは制止も振り切り一目散に家から飛び出していった
そして突然の連絡が来たのは翌日だった
460 :
3:2012/06/09(土) 21:32:35.41 ID:irT5uMh10
「あなた…知り合いさんが昨日車に撥ねられてお亡くなりになったらしいわ」
「なんだって!?」
何でも目撃者によれば吸い寄せられるようにトレーラーの前に飛び出して撥ねられたそうだ
地面には血文字で テラ T と書かれていたらしい
「テラT…か、何かを伝えたかったのか」
その後も異変は続き息子の体調がどんどん悪くなっていった
「パパ…僕殺されるんだ…」
「何を言ってるんだ!!」
「侍がね、どんどん…近づいてくるの
最初はタンスの前に居て次が机の前でもうすぐボクのベッドの前に来るんだ」
「わかった引っ越そう」
「無理だよ…どこに行っても追って来るよ侍は…ボクわかるんだ」
「なんて事だ…くそ!なんとかしないと!」
それから私はテラTという言葉を頼りに情報を集めて回った
461 :
4:2012/06/09(土) 22:38:53.02 ID:irT5uMh10
あれから3日
「ここかTという人が居る寺は」
死んだ知り合いはTという先輩が居たらしくようやく探し当てた
「ん?檀家さんか?葬儀なら親父は今旅行に…」
「葬 儀 に な っ ち ゃ 困 る ん で す よ !」
「おいおい落ち着けよ?」
「助けてください息子が…息子がぁぁ…ううう…!!!」
この人がTさんだった
あった途端不思議と安心感と期待感が滲み出て来て私は泣き出してしまった
「訳ありだな、わかった安心しろ…俺が力を借す」
保険のCMに出たら加入者が一発で
10倍になんじゃないかと思える物凄く頼りになる笑顔だった
462 :
4:2012/06/09(土) 22:39:43.43 ID:irT5uMh10
それから事情を話しすぐに家に来てもらった
「家自体にはなんもねぇな」
「知り合いの人も家は平気でした、ただ息子の部屋が…」
「みせてみな」
部屋に入った途端顔つきが険しくなった
「こいつぁ・・」
「パパ…その人だぁれ?」
「お前を助けに来てくれたヒーローだよ」
「後輩も善意でここに来たんだろうけどよ
自分の力量では超えちゃ行けないラインを超えちまったんだな」
「そ、そんなに危険なんですか?」
「息子に付いててやってくれ…むん!」
Tさんが念をこめると息子が悲鳴をあげた
「侍だ!!怖いよ!!!」
私には何も見えないが確かに何かがいるようだ
463 :
6:2012/06/09(土) 22:40:33.68 ID:irT5uMh10
「息子さん、感覚が鋭いからもろに影響受けちまうんだろうな」
ザイニンハ…ユルサヌ…スベテ…クビヲハネル
「破ぁ!!!!」
次の瞬間Tさんの手が青く発光して何者かに光弾を発した
ユルサヌユルサヌユルサヌヌルサヌユルサヌ
ユルサヌユルサヌユルサヌヌルサヌユルサヌ
ユルサヌユルサヌユルサヌヌルサヌユルサヌ
ユルサヌユルサヌユルサヌヌルサヌユルサヌ
「ち、この霊なんて念だ!源は…下か!!」
そう言うと素手で床をブチ抜いて家の下に光弾を乱れ撃ちした
464 :
7:2012/06/09(土) 22:41:52.14 ID:irT5uMh10
ワレハ…シメイガ…ワレハキリツヅケル
ワ…レ…ハ……
「何が使命だ!笑わせんな!もうお前は死んでるんだぜ?」
「パパ!侍が消えたよ!!」
「本当か!」
「ひとまずは安心だがな、まだ終わってないぜ?これからが大変だ」
Tさんの話によればここは古い処刑場だったらしい
そして家の下には埋められた井戸がありそこに処刑された人たちが放り込まれていたとの事
処刑された人たちは成仏できずに地縛霊としてここを彷徨っていたのだ
息子にとりついた霊は処刑人だったらしく人を斬り続ける事で精神に異常をきたし
最後には自らの喉を切り裂いて死んだが
悪霊となり自分が殺した霊たちをここに縛りまたそれが悪霊の力にもなっていたと説明してくれた
465 :
8:2012/06/09(土) 22:43:24.05 ID:irT5uMh10
その後、家を解体して井戸を掘り返して御払いとお清めをしてまた埋めなおす事になった
費用?それはもちろん
「お前はなんて家を売買してたんだ!多分死人も出てただろ!責任をとれ!!
いやなら全国寺ネットワークを駆使して廃業に追い込むぞ?」
と、Tさんが掛け合ってくれて不動産屋が全額負担してくれるらしい
さらに無償で新築の家まで建ててくれるそうだ
「ま、安かろう悪かろうだな、うまい話には気をつけろよ」
「本当にありがとうございます」
「ありがとう!イケメンのお兄さん」
「おぅ!お前にも強い霊感があるみたいだな?決して力量以上のことはすんなよ」
「うん!」
「じゃあな」
「Tさんか・・・寺生まれって凄いな」
「Tさんかっけー!シビれる憧れるぅ!」
その後息子が立派な霊媒師になったのは言うまでも無い
ダラダラ長くてすまん
悪霊の居る家を買った家族をTさんが助けるってのをサクっとやりたかったのに
まとめがヘタで長くなっちゃったよ
>>466 ネタはいいんだけど長すぎる。3レス以内で収めよう⇒まずは1レス完結モノで練習を
前フリから破ァァァまで一直線すぎる。ひねろう⇒まずは頼みの綱が敵みたいな流れで
破ァ!
ここは文章作成の鍛錬場としても機能している。
470 :
本当にあった怖い名無し:2012/06/19(火) 22:59:24.53 ID:KOPrhC9o0
1年ぶりに来たら、Jちゃんに萌えた
Tさんのイメージが、石川賢が書いた「ウルトラマンT(タロウ)」になっている。
シコシコして逝く瞬間にティッシュを取ろうと
思ったのですが1枚もありません。
チンコの皮を思いっきり引っ張り皮の中に精子を
貯めトイレにダッシュしたのですが段差でつまづき
精子を廊下にブチ撒けた瞬間にTさんが
「破ぁーーーーーつ恋の味!!」と叫んだ、するとTさんの両手から
白濁液が飛びだし、母を吹き飛ばした
「おっと、カルピスをこぼしちまったぜ・・・」そう呟いて片手でタバコに火をつけるTさん。
寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思ったのですが
どう見ても精子です。
本当にありがとうございました
473 :
本当にあった怖い名無し:2012/06/28(木) 10:17:10.12 ID:GQP/G2iaQ
いいえ、ケフィ破アです
「とてもじゃないが1人じゃ厳しい案件を頼まれた。お前誰か知らないか?」
寺生まれのTさんはそう言った。
俺は霊感が無駄に強いだけで祓う力はまったくないので行く先々で霊的な災難によく会うものだから、『力』を持つ人に忠告されたり助けられたりしたことが多い。
それもあってTさんは聞いてきたのだろう。
聞かれた俺の頭の中に真っ先に1人浮かんだ。
ある大きなお寺で一際強い霊感を持って生まれたと言われ、地元では『大仏の子』と評されるDさんだ。
「Tさんに匹敵するんじゃないかって人・・・1人知ってます」
俺はTさんにそう言うと、早速アポを取るように頼まれ、取れ次第すぐに会いたいとTさんは言った。
電話でDさんに事情を話すと静かに承諾した。全国でも有名なTさんの名前を聞いた途端、久々の電話にテンションが上がっていたDさんの声が真剣なものへと変わっていた。
二日後に俺とTさんはDさんの住む寺へと向かった。階段の途中から大きな大仏があるのが見て取れた。
「あっ!Tさんあれ!大仏の肩!」
大仏の肩に大柄なスキンヘッドの男がいた。間違いない、Dさんだ。
「きよったな!君がT君か!」
Tさんは上を見上げながらこう返す。
「ややこしい話をする前に力を試させてもらうぜ!俺の足を引っ張らないかどうかをな!破ぁ!」
言うなりTさんが青い光弾を放った。
「邪ッ!」
叫んだDさんが黄色い気を纏った手刀で光弾を弾いた。大仏の首が飛ぶ。
日本屈指であろう霊能力者の闘いが今始まる。
大仏の子、Dさんか、新キャラだな
(お不動さんの子、ふーさんってのもいいな)
でもな、腕試しかしらんが、2人を戦わせるのはあかんよ
酒でも飲んで意気投合して、戦うエネルギーを
さっさと悪霊退治にツカッチマイナー
邪ッ!
大仏さんの首はねちゃあダメでしょ・・・
Dさんいいな
Tさんの頼まれた案件も気になる
大仏の子なのに大仏の首はねちゃうDさんパネェ
『いんび』
今からもう10年以上前の話で、確かではありませんが、5歳ぐらいの頃の事だと思います。
私の住んでいたところは、山奥の村(?)でした。
電気も電話も無く、道さえ舗装されてないような、時代錯誤も甚だしいような場所です。
その村に住んでいたのは、私と私のおじいちゃん、
そして双子のヒサシとトモユキと、そのおじいちゃんおばあちゃんの6人だけでした。
二人は障害を持っていて、
ヒサは口が聞けず、トモは生まれ付いての虚弱体質で、一人ではろくに歩けもしないほどでした。
それでも私たちは仲が良く、いつも一緒に遊んでいました。
ヒサとトモは二人で一つのような存在で、
何処かへ行く時はヒサがトモを背負い、話をする時はいつもトモが喋っていました。
学校は近くになかったし、街へも出た事がありませんでしたが、
勉強は二人のおばあちゃんが教えてくれるので、何不自由なく暮らしていました。
そんなある日、私たちが村の大鳥居のところで遊んでいると、ヒサたちのおじいちゃんが大慌てで走ってきます。
その顔があんまりに嬉しそうなので、
「何か良い事があったのかな?」「今日はご馳走かな?」なんて3人で話していました。
案の定おじいちゃんは、「今日はめでたいことがあったけんご馳走じゃ」と、私たちを家に連れていきました。
ヒサたちの家に着くと、私のおじいちゃんも待っていてくれましたが、何故か暗い顔をしていたのを覚えています。
今思えば私のおじいちゃんは、これから起こる事を知っていたんだと思います。
だけどその時は、「なんで悲しい顔をしてるんだろう?何処か具合でも悪いのかな?」と考えていました。
食間に通された私たちに出されたのは、黄金色に透き通ったお酢みたいなものでした。
私たちがそれぞれに、「何だろう?」と怪訝そうな表情を浮かべていると、
「神様から頂いたありがたいお酒だから、飲みなさい」と、ヒサたちのおじいちゃんが急かします。
ヒサが意を決して飲み干し、そしてトモにも飲ませていましたが、私はどうしてもその気になれませんでした。
すると後ろに居た私のおじいちゃんが、
「サトコ、お前の分は薄くしてあるけん、めんだな(面倒な)事にはならん。飲め」と言いました。
私はおじいちゃんが大好きだったので、「おじいちゃんが言うなら大丈夫だ」と、一気にそれを飲み干しました。
しかし、そんな私の信頼を裏切るかのように、途端に目が回り始めました。
定まらない視界をヒサたちの方へ向けると、二人とも既に倒れこんでいるように見えました。
その直後、私も体を支えられなくなり、その場に倒れこんでしまいました。
しばらくして意識を取り戻すと、地面がガタガタと揺れていましたが、すぐに私は車の中だと気付きました。
私たちは一体どうしたんだろう?と考えますが、どうにも朦朧として考えが回りませんでした。
でも、誰かの話し声はうっすらと聞き取れました。
「わーがえなもん(お前みたいな奴)死んだが良かったんじゃ」と声を荒げるのは、私のおじいちゃん。
「やくたいもねこと(しょうもない事)いつまでも」と切り捨てるような声は、ヒサたちのおばあちゃん。
「しちねんぶりのいんび(いみび?)だけん諦め!」と怒鳴るのは、ヒサたちのおじいちゃん。
私たちはこれから何をされるのだろう?怖くて怖くてたまりませんでした。
それからどれくらい走ったのか、おじいちゃんたちは車を止めました。
私たち三人を車から降ろして、どこかに連れて行こうとしていましたが、私は怖くて狸寝入りをしていました。
途中までずっと怒鳴っていたおじいちゃんは、私を抱えながら、
「わりしこだった、わりしこだった(すまなかった)」と泣いていました。
暗い納屋のような場所に私たちを寝かせると、ヒサたちのおじいちゃんは、お経のようなものを読み始めました。
私は、きっと殺されるんだと思い、恐怖で体が震え、体中から冷や汗がどっと噴出しました。
心の中で何度も何度も、おじいちゃん助けて!と叫びましたが、
おじいちゃんは顔を伏せたまま気付いてくれません。
お経のようなものが終わり、
ヒサたちのおじいちゃんは、懐から錆びた小刀のようなものを取り出して私に向けました。
もう駄目だ!
そう思ったとき私のおじいちゃんが、ヒサたちのおじいちゃんに飛びかかりました。
「おじいちゃん!」
私は力の入らない体を、それでも必死に起こしました。
「逃げえ!ヒサもトモももうあかん!お前だけでも逃げえ!」
と取っ組み合いになりながらも、おじいちゃんは叫びました。
私は必死に立ち上がり、出口の方に駆け出しました。
後ろからヒサたちのおばあちゃんが、
「あかん!お前は逃げたらあかんのんじゃ…… …っ!! おっおめえは、そんなっ?!まさか!あん寺の?!?」
「破アアアアアアアアア!」
「うおおっTさん!?助けに来てくれたんか!?」
おじいさんの声が聞こえました、Tさん?あの寺?Tさんて誰?助けてくれるの?それは迫る死の恐怖で
混乱を極めていた私の心が見せた幻覚だったのかも知れません…
一瞬うしろを振り返ると、ヒサたちのおじいちゃんに向かってTと呼ばれたその人の手の平から物凄い勢いで
青白い光弾が放たれるのを目撃したのです!
「っく」
ヒサたちのおじいちゃんは寸での所で素早く身を屈めて光弾をかわしました、光弾はそのまま直進し
ヒサたちのおばあちゃんのドテ腹に命中しました!
「あっ あかん!うぐおああああああああああああああっ」
ヒサたちのおばあちゃんは奇声を発しながら小屋の壁と屋根を突き破り、そのまま空の彼方へと飛んで
いってしまいました。
「くそがああああああああああ!」
その瞬間ヒサたちのおじいちゃんが咆哮しTさんの喉笛目掛けて小刀を振り上げました!Tさんはヒラリと
身をかわし、その返し際にヒサたちのおじいちゃんの顎に蹴りをお見舞いしました!
「ぐっぎぎぎ…」
ヒサたちのおじいちゃんは脳震盪を起こしている様でした、その時
「… … …… …… 」
ヒサたちのおじいちゃんが、またあのお経を唱えはじめました、ですが今回はちょっと様子が違います。
「何ぃ!この外道が…そっちがその気ならもう容赦しねえぞ!」
そう言うとTさんは一瞬少し焦った様な怒った様な顔をした後、直ぐに違うお経を唱えはじめました。
私はこういう方面にあまり詳しくないのですが、何というか、2人の放つオーラというか念力というか
そういうモノに気圧されて、その場から微動だに出来ませんでした。
その時です、おじいちゃんが私の手を掴み
「あとはTさんに任せえ!お前は早く逃げえ!」
と叫びました!
私は勇気を振り絞り必死に走り出しました。
おじいちゃんの事もヒサたちの事もTさんの事も心配でしたが、
必死に必死にその建物から飛び出し、海沿いの道を走り続けました。
途中、もう一度だけうしろを振り返りました、すると…
「ゴゴゴゴゴゴゴ…」
物凄い轟音と共にあの小屋の方から放たれた光柱が天を衝いたかと思うと、空一杯に暗雲と光雲が立ち込めて
来て、その雲の向こうで巨大な2匹の黒い龍と金色の千手観音の様な大仏が激しい戦いを繰り広げている幻影を見たのです!
もはや私には何が何だか意味がわからずに無我夢中で走り続けました!
どれくらい走り続けたのかは、もう覚えていません。
484 :
終わり:2012/07/13(金) 11:51:46.01 ID:AVgciIK60
裸足たった私の足は、皮が破れて血まみれになっていました。
痛みに耐えかねて、よたよたとよろめきながら歩く姿に、何かあったのだと感じたのでしょう。
通りかかったパトカーが止まり、降りてきた警察官が声をかけてきました。
助かった!
私はさっきの出来事を上手く説明出来ないながらも、必死に事情を説明しました。
自分でも、うそ臭い作り話に聞こえるような話し方になってしまいましたが、
なんとか事情を理解してもらう事が出来ました。
私はパトカーに乗せられ、元来た道を警察官と一緒に戻っていきました。
しかし私たちが戻ると、みんなの姿は無く、しんと静まり返っていました、
その場に残された巨大なクレーターだけが無言の異様を放っていたのです。
警察官と二人で周辺も探してみましたが、何処にもいなくなっていました。
その後、私は警察署に連れて行かれて、色々な事を聞かれました。
何があったのか、私の名前、住所や電話番号、家族の事。
でも答えられたのは、『サトコ』という下の名前と、さっき起こった出来事だけでした。
その時まで気付いていませんでしたが、私は両親のことも、住んでいた村の名前も覚えていなかった。
いえ、知らなかったんです。
行方不明の届けにも該当せず、帰る所も身寄りも無い私は、施設に預けられました。
今では7歳の頃に養子として貰われた家で、色々と問題も有るものの、平和に暮らせています。
でも、今でもこの時の事を夢に見て、思い出すことがあります。
おじいちゃんたち、そしてヒサシとトモユキ、そしてTさんは何処へ行ったのか。
あの時おじいちゃんたちとTさんは、何をしようとしていたのか。
その後、Tさんどうなったんだろう?
外には、ただ、黒洞々たる夜があるばかりである。
Tさんの行方は、誰も知らない。
うーん、6人しか住んでないのに村とは言えないだろう
それに電気も電話もないというのに、唐突に車登場、
でどこへ移動するのか、主人公は山奥の村なのに海沿いに逃げるしな
しかしなによりも、脳震盪を起こしたはずのヒサのおじいさんが
お経を唱え始めるのが解せないよ
488 :
本当にあった怖い名無し:2012/07/16(月) 13:08:22.74 ID:/oS50zbU0
489 :
本当にあった怖い名無し:2012/07/18(水) 09:01:48.62 ID:CwzTjsup0
「破アーークション!!」
突然大きなクシャミの音が停車中の電車内に響き渡り、俺は何事かとスケジュールを書き込んでいるタブレット端末から顔を上げた。
よく見ると幼なじみのTさんが鼻をぐずつかせ電車に乗り込んできた所だった。
俺の顔をみると「Zじゃないか、久しぶり。仕事は順調か?」などと話しかけてきた。
久しぶりに会ったこともあり、お互い話しが弾んだ。Tさんが体調悪そうにしているのはしばらく山ごもりの修行をしていたせいらしい。
やがて電車は次の駅に停車し、Tさんはそこで降りた。別れ際、「最近、肩が重くなかったか?」と尋ねてきた。そういえば、確かに重かった気がするがTが電車の中に入ってきてからなんだか軽くなった気がする。
大丈夫だよ、と返事をするとそうか、がんばれよと別れの挨拶を残し、Tさんは去っていった。
そういえば、さっきから電車内にのっている何人かの顔がすこし晴れやかになっている気がする
いいね!(・∀・)
491 :
本当にあった怖い名無し:2012/07/19(木) 10:32:29.45 ID:Y7mC/IDL0
君は人間清浄機
492 :
本当にあった怖い名無し:2012/07/21(土) 09:51:40.37 ID:NT6YPrbQ0
T「破っ破っ破っ破っ破っ」
Tさんオペラもやるんですか?
T「は?」
だって凄く上手でしたよ!発声練習でしょ?
T「いや…これは別に…」
てすと
こんにちは。
Tさんシリーズ好きなんで、Tさんのエピソードを個人的に色々まとめてます。
このスレからも数話まとめさせて頂きました。ありがとうございます。
オカ板以外からもまとめてるので多少毛色が違ってるかもしれませんが、
もし良かったら覗いてみて下さい。
寺生まれちゃんねる
http://tera-ch.seesaa.net/ このスレの住人さんにもご愛顧頂ければと思います。
板汚し失礼しましたm(_ _)m
495 :
本当にあった怖い名無し:2012/07/22(日) 00:29:57.56 ID:CfGIQxHa0
↑ グッジョブ!!
sh
497 :
496:2012/07/22(日) 05:34:54.83 ID:/GrKzoXd0
間違えて送信しちまった
>>494 写真で少しワロタわw
GJ
498 :
本当にあった怖い名無し:2012/08/06(月) 17:47:09.17 ID:SUJ/2hD+Q
500 :
本当にあった怖い名無し:2012/08/06(月) 20:51:35.85 ID:SUJ/2hD+Q
>>499 違ったらゴメン
>>497さんが言ってるのはたぶんトップページの
手の上がピカーッと光ってる写真のことじゃないかな?
《「破ァ」を繰り出す前に溜めてる・構えてる》みたいな感じのやつ
501 :
本当にあった怖い名無し:2012/08/06(月) 21:16:25.17 ID:SUJ/2hD+Q
>>500追記
携帯から見た場合は(Googleとかファイルシークを通しても)表示されないみたい
502 :
499:2012/08/06(月) 21:42:29.70 ID:TFMwq1oN0
>500
ありがとう!多分そうだね
PCで見てるけど、それしかないもんね
Tさんて誰?どうせ実在しないんだろ?
Tさんの流れ
・Tさん初登場。インパクトがあまりに強く、見た者に強烈な印象を与える
・有名な怖い話をTさんに解決させる改変が流行る
・マイナーな怖い話や新規の創作なTさん話が時々出る
Tさんの初出がオリジナルな話なら、実在の可能性はある(ってか、否定するのはムリ)
自分は友人だか後輩だかの彼女の霊障を相談されてそれをTさんに解決して貰う、
犬か箱根細工の箱の話が初出だと思ってたら、オリジナルがある改変話だった
ココの初代スレで「初出はVIPの怖いと見せかけて笑える話スレ」って話があったけど、
ソコで最初なTさん話の書き込みは 2007/09/09(日) 15:05:40.61
で、同一IDの人が短時間にTさん話6本を含むネタを書き込んでる
どこかから収集した話をまとめて連投と考えられるので、これが初出とは思えない
これ以前のTさん話カキコの情報求む
506 :
青いネックレス:2012/08/09(木) 00:59:15.05 ID:xESD4+Ml0
ある日、女子高生のA子さんは友達のB子さんに、B子さんが海外旅行で買ってきたという不思議な「ネックレス」を見せてもらう。何の宝石かは分からないが、それには青白い光を放つ石がついていて、B子さんはとても気に入った様子で、A子さんに自慢してきた。
そしてその日から、B子さんは毎日この「ネックレス」を身に付けるようになった。
あれから何日か経った、B子さんは急に学校に来なくなってしましまった。心配で仕方ないので私はB子さんの家にお見舞いに行った。
B子さんは「何だか、金属アレルギーになってしまったみたい。」と語り、よく見るとB子さんの「ネックレス」をしている周りの皮膚が炎症を起こしており、所々皮が剥けている部分もあった。
私は心配だったけど、「大丈夫、そのうち治るから。」というB子さんの言葉に気圧されて、学校でB子さんの回復を待っていると約束を交わした。
家を出てしばらくすると、後ろから「破ァ!」と声が聞こえた。
嫌な予感がしたので家に戻ると青いネックレスを掌で弄んでいるTさんが出てくるところだった。
私「どうしてそのネックレスを!?」
Tさん「いや、このネックレスは珍しくて恐ろしいものだからな。俺が預かることにしたんだ。」
あのBさんからネックレスを託されるってやっぱり寺生まれってすごい。
私は去ってゆくTさんの背中を見てそう思った。
だめだよ、Tさんはやっぱ海ではサーフィンやバタフライで
助けに来るくらい豪快なシーンがないと
後ろから破ァじゃ、迫力ねえよ
いそいそと質屋に入ってく行く背中を見送って欲しいな
sage
510 :
本当にあった怖い名無し:2012/08/18(土) 14:45:34.56 ID:hZnPSLXTO
破ぁ!!
昔書いてたけど、久久に来たらなんつうか、もう無茶苦茶やなwww
でも、キャラ増えたし、しっかり練ればアニメ化いけるんちゃう?
512 :
本当にあった怖い名無し:2012/08/27(月) 16:18:50.11 ID:0UHeQDFg0
イタコのTさんとか、ユタのYさんとか登場しないのかなぁ
シャーマンのSさんとか
じゃあ祓われる側にも固定キャラが欲しいよ
「またお前達か」て言われちゃう奴
腐り武者の三人組でいいだろ
A「あー・・・ちょっと足のほうやられてきたわ」
B「えっ、お前まだ足なの?俺頭のあたりからきてんだけどwwww」
C「ハラワタ腐って臭すぎワロタwwwwwww」
T「破ァァァァァァァァ!!」
>>515 それ『祓い落とされる』側だよね
話題になってんのは、いつも『祓ってもらう』憑かれやすいトホホキャラ
毎回憑依するのが同じじゃマンネリどころかスリルすら生まれない
あ、でもズッコケ腐り武者三人組が、
毎回新手の憑依霊をスカウトしてくるってのはアリかもな
まあなんつーか、結局はタイムボカンシリーズになっちゃうけどね
>>516 そんなに同じメンバーが欲しいなら師匠や先輩呼んでこいwww
518 :
本当にあった怖い名無し:2012/09/11(火) 23:57:00.62 ID:hq91N7+t0
>>516 オカルト雑誌のおっちょこちょい女性記者ってキャラはどうかな?
519 :
本当にあった怖い名無し:2012/09/11(火) 23:58:17.56 ID:hq91N7+t0
しょっちゅう、オカルト事件に首突っ込んでそのたびにトラブルに巻き込まれTさんに
「また、お前か 破ア!!」
って除霊され、そしていつの間にかTさんに恋愛感情をもつ。しかし同じくTさんに思いを寄せる神社生まれのJさんとライバル関係になってしまう。
・・なんかベタだな
そしてその嫉妬心を呪い屋のNに利用され・・・
おおぅべったべただなwww
>>516 一般人のキャラって事?
なんとなくツッコミ役っぽいイメージ
大体いつも語り手が突っ込んでるからかな
二学期が始まってから暫くして、友人のNからオカルトな相談を持ちかけられた。
お盆過ぎ辺りから、急に家の中で気配がしたり、家人がいないのにドアが急に開いたり閉じたりし始めたと言うのだ。
今週に入ってからは更にエスカレートして、ボンヤリとした人型が家の中を彷徨くようにもなったきたので、何とかしたい。
なにか、伝手はないかと言うのだ。
Nは真面目というか現物主義というか、普段はバカバカしい話には乗ってこないし、ましてやオカルトな話なんて今まで奴の口から聞いたことはない。少し天然気味だが、真面目な男だ。
自分に心当たりがあるから聞いてみる、と引き取った。その日の晩に、寺生まれのTさんにNの一件を相談してみた。
霊に関わる事に首を突っ込むとこっぴどくしかり付けられるのが常で、今回も叱られるのを覚悟していた。しかし、意外な事に今回のTさんは二つ返事でNの家への同行を承諾してくれたのだ。
「普段のおまえは好奇心から首を突っ込んで、自爆しているからな。今回も好奇心が透けて見えるが、しかし人助けでもある。
だから今回は特別だ。しかし、―――」
出だしは良い雰囲気だったのだが、結局途中からいつも通りの展開になってしまった。とんだ藪蛇だ。
翌日の放課後、Nと共にTさんと待ち合わせる事にした。
道々、自己紹介を兼ねてNに家の状況を説明して貰った。
Nの家は、両親とNの三人暮らしで、他に兄弟はいない。父親は、かつてある程度、名の通った工学者だったそうだが、今では街の発明おじさんにまで落ちぶれてしまっていた。母親は専業。どういった繋がりなのか、時々、近所の私立高校の学生が父親の所を訪ねてくるそうだ。
まずは外からN宅を観察する。普通の建て売り住宅と言った風の平凡な家だった。
しかし、自分達には見えないが、Tさんによるとかなりの数、それも不自然なほどの霊が居るらしい。
家の中に入ると廊下や階段、浴室や洗面所、居間、寝室ありとあらゆる所に年代も性別もバラバラな自縛霊で溢れている。
現代は勿論、戦前や江戸時代の女性、戦国時代の武者まで雑多な霊がひしめいているそうだ。
「おかしい。年代もバラバラで、死因も不揃い。しかも浮遊霊ではなく自縛霊と言うのは誰かが連れてきたということか」
Tさんは、Nにむかって行っていない場所が残っていないか問いかけた。Nは少し言い淀みはしたが案外あっさりと、
あと1カ所、裏庭の父親の作業小屋が残っていると白状した。
N宅の裏庭は平凡な表と比べて異様な有様だった。
おどろどろしい。小屋の廻りには人形のような物がうち捨てられている。
裏庭の作業小屋は、Tさんによると壮観の一言に尽きる眺めだったらしい。
窓から見える小屋の中は霊でギュウギュウ詰めで、小屋に入りきれない霊で小屋の廻りも朝の通勤電車のようだと言う。
原因は、ここ以外に考えられない。その作業小屋は、普段はNも入ることを禁じられている。
意を決して三人で小屋に入る。
Nがドアノブを廻すとカギは掛かっておらずあっさりと開いた。中には中年の男性が一人、こちらに背を向けて
ドライバーを片手に作業を行っていた。
「何か用かね?」そう言って振り向いた男性はやや面長で眼鏡を掛け、口ひげを生やしている。
Nに似ている。父親だろう。
年長者と言う事でTさんが事情を説明すると、N父は小馬鹿にしたように我々をみて説教を始めた。
曰く、「この科学時代にお祓い如きで除霊される幽霊などいるものか!!」
N父は傍らに置いてあった掃除機?を手に取ると両手でノズルを腰溜に構えて見せた。
「ここはひとつ、自動亡霊掃除機、名付けて「お祓いくん」の威力というものを見せてやる!」
そう言って、掃除機の吸い込み口、T字型の床用のズルを突きつけた。
一般的な霊はこれで十分吸い込み可能だが、N父はそう言いながら違う吸い込み口に付け替えてみせた。
棚の上などの高いところの除霊にはこれを使う!更に、部屋の隅や家具の隙間に逃げ込んだ霊には―――
「どういう原理なんです?」得意げに説明するN父に、ボソッとTさんのツッコミが入る。
「なんだと?」
「どういう原理で霊を吸い込んで居るんですか?」
「そんなこと、ワシが知るか!」
「じゃぁ、どうやって設計したんですか!?」
「今時、直感でこれぐらいのものが作れんで、なーにが科学者だ!!」
漫才のような会話がTさんとN父の間で交わされる。無茶苦茶だ、この人。
息子のNは隣で頭を抱え込んでる。
「論より証拠、実際にその目で見るがいい!」
不毛な論争に苛立ったのかN父はいきなり「お祓いくん」のスイッチを入れる。
甲高いモーターの音はするが、何も起こらない。
なんとも気まずい雰囲気が流れる。
「おお、そうだ!実験で随分吸い込んだからな、目詰まりをおこしておる」
そう言うと、Tさんが止める間もなく「お祓いくん」のカバーを外して中の紙パック(?)を取り出してしまった。
その途端、0感の自分でもハッキリ判るほどの“何か”が部屋に解き放たれた。
この家の幽霊騒動の原因は、絶対この人だ。
言い様の無い脱力感に囚われる。
この場にいる、N父以外の全員がその思いを共有して言うと思う。
その証拠に、傍らのTさんも盛大な溜息を吐いた。
「……はぁ」
それでもN宅の除霊をしようと、懸命にN父への説得を続けるTさんの背中みて思った。
寺生まれってスゴイ…その時初めてそう思った。
N原博士かwwwwwww
527 :
本当にあった怖い名無し:2012/09/16(日) 23:03:00.48 ID:wnlmLg2g0
n原ってだれ ❔
星新一でよくいる
エヌ氏か
究極超人あ〜るに出てくる博士。あ〜るの生みの親。
531 :
本当にあった怖い名無し:2012/09/21(金) 10:28:55.41 ID:le3u2qI90
QB「ぼくと契約してまふぉおえああいぎいいいいいいいいいいう」
T「破あああああああああああああ」
ほむら「あ、貴方は一体!?QBをたった一撃でこの世から全て消滅させるなんて!」
T「大丈夫だ!コイツ等の存在の根源ごと消滅させたからには、もう大乗部だ!」
ほむら「素敵いい!入信します!」
Tさんの破ぁは物理的に破壊力はあるのか?
霊に限らず、人や物を吹き飛ばしてるからあるんじゃないか?
534 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/01(月) 09:33:06.26 ID:VslEhPTG0
「破ああああ」はリュウの波動拳と同じ位の威力かな?
いや、むしろ豪拳若い頃にT家に弟子入りしてたんだろ?
Tさんはチート
なまえ: Tさん
せいべつ: おとこ
しょくぎょう: てらうまれ
あたま: のびかけショート
からだ: とくせいベスト(呪)
うで: かみのけのりすとばんど(呪)
こし: いわくつきのべると(呪)
あし: よれよれのジーパン(汚)
アクセサリー: あおいネックレス
じょうたい: はらいた
HP: 332/666 MP: 63323/65535
ATK: 7 ..DEF: 341
INT: 511 ..MND: 600
AGI: 33
537 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/04(木) 10:15:52.36 ID:PndRdz9H0
>>536 『はらいた』て行っても常人なら腸捻転起こして悶絶死
してるレベルだからな?
寺生まれってスゲー
>>539 やべぇwwww
悪霊逃げて状態じゃねぇか
541 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 09:56:50.97 ID:6j69PGcG0
542 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/14(日) 15:56:56.71 ID:m/2PKFpd0
もう10月も半ばか
tさんの宿敵の冬将軍がやってくる日も近いな(笑)
10月なんだから冬の前にハロウィンを推してやれよ
544 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/16(火) 15:52:04.80 ID:RQyRtvRk0
ちょっと落ち着いたけど、現在進行系の話。
長いけど、まぁ聞いて下さい。
オレは過去に二度、女の子を中絶させたことがある。
一度目は完全に避妊ミス。17の若かかりしころ。
二度目は23の時。
2年程付き合った彼女なんだけど、オレは結婚を意識してた。
子供できてもいいやとか思って、結婚の約束をした訳でもないのに、思いっきり中に出してた。
拒否しないから、彼女もオッケーなんだと思ってた。
案の定、彼女は妊娠し、オレはそれをキッカケに結婚してくれと言った。
もちろんオッケー・・・だと思っていたら、
なんと、親からもちかけられた縁談が断れないからと、逆に別れ話をされてしまった。
なぜ縁談が断れないかというのは、話すと長くなるので割愛する。
要は家の事情。政略結婚というわけではないが、そんな感じ。
じゃあ、赤ん坊はどうすんの?って話だ。オレは子供が本当に楽しみだった。
オレ1人で育てるから産んでくれと説得したが、最後には向こうの両親まで出て来て、
「今から結婚するのに、他の男の子供がいてどうする」といわれ、
さんざんの抵抗もむなしく、赤ん坊はおろされてしまった。
17の時には、ぶっちゃけ「あー、めんどくせ」とか思っていたオレだが、その時は涙をこらえられなかった。
17の時のことを6年もしてから、本当の意味で後悔した。
545 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/16(火) 15:54:00.66 ID:RQyRtvRk0
それから、オレは妙な体調不良に悩まされ始めた。
肩が重く、食欲もない。寝ても、思い出せない怖い夢を見て飛び起きる。
病院にいっても原因不明。
オレはあんなことの後だから、ストレスなんだろうと思っていた。
じきに忘れ、体調も直ると。
しかし、体調は日に日に悪くなり、メンタルクリニック等にも通ったが、とうとう仕事を休職するはめになってしまった。
それからは実家に戻り、家の手伝いをして、しばらく親に食わしてもらっていたが、体調は相変わらずだった。
68kgあった体重が、2ヶ月で52kgまで落ちた。
病院にいっても、やっぱり原因不明。メンタルクリニックも、もう行ってもムダだと思った。
それからしばらくして、オレは法事に顔を出した。
親戚はオレの変わり用に驚き、心配の声をかけてくれた。
法事も終わり、帰りがけに、オフクロの姉の旦那の妹(おばかな?)の人がオレに声をかけて来た。
「○○ちゃん(オフクロ)から話聞いたよ。おばちゃんね、霊媒師の人知ってるから、紹介してあげようか?」
何いってんだこの人と思ったが、治る可能性があるならと思い直し、後日連絡を取り、紹介してもらうこととなった。
546 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/16(火) 15:54:34.81 ID:RQyRtvRk0
その霊媒師曰く、「水子の霊がついてます」。
ショックだった。確かに2人もおろしてる。
オレは子供をおろした話を、この人にはしていない。
オレはすがるような思いで、その人に除霊をお願いした。
すると、
「除霊はしますが、それは水子の霊を供養することに他ならない。
あなたの今の体調不良は、いうなれば生霊の影響なのです」
詳しく聞くと、水子の霊はついているが、その霊はオレにとって害になる霊ではないという。
その霊に影響する、オレの後悔の念と、別の人の後悔の念が重なりあい、今の状態になっているとのことだった。
そして、オレ以外で後悔している人間も、同じように憑かれているはずだと。
水子の供養はそこでやってもらった。
結構あっけなかったが、本当に心のそこから手を合わせた。ちょっと涙が出た。
半泣きのオレをみて霊媒師が、「その涙があなたを苦しめる原因なのです」と言った。
オレ以外に後悔している人間、それは17の頃か23の頃の彼女、どちらかしかいない。
でもやっぱり、結婚を断られた彼女の方な気がした。
オレは数ヶ月ぶりに彼女に連絡し、会う約束をとりつけた。
547 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/16(火) 15:55:52.03 ID:RQyRtvRk0
数ヶ月ぶりに彼女とあった。彼女はオレを見て驚いていた。
オレは彼女に霊媒師の話をし、心当たりはないかと訪ねた。
しかし、彼女はわからないという。オレは「後悔の念」について問いただした。
子供のことを後悔しているんならやめろと。(それも変な話だが)
しかし、彼女は新しい結婚生活も順風満帆で、幸せな毎日を送っているそうだ。
子供のことはかわいそうに思っているが、特に強烈に後悔している訳でも無い。
なんかみじめになり、その日は話を終えるとすぐに別れた。
残るもう1人の彼女かもしれないと思ったオレは、早速連絡をしようと思った。
だが、なにせ6年も前に別れたっきりで、連絡先を覚えていない。
オレは特に仲がいいわけでもない昔の知り合いに片っ端から電話して、彼女の連絡先を調べた。
するとある女の子が、
「あー、○○ちゃんの友達の子でしょ。○○ちゃん聞けばわかるよ」と言う。
やった!見つかった!
「じゃあ、ちょっと聞いてもらいたいんだけど」と言うと、
「え、でもその子って・・・」と口籠る。
「どうしたの」と聞くと、
「亡くなったんじゃなかったっけ?」
「はぁ!?」
「え・・?だって○○くん(オレ)が・・・」
「ちょっと待って!どゆこと!?」
548 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/16(火) 15:57:13.62 ID:RQyRtvRk0
さんざん言い渋ったあげく、聞き出したのは信じられない話だった。
オレは彼女(17の頃)が子供をおろしてから、彼女が退院しない内に別れた。
もともと大して好きではなかったのと、やはり、妊娠騒動でうんざりしたことがあり、
さらに、その頃オレと付き合いたいという可愛い女がいたためだ。
(こうやって改めて言うと本当に自分が嫌になるが)
その後、共通の友達もいなかった彼女の噂を聞くことはなかったのだが、
なんと彼女は、その堕胎が原因で、1ヶ月後くらいに亡くなってしまっていたと言うのだ。
にわかには信じがたかったが、やはり連絡しないといけないと思い、連絡先を聞く事にした。
オレは昔の知り合いに聞いた連絡先に電話を入れ、彼女の両親とあうことになった。
両親から聞いた話は、電話で知り合いに聞いた話そのままだった。
オレはなんてことを・・・。オレは両親の前で土下座して謝った。
父親はなにも言わなかったが、母親が口を開き、こう言った。
「あやまってもらっても、娘は帰ってこないのよ。法律的には、あなたには罪はないしね」
「でも・・・そういう問題じゃありません」とオレが言うと、
「そうよ。娘を殺したのはあなただと、私は思ってます。一生後悔して生きてね」
オレは血の気が引いた。きっと生霊というのはこの人なのだろう。
オレは呪われているんだ。罵倒され、殴られる方がずっとよかった。
549 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/16(火) 15:59:59.98 ID:RQyRtvRk0
体調不良は今でも続いている。
霊媒師の所には今でもいっており、いろいろ相談にのってもらっている。
オレの後悔の念が消えれば、向こうの両親の生霊(後悔の念)に干渉されることもない、
早く忘れ、前をむくことだ、と言われている。
その為、禅寺にも通って禅を組んだりしている。
でも、忘れるってどういうことなんだろうか。
子供おろしたってどうってことないぜ、と思っていた頃に戻ればいいんだろうか。
最近オレの本棚には、仏教関連の本がいっぱい並んでいる。
元々素質があったらしく、不思議な力も身に付いた。
最後に、彼女の両親にあった後、霊媒師に相談した時の会話。
「お母さんに許してもらえればいいんじゃないでしょうか・・・
オレ、毎日でも謝りに行こうと思ってるんですが」
「ダメです。もうお母さんには会ってはダメ。
あなたにまとわりついていた後悔の念は、ハッキリとあなたへの憎悪となっています。
ある種の呪いになろうとしている。
もう、夢も思い出せるはず」
そう、オレは毎晩のように見る、おぼろげだが強烈な悪夢を思い出せそうになっていた。
血みどろの部屋で泣きわめく中年女性。
多分あの女性の顔は、お母さんなんだろう。
その顔を見る度オレは後悔の念に苛まれ、振り払うかのように今日も街へと繰り出した。
「そういや今日はバイトの後輩との約束があったな・・・」
オレは車を走らせ後輩の元へと向かった。
後輩がTさん
551 :
続き:2012/10/17(水) 06:57:25.41 ID:YhaQbVUW0
待ち合わせ場所に着くと、不安げな表情をした後輩の姿が見えた。
「あ、先輩!遅かったですね。何かあったかと思いましたよ」
「少し昔のことを思い出しちまってな・・・乗りな」
後輩を乗せ行き先も聞かず車を出し、数分を過ぎた時
「俺、半年ぐらい前にこの辺りを走ってるとき事故にあったんです。
最近ツレも事故ったんですが、奇妙なことがあって・・・」
「ふーん」
オレは適当に相槌を打ちつつ周囲の状況にも気を配った。
しばらくして、対向車線に1台のトラックが近づいてきた。それとともに一人の女が姿を現した。
「あの女か!」
「そうです!あの女です!!」
「そうじゃない!あっちの事だ!!」
オレは過去に取り返しのつかない過ちを犯した。
悔やめば悔やむほどに過去の過ちはオレを縛りつける。
それを証明するかのように、悪夢は今日もオレの元へ現れるだろう。これは当然の報いだ。
だが、オレの人生を狂わせたあの出来事が同時にオレにもたらしたモノもある。
これがせめてもの罪滅ぼしなのかは自分でもわからない。
「ハンドル頼んだぜ・・・」
ただ言えることは、オレにしか出来ないことがあり、オレを頼る奴がいる。
だから今日もオレはこう叫ぶのさ。
「破ぁーーーーー!!」
家路に着きふと思った。
「そういやR先生(上記の世話になっている霊媒師)も寺生まれだっけな」
オレは改めて寺生まれがスゴイということを実感した。
ハイブリッドww
これは新しい
長すぎなうえに最後がいまいちよくわからん
Tさんものはやっぱ2〜3レスじゃないと
554 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/18(木) 06:47:35.89 ID:F6k/sgoW0
まさかのtさん誕生エピソードww
ただ 俺の イメージするtさんと何か違うな
俺はいいと思う 面白かった
ハイブリットしたところは評価できる
ただ少し長いな
まあ元になる怪談が長いから仕方のないことなんだが
とりあえず乙
557 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:3) :2012/10/19(金) 06:06:00.59 ID:4xTLwdqS0
tさんは子ども堕ろしたりなんかしない
558 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/20(土) 00:50:37.65 ID:UndNvxB00
若かりし頃の過ちだな
尖っていた時期があるからこそ今のTさんがいるのだろう
559 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】(1+0:3) :2012/10/21(日) 07:41:59.95 ID:v8k0jhVI0
なるほど そういうことか
560 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/21(日) 12:48:26.59 ID:LJcHQMCP0
>>479 結構おもろかった、お前のオリジナルか?
561 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/22(月) 05:25:37.86 ID:wqGYoMQ00
>>479 おつでーす! 面白かった!
でもぉ、Tさん、可哀想(´・ω・`)
志にとか、解ったよーな気がしたケド……
堕胎って、ある意味、罪で業じゃん?
その重荷を背負ってるなんて、なんかその……うーん、微妙。
Jちゃんの隣りの席の、おいらの脳内彼女が、微妙な表情を浮かべそうでねぇ。
ああ、ゴメン、ついageちった。m(__)m
562 :
みんなの村田:2012/10/23(火) 14:59:37.17 ID:7MQtzvEE0
久しぶりにTさんに惚れたwww
563 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/24(水) 22:39:49.45 ID:pXyQKkKz0
Tさん、かっけえwww
564 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/25(木) 23:17:34.66 ID:R6Iljs4d0
私が教師になって初めて赴任した小学校には7不思議があった。
テケテケ、夜になると目が光るベートーベンの肖像画、赤いチャンチャンコと青いチャンチャンコ、誰もいないはずの体育館からボールの弾む音がする、風が無いの揺れるブランコ、プールで泳いでいる子どもを引きずりこもうとする霊。
6つまでは私もよく聞く話だが7つ目は少し珍しいものだった。
夜、学校にいるとお化けに会う、そのお化けの姿は誰も知らない。なぜなら、そのお化けに会ったら魂を奪われてしまうからだ。
これも他の6つと同じように多感な子どもたちが信じる迷信だと思っていた。(だいたい、遭遇した人間が死ぬのなら、なぜその存在が伝わっているのだろう。)
ただ子ども達には内容のおどろおどろしさのせいか非常に恐れられていた。私もなぜだか妙にこの怪談は印象に残った。
565 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/25(木) 23:18:37.50 ID:R6Iljs4d0
何が起きているのか確かめるため私は真っ暗な廊下を走りその教室へ向かった。
行ってみるとだれもいない静まりかえった教室があるだけだった。
念のため明かりをつけてみたがやはり誰もいない。機械の故障か何かかな、私はそう思い教室を後にしようとした。すると廊下から足音が聞こえてきた。
足音からしてこの教室から少し離れたところにいるらしい。しかしだんだんとこちらに近づいてくる。きっと不法侵入した何者かだ。
566 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/25(木) 23:20:01.48 ID:R6Iljs4d0
すいません、投下の順番、間違えました
567 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/25(木) 23:22:34.99 ID:R6Iljs4d0
秋も深まったある夜、私はひとり職員室に残って23時近くまで仕事をしていた。ようやく終えて帰る準備をしていると突然、内線電話が鳴り響いた。
3階にある教室からだ。ありえない、今、学校には私一人しかいないはずなのに。だれかいるの?
何が起きているのか確かめるため私は真っ暗な廊下を走りその教室へ向かった。
行ってみるとだれもいない静まりかえった教室があるだけだった。
念のため明かりをつけてみたがやはり誰もいない。機械の故障か何かかな、私はそう思い教室を後にしようとした。
すると廊下から足音が聞こえてきた。
足音からしてこの教室から少し離れたところにいるらしい。
しかしだんだんとこちらに近づいてくる。きっと不法侵入した何者かだ。急いで近くの階段を私は駆け下りた。それと同時に足音が速くなる。
逃げなきゃ、逃げなきゃそれだけを考えひたすら走った。一階に降り玄関の近くまで来る頃には足音がしなくなっていた。
568 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/25(木) 23:26:58.94 ID:R6Iljs4d0
振り切れたかな、そう思い走りながら後ろをみた次の瞬間、何かにぶつかり倒れてしまった。
その感触は明らかに人だった。驚き、地べたに尻餅をついたまま、前を見上げるとそこには
私が立っていた。服装も髪型も、そして顔も。恐怖とショックで呆然としている私に向かってもう一人の「私」がかがみ込み顔を近づけそして囁いた。
「ネエイノチチョウダイ イノチチョウダイ」
その時だった。
「破ア!」「はあ!」という二人の声が聞こえると同時に青白い光がもう一人の「私」をつらぬいた。「ギャアアアアアアアアア!」という獣の叫び声のような悲鳴を上げ「私」は消滅した。
「危ないところでしたね。」そういって私の前に現れたのは寺生まれのT君のお父さんだ。
「先生大丈夫?」と隣にいるその息子、そして私の生徒でもあるT君が不安そうに言った。
569 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/25(木) 23:29:13.39 ID:R6Iljs4d0
「奴はいわゆるドッペルゲンガーってやつの一種で姿をまねた相手の魂を持ち去ってしまうんですよ。
ただ、力が弱かったので自らの噂をばらまいてそれを聞いた子ども達の恐れという気持ちをエネルギーにして力を蓄えていやがったんだ。まったくやっかいな奴だ。
ちなみに今、隣にいる息子には退魔師として私の後を継がせるために修行させているんですよ。」
そして彼は隣にいるT君にお前の大好きな先生が助かって良かったな、と声をかけた。
Tくんは慌てふためいた様子でうるさいな、といいながら光弾を放ったが父親にはじき返されたあげく、逆に光弾で吹き飛ばされてしまった。
その後、残っている6つの不思議も彼らは退治した。
570 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/25(木) 23:36:56.57 ID:R6Iljs4d0
あれからもう何年も立ってしまった。
私に淡い恋心をもっていた少年はもうすっかり大人になり退魔師として活躍している。
彼が悪霊を除霊したという話を風の便りできくたびに「寺生まれってすごい」と思う。
571 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/25(木) 23:39:13.50 ID:R6Iljs4d0
以上です。お目汚し失礼しました。
乙、面白かった
最近はTさんの過去話が流行ってるのか
>>566 だから2〜3レスにしろと
退治するぞゴルハァ
574 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/26(金) 18:38:23.42 ID:MNyIXaBp0
Tさん、今日は鬼女が語る怖い話まで出張してくださってありがとう〜
楽しかったでーす。
575 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/27(土) 05:13:15.33 ID:IXGuXIrq0
( ´・ω)
γ/ γ⌒ヽ (´;ω;`)
/ | 、 イ(⌒ ⌒ヽ
.l | l } )ヽ 、_、_, \ \
{ | l、 ´⌒ヽ-'巛( / /
.\ | T ''' ――‐‐'^ (、_ノ
| | / // /
576 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/27(土) 05:13:47.68 ID:IXGuXIrq0
( ´・ω)
γ/ γ⌒ヽ (´;ω;`)
/ | 、 イ(⌒ ⌒ヽ
.l | l } )ヽ 、_、_, \ \
{ | l、 ´⌒ヽ-'巛( / /
.\ | T ''' ――‐‐'^ (、_ノ
| | / // /
577 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/27(土) 15:32:26.13 ID:Zqm/9ON90
>>572ありがとうございます!
Tさんの過去をネタにしたのは
>>544に触発されて「自分も書いてみたい」と思ったからです。
あとどうでもいい話かもしれませんが
>>62とリンクさせたつもりです。
>>572すいません・・なにぶん、Tさんの長編、投稿するの初めてなので
これからも精進させていただきます
578 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(1+0:3) :2012/10/27(土) 23:00:53.15 ID:Zqm/9ON90
579 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】(1+0:3) :2012/11/01(木) 22:11:05.25 ID:0N2QiBSb0
寒くなってきたな。Tさんにこの寒さを破アしてもらいたい・・・
581 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/10(土) 07:31:50.21 ID:rLxIGu2n0
Tさんが元カノのお母さんに腹パンされたってこと?
583 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(1+0:3) :2012/11/12(月) 21:42:47.31 ID:02ZwhIrM0
俺はてっきり
>>579の親父に吹っ飛ばされたショタTさんかと思ったよ
584 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/12(月) 22:21:59.40 ID:02ZwhIrM0
ショタTww
585 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/12(月) 22:49:36.96 ID:02ZwhIrM0
すいません、弟が書き込みました(汗)
破ァ!
587 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/13(火) 00:37:54.61 ID:BHKdEj07O
T? Tカード?た、た、た、谷口さん?
588 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/13(火) 09:51:48.95 ID:/CO3eptW0
筑波大学の寮では毎晩12時ごろになるとマラソンをする幽霊が出るそうです。
隣の壁から『タッタッタッ』という足音が聞こえてきたかと思うと、壁から短髪のランニング姿でたすきをかけた男が出てきます。
「うわっ!」
驚いている間に反対側の壁に消えていきます。
すると隣の部屋からも・・・「うわっ!」
やがて、『幽霊はゴール直前で死んだ。その未練のせいで成仏できないのだ』と言った噂が流れるようになりました。
そこで、ある寮生が、幽霊が通る部屋でゴールテープを張っておきました。
589 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/13(火) 09:55:10.52 ID:/CO3eptW0
その日の夜、いつものように『タッタッタッ』と足音が聞こえてきました。
そして、幽霊が最後のコーナーにさしかかろうかというとき
「破アッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ』
とすごい気合とともにどこからともなく現れたTさんが、幽霊をものすごい勢いで追いかけ始めました。
逃げる幽霊、追うTさん。Tさんが追いついたかと思うと幽霊もピッチを上げてさらにTさんを振り切ります。そしてほぼ二人同時にゴールしましたが、写真判定の結果、幽霊が写っていなかったためTさんの勝ちになりました。
「これからは生身の人間をあまり甘く見ない事だな…」
息も切れ切れにそういってまたどこへともなく立ち去っていくTさんをみて、寺生まれってすごいって改めて思った。
それから寮には、マラソンの特訓を続ける幽霊がいつまでもでてきたそうです。Tさんへのリベンジを夢見て…
Tさん…
丁さん…
592 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/13(火) 23:15:32.95 ID:m06G6Jwj0
何やってんだww
593 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/18(日) 17:30:13.25 ID:u/0Dj4iU0
やっぱりTさんが除霊の邪魔しちゃ行けないよなと思ったので修正してみた
そしてついにTさんがほんのわずかなリードでゴールのテープを切りました。その瞬間幽霊はとても悔しそうな顔をしてき得ていきました。
「所詮お前はマラソンランナーには向いていなかったという事さ…」
幽霊にとどめの一言を残してまたどこへともなく立ち去っていくTさんをみて、寺生まれってすごいって改めて思った。
それから寮にはこの幽霊は出てきていませんが、今でもあの消える瞬間の
幽霊の泣きそうな表情を思い出すたびに、遣り切れない思いで心がいっぱいになります。
594 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/19(月) 04:00:10.64 ID:2+eppk5YO
ワロタw
595 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/19(月) 21:27:30.38 ID:7soUMOvw0
会社の同僚の話。
そいつはフリークライミングが趣味のKという奴で、
俺とすごく仲がよくて、家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。
Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で、
休みがあればあっちの山こっちの崖へと、常に出かけていた。
半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。
「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」
趣味が趣味だけに、いつ命を落とすかもしれないので、
あらかじめビデオメッセージを撮っておいて、万が一の際にはそれを家族に見せてほしい、ということだった。
俺は「そんなに危険なら、家族もいるんだから辞めろ」といったが、
「クライミングをやめることだけは絶対に考えられない」とKはきっぱり言った。
いかにもKらしいなと思った俺は、撮影を引き受けた。
Kの家で撮影したらバレるので、俺の部屋で撮ることになった。
白い壁をバックに、ソファーに座ったKが喋り始める。
「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んでしまったということになります。
○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、今まで本当にありがとう。
僕の勝手な趣味で、みんなに迷惑をかけて、本当に申し訳ないと思っています。
僕を育ててくれたお父さん、お母さん、それに友人のみんな。
僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、どうか悲しまないでください。
僕は天国で楽しくやっています。
皆さんと会えないことは残念ですが、天国から見守っています。
××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。
だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」
Kが言い終わったのとほとんど同時に、「破ぁ!!」という声とともに青白い光がまたたき、
俺の部屋の扉が木っ端微塵になって吹っ飛んだ。俺とKの共通の友人であり、寺生まれで霊感の強いTだった。
俺たちが唖然としていると、TはKに近寄り、ふたたび「破ぁ!!」と気合を入れて、なんとKをぶん殴った。
すごい勢いだったので、Kはソファごとひっくり返った。Kを見下ろしてTが言う。
「自分の欲のために家族をないがしろにして、その上天国に行くつもりか? おめでたい頭だな」
飛び起きたKは、Tにつかみかかり、それから取っ組み合いになった。
俺は慌てて二人を引き剥がしたが、Kはとても落ち着きそうになかった。
「家族を大事にしないと地獄に落ちるってか? 坊主は気楽だなあ?
んなヨタ話偉そうな顔して喋ってりゃいいんだからよ? 行ってやるよ地獄でもどこでも」
Kの暴言に対して、Tの反応は思いの外冷ややかだった。
「怖くないか……じゃあ、見てみるか?」
Tはさっきまで撮影していたビデオを、ビデオデッキに入れて再生を始めた。
ヴーーーという音とともに、真っ暗な画面が10秒ほど続く。
あれ?撮影に失敗していたのか?と思った瞬間、真っ暗な中に突然Kの姿が浮かび上がり、喋り始めた。
『えー、Kです。このビデオを・・るということは、僕は・・んでしまっ・・いう・・ります。
○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、今まで本・・ありが・・・』
Kが喋る声に混ざって、さっきからずっと鳴り続けているヴーーーーーーという雑音がひどくて、
声が聞き取りにくい。
『僕を育ててくれたお父さん、お母さん、それに友人のみんな、
僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、どうか悲しまないでください。
僕はズヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア××(娘の名前)、
お父さん死んじゃっヴァアアアアアアアアアアアアア死にたくない!
死にズヴァアアアアアアアにたくないよおおおおヴヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアア、ザッ』
背筋が凍った。
最後の方は雑音でほとんど聞き取れなかったが、
Kの台詞は明らかに撮影時と違う、断末魔の叫びのような言葉に変わり、
最後Kが喋り終わるときに、暗闇の端から何かがKの腕を掴んで引っ張っていくのがはっきりと見えた。
さすがのKも顔面蒼白になって震えていた。
Tは、今まで一度も見せたことのない、とても険しい顔をして、ポツリと言った。
「お前、このままだと地獄に堕ちるぞ」
それからKはフリークライミングをすっぱりとやめた。
また、前にもまして奥さんと娘を大事にするようになった。
あまりの変わりぶりに、Kの奥さんは逆に心配したほどだ。
さすがにビデオのことは話せなかったので、友達の坊さんに説教されたんだと説明しておいた。
あのときTが語ったところによると、Kはビデオを撮った時点で完全に地獄に引っ張り込まれており、
あのままなら、あの直後に事故にあって死んでたはずらしかった。
「仏様でも、自分から助かりたくない、救いなんていらないってやつは助けらんないんだよ」
Tはそう言って、ビデオテープを放り投げると、「破ぁ!!」と言って手のひらをつきだした。
青白い光がまたたいて、テープは木っ端微塵になった。
「だから、命を粗末にするな。お前が死んだり、地獄に堕ちたら……
俺は耐えられない。だから命を大事にしてくれ。地獄に行っていいなんて言うな。頼む」
いつも豪快なTが、珍しく弱々しい口調でそう言って頭を下げたの見て、Kは泣いていた。
ツンデレってすごい。
俺は改めてそう思った。
602 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0:3) :2012/11/24(土) 11:27:39.81 ID:P5ym4rjK0
遺言レターのまた新しいバージョンか
寺生まれさんに聞きたいが後ろに炎みたいな模様がシルエットに
完全に両目を瞑り第三の目で見る物を見据え、両方の手は天と地を指すがごとく
上と下に大きなかめはめ波を打ち出すような蓮の上に立った仏像って何だか解ります?
破ぁ!
おかげで分かりました、ありがとうございます!
寺生まれって凄い
607 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】(1+0:3) :2012/11/26(月) 00:39:38.10 ID:RaM6CCTK0
そう思った
目覚めたら夜三時くらいで、空腹だったので近くのコンビニへ。
店内うろうろしてたら、店員が裏から飛び出してきて、俺の手を掴んだ。
すっごい必死で、「警察呼びますから!」とか言いながらレジ裏へ。もう一人の店員もなんかスプレー持ってた。
事情がわからないまま裏へ連れてかれた。
「救急車呼びますか」と言われて、キョトンとしていると首を示された。
首に特徴があるので普段隠してるのだが、夜中だしと気にして無かっただけにショックを受けた。
でも、反射するPC画面を見て驚いた。首に絞められたような痕がある。
店員の話だと、入口の防犯カメラからずっと女が背後から俺の首を絞めていたらしい。
それで助けにきてくれたそうだ。ありがとう。(カメラにも映ってた。店長の許可出たらupだそうな)
結局そんな女はいなかったが怖い……が家もストーブつけっぱなしだし警察も呼べない状態だしで帰る事にした。
部屋に戻ったら、何だかほっとしてそのまま横になった。
気づいたら朝日が少し射していたので、朝だなぁ……と夜中の出来事が夢みたいに感じてた。
でも、窓から射す光が、床に形を作ってるのに気づいた。
肩くらいまでの髪、小柄な身体がしゃがんでるような影がゆっくり動いてて、気持ち悪い。
幽霊って朝も出るのかよ!とか内心叫びつつ、玄関へと向かうのに横目で影みながら匍匐前進。
不意に肩を叩かれた気がしたので、何故かそのまま寝たふりをした。
しばらくしそうしてたけど何もおきない。
事なきを得たように思い、少し安心した刹那だった。
耳元で「コロしてやる・・・」と知らない女の声で宣言された。
「うわぁぁあぁぁ!!」叫んだ俺が目を開いた瞬間。
「破ぁ!!」
がしゃーーん!!
盛大に窓が割れるヒステリックな音と同時に重いものが落ちるドスッという振動が響いて、黒い影が飛び込んできた。
「お客様。Tポイントカードをお忘れでしたので届けにまいりました!」
そこにはさっきのコンビニの店員が。。そして勢いよく俺に向かって投げつけられる俺のTポイントカード。
それを、何を思ったのか俺の頭めがけて店員が投げつける。
ザクッ!
俺の頭を掠め背後の壁に刺さった。
と、同時に
「ぐぎゃぁぁぁあぁぁ!!」
押しつぶしたような女の声が背後から響き渡る。
俺が振り返ると鬼の形相の女が煙を上げながら消滅していくのが見えた。
コンビニ店員が続ける。
「Tポイントカード、俺も使ってますよ。もうすぐ30000ポイントたまりそうです。」
白い歯をきらりと光らせ微笑みながら、店員は玄関の鍵を開けて立ち去っていった。
Tポイントカードをもっていてよかった。
扉の隙間からもれる朝の光をぼんやり見つめながら、俺は心からそう思った。
Tさんのバイト先のコンビニだったんだな
当時大学1年生だった俺には、高校生の頃から付き合っていた彼女がいた。
その彼女とは別々の大学に進むことになったが、
初めの内はよくお互いに連絡を取り合って近況なんかを話していた。
ところが、やっぱり距離が離れていたせいか
あるいは勉強やバイトが忙しかったからか、だんだんと連絡回数は減っていった。
夏休みの中頃ともなると、ほとんどメールすらしなくなってしまっていた。
そんな時、俺のアパートに封筒が届いた。
中にはDVDが1枚だけ入っていた。
心当たりはなかったものの、俺はとりあえずそのDVDをデッキにセットした。
テレビ画面が映し出したのは、こちらに手を振る彼女だった。
ずいぶん派手な服を着ているな。大学生にもなると色々変わるもんだな。
なんて思っていると、おもむろに彼女が口を開いた。
「○○君、元気?そっちで楽しくやってるのかな?
私はね、こっちで新しい楽しみを見つけちゃって毎日遊んでばっかりだよ。
今日は○○君にも私が普段やってることを見てもらおうと思ったの。」
そう言うと彼女は、画面の外にいるらしき人に合図をした。
次の瞬間、見るからに遊びなれていそうな男が3人、画面に現れたのだ。
全く訳が分からず俺が混乱していると、男の内の1人が、あろうことか彼女にキスをした。
彼女の方も、嫌がるそぶりもなく、喜々として応じている。
画面の中の彼女は、俺の動揺を見抜いているかのように、こちらに目線を向けながら他の2人を誘い始めた。
ここまで呆然と見ていた俺だったが、ふと我に返り、乱暴にリモコンを取り上げDVDの再生を止めた。
続きは見なくても、俺にとって不快な内容であることは明らかだった。
その日から数日は落ち込んでいた俺だったが、別の事で頭をいっぱいにして忘れてしまおう。
と、夏休みだったこともありバイトのシフトを増やしてもらい、忙しい日々を過ごした。
今まで入ったことのない時間にシフトを入れたこともあり、初めて会うバイト仲間もたくさんいた。
例のDVDのことを忘れるのに、そう時間はかからなかった。
ところがそんなある日、バイトを終えアパートに戻ると、何だかあのDVDを見なければいけないように感じた。
このところ気分が良かったこともあり、きっとあれは冗談だったんだろう。あの後ネタばらしがあったに違いない。
そう思い、DVDを再生した。
前回同様、画面の中で彼女が手を振っている。
「そこまでだ!」急に聞き覚えのある声。シフトを増やしてから知り合ったバイトの先輩、Tさんだった。
「どうしてここに?」そう尋ねる俺に
「なに、お前がずいぶん悩んでるような顔してたから気になってな。」とTさん。
Tさんは実家が寺らしく、色々と悩みの相談なんかも受けてきたのだろう。
隠していたつもりだった俺の悩みもTさんの前には筒抜けだったのだ。
「そのテレビ画面、何が映っているように見える?」
俺は、画面に映る彼女と男たちについて見たままに説明した。
「ふん、なるほどな」そう呟くとTさんは「俺には何も映ってないように見えるんだがな。」と続けた。
そんなはずはない。確かに映っているじゃないか!
俺がそう抗議すると、Tさんは返事をする代わりに両手を前に突き出し「破ァ!!」と叫んだ。
するとTさんの両手から青白い光弾が放たれ、DVDデッキに直撃した。
DVDデッキの中から黒い煙のようなものが暴れるように立ちのぼり、すぅーっと消えていった。
「あいつは自分が巣くうのに都合が良いように、人々に幻覚を見せ心の隙を作っているのさ。
だが、もう大丈夫だ」そう言って笑うTさん。
「ただな、そんな幻覚を見ちまうってことは、お前が少なからずそれを意識してるってことだ。
俺はもう帰るから、久しぶりに彼女に電話してやりな。」
そう言うと、Tさんは颯爽と帰って行った。
その後彼女とは頻繁に連絡を取り、以前に増して仲良くなったように思う。
恋人の仲をも取りもつ寺生まれってすごい!俺は改めてそう思った。
616 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/28(水) 04:21:56.49 ID:P5Yx4cDY0
617 :
忍法帖【Lv=13,xxxPT】(1+0:3) :2012/11/29(木) 20:21:50.56 ID:AZ7ux/yJ0
>>610 Tポイントカードwww
その発想はなかったwww
カードを作ったものの、ろくにポイントが貯まる事無く八十数才になった俺
近所からは危ない老人、キチガイ老人と若い頃と同じく迫害され続ける俺
訪れる人といえば市の職員が死んでねーか?と来るくらい
ある日風邪をこじらせた俺の家の玄関をダンダン!と叩く馬鹿がいる
ブチ切れた俺は「誰だ!フォルァァ!」と扉を激しく開ける
そこには50年以上前にポイントカードを作ってくれたあのTさんの姿があった
彼は何ら変わらぬ優しい笑顔で俺に手を差し伸べ
「やっとフルポイント貯まったな、さぁ行こう」
震えた、涙が止まらなかった
それから数日後、俺の家を訪ねた市の職員は玄関先で倒れた俺を発見する
すでにこと切れていた
警察や役所は風邪をこじらせた独居老人の孤独死と結論を出す
しかし色んな孤独死を見てきた市の職員は不思議に思っていた
これ程の満面の笑みで亡くなった老人を彼は知らない
最後の最後でこの孤独な老人にいったいどんな奇跡が起きたのだろうか
>>618 最後の最後に退治されちまってるじゃねーかwww
寺生まれのDJさんのネタが読みたいでござるよ
23世紀…人類が本格的に宇宙に進出し、150年が経った。
火星と木星の間のアステロイドベルトは無法地帯と化し、宙族が跋扈していた。
ある日俺はバイトの先輩Tさんの小型船に乗って小惑星帯を通常空間航行していた。
Tさんは実家が地球で非常に力が強いらしく、俺は宙族の話をしてみた。
「ふーん」と素っ気なく聞いていたTさん、だが少し飛んでからTさんが突然
「あの船か!」と叫んだ。見ると確かに黒と白の海賊旗をはためかせた船がこちらへ向かってくる!!
「そうです!あの船です!!」俺が叫ぶと「そうじゃない!あっち事だ!!」と正面を指すT先輩
見るとフルチャージされたデススターが火星を破壊しようと、超空間を離脱している所だった!
「操縦桿頼んだぜ・・・」Tさんはそう呟くと船の窓から上半身を外に出し、狙いを定め
「破ぁーーーーー!!」と叫んだ、するとTさんの両手から青白い光弾が飛びだし、デススターを吹き飛ばした
「これで安心だな・・・」そう呟いて片手でタバコに火をつけるTさん。
地球生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った。
宇宙船の窓開けんなよ
623 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/01(土) 23:45:19.12 ID:zoGRN0LQ0
テラ生まれのTさん
625 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/02(日) 13:01:02.45 ID:J63OV7SS0
寺へ・・・
626 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/02(日) 13:41:59.96 ID:qLHoYneRO
そういえば昔、中日⇒阪神と渡り歩いたボビー・テーラーって選手いたな
キャスティングを考えてみた。オサーンなので世代が高めでスマン。
Tさん→内野聖陽(本当に寺生まれ)
Kさん→佐々木蔵之助あるいは堺雅人
Nさん→北村有起哉あるいは吹越満あるいは嶋田久作
Jさん→秋山莉奈
住職→松平健あるいは苅谷俊介
あと、作務衣のスーパーニートって点では、「仮面ライダーカブト」の天道総司(水嶋ヒロ)が
かなり俺の中ではTさんだ。
異論は認める。
ワンパンマンのモデルはTさんじゃないかと時々思う
寺ワロス
>>631 おぉ!あんがと!そう言ってもらえてうれしいよ。
後から考えたけど、
住職は藤岡弘、や北大路欣也のイメージでもいいかもな。
633 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/17(月) 20:38:09.52 ID:pZZiumdh0
634 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/19(水) 22:25:24.43 ID:oVHF605R0
Jさんはもうちょい若い子がいいかな
でも住職の松平健はぴったりだと思うぜ
虹だけど、Jちゃんは俺の中で神風怪盗ジャンヌになってる
なんかアレ巫女っぽい格好してなかったっけ?
4
637 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/31(月) 11:37:00.09 ID:f9OmUkk/0
今日は大晦日だからTさん忙しいんだろうな
破ァァァァピィィィニュウウウウウウイヤァァァァ!!!!!
餅食って死んだ老人を成仏させなきゃならない正月も忙しい
Jちゃん可愛ゆす
641 :
本当にあった怖い名無し:2013/01/07(月) 04:30:28.36 ID:MWpGlCN20
>>693 背中を破ぁってどついて、喉に詰まった餅を吐き出させる+心臓にショックを与えて蘇生させなきゃだめだろう
自分では体験しそうにない恐怖話じゃなく、身近でありそうな不幸話だな
643 :
本当にあった怖い名無し:2013/01/11(金) 05:22:19.19 ID:/iwR1tl90
寝ていたら不意に襟首を掴んで引き起こされた。
床に倒れ込んで見上げると家族全員が立って俺を見下ろしている。何故か実家にいないはずの弟の姿もあった。
皆無表情で無言だ。悲しそうな暗い目をしている。一体何が起きたんだ。俺は身体が動かなくなった。
周囲から掴まれ強引に立ち上がらせられた。いくつもの手が身体に食い込む。痛い。何故何も言わないのか。声が出ない。皆からまるで生気を感じない。
その時、窓が開いて誰かが飛び込んできた。寺生まれで霊感が強いTさんだ。
ああ、これで助かった。これで……どうしてTさんまでそんな顔で。Tさん、家族、家族、Tさん。そうか、そうだった。
俺は働いていなかった。
「……破」
寺生まれって……
644 :
本当にあった怖い名無し:2013/01/11(金) 17:50:27.94 ID:ByeH8pph0
私は寺生まれの丁あるよ〜
このスレの皆さんの邪気を破〜したよ〜
お代は…
何だか急に身体が軽くなり、清々しい気分になった。
あれっ、何だろう? 元気飲料飲んだり、部屋の換気した訳でもないのに。
不思議に思いつつネットを眺めていると、Tさんが破邪してくれてたと書いてある。
Tさんありがとう、感謝の気持ちだけ送って「破ァ?お代ってのはそれじゃないだろ」グハっ!
光弾に吹き飛ばされ、床に這った俺が顔を上げると、寺生まれのTさんが立っていた。
「今のは外から憑いた邪じゃない、お前の中の邪を祓ったんだ。どうだ、気持ち良いだろう?」
そう言うTさんに、俺は財布に入っていた金を小銭まで全部お礼として渡した。
寺生まれってある意味本当にスゴイ。
保守破ぁ!
647 :
本当にあった怖い名無し:2013/02/03(日) 12:56:23.40 ID:hQLElq3K0
俺の中では、坊主って言っても完全に全部剃ってる訳じゃなくて、丸刈り短髪なイメージ
うーん、俺も全部剃ってるイメージないなあ
というか「大丈夫だ。俺がついている」のイメージが真っ先に浮かぶ
これじゃ聖☆おにいさんのアナンダじゃん
651 :
本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 15:30:39.97 ID:11E8cg5u0
652 :
本当にあった怖い名無し:2013/02/11(月) 16:00:23.46 ID:TYKj3eIdO
貞子3Dも、実質サイキック武闘派JK対貞子だったんだし、
いっその子とTさん vs 貞子の映画つくってもいいと思うんだ
いっそのことオカ板の怪談全集結させてスーパーオカルト大戦にしようぜ!!
…Tさん側に付く奴いなさそうだけど
>>653 それでもTさん一人で全員蹴散らしそうw
オカ板の有名怪談は、すでに一通りTさんとぶつかってる感があるよな
656 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:3) :2013/02/14(木) 20:24:52.65 ID:ax3kGVhA0
洒落コワはここでいいのか?
何年か前にあった怖い話を投下する。
そん時は俺は地方大学の学生で、同じ科の連中とグループでよく遊んでた。
たまに混ざる奴もいて、男4〜6人で女4人。
一人暮らしの奴の部屋で集まって飲んでると、よく怪談したがる女の子がいた。
決まって嫌な顔する子も居て、Aとする。
こっちの子が俺とかなり仲良かった。
怪談好きな方をBとするが、Bも別に電波とかじゃなくて、
怪談も体験談はなくて、それこそこのスレで面白い話を仕込んできてんじゃないか、
みたいな怖い話をする子で、本当は幽霊とか信じてなさそうだった。
むしろAの方が「見えるんだ」と言ってて、AはいつもBを避けてる感じだった。
2人で遊ぶとかは絶対ないし、グループでも距離を開けたがってる雰囲気で、
俺とあと一人、Aの「見える」を聞いて信じてる奴(Cとする)は、
本当に霊感があったら遊びで怪談するなんて嫌なのかもしれない、と思ってた。
ある日、Bと仲のいい男の一人が、恐怖スポットの話を仕入れてきてた。
車で30分くらいで行ける場所にあるそうで、Bも他の連中も面白がって、
その場で肝だめしツアー決定。
来てない他の連中も呼び出そうってことになって、俺はAに電話した。
俺自身は行く気だったけどAは来ないだろうな、と思い、
「これから〜〜の辺りに行くってことになったんだ。ただ、肝試しだし他にも来ない奴いると思うし」
と言った。そしたら、Aは遮るように
「それって、何か大きな空き家のこと?その辺りで肝試しって」
「あ、そう。その家の裏に何かあるらしいから」
「………よした方が良くない?ってか、やめなよ。誰かの家で飲んで怪談したらいいじゃん、わざわざ行かなくても」
よりによってAに怪談話を進められて少し驚いたが、仲間たちは既にノリノリで準備中。
「いや……みんな行く気だし。Aは気が進まないなら、今回は外していいと思うけど」
するとAは少し黙って、
「………Bは行くの?」
「行くよ。一番、やる気満々だし」
「……そうなんだ……じゃ、私も行くから、ちょっと待ってて」
たまげたことに、Aは本当に来てBと一緒に車に乗った。
結局これない奴も居て、総勢6人で、一台(ワゴン)に乗って出発した。
Bは少しKYなとこがあって、Aに距離置かれてるのもあんまり解ってないっぽく、
車中で初めは面白そうにお喋りし続けてたが、すぐに欠伸をし始めた。
「バイトとかで疲れてんのかなー。眠い〜」
眠そうに呟くBに、Aが
「寝てなよ。着いたら起こしたげる」
「ありがと。ごめん、少しだけ寝る」
Bは運転してる奴に断ってうとうとし始め、Aは黙って窓の外を見てた。
で。着いたときもBは起きなくて、もはや完全に熟睡。てか爆睡。
「寝かしとく?」って俺らが顔を見合わせたら、Aが
「連れてくね。後で怒るよ、置いてったら」
ってBを担ぎ起こして、強引に車から出したんだよ。
仕方ないからCが背負ってやったんだけど、AはBの手を掴んでて、
他の車の奴らが降りてきたら、一番先頭に立って歩いてった。
そこにあった古い家は、普通に不気味な空き家で、皆は結構もりあがって、
「うわー」とか言ってた。Bは起きないまま。AはBの手を掴んだまま。
いよいよ本番で、家の後ろに回ったら、何かぽつんと古井戸みたいなもんがあった。
近寄ってのぞいて見ると、乾いた井戸の中に、ちっちゃな和式の人形の家みたいなもんが見えた。
「何だー?」って一人が身を乗り出したのと、Aが
「さがってっ!」て叫んだのが同時だった。
覗いた奴がびびって身体ひっこめた、そのすぐ後に、
「カシャ……」だか「ズシャ……」だか、何か金属っぽいような小さな音がした。
「下がって!下がって!こっち来てっ!」
Aが喚き出すまでもなく、もう何か、すごい嫌な感じが一杯だった。
カシャカシャ、ガシャズシャ、て変なジャリジャリした音が、
しかもどんどん増えながら来るんだよ。
その訳解らん井戸の中から、
こ っ ち に む か っ て 。
もう逃げたいのに身体が動かなくて、横見たらやっぱり仲間がへたってるし、
音は近づいてきて、姿は見えないけど絶対に何か居たと思う。
「俺君、もっとこっち来て!!!!」
Aが怒鳴りながら俺の手を掴んで、何かを掴ませた。
俺が掴んだのを見たAは、今度は少し横でヘタってる奴を必死で引っ張って、
また何かをつかませてる。
てか。よく見たら、俺が掴んでるのはBの右足。さっきの奴が掴んだのはBの左手。
Bの右手はAが掴んでる。Cは相変わらずBをおぶってる。AはBから手を離さずに
必死に他の仲間を引っ張り寄せてた。
その後のことは、色々とよく解らなかった。
ただハッキリ覚えてるのは、気がついたら、目の前に何かがいたこと。
金色の、すごい強い光を放つ、煙なんだか人影なんだか、何か良く解らない「何か」が俺らの前に居た。
ちょうどその辺りから、ガシャガシャガシャガシャガシャ、ズシャズシャズシャズシャズシャ、みたいな金属音が耳一杯に響いてきてた。
いや、こう書くとその煙みたいなもんが金属音立ててたみたいだけど、そうじゃなかった。
俺らは「煙か人影みたいなもん」の背中を見てて、それが「見えない金属音の奴」とぶつかり合って止めてるんだって、そういう光景だった。
「俺君、C君、動ける?逃げよ!!速く逃げようよ!」
Aが叫んで、俺らは必死で身体を動かして車へ向かって、何とか乗り込んで逃げ出した。
Cがハンドルを握る車の中で俺が振り返ったとき、もう何も見えなかったけど、金属音だけは結構長いこと耳に残ってた。
その後。結局帰り着くまで熟睡こいてたBに「何も出なかったから起こさなかった」と
説明して帰らせた後、皆で震えながら明け方まで飲んだ。
数日後にAを捕まえて経緯を聞いたら、げんなりした顔でいろいろ教えてくれた。
あの古井戸がマジで危ない本物だったのは予想通り。
「家の正面に居る分には大丈夫だけど、裏に回って井戸まで見たらダメ」
だそうだった。
問題は俺らを助けてくれた妙な影なんだけど、Aは神妙な顔で、
「あの方はBの……何ていうか、ついてるものなの」と言った。
AがBを避けてたのは、嫌いだからじゃないそうだった。
ただ、Bに纏わりついてるものがいて、それが凄く強くて神々しく畏れ多いものだったんだと。
で、初めはBに取りついてる霊か、と考えたがどうしても違和感があって。
ある日、Bから出てくる『あの方』を見て、不意に気づいたんだそうだ。
『あの方』は『Bの中』にいるんだと。
「……Bがあの方のおられる世界に繋がってて出入り口になってるのか、それともB自体があの方の棲む場所なのか、どっちかだと思う」
Aもよくは解らないようで、とにかくそれはBから出てきてまた戻っていくんだと言っていた。他の霊的なものは全部Bを避けるそうで、多分あの方のせいで近寄れないんだとも。
「あの方は私たちを守ったんじゃないし、Bのことが大事だとかじゃないと思う。
ただ、井戸にいるものを哀れんで、救おうとしてるみたいだった。だから出てきたんだと思う」
何か言った方がいいのか、と思っても、Bは本気では霊を信じていないようだったし、払わなければいけないものとも思えなかった。
だから放っておいたけど、自分はあまりに畏れ多くて近寄りたくなかったんだ、とAは言った。
ただ、『あの方』がBを深刻な危険から守っているのは知っていた。
そして、あの日俺らが本当に危ない場所に行くと感じて、止められないならBの中に居る『あの方』に守ってもらうしかない、と考えてついてきたのだという。
「あの方が守れるのはBの周りにいる人だけだからね。少しでも離れたら、井戸から来てた方に憑かれて人生終わってたよ。俺君も、他の皆も」
言われて背筋が寒くなったのを紛らそうとして、
「……でも、何だろうな?Bについてるのって。なんかの神様か?そんなに強力なら」
そう言ったら、Aは羨むような蔑むような複雑な眼を向けてきた。
「あのね俺君。金色の光を纏って現れて、明らかにヤバい悪霊にも情けをかけて救おうとする者っていったら、
それって誰のこと?」
「……」
……何となく、言いたいことが解った。
Bの家は寺で、Bの兄はすごい霊感の持ち主だ。でもBは霊感が全然無いから、寺生まれって言っても大したことないなと思ってた。
でもBはどうやら個人の霊感以上にすごいものを備えているらしい。
やっぱり寺生まれってすごい。改めてそう思った。
長文すみません。以上です。
妹まで出たかw
663 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(1+0:3) :2013/02/20(水) 22:09:04.10 ID:UTHI7J3u0
Tさんファミリー、どんどん増えてるなww
俺「もぐもぐ」
美少女「一口いただけませんか?」
俺「す、スプーン持ってきたら?」
美少女「あなたの使ってるスプーンでいいです」
「破ァ!」
その時、どこからか飛んできた青白い光弾が目の前の美少女にぶつかる
だが美少女はそれをとっさにガードし後ろに飛びのいた。
そして美少女の姿は変化し、目も当てられない醜悪な姿となった、その姿を例えるならドラえもんに出てきたジャイ子
「下がってな、俺が来たからにはもう安心だ」
現れたのは、バイト先の先輩で霊感の強い寺生まれのTさんだ!
ジャイ子は叫び声を上げながらTさんにとびかかる
「変化して人の心を惑わし、命を喰らい尽くす妖怪め! ここで消し去ってやる!」
「破ァーーーーーッ!」
Tさんの手から出た光弾がジャイ子に命中する、ジャイ子は断末魔を上げながら消し飛ばされた。
「危なかったな、やつは美少女のふりをして人に憑りつき命を喰らう妖怪だ、一口でもあげてたらげてたら憑り殺されるところだった」
そういってTさんは、俺の食ってたカレーを平らげて去って行った
寺生まれってすげぇ、やることが違う、俺はいつもながらそう思った
喰いかけのカレー一皿で命が助かったなら安い物だとオモタ
ってか、安い、安すぎるよTさん…
666 :
本当にあった怖い名無し:2013/03/03(日) 23:42:57.83 ID:a61SWZIr0
tさん、他人の食いかけ喰うのはみっともないよww
破ぁるがきたー!
破ァァアる風ェエエェ!…で吹き飛ぶ
669 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:3) :2013/03/20(水) 22:45:16.90 ID:6seLDdTn0
tさんかっけえ
670 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0:3) :2013/04/14(日) 06:20:29.60 ID:asJjFCRkQ
破ぁ!
671 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/16(火) 07:57:44.98 ID:lrzXy9Ac0
破ぁ!
672 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/18(木) 00:51:06.71 ID:T1bS+fLpO
破ァ!
(;´Д`)破ぁ破ア
ニコ生に実写Tさん出たら噴くな
2ちゃんねるの怖い話?
全てのエピソードのオチが
寺生まれってすごい〜
になるのか。見たいな。
676 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/02(木) 10:35:48.69 ID:ZzNLIr3f0
昔、仲の良いメンバーと心霊スポットに行ったことがあった。
山間の廃病院に行った帰り道、自動車で山道を走っている時に異変が起きた。
運転をしていたAが突然「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」と叫び始めたのだ。
見ると彼の背中には長い髪の毛が巻き付いている。
異常な状況の中で俺たちは、霊がAを乗っ取っていることを理解した。
曲がりくねった細い道をアクセス全開で走っていく車。
速度メーターは90キロを指していた。
このままでは崖に転落する!
その時、ガラス越しに何者かが車の横を走っているのが見えた。
「そこまでだ!」
時速90キロの寺生まれのTさんだった!
Tさんはドアを開けるとAの背中に張り付いていた髪の毛を握った。
「破ぁ!!」
Tさんが叫ぶと髪の毛は瞬く間に小さな女の子の姿になった。
俺たちは理解した。
この霊は一人で寂しかっただけなのだ、俺たちと遊びたかっただけなのだと。
「この子は俺が成仏させる
これからパパとママの所に送ってあげるからな・・・」
女の子を抱いたTさんは車を追い抜いて颯爽と去って行く。
寺生まれはスゴイ、俺は改めてそう思った。
そこはセクロス全開でおながいします
そんなのは寺生まれのTさんじゃなくなるので却下。
眠らない街生まれかどっかの生まれ設定のHさんで勝手に創作してください。
んじゃ、アクセス全開で
681 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/13(月) 21:05:37.64 ID:9BkcLBwiO
破ァ!
破ァ…
破ァッ、クション!
684 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/15(水) 23:24:29.90 ID:1RXwuvsI0
カカロット…お前はやっぱり天才だよ…。
俺は自分のために快楽のために戦ってきた。
だがお前は負けないために修行して限界を極めてきた…
ムカつくぜ、優しいサイヤ人なんてよ
…
がんばれカカロット…おまえがナンバー1だ!!
なに!?
チっ!おれが時間をかせぐまで気をためろ!!
行くか!
破ァ!破ァ!破ァ!破ァ!破ァ!破ァ!破ァ!破ァ!
2人の女がビデオカメラを携えて心霊スポットに入り、
このまま1時間ほど廃病院を探索した。
「何も映らなかったねー。」
「家帰ろっか。うち来る?」
「そうするよ。」
「え?いいの?」
「いいよー。」
「じゃあ行くー。」
2人の女は病院を後にした。
「破ァッ!!」
その時青白い光弾が女の内の一人を消し飛ばす、だが2人の女には何の被害もない
「危なかったな、もう少しで連れて帰るところだったぜ」
現れたのは、うわさで聞いた霊感の高い寺生まれのTさんだ!
「心霊スポットなんて面白半分で入るもんじゃない、特に女だけで行くのは危険な場所だってある、気をつけな」
そういってTさんは去って行った
寺生まれってすごい、2人の女はそう思った
「もう少し退避するのが遅れてたら危なかった……」
うーん…
破ぁ!!
ある大きな病院の病室に小3の男の子とその母親がいた。
「ねぇ、ママ」
[ん?]
「僕ね、パパとママの所に生まれてきてホントに幸せだったよ」
[きゅ、急にどうしたの?でも、嬉しいよ。ありがとぉ]
「僕ね、わかるんだ。もお、生きられないんだ。だからね、最後にいつもみたいにぎゅってしてよママ(泣)」
[最後じゃないよ。最後じゃない。これからもずっとぎゅってしてるよ]
ぎゅ、、、
「うん(泣)、ママ大好きだよ」
[ママも大大大大好きだよ]
泣きじゃくる男の子と涙を必死に堪えてずっと笑っている母親。
そのうちに男の子は泣きやみ、まんべんの笑顔でこう言い残していった。
「ずっといっしょにいようね」
病室には終わりを告げる音が鳴り響いていた。
その帰り道、母親が横断歩道を歩いていると、急に信号無視の大型トラックが突っ込んできた。
「続き破ぁっ!?」
>>688の前に現れたのは寺生まれで霊感の強いTさんだ!
「危なかったな。もう少しで『書きかけで寝てし魔王』に連れ去られるとこだったぜ!」
そして…
選択肢A 「しまった、遅かったか…それともただの誤爆だったのかな」
選択肢B 「寺生まれってすごい。あらためて続きを書こうと思った」
寝落ちにさえ対応できる寺生まれってすごい 改めてそう思った
「破ァ!」
そこに現れたのはバイト先の先輩で寺生まれのTさんだ!
「何事も何かあった後じゃ遅い、前もって対処しておかないとな」
そういってTさんは去って行った、
怪奇現象どころか話が始まる前に解決してしまうなんて!
やっぱ寺生まれはすごい、おれはやはりそう思った
「危ない轢かれる!」と思ったその瞬間、
「破ァ!」という叫び声とともに蒼白い光弾がトラックを吹き飛ばした。
状況が把握できず唖然としている私に、「まだだ」と寺生まれのTさんは言った。
見ると、止まったトラックからたくさんの小さな手形が剥がれ落ち、小さな痩せこけた男の子の形に集まっているのだ。
すると突然、「ズッウウウウウウウトイッショダヨオオオオオアアア!!!!!」という甲高い悲鳴にも近い叫び声をあげて男の子の形をしたものが母親に巻き付いてきた。
「母親を愛するあまり、一緒に連れて逝こうとしたのか・・・・・だが!死してなお現世の者に迷惑をかけようなどとは言語道断!」とTさんは言うが早いか男の子に向かってありったけの霊力を解き放った。
Tさんの蒼白い霊力が男の子を包み込むと、男の子は苦しそうな叫び声をあげながら消滅していった。
ふと腕を見ると、無数の小さい手跡が付いていた。
Tさんがさっと手をかざしてこう言った。「子供に罪は無いんだ。許してやってくれ」
腕に付いていた跡はきれいさっぱり無くなっていた。
寺生まれって凄い、私は初めてそう思った。
一ヶ月越しに続きが読める、やっぱ寺生まれはすごい、おれはやはりそう思った
祖父の葬儀の時、火葬場でお骨を骨壺に納めていたら
灰の中からなにやら小さな粒が出てきた
その後、粒は続々と見つかり その数は40数個にものぼった
コレは一体なんだろうと親戚一同で話し合っていると
そこへ遅れてきた祖父の弟で寺生まれであるTさんがやってきた
そしてTさんはその粒を見せられると
「ああ これは昔、俺達兄弟がマタギやってたときに俺が獲物と間違えて兄貴を撃った時の散弾だ」
唖然とする親戚一同 Tさんは更に続けて
「兄貴は丈夫でなぁ 傷口に焼酎ぶっかけて2週間もすれば治っちゃったんだよ、破っ破っ破」
そう言って豪快に笑うTさん
やっぱ寺生まれはすごい、おれはやはりそう思った
鉛は融点が低いから、火葬すると粒が溶けてべたっと平べったくなる気がする
>>696がこう疑問を口にすると
「破ァ!」という叫び声とともにTさんは鉛玉を放って見せた
薄っすらと青白い光を帯びたその弾丸はなんと炎の中に入れても一向に溶ける気配がない
寺生まれってすごい、改めてそう思った
>>696 マジレスすると、少量の溶けた金属は表面張力のせいで球状に成るよ。
半田の溶けた粒とか見たこと無い?
Tさん、人間相手には散弾撃つのか
山に入ったまま帰って来なかった人が沢山いそうだw
701 :
本当にあった怖い名無し:2013/07/23(火) 19:51:56.55 ID:UuU2rnhF0
これからの猛暑に破ァして下さい
>>699 マタギだから動物を打ってたんだろ
獲物に破アしたら消え去ってしまうからな
703 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/09(金) 22:59:10.14 ID:F5r4U1AF0
飲み会を終え、駅に着いたときはもう夜の12時を過ぎていた。
はあ、と俺は人っ子一人いないホーム内のベンチに座りため息をつく。
大学4年、就活に励んでいるのだが不況の煽りを受けてどこにも内定がもらえない。おまけに母親が最近、更年期なのか体調不良に苦しんでいる。ちくしょう、お先真っ暗だ。今日は後輩に飲み会に誘われ、息抜きのつもりで行ったのだが気分は一向に晴れない。
この先大丈夫かな、と酔った頭でぼんやりと考えているとホームの縁から手の平がおいでおいでしているのがみえた。飲みすぎて幻覚でも見ているのか・・・
すると俺は突然立ち上がり線路に向かって歩き出した。おかしい、足が勝手に動く。黄色い点字ブロックを越え、ホームの縁に立ったところで急に足が止まった。すると何かが突如、足首をがっちりと握った。驚き足元を見ると灰色をした2本の手が足首を掴んでいる。
そして線路には灰色の肌をし、ぼさぼさの黒髪、瞳のない目の人間、いや化け物がいた。俺の両足首を掴んでいるのはそいつの異様に長い手だ。
酔いが一気に醒める。逃げようとしたが体が全く動かせない。
704 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/09(金) 22:59:52.83 ID:F5r4U1AF0
まもなく○番線に電車が参ります、というアナウンスが流れる。それと同時に化け物がにやりと笑い、足首を掴んでいる手に力を入れ線路に引きずり込もうとする。
こいつは電車に俺を轢かせようとしているんだ。
電車が近づいてくる音がする、いやだ、だれか助けてくれ。
その時だった。
「破アッ!!」という叫び声とともに青白い光弾が飛んできて化け物にあたった。化け物は苦悶の表情を浮かべ煙のように消え去った。
それと同時に金縛りが解けおれは地べたにへたり込んだ。次の瞬間、電車が線路に入ってきた。
「危なかったぜ」そう言いながらこちらに急いで駆け寄ってきたのは寺生まれのTさんだ。
「線路には、ああやって生者を引きずり込んで仲間に入れようとする亡霊がいるんだ。特にお前は気持ちが弱ってたから魅入られやすかったんだろうな。」
そう言っているTさんの後ろから駅員が現れTさんは連行されていった。俺を助けるために改札口を飛び越えて駅に入っていった
705 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/09(金) 23:00:55.99 ID:F5r4U1AF0
ちなみにTさんの「破アッ!!」が俺の悪い運気も払ってくれたのか母の体調もその後、回復し俺も無事に就職先が決まった。
寺生まれってって凄い。
706 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/09(金) 23:01:59.76 ID:F5r4U1AF0
この間、渓流釣りに行った時の話だ。
釣り仲間に教えてもらった山奥の川で早朝に釣りをしてから少し山歩きを楽しんでいた。
木々の間を通る爽やかな風、川のせせらぎ、鳥の歌声。
どれも街中じゃ味わえないものだ。
ふとそれらに混じって何かが聞こえてきた。
なんだ。よく耳を凝らしてみるとそれは若い女の声だ。わらったり何か喋ったりしている。おかしい、ここはめったに人がこないはずだ。いったい何なんだ。
少し離れた川からそれは聞こえてきた。おれはそこへそろりそろりと歩きながら近づいていった。木陰からこっそりと様子を窺う。そこには
水着姿の女性が二人川で遊んでいた。あれは神社生まれのJさんとTさんの姉ではないか。
Jさんはハイレグ、Tさん姉はビキニだ。
Tさん姉「そら!」
Jさん「きゃっ!冷たい水。かけないでくださいよ〜。あっ!あれは覗き!?い矢アアアアアア!」
そういってJさんは俺に青白い光弾を放った。
いや、ちょっ、違うんですけ
ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!
「災難でしたね」
まったくだ。Jさんたちと山へ来ていた教会生まれのKさんに手当てをしてもらいながら俺はそう思った。
久しぶりの正統破ァ!いいな
708 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/10(土) 00:10:39.98 ID:KSIvGn1f0
jさんも久しぶりだな
波ァ!
710 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/12(月) 08:31:35.76 ID:MuABY2Q0O
波ァァーーッ!
711 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/18(日) 01:13:50.02 ID:ah0xfpm80
破ァ〜
698 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/03/29 03:01
漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシー とか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな〜」なんて思っていたら、
坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いている し、漏れと目も合いっぱなし。 ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、さらにそいつの後ろから猛スピードで走ってくる奴がいた。
袈裟を着た屈強な体格の坊主みたいな奴が、憤怒の形相を浮かべ両手の蒼白い光弾を放とうとしながら猛スピードで走ってくる。
寺生まれで霊感が強いTさんだった。
前を走る餓鬼が後ろのTさんに気づいたときには光弾が放たれており、そいつの体を半分消し飛ばしていた。
そいつの体を全部消し飛ばし、さらに静まりかえった街を一瞬蒼白く輝かせた光弾は今まで見たこともないくらい美しかった。
双眼鏡から目を離せずにいると、自販機で買ったコーヒーで一服するTさんと目があった。
満面の笑みを浮かべ何か喋るTさんだが、あいにく遠すぎて何を言ってるか分からなかった。
とにかく寺生まれって凄い、改めてそう思った。
破ぁい
破ッ破ッ破ッ!
715 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/25(日) 13:19:20.15 ID:P6J9PjXI0
破アックション!!
716 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/30(金) 11:09:01.78 ID:VFZAI48Y0
2人の女がビデオカメラを携えて心霊スポットに入った。
「え?これで撮れてんの?」
「撮れてる撮れてる。」
「今私たちは廃病院に来てまーす!!」
「来てまーす!!」
「やっぱ怖いねー。」
「うん。雰囲気あるよ。」
「ほら、ここ多分手術室だよ。」
「うわっ。マジ怖っ!!無理!!」
このまま1時間ほど廃病院を探索した。
「何も映らなかったねー。」
「うん。このあとどうする?」
「家帰ろっか。うち来る?」
「そうするよ。」
「え?いいの?」
「いいよー。」
「じゃあ行くー。」
2人の女は病院を後にした。
717 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/30(金) 11:28:15.37 ID:VFZAI48Y0
すると「矢アーー!」という声と共に赤い光弾が二人めがけて飛んできた。
そしていつの間にか2人の側にいた青白い顔をした女にそれは当たった。
女は一瞬驚いたかのような顔をしたがすぐにほっとした表情を浮かべすうっと消え去っていった。
「一人で寂しかったんでしょう。でもこれで黄泉へと旅立てましたね。」
そういって現れた弓をもった少女は神社生まれのJさんだ。
呆然としている2人に向かってJさんは
「こんな場所にあまり良くないものが住んでいます。なるべく近寄らないでくださいね。」
「それと法律で結婚はみっ、認められてませんがおっ、お二人とも末永くお幸せに。」
そう言って顔を赤らめ去っていった。
いや、私たちレズじゃないからと語る彼女たちの話を聞き私は神社生まれって発想があれだ。
私はそう思った。
既出ネタかと思ったら良い意味で予想を裏切られた
Jちゃん・・・
719 :
本当にあった怖い名無し:2013/08/31(土) 23:16:40.71 ID:KV30S55W0
しまった。Tさんネタでこの話すでに使われてた。
なるべく被らないように気をつけてたつもりだがうっかりしとった...
Tさんに吹っ飛ばされてきます
おもしろかった
721 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/01(日) 22:00:24.74 ID:/C9LcJuu0
722 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/03(火) 15:36:09.43 ID:za19Qztm0
Tさんの頭、光ってるww
バカ、そんな時はTさんの頭からエネルギーが放出されていると言うんだ
きっとそのエネルギーの勢いで毛根が押し出されてあんなことに。
Tさんは寺生まれで霊感が強い、Kさんは教会生まれでスピリチュアルパワーが高い
、、、Jちゃんは神社生まれで何が強いんだっけ?
たまにはNさんのことも思い出してあげてください…
Nさんてどこ生まれで何が強いんだっけ…or2
727 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/09(月) 04:15:15.83 ID:GBPkQQPZ0
728 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/09(月) 15:48:21.03 ID:bGoLyLj20
あれは去年の冬の出来事だった。
その日は昼間からちらついていた雪が夕方にはすっかりつもるほど降っていた。
日がとっぷりと暮れたころ、俺は小高い丘の上の家のある住宅街へと続く人気の無い坂道を歩きながら登っていった。
大学の授業が5限目まであったのと雪で電車がおくれたせいでこんなに遅くなってしまった。はやく、家に帰って暖まりたいな。ああ寒い。
そう思いながら車のタイヤの跡以外、なにもついていない新雪に足跡をつけながら歩いていると後ろからザク、ザクと雪をふむ足音が聞こえてきた。
俺以外にも誰か歩いているのかな、ふと気になり後ろを振り向いた。
誰もいなかった。
それにも関わらず足音は聞こえてくる。ふと坂の下の方をみるとおれの足跡以外にもう一組の足跡がある。ザク、ザクと音が聞こえるたびに雪に穴が開き足跡が増える。
誰もいないはずなのに・・・
729 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/09(月) 15:50:55.04 ID:bGoLyLj20
俺はすぐに前を向き走りだした。しかし、雪に足をとられ思うように進めない。
俺が走りだすと同時に後ろの「足音」もザクザクとペースを上げてくるのがわかった。
半泣きになりながら必死で走った。しかし足音はすぐ後ろまで迫ってきた。
だめだ、追いつかれる・・・
そう思った時だった。
「そこまでだ!」
そう叫びながらだれかが坂の上からスノーボードで降りてきた。あれは寺生まれのTさんじゃないか!
「人を惑わす雑霊め!破アーーッ!!」とTさんが俺に向かって青白い光弾を右手から放った。
光弾は俺の肩の上を飛び去った。すると足音も後ろにいる「何か」の気配も完全に消え去った。
Tさんは、光弾を撃った拍子にバランスを崩し坂の下へとコロコロ転がっていった。
「暗い夜道には時々あんなものが現れるから気をつけろよ。破アックション!。」
「畜生、冬将軍の奴!今年も破あできなかった。」
なぜか俺の家のストーブでなぜか服を乾かしながらそう語るTさんをみて寺生まれってすごい、俺はそう思った。
731 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/09(月) 22:37:13.23 ID:bGoLyLj20
しまった
Tさんではなく丁さんだったんだな
733 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/10(火) 12:00:46.82 ID:N/wz514z0
>>726 Nさんは、Jさんの兄って設定(
>>103で出てる)
しかし、Nさんすっかり忘れ去られてるな
>>733 前はTさんのライバルポジで活躍してたのにな
735 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/10(火) 22:56:57.45 ID:ftvsF2OG0
個人的にNさんはメガネかけた20代後半~30代初めくらいの冷たそうな表情した男性のイメージ
笑っていても目は笑ってなさそう
736 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/15(日) 19:27:54.78 ID:RZIuWdVy0
>>94 小学生のJさんと中学生、高校生くらいのTさんを創造してなんか萌えた
737 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/18(水) 20:29:17.42 ID:Z75hzlu60
あんまり派生キャラ作りすぎても困るよね
738 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/18(水) 22:02:09.94 ID:hEn1WVnx0
でもJさんは好きだぜ
Tさんネタは元の話が怖いから成り立つんだよねぇ
Tさんの元ネタって釣りのやつ?
ある意味俺らってTさんに釣られているのかもな
>>740 いやいや、それぞれの話の核となってる怪談の部分って事だろw >>元ネタ
めっさ怖い怪談でも途中からTさんが出て来て解決してくれるから閲覧安心になる
742 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/19(木) 09:58:47.45 ID:/xecNgTw0
>>740 確か一番最初の奴は「赤いワンピースの女」だったぞ。
でもTさんに釣られてるって確かにその通りかもなww
743 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/23(月) 14:52:16.14 ID:lcs4fUYw0
最近、山寺生まれのKさんがでたけど
あいつも寺生まれってすごいみないなキャラだった
744 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/23(月) 15:27:18.12 ID:2wPZ7R85I
寺生まれってすごい…改めてそう思った…
745 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/23(月) 20:50:09.96 ID:rpG86Rpm0
私の知り合いのお寺はなんでか狙われているらしく、毎日
戦いが繰り広げられています。
私の友人も帰宅後は戦いに参戦し、怨霊?妖怪?と闘っています。
友人曰く、わたしも足しになるから協力してくれと言われています。
747 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/24(火) 22:05:43.20 ID:tOhUxvz70
TさんvsNさんなのか?
748 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/27(金) 01:21:53.00 ID:xPUR2Kzq0
破ァッ!
749 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/27(金) 01:23:15.91 ID:Nq/Hk6WD0
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
破ァ!
751 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/27(金) 22:35:12.08 ID:vJczO+M+0
何なんだこれ!?
Tさんが怪異を探してるんじゃなくて怪異のほうがTさんに近づいてくるんじゃないだろうか
ピクシブにそういう漫画があった
753 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/29(日) 23:00:05.86 ID:35MiDrI/0
754 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/29(日) 23:09:33.61 ID:35MiDrI/0
755 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/29(日) 23:11:45.01 ID:35MiDrI/0
756 :
本当にあった怖い名無し:2013/09/30(月) 10:24:51.02 ID:i6IzbxXn0
相変わらずTさん変態だなww
もしやKさんは代行者なのではないだろうか
758 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 01:39:15.58 ID:/BFXonMK0
少し前の話
Hという友人が兄から車を借りたからドライブしようぜという話になったときがある
丁度そのときにKが俺んちに漫画読みにきてたからそいつも誘って真夜中に男三人で当てもなくドライブをする事になった
最初は適当に街灯がある道をずっと走ってたけど、物足りず誰かが森へ入ろうと言ってきた
さすがに12時まわっていて眠気、疲れ、ずっと暗い森って事で皆テンション低いし、会話も無かった
そしたら急にKが「女が居る!」て大声出して俺らびっくり
真夜中にこんな暗い森の中で女一人ということは自殺志願者か!?と思い、俺らは外へ出た
Hがどこにも居ねーじんって言った後、俺が女を見つけた。
K「おい、女の人どこだ?」
俺「ほら、あそこの岩んとこ」
Kは見つけるのに時間が掛かった(零感?)
そしたら急にKが「逃げて!」って叫んだ
Kとは今20数年の仲だがそんなに叫んだのは初めてだった
わっふるわっふr・・・いや、Tさんならまんじゅうの方が好みか?
760 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 02:04:13.58 ID:/BFXonMK0
車に乗り込む瞬間後ろを振り向いたのは今も後悔してる
女は白いワンピースで長髪。そこまではよかった
顔の損傷が酷かった。特に顎。削り取られて顎が無かった
吐かなかった所は誉めてもらいたい
でも女は四股を駆使してどこまでも追いかけてきた
そしたらHが機転利かせてバックして女をひいた
よくやったHと思う反面、幽霊って物理攻撃効くのかと冷静に考えてた
高速乗ってSAで休憩したら、自販機の物陰から女が見ていた
Hがひいたのがアウトだったのか、四股は全部変な方向にひしゃげて骨も一部丸見えだった
SAN値チェック失敗して吐いた俺を放置して逃げた友人を俺は一生忘れない
761 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 02:28:52.76 ID:/BFXonMK0
女がケタケタ笑いながら吐いている俺の近くに来たとき、俺は死んだと思った。
その時だった。
「そこまでだ!」
そう叫びながら原付から誰かが飛び降りた。寺生まれのTさんだ。
「自ら自殺を計り、孤独と痛みだけに他人を巻き込む外道な女だ」
Tさんは何か呪詛らしきものを唱え「破ァッ!」と叫び、掌から青白い光弾を放ち、それに直撃した女は断末魔と共に消えていった...。
「樹海にはもっと恐ろしく怨念を持った幽霊はまだまだいるから夜の樹海のドライブはおすすめしないな。」
そうTさんは言って原付に乗り、どこかへ行ってしまった。
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った
762 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 07:17:02.16 ID:KjBmlu+O0
そうか!
寺生まれは原付で高速も走れるのか!!
763 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 07:54:56.93 ID:/BFXonMK0
>>762 ID変わったけど
>>761です
お寺さんはバイクより原付が似合ってたのでという言い訳をします
Tさんなら高速で原付が乗れるはず!
764 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/07(月) 18:23:00.85 ID:KjBmlu+O0
それもTさんらしくて良い
Tさんなら原付で120kmくらいは出せそうw
766 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火) 00:01:15.19 ID:D5zdevc90
確かにw
Tさんなら魂も乗りこなせるよ
逆にTさんが乗りこなせない物を知りたい…
あっ、女心は無理そうかw
Tさんはモテるけど鈍感なイメージがある
770 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/18(金) 19:52:25.10 ID:fw143Mwc0
大体どの年になっても人気そう
同窓会でも
「Tお前なにやってるー?」
Tさん「除霊とかだな。ただで祓ってやんよww」
「さっすが俺らのTそこに痺れる憧れるぅ!」
771 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/20(日) 23:14:59.11 ID:+JY/ikWQ0
友人らしいコテと今のメール内容、スレで一致した
友人はアクロバティックサラサラ、悪皿に追われていると
ネットの情報では悪皿を退治した人は居ない
むしろ悪皿に殺されている。
送信復歴には高校の同輩、Tの名前を見つけた
俺本人部室の件で助けてもらってTの力を確認した。頼れるのはTしか居ない
「もしもし、Tか?山田(仮名)だ」
「ぅあーあ・・・山田かよ、こんな夜に」
「悪皿って知ってるか?アクロバティックサラサラ」
「あーネットにこっそり乗ってる奴?噂じゃねーのか?」
「Hが悪皿に目付けられた!どうしt」
T「待ってろ!」
772 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/21(月) 17:12:29.39 ID:VSegLMXP0
>>771 つづき、つづき、つづき!つづき!つづき!つづき!
普通の怖い話が、とつぜんTさんが来ることによってハッピーエンド
ってのがこのスレの主旨だからして、Tさん主人公のタイプは珍しいな
774 :
771:2013/10/21(月) 20:36:45.64 ID:7ZhbhDKm0
寝落ち→部活行きました。サーセン!
Tと俺の家は原付で10分の間隔だがすごく長く感じた。今俺の車Now
T「で、友人のスレはこれだろ?」
「ああ、赤い帽子とコート、ビルから落ちたと思ったら消えた。滅茶苦茶デカイ、目がえぐり取られてて腕にはリスカ痕ってのが特徴で…」
T「ここって○○だろ?奴って移動すんの?」
「多分…そうじゃね?ここに出てくるわけですしおすし」
T「友人の家ってあれか…絶対悪皿居るな。多分こいつ亜種の方の悪皿だな。」
「え!?悪皿って本物と亜種いるの!?」
こりゃ厄介ですな
H「うわ…T!助けてくれ!」
T「己の執念だけで関係のない人まで巻き込みやがって…外道女が!」
そうなにか呪文を唱え、札を構えた
「破ぁ!」と叫び、掌から青白い光弾を放ち悪皿にヒットした
だが、悪皿は消えなかった
775 :
771:2013/10/21(月) 20:43:54.60 ID:7ZhbhDKm0
え?771で書き込んだの22時だと思ってたのに…
「え?消えない…」
T「…Nだな。居るんだろ?出てこい!」
N「流石Tですね…。これ如きにアクロバティックサラサラが消えるわけありません」
黒い煙と共に現れたのは陰陽師のNさんだった。真顔でアクロバティックサラサラと言ったので場違いだが吹いた。
N「まあアクロバティックサラサラは消えませんし、私の今のところ最高傑作に近いので貴方ではきっとたおせませんねえ。JもKも無理でしょう…」
T「クッ…」
いつもあっけからんとしているTが悔しさに顔を歪めるのは初めて見た。
それでもTは光弾を放っていた。だが悪皿には通用せず、Tの体力は無くなっていく。
もう駄目だ。T、H、諦めたくない俺、皆諦めろ。
T「諦めるなあああああ!!!」
そう言い、Tはさっきよりも大きく光を放つ光弾を放った。
776 :
711:2013/10/22(火) 00:13:02.39 ID:Kj/9kDi20
だがまだ悪皿は消えない
「「そこまでです!」」
T「KとJちゃん!?」
K「T・・・私たちのことを忘れていますよ。アーメン!」
J「年下だからってなめないでください。癒!」
Kさんは十字をきり、外国語の呪文を唱え、Jさんはすり減ったTさんの体力を回復させている。
T「完全にまで回復したぜ。一丁やるぞ」
T「破ァーーー!」
K「アーメン!!!」
J「矢ァーーー!」
三人の光弾、矢は悪皿に当たる
そしてこの世のものとは思えない悲鳴とともに、悪皿は消滅した
T「悪皿には本物も居るからな。狙われないように気を付けろよ。」
K「彼女はコキュートスに落ちました。貴方に神の御加護があらんことを・・・」
J「それと、秘密の恋はいけないと思います・・・。また、兄の仕業ですね。」
T「まあ、Nもいつかはこっちへ戻れるさ」
K「彼にも神の御加護があらんことを・・・」
聖職者の集団ってすごい、改めて俺はそう思った
後俺はホモではない。
777 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/22(火) 00:16:02.91 ID:Kj/9kDi20
これ書いてるとき本棚から珍しく物が落ちなかった
地元で坊主が集まる、坊コンがあったそうだけど、誰かコメントプリーズ
778 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/22(火) 09:49:01.77 ID:Nv7ZX/NP0
坊さんってやっぱモテるの?
てかNさんむっちゃひさしぶりやん
779 :
771:2013/10/22(火) 20:50:59.07 ID:Kj/9kDi20
Nさんが出なくて寂しかったもので・・・
お坊さんは浮気しなさそう、包容力がありそうという理由だそうです
780 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/22(火) 23:27:00.63 ID:onRrI02f0
確かにそういうイメージ持ってる人多そうだな
781 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:3) :2013/10/23(水) 00:41:32.55 ID:PttO0LEw0
波ァ…( ´Д`) っ.。.:*・゜゚・
坊さんと結婚したい女子増えてるそうだねw
生臭の俗物も多いのに
いや、人格者もいるけどねww
もっとNさんは出てきてもいいと思う
何となくTさんはモテるけど結婚はしなさそうなイメージが
785 :
本当にあった怖い名無し:2013/10/25(金) 00:22:23.14 ID:vDBCH+CH0
結婚したら、家庭に縛られちゃうしね
でも晩婚でなんだかんだで結婚しそうな気がするお
786 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/06(水) 23:03:15.21 ID:r9GfZePy0
保守破ァーッ!
787 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/07(木) 22:36:08.14 ID:uE6DAEZZ0
実家に居たころ近くのお寺の子供と知り合いだった。
聞くと深夜には裏山から赤い玉が飛んで来て寺に入ろうとするらしい。
結界にはじかれて入れないと言ってた。
788 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/08(金) 15:49:27.13 ID:vccsdZlh0
まじで!?
789 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/09(土) 13:12:47.34 ID:GsMaXmXS0
>>788 私はその子の言う事を信じていますよ。
私は見えないので確認できないのですが・・
でもその子と一緒にお寺で撮った写真には赤い玉がいくつか写っていたので
本当だと思います。
790 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/10(日) 13:03:57.84 ID:W2y0Yqn30
なかなか興味深い話だな
彼女「ねぇ、なんで最近話してくれないの!」
彼氏「…」
彼女「ねぇっ!」
彼氏「おまえ、最近うざい。ってか俺もうお前のことすきじゃないし、別れてくんねぇかなぁ」
何で俺はあの時あんなことをいってしまったんだろう
あの時、彼女は泣いていた。何もいわずにただ、ただ…泣いていた…
そして、彼女は帰ってしまった
1時間後、彼女の母親から電話がきた
彼女母「もしもし。彼氏くん?」
彼氏「はい。そうですけど…」
彼女母「さっき娘が、交通事故で…」
俺は、そのときどうしていいかわからなかった
ただ…ただ…涙が止まらない...
次の日、彼女の母親から一枚の手紙をもらった
______________
彼氏へ
お誕生日おめでとう!!
大好き!!
これからもずっと一緒だよ!!
_______________
そうだ。今日が誕生日だった
あいつは俺のことをこんなに思っててくれたなんて…
ごめんな
今言っても遅いけど
そして、ありがとう
俺もそっちに行く。お前のいない世界で生きる意味なんか無いからな
俺は屋上から踏み出した
792 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/11(月) 23:20:34.75 ID:KEXZiOtG0
>>790 その子の言う話では赤い玉は邪鬼だそうで、その子の寺を攻撃
しているのだそうです。
でもその子の父親の法力と霊力が強くていつも撃退されている
のだそうです。
今ではその子がお寺を父親と一緒に守っています。
793 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/12(火) 00:00:49.03 ID:b8qUSB8L0
なんというリアル寺生まれのTさん
よしっ、彼女のことは俺に任せろ!
そう言って俺を後押ししてくれたのは、寺生まれで女好きのTさんだった
彼女「ねぇ、なんで最近話してくれないの!」
彼氏「…」
彼女「破ァ!! 」
797 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/13(水) 05:43:32.07 ID:Png68O710
なんてことだ!俺の彼女は寺生まれのTさんの姉さんだったのか!
彼氏「結婚してくれ」
彼女「やだw」
彼氏「お前と一緒じゃないなら生きる意味なんか無い、頼む結婚してくれ」
彼女「やだw」
寺生まれって姉さんも凄い。
屋上から踏み出しながら改めてそう思った。
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった
ふと後ろを振り返るとそこにはTさんが立っていた
「遅くなってすまない、破ァッ!!」
と言いながらロープを下ろし、井戸をゆっくり降りていくTさん
母の死体を担ぎ、はにかみながら
「又5年後取りに来るぞ」
と言い残し普通に歩いて去って行った
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った
Tさん死体をどうしているんだ?(転載者)
800 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/13(水) 09:59:35.11 ID:MTVMmVaa0
Tさんww
そっちのオチはないわw
802 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/13(水) 22:55:29.68 ID:armDAoNT0
ばかやろうw
803 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/17(日) 21:44:55.52 ID:MgTsHkft0
僕は今まで、何度もTさんに助けられてきた。
いつしか自分もTさんのようになりたいと思い始めた。
そして、昨日、僕の父方の祖父が亡くなった。
僕を非常に可愛がってくれた祖父だった。
そのため僕は葬儀が終わるまで涙が止まらなかった。
泣きつかれ、葬儀が終わったあと帰りの車で寝てしまった。
次の日、気付けば実家の布団の中だった。
今日は祖父の遺品整理だった。
全てはそこから始まる。
家系図のような巻物が見つかった。
それを読むと僕の先祖は陰陽師だった。
それも誰もが知っている陰陽師、S.Aだった
そして「Aへ」という遺書があった。
-お前は、陰陽師の正統継承者だ。
VIP駅のロッカーに鍵が入っている。
その鍵を使ってオカルト町の唯一のコンテナを開けろ。
そのなかに呪文書などが入っている それで修行して、一人前の陰陽師になって人を助けろ いいな。
お前はやれば出来るんだ。
25代目A 陰陽師より
この手紙が僕を陰陽師にし、
そして大幅にTさんに近づいたような気がした。
804 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 01:23:46.06 ID:w+DSSrS+0
僕は同じクラスのA子という子が好きだった。
A子は成績もよく美しく、そして誰よりも優しい子だった。
それに対して何のとりえもない僕。
告白する勇気なんてなかった。
仮に告白したとしても口下手な僕じゃなにも伝えられないだろう。
彼女に対する気持ちを悶々と抱えながら日々を過ごしていた。
そして気付けば卒業まで後数ヶ月と迫っていた。
彼女に何も伝えられないまま終わる。
そんなのはいやだせめて気持ちだけでも伝えたい。
そう思い僕は彼女に告白する決心をしたのだ。
口下手な僕が彼女に告白する方法、それはラブレターしかない。
そして僕はありったけの想いを一枚の手紙に込めた。
手紙を書き上げた次の日、僕は緊張と興奮と不安で頭の中がいっぱいになりながら学校に向かった。
805 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 01:31:30.05 ID:w+DSSrS+0
僕は気付けば学校にいた。
教室に入り彼女を見つけるも友人と談笑しているために声をかけづらい。
彼女が一人になった時に声をかけようと思ったがなかなか一人にならない。
しばらく様子を見ていると彼女が席をたった。
今しかない!
そう思い彼女に声をかけようとしたその時
「そこまでだ!」
そう叫びながら誰かが掃除用具入れから飛び出し、僕の方に右腕をつきだした。
「破ァッ!!!!」
突如突き出された右腕から青い光の弾が放たれ僕の体を吹き飛ばす。
何事が起きたのかとやっとの思いで体を起こすと目の前には近所で有名な寺生まれのTさんがいた。
「自分の体をよく見てみろ。お前はもうこの世のものじゃない。」
そう言われて自分の手のひらを見てみると薄っすらと透けていた。
そこですべてを思い出した。
あぁそうだ僕はあの日、登校している時に事故で死んでしまったのだ。
しかしこの手紙さえ彼女に渡せればきっと悔いもなくそのまま成仏できたのに何故邪魔をするんだ。
消えゆく自分の体を見つめながら、人の恋路を邪魔する寺生まれは馬に蹴られて死んでしまえ、そう思っ
「確かに手紙を渡せばお前は満足して逝けるだろう。だが、渡された彼女は死んだはずのお前の想いを一生背負って生きてい
かなければならない。本当に彼女のことが好きなら彼女の幸せを願ってやれ」
僕には真似出来そうにない男らしい表情をしながらそう語るTさんを見て寺生まれってすごい、そして次に生まれてくる時はこ
んな男になりたい。まばゆい光に包まれ薄れゆく意識の中で改めてそう思った。
806 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 02:33:36.16 ID:KhmvLPEQ0
薄れゆく意識の中で最後に目にしたのは、Tさんの手に握られたA子宛てのラブレターだった
807 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 04:12:21.03 ID:w+DSSrS+0
>>806 実はA子はTさんに惚れててそのまま二人は夜の街へと消えていったのを唖然と見つめながら僕の意識は消えていった。
こんな感じのオチのほうがTさんっぽい気はしたのですがあまりにも報われなさ過ぎてやめました
最近Tさんスレがオリジナルの内容で伸びてて嬉しいけど
やっぱり他のスレの怖かった話を、安直にオチだけ笑い話にしてこそTさんだとも思う
とくに、個人的に怖い話が苦手で本スレの方に行けない身としては。
むしろTさんが他作品の鬱フラグを華麗にブレイクする長編SSが読みたい
>>791 その時、どこからか伸びてきた数珠が彼氏の体を掴んだ!
「危機一髪ってとこかな」
寺生まれで霊感の強いTさんだった
「悪霊の仕業だ。心の弱った人間に取り憑く。だが安心しな、俺が取り除いてやった」
「彼氏くん!」
彼女…?彼女は死んだはず…しかし目の前にいたのは確かに彼女だった
「交通事故のケガよりその霊障が酷くて…それを通りがかったTさんに蘇生してもらったの」
「そいつが生前恋愛が原因で死んだ霊だったからな、もしかしてと思ってここに来たんだが…まったく間に合ってよかったぜ」
気づくと俺は泣きながら彼女を抱きしめていた
「ヒュー、お暑いこった。もう彼女を悲しませんなよ。末長く幸せにな!」
そう言って去るTさんの背中はどこか寂しそうだった
寺生まれってすごい。俺は改めてそう思った
遅ればせながら
そうだな、やっぱりTさんはこうでなくっちゃ!
ごちそうさまでした。
814 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/25(月) 21:33:24.10 ID:+4uwV4Jc0
廃寺には怨妖がつくと言う話を寺生まれの知り合いから聞いた。
だから、寺の管理者が居なくなったら清めて廃棄しなきゃならないそうです。
ペーター「ハイジは、ハイジはどこ行っちゃったのさ!」
おんじ「怨妖を清める為にフランクフルトへ行った」
ペーター「いつ帰ってくるの?」
おんじ「廃棄だ、あきらめろ」
816 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/26(火) 19:18:29.58 ID:nZMYzO+Y0
おどろおどろしいバケモノを眼前に構えてなお、
寺生まれのTさんは落ち着いていた。
そのとき急に私は鼻がむず痒くなった
「破ァッ!「クション!」
何故あの時クシャミをしてしまったのだろう。
深い後悔の念を抱きつつ、私は永遠に意識を手放した。
817 :
本当にあった怖い名無し:2013/11/27(水) 22:05:42.74 ID:ZabE3rzL0
ワロタw
破ァッ!
819 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/01(日) 02:20:02.37 ID:uFpNOyeu0
実在のお寺さんの話は禁句なんですねこのスレ。
既存の階段のオチだけを 破ァッ! して
ハッピーエンドにしつつ笑いをとるためのキャラだからね
オリジナルエピソードすらも当初の流れからすればスレ違い
821 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/01(日) 10:00:54.19 ID:3981jcwF0
昨晩、ネットで購入した「ダッチワイフ」と初めて交わった。
あまりの気持ち良さに連続射精で体力の限界に達してしまい
逝くと同時に挿入したままワイフに覆いかぶさった状態で
眠ってしまった。
今朝、いつものように母親が俺を起こしに来た時、間一髪
布団でワイフを隠したんだが、ワイフの長い髪が布団からはみ出し
明らかに2人分の膨らみを帯びた布団を見て、
母親「だ、だ、誰?」
俺「と、友達…」
母親「お父さーん!お父さーん!」
もうだめだ…そう思ったとき青白い閃光が走った。すると何とワイフが喋りだした!
ワイフ「こんにちはお父様お母様、○○君とは仲良くさせてもらってます」
母親「あら…ごめんなさい、邪魔しちゃったわね…」
後日Tさんが家に来て、
「祓うのは得意なんだが、憑依させるのは少し苦手なんだよ…まぁ次はばれない様にするんだぞ」
そう言ってワイフを持ち帰っていった。ありがとうTさん。
寺生まれってすごい、改めてそう思った。
822 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/01(日) 11:21:14.58 ID:p1sdFpRo0
ドールじゃなくてダッチワイフ・・・
823 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/01(日) 12:44:59.99 ID:6AFi/4F30
こういうの好きだわw
これなら許せるw
826 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/04(水) 13:01:56.81 ID:GFOQyO7n0
これは俺も笑ったw
よりによって夜勤の最中、嫁が産気づいたと連絡があり俺は急いで産院へと向かった
夜中の2時になろうかという時間、夜間出入口から長い廊下を静かに小走りに急いでいると
『ご主人ですか?』
分娩室の手前でナース服の女が声を掛けてきた
『そ、そ、そうです!うちの嫁は!?』
『ご主人落ち着いてくださいね、奥さまとお腹の赤ちゃんは今危険な状況です
奥さまの命を優先しますか?赤ちゃんを優先しますか?
それともあなたが身代わりに?』
ナース服の女の口元がニヤリと笑い骨と皮だけのように細い指を俺に向けて伸ばしてきたその瞬間
『そこまでだ!破ァーーーッ!』
青白い光が俺の耳元をかすめ目の前の女に向かって炸裂した
『男に捨てられ子供を産めなかった女の恨みがここに留まり
生まれなかった子供の魂を抱え込んだまま悪霊になったんだ
いつまでも幸せな家族を妬んで道連れにしようとしてんじゃねーよ』
はっ!と声の方を振り返ると近所の寺生まれのTさんがいた
『どうやらお前もお前が抱え込んだ魂も一緒に転生する時が来たようだな破ァ!』
再び青白い光を放つTさん
『それにな、ここのナース服は2年前からパンツスタイルに変わっちまったんだよ!』
寺生まれって凄い、改めてそう思った
>パンツスタイル
それはけしからん
829 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/09(月) 23:25:59.52 ID:0YAfs3N60
近所の寺の住職が凄かったので書こうと思ったけど、
創作話のスレの様なので止めよう。
原書は、オリジナルと言うよりは
「怖い話をラストだけ改変してハッピーエンドにしよう」って程度なんで
近所の住職をTさんと設定して書くなら問題なかろう
831 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/10(火) 01:38:56.34 ID:SaEFHl3l0
住職本人にかwwwwww
どうしてもイニシャルがTじゃなかったのか、しょうがないにゃあ・・・
834 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/11(水) 04:23:57.65 ID:uwu+Vy9E0
結局承諾はとれなかったのかなw
まあいいか
面白おかしく茶化して書き込んだって、あの人は2chなんか見ないから黙ってればバレないだろう
そう思ってレスを打ち込み、書き込みボタンをクリックしようとしたその時!
「破アーーーーーーーーッ!」俺は掛け声とともに飛来した青白い光弾に打たれた
…体が動かない。目だけがかろうじて動くが、うつぶせで床しか見えない
「意に沿わないことを同意なしにやられちまうってのを、自分で体験してみろ」
Tさんが低い声でつぶやく
まて、いったい何をする… アッーーーーーーーー
>>836を最後の年を越すのはさすがに嫌なので保守
838 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/26(木) 00:39:55.04 ID:9RJW8/2d0
ぼくは母さんと町を歩いていた。日が暮れ始め雪がちらちらと舞っていた。クリスマスイルミネーションがあちこちで輝き道行く人々からもどこか浮かれた雰囲気が漂っていた。
「今夜はごちそうにしようね」と母さんもどことなく楽しそうに話しかけてきた。ぼくもそうだねとうきうきしながら返事をした。
その時だった。
「おかしいですね、その子はあなたとディナーをとる予定はありませんよ。」という声が後から聞こえた。驚いて後を振り返るとそこにはサンタクロースのコスチュームをまとった男性が立っていた。あれは施設によくボランティアにきてくれる教会育ちのKさんだ!!
そして彼は突然「あなたに神の加護はない、コキュートスに落ちよ!!」と唱えた。その途端、隣に立っていた母さんの悲鳴が聞こえた。みると母さんが青白い光に包まれ悲鳴をあげている。いや、これは母さんじゃない。こんなに皺だらけの顔じゃないし白髪でもない。
僕が母さんだと思っていた者は悲鳴をあげながらあっというまに消えてしまった。
すると突然、回りの風景が変わった。クリスマスイルミネーションも道行く人々も消えてしまった。かわりに回りに広がっているのは薄暗い夕暮れ時の墓場だ。
そして僕は思い出した。もう母さんなんていないことを。2ヶ月も前にパート帰り事故にあって死んだことを。父さんは僕が赤ん坊の時に死んで母さんが唯一の家族だったのに。
839 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/26(木) 00:40:29.01 ID:9RJW8/2d0
あ、帰りましょう。みんなが待っていますよ。」Kさんは優しくそう語りかけぼくの手を引いてくれた。
「お〜い、大丈夫か!」「Kさん、A君は無事ですか!」という声が聞こえてきた。みると寺生まれのTさんと神社生まれのJさんだ。二人とも同じようにサンタの格好をして袋を担いでいる。
「済まないな、K。俺たち到着するの遅れて。」
「申し訳ありません。Kさん。」
二人はそう言ってKさんに謝っていた。
「いえいえ、私はこの子のお父様とお母様に呼ばれてここに来ただけですから。それよりも早く帰りましょう。クリスマス会を楽しみにしているみんなを待たせるわけにはいきませんから。」
後から聞いた話しによれば僕は夕方、突然施設からいなくなってしまったそうだ。職員の人たちとクリスマス会を開くために施設へ向かっていたKさん、Tさん、Jさんの3人で手分けをして探していたところ、Kさんが僕を最初に発見したというわけだった。
僕をさらったのは子取り婆というものらしい。Tさん曰く、「目を付けた子どもをあの世に連れ去ってしまう妖怪」だという。
こんな出来事があったものの、施設のクリスマス会はみんな楽しく騒いだ。途中でKさんたちが入ってきてプレゼントも配ってくれた。あのサンタの格好はこの時のためのものだったようだ。
小学生の時、寒いクリスマスの日にあった話。ちなみにJさんのサンタコスの写真は今でも大切に保管してますw
最後で台無しすぎるwww
841 :
本当にあった怖い名無し:2013/12/28(土) 08:38:55.38 ID:6bXyAJVwi
高校の時池沼の養護学校にボランティアにいったんだが、 水泳の時間に池沼が女の子押し倒して腰カクカク。
俺たちの唖然、5秒くらいでTさんが取り押さえる (^q^)のああああああああああ!!! って言って離されて、Tさんに消し飛ばされた
それで女の子泣きながら外にあるシャワー行って洗おうとしたら
見学に着てた70くらいの池沼母が日傘で女の子をボコボコにしようと したが すかさずTさんが日傘をガシリと掴んで握り潰した
母「うちの池沼ちゃんの精子がそんなに汚いっていうの!? うちの池沼ちゃんの精子がそんなに汚いっていうの!?」
Tさん「基本的に誰のだって汚いだろ、破ぁぁぁっ!!」
粉微塵になって消し飛ぶ池沼母
寺生まれって本当に凄い、改めてそう思った
842 :
499:2013/12/28(土) 10:59:51.07 ID:Kr+pJzII0
>>841 こういうことを何を思って書くんだか。
本当に不愉快だな
ホラーには変わりないけどな・・・w
せっかく
>>836で2013が終わらずに済むと安堵したのに
>>841が書き込まれるとか、本気で半年ROMれって言いたい
よくある一人暮らしの怖い話で
マンションの最上階だからいつもは鍵かけないで寝てるんだけど
その日たまたま鍵かけてたら深夜にドアノブガチャガチャされたっていうのあるじゃん
あれと似たような体験というか、俺もマンションの最上階に住んでて
その日の深夜普段は滅多に開けない窓をホントになんとなくガラッと開けてブラインド上げた瞬間
上から逆さに人が落ちてきて目が合ったことがある
「破ァァァァ!!」
上空目掛けて光を放つ寺生まれのTさんだった
「いや、危ないところだった。危うくUFOにアブダクションされる所だった」
そういってめり込んだ地面から脱出するTさんを見て
――寺生まれってすごい、そう思った
目が合っちゃったらUFOの方見てないってことだろw
その辺ちょっと辻褄あわせようぜ!
明日は遠足に行くんだ!
大好きなゆみちゃんと一緒の班になったことを喜ぶ息子
しかし天気予報は「雨」...
「てるてる坊主作れば大丈夫」と励ますが、努力も空しく当日は大雨
息子は本当に泣き出しそうだった。
「泣かなくてもいいぜ、坊主」
頼もしい声に振り向くとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが!
Tさん が破ぁ!という叫び声と共に手から光弾を放つと、一瞬で雲が晴れて太陽が姿を見せた
寺生まれってすごい。改めてそう思った
という話を思い付いたんだが色々と駄目だな
元ネタがシャレコワであるに近いほどTさんが光るからな
とりあえずオチが 破ァ! であればいいわけじゃない
それは俺も思う
ヤマノケ(ジャミラみたいな)怪をお追い出すために自分の顔をぶん殴るTさんとか、上の方にあったヘイシ様を命懸けで説得して赤ちゃんを守ったTさんの話とかすごくかっこいいよ
かっこいいTさんを書くのは難しいけど
850 :
本当にあった怖い名無し:2014/01/01(水) 02:05:28.23 ID:XGZP8n4R0
破ァァァッピイニューイヤー!
小学生の時、その町ではある噂がまことしやかに囁かれていた。
それは、夜人気の無い道を歩いている時にビルとビルの隙間の前に立つとその暗闇から細長い腕が伸びてきて引きずり込まれ、二度と帰ってこれないというものだった。振りほどこうにもあちらの力はありえないほどに強く助かったのは、偶然服をつかまれて破れた人だけらしい。
「隙間さん」と呼ばれていたそれは、始末が悪いことに特定の「隙間」からだけ出るものではなくその町中で目撃情報が挙がっていた。
それ故当時俺たち小学生はびびりまくり、中学生もびびりまくりヤンキーすら夜の町からいなくなるほどだった。
町がそんな噂で持ち切りだったある夏の日の夜。
盆で実家に帰ってきていた従兄(当時22歳だったかな?)が神妙な顔をして家に入ってきた。よく見ると若干顔色も悪い。
なんだか胸騒ぎのようなものがして、どうしたのか聞いた。
「いや、実はな…ちょっと行ったとこにあるビルの隙間から…」
と言う。やっぱりそうか、と思った。
でもそれならおかしいんじゃないか? 確かあれからは逃げられないという話だし。
そしてよくよく聞いてみると、予想していたこととは少し違っていた。
「…隙間から伸びてきた手に手首をがしっと掴まれてな、そいつが中に引っ張り込もうとするんだよ。そんでな」
従兄は掴まれてない方の手に霊気を溜めて、「破ぁーっ!」と隙間目掛けて撃ち込んだ。
「グワーッ!」
断末魔の悲鳴を上げて、謎の手は隙間の闇に消えていったそうだ。
結局、従兄の顔色が悪かったのは化け物がどうのこうのということじゃなく、たとえ変質者相手でもちょっとやりすぎちゃったかな〜ということだったみたい。
感心した俺が町の噂を教えると
「あぁなんだ、よかった。あれ人間じゃなかったのか」
と、寺生まれの従兄は安心したようにおっしゃっていました。
そしてそれから10年以上が経ち、俺も大人になってその町から離れた。
つい最近その町に残っている弟に電話をしている時にふとこの話を思い出して聞いてみた。そしたらなんと「隙間さん」はまだその町に出没してるらしい。
ただし、すこし違うところがある。10年前には「隙間に引きずり込む」という恐ろしい存在だった隙間さんだが、今では隙間から手を伸ばして、前を通る人を撫でるだけらしい。弟の友人にも撫でられた奴がいるとか。
人外にも「懲りる」って感情があるのだなぁと思い知らされたと同時に、人外に「懲りる」事を教えてしまう寺生まれって凄い。そう思った。
(終)
854 :
本当にあった怖い名無し:2014/01/01(水) 22:01:35.61 ID:XGZP8n4R0
乙!面白かったw
昔の武勇伝って感じで、こういうのも個人的にはアリだな・・・
うぉぉ!電車内で急に腹痛を感じた俺は肛門を突破しようとする激流と戦いながら次の駅で降りた
目の前をちんたら歩く2人組を突き飛ばしてトイレに猛ダッシュ
な…なんとか間に合った…便器に腰掛けたまま冷や汗を拭ったその手を伸ばすと
な!ない!か・み・が・な・い、紙がない。俺は思わず手を合わせうなだれた
その時「破ァァーッ!」大声と共にトイレのドアを突き破り青白い光が飛び込んできた
吹き飛んだドアの前には男が2人立っていた
「こんな場所に居たとはな、もう逃げられないぜ」
ヤバいさっき突き飛ばした奴らだ
1人の男が再び破ァーッと叫んだ
俺はヤラレルと観念して目を固く閉じると頭上からボコボコと何かが落ちてきた
「妖怪紙隠しは退治した、もうこの駅で紙がなくなることはないだろう」
破ァーッと叫んだ男が踵を反して去って行く
な、なんなんだコイツらは…そんな思いで呆然とする俺にもう1人の男が手を差し出した
「紙を信じますか?」俺はトイレットペーパーを差し出す彼にならヤラレてもいい
本気でそう思った
857 :
本当にあった怖い名無し:2014/01/03(金) 20:47:36.88 ID:fFR10rpQ0
Tさん何でもやるなww
もう一人の男はKさんかな?
アリと言えばアリだけど、ちょっと違うと言えば違う気もする
>Kさん
だろうね
>>857>>858 「紙を信じますか」Kさんです
やっぱりダメかー、次は正統派書けるようにがんばるわ
〜1〜
もうすぐ新年!大晦日の夜
僕N太は学校の友達(ガキ大将、取り巻き、マドンナ)と子供たちだけで初詣に行く許可をもらった
だけど僕にはひとつ不安がある
それは初詣の神社に行くにはあの薄気味悪いお寺のそばを通らなきゃいけないってこと
もうすぐお寺が見えて来る、僕はひそかに握りこぶしを作って震えてるのがバレないようにしているのに
ガキ大将『おい怖い話しながら行こうぜ』とか言い出した
取り巻き『この前テレビの心霊写真取り上げた番組、あれは僕のパパの知り合いがプロデューサーなんだよ』くだらない自慢話をはじめた
その時
マドンナ『きゃ!あ、あれ火の玉じゃない!』とお寺の方を指さした
ガキ大将『おいN太ちょっと見て来いよ』
取り巻き『そうだそうだ見て来いよ』
僕『そ、そんなー本当におばけだったら』
そうこうしているうちに火の玉が近付いてくる
全員『で、で出たー!おばけー!』
〜2〜
数分後
取り巻き『はぁはぁはぁ、おばけが、おばけがでたよー』
ガキ大将『はぁ、はぁ、おれなんか目合っちゃったよ』
マドンナ『はぁはぁ、あら?N太さんがいないわ』
ガキ大将『まさかおばけに捕まって…』
?『君たち、そのおばけってのはこんな顔してなかったかい』
3人が振り向くと
3人『わー!また出たー!おばけー』
取り巻き『そそそそれにN太のおばけまでいる!』
N太『僕はおばけなんかじゃないよー』
マドンナ『うわーんN太さん無事でよかった』
N太『この人は寺生まれのTさんで僕たちに除夜の鐘をついてみないかって声かけようと…あ、あれ?もういない』
ガキ大将『そうか悪いことしたな、おい帰りにあの寺にも寄ろうぜ』
3人『うん、そうだね』
その頃遠くから除夜の鐘が鳴りはじめた
青白い光を寺の方向に向けて放ちながら走り去るTさんの姿をN太はかすかに見たような気がした
T『くっそー気絶したあのガキ背負って神社まで走ったら除夜の鐘に間に合わなくなっちまったじゃねーか!破ァ!(ゴーン)破ァ!(ゴーン)』
寺生まれってすごいN太は改めてそう思った
鳥居の向こうでは巫女のJさんが参拝客に御守りやお札を売っているのが見えた
『あけましておめでとうございます』
863 :
本当にあった怖い名無し:2014/01/06(月) 12:04:08.77 ID:vwu0EDJP0
Dえもんは家でお留守番かな?
結局108発撃ったのかよwwwwwww
865 :
本当にあった怖い名無し:2014/01/09(木) 21:55:37.37 ID:YKyBK64v0
保守波ぁ!
866 :
本当にあった怖い名無し:2014/01/09(木) 22:37:29.77 ID:/HawhX6l0
正月に実家に帰って寺の息子と会ったけど、赤黒い霧が襲って来たって言ってた。
お父さんと一緒に撃ち払ったんだって。
ほんとうかな。
Tに変わって折檻よ!(J)
そういうプレイ?
870 :
本当にあった怖い名無し:2014/01/24(金) 11:29:06.31 ID:bnDKGrd90
Jさんの神社行きたいな
871 :
本当にあった怖い名無し:2014/01/26(日) 00:42:45.14 ID:l9FW+gGS0
うちの近くのお寺の墓場にも真赤な得体のしれない物が襲ってくるらしい。
ザクとは違うんですね
正統派のTさん来てくれー!
四谷怪談でもいいから!
真夜中、友人が1人でドライブしていたときのこと。
地元でちょっと有名な心霊スポットの近くを走っていたところ、検問に引っかかった。 免許書、飲酒の有無(夜中だからね)を確認したあと、 車内を見まわした警官が怪訝な顔をして一言。
「すみません、人数オーバーですよ」
「破ぁーーーーー!!」 と叫ぶTさん。 するとTさんの両手から青白い光弾が飛びだし、警官を吹き飛ばす。
「・・・・俺が正義だ。」 そう言うとTさんは車を発進させる。
寺生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った。
ちょっと一人称とか前後関係とか一瞬意味不明
読んでいて「ん?」って思わせたらたぶん負け
876 :
本当にあった怖い名無し:2014/02/02(日) 21:01:19.19 ID:dm9HZfJv0
Tさん・・・
Tさんだんだん暴走してるじゃねーかww
878 :
コピペ:2014/02/03(月) 19:43:36.62 ID:ohYm3VrX0
3月が終わったばかりの、ある寒い夜のことだ。 ある男が、分娩室の前で祈りを捧げていた。
男:「神様、どうか妻とわが子を助けてください」
男の妻は生まれつき体が弱く、出産に耐えられないため帝王 切開を選んだが、それでも命さえ危険であった。 妻と、エイプリルと名づけたまだ見ぬ我が子の無事を祈っ て・・・ その時、分娩室のドアが開いた。
医者:「極めて難しい手術でしたが、お子さんも、奥様も、 良好な状態です。おめでとうございます」
男は喜びに涙を流し、分娩室に駆け込んだ。 が、そこにいたのは手術台の上で血まみれで絶命した妻と、 床に落ちて死んだ我が子だった。
背後で医者が叫んだ。
医者:「エイプリルフール!!」
879 :
本当にあった怖い名無し:2014/02/03(月) 19:52:32.15 ID:ohYm3VrX0
「破ぁ?あんたそれでも医者かよ!?」
その声に男が振り返ると、そこには寺生まれで霊感の強いTさんが!
何なんですかあなたは!?と動揺する医者を押し退けてTさんは男のそばまでやって来る
「エイプリルフールってのはな...嘘で人を笑顔にする日なんだよ!破ぁ!」
その言葉と共に放たれた光が妻と子供を包み込むと、まるでビデオテープを逆再生するかのように傷口がふさがれ、二人は息を吹き返した
寺生まれってすごい。
医者が呼んだ警察から逃げるTさんを見て男はそう思った
でもせめてオカルト板なんだから、心霊からめてくれよと思うw
ある晩俺とおっちゃんとネェチャンは近所に住む富豪の屋敷へ招待された
なんでも富豪の持つ『呪いのダイアモンド』を今夜怪盗Kが狙っているのだとか
ネェチャン『俺君あんまりうろうろしちゃダメよ』
俺『うんわかってるよネェチャン』
(ケッ、じっとしてられるかっつーの)
おっちゃん『ほーこれがかの有名な呪いのダイアモンドですか、いやあたいしたもんですなあ』
呪いのダイアモンドは持ち主が次々と不幸に見回れるという曰く付きだ
富豪『おっと触らないでくださいよ、ここには防犯装置が…』
ーその時!
?『破ァ!』
窓を突き破る青白い眩しい光が飛び込んで来た
ネェチャン『キャァ!』
俺『な、なにぃ』
光の先から現れたのは怪盗K…じゃない…だと?
?『そのダイアモンドは怨み辛み妬み嫉みあらゆる人の念が籠ったトンでもない代物だぜ』
富豪『な…なんだお前は…』
?『おっと名乗るほどのもんじゃねぇが、通りすがりの寺生まれとだけ答えておこう』
破壊した窓から堂々と不法侵入してきやがった、こいつ何者!?
寺生まれ『富豪さん、オッサン、お嬢さん、ガキンチョ下がってな』
(ガキンチョって呼ぶな!)
寺生まれ『破ァー!』
青白い光が呪いのダイアモンドを包み込んだ
て、寺生まれの手から青白い光が出ている、コイツは…まさか!?
富豪『ぁあ!私の呪いのダイアモンドが宙に浮いている…盗まれる!』
俺『いやまて!富豪さん』
青白い光が一瞬小さくなった、ハッ!
ネェチャン『あ…あれ、見て呪いのダイアモンドから何か出てくる!』
黒い禍々しい煙…あれは凄まじい怨念の塊だ!
寺生まれ『どんなに見た目が綺麗でも中身が穢れまくってたらモテないぜダイアモンドさんよ!』
『仕上げだ!破ァ!』
く、黒い煙が一瞬にして消し飛んだ…
富豪『ぉおおワシの呪いのダイアモンドぉぉ…』
寺生まれ『安心しな、そいつはもうタダのダイアモンドさ、礼はいいぜ!さらば!』
ネェチャン『今の人…呪いを消したってこと?じゃあもう富豪さんに不幸は起きないのね!』
俺『いーやネェチャンあの窓の破壊具合は充分不幸だよ』
富豪『ふぉー!』
噂には聞いてたが不幸を払い不幸を呼ぶ、寺生まれってスゲー
俺は改めてそう思った
ネェチャン『おっちゃんなに寝てるのよー!帰るわよ!』
…
怪盗K『呪いのないダイアモンドなんてただのダイアモンドだ、盗む価値ねーよ』
元ネタはただの怪談話だからこそTさんが光るんじゃないか
そんなんじゃTさんいなくてもぜんぜん怖くねーじゃん
そんな元ネタはいらないんだよ
出番のない名探偵Aが不憫…