政治はオカルト

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383自治スレでローカルルール他を議論中
 当時,南京にいたのは,中国軍の南京守備隊は実質兵力10万人弱,民間人は避難民が続出して,残っていたのは15〜30万人.
 30万人説だと,南京に誰もいなくなってしまう訳だが,実際には20万人以上の人がいる.
 従って,差し引き10万人以上であり,その数割は逃亡したか,中国軍に殺害されたか,病死したかしたとすれば,数万人というのが妥当な線…
(ちなみに,秦氏は4万人説を唱えている).

 後は,埋葬記録の矛盾とか百人切りの虚実についても史料を挙げて反論している.
 結果,虐殺はあった.だけど,数十万人規模のものはなかったと言う形です.

 なお,南京なんですけど,30万人説も含めて向こう系の方々の言う「南京」は行政区分としての南京行政区(当時.省と同格で日本の関東地方みたいな感じ),
 こっち系の方々のいう「南京」は南京城区(市街地,っても広いけど)と異なっています.
 また被害者の範囲についても,こっち系は南京城攻略戦の過程で直接殺害された数,むこう系は南京地方に日本軍が侵攻し掌握していた期間に直接・間接的に
 犠牲になった数(犯罪・餓死・病死等含む.但し期間・死因の範囲をどこまで含むかは人によって異なる)と異なっています.
 当然これらの原因は日本軍や戦争だけではないですけど,なんて言うかあの戦争による犠牲全体の話みたいな感じで,どちらかと言うと
 戦争犯罪云々ではなく戦争そのものの倫理的な面についての話なんです.
 ここら辺を踏まえておかないとまるっきりスレ違いの話になってしまいますです.
 でも向こうでもこっちでも,裏の取れてない数字や思い込みだけで語る方々も多いわけで…






384自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/20(水) 06:52:51 ID:rSx2lexL0
 政府の公式見解を調べてみました。東京裁判史観脱却説は、ここでは明快に否定されていました。

(1)1985(昭和60)年10月14日、外務委員会
○小和田恒外務省条約局長「日本国との平和条約の第十一条に規定がございます。

「日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、
 且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。」
 云々という規定がございまして、ここで極東国際軍事裁判所の裁判を受諾するということを
 約束しておるわけでございます」

○土井たか子「受諾するということになると、条約に対しては遵守するという義務が
 日本としてはございますから、したがって、平和条約の十一条に言うところで、
 はっきりそのことに対しては認めているという立場に日本の政府としては立つわけですね。
 日本の国としては立つわけですね。これを再確認します」

○小和田恒外務省条約局長「ここで裁判を受諾しているわけでございますから、
 その裁判の内容をそういうものとして受けとめる、そういうものとして
 承認するということでございます」

6 (2)1986(昭和61)年8月28日、内閣委員会
○後藤田正晴内閣官房長官「いわゆる東京裁判については、いろいろなお立場の人でそれぞれの
 御意見があることは御案内のとおりでございます。しかしただ、国対国の関係におきましては、
 これは日本政府は、サンフランシスコ平和条約第十一条によってあの裁判を認めておる
 といった大前提に立って私は事柄を処理せざるを得ないのではないか、かように考えているわけでございます」

7 (3)1988(昭和63)年4月15日、決算委員会
○小渕恵三官房長官「政府といたしましては、同裁判をめぐる法的な諸問題に関しまして種々の議論のあることは
 承知をいたしておりますが、いずれにせよ、国と国との間の関係においては、我が国はサンフランシスコ平和条約
 第十一条によりまして極東国際軍事裁判所の裁判を受諾したことは御承知のとおりであり、我が国としては、
 右裁判を受諾した以上、右裁判についての異議を唱える立場にはない、こういうふうな考え方でございます」
385自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/20(水) 06:53:33 ID:rSx2lexL0
ラピスの言い分はでたらめでした

日本政府は東京裁判を認めています


15 (11)2005(平成17)年6月2日、予算委員会
○岡田克也民主党代表「総理は極東軍事裁判、いわゆる東京裁判、これについて
どういった見解をお持ちでしょうか」

○小泉純一郎首相「これは第二次世界大戦後、極東軍事裁判が行われましたけれども、
 我が国は我が国を含む46カ国が締約国となっておりますサンフランシスコ平和条約第11条により、
 極東国際軍事裁判所、この裁判を受諾しておりますし、この裁判について今我々が
 とやかく言うべきものではないと思っております」

○岡田克也民主党代表「(極東軍事裁判において有罪判決を受けた)25名の人たち、
 重大な戦争犯罪を犯した人たちであるという認識はありますか」

○小泉純一郎首相「東京裁判において戦争犯罪人と指定されたわけであり、その点は日本としては
 受諾しているわけであります」

○岡田克也民主党代表「A級戦犯については、重大な戦争犯罪を犯した人たちであるという認識は
 あるということですね」

○小泉純一郎首相は「裁判を受諾している。二度と我々は戦争を犯してはならない、
 戦争犯罪人であるという認識をしているわけであります」