ポエムtheオカルト

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1ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/07(木) 18:58:26 ID:r9S4z2j/0
【1】
人の思いを受け継ぐ場所
行き着く事を皆が拒む
太古の風のぬるい心地
阻むモノなく すり抜ける
留まる事のない勢いで窒息させる程に無

【2】
浮かぶ思考は己のみ
聴こえるは心の波長
響く音は孤独の証
見えるはすべて幻

【3】
粘液の如く舌に絡みつく
赤くて熱く煮えたぎるスープ
巡り巡って命水となり
今日も循環を繰り返す

【4】
吹きすさぶ風 こだまする音
地平の果て 思いは夢に流されて
心は夕刻の終わりに入り浸る
落ち着き魂 彷徨う魂 ここに刻まれる

【5】
人を縛る形のない結び魂
ひと時を想うが過去の事象
鋭く指差し 回る虚無
硬く硬く どこも固く
カチコチ頭に誤りは許さない
2中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2010/10/07(木) 19:05:17 ID:FQOQ7M0MO
『煮解賭(にげと)』

明朝末期、中國北東部の男達の間で、素麗建(すれたて)なる遊びが流行していた。

先端に話題旗をくくりつけた棒を地面に立て、合図と共に棒に駆け寄りに旗を奪
い合うという、己の機敏さを誇示する遊びであった。

やがてこの遊びにも飽きた者達が、毒草を煮込んだ煮汁を飲み、その解毒剤を旗
代わりにして奪い合うという競技に発展させた。
これのせいで命を落とす者が続出したが、競走に勝利したものは現人神として賞
賛され、朝廷に仕える者を輩出するほどであった。

この、解毒剤を賭けた戦いは「煮解賭」と呼ばれ、時代を左右する勝負の場でも
最も信頼できる、決定権獲得試合として行われてきた。

己の速さを誇示できることの少なくなった現代社会においては、電子掲示板などで
「2ゲットォォ!」と、機会を変えて、現代人が機敏さを争っているのかもしれない。

(民明書房刊 「DNAに刻まれた勝負心 現代人の奇行のルーツを探る」より)
3自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 23:30:45 ID:fEMDNYoE0
斧や鉈で
人間をぶっ殺しても
いいじゃない
だってジェイソンだもの
4自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 23:32:43 ID:aIExF0os0
                ,
                  /
               /
                 /
  ̄``ヽ、       /
      ``‐、     i
        `ヽィ'⌒ヽ.,_
             ト_,__,..>'``ーァ‐''´了 カメム4 タヒ阻止!
          ノ:;,.,r-‐'´ ̄_r'´ /i
     ー、r‐ァ‐'-‐'´__,..、‐_,.、-‐イ/ !
       そ‐、二_、-‐'´    .! ト、
          >、 ヽ、     |  i. i_
          ,.r'/!ヽ  `ヽ、   !  〉.トミ
       iィ´  /、ヽ、  ヽ、 j-<  ! i!
       !i   /∧ ヽ`ー'´!`‐' `ヽ.ノ. !i
      _.」> !.i  ヽ、  ./ 〈ヽヽ.ー.i! !i
     r'´   i.!   `ヽィ.く ヽヾ、`ノ !i
           !i     `‐-、.,_/.  tゝ
          !i
          i !
          〉!
           t/
5自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 00:12:10 ID:pzPT5DIu0
あなたの広い背中はわたしの指定席
わたし以外のだれも近寄っちゃ駄目なの

だれかが奪おうとしても 絶 対  わ た さ な い か ら
6ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/08(金) 23:09:27 ID:X7QFrPGU0
【6】
深淵の奥深くの恐怖の象徴
口を大きく開けた小さな先端
万物の途方もない永遠の先に行き着く
人知の及ばぬ千の方の先
小さく小さく闇に帰す

【7】
灰色に暗い底の監獄
光が収縮して最果ての闇へ
人の想いの感覚は茫然の間しか留まれず
忘却へと戻される

【8】
ジワジワと熱がこみあげる
自惚れや過信を打ち砕くが
時には生かす糧となる
偽りの光

【9】
心奥に隠れた導く存在
正しき者は忘れ去られ
他の者に依存する
敏感で繊細で
幽閉されたもう一人の自分
7自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 03:08:41 ID:56zHIFfB0
>>6
なんだお前。厨二病か?
8ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/09(土) 16:23:35 ID:R1vc0Shw0
【10】
収縮し溢れるエネルギー
在るのはその中の黒臭
表情を変えず在り続ける土と風
偉人と評されるも地獄へ行く

【11】
光ありて輝く形の中の形
排出凝縮散在
心を魅了し争いを起こす
汚れた魂が群がってくる

【12】
散りばめた無数の目
触れる事は難しく心に呼びかける
唯一可能なのは視ること
そして存在を認めた

【13】
宇宙を貫くエレベーター
周りを螺旋が取り巻いて
次なる階層へと誘う
生であることは許されず

【14】
創造することできず
光を背にして人が立つ
それは仮の姿かもしれない
人の心に残っている
9ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/09(土) 16:26:08 ID:R1vc0Shw0
【15】
暗くて絶望が沈む泥
無表情の毒を隠す生物
不気味に現れ消えていく
獰猛な性質の秘めている

【16】
その動きは恐れるも癒しも一体
手を伸ばしては滑り落ちる
空気を吐き出し帰っていく
昔の人は神の力を想った

【17】
全ては心に関連する
全ては心に干渉する
人の数だけ解が飛ぶ
成れの果てに分かること

【18】
白い五体満足の紙が舞う
竜巻みたいにぐるぐると
上へ上へと上昇する
その先
再び下か更なる上か


【19】
それは現か幻想か
暗くては見えぬ何も見えぬ
壊れていては狂っている
幻想抱いても触れる事叶わず
10ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/09(土) 16:27:48 ID:R1vc0Shw0
【20】
足から水が全身に巡る
体中が気持ちよくなって
風の精霊と共に心地よい
こうして生きている事こそ全て

【21】
巨大で膨大で永久の流れの中の瞬刻
短く儚く凝縮された1ページ
思い出や人としての自覚を詰めた束の間
それを通り過ぎれば永劫に続く朧の世界
全てを忘れ無に委ね不定形となる
一切の縁を断ち切り
現世も現在も此処も縁の届かない闇

時も言葉も体も思考も
記憶も未来も信じるものも
光も忘却も縁もなく
決められぬままに在り続け
感じるままに漂うだけ
11ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/10(日) 14:42:22 ID:FtllcQX20
【22】
潤い虚弱 諸刃の剣
高い意味が2つある
真っ赤な太陽が眩しい
2つが揃って初めて成す

【23】
骨董屋の棚の上
綺麗な質ほど騙したがる
無垢な瞳のその奥に
見えるは人の顕在意識

【24】
最強とうたわれる者
宇宙へ行ったり幻に消えたり
縛られることのない自由な象徴
人の邪悪さの化身となる

【25】
病気と幻想の長い戦い
人は洗脳によって転んでいく
欲望に左右された真実は
地底の深くまで沈んでいる

【26】
海が見え松が見え
まるで回想している様
人の欲望限りなく
美しいものは汚される
12自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 14:47:56 ID:FfvSly/K0
ちょっと立原えりかのポエムみたいに思えた
13自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 14:57:12 ID:3qODSur+0
これ批評もありなの?
批評レスなら腐るほどつきそうだが。
無しなら無しって今のうちに書いておいたほうがいい。
14ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/10(日) 20:46:46 ID:3wAtG7y80
詩の投稿はもちろん批評、感想OKです
ただオカルトに関連している事に限ります
15ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/11(月) 16:30:03 ID:LFd6kBUV0
【27】
人の一つの願望の表れ
くるくる回って今に受け継ぐ
神の息吹を強く感じ
そこに縛られ そこに守られる

【28】
想うはいつも日曜の朝
そこから物語が一人歩き
そして不発に留まる
それは雲間から現れ
幻想の森への案内人

【29】
森林の滑らかな女性
白く穏便で神秘的
心地よい香りに歩きだす
朝もやの優雅な憩いの時

【30】
秘められた力が溢れている
制御できずに空回り
消えて忘れて掴めない
留めるものは強い方
16ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/12(火) 20:28:33 ID:/rGknZtm0
【31】
外は黒くて更に外は白い
白いぶつぶつ黒いぶつぶつ
広大な白い世界
黒い世界は重力の塊
一定の万物を閉じ込めた塊
黒い世界の更に黒い世界
一段さがれば強力重力
またまた万物の小さな世界
ここもあそこも小さく強く日々膨張
塵灰は段階的に小さくなるゴミ箱
掃除機からは出られない
石の中に砂がある
宝石の中に広がる世界
十の段階 先はどこ
17ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q :2010/10/12(火) 20:29:31 ID:/rGknZtm0
【32】
月が照らす地平の果て
希望と共に足跡残す
どこもかしこもあの時のまま
疲れ憑かれて着いた場所は

【33】
夜風が轟く音が聞こえてる
荒れ果て朽ち果て絶望の淵
そびえる木々が見据える先
どう転んでも道は曲がらず

【34】
砂漠の石塔 四角い窓
吹き込む風の穏やかな口笛
一人に浸り 空想に浸り
月夜の星色に覆われて

【35】
ガレキにトンネル ターミナル
墨汁色が一面べったり
隔たり底に蠢く受け継がれ太古
熱に溶かされマグマとなれ
18自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/12(火) 22:43:10 ID:WSI5oJ/Q0
しんしんと降る青い闇
むかしむかしの物語
めざまし鳥が鳴くころにゃ
かすみかきりか溶けて行く
めざまし鳥が言うことにゃ
むかしは今の世この世だと
しんしんと降る青い闇
19ゾルル ◆w4tjLMnXnV9q
【36】
黒いものが渦巻いて
虚空の間をウネウネ
暗い形成 具現化
赤も混じってそれとなる

【37】
光輝き空の上
キラキラきらきら青い空
黄色が空に綿菓子ジャンプ

【38】
灰色黒色白色
土色腐蝕ドロドロ溶ける
忘れて消え去り新しい感情
ドキドキわくわく怖い期待

【39】
ニコニコ笑う元気の源
矢となり火となり刃となり
希望の種が宿って空色
近寄れば怒りと解釈する

【40】
高い音に硬い毒
地中深く眠る脈
苦しい感情隠しきれない
視てはいけない
触ってもいけない