政治はオカルト

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227自治スレでローカルルール他を議論中
973 :道化の騎士 :2010/10/17(日) 16:59:11 ID:BIXAa12+0
あ、ラピスが「彼」かどうかなんて、わかんねえや。
・・・まあいいw

Q4 どうしてラピスラズリは道化の質問を無視しきれないのか?
   聞かなかったことにすればいいのではないか?

A4 ラピスラズリは、自分を真人間と思っている。
   心の温かい、真心のある人間だと思っている。いや、思い込みたいと思っている。
   ラピスラズリにとって、差別という行為は本来は唾棄すべきモノである。
   ラピスラズリの過去の言動を解析する限り、義を重んじ勇を尊び、仁を厚く行うのが、
   人間の正しい姿であることが、容易に伺える。

   たとえば、ゆみに対する初代騎士団への対応への抗議である。
   彼の中の仁義に基づけば、ゆみの初代騎士団への対応は偽りと呼んでも良い物である。
   そこに義はなく、仁は一欠片も見当たらない。タダの切り捨てに見える。
   それがラピスラズリには許せない。

   そのように思う人間であるが故に、ラピスラズリは本来は差別を許せない人間である。
   生まれや血統などで人が人を差別して良いとはとても思えないのだ。
   だが、ラピスラズリは差別をせざる得ない状況にいる。
   在日朝鮮人を排除し、中国からのニューカマーを排除するには、差別以外にないと思っている。
   「出て行け朝鮮人」「出て行け中国人」「日本は日本人だけの国だ」
   そう叫ぶには、差別を行う以外に方法がない。

   それ故に、致命的な二律背反に追い込まれる。
   差別をしてはいけない。
   差別をするしか方法がない。

   ラピスラズリがこの二律背反から逃れる方法はただ一つしかなかった。
   「差別から目を背けること」だった。