後味の悪い話 その116

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1本当にあった怖い名無し
■注意■
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聞いた後に何となく嫌な気分になったり、切なくてやりきれない夜をすごしてしまったり、
不安に駆られたり、体中がむず痒くなるような話を語り合うスレです。

★重要!
【次スレは >>950 を踏んだ人が立てて下さい。】
 ※ >>950 が立てられない場合は早めに申告して下さい。
  次スレが無いのに埋める荒らしが居るため、スレ立ては最優先でお願いします。
  >>950 を超えたらネタの投下は次スレまで待つぐらいが良いでしょう

後味の悪い話 その115
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1281169280/

2本当にあった怖い名無し:2010/09/06(月) 21:33:26 ID:/kbgMmw00
ネタの書き込みの悪い例
-----------------------------------------------

マウントスノーの村が後味悪い。老人は酔った勢いで口を滑らせただけなのに、
50年間たっても許されない。

でも主人公たちが頼んだら許してくれて、よかった・・・と思ったら老人は
若返らず、友達や知り合いにも、あの爺さん誰? とか
言われてる。
しかも女王は「自分だけ50年の歳月が流れている。それが本当の罰です」とか
言ってるし。じゃあ今までのは罰じゃないのかよ! と・・・orz
3本当にあった怖い名無し:2010/09/06(月) 21:35:08 ID:/kbgMmw00
ネタの書き込みの良い例
-----------------------------------------------

ゲームのネタでDQ6の雪国の山奥の村の老人の話。
細かいことは覚えてませんが、だいたいこんな話。

主人公たちがやってきた雪深い山奥の村は、住民が氷漬けにされていて、
生きて動いているのは一人の老人だけ。

昔、若者だった老人は山奥で、氷の女王に遭遇してしまう。
絶対に私と会ったことを口にしてはいけないと口止めされたにも関わらず、
老人は酒場で酔った弾みに友達にそのことを話してしまう。
気づいたら老人だった若者以外みんな凍りついていた。

罪の意識を感じた老人は、無人の村で孤独に50年過ごす。

主人公たちは女王様に会いに行って村にかけた呪いを解いてもらうように頼む。
女王様は彼ももう十分苦しんだでしょうからね・・ってあっさり呪いを解いてくれる。
呪いが解けて活気が蘇った村で、酒場で50年前の続きをやっている友達や知り合いに、
○○(老人の名前)の部屋にいるあのジイサン誰だろうな?って言われる老人。
老人が若返ったりする救済無し。

「周りがあの時のままなのに、自分だけ50年の歳月が流れている。それこそが彼に対する本当の罰です」
このイベントの後に女王を尋ねると、↑みたいなことを言っていた気がする。

結果的に彼の不幸によって主人公たちは伝説の剣を手に入れられるんだけど。
後味悪い。
4本当にあった怖い名無し:2010/09/06(月) 21:36:04 ID:/kbgMmw00
テンプレは以上です。

ちなみに、>>2>>3をわざと分かりにくく改変したもので、
下手な書き込みを晒し上げてる訳じゃないんだZE!

では、引き続き後味の悪い話をどうぞ。
 ↓
5本当にあった怖い名無し:2010/09/07(火) 01:30:27 ID:7QVqNP7ZO
いちおつ
6本当にあった怖い名無し:2010/09/07(火) 23:42:30 ID:8xUtlOvh0
ほかほかご飯につゆだくウンチ
7本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 00:21:12 ID:lRM6SMTA0
ほかほかごはんにはかつおぶしだろ
8本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 00:56:51 ID:7RDLXUJOO
来たよ〜(≧∀≦)>>1乙です♪
9本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 01:04:14 ID:zhX5DlEGO
>>1乙あーんど
つ【ほかほかご飯のTKG】
マジ金なかったときお世話になったよ
玉子
10本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 06:44:26 ID:3HB1hGkG0
>>1

高校生の時に夏休みだけホテルのビアガーデンでバイトしてた。
正社員の人数名とバイト私含めて2人のシフト制。
ある日、その日の営業を終了して片づけが終わる頃、
正社員のAさんが、冷蔵庫から飲み物持って帰って良いよ と声をかけてきた。
その場でワーイと喜んだものの、忘れてたか単に面倒だったかで私は貰わずに帰った。
ちなみに冷蔵庫の中にあるのは瓶のチューハイや冷酒、パックのジュースなど。

以下は次のバイト日に出勤した時に聞いた話。
件の日、チーフが冷蔵庫の鍵を閉めようと現場に行ったら、
バイトの子が冷蔵庫から飲み物を盗んでいた。
Aさんが持って帰っても良いと言ったと弁明していたけど、Aさんにそんな権限ないし、
Aさんに聞いてみても知らないそんな事言ってないという。
バイトの子は最後まで言い訳して結局バイト辞めたと。

Aさん、先輩風吹かしてみたはいいけど、チーフに怒られるのが嫌ですっとぼけたのか。
雰囲気的に口出し出来ないまま、私はお咎め無しだった。
11本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 07:36:26 ID:zoK4s1ue0
>>1

>>10
なんじゃそりゃ。酷いなAさん。
12本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 08:38:38 ID:mI9yNGrC0
なんか、Aさんは持って帰ったぽいよね。
13本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 09:53:56 ID:YWGnoDQJO
>>12
で、商品?として使用した分と
残ってるはずの商品の数があわなくなって
つじつま合わせにバイトに罪を着せたと
14本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 12:46:59 ID:LGaSk1aHO
>>10がちゃんとAさんが持って帰っていいって言ったって言えば、バイトの子も濡れ衣着せられなくて良かったのに。
15本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 13:06:18 ID:+o+3VgpL0
>>10
多分そこが後味の悪い話ってことなんじゃない?
Aさん同様バイトの子を見捨てましたっていう。
16本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 13:07:34 ID:vwuKcouG0
極悪というほどの悪人はいないけど、Aが常習的にくすねていたのと
>>10の事なかれ主義が悪い化学反応おこしてる。
仲良かったら私も聞いてましたくらい言いそうなものなのに
やめさせられたバイトと>>10の間になにか確執あったのかと想像させられる。
17本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 13:53:07 ID:bVeulBek0
目の前でAさんが言った、いや言ってない、の口論があったわけでなく
次の出勤日に事情聞いて、バイトの子もすでにやめちゃってた後では
「あの時Aさん持って帰って良いって言ってました」とわざわざちくるのも面倒なんじゃないかなー。
18本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 13:54:10 ID:AP365BqvO
>>10は自分が悪いなんて微塵も思ってない。
19本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 14:26:32 ID:MePZOWvY0
『魔王』伊坂幸太郎
数年前読んだうろ覚え

ある平凡な男がいた。男には助平な弟がいて、弟は酔っ払うと「おっぱい大好き!女子高生最高!」と口走っていた
ある日男は「自分が考えたことを他人に言わせる」という腹話術のような能力を身に付ける

ある政治家が総理になり、国を鎖国し、大規模な構造改革を行った
国民は政治家の言うことを鵜呑みにし、国は政治家の思い通りになっていく

男の友人の外国人の家が放火され、男はナチスドイツを思わせる今の国を恐れるようになり、
自分の能力を使って政治家を貶めることを計画する
政治家が演説している所へ行き、男は政治家に「私を信用するな」と言わせることに成功する
しかし、政治家を支持している国民たちはそれを何かのパフォーマンスだと思い、余計に熱狂するだけだった
男は様々な言葉を政治家に言わせたが、どれも効果は無かった
そして、男は自分が命を狙われていることを知らなかった。男が能力を持っていることを知っている者がいて(使っているところを見られた)、男は演説の最中に殺される
死に際に、男は弟の「おっぱい大好き!女子高生最高!」という言葉を思い出し、「それを言わせれば良かったな」と思いながら死んだ
20本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 15:18:32 ID:YnX2h4MB0
>>19
面白いけどあんまり後味は悪くないな
21本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 16:01:02 ID:yPAP1dZ00
>男には助平な弟がいて、弟は酔っ払うと「おっぱい大好き!女子高生最高!」と口走っていた

これ弟じゃなくて友人だぞ

弟は続編の主人公で、じゃんけん無敗の特殊能力身に着けるんだぜw
22本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 16:05:28 ID:Qm82BU5V0
>>21
いや、弟だよ。何か勘違いしてない?
23本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 16:21:22 ID:1kEoITvK0
>>22
21じゃないけど、自分も弟じゃなくて、女子高生とおっぱい好きなのは
主人公の友人だったと記憶してる。

ちょっと後味悪いなw
24本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 16:22:49 ID:AxNIAtB80
自分も兄の友人だと思って確認しようと思って本棚あさったけどみつからなかった
スゲー後味悪い
どうしてくれる!w
25本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 16:35:31 ID:dVQbJhKV0
漫画版もあったよね。ごっちゃになってんじゃない?
26本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 16:43:50 ID:ce2B84UH0
友人だよ
27本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 17:10:48 ID:ZLNGh/iRP
カレーを食べながらコーラを飲んでみてください
28本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 17:32:11 ID:f7rMDu0e0
>981:09/07(火) 09:38 xlJoaARq0 [sage]
>誰か>>970のタイトル知らん?
>普通に怖いので読んでみたい。

前スレ>>970は別にホラーじゃなくて一種のコメディーみたいな漫画だから全然怖くないけど、それでもいいなら教える
29本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 17:40:25 ID:g7bBiyIy0
>>27
うんこの味がする。すごい!
30本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 17:46:22 ID:0dTiEu6Z0
>>29
うんこ喰った事あるんだ・・・
31本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 21:05:31 ID:WPA8U/EZ0
ヤングスーパーマンなんてほとんどの話が後味悪いぞ。
主人公(スーパーマン)は宇宙から隕石と一緒に地球に飛来してきた異星人。
当時幼児だった主人公は牧場に墜落し、第一発見者の牧場経営者の心優しい夫婦に引き取られる。
しかし、その際に四散した隕石の破片がヒロインの家を直撃→ヒロインの両親死亡。
スーパーマンは生まれつきの高い知性とずば抜けた身体能力を隠し、目立たず地味に高校生までうまく
生活していくのだが高校の同級生としてヒロインと出会う。
その頃から主人公がくっついてた隕石が地元で採掘され始め、その隕石に触れた者は
超能力が開花される。
その人たちが超能力を有効活用出来ればいい話なのだが・・・すべての人間が超能力に振り回されて自滅。

しかも町の治安を守っているとは言ってももともとがスーパーマンが持ち込んだものが引き起こす惨劇だしなぁ・・。
32本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 21:10:45 ID:WPA8U/EZ0
もともと悪人だった人もいるけどほとんどが善良な一般市民だったのに能力持て余して暴走。
隕石に汚染された水知らずに飲んで他人の体温奪わないと凍死する超低温体質になってしまい
不可抗力的にひっかけた女凍死させてた奴がスーパーマンに殺された時嫌な気分になった・・・。

33本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 21:31:48 ID:+o+3VgpL0
>>31
一瞬スーパーヤングマンかと思った。
34本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 21:41:52 ID:E/fUo4H60
>>31
アメコミはほとんど鬱展開だからな
スパーダーマンなんて映画は不幸の序の口なのによくやってるよ
35本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 21:42:43 ID:f7rMDu0e0
既出かもしれんが『ペットセメタリー』うろ覚え。書いてて4レスくらい越えたから、2レスくらいに書き換えた

ある村に平凡な一家が引っ越してくる。父は医者、母は主婦、
小学生くらいの娘と、2、3才くらいの息子と、娘が飼っている一匹の猫がいた
家の裏には森があり、その森に続く小道が家の庭にあった
一家は向かいの家に住む老人と親しくなり、老人に家の周りを案内してもらう
小道の先の森の中には「ペットセメタリー」という動物用の墓があった

その後、老人の勧めで猫を去勢する。猫が夜に徘徊するのを抑え、車に撥ねられないようにするためだった
娘は猫の去勢を嫌がるが、父は「去勢すれば猫は長生きできる」と約束して娘を説き伏せた

父は新しい勤務先の病院へと初出勤するが、重症を負った青年が担ぎ込まれた
看護婦や他の医者はさじを投げたが、父だけは青年を助けようと手を尽くした
しかし青年を助けることはできず、父は青年の死体を前に落ち込んでいた
突如、青年の死体が動き、父に掴みかかると「また会いに来る」と言い残して動かなくなった

その日の夜、寝室に青年が現れた。青年は死んだ時と同じ姿で、頭から血を流した恐ろしい姿だった
青年は父をあの墓の方へと誘っていった。父が目的を尋ねると、青年は「あんたを助けたい」と答えた
墓に着き、青年は墓の一角に木の枝がバリケードの様に積み重なれた場所を示し、
「あそこを越えてはいけない。あそこは呪われている。あそこの土地は腐ってる」と言い続けた
気持ち悪くなった父は「もうこんな夢は覚めてくれ」と叫んだ

父が目を覚ますと、自宅のベットで朝を迎えていた。父が起き上がろうとすると、足が泥だらけだった

何日か経ってから、向かいの老人から「お宅の猫が車に撥ねられて死んでいる」という連絡があった
父は「娘になんと説明すれば。あの子は死を理解できてない」と悲観した
しばらく思い悩んだ老人は、「着いて来い」と言って父をある奇妙な場所に連れて行った
そこは、あの墓の木の枝のバリケードを越え、森の奥へと進んだ先にある崖を登ったところにあった
父は老人に言われるがままにそこに猫を埋め、娘には猫を見てないと言って誤魔化した

翌日、死んだはずの猫が家に戻っていた。姿は同じだが、まるで別の猫の様だった
36本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 22:03:11 ID:72wiIzbkO
もう1レスは?
37本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 22:10:36 ID:dVQbJhKV0
セマタリーだろ、と思ったけど映画版かなこれ
38本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 22:27:08 ID:6BDuSAjf0
47 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 21:22:57 ID:pg9C2XNg0
中学2年のときに、
買って2週間強しか経ってないチャリをバラバラに壊されたり、
給食のおかずの中にゴキブリの死骸を入れられた俺よりマシ。
一番きつかったのはそいつらが家に上がりこんできて
小学4年のときになくなった母親の位牌を仏壇から取り出して
俺の見ている目の前で川に捨てられたこと。
39本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 22:31:12 ID:QzXt2eAS0
作中で子供が「なんとかの墓(セメタリー)」って書くときにセメタリーのスペル間違えてセマタリーって書いちゃって
その誤字が原作の表紙の裏側に書いてあるとか
聞いたトキあるかも
40本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 22:39:33 ID:f7rMDu0e0
>>35続き
老人の話によると、崖の上にあったのは大昔の部族の墓であり、老人も少年時代に犬をそこに埋めていた
老人の犬も姿以外は別物のように変質していたが、犬が二度目の死を迎えるまで飼うことはできたらしい
父が「あそこに人間を生めたことはあるのか?」と聞くと、老人はあからさまに動揺しながら否定した

ある晴れた日、一家と老人は原っぱで団欒していた。
騒ぐ娘に大人達が注目している間に息子は道路に出てしまい、家族の目の前で車に撥ねられてしまう

老人は悲しみにくれる父に「何を考えているかは分かるが、あそこに息子を埋めるのは辞めろ」と言った
老人は過去を語った。昔、崖の上に埋められた男がおり、「悪魔憑き」と恐れられる程に豹変した
老人は数人の村人と共に男の家を襲撃して家ごと燃やした、と語った

しかし父は「もし息子がその男のようになっても、私がもう一度眠らせる」と言い、息子の遺体を掘り返す
父は息子の遺体を抱きしめ、あやしながら「パパに任せていれば大丈夫だ」と言い聞かせ続けた
息子の遺体を崖の上まで運んで埋め、家に帰って寝た
夜中に何者かが父の寝室に侵入し、医療鞄からメスを盗んでいった

一度故郷に帰っていたが、嫌な予感がして戻ってきた母が家に到着すると、
向かいの家である老人宅から子供の笑い声がした
老人の家に入ると、そこには息子が可愛らしくヨチヨチと歩く姿があった
母は思わず涙を流し、息子を抱きしめた

父が目を覚ますと、家の中は小さな泥の足跡だらけで、医療鞄からメスが無くなっていた
父は老人の家で老人の死体を見付け、二階の廊下へ出ると、屋根裏部屋へ続く隠し階段の穴から妻の死体が落ちてきた

最終的に父は息子にも毒を打って殺し、老人の家に火を放ち、妻の死体だけを担いで森へと進んで行った
青年の幽霊が現れ、必死に父を止めようとしたが、
父は「息子は時間が建ち過ぎていた。だが、妻は死んだばかりだ。大丈夫だ」と言って森の中に入っていく

妻を崖の上に埋め、家で妻を待ち続けた。やがて妻が戻って来て、二人は抱き合ってキスをした
妻はテーブルの上のナイフを手に取り、夫に振りかざした
END
41本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 22:42:14 ID:f7rMDu0e0
>>36
スマン。何度も弾かれて書き直してた。なんでオカ板ってこんなにレス短いの?
42本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 22:54:16 ID:7yK6I++a0
1レスの制限は2048バイト、32行まで
改行が多すぎたとか?
43本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 22:59:20 ID:AP365BqvO
>>34
スパイダーマンって戦う代償が大き過ぎるよな。親友は死んじゃうし。
怪人サイドも鬱だし。2の博士のやつとか怖かった。
実験に失敗して最愛の妻が無惨に死んでしまうやつ。
44本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 23:07:51 ID:f7rMDu0e0
>>42
関係ないけど俺の部屋に大量の羽蟻出たわ

>>43
日本人が描いた漫画スパイダーマンは話が改変されてて、ちょっと後味悪かった(笑)
まあ原作の方が面白いし後味悪いけど
45本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 23:15:54 ID:7yK6I++a0
>>44
それたぶんシロアリ
早めに業者を呼んだ方が良いかも
46本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 23:20:23 ID:f7rMDu0e0
>>45
業者は金かかりそうだからバルサンとファブリーズで応戦してみる
47本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 23:27:52 ID:dTHbiCBk0
日本版は平井成分が強すぎて厭世的すぎるんだよな
48本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 23:31:23 ID:QzXt2eAS0
スパイダーマンの話ですかね
マンが版は確かに陰気とゆうか独特な重苦しさがあってチャバかったよね
池上さんの絵も良かった
最初は電人とかアマゾンから来た野生児みたいな敵を退治してたけど、だんだんそうゆうヒーロー路線じゃなくなたゃたゃた
49本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 23:44:40 ID:4sm1yE+Y0
>>44
池上遼一のスパイダーマンだろ?
あれは文通で知り合った女の子と仲良くなったのに、倒した怪人がその子の兄だったり、
男のアイドルグループが女性タレントをレイプしてその呪いみたいなもので惨殺されたりとかグロイ内容

あるタレントがスパイダーマンが有名になって自分の人気が下がると奴は売名行為の偽善者だとか煽って世間を誘導したり本当に欝展開だった
ヤクザとつながりをもつ友人に関わってアングラ世界に浸ったりととてもヒーローものとは思えない内容
最後の方も夢か幻の中みたいな展開になってわけのわからんまま終わったな
50本当にあった怖い名無し:2010/09/08(水) 23:44:57 ID:dTHbiCBk0
虫といえば、今日土砂降りの中を歩いてたら蚕みたいな白い芋虫が道路を這ってた。
しばし立ち止まって雨の中ご苦労さんと思いながらも見てたんだけど、
拾い上げて近くの緑まで運んでやることも無いかとそのまま通り過ぎた。
そしたら後方からきたOLが踏み潰したらしく、ギャーギャー騒ぎだした。
ちょっと哀しかったです。
51本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 00:02:10 ID:f7rMDu0e0
3 名前:('A`)[] 投稿日:2010/03/04(木) 15:58:27 0
試合終了後、ライタイの天井の上から突然
ガーゴイルのようなモノが襲来、「ギシャアアアッッ」
バキ「なんだこいつら!?」寂「ついに来たか・・・魔界からの軍隊が!」
バキ「範!あぶないッ!」ズギャアアアアアアン
勇次郎がガーゴイルの爪に刺されている
バキ「親父ィィイイイイイイイッ」
勇次郎、刺されつつもガーゴイルの首を折る
勇次郎「ヘッ、ざまあねぇ 後は頼んだぜ」
範、バキ「おとうさあああああああああああああん!!」
烈「二人とも悲しんでいる暇はない!さあ、勇次郎の血に触れろ!」
すると二人の背中に鬼のカオが
烈「魔界に行けるのは範馬の血を引くものだけ、さあ行け!」
ジャック「オレモワスレテモラッチャアコマルゼ」
三人「うおおおお!なんだこの体のそこからみなぎってくるパワーは!」

渋川「地上のコトは」 花山「俺たちに」 独歩・克己「まかせておけ!」
最大トーナメント出場者、そしてそれぞれの海王達が範馬一族を見送る
バキ「行ってくるぜ!」 3人、空を飛び暗雲の中へ

バキ、誰かと戦っているシーン 苦戦している
バキ「ヘッ・・俺を誰だと思ってるんだ 俺は」

グラップラー刃牙だぜ!

長い間ご声援ありがとうございました!板垣先生の次回作にご期待ください!

巻末:アリガトオオオオオオオオオオッ
52本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 00:22:46 ID:VBYljJnJ0
こんなオチなら面白いからいいよ
53本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 00:43:44 ID:UgGPs8LA0
>>46
いや…巣を見つけて女王倒さなくちゃだから個人じゃ無理だと思うよ
54本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 00:44:21 ID:g6kyC71IO
>>28
教えてください!
55本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 00:49:49 ID:PGdGLn080
>>50
私も芋虫が踏まれないように道端の草に避難させた後、
ぼーっとバスを待ってたらいつの間にかまた出てきてたらしく、
気がついたら自分で踏みつぶしてたことがある。

あと、キリギリスみたいな虫を雑踏の中から助けようと思って
両手の手のひらでそっと包んだら、
その虫が手のひらの中で激しく暴れだしてその衝撃で後ろ足が一本取れた。
足が取れてるのに気づいて「うわぁ!」と叫んだ瞬間、
手の隙間から虫が飛び出して、ヒョコヒョコバランスの悪いジャンプをしながら
雑踏の方に向かっていった。一瞬で踏みつぶされてしまった。

もう、よけいなことをするのはやめようと思った。
56本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 00:52:06 ID:ul3LfkwN0
>>54
短編漫画『わたしたちの好きなもの』収録してる本の題も同じ
複数の作家が書いてる作品が載ってるアンソロジーみたいな本
ちなみに前スレか前々スレであった
「17歳になた少女がさなぎになって事務員になってOLになって愛の無い結婚して子供生まない」
っていう話も一緒に収録されてる
57本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 01:25:12 ID:L1MgpACOO
シロアリはマジで旨いぞ。
58本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 01:59:11 ID:pzBr+UrU0
>>51
範って範海王?
あいつもオーガの子供だったんですか
59本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 02:10:25 ID:pnkRaI+xO
自分も気になる・・・
聞きかじりの知識しかないけど範馬勇次郎の子供は主人公と
ジャックハンマーの二人だと思ってた
60本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 02:56:50 ID:ul3LfkwN0
ただの書き間違いかかん違いか何かじゃね?
61本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 10:58:28 ID:vu7/aCFa0
>>49
バットマンも嫌な展開。
何が酷いかって敵の異常者どもより「守るべき市民」が本当に薄汚く描かれていること。
ジョーカーという快楽殺人者が現れれば模倣犯になる者あり、信奉者になるものありで
バットマン自身も「彼らに守るべき価値があるかはわからない」と苦しんでいる。
62本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 11:10:52 ID:IWs1LgOz0
>>57
シロアリはゴキブリと近い種類らしいよ
63本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 13:00:10 ID:goe8IapnO
Q1こういう男性とは結婚できないと言うのはありますか?
A.デート代を割り勘にしようという人
B.ギャンブルや煙草をする人
C.年収700万未満の人
D.長男
Q2結婚してもこれだけは譲れないってことは?
A.毎年2回は海外旅行に行く。
B.毎日お弁当を作る。
C.ダンナの給料を管理する。
D.パチンコ
Q3貴女が高校時代に見た映画の中で、一番感動した作品は?
A.私をスキーに連れてって
B.世界の中心で、愛をさけぶ
C.ボディーガード
D.のび太と鉄人兵団
64本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 15:03:39 ID:p5u7eDYj0
B
C
どれも見てない
65本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 16:00:49 ID:dd6hxxcp0




ロマンチックがとまらない
66本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 16:37:51 ID:Y3jb6W9B0
ない
ない
観てない
67本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 16:50:05 ID:zHa9OD0qO
>>63
B
C
D
68本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 16:51:27 ID:7uO23JQZ0

とくに無し
無し 鉄板は「ナウシカ」だね
69本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 17:00:15 ID:Cnx6LCnKP




は知ってても、それだけーじゃ困ります
701/2:2010/09/09(木) 19:44:45 ID:gMLusC5M0
うろ覚えだから細部が違うと思うけど、世にも奇妙な物語で見た話。
「お前が悪い」とかそんなかんじのタイトル

主人公は平凡なサラリーマン。ある日、街を歩いているとガラの悪い男がぶつかってくる。
「イテーな兄ちゃん気ぃつけろや!」
なんだコイツと思いながらもやり過ごして家路に着く。
次の日、買い物帰りのおばさんが主人公にぶつかってきて荷物をぶちまけ、主人公のせいにされる。
気晴らしにゲーセンに入りUFOキャッチャーの前を通りがかるとカップルが
「お前が通ったせいで縫いぐるみ取り損ねたから謝罪と賠償を(ry」

そんな感じで誰のどんな失敗でも主人公のせいにされ、
しかも因果関係の説明を求めても「とにかくお前のせい」
仕事の失敗、交通事故とどんどん事態は酷くなっていく。

しまいには近場で起きた強盗殺人まで主人公が悪いと言われ、
警察&市民から追いかけられ、走って逃げるも追い詰められる。
712/2:2010/09/09(木) 19:45:54 ID:gMLusC5M0
いい加減にブチ切れて
「ちょっと待てお前ら、じゃあこの世で起きた事件事故は全部俺が悪いのか?
 子供が転ぶのも銀行強盗が立てこもるのも政治家が脱税するのも
 空が青いのも郵便ポストが赤いのも、ぜーーーーーんぶ俺が悪いのかよ!!!!」
一瞬しーんとする空気の中、警官達が顔を見合わせ、ポツリと言う
「…まあ、そういう事だな。」

「うわああああああああぁぁぁぁぁ」
発狂してどっか建物の中に走り去る主人公。
警官達があわてて追いかけるとベルトか何かで首を吊って即死していた。

「あーあ…」
残念そうに溜め息をつく一同。
警官がふと振り向くと、通りすがりの冴えない男と目が合う。
「…お前が悪い」
その呟きを皮切りに、次々とその男に集まる群衆の視線、へ?何?みたいな男の表情で幕が閉じる。
72本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 19:53:08 ID:1KzM15vNO
首の骨が折れたんだろうな
73本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 20:04:18 ID:goe8IapnO
>>63
解答
ABCDは選択肢ではなく、実際の女性の回答
1、2ではBをのぞき、男性にとって不快な言動を発している。
そして3では彼女達の年齢を表している(高校でセカチューを見たと言うことは最高でも現在24歳)。では、B以外の女性の年齢は?
74本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 20:19:35 ID:6poNuWJYO
なんか似たような話を思い出した

少年がいつも通りに日常を過ごしていると突然クラスメイトが襲いかかってくる
理由を聞くもクラスメイトは「ヤマギシ(少年の名)を殺す」としか話さない
周囲に助けを求めるもまともな人間は誰一人おらず
皆一様に「ヤマギシを殺す」と呟くのみ
殺しにかかる生徒や先生から逃げるため少年は学校中を走り回る

しかしとうとう逃げ場のない屋上の方へと追い込まれてしまう
屋上への扉を開けるとそこには床全面に「山岸を殺せ」の文字がかかれていた
理由は分からないが学校の異変はこの文字によるものだと直感した少年は
ひとまず扉をふさいで文字を消し始めた
特殊な塗料でかかれているためか手でこすってものびるばかりでなかなか落ちない
汗をかき上着を使いながら少年は必死でこすり続ける


しかし長い時間をかけすぎたため扉のバリケードは破られ大勢の人間が少年へと迫る
もう駄目だと覚悟を決めた少年へ凶器が振り下ろされた
が、痛みも何も感じない
不思議に思った少年が恐る恐る目を開けると人々はぼんやりした様子で屋上を出て行った
少年が床を見るとこすった分と振り下ろされた凶器で削られた分とで文字は消え
「岸を殺せ」となっていた

75本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 20:30:34 ID:J/v2fahg0
「学校怪談」だな
76本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 20:36:01 ID:12p/HiO50
>>74
あ知ってるそれwwwその話じゃないけど、俺もちょうど昨日その漫画の中の話し書こうと思ってたところだった
77本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 20:47:12 ID:12p/HiO50
>>58-59
そのスレでだけ範海王のことを「勇次郎の息子」ってことにしてただけじゃないの?
ジャックが「ジャック・ハンマー=範馬」って感じだったし、勝手に「範海王の範は範馬の範というコード」ってことにしてふざけてただけだと思う
78本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 20:47:25 ID:7uO23JQZ0
>>73
なるほど。

「男性からみて都合の良い女を割り出す方法」か

確かに後味悪いな
79本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 20:48:12 ID:12p/HiO50
>>61
ダークナイトとかかなり面白かったよな。ラストは鳥肌が立った
80本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 21:43:38 ID:zYgsF7P10
ペットセメタリーって、母親が医者だと思ってた。
母親が家に帰ろうとすると色々問題が起こってしまう。
が、幽霊になった青年がその問題を解決して支援していくって言う。
理由は、「あんたが俺を助けようとしてくれたから。」

結局母親はケイジに殺されちゃったから、殺させるために帰らせたのかと思って
後味悪い思いをした中学生の夏...
81本当にあった怖い名無し:2010/09/09(木) 23:58:37 ID:51+YRNNl0
>>80
さあ、原作を読むんだ
82本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 00:03:14 ID:jjYGjppi0
>>77
なるほど〜ありがとう
その説面白いッスね
そういう悪ノリするスレは好きです(笑)
83本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 01:21:00 ID:5NxD7bdMO
範海王は出てくるたびに「範海王」ってテロップ出るし思わせ振りな感じしたし眉毛が範馬一族と同じだし途中まで勇次郎の息子設定だったんじゃないかな

もしくはわざとそう思わせといてあの結果か
84本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 01:28:57 ID:WvCqari70
アメリカンジョークか何かの小咄。

長距離バスの或る停留所で、老婆が乗車してきた。
半分耄碌したような老婆には、中年の娘が見送りで付いて来ており、
娘は「お願いがあります、○○町の停留所が来たら知らせてやって下さい」と運転手にお願いした。
運転手は快くそれを引き受けた。
ところが、ボケたような老婆は当てにならないから自分が忘れちゃいけないと
しきりに緊張していたあまり、気疲れで却ってうっかり当の停留所をだいぶ通り過ごしてしまった。
運転手は仕方なく、他の乗客に対して詫びのアナウンスを入れ、道を引き返して遥々○○町まで戻った。
「さぁ、婆さん。あんたが降りる駅だよ」停留所に着いて呼びかけると、
「はぁ? 降りる? 誰がだい?」と、老婆は一向に要領を得ない返答。
「○○町に着いたんだよ! ここが目的地だったんだろ?」イライラしながら運転手が言うと、老婆は
「違うね。あたしゃ○○町を通過する時間に薬を飲むよう、娘に言われてたんだよ。」
85本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 01:31:26 ID:wEBKk4010
運転手さんいい人だな。
アメリカも捨てたもんじゃないな。
86本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 02:29:38 ID:K/SmNcj20
>>82-83
ぶっちゃけバキは一部うろ覚えだったけど(なんか途中で「ワケわかんねぇ」感じになったから。面白いけど)
ググってみたら確かに範海王は演出的にも勇次郎の息子って設定だったみたいだな
まあそれを平然と無かったことにするのが板垣クオリティーだがなwww板垣はファンからも叩かれてるww

これ見ると結構分かるよ

誰かのブログ(漫画のコマも少し有りで書き起こして解説されてる)
http://yabou.web.infoseek.co.jp/diary/hanpera/han.htm
>おめえアレの血脈じゃなかったのかよ!
>なんだそのザマぁああああああ!!!
>予想は裏切り!
>期待は裏切らない!
>全国の読者騒然。久々にバキ展開の真骨頂を見せられた感じがします。なんだよこれ

範海王 - アンサイクロペディア
http://ansaikuropedia.org/wiki/%E7%AF%84%E6%B5%B7%E7%8E%8B
>秘めたる脅威の実力
>姓が「範」である。これは、作中最強である範馬勇次郎が大擂台賽編直前に言った「世界中にばら撒いた俺の種」という台詞から、巨凶「範馬の血」を受け継いでいると推測できる。
87本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 04:03:10 ID:K/SmNcj20
範海王とかバキのことだけど、なんかオタク同士がオタクネタで盛り上がってるみたいに見られかねないから、一応説明しておく

『グラップラー刃牙』は板垣恵介の描いてる格闘漫画。最初はまだまともだったけど、途中から表現があまりにも過剰なっていって不条理漫画と化した
新登場したキャラの強さを何ページも(時には数話分ものページを)使って描写しておいて、あっさりとかませ犬にするのが大概の特徴

範馬勇次郎は「地上最強の生物」と称される作中最強のキャラ
小学生の考える「ちきゅうでいちばんつよいやつ」をいい大人がおおまじめにモリモリ描いた結果生まれた格闘漫画界の仇花
十代(16歳?)の時にベトナム戦争に参加し、武装したアメリカ兵を素手で殺害しまくっていた
息子曰く、食事をしたり寝たりセックルしたりするように、常に人を殺していないといられない病気
(↓ここから先は後期の後付設定)
拳一発が核弾頭一発に匹敵すると言われ、拳大の石炭を片手で掴んで握り締てダイヤモンドが作れる
勇次郎が生まれた直後、各国の指導者達は「日本に恐ろしい生物が生まれた」という予知夢を見て核武装を決意した
コードネーム「Ogre(オーガ)」と呼ばれ、常に世界中の人工衛星に監視されており、
勇次郎が歩く速度より速く動こうものなら、人工衛星が勇次郎一人の観測に重点を置くため、全世界でカーナビが使えなくなる
今ではアメリカ合衆国と、「個人」の身で友好条約を結んでいる。雷が頭に直撃しても平然としていられる

で、物語中盤で主人公達が中国に行くことになるんだけど、勇次郎が「世界中にばら撒いた俺の種」という発言をするよの
この時点で勇次郎の息子が二人いて、この台詞は明らかに「勇次郎が世界中を旅して出会った女を孕ませまくっていた」という布石
勇次郎の長男であるジャック・ハンマーはカナダ人で、ハンマーという名前が「ハンマー=範馬」というコードだった

案の定その直後に「範海王」っていう意味深な名前の中国人キャラが登場するんだけど、
ただ思わせぶりなかませ犬だっただけで、あっさり負けてモブキャラ化し、主人公達が日本に帰国すると登場しなくなった
これには多くの読者が裏切られた

勿論、物語終盤の今現在も「世界中にばら撒いた俺の種」の布石は回収されないままになっている
88本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 06:11:09 ID:HYJrLItJO
成る程
つまりオタク同士がオタネタで盛り上がってて後味悪いって事か
89本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 07:04:52 ID:uuok1QUz0
>>87
そこまで来るとギャグの領域だな、その親父
90本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 08:29:31 ID:ZRstl0GkO
後付けはやりすぎだけど、世界中を探せば素手で武装した相手に勝てる人とか
実在しそう…と思ったけど、さすがに銃とかには勝てないかな
91本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 12:01:30 ID:KTbabhM60
バキは思いっきり笑える漫画なので割と好きだった。
「この世で最も有毒なガスは空気」の人とか良かった。
笑える意味で。
92本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 15:31:36 ID:QENrD0Tj0
漫画『蟲師』より『香る闇』

この作品の世界には「蟲」と呼ばれる架空の生物が存在している。
この蟲とは、いわゆる物の怪や幽霊のようなもので、
蟲の生態を研究し、各地で対処法などを伝聞している人々を「蟲師」と呼んでいる。

とある山里に一人の農夫が住んでいた。
彼は妻と娘と三人で畑を耕しながら平凡に暮らしていたが、
夜に花の香りを嗅ぐと、ふと奇妙な不安感に襲われることがあった。
それは何か大切な事を忘れているような感覚だったが、何を忘れているのかはいつも思い出せない。

ある雨の日。旅人が農夫の家を訪れ、一夜の宿を貸すことになった。
旅人は蟲師を名乗り、泊めてくれた礼に「何か困りごとがあれば相談に乗る」と言うが、
困りごとなど特に思い当たらない農夫はやんわりとそれを断る。
蟲師は代わりに里の外の珍しい話などを語って聞かせ、あくる日には里を発っていった。

そのような出来事があっても農夫の日常に大きな変化は無く、
やがて月日は流れ、成長した娘は嫁に行き、農夫は妻と水入らずな生活を始めた。
しかしある晩、山菜取りに山に入った農夫は、そこで見慣れない洞穴を見つける。
誰かが掘った里への近道かと思い、また急いでいた事もあって彼はその洞穴へと足を踏み入れた。
どういう訳か中に漂う濃密な花の香りに包まれながら、農夫は忘れていた懐かしい日々を思い出していく。

昔々、まだ子供だった農夫は山里ではなく町で暮らしていた。
彼の家は酒の蔵元で、奉公に来ている少年が厳しい扱いを受ける傍ら、何不自由ない生活を送っていた。
しかしある時、農夫は誤って家宝の壺を壊してしまい、咄嗟にその罪を少年に擦り付ける。
結果少年はクビになったが、出ていく間際、彼は酒蔵の酒を全て抜いていた。
その損害から家は破産し、農夫は母親に連れられて山里へと移り住むことになる。

慣れない新生活に戸惑う農夫だが、ある時、梅?の木の下で一休みしていると、
同い年ぐらいの少女が枝へと手を伸ばしている姿が目に映った。
農夫は傍らに近づいて手渡してやるが、彼女が振り返った瞬間に奇妙な既視感を覚える。
93本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 15:32:41 ID:QENrD0Tj0
その後成長した農夫と少女は夫婦となり、娘を儲け、蟲師に宿を貸し、娘を嫁に出し、農夫と妻の二人きりの生活が始まった。
そして再びあの見慣れぬ洞穴に行きつき、妙だなと思いながらも中へと入ってしまう。

再び少年時代に戻る農夫。しかし違和感は確実に以前よりも強まっていた。
慣れ親しんでいる筈の家に懐かしさを覚え、事あるごとにに強い既視感を感じる。
流石にこれはおかしいと思った農夫は、例の蟲師が泊まった際に相談を持ちかけた。
話を聞き終えた蟲師は、それは「廻廊」という蟲のせいではないかと言う。
廻廊は黒い筒状の蟲で、内部から花の香りを漂わせて昆虫や動物を誘い込み、獲物の時間を円筒状に歪めてしまうのだ。
そうなったら最後、獲物となった者が思った通りに過去を変えられたという事例はないが、
農夫が違和感を覚えたということは、廻廊と同化しつつある兆候なのかもしれないと蟲師は言う。
「二度とくぐろうとは思うなよ」と忠告だけを残して彼は里を発って行った。

やがて月日は流れ、農夫は三度あの洞穴を見つけた。
しかし「過去よりもまだ見ぬ未来を見たい」と思った農夫は、廻廊に背を向けそのまま山を下る。
家にたどり着くと出てきた妻を抱きしめ、「このお前は初めて見る」と感極まる農夫。

だが、これから新しい毎日が始まると思われた矢先、
夫婦揃って茸狩りに向かった際に事故に遭い、妻が瀕死の重傷を負ってしまう。
農夫は彼女を負ぶって山を下りていくが、妻の体はどんどん冷えていき、このままでは間に合わない。
焦る彼の視界に、ふとあの洞穴……廻廊が目に入った。
蟲師に告げられた忠告が一瞬頭を過るが、農夫は静かな様子で妻に語りかけながら洞穴の中に入る。
「大丈夫、お前は助かるんだ。そしてまた遠い未来に、俺と一緒に暮らすんだ」

少女(妻)は花の香りを嗅ごうと、高い位置にある枝へと手を伸ばしていた。
その傍らに見知らぬ少年(農夫)がやってきて、枝を手渡してくれる。
やがて成長した二人は夫婦となり、娘を設け、平凡に暮らしていたが、
妻は夜に花の香りを嗅ぐと、ふと恐ろしいような懐かしいような何かを思い出しそうになり、違和感を感じるのだった。
94本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 15:34:16 ID:QENrD0Tj0
要するに夫婦二段階で無限ループしてましたよって話
ラストがまた蟲師が訪ねてきたところで終わるんだが、
仮に農夫みたいに気づいても妻の場合は自分の意思で廻廊を通ったわけじゃないし
そもそも無限ループを拒否すると死亡確定だろうし
いい感じに救いが無くて、後味悪かった
95「夜行観覧車」の一部(1/2):2010/09/10(金) 16:57:04 ID:u+HpqmRh0
湊かなえの「夜行観覧車」の一部
本編は2つの家族内の不和から起こる悲劇を描いている作品で、そのうちの一つの家族の話

母親、父親、娘の構成で高級住宅地に家を買って暮らしている。ただし、金銭的に余裕がなくて小さな家しか買えず、
周りの「お金持ち」から見れば「分別の無いよそ者の庶民が来て少し不快」程度の扱い。
もともと母親が「一軒家」に強い執着を持っており、父親がたまたま安売りされていた高級住宅地の土地を見つけてきたことに母が大喜びして
一家でやってきた、という設定。
家計のために近くのスーパーでパートをへとへとになるまでしているものの、夢の一軒家に強い喜びを感じていた。

中学生になった娘は学校でうまくいかなかったり(いじめをうけているわけではない)、事なかれ主義で普段家庭に口を出さない父親や
口うるさい母親にイライラして、家ではモノを投げて当り散らすといった思春期にありがちな状態。
母親はそういった娘をなだめようとするも、どちらかというと「ご近所様に恥ずかしい」という考えで、ある程度娘の言いなりになっている。
コンビニに深夜にパシリにされたりするが、母娘で共通に好きな男性アイドルを見つけて話の種にしたりと、母なりにバランスを取ろうとしている。

話が進んで、娘が他所の家に石を投げ込もうとしている姿を母が目撃してしまう。娘は本気ではなかったが、状況だけ見た母親は完全に娘を疑っている。
それに腹を立てた娘は家に慌てて逃げ込み、そのあとに帰ってきた母親の叱責をスルーして、「娘を信用しない母親なんて死ね!」と言いながら
いつものように家の中で大声で叫び、モノを投げて大暴れする。
96「夜行観覧車」の一部(2/3):2010/09/10(金) 17:01:22 ID:u+HpqmRh0
母親はそのような娘を見て「獣のようだ」と思うが、いつものようにただ黙って嵐が過ぎ去ることを待っている。
しかし、娘が部屋の観葉植物を床に投げ飛ばし、窓や床を傷つけたところで母親の堪忍袋の緒が切れる。大切な「家」を傷つけないうちは我慢していたが
ついにそこまで手を伸ばしてしまった娘はもはや娘には思えず、今までにない力技で娘の首を締めて殺そうとしてしまう。
その場を近所の「世話焼きおばさん」のような人に運良く発見され、娘は事無きを得るが、初めての母親の本気の抵抗に恐怖する。
母親も自分が自分でなくなったような感覚に恐怖し、娘を殺しかけたことを反省する。

仕事が終わり、家の前まで帰ってきた父親は、家の中から聞こえてくる叫び声やモノが壊れる音に気づく。まさか「妻が娘を殺しかけている」状況になっている事も知らず、
いつもの娘の癇癪が始まったと思い、その場から逃げ出す。実は父も家庭内の娘の暴力には気づいていたが、事なかれ主義が強く無視を決め込んでいた。
そのだいぶあとに家の近くまで戻ってきた父親は、娘の窮地を救ったおばさんに状況を聞かされ、家に帰り、妻(母)と娘に説教する。
97「夜行観覧車」の一部(3/3):2010/09/10(金) 17:02:27 ID:u+HpqmRh0
娘は「急に引越しになり、今の家の近くの私立中学を受けさせられたが失敗し傷付いた。近所の子供は(お金持ちだから)みんな私立に通っている。
自分だけ公立に通っていることがコンプレックスだった。小学校からの友人とも離れ、学校でうまくいかないことは、無理してここに住もうとした母親のせいだ。
無理して高級住宅地に土地を買っても小さな家しか買えず、結局近所から蔑まれていることも、「家」に執着する母親のせいだ。
そんなイライラを家にぶつけても幼少期のように厳しく叱ってくれない母親は、娘より家の方が大切なひどい人間だ」と反論する。
母親はそれを聞いて、「自分はここまで頑張ってきたのに、そんなに嫌ならばもう一緒には暮らせない。」とだけ言うも、
父親は「それでも結局この家で一緒に暮らすしかない、家族なのだから。」と結論づけ、話は終わる。

父親の最後の言葉は、メインとなるもうひとつの家族のエピソードを踏まえて出てきたものだが、結局娘だけ好き勝手にまくしたてて
ただ「一軒家」に強い憧れを持っているだけで他は家事もきちんとこなす専業主婦を務めてきた母親の言い分がほとんど家族に伝わっていないことが後味が悪かった。
前に娘が壁紙を破っても「仕方ないから新しく買ってこよう」と必死に耐えていた母だけに、「床を直接傷つける行為」がどれだけ母にショックを与えたかを気づいておらず、
自分の言い分だけを主張する娘にしか見えず、救いが無いように感じた。

(すみません、結局3分割になってしまいました。)
98本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 17:14:20 ID:hiUTV4QQ0
>>97
娘より「一軒家」と「世間体」が大事な母親って時点でもう既に救いが無い
99本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 17:26:34 ID:1GOWKhTYO
娘の癇癪や妻子のケンカから、回れ右して逃げたくせに
それを謝りもせずに伏せて説教かます父親も最低だな
100本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 17:27:04 ID:wI3zSa5t0
>>97
何か心理テストの「あなたはこの中で誰が一番悪いと思いますか?」
の題材に使えそうな話だねw
自分は娘より、面倒事からひたすら逃げておいて妻と娘に上から説教したり
具体的な解決策を示さないまま「家族(=だから我慢しろ)」を
押しつける父親に一番後味の悪さを感じたよ
101本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 20:06:39 ID:8yD7vojW0
湊かなえは何を読んでも登場人物に対してもやもやする
一応ハッピーエンド的に終わってるのでもそんな感じ
102本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 22:17:48 ID:K/SmNcj20
>>91
柳龍光だっけ?嫌な奴だったけど技はかっこよかったよな
最後はアレだったけど

そういえば、あいつに名前が似た、気功師がいたよ

柳龍拳
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E9%BE%8D%E6%8B%B3
詳しくは知らんが、この60代くらいのお爺ちゃんは気功を使う格闘家を自称していて、「俺に勝てたら100万やる」みたいな大口たたいてたらしい
お爺ちゃんがやってる道場は悪評が多かったらしい
で、探偵ファイルっていうサイトが調査して、本当に強いのか確かめようとして30代の総合格闘家を「ヨガ格闘家」と偽って戦わせたらしい

柳龍拳・他流試合事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E9%BE%8D%E6%8B%B3%E3%83%BB%E4%BB%96%E6%B5%81%E8%A9%A6%E5%90%88%E4%BA%8B%E4%BB%B6

Kiai master 'Yanagiryuken'
http://www.youtube.com/watch?v=tib2Urowsdc&feature=related
やらせ臭い修行風景

「柳 龍拳(合気達人)」対戦結果:探偵ファイル
http://www.youtube.com/watch?v=7jf3Gc2a0_8
ガチンコ試合風景

(合気達人)柳龍拳 VS (総合格闘家)岩倉豪
http://www.youtube.com/watch?v=bQeUkUO5ZPo
ガチ試合の別アングル、ロングバージョン。総合格闘家がおじいちゃんを心配して「救急車呼んで〜」って言ってる


そういや関係無いけど、地震が起きた時に勇次郎が地面を殴ったら揺れが治まったってエピソードがあったな
103本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 23:18:04 ID:0841wV+3O
バキ関連のレスことごとく人に読ませる気ねえな
チラシの裏速達で送ってやろうか?
104 ◆pc446228kW7k :2010/09/10(金) 23:50:30 ID:PUHjWhkX0
a
105本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 23:53:20 ID:8yD7vojW0
普段だったらスルーするけど、いくつか他の話を投下してくれてる人がいるのにいつまでも話してるのはいただけないな
とっととちゃんとしたスレ探してそこで話せばいいのに
106本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 23:53:50 ID:mRidD8Hn0
漫画『グラップラー刃牙』まだ話とか描写が比較的良心的だった初期の頃のエピソード
うろ覚え

「地上最強の生物」と称される範馬勇次郎は、自分と互角に戦える人間を求め、ある金持ちの女を孕ませた
こうして生まれたのが範馬刃牙(バキ)であり、バキは母の指示で幼少期から厳しい格闘トレーニングを積まされる
バキは数十人の不良、プロボクサー、ヤクザ、野人、軍人等様々な相手と戦っていった

バキが13歳の時、世界を放浪していた勇次郎がバキの様子を見に帰ってくる
バキの母は愛する勇次郎に抱かれようとするが、勇次郎は母を罵倒して殴りつけ、受け入れなかった
母は精神的ショックで放心し、息子のバキに出くわすとヒステリーになって泣き喚き、
「あの人が私を愛してくれないのは、お前が弱いからだ!」と言って何度もバキを殴りつけた
バキの目付役である男は「坊ちゃまは精一杯頑張っておられます」と必死にバキを擁護するのだが、母はそれでもバキを殴り続けた

バキは顔が痣だらけになるまで母の拳を受け続けていたが、いきなり母に抱き付き、こう言った
「もしオレがアイツを倒したら、オレのこと愛してくれますか?」
バキの目には涙が滲み、体と声は震えていた。目付役は震えながら「あんたら…実の親子だろ?」と小さく呟いた

母は、バキを勇次郎への献上物のようにしか思っていなかった。勇次郎に愛されたいがためにバキを育てていた
バキは、そんな母であっても、その期待に答えるべく強くなろうとした。強くなれば、母は自分を愛してくれると思っていたからだった

バキの問いかけに母は一瞬動きを止めるが、その直後にバキに噛み付いた。バキが痛みで手を離すと、母は「勝てるかよ」と吐き捨てながら去っていった

その数日後、バキと勇次郎は戦うことになる。場所は日本の米軍基地であり、そこでなら法に縛られず思う存分に戦うことができた
つづく
107本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金) 23:55:35 ID:u3/qlwyNO
バキもういい
うざい
108本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 00:03:19 ID:NPwNHjTE0
後味とか全然関係なしにただ語りたい語らせろ言わせろ説明させろだけのヲタは死ねばいいのに
109本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 00:05:54 ID:/wapLMBa0
>>107 >>108

まあ、落ち着けよw
後味悪い話を投下してくれるんなら、歓迎じゃないか。
ピンチに陥ったバギを庇って母親が親父に殺されるだけの話だった気が
するが、どんな風に後味悪くなるのだろう?
そこは不思議であるがねw
110本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 00:08:54 ID:ZPtUAyJo0
>>106
>>1
>・1回で投稿しきれない長文は、投稿前にメモ帳でぜんぶの文章を書き終えてから、連続投稿してください。
111本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 00:14:17 ID:r0VdCR550
>>109
おまえ、リアルでは友達いないか、いても実は”いると思い込んでいる”ってタイプだなw
112本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 00:48:49 ID:Woq5nf9p0
>>106つづき
バキがこれまでに戦ってきた相手や、関係者やバキの母やが見守る中、バキと勇次郎は戦い始める
しばらく戦っていると、勇次郎は動きを止め、バキの母にこう言った
「お前が育てたバキは気に入った。今夜ここで食っちまおう」勇次郎は微笑んでいた
それを聞いた母は嬉しさで号泣し、泣いているのか笑っているのか分からないグシャグシャの顔で「バキ!お父さんを喜ばせなさい!」と叫んだ
そんな母を見たバキも寂しそうに微笑み、「母さん、あなたのために戦います」と心の中で呟く

しかし、やはりバキと勇次郎には実力差があり、バキの混信の必殺技は回避され、バキは勇次郎にマウントポジションを取られる
勇次郎の鉄拳がバキの顔面に何度も振り下ろされ、頭部は地面にめり込み、顔はひしゃげて血まみれになり、バキは戦闘不能になってしまう
勇次郎はそれでもバキを殴り続け、狂乱していた

バキの母はうっとりとした表情で「あの人があんなに嬉しそうにしている。まるで子供みたい・・・」と言い、勇次郎の方へと歩み寄っていった
母がバキのグチャグチャの顔を見ると、赤ん坊だったバキの姿が思い浮かんだ。母は「馬鹿みたい」と笑った
そして母は勇次郎に殴りかかり、「私が相手だ!」と叫んだ。その場にいる誰もが手出しを出来ない中、バキの母だけが勇次郎に立ち向かった

勇次郎は「お前が『女』ではなく『母』を選ぶとはな」と言い、母の頭を両サイドから叩いて鼓膜を破った
母はそれでも勇次郎に掴みかかり、噛み付いて攻撃した。勇次郎は母を抱きしめ、そのまま締め上げて母の体をへし折った
母はバキの体の上に崩れ落ちた
その後、猛りを沈められなかった勇次郎は見物していた者たちにも殴りかかり、全員を倒してしまう(生死不明)
誰もいなくなった後、母がバキの頭を自分の膝に乗せ、子守唄を歌っていた
やがて子守唄の声も小さくなっていき、途切れた
つづく
113本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 00:50:23 ID:Woq5nf9p0
>>112つづき
死闘の翌日、バキは血まみれだったが、母を背中におぶって街を歩いていた
バキと母は楽しそうに笑いながら会話をしていた。道行く人々は皆親子を見ていた
バキ「母さん、見てみなよ、みんなの表情。そんなに珍しいかな、子供が母親をおぶる姿が」
母「フフ、妬いてるのよ、あなたと私があんまり仲良しだから」
バキ「だけど親子だぜ、仲いいのはあたりまえじゃん」
母「わたし達の仲の良さは特別なのよ…」
バキ「言えてるね、けど始まったばかりだぜ。まだまだこれから…まだまだ…」
母「あんまり見せつけると嫌われちゃうよ」
バキ「いいさ嫌われたって、俺たちは親子じゃないか」
バキがそう言うと、目の前に大勢の警察官が現れた
バキ「ほ〜ら、言わんこっちゃない…」

警察達はバキに掴みかかりながら言った
「おろしなさい!」
「すぐにおろすんだ!」
「死体をおぶって、いったいどういうつもりだッ!?」
その瞬間、バキは警察官の言葉を遮るかのように大声で叫んだ

バキが背負っていた母は死体だった。バキは母の死体を生きていると思い込みながら背負って会話していた
母との会話も、バキの願望が作り出した幻だった

バキは俯き、涙を流しながら言った
「お回りさん…すこし…もうすこしだけ続けさせてください、もう少しだけ」
114本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 00:54:53 ID:Woq5nf9p0
>>110スマンじばらく自重する
115シコシコスキー:2010/09/11(土) 01:04:00 ID:RvUVMPJQ0
>>112
まとめうまいッスね
バキおもろそう
116本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 01:24:32 ID:v1u0B2czO
>>113
バキってこんなだったのか!戦闘以外もぶっとんでんな!
117本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 01:43:33 ID:mXZjSpsK0
ID:Woq5nf9p0をあんまりおだてると空気の読めなさをよけいにこじらせるぞ
あ、それが目的か
118本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 03:01:39 ID:dfu/6jUuO
青の炎
119本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 06:46:46 ID:EgpeoeMJ0
この流れで投下するとかよっぽどバキ関連をスレのタブーにしたいみたいだな
120本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 07:09:55 ID:QarwW5SBO
ばーーーーーーーぶぅーーーーーーー!!
はやっはやっはやっはやっ
121本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 10:40:01 ID:qvlXGCnB0
>>113
>「もうすこしだけ続けさせてください」

これってつまり、バキ少年は母親が死んでるって気付いている上でその死体に自分の理想の母の姿を投影させてお喋りしてたってこと?
「母親に愛されたい」って願望がそうさせたのかね。13才で母親の死体でおままごととか・・・グレるぞ
122本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 10:45:36 ID:LzNSOnm9O
行き付けの美容院にバキが全巻置いてあるんだが、待ってる間いつも読んでる。
読みおわった後は口の中がビニール臭くなってる。
文で読むとこんな悲しい話だったとは。
123本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 11:14:55 ID:T2yXgV8Y0
>>113
泣けた。
やっぱり暴力は良くないな。
124本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 11:37:32 ID:OqaInUna0
バキは読んだことなかったが、両親共に突き抜けたキチすぎる
125本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 12:14:28 ID:VVClSb1ci
>>122
美容院にバキ?
美容院?
126本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 12:17:58 ID:mzKr+18x0
床屋にゴルゴはもはや日本の文化といってもいいだろうが、
美容院にバキは珍しいな。
127本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 12:36:52 ID:VsZa6BzM0
俺の行く大衆理容にはゴルゴはもちろん、20世紀少年も全巻置いてあるんだが、
店の回転がよすぎてなかなか話が進まない。
2年以上通ってるのにまだ5巻までしか読めてない。混んでる時だけ少し読み進めるんだが…
ここまできたらその店で読破しようと思うがあと何年かかることやら
128本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 13:16:23 ID:fER8LUecO
毎週行ったら?
129本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 14:00:38 ID:Woq5nf9p0
>>119
お前が嫌がるのを見るのが楽しいからやってるに決まってるじゃんwww
それ以外に理由なんてあるか?
130本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 14:16:00 ID:BdXCW6xBO
おい、いきなり発狂したぞ
131本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 14:20:21 ID:MBbcSKHA0
まだ残暑厳しいから水分はちゃんと取らないと
132本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 14:31:12 ID:nhZ8MzIt0
水だけじゃダメだよ
塩分もね
133本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 16:00:37 ID:1HFgnnr90
水中毒に注意ね
134本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 16:11:26 ID:g8KvqgjZ0
説明下手でなんか書いてて目眩がした

ある製薬会社の研究所に、一人の青年が勤めていた。青年は風邪をこじらせながらも勤務していた
実験がてら何種類もの試作品の風邪薬を飲んだが効果は無かった
ある日、同僚から「最新の解熱剤があるから、所長から貰ってみたらどうだ?」と言われた
青年が所長室へ資料を提出しにいくと、所長は留守であり、青年はそこで風邪薬を見付けて飲んだ
青年は応接室へ行き、仮眠をとった

青年が目を覚ますと翌日の朝になっており、青年は「何故誰も起こしてくれなかったんだ」と悪態をついた
しかし、研究所内の青年以外の人間は、全員が苦しむような表情をして死んだように倒れていた
研究所の電源は何故か所長の手により落とされていて、青年がバッテリーを上げた途端に探知機(?)が作動し、アラームが鳴り響いて研究所は閉鎖された
どうやら細菌かウイルスか何かで汚染されているようだった

青年は偶然にも製薬会社の局長と連絡をとってしまう。青年が事態を報告すると、局長は青年にある使命を与えた
それは、製薬会社が国からの直々の依頼で極秘に研究していたある薬品のサンプルと研究資料を、
他人が来る前に確保し、局長がいる東京まで無事に持って来いという任務だった
青年は指示された通りに研究所内を探し回り、薬品と資料を見付け出し、研究所を脱出した

青年が外に出ると、辺り一帯には奇妙な黄色いモヤが漂っていた
道路には事故を起こした車が大量に停まっていた。運転手も皆気絶していた
青年はおっかなびっくりしながらも東京へと向かって行った

道中、黄色いモヤは濃さを増していく
そして青年は自衛隊が市民を避難させている所に出くわす。自衛隊はガスマスクを付けながらも苦悶の表情を浮かべていた
自衛隊は青年を見付け、救助しようと駆け寄ってくる。しかし、自衛隊の隊員たちは、青年に近づいた途端に悶え苦しみ、次々と倒れていった
それを遠くから双眼鏡で見ていた自衛隊隊長は、青年を危険人物と判断し、部下達に撤退命令を出す
青年は目の前で撤退していく自衛隊を必死に追いかけた。青年に接近された自衛隊のジープはコントロールを失い、事故を起こして爆発し炎上した
青年は訳が分からなかった
続く
135本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 16:20:21 ID:g8KvqgjZ0
続き
一方、東京では防衛省により対策本部が立てられていた。製薬会社の局長はそこに招かれ、防衛省長官と対面した
局長は、この事態は製薬会社が国からの依頼で極秘に開発していた薬品によって引き起こされたものだと説明した
その薬品は元々は対生物兵器用の薬品だったが、研究所の所長が逆に兵器としての流用法を発見し、私的に研究開発を行なっていたらしかった
局長は「研究所に一人残っていた青年に薬品と資料を持ってこさせているから安心して下さい」と言った
それを聞いた防衛省長官は顔をしかめ「あのガスの中で無事な人間がいるのか?」と問いただした
事態に気が付いた長官は青ざめた

実は青年が所長室で飲んだ薬は解熱剤ではなく、所長が開発していた薬品だった

その後、ガスが東京に近づいていることと、自衛隊隊長の目撃談から青年がガスの発生源であることは間違いないと断定された

局長の分析は、ガスは青年の呼吸や新陳代謝によって体外へ放出されている、というものだった。さらに、ガスの量や成分は青年の精神状態にも影響されているようだった
それによって導き出された最も簡単な解決法は「青年の新陳代謝を停止させる(つまり殺す)」ということだった
対策本部には米軍将校も来ており、米軍将校は青年の殺害に反対した。
薬品の研究費はアメリカも出資しており、青年を生体サンプルとして生け捕りにしたいのだと言う
長官は国民を守るために青年の殺害を強行する

青年は拾ったバイクで東京へ向かって疾走していた。青年が走った後ろには黄色いガスが飛行機雲のように残さた
その後、青年はヘリから狙撃されたが、ガスのせいで近づけなかったため外れた
次は軍用ヘリや戦闘機やイージス艦によるミサイル攻撃が行なわれたが、ガスが電磁気を帯び始め、ミサイルは機能不全に陥って明後日の方向へ飛んで行った
戦車部隊による砲撃も開始されたが、範囲を拡大したガスの電磁波によって戦車そのものがコントロール不能になり全滅した

そこで、米軍将校が動きを見せた。米軍将校は総理大臣に根回しをしたらしく、対策本部の指揮権を奪ってしまう
青年を生け捕りにするため、NASAの新型宇宙服が投入された
外側を内側の空間を完璧に隔離し、あらゆる電磁波を弾くことが出来る代物だった
続く
136本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 16:26:13 ID:g8KvqgjZ0
続き
とうとう青年の放出するガスは放電まで始めていた。あたりには電流が光っていた
ミサイルでバイクを失った青年がトンネルに入ると、自衛隊がトンネルの向こう側から大型の冷却装置によって大量の冷気をトンネル内に吹き込ませた
青年を氷付けにする作戦であった

青年は冷却装置によって吹き込まれる突風と冷気に凍えながらトンネルの中を進んでいた
出口の光が見え、青年が喜んだのもつかの間、光の向こうから三人組の宇宙服が現れた
宇宙服の顔を覆うガラスは対電磁波用のコーティングによって覆われており、中の顔は見えなかった
そして宇宙服の一人がロボットのアームのようなものを取り出した
アームの先端はスタンガンのようにバチバチと電流を発しており、宇宙服が青年に対して友好的でないことは明らかだった
吹き荒れる突風と冷気の中、青年は恐怖して後ずさり、悲鳴を上げた
青年の体から黒雲のように黒々としたガスが凄まじい勢いで噴出され、
あたりに電撃が走り、吹き出たガスは風に逆らってトンネルの向こうまで吹き出た

しばらくして、国防省のガス探知機はガスが減っていくのを感知した
現場の映像が対策本部へと送られてきた。そこには宇宙服が立っており、その足元には棺桶のような大きな箱が置かれていた。箱には青年の上着が被せてあった
アメリカ軍は青年の生け捕りに成功したのだ。その場にいた一同は歓喜した

やがて、宇宙服が対策本部へとやってきた
防衛省長官、製薬会社局長、米軍将校、そしてその他の職員達一同が宇宙服を拍手合切で迎えた
すると、宇宙服は製薬会社局長の方へと突き進んでいき、局長にカバンを渡した
それは、青年が持っていた薬品と書類の入ったカバンだった
局長が戸惑いながら礼を言うと、宇宙服の対電磁波コーティングが解かれ、中の顔がガラス越しに見えた
宇宙服の中にいたのは青年だった
どうやったのかは不明だが、青年はあの黒雲のようなガスの中でアメリカ軍人から宇宙服を奪って入れ替わっていた
青年は「ちょっと待ってくださいね、今この服を脱ぎます」と言い、宇宙服の脱衣スイッチを押した
その場にいた一同が悲鳴を上げた。開いた宇宙服から黄色のガスが漏れ出し、辺り一面がガスで包まれた
誰かが苦しそうに「臭い…!」と呟いた

大友克洋『最臭兵器』 完
137本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 16:33:13 ID:BdXCW6xBO
なるほど、タイトルバレってやつかww
138本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 16:44:40 ID:g8KvqgjZ0
>>113
>バキは俯き、涙を流しながら言った
>「お回りさん…すこし…もうすこしだけ続けさせてください、もう少しだけ」

たしかこのシーンでのバキ君は引きつったような笑みを浮かべて涙を流してるんだよね
あの泣き笑いは嫌だったわ
139本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 17:30:24 ID:F5NM9Fch0
メモリーズは大友やりたい放題で面白かったなあ
140本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 17:54:36 ID:T2yXgV8Y0
自分のおならは臭くないってことか。
臭いときは臭いけどな。
141本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 18:00:07 ID:Rc2AwxPZ0
>>136
最臭兵器は後味が悪いんじゃなく、
最初からブラックコメディとして笑えるようにつくってあるし
142本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 18:18:52 ID:g8KvqgjZ0
>>141
正直言うとさ、そういうこととか、
人があえてタイトル書かなかったのを「タイトルくらいちゃんと書こうな」とか言って勝手にタイトル書くのとかって、あんまし必要ないと思う。個人的には
143『剣持警部の殺人』1/2:2010/09/11(土) 18:30:43 ID:z823v1fS0
漫画『金田一少年の事件簿』で、個人的に後味悪かった『剣持警部の殺人』

女子高生を監禁し暴行したという罪で同じ学校に通う男子A、B、Cが逮捕された。
女子高生は監禁場所のアパートの窓から脱出しようとして転落死したと見られ
そこがAが借りていたアパートであったことと、被害者少女が転落時にAの携帯ストラップを握っていた事、
B、Cの証言によりAが主犯とされた。
3年後出所した3人が次々に襲われB、C死亡。Aも重症を負った。
3人に恨みを持つ被害者少女の関係者の仕業かと思われたが、犯人はA


真相は、Aは他の2人にアパートを貸しただけ。
工場を営んでいるA親が、家では騒音で勉強に集中できないだろうとアパートを借りてくれたのだが
それを知ったB、Cが「息抜きしたいから」とか適当な理由をつけて貸せと迫ってきた
Bの家は大病院を経営しており、A親の工場へも医療機器の発注等を行っていたため、
「断ると色々面倒な事になる」的な事を匂わされ仕方なく貸した。そこでB、Cは被害者少女を監禁していた。

更に事件後にもBが「お前が主犯という事にしてくれたら、親の工場へ色々援助してやる」
という様な事を言われ強引にAが主犯にさせられた。
が、Bの親はそんな事知らず、事件後にA親工場への発注を打ち切り。工場倒産→親離婚

Aは入所中に事件の真相を記した手紙を顧問弁護士に送っていたが、何故か世間に公表されることはなかった。
娘の病気を治療するためB親の病院の力添えが欲しかった弁護士が隠蔽していた。結局娘は死亡
144『剣持警部の殺人』2/2:2010/09/11(土) 18:31:25 ID:z823v1fS0

また、被害者少女が握り締めていたストラップはAがプレゼントしたものであり
更に録音機能がついていて、再生すると、転落直前に少女が吹き込んだと思われる
「A君は悪くないです。A君は関係ないです」という様なメッセージが入っていた。
それを聞いたAは号泣
「ありがとう被害者・・・」的な事を言って良い話風にまとめ。

しかしその録音機能に関して、最後に金田一に指摘されるまでまったく気づかれず
それを知った刑事の反応も
「いやー、そんな機能があったなんて気づかなかったよハハハ」
と軽く済まされ、金田一も
「3年前に一時的に流行った機能だからね。仕方ないよ」
とか言ってて最悪だった。
犯人が気の毒っていうパターンは作中割と多いけど、金田一と刑事の会話のせいで余計後味悪かった。
弁護士も娘死んだならその後で真相公開しろよ。とも思ったし。
145本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 18:38:39 ID:MBbcSKHA0
タイトルの意味は?最初に疑われたの関係者が剣持警部なの?
146本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 18:45:41 ID:g8KvqgjZ0
>>144
3年前の証拠品のデータが残ってたのも奇妙だな・・・
ゲームのセーブデータとかも、ほったらかしにしてると消えるんだぞ
147本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 18:59:58 ID:JKm++uof0
これなかなかいい話じゃん
148本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 19:16:04 ID:Oae4oGVh0
自分のレスに否定的なレスがつくと速攻噛み付いてるくせに
他人のレスには平気でケチつけるやつってなんなの?
149本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 19:21:11 ID:g8KvqgjZ0
否定的なレスしてる奴とそれに噛み付いてる奴と人のレスにケチつけてる奴ってどれ?
どこにも見えないんだけど、誤爆?
150本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 19:49:32 ID:z823v1fS0
>>145
3年前剣持警部の剣道教室に被害者少女が通ってて仲良かったっていうのと
B、Cが殺害される前に行方不明になってた(実際は警部に罪を着せようとしてたAに監禁されてた)
ので犯人じゃないかと疑われてた

>>146
言われてみればそうかも・・・
好意的に解釈するなら、警察の厳重な保管体制のおかげで奇跡的に残ってた
って感じだろうけど、それでも安物っぽいストラップがそんな高性能だとは・・・
151本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 19:51:08 ID:1Gy+H+omO
>>113
長男のジャック・ハンマはどんな虐待受けたの?
スレ違いじゃなかったら教えて
152本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 19:51:50 ID:nhZ8MzIt0
NHKでやってたアニメ子鹿物語

世界の名作なのであらすじははしょるけど、アニメでは(原作とは違うかもしれない)、なんやかんやあって子鹿を可愛がって、数少ない同年代の友人達とも青春(?)を謳歌していたが、
唯一の親友が病死、その後腐れ縁的な異性の友人(幼馴染?)も遠くの街へ引っ越し、心を許せる存在というか友人的なものは、ずっと可愛がってきた鹿だけになった。
しかしその鹿も、自宅の畑を荒らすようになり、柵を高くしたりしても防げなくなってた。
最後に主人公は父親の銃を手に取り、唯一の友人だった鹿を撃ち殺す。記憶では呆然とした主人公の姿が残っていた気がする。

ラスカルとかみたいに野生に話して感動の最終回とか思ってた私にはトラウマ的に後味が悪かった。
153本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 19:56:56 ID:uAQVj0pN0
>>151
ジャックハンマは別に虐待は受けてない。
訓練しても訓練しても、まるで筋肉がつかないやせっぽちだった。
非人間的なドーピングで熊を素手で殺せるくらい強くなったが、バキに負けて、そのあとで勇次郎にも負けた。
バキに殴られたショックでドーピングからは解放されたみたいだが、そのあと四肢の骨伸張手術で巨体になった。
という描写があって凄く強くなったっぽいけど、そのあとは殆ど出番無し。ある意味後味が悪いなw
154本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 20:01:51 ID:mzKr+18x0
>>152
少年の成長を描いたいい話だと思う。

そんなに後味は悪くないな。
155本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 20:04:38 ID:hzYP3nnm0
タイトルは書けよ
156本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 20:38:31 ID:7G28gJzD0
>>155
書いてあるじゃん
誤爆?
157本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 21:08:36 ID:dKKipy8r0
>>155
バカなの? 誰に言ってるの? バカなの?
158本当にあった怖い名無し:2010/09/11(土) 23:42:33 ID:9FWweUGzO
水中毒は精神分裂病者が陥りやすい。
159本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 01:44:10 ID:hcs7gHHO0
カーチャンのコピペは大抵後味悪いよね
160本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 02:18:19 ID:KVrToMQzP
>>158
今は統合失調症とかなんとか。
飲む薬が血糖値あげる副作用多いから、喉が渇いたような気がしてガブガブ飲んじゃうんだよね。
あの名前の変わり方も2重にいやな感じ。

schizophrenieがschizo(分裂)とphren(精神)だからって、精神分裂病って名前だったんだけど、
単に精神の各機能を取りまとめる機能が分断されてる、って意味。

精神分裂病だと多重人格みたいに読めて、それが一人歩きしちゃったからなぁ。
そしていまさら名前が変わったから何なんだって、逆に言葉狩りみたいに後味悪い。
言葉尻だけ変えた単純な言い換えはなんとなく何の解決にもなってない気がする。
161本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 04:46:32 ID:+zEC6UHzO
デブスがよく「水飲んでも太るんだー」とか言うよな
端から見てると普通に人並み以上に食ってるじゃんwって
162本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 11:28:02 ID:RDh+RNznO
>>161喉が渇くから飲むというよりは
体内の塩分を中和する為に体が水分を欲してるだよな‥だからしょっちゅう水飲んでる
デブは塩分摂り過ぎなんだよ
スレチスマソ
163本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 12:39:18 ID:gWow+H6I0
デブが栄養や水分を摂り過ぎる一方、飢餓の問題がある
164本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 12:55:40 ID:TKPp0+0lO
自分の子供の頃持ってた「小鹿物語」の絵本だと、

銃声がして主人公家の外に出る。

→母親が銃持って立っていて、小鹿が倒れてる。

→「ひどいよ〜。」と家出。

→森に行くが、そのうち腹が減ってきて、「(一家の食料を守る為に)仕方のないことだったんだ…。」と家に帰る。
って流れだった。

子供心に「おいおい!腹が減ったからって帰るのかよ!」と憤ったのを覚えてる。

今でも軽いトラウマ。

ちなみに親友に小鹿の名付けを頼み、次の日遊びに行くと親友の母親から、親友が死んだと告げられ、親友が考えた名前を言付けられるってエピソードもあった。

165本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 13:25:16 ID:QGZtgbuo0
>>151
>>153に補足しておくと、ジャック・ハンマー本人は勇次郎との面識は無かったが、ジャックの母が被害を受けた
勇次郎が戦場で米兵相手に戦っていた時に、勇次郎は生き残って隠れていた米兵に後ろから撃たれそうになるんだけど、その時勇次郎の命を助けた女ゲリラがジャックの母
それから二人は何日も行動を元にするんだけど、敵に囲まれてしまう
女ゲリラは勇次郎の気まぐれでレイーポされて、勇次郎は女をレイーポしながら敵の前に姿を晒し、女を人質として盾にし、女を敵に投げ付けて勇次郎一人が逃走した
女ゲリラは戦犯として投獄されるが、勇次郎の子を孕んでいた。囚人の女には助産婦の付けられず、
牢獄の中で自分一人だけでジャックを出産し、生まれてきたジャックの額に涙を流しながらキスをした
166本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 14:01:58 ID:TDEgNiio0
スレ違い
いい加減にしろよ
167本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 14:20:29 ID:QGZtgbuo0
>>166
その反応が見たくてやってるに決まってるじゃない
168本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 14:57:47 ID:QGZtgbuo0
既出かもしれんが、福本伸行の漫画『賭博黙示録カイジ』
超うろ覚え。事前に補習しようかと思ってたけど、忘れてた。説明下手ですまん

駄目人間カイジは借金があり、豪華客船に乗って、そこで金持ち達が道楽で催した博打ゲーム大会に参加する
ゲームに勝てば、借金をチャラにでき、さらに大金まで手に出来るかもしれないという可能性があった
しかし、負ければ身柄を拘束され、社会的に抹殺される(生体実験の実験体にされたり、『普通』のセクロスに飽きた金持ちの相手をさせられ、どっち道死ぬ)というリスクがあった

カイジは仲間と協力してゲームに勝とうとし、一度自ら身柄を拘束された。カイジはマジックミラー越しにゲーム会場が見える広い部屋に監禁される
ゲームには「大金を払えば拘束された人間を救出できる」という裏のルールがあったが、カイジの仲間は欲に駆られてカイジを見捨てた
カイジは泣き崩れた。監禁室にはカイジと同じように監禁室入りした冴えない泣き虫のオッサンがおり、そのオッサンだけはカイジを心配して同情していた

しかし、カイジは土壇場で逆転することに成功し、監禁室から開放される。裏切った仲間の前に現れたカイジは、彼らを殴り、その場で有り金を全て没収した
仲間は泣きながら許しを請い、「その金は皆で強力して勝って手に入れた金だから、船を降りたら皆でその金を分け合おう」と言ったが、
怒っているカイジは「この金は処分する」と言い、有り金全部で監禁室の泣き虫のオッサンを救出してしまう。監禁室のオッサンは信じられない事態に感涙した

カイジは無事に船を降りることができたが、船の中でも金を借りたため、借金は無くなるどころか逆に増えてしまっていた

それから借金を地道に返すためにバイトをしていたカイジであったが、再び賭博ゲームへのお誘いが来る
カイジは今度こそ借金を無くそうとゲームに参加した。今回も大勢の人間が参加しており、カイジのバイト先の後輩(カイジをストーキングしていた)や、あの泣き虫のオッサンも参加していた

今度のゲームは、高所の細い鉄骨を渡って向こう岸へ行くというゲームだった。落ちれば確実に骨折し、打ち所が悪ければ死ぬ高さだった
金持ち達が下でパーティをやっており、参加者の誰が一番にゴールするかという競馬のような賭けをやっていた
つづく
169本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 15:03:24 ID:QGZtgbuo0
『賭博黙示録カイジ』続き
リタイアしてしまったカイジであったが、特別に次のゲームへの参加権を与えられた
次のゲームも鉄骨渡りであったが、今度の鉄骨の長さは前回の数倍以上であり、さらに下が真っ暗(夜)で見えない高さだった
しかも、鉄骨に電流が流されていて、鉄骨に手を付くことも許されなかった

カイジ達は皆で励まし合って鉄骨を渡っていくが、一人が落ちてしまい、それがきっかけで他の者も動揺して次々と落ちていってしまう
カイジの目の前の角刈りが涙を流して震え出し、蹲ってしまう。カイジは限界だと判断し、ゲームを取り仕切っていた男に「リタイヤだ!電流を止めろ!」と叫ぶ
他の参加者達も「止めてくれ!」と叫び出すが、取り仕切っている男はそれを聞き入れなかった。
結局角刈りの男は鉄骨に手を付けてしまい、電流に悶えながら落下していった
残っているのはカイジと泣き虫のオッサンとカイジの後輩だけになった

しかし、カイジの後ろに居た泣き虫のオッサンは既に限界に達しており、オッサンはボロボロと涙を流しながら前回の鉄骨渡りで手に入れた賞金の金券(ここを渡りきれば換金可能)を取り出すと、
「カイジくん、渡り切ったらこれを換金して、私の妻の所へ持っていってくれ。カイジ君なら信用できる」と言ってきた
カイジは「自分で妻に渡せ!」と必死にオッサンを激励したが、オッサンは自身をどうしようもなく駄目な人間だと卑下し続けた
カイジは仕方なく小切手を受け取ったが、「死の間際に自分以外の人間を心配することが出来たオッサンは上等な人間だ」と感じ、
カイジはせめてその気持ちをオッサンに伝えようともう一度振り向いたが、そこにはオッサンはいなかった。カイジは号泣した

オッサンは無音で落ちていた。あの小心者で泣き虫のオッサンが、カイジを動揺させまいと、自分の口から漏れる嗚咽を必死に押し殺して落ちていったのだ

最終的にカイジは向こう側のビルに到達する
カイジは小切手を取り出すと、自分が今回渡りきった分の賞金と、小切手の分の賞金を要求した
しかし、ゲームを取り仕切っている男はそれを拒否した
「君達は渡っている途中でゲームの中止を要求しただろ、あの少し後に鉄骨の電流は止めていた。このゲームは無効だ。まあ、それを伝えなかったことで犠牲も出てしまったようだがね」
170本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 15:13:46 ID:yTfjhaKR0
>>169
カイジはギャグ漫画だから何でもありでおk
171本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 17:08:49 ID:0PiMkDeE0
>>164
自分が見た漫画版だと
父親が小鹿撃つ
→主人公が邪魔して、手負いのまま小鹿逃げる、
→父親から銃を取り上げ「父さんも母さんもひどいや」と小鹿を追いかけて家出
→ある程度逃げたが、怪我がひどいため小鹿は立てなくなる、痛みと出血多量で苦しむ小鹿
→主人公小鹿にとどめ刺す
→僕が殺してしまった!違う!父さんが殺させた!と大混乱
→飢え乾きながら森をさ迷う
→狼に襲われかけた所を父親に助けられる
→号泣しながら父親に抱きつく
→家に帰り、日常が戻る、僕大人になったよみたいなモノローグ
て感じだった。
「小学○年生」とかの付録の漫画だったと思うが、読んだ後しばらく凹んだ。
172本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 17:14:11 ID:8BHzbW6e0
99 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2010/09/11(土) 00:22:38 ID:zdQRKbIj0
>>92
磯野キリコの回見てみたい。
母が高校生の妹に父と浮気され、怒り狂いの暴れまくり、
妹を殴りまくり、髪の毛つかんで引きずりまくりの夜叉だったので、
他の人の場合はどうなるのか知りたい。

102 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2010/09/11(土) 12:31:12 ID:zdQRKbIj0
>>100
わかりづらかったですね。
母の歳の離れた実妹(当時高校生)が、父とできてた。
私が4歳頃の話で、それ以来80歳前の現在まで
鬼のように私にも暴力三昧。
母の実妹は他の男と出婚したけど、実は父の子ではないかと思う。

105 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2010/09/11(土) 17:23:20 ID:/JNQ7N0a0
>>102
あーびっくりした。父が自分の娘に手をだしたのかと思った。
妻の妹ってことねw

107 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 13:22:45 ID:N1LOP8dB0
>>105
その後、母の妹と強制的に別れさせられた父は
10歳の姉をずーーっとレイプしてました。
母はそれをもちろん死ってたけど、
外の女と浮気されるよりはましと思ったのか黙認。
姉を助けるどころか、頭の中では
実の娘に夫を奪われて耐えてるかわいそうな私だった
そうです。これは母本人の口から聞いた。
姉妹に男を奪われるって、精神崩壊起こすのかね。
173本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 17:46:27 ID:QGZtgbuo0
>>169ちなみにその後のカイジ

ゲームの進行役だった男・利根川の言い分にカイジは一瞬放心したが、すぐに利根川に襲い掛かろうとし、黒服を着た男達に取り押さえられる
そんなカイジの様子を見ていた老人・兵藤は、日本最大規模の消費者金融会社の社長で、客船や鉄骨でのゲームの主催者であり、利根川の雇い主だった
兵藤はカイジと利根川が二千万円を賭け、「Eカード」というゲームで戦うよう指示した

カイジは「自分の耳を切り離す」という荒業で流れを変え、その後勝利した
カイジは片耳を失ったが、二千万という自分とオッサンの妻(実際にはオッサンの借金はオッサンの息子が作った借金)を救えることができる大金を手にする

兵藤は敗者である利根川に対し、残虐な罰ゲームを行なう。兵藤は生粋のサディストであり、罰ゲームを嬉々として眺めていた
客船や鉄骨のゲームも、兵藤のそういったサディスティックな願望を満足させるための余興に過ぎなかったのである

二千万を手にしたカイジにそこに長居する理由は無かったが、「本当に倒すべき敵は利根川ではなかった」と悟る

カイジは兵藤に対して二千万を賭けたクジ引きで勝負を挑んだ。兵藤はその勝負を受けた
カイジは即興の有り合わせでクジ引き箱を作るフリをし、イカサマを仕組んだ
しかし、勝負の直前、兵藤は「ただの勝負ではつまらない」と言い、現金一億円と、小さなギロチンのような装置を持ち出した
そして、「こちらが一億円を賭ける代わりに、カイジには片手の指4本を賭けてもらう」と言った
カイジは一瞬動揺したが、負けるはずが無いイカサマ勝負なので、すづにその賭けに乗てしまう

そして勝負が始まり、カイジと兵藤は二人で同時に当りクジを箱の中に入れた
イカサマで当りクジを引こうとしたカイジだが、隠しておいたハズの当りクジがいくら探しても見付からなかった
カイジは焦りながらも適当なクジを引くが、ハズレてしまう。兵藤はカイジを嘲笑うと「今から当りを引く」と予告し、本当に当りクジを引き当ててしまう

カイジは二千万と4本の指を失った
つづく
174本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 17:48:28 ID:QGZtgbuo0
つづき『賭博黙示録カイジ』最終回
翌朝、カイジは病院へ向かう車に乗せられていた。カイジの耳と指は氷付けにしてあった
カイジは朦朧とした意識の中、何故自分が負けたのかを考えていた
兵藤は別れ際に当りクジをカイジに手渡し、「このクジには王たる私の力が染み付いている。ご利益があるかもしれない」と言っていた
「まさか本当にご利益があるのか?」とカイジが思い、クジを取り出して眺めると、クジにはうっすらと折り目が付けられていた
カイジが咄嗟にクジ引きに使った箱の底を調べると、小さく丸められた当りクジが入っていた
カイジはようやく負けた理由が分かった

兵藤はカイジと同時に当りクジを箱に入れた時、自分だけが分かる目印をしてこっそり折り目を付けていたのだ
これまでのカイジの賭博を見ていた兵藤は、カイジの大事な場面で慎重になる性格を見抜いていた。一億円と引き換えに指を要求されたカイジが即決したため、イカサマ勝負であることも見抜かれていた
そして兵藤は難なく隠してあった当りクジを見付て、慌てるカイジの姿を見たいという理由だけでその当りクジを破棄していたのだ

終わり
175本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 18:00:08 ID:hcs7gHHO0
カイジは後味悪いうえに長い。
作者が休載しがちな上に、ぐだぐだと心理描写を延々と描く。
で、そんだけフラストレーションたまった挙句、
最後に後味悪い結末だったりするからうんざり。
話自体は気になるんだけどね。

今も信頼を試すゲームとかで、カイジと関係ない
おっさんと雇われの不法入国外人二人で、
うまくいけば金、失敗すれば死のゲームやってるけど
どうせ最後は裏切って二人が死んで一人が金をせしめるんだろう
と思う。
176シコシコスキー:2010/09/12(日) 18:13:47 ID:fNT7rRE50
>>165
ジャックにいさん、かなり暗い出生ッスね
キャラに深みが出て余計に好きになりました
板垣さんスゲえなあ
177本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 18:15:30 ID:QGZtgbuo0
>>175
>今も信頼を試すゲームとかで、カイジと関係ない
>おっさんと雇われの不法入国外人二人で、
>うまくいけば金、失敗すれば死のゲームやってるけど

俺はコミックスで一気に読む派だからまだそれは読んでないけど、設定とかルール読む限り初めから仲間に裏切りとさせるのが目的のゲームみたいだな
中国人が裏切りそうな気がする。中国人には国に貧しい家族がいるみたいだし、会ったばかりの日本人とフィリピン人を助けるくらいなら家族を助けると思う
フィリピン人は金嫌いな性格みたいだし、裏切らないと思う
178本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 18:35:09 ID:+zEC6UHzO
漫画は知らないけどフィリピンはいい子が多いから裏切らないと思うよ
同じ東南アジアでもネシアはコスいというか即物的な気がする
これがロシアやウクライナまでいくともう駄目、日本人見下されまくり
東欧系が出てきたらフラグ立ったと思って間違いないと思うよ
179本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 19:05:42 ID:gyu7VhdN0
>>171
だったっけ?
いきなり主人公が殺してた記憶だったわw
どっちにしてもトラウマだけどorz
180本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 19:39:26 ID:4J/fuzkZ0
>>171
俺の記憶だと最初に撃つのは母親だった。
そして殺しきれなくて、とうとう子供が撃ち殺す。

そのショックで家出。

それで森をさまよった後、成長して帰ってくるという展開。
181本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 19:54:39 ID:T0XzKYKr0
デブは甘え
182本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 19:57:37 ID:gyu7VhdN0
人間は甘え

地上の存在は甘え

すべての存在は甘え
183本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 20:05:36 ID:QGZtgbuo0
俺の姉がスゲェーデブで人格異常者だけど、
常に整形とか脂肪吸引とかそんなことばっか口走って楽して得することしか考えてない
「宝くじ当らないからー」とか言ったり、人を働かせて自分がそれを管理して金をせしめようともしてたな
俺が一番笑ったのは絵本作家になろうとしてたとだった。しかもしまいには自費出版とか言い出してたwww
184本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 21:01:42 ID:yTfjhaKR0
>>183
心の醜いデブス程あわれな生物はいないよねw
185本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 21:08:55 ID:buwNGh0iO
>>160
その通り。俺は死ぬまで精神分裂病で通すつもりだ。
186本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 21:30:20 ID:stNDMH8x0
こんなヤツもいるお。
収入不相応な金遣いの、贅沢三昧。
足りない分は親、で親限界→周りに借金。
借金といいつつ、絶対に一銭も返ってこないの分かっているから誰も貸さない。
で、「自己破産して社会的地位が無くなるような事になったら、お前らのせいだぞ」って事らしい。
借金を地道に返して、地道に生活することなど一切考えてなく、足りなくなったら借金(貰う)。
力士エ風味で怖い。
187本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 22:25:14 ID:0VQ4pw010
>>186
でも羨ましいんだろ?
188本当にあった怖い名無し:2010/09/12(日) 23:54:09 ID:auAWJY8q0
どこがだよw
189本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 00:47:58 ID:eFVGQgsd0
その自堕落が許される環境がだ。労働者はみな貧乏人カネに使われかねにすがり
カネに失う。すべて前払い担保必要自堕落が入り込む隙は貧乏人の人生にはない。
おれは引きこもりがうらやましい。ただしおやが資産家で兄弟がみな独立して
俺が家の法律であるのが条件。ああひきこもりがうらやましい。
190本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 02:15:41 ID:R3PjTq5h0
貧乏人に限って金遣いの荒い法則
191本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 02:59:38 ID:Ve0Ee8bX0
悪銭身につかず
192本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 06:00:50 ID:si1IJlLIO
>>189
でも誰にも尊敬されないよ・・・
家が資産家だろうがまず無職引きこもりの時点でうわぁ粗大ゴミって思うし
すごいお金持ちで働かなくてもいいとか主張されても見下す対象でしかない
労働者は高給じゃなくても尊敬される職種ってたくさんあるじゃん
193本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 12:33:28 ID:v2c7cO0Q0
尊敬は別にされなくてもいいけど家族は敬愛したいし家族から敬愛されたい
誰からも苦にされず疎まれずさ
194本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 13:07:03 ID:MUiwSAo60
生産するんだ!
何かを生産するんだ!
195本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 14:32:05 ID:xM0csc1l0
知人にいる。
一応、働いているんだけど、なぜか役職詐称(平社員なのに部長みたいな)ばればれのうそついて。
それにふさわしい(部長レベルの)分不相応な暮らしをし、親、親族にたかりまくり。
本人王様気分らしいが、はたから見たら乞食なんだよね。
・・・って、生活版的になっちゃったね。
196本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 20:13:46 ID:JbLB5q520
>>192
資産家にひきこもりの無職はほとんどいないよw
税金対策の為に同族会社の役員に名前があるだけで
高給取りだし、金があればひきこもったりしないw
貧乏人(俺も含めて)からしたら尊敬できないとか思うかも
しれんけど、金持ちの友人は金持ちだから何とも言えんよ。
あと、高給取りじゃないけど尊敬される職種なんて稀だよ。
知り合いが派遣会社の役員がいるんだけどね。
派遣を人間だなんて思ってないよ。納入する機器扱いさ。
それと、尊敬される労働者なんて、資産家のプロダカンスに
過ぎないよ。
学生さんだと思うけど、働くようになれば色々分かるように
なるよ思うよ。
197本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 20:30:29 ID:F//bHCHq0
自分資産家のニートだ
恥ずかしいなんて思ったことない
つか、金持っててサーセン、って貧乏人に対してニヤニヤ思ってる
軽蔑されても、金があるんだから、月に高々30万くらいのために苦労するの馬鹿らしいもん
198本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 20:54:54 ID:yC+blURY0
>>196
>プロダカンス
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GGLG_jaJP309JP309&q=%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%80%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%82%b9
プロダカンス に一致する情報は見つかりませんでした。
199本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 21:23:36 ID:+FZWyxArO
うぉーでガンス
200本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 21:35:44 ID:AzqTGEcQ0
福澤心訓

一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。

べつに福澤諭吉の作ではない
201本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 22:06:09 ID:v2c7cO0Q0
>>197
金があるから働かないで済むって人をそんだけで軽蔑する謂れもないけど
何もしてないの? 夏のキリギリスさんみたいにいつも遊んでるの?
なんかしたくならない?
202本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 22:22:40 ID:mWiHOnTaP
198が指摘するまでレス読んでて脳が勝手にプロバガンダと変換していたことに気付かなかった
自分の曖昧すぎる認識力にもうがっかりだ
203本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 22:23:34 ID:F//bHCHq0
>>201
料理やお茶や日舞やフラワーアレンジ習ったり、エステやネイルやリフレ行ったり
一番好きなのは読書で本屋行ったりひたすら読みふけったりやらで、
することは結構山ほどあるので退屈はしない
けど、同い年で母方(普通の家)主婦の従姉とかが、会うたびに発狂したように文句付けてくる
結婚してない、子供いない事が相手の一番の責めどころだから、それを将来私が満たしたとき
殺されるかもしれない
それくらい憎まれてるんだけど、しょーがないじゃんと思う
204本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 22:25:54 ID:sWOJ2FDv0
とりあえずチラシの裏にでも書いてろ
205本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 22:32:17 ID:F//bHCHq0
はいはーい
206本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 22:36:26 ID:zmHWGExo0
>>201
「資産家」というだけの括りじゃいろんな人が混ざってくるけど、その親を見ると色々見えてくる。

私は某お嬢様学校卒(私自身は庶民です)で、友人は帰国子女で商社の社長の娘だの
家にいったら和風庭園で鯉が普通にうようよ居たり、美術館みたいな建物の家だったりする人も大勢いるけど
ほとんどは、ちゃんと働いてるしある程度の年齢になったらそれなりの人とお見合いで結婚という流れが多い。
大学で知り合った男性と結婚する人もいるけど、蓋を開けてみればやっぱりその男性もそれなりの家柄だったりする。
ちゃんとした家の子はちゃんとした家の男性と結婚があるから、それなりに社会人経験を積む必要があるみたい。
ただ、働くといっても父親の会社に10時から4時勤務、とかの子もいるけどねw

元同級生で働いてない子は2人ほどいるけど、何故か二人とも親がいわゆる「成金(某サラ金関係とか)」で
親が散々甘やかして働かなくても小遣いどんどん与えてる感じだ。
当然、そういう子の結婚相手はパチンコ屋の息子とかで「金はもってるけど家柄や歴史は無い」って人なので
無職の娘さんでも親が金もっててコネになればOKという人なので問題は無いらしい。

だから、結局「親自身がそれなりの家柄」だったら子供にもちゃんとした教育をして
ちゃんとした人間として育てなきゃいけないので、ちゃんと働かせるけど、親自身がそういうのはどうでもいい
金さえあれば問題なしという人なら子も当然そういう風に育つ、ということだと思う。
207本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 22:52:41 ID:PiN17JQx0
>>202
俺なんて、そういう言葉があるんだなぁ、と何の疑問も抱くことなくスルーしてしまった。
208本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 22:53:35 ID:mWiHOnTaP
プロパガンダだよ!
って突っ込み来なかった… (´・ω・`)ショボーン
209本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 23:23:08 ID:g/AuQKgL0
日本語としてみなれてると、脳がそのまま自然な形に変換して
認識しちゃうんだよな。
210本当にあった怖い名無し:2010/09/13(月) 23:52:47 ID:QxcREJr90
生活板に移転しろ
211本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 00:05:39 ID:K+4zar5YO
212本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 00:39:14 ID:ROoknukU0
お前らみたいな低能は後味悪かったとだけ言ってりゃいいよ
213本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 01:44:37 ID:H0zpUpx8O
>>203
女だから花嫁修行って事で許される。
男だったらそうは行かない。
214本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 01:57:47 ID:k8r0/Et2O
女だったらニートでも許されるの?
215本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 02:03:45 ID:ALyJVunzO
おしるこに牛乳入れると美味しいんだよ
でも餅が冷えて固まっちゃう
こまる
216本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 02:07:39 ID:HEpPZRac0
昔あるテレビ番組で、実際にあった事件として紹介された話が後味悪かった。

ある日、母親と子ども二人(三歳児と乳児)が自宅で昼食をとっていた。
そこへ強盗が侵入。母親、とっさに乳児を抱いて外へ逃げる。
三歳児置き去り。母親と乳児は無事脱出。
残された三歳児を救うため、警察が動き出す。
警察頑張る(詳細は忘れた)
警察の活躍により、三歳児は無事に救出される。
めでたしめでたし。

という人質救出のエピソードで、美談として語られてたんだけど、
三歳児は母親が下の子だけ連れて逃げるの見てたんだよな、と思うと
なんとも言えない気分になった。
217本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 02:30:34 ID:3YZABYgLO
>>216

三歳児からしたら絶望の世界だけど母親にしてみれば仕方ない気がする
一番身軽なのは自分だけ逃げることだし次点はより小さくて持ち運びやすい(?)
赤ん坊連れて逃げることだしなあ
母親が残っても子供だけ逃げられるはずないから脱出人数を考えたら最善の選択かと
218本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 03:00:20 ID:ifAPyYMdO
山岸涼子の漫画で「メディア」漫画手元にないからウロでごめん。

A子は短大生で母親と二人暮らし(父親は仕事だか女作っただかで帰ってこない)
母親は子離れできていなくA子もなんとなく親離れできずにいた。
母親は自分の考えを押し付けるタイプでA子はそれを少し重荷に感じていた。
ある夜、A子は母親の顔をした魚を切り刻む夢を見る。
このままでいたら自分が母親を殺してしまうかも知れない。そう思ったA子は自立することを決意する。
友達の紹介でアルバイトを始め英語の勉強をし母親に内緒で留学する準備をしていた。
やがて正月になり巫女のバイトをしているA子の前に母親が現れた。
試験の通知(TOEIC?)が自宅に届きバレてしまったのだ。
こんなもの受けてどうするつもりなのか。A子も父親と同じだと罵る。
全部決まってから話すつもりだったというA子の言い訳にも耳を傾けない。
以来二人の仲は気まずくなってしまった。
A子は心が折れそうになるが自分を奮い立たせ勉強に励んだ。
母親もA子の考えを認めるようなそぶりをみせる。母親が理解してくれたと喜ぶA子。
そして出発の日。荷物をまとめ家を出ようとしたとき母親が「梅干しはもって行かなくて平気?」ときいた。
荷物になるし断ろうとしたが母親の寂しそうな背中を見て「じゃあ貰って行く」と答え母親に近付いた。
その時A子の腹部に包丁が突き立てられた。A子が自分の元から離れていくのが耐えられない母親が刺したのだった。
A子は倒れ助けを求めるように母親の名を呼びEND。
A子は母親に嘘をついたことに罪悪感を感じたり、仲が悪くなったときには涙を流したり母親のことを大切に思っていた。
最後の梅干しのくだりも自分がこういう態度を取ったらA子は断れないだろうと思って実行した母親が後味悪かった。
219本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 05:17:56 ID:d5d/ml170
>>215
ホットミルク入れたらいいんじゃない?
220本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 10:47:24 ID:3paZEeLi0
>>218
ギリシャ神話のメディアは、他の女に走った夫への当てつけ的に
「どうだ、見たか、お前の子供を殺してやったぞ!」みたいな感じで幼児を殺めていて
子供本体の人格に対する特段の憎しみは無いけど、
その話だと、どちらかというと白雪姫の母コンプレックスみたいに
成長し輝いてくる娘に対する母との軋轢って面が大きそうに見える。
221本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 11:39:21 ID:BfJARnWj0
>>220
218ではないけど補足。A子を刺し殺した後、A子母は泣きながら
「お母さんA子に捨てられるの耐えられないの、ごめんね
お母さんも一緒にいくからね」という科白と、A子が短大の授業で受けていた
女性学の講義内容のナレーションが入る。
「アメリカにおいて結婚とは男対女の…子供はその派生物に過ぎず…」
「日本の子殺しは女が母親役にしがみついた時…」

母親は良妻賢母だが人として確立してないというか、依存心が強くて
女としての魅力は乏しい。
夫が女を作り外に行ってしまっても家庭内を完璧に仕上げる事しか出来ない。
A子がめった刺しにされた後、「お母さ〜〜〜ん」と小さい吹き出しで科白が入るのが
痛々しかった。
222本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 12:57:19 ID:VWSb4vzh0
やっぱり働かないとね。
女性もがんがんと。
223本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 13:32:23 ID:3YZABYgLO
だね〜
自分の全世界が家庭だと視野狭窄極まれりでこういう母親になっちゃいそう
午前中にNHKでやってた番組でアメリカの子供11人大家族が紹介されたんだけど、
夫が家事育児担当で一家の大黒柱は医者である妻だった
単にどちらが家庭に入るかで妻のほうが収入が上だったかららしいけど、
若くない夫婦なのに赤ん坊もいて超うまくいってるっぽかったよ
日本では特に寄生虫とかいわれるし、結婚しても夫に依存しないほうがいいかもね
224本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 15:36:33 ID:DrH3h0AaO
↑で妻が逃げたか男ができたかで(ry
225本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 15:56:22 ID:GP89FTgoO
結婚で遠方から嫁いできたので就活中だけど面接で子供の予定聞かれるわ
落ちまくってるのは自分に魅力がないからだけど
いつになったらガンガン働けるんだろうか
226本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 16:17:28 ID:R920sx0J0
スレタイも読めないような奴が就職できるわけないw
2271/2:2010/09/14(火) 17:23:25 ID:mGqMUlCX0
絵本「しばてん」
子供のころ読んだのを思い出しながら書いたので違うところもあるかもしれませんが
 
しばてんとは小さな河童のような化け物で夕暮れの道端にふいに現れ
「おっちゃん、相撲とろ」
と言って怪力で大人を投げ飛ばすのが大好きだった
投げ飛ばされた男は足腰が立たなくなり一月は野良仕事が出来なくなるので
村人には死活問題だった
村人たちは話し合いの末、村一番の暴れ馬とめきちをけしかけてみようとなった。
もうずいぶん相撲をしていないしばてんがうずうずしながら村人の通るのを待っていると
暗がりの中大きなものが動くのを見て喜んで走り寄っていき
「おっちゃん、相撲とろ!」と言った瞬間とめきちに思いきり蹴り飛ばされて遠くに飛ばされていった。
悩みの種のしばてんを退治してほっとした村人たちだったが、しばらくして村はずれに
男の赤ん坊が捨てられていた
その尻たぶには馬の蹄のようなあざがくっきりと付いていて、赤ん坊のくせに叩かれても転がされても
けろりとしてるのに馬のとめきちを見た瞬間ギャッと泣き出した
「こいつはしばてんの生まれ変わりなんじゃないだろうか…」
村人は気味悪がったが殺すわけにもいかず太郎と名付け仕方なくみんなでなんとなく育てていった。
数年後村の秋祭りで相撲大会が開かれた、立派な体格の大人に交じり子供の太郎も参加した
そして自分の何倍もある大人を次々に投げ飛ばし優勝した
だが投げ飛ばされた男たちは足腰が立たなくなり野良仕事が出来なくなってしまった
「やっぱりこいつはしばてんだ!」と激怒した村人たちは手に鍬や棒を持って太郎を山へ追い立てた。
これで死んだだろうと思われた太郎だったが草の根木の実を齧りながら生きながらえていた。
228悪魔の嵐1/3:2010/09/14(火) 17:23:37 ID:Woyr4ODs0
スティーブン・キングのドラマ「Storm of Century(邦題:悪魔の嵐)」

100年に1度の雪嵐が近づくアメリカのある小さな島で
島民の老婆が突如現れた男に撲殺される。
主人公である治安官は「リノージュ」と名乗るその男を逮捕する。
尋問すると「望みのものをくれたら立ち去る」と言う。

リノージュはなぜか島民それぞれの事情、特に後ろ暗い秘密に詳しかった。
留置所へ連行される道々で、
麻薬密売、死の床にある親への不義理、中絶、浮気、カンニングなどの
大小も質も様々な「秘密の罪」を
ある時は周囲の人間にも聞かせるように、ある時は本人にだけ囁いて
島民たちの精神面と人間関係に通り魔のようにダメージを与えていく。
不気味な男は、しかし特に抵抗もせず牢に入れられ
嵐が去った後本土の警察に引き渡そう、という事になった。

本格的に嵐が到来し、
外部との連絡が断絶された島で、相次いで島民が変死する。
いずれの現場にも「望みのものをくれたら立ち去る」というメッセージが残されていた。
リノージュは悪魔だった。
彼が人間ではない事、
不思議な力で人を操り、自殺させたり殺させたりしていた事が
誰の目にも明らかになっていく。
229本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 17:35:50 ID:gv3+mNmy0
つ、続きは…wktk
230悪魔の嵐2/3:2010/09/14(火) 17:38:20 ID:Woyr4ODs0
割り込みすまん・・・

抗いがたい力で様々な怪異を起こし、
いつでも島民を皆殺しにできると存分に示した後、リノージュは自分の欲しいものを告げた。
彼が望むのは「子供1人」。
長寿ではあるが不死身ではないリノージュは、自身の持つ膨大な知識や知恵を受け継ぐ子供が欲しくなったのだ。
選ばれた子供は長い時間を生き、多くを経験し多くを学ぶ事になる。
強引に連れて行くのは不可能で、住民から差し出す必要がある、
島にいる8人の子供のうち一人をくれ、
もし断るなら子供も大人も全員嵐の海に沈める、と言う。

8人の子供たちはリノージュの力で昏睡状態にされ、念じれば即殺せる状態に置かれていた。
自分自身父親である主人公は、
「あいつは何人もの島民を殺した、そんな奴に子供を渡せるものか」と
必死にリノージュへの抵抗を訴えるが
強大な力を持つ悪魔に対する具体的な手立てはなく
子を持つ親たちも、他の島民も、彼の妻も、彼に賛同はしてくれず
辛いけど仕方ない的ムードでリノージュの要求を呑む事が決定された。

白い石が7つ、黒い石が1つのクジが用意される。
わが子との別れの恐怖に震えながら、引き渡す子供を決めるためのクジを引いていく親たち。
主人公はなおも抵抗をするが、
「自分たちだけ逃れるわけにはいかない」と彼の妻がクジを引く。
果たして、黒い石を引いたのは彼の妻であった。
絶叫の中、彼の子供は悪魔に連れ去られていった。
231悪魔の嵐3/3:2010/09/14(火) 17:45:57 ID:Woyr4ODs0
夏、主人公は妻と別れ、島を去った。
あの嵐の日の出来事は、島民にとって抜きがたい棘となり
口に出せない秘密となった。
精神を病むもの、自殺するものもいたが
時を経るにつれ、表面的にはかつての平穏さを取り戻しているようであった。

主人公は島から遠く離れた街で、新しい生活を始め、
眠れぬ夜はあるものの、忙しく日々を送る事で紛らわせていた。
そんなある日、親しげに連れ歩く少年と老紳士とすれ違う。
少年は彼の息子、老紳士はリノージュであった。
名を呼ばれて振り向いた息子は、幼い頃の特徴もそのままに、
しかしリノージュそっくりの邪悪な笑顔を残して、
雑踏へ消えていった。
232しばてん2/2:2010/09/14(火) 18:06:31 ID:mGqMUlCX0
そして数年たち、ふと人間に会いたくなりこっそり山を下り故郷の村へやってきた。
村は大飢饉に見舞われ、ようやく採れた米や作物は容赦なく長者が年貢に取り上げてしまう
このままでは子供年寄りは飢え死にしてしまう、ならいっそと話し合い
体力の残っているものが集まり鍬や鎌を手に長者の家の蔵を襲いに行った
しかしろくなものを食べていない村人たちは蔵の目の前で力尽きへたり込んでしまった
そこへ長者の雇った用心棒たちが襲いかかろうとしたとき
「しばてん太郎が加勢するぞ!」と太郎が現れ用心棒たちを怪力で次々に投げ飛ばし長者を遠くに
放り投げ、蔵を開放し村人はみんな救われた
そして太郎は村にまた迎え入れられ英雄としてたたえられた。
豊かさが戻り久しぶりに開かれた秋祭りの最中、奉行所の役人がやって来て言った
「長者の家を襲い米を食ったのは誰だ!」
村人は震え上がり考えた(しばてんは化け物だ、なら打ち首縛り首になってもにぃっと笑って生き返るだろう)
「太郎です」「あいつがすべて一人でやりました」
そして太郎は縄で縛られひっ捕らえていき、もう二度と帰ってはこなかった…
村人たちは、秋祭りが来るたび自分たちの身代わりになった太郎を思い出すのだった。
おしまい

今なら人間の持つエゴや身勝手さが生む悲劇を書いた深い作品だったんだと思えるが
子供心にはやりきれなさだけが残る読んでもあまり楽しくない絵本でした(絵もまたインパクトが強いんだ)
233本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 19:41:04 ID:bpj8hnxf0
キングもしばてんも乙。
どっちもまとめが上手くて面白かったよ。
キングのはいかにもキングらしくて情景が浮かぶいい後味の悪さ。
でも子供心にトラウマという点ではしばてんがw
日本の昔話的な絵本ってわりと暗いのが多いのはなんでだ。
234本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 19:59:41 ID:CiIZJmGL0
2人とも良いまとめありがとう
どっちも見たくなってきた
235本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 20:04:48 ID:eP0qEP4pO
しばてん、馬に蹴跳ばされた後が腑に落ちぬ。
236本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 21:53:55 ID:l4/AAahs0
しばてんって何か居酒屋にありそうな名前だな
237本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 21:55:25 ID:l4/AAahs0
と思ってぐぐったらなにこの表紙こええええええええええ
238本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 22:09:47 ID:bpj8hnxf0
ほんとだ、表紙が怖すぎるwwwwwwwww
239本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 22:43:40 ID:uPOlkrkkO
今日、野蛮な死刑賛成論者を論破してやったwww

野蛮人「悪い奴はどんどん死刑にすればええんや。そう思わんか?」
オレ「死刑制度は退廃的考えだってこと知らんのか?現在、死刑制度が残ってるのはアメリカの一部、中国、東南アジア、アラブ諸国、そして北朝鮮くらいのもん。」
野蛮人「世界は世界。日本とは関係あらへんやろ。」
オレ「日本国憲法では36条で、公務員による残虐な刑罰を禁じている。日本の憲法は世界で最も平和的な憲法なのに、国による殺人が見過ごされていいと思う?」
野蛮人「だったら被害者遺族の気持ちはどうなるん?泣き寝入りするしかないんか?」
オレ「君は刑罰の意味を履き違えてる。刑罰は罪を犯した人間を更正させるために行うものであって、被害者のためにやるものじゃない。
それにその論理なら、世田谷一家殺人事件のように皆殺しにすれば遺族はいなくなるから死刑にする意義も失われるな。」
野蛮人「それでも、死刑を望んでる人は日本にたくさんいるはずや!」
オレ「では、その統計を見せてくれ。」
野蛮人「そんなもん知るか!悪い奴は皆処刑すればええんやっ!」

勝ち目がないと悟った彼は逃げ出した……
240本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 22:45:50 ID:bpj8hnxf0
うん、後味悪いね。
241本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 23:08:59 ID:hU5nCq5IO
実話です。イマイチ曖昧な記憶の部分もあります

今から20年位前
自分が小学6年の時だったと思う。
多分昼のワイドショーか夜だったかハッキリとは覚えていないけど
人探しの生番組に見たことのある父、娘、弟がでてきた。
内容は
大阪の南〇に住んで居て、妻が失踪?家出?をした
娘も心配している早く帰ってきてくれ!
てな内容の呼びかけだった。

その娘が近くの団地に住んでいる同じ小学校の4年生(仮にAちゃん)だった。
テレビの生放送後少しして
小学校の校内放送(だったと思う)が流れた

「大変残念なお知らせです・・・Aちゃんが亡くなりました
全校生徒で黙祷をしましょう」
――――――――――――――――――――――――――――
ここからは親や近所の人に聞いた話

テレビで放送されて何日かは学校に来ていた様だが
急に学校に来なくなり担任が家に行っても出て来ない。
オカシイって事で中に入ってみたら
父親が首を吊ってる足元の布団でAちゃんと弟が首を絞められて亡くなっていたそうだ。
結局無理心中だったんだけど
Aちゃんの枕元にはAちゃんが書いた遺書らしき物があって
「お母さんにあいたかったけれど帰って来てくれなくて悲しい。
ばいばい」
と書いてあったそうだ。
242本当にあった怖い名無し:2010/09/14(火) 23:09:28 ID:6W3H24rW0
>>239
そういや、今の法務大臣って一般人なんだよな。
243本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 00:24:45 ID:Xw4tclP90
小学6年で自我もしっかりしている年齢なのに
遺書書いて「無理心中」?
244本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 00:25:29 ID:Xw4tclP90
ごめん、Aちゃんは4年か
それでもある程度はしっかりしてそうなもんだけど
245本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 00:29:37 ID:D38i1vYh0
関係ないかもしれないけど悪魔の嵐でなんとなく思い出した
昔モラーMって漫画で読んだ短編。読んだの数年前でうろ覚えだから簡素に書く

主人公の少女には、美少女の同級生がいた。主人公はその少女ととても親しくなり、お互いに秘密を共有し合う程の仲良しになる
少女の母は金持ちで、娘の身体を異様に気にかけていた

ある日、少女は深刻な顔をして主人公に相談をしてきた。それは、「母が自分の命を狙っている」という恐ろしい話だった
老いを恐れた母は、少女の身体に脳を移植することで若返ろうとしているのだという
主人公は妄想だと言って落ち着かせようとするが、少女の母は頻繁にある脳外科医に会いに行っており、その外科医は脳の移植手術で世界的にも有名な医者であった
(うろ覚えではしょる)
最終的に、少女の母は路上で刺し殺される。犯人は主人公達と同級生の少年だった
少女に惚れていた少年が少女に告白すると、少女は母のことを相談し、少年は少女を愛するあまり少女の母を刺し殺してしまった

その後、少年は警察に捕まり、少女は学校に来なくなった
それからというもの、主人公は毎晩「助けて」という声に魘されるようになる
しばらくして少女は学校に登校するようになったが、まるで別人のように明るくなっていた
主人公が少女に二人しか知らない秘密の合言葉を言うと、少女は「何それ?」と答えるだけだった

その夜、主人公が眠っていると、「助けて」という声の主の姿がはっきり見えた
それは、脳と眼球だけになって液体の中に浮かぶ少女だった
おわり
246本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 00:34:14 ID:w7qtZcibO
千葉景子の刈り上げが後味悪い。
247本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 00:41:18 ID:yRO9QzPZ0
>>245
モラーMにちょっと笑ったw
同じ話覚えてる。

最後の方のシーンは、
脳を入れ替えられた後の美少女は周りの友人たちに「なんか性格変わったね?」と聞かれた時も「そう?髪を切ったからじゃない?」とか受け答えて終始明るい。
主人公は合言葉(相手の名前を逆さまに言うか何かで以前から二人の間で交わしていた)を美少女に告げるが「え?○○ちゃん何言ってんの?」と美少女は全く分かってない様子で呆然とした主人公を残して去っていく。

シーン変わって脳外科医の部屋。脳外科医が誰かに話しかけている。
「人間はいつになっても若さと美しさに執着して、そのためには子供の命さえ差し出す。醜いことだね、××ちゃん(美少女の名前)」
話しかけた先には大きなガラス瓶に入った脳と眼球があり、その左右にも同じようなガラス瓶がずらりと並んでいた。

結局、美少女を守ろうとして母親殺した少年(主人公が密かに片思いしてた)も殺し損だし、
途中主人公の母親も若返りたそうな素振りを見せるシーンもあるし、
最後のシーンで脳と眼球だけのガラス瓶が大量にあるので暗に被害者の少女たちがたくさんいるのを匂わせててゾッとした。
248本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 00:41:36 ID:2nJ/UNR3P
モラーMってなんか2chみたいになっとるがなw
しかもモラーがM
249本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 00:47:50 ID:qtGIBOxw0
洗礼のパクリじゃね?
250本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 01:10:40 ID:0ORanCON0
>>243
自殺じゃなく他殺だし、そう表現するしかないんでないの
嘱託殺人も違うだろうし
251本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 01:11:08 ID:Xw4tclP90
>>248
モララーな
252本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 01:14:40 ID:Xw4tclP90
>>250
ごめん、無理心中って無理強いするものだと思ってた
同意の上でも無理心中というんだね
253本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 01:15:32 ID:2nJ/UNR3P
>>251
素でモナーと間違えた ハズカシー
254本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 01:30:36 ID:YJTPHXrJ0
>>250
>>252の認識で正しいと思うが。

恋仲の男女の心中なんかも、それこそ
お互いに相手を刺し違える形で「同意の上の相互他殺」の体裁になってたりするし。
「無理心中」は、死ぬ意思のない者を一方的に道連れにする、
要するに殺人+自殺みたいな形式かと。

まぁ、大人の庇護下で生活している10歳ぐらいの子供なら、
不遇な環境で思いつめた片親から迫られれば、確立した自我での同意というより
ある種の洗脳的に了承する流れに行っちゃう面もあるだろうから、
そういう意味では一種の強迫的な無理心中と言えなくもないかもだけど。
255本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 02:18:43 ID:DLC2iq6D0
同意の上でも無理心中だったらただの心中はどんなのになるのよ
256本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 04:02:03 ID:D38i1vYh0
ゲーム『メタルギアソリッド3 スネークイーター』やったの数年前だからうろ覚え
メタルギアシリーズの歴代主人公ソリッド・スネークの遺伝子上の父ネイキッド・スネークが主人公

1964年、アメリカの特殊部隊に所属するネイキッド・スネークに与えられた任務は、ソ連の兵器開発者の亡命の支援だった
新型兵器の演習中の隙を突き、スネークは敵地ソ連へ単独で潜入し、兵器開発者と合流し、彼を連れて脱出地点へ向かう
しかし敵が待ち伏せしており、兵器開発者を拉致されてしまう
そして、敵と共にスネークのかつての師であるザ・ボスが現れる。5年ぶりの師弟の再開であった

彼女(ザ・ボス)はあらゆる知識と技術に通じる才媛で、「特殊部隊の母」という通り名で呼ばれ、かつて大戦を終結させた英雄であった
スネークを弟子として引き取り、10年という長い時間をかけて育て上げた女性だった
スネーク曰く「恋人以上の存在」「俺の半分は、ザ・ボスのもの」「男と女を越えた関係」であるらしい
そんなボスも、5年前にスネークの前から忽然と姿を消してしまっていた

5年ぶりに再開したスネークに、ボスは「ソ連へ亡命する」と言った。ボスはソ連のヴォルギン大佐にアメリカの核弾頭を手土産として渡した
そしてボスはスネークに重症を負わせて崖下の川へと突き落とした

その後、ヴォルギン大佐は手に入れた核弾頭を、同士でありながら敵対しているソ連の軍基地へと撃ち込んでしまう
スネークは任務に失敗し、誰よりも信頼していた師に目の前で裏切られた

一週間後、スネークに新たな任務が与えられる。それは、兵器開発者の奪還、新型兵器「シャゴホッド」の破壊、ヴォルギン大佐の抹殺、
そして師であるザ・ボスの抹殺だった
前回の任務で撃たれた核がアメリカの撃った核だとソ連に誤解され、アメリカは潔白を証明するためにボス
を抹殺しなければならなかった
ヴォルギン大佐は、昔存在した秘密組織の莫大な資金である「賢者の遺産」を元手に、独自の思想で軍隊を率いているらしかった
スネークはもう一度ソ連領地へ潜入することになる
つづく
257本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 04:05:07 ID:D38i1vYh0
つづき
もう一度ソ連へと潜入したスネークであったが、いきなりザ・ボスと遭遇してしまう
またもザ・ボスと戦闘になるが、彼女はスネークを圧倒すると、意味深な言葉を残して去っていった
その後、ザ・ボスは何故かスネークを影からサポートするような奇妙な動きを続けた

あとは色々と忘れた

終盤、アメリカがソ連領土に爆撃機での攻撃をしかけることになり、スネークとヒロインは共にソ連領土からの脱出を試みる
脱出用の輸送機が隠された泉のほとりの花畑へ着いたスネークだったが、そこにはザ・ボスが待ち構えていた

「私はおまえを育てた。お前を愛し、武器を与え、技術を教え、知恵を授けた。もうわたしから与える物は、なにもない。後は私の命をお前が奪え。
 自分の手で。どちらかが死に、どちらかが生きる。勝ち負けではない。私達戦士とはそういう宿命」

最終的にスネークはザ・ボスとの戦闘に勝利する
瀕死のザ・ボスは、スネークに自分の愛銃と「賢者の遺産」の有りかが記されたデータを托すと、自身の殺害を嘆願した

ソ連領土から脱出したスネークは、ヒロインと一夜を明かした。朝になり、スネークが目を覚ますと、ヒロインは「賢者の遺産」のデータを盗んで逃げていた
ヒロインはレコーダーに伝言を残しており、そこにはヒロインが実は中国側のスパイであった事実と、ヒロインがザ・ボスから伝えられた真実が残されていた

「私は彼女から全てを聞いた。なぜ私に打ち明けるのか?その時はわからなかった。でも、いまならわかる
 スネーク?彼女はあなたに伝えたかったのよ。あなたに伝えるために私が選ばれた
 スネーク、いい?彼女はアメリカの裏切り者ではない。いいえ、彼女はむしろ国の為に死んでいった英雄
 彼女は全て覚悟の上で任務を遂行した。自己犠牲…それが彼女の務めだった」

その後スネークは、アメリカから英雄として迎えられた。大勢の人が見守る中、大統領から勲章を授与され、ザ・ボスを越える称号を与えられ、「君は真の愛国者だ」と称えられ、大統領からの握手を求められた
しかし、スネークは大統領からの握手に応じなかった。大統領は無理やりスネークの手を掴み、その姿をカメラに写させた

スネークは一人歩きながら、ヒロインの伝言の続きを思い出していた
つづく
258本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 04:11:55 ID:D38i1vYh0
つづき


「ザ・ボスの亡命はアメリカ政府が仕組んだ偽装亡命だったの。アメリカ政府は「賢者の遺産」を手に入れるために大きな芝居をうった
 その主役がザ・ボス。ヴォルギン大佐が受け継いだ「遺産」を手に入れ…同時にシャゴホッドを破壊する為に仕組んだ
 大佐も伝説の英雄であるザ・ボスだけには気を許す。「賢者の遺産」のありかを探るのが彼女の最大の任務
 偽装亡命はうまくいった。ただ思いもしない事態が起こった。ヴォルギン大佐がアメリカの核弾頭を撃ち込んだ
 アメリカ政府はフルシチョフから潔白を求められた。「遺産」の奪取という当初の計画を中止する事もできない
 作戦のシナリオは大きく加筆。修正させられた。アメリカ政府の潔白を証明するために、ザ・ボスは抹殺されなければいけない…
 自らの政府の手によって、公に―。そして後々まで記録されなければいけない。それが穏便にすませる最善の策だと結論された
 生還は許されなかった。自決も許されない
あなたに…愛した弟子によって命を絶たれる…それが政府の望んだ、遂行されなくてはならない…彼女に課せられた任務…あなたに殺される事が…彼女に与えられた責務だった
軍務のために仲間を背く。常人なら到底耐えられない重荷

 彼女は―汚名を着せられたまま葬られる。後の世紀まで彼女は語りつがれる
 アメリカでは恥知らずの売国奴として…ソ連では核兵器を撃ち込んだ凶人として…表の世界史に犯罪者として永久に記録される
 誰にも理解されないまま…それが―ザ・ボスの最後の任務。彼女は見事に任務を全うした

 でも、あなただけには伝えたかったのだと思う。あなたの記憶の中には。残りたかったんだと思う。軍人としてではなく、女として

 だけど、自分の口から伝える事は禁じられていた。それで私に真実を…

 スネーク。これは―歴史には記録されない、誰にも伝えられる事のない、あなたの心だけに残す 彼女の―帰還報告
 全ては国のため、祖国の為、名誉も命も捧げた彼女こそが英雄よ。彼女こそが、真の―愛国者」

スネークはザ・ボスの墓の前に立ち、涙を流しながら敬礼した

その後ネイキッド・スネークは、アメリカに対して反旗を翻し、独自の国家を築くが、アメリカ政府が極秘開発したクローンであるネイキッド・スネークにより葬られる
259本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 04:24:41 ID:D38i1vYh0
>>247
知ってたらタイトルきぼん。また読んで見たい
2601/3:2010/09/15(水) 08:52:55 ID:uhLHkdWv0
昔読んだ小説。内容はわりと細かく覚えてるわりにタイトルとか忘れてる…。

1970年代くらいの東京。主人公は、歌舞伎町辺りの小さなバーのバーテン(女性)。
店は30歳くらいのママ(A)が運営しているが、癇癪持ちなため主人公は距離を置いている。
また、店の出資者はそのママの叔父(B)。40代のナイスミドルで、よく店にも来る。
主人公はBに惚れており、Bが自分を憎からず想ってくれていることも察しているが、
Bとその姪であるAとの間に余人にはうかがい知れぬ様な繋がりを感じ、踏み込めずにいる。

そんなある日、主人公は東北の湖から水死体が上がったという新聞記事を目にする。
死体は、水底で死蝋化していたのが何かの弾みで浮かび上がってきたのだという。
そのことを開店前の店内で何気なく話題にすると、途端にAとBの顔色が変わった。
とりわけAは酷かった。癇癪を起こし、開店と同時に入ってきた常連客を追い返してしまう勢い。
主人公はそれを遠巻きに見ていたが、Aを抱きしめるようにしてなだめるBの姿に嫉妬を覚え、
またAの狂乱ぶりにあてられたこともあって、自らもBにすがりついて告白してしまう。
Bは主人公を抱きしめようとしたが、寸でで動きを止める。
そしてAをタクシーに乗せて帰宅させると、自身も主人公を置いて帰っていく。
だが、Bが自分に応えてくれようとしていたことを見て取っていた主人公は諦めきれず、
Bの自宅まで追いかけてしまう。そして驚くBに再び縋りつき、言い募る。
「湖の話をした時の二人の驚き方は普通じゃなかった。もしかして二人は過去に
 人を殺して湖に沈めたのではないか。だけど、もしそうだとしても自分はそれを
 言いふらすつもりはない。ただそれが二人だけの秘密ならば、自分もそこに加えてほしい」
Bは激しく逡巡するが、やがて何かを決心した様子になり、突然自宅前に停めていた車に乗り込む。
そして主人公を助手席に乗せ、告げる。「これからあの湖に行く」と。

湖への道のりは長い。6-7時間はかかる。その車中でBは主人公に、Aにまつわる過去を語った。
2612/3:2010/09/15(水) 08:55:18 ID:uhLHkdWv0
少年時代、戦争末期の頃。Bには淡い思いを抱く姉がいた。
姉弟の親は町の名士。戦時下であっても、生活には不自由していなかった。
しかし、いつしか町では姉についての不穏な噂が流れていた。
町の片隅にある敵国民の労働現場。そこの労働者の一人と姉が密会しているというのだ。
労働者といっても実体は捕虜以外の何者でもない。そんな者と名士の娘が通じるなどと。
町民が激しく批判する一方で、純粋だったBは姉の密通を信じられずにいた。
だが姉の腹が膨らみ始めたことで、噂が事実であったことが露見する。
姉の思い人であった捕虜は私刑に遭い絶命。姉は親の命により屋敷の離れに隔離される。

そんな事件の少しのち、戦争が終結する。日本が負けたのだ。
強制労働させられていた捕虜達は解放されて町へなだれ込み、仕返しとばかりに其処彼処で狼藉を尽くす。
だが、Bの屋敷へだけは踏み込んでこなかった。
そこに、自分たちのかつての仲間の恋人が住んでいることを知っていたからだ。
しかし、その屋敷だけが被害を免れたことで、かえってBの一族は立場を悪くする。
名士であった親は失脚し、略奪に遭い、瞬く間に食べるものにも困窮するようになった。
それもこれもあの娘のせいだと、Bの姉に怒りの矛先は向く。
そんなさなか、とうとう姉は女児を出産するが、無論家人の目は冷たい。
姉は懸命に娘を育てようとするが、食うにも困る状況のためろくに乳も出ない。
やがて彼女は、乳を分け与えてもらうために近隣の女親達を訪ね歩くようになった。
だが、それら女親の中には、先の騒動で敵国捕虜達に暴行された者も多い。
そんな連中との間の子に乳を分け与えるものなど、皆無に等しかった。
追い詰められた姉は、とうとう自らの身体を男達に差し出し、代わりとして山羊の乳を貰うようになる。
山羊の乳の入ったバケツ片手に、乱れた服を調えもせず、狂人の趣で町を歩く姉の姿が目撃されるようになる。
Bは姉を救いたいと思う。だが親は最早姉を見捨てている。憎んでさえいる。そして自分は非力な子供だ。
2623/3:2010/09/15(水) 08:57:17 ID:uhLHkdWv0
娘を抱き、一切が無言の姿。Bはその瞬間総毛立った。心中という言葉が頭を過ぎる。
もしや、山羊乳のために男達に身を差し出す日々に耐え切れなくなったのか。
Bはとにかく自殺を思いとどまらせようと駆け寄る。姉が足音に気付き振り向く。目線が絡まる。
しかし、姉の目にあったのは哀しみの色ではなかった。平坦で虚ろな目。
しかし虚ろではあっても、そこに死の気配はない。姉には死ぬ気などなかったのだ。
だが、それがかえって自分には耐え難いことだとBは気付く。
あの慎ましく優しかった姉。貞淑だった姉が、男達に身体を売ることに痛痒を感じていないなどと。
無意識に近い行動だった。だがBは押し留まれなかった。気付けば彼は、姉を湖に向けて突き飛ばしていた。
水面に落ちる一瞬。何を思ったか、姉は娘をBに向け放り投げた。咄嗟に抱きとめるB。
姉はそれを見届けると、最後まで無言のまま湖の中へ沈んでいった。

その時の娘がAなんだ。車中で、Bは主人公にそう語る。
聞けば、忌み子ということで、その後A自身も激しい迫害に遭ったという。
癇癪はそうした境遇の中で発症したのだとも。

主人公は最早何も言えなかった。会話の途絶えた車は、やがて目的地である湖に到着する。
車外には霧が満ちていた。空気は冴え冴えと冷たい。
Bの様子に呑まれていた主人公だが、ここに来てようやく、Bに湖を訪れた理由を尋ねた。
Bは答える。勿論、新聞にあった水死体が姉のものである確率は低いだろう。
この湖には死体を水底に留めるような溝があると言われている。
昔からここに沈んだ死体は上がらないんだ。そして多くは死蝋化している、なんて話もある。
2634/3:2010/09/15(水) 08:59:40 ID:uhLHkdWv0
ごめん、入りきらなかった上に、3/3の冒頭が一文抜けた…。

3/3冒頭追加文:
どうすることも出来ずにいたBは、ある日、町の外れの湖のほとりに姉が佇んでいる場面に出くわす。

4/3:
主人公は、水底で蝋化した死体達が踊るように漂う様を思い描き、眩暈を覚える。
その時、不意に足音が響いて主人公は我に返った。Bは予想していたようで驚かない。
現れたのはAだった。Bは、やっぱり来たのか、と呟く。寄り添う二人を、主人公はただ眺める。
Bはおもむろに自身の上着をめくり、腹を晒した。車のライトに照らし出される刺し傷。
似たようなものがAの腹にもある、とBは言う。
BはAの母親を殺した。AはBの姉の不義の子。
長い二人だけの生活の中で、互いを心から憎み殺そうとしたこともあるのだと。

慄然とする主人公。風が強く吹きつけた。霧が視界を覆う。
その途絶えた一瞬に、主人公は目の前に並ぶ二人が炎に包まれた幻影を見る──。


以上。最後、AとBは死んだんだろうけど、はっきりとは明記されていませんでした。
とにかく誰の視点に立っても陰鬱で、ずーんと淀んだ気持ちになったことを覚えています。

補足すると、主人公は学生時代に映画制作をやっていて、一度だけ関係を持ったことがある
俳優の1人が撮影中の事故で死ぬ瞬間を目の当たりにした、という過去があります。
バイクの事故で、詳細は忘れたけど走行したままエンジンから引火した火に包まれてたはず。
その火に包まれた末の死のイメージが、ラストのシーンの幻影と重なっている感じでした。
264本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 09:39:04 ID:0e6zREJCO
乙です
水際でなんで火?って思ったら主人公が一度目の当たりにした
「死」のイメージに重ねて二人の行く末を暗示してたのか
救いがないながらも幻想的な雰囲気で読みたくなった
265241:2010/09/15(水) 09:40:08 ID:2j0pBDLOO
>>243
近所の人の話では無理心中といっていました。
多分下の弟は当時幼稚園児だったので
意思もなく父親に殺されたから無理心中といったのではないかと。

ん〜
一般的には子供を道連れに自殺って何て言うのでしょうね・・・
266本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 11:52:38 ID:cQ0JxZzf0
一家心中?母親が失踪してても一応
残りの家族だけで一家は一家だと思うし
267本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 13:44:20 ID:2j0pBDLOO
>>266
ソ レ ダ !!!

なんかスッキリしましたw
ありがとう
268本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 14:13:59 ID:Kp4iQYJ50
>>260
皆川博子 水底の祭りだね。
この人の作品はいい意味で後味悪い作品が多いからオススメ。
文章もしっかりしてるし。
269本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 14:34:00 ID:0ORanCON0
>>258
ラスト一行は、ソリッドの方?
270本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 15:19:47 ID:BNNmOEk30
>>249
どう見ても洗礼のぱくりだよねえw
モラーに書いてたのはトオルちゃんだったりして・・・絵も似てるしw
271本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 16:30:25 ID:9QoZ2WePO
時々このスレを見てて思うんだが、ここには作家の卵みたいな人がいるのかね?
文章が上手くて驚くんだが
272本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 16:32:32 ID:yEHDfILH0
画家の卵じゃなくても絵が上手い人は多い様に、
作家の卵じゃなくても文章が上手い人は一定数いるのかもね。
273本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 17:27:27 ID:qtGIBOxw0
上手い長文の人とそうでもない人がいるよ
全然後味悪くないのを、うれしがって書き散らす奴とか
最後まで読んで脱力する事もある
文が上手い人はネタのチョイスもいいから
たくさん「後味ワルー」と賛同のレスもつく
274本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 17:34:50 ID:0e6zREJCO
あとこのスレどんなジャンル(映画小説アニメ漫画から非商業ゲームとかまで)
の話が投下されても誰かしら知ってて題名を教えてくれたり、投下者の記憶が
曖昧な箇所を訂正や補足してくれてたりしててなにげに凄いよねw
十何年も前に超マイナーな媒体で知った話が投下されたりしてびっくりする
275本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 18:51:39 ID:sQczTCrk0
そうなんだよな、投下の途中で元ネタが言い当てられたときは仰天した。
相当マイナーだと思ってたのに、このスレの住人の後味の悪い話への執念はある意味凄いw
276本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 18:53:12 ID:j3Pf+RPg0
イディーカムニエー
277本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 19:03:04 ID:9QoZ2WePO
>>272
俺は作家の卵みたいな人がいるのかね?と聞いたのに、お前はとんちんかんなこと言い出してるな。
心底興醒めしたわ。
278本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 19:07:54 ID:uSxM/0pn0
>>277
>>272>>277に対してそんな奴いねーよと返したんだろ。
279本当にあった怖い名無し:2010/09/15(水) 21:26:31 ID:muDjDRKV0
携帯に関わるのが馬鹿
280260:2010/09/15(水) 23:08:09 ID:uhLHkdWv0
>>268
そうですそうです、皆川博子さんでした。
有難う、色々思い出せました。
そして物置漁ったら短編集の「悦楽園」が出てきたので今読んでますw
ふしぎ文学館レーベルの本はこのスレに合う題材が多そう…。
281シコシコスキー:2010/09/16(木) 00:09:14 ID:01OZlLGP0
272の人は、271の意見にケチつけたわけじゃなくて、文が上手くてびっくりするって部分に賛同してるように見えるよ
だから271の人はそんなにムカついちゃダメだよ
282本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 02:01:25 ID:iB6ItAoa0
>>259強欲な女神
90年初版。今の関よしみはなんかヒーリングやらの商品紹介漫画かいててつらい。
最盛期の作品を復刻版で出してるけど、あまり書店でもみない。犬木作品も消えたし。
現実がホラーを追い越しちゃったんだな。認めたくないが「後味が悪い」。
283本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 02:01:31 ID:45tpWQ8HO
シコシコスキーいい人だね
284本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 02:11:49 ID:epjY4iYw0
つか、>>277は読解力無さすぎ
>>281も言ってるが、>>272の何処を読んだら否定に見えるんだ?

285本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 02:35:22 ID:A9y54lmV0
大抵の文章が作家に見える人の言うことですから
286本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 04:05:17 ID:x/kRTR3yO
>>283
コテだしあの名前だし、ただの変態だと思ってたw
不穏な空気を収めようとしてて驚いたよ
287本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 05:49:39 ID:dsDZR+mXO
>>282
犬木さんは本のダウンロードサイトでよくみかけるよ
288本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 07:07:09 ID:4Ld6pQCw0
シコシコスキーに惚れた
289本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 09:26:15 ID:WG4VWMA40
騙されるな、これは罠だ
290本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 12:32:25 ID:7AoVWtdnO
ドラえもんに出てくる「しあわせトランプ」という道具について、教授は学生に難題を出した。
しあわせトランプは通常の52枚と1枚のジョーカーで構成されているトランプで、どんな願いでも叶えてくれるが、
願いを一つ叶える度にトランプはジョーカー以外のどれかが1枚ずつなくなっていき、
52枚のカードが全てなくなったら、それまでのしっぺ返しとして想像を絶する不幸が持ち主に襲いかかる。
なお、トランプは自らの意思で廃棄することはできず、他に譲渡を望む者が現れて初めて所有権を移せる。
教授の出した問題はこれだ。
「ここに、限りなく頭のいい人が52人いる。彼らはそれぞれどうしても叶えたい願いを1つ持っている。
だが、もちろん最優先するのは不幸の回避。自分が安全圏にいるうちはトランプを欲しがるが、安全圏から外れると、トランプは受け取らない。
では、彼らが思う安全圏とは残り何枚までの数だろうか?
なお、願いの数を増やす、不幸を帳消しにする、別の人にトランプを押し付けるなどの願いは無効とする。
また、12時間が経過してトランプが消費しきれていない場合、現在の持ち主が不幸になるものとする。」
291本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 12:57:45 ID:Ms5VoJHZ0
たしかし>>260-262は文章がナチュラルに上手いなとは思った
292本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 13:10:33 ID:xJCA/dog0
了解、気をつける
293本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 15:12:24 ID:V/M6VHYp0
以前からたまに出没してるけど、
結末を書かずにクイズ形式の投稿をする人
(しかも正解のタネ明かしも別に後味の悪いオチとは思えないものが多い)
って、何が目的なの?
294本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 15:55:46 ID:swvFPbqZ0
>>293
ただの構ってチャンだからスルー推奨
295本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 16:09:59 ID:Ms5VoJHZ0
>>293
俺も思ってた。次スレから>>1の禁止事項に答えの無い問題文も禁止と書いておくか?
296本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 16:10:52 ID:Ms5VoJHZ0
>>269
うん、ソリッドだ
297本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 16:16:55 ID:d8w72iNi0
分析は苦手だが、>>260は重い話なのに妙に読みやすく感じたな
長かったから流し読みしたつもりが、普通に読めてたことに後で気付いた
298本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 16:20:41 ID:j0yMXYqS0
ダダスイッチが作動している
ビデオを探せ
そして見てくれ
すべてわかるはずだ
299本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 17:32:39 ID:jAhSilxmO
ダビそす!
3001/4:2010/09/16(木) 17:47:38 ID:Ms5VoJHZ0
アメコミ『ヲッチメン』

ヒーローが存在する架空の世界が舞台
1985年、アメリカとソ連は冷戦を続けていた
アメリカには「Dr.マンハッタン」(本名:オスターマン)」と呼ばれる世界唯一の超人がおり、あらゆる粒子を自在に操作できる彼をアメリカ政府は管理していた
それに対するソ連は、ひたすらに核弾頭の製造を続けていた。ソ連の核弾頭の数は5万を越えていた

かつてはヒーロー達(オスターマンを除き、全員が人間。犯罪者に対抗すべく変装)は自警活動を行なっていたが、
やがて国は覆面を着用した自警活動を禁止してしまう。それによってヒーロー達の殆どは姿を消した

ある時、マンションの一室で一人の老人が殺害された。室内は物色されており、警察は強盗事件として事件を処理した

ここで物語の狂言回し的な役割を担うヒーロー「ロールシャッハ」が登場する。彼は完全に気が狂っていた
彼はブラウンのレンチコートにソフト帽、白地に黒い模様の全頭マスクを着用して街を徘徊し、禁じられている自警活動を行なっていた
彼は暴力的な性格だった。かつては「ナイトオウル」と組んで自警活動を行なっていたが、
ある幼女誘拐事件を切欠に人間に絶望して本格的に精神を病む。それを期に彼は自分を「人間」ではなく「ロールシャッハ」だと思い込むようになる
マスクを自分の本当の顔だと思い込み、常にマスクを着用し、変装したい時にはマスクを外した
彼は常に手記を携帯しており、捜査状況や自警活動の内容を「ロールシャッハ記」と名付けて、まるで小説か何かのように逐一記録していた

ロールシャッハが事件現場である老人の部屋に侵入し、部屋の中を調べると、殺された老人がかつて「コメディアン」というヒーローであったことが分かる

ロールシャッハは隠居生活をおくるナイトオウルに会いに行き、コメディアンが殺されたことを告げ、「ヒーロー狩りかもしれない」と言った
ナイトオウルはロールシャッハを妄想症だと言い、自警活動を辞めるように忠告する
しかしロールシャッハはこれを聞き入れなかった
つづく
3012/4:2010/09/16(木) 17:49:37 ID:Ms5VoJHZ0
つづき
ナイトオウルはヒーロー仲間だった「オジマンディアス」に会いに行き、世界的有名人である彼にヒーロー狩りのことを警告した
彼は環境汚染と核戦争によっていずれ地球が滅ぶと感じていた
オジマンディアスはオスターマン(Dr.マンハッタン)と協力し、枯渇しかかっている地球の資源の代わりに無限のエネルギーを作り出せる装置を開発することで、争いを無くし、世界を平和にしようとしていた

その後、オスターマンは自身が過去に関わった人間が癌を発病しているという事実を突き付けられて非難される
事績の念に囚われ、孤立したオスターマンは人間同士の争いに関わることに疲れ、地球を離れて火星に行き、そこで暮らすようになってしまう
オスターマンはそこで終末時計(世界の終わりを示す時計)を作り、世界の終わりを待った

オスターマンが失踪したという情報が流れると、ソ連が軍隊を動かし始めた。アメリカとソ連の全面戦争が近づいていた

そんな時、ロールシャッハはヒーロー狩りの犯人に結びつく重要な手がかりを見付ける
それに関わっている男を証人として捕まえようとするが、男は既に何者かに殺されており、しかも男の家は警察に包囲されていた
誰かがロールシャッハを罠にかけたのだ。ロールシャッハは脱出を試みるも、警察に捕まってしまう

今だにヒーローだったころの情熱を捨てきれずにいたナイトオウルは、ロールシャッハを助けようともう一度ヒーローの衣装に身を包み、自作の飛行船でロールシャッハの救出に向かう

ロールシャッハとナイトオウルは最後の証拠を手に入れるため、オジマンディアスの社長室に侵入する
そこでオジマンディアスのパソコンから、真犯人がオジマンディアスであることを突き止めた
コメディアンを殺したのも、オスターマンの関係者を癌にしたのも、ロールシャッハを貶めたのも、その他全てオジマンディアスの策略だった
二人はオジマンディアスの秘密基地がある南極へと向かう
つづく
3023/4:2010/09/16(木) 17:50:32 ID:Ms5VoJHZ0
つづく
オスターマンの恋人であるローリーは、オスターマンにより火星へとワープさせられる
ローリーは必死にオスターマンを説得して地球に戻るように説得するが、オスターマンは人類を見限っていた
オスターマンは生命など宇宙にとって取るに足らない存在だと言った

その後、オスターマンはこれまで奇跡というものを見たことが無かったが、繰り返される人間の交配の中で、
混沌の中からローリーという素晴らしい存在が生まれてきたことが奇跡だと感じ、感動により人間らしい感情を取り戻す
オスターマンは地球へ帰る決心をした

ロールシャッハとナイトオウルは南極のオジマンディアスの秘密基地へと到着した
人格者で、人を殺したこともなかったオジマンディアスが何故こんな悪行を行なうのかとナイトオウルは理解に苦しんでいた
オジマンディアスと対峙した二人であったが、超人的身体能力を持つオジマンディアス圧倒されてしまう
オジマンディアスは自らの推敲な計画を語った。核戦争を起こすことが狙いではなく、オスターマンに作らせたエネルギー装置で世界の主要都市を破壊し、大量の人間を殺すことが目的だった
そして計画は実行された
三人がいる部屋に設置された大量のディスプレイに、世界中の都市がエネルギー装置の爆発により滅ぶ映像が映された

アメリカ合衆国大統領は、その爆発がソ連の核攻撃ではなく、オスターマンのエネルギーによる爆発であることを悟った

地球へと戻ってきたオスターマンとローリーであったが、そこには隕石でも落ちたかのように荒れ果てた都市の残骸が広がっていた
すぐにオジマンディアスの仕業であることを悟ったオスターマンは、オジマンディアスのいる基地へとワープする

部屋中のディスプレイがアメリカ大統領の演説を映し出した。アメリカとロシアが和解して団結し、共にオスターマンと戦うということを表明していた
つづく
3034/4:2010/09/16(木) 17:51:58 ID:Ms5VoJHZ0
つづき
オジマンディアスは「核戦争は回避され、地球は救われた」と言った
だが、ロールシャッハはそれを否定し、事実を公表すると言った。ナイトオウルも、嘘の上で成り立つ平和だと非難した
だがオジマンディアスは「失われた命が無駄になる。どんな平和でも、平和には変わりない」と言った
オスターマンもオジマンディアスを支持した。「事実が公表されれば、世界はまた核戦争に向かう」
ロールシャッハは事実を公表するために基地を出て行ってしまう。「俺は妥協はしない」去り際、彼はナイトオウルを寂しそうに見つめた

ロールシャッハが去った後、オジマンディアスはオスターマンに同意を求めた
オスターマンは「許しもしないが非難もしない。だが理解はできる」と言い、基地の外へとワープした
ナイトオウルは慌ててロールシャッハを追った

飛行船へ向かうロールシャッハの目の前にオスターマンが現れた。ロールシャッハは「止めたいなら俺を殺せ」と言った
オスターマンは躊躇したが、ロールシャッハの身体は一瞬で粉微塵に弾け飛んだ。駆けつけたナイトオウルは叫び声を上げた
雪の上にロールシャッハの粉微塵になっ身体の跡だけが残されていた


その後、世界は平和になった。世界中が愛と平和を歌い、ヒッピーの国のようになった
ある新聞社の社長は、事件が何も無いから記事が書けないと悩んでいた
そして社員の一人に「ゴミみたいな読者投稿でも何でも良いから書け。お前に任せる」と言った
全てを任された社員が読者投稿の郵便受けを見ると、そこには一冊の手帳が有り、「ロールシャッハ記」と記されていた

自分の死を予感していたロールシャッハは、南極に行く直前に「ロールシャッハ記」を新聞社に投稿していたのであった
END

長くてゴメン
304本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 18:39:19 ID:+1glZEW50
またか
305本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 20:49:54 ID:kFpd2SSW0
「270人271脚」で50メートルを歩くのに生徒が成功したとしていた滋賀県長浜市立浅井中学校
は15日、生徒1人の足首のひもがほどけていたため、世界新記録としてギネスブックに申請しないと発表した。
この生徒は自分から申し出ており、徳永嘉之校長は「記録よりも正直に話してくれたことの方が大事。
生徒の勇気を大切にしたい」と話している。

同校では、生徒270人が11日の体育祭で足を結んで歩く新記録に挑戦。「261人」の記録を破った。
同日、生徒は友だちに相談し、母親と一緒に「残り5メートルくらいでひもがほどけた。みんなに申し訳ない」
と教諭に申し出た。
同校は職員会議などで協議し、「ギネスに申請すれば事実をごまかすことになる。申し出た生徒の思いが無駄になる」
と申請をやめることにした。
全校生徒には15日、校内放送で「みんなの団結力を示す競技。正直に言ってきた生徒の声にも耳を
傾けたいと思います」と説明した。

(2010年9月16日09時53分 読売新聞)

今日のニュースなんだけどさ、個人的には後味が悪いんだよね
なんか美談にまとめようとし過ぎじゃねって考え始めたら
ギネス申請にあたり、キチンと審査してなかったのが悪くね?とか
その場で申告すればもう一回チャレンジできたんじゃね〜の?
なんてことが言えずに全校生徒がモヤモヤしてるなか張本人だけがスッキリ爽快なんかな?とか
紐が解けたんならもう一人はどこいった?
とかさ、その他諸々考えちゃって
最終的には素直に美談として受け入れることができない自分が捻くれてしまっているんだな…と後味悪くなった…orz
306本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 20:57:16 ID:o8IOHus90
ロールシャッハいいやつじゃねえか

307本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 21:14:27 ID:XpG2jDZFO
>>426
だって唯一全てを知ってたBは死んじゃったから、それからのことは分からないんだよ。
DがAに箱を渡してるところをCが見たらしいけど、
そのことを俺に言った二週間後くらいにはCは家族で引っ越しちゃったし。
で、一切連絡がとれない。
携帯も繋がらない。
Cが住んでた家は結構大きかったし、まだまだ住める感じだったけど、引っ越した後すぐに更地になってた。
308本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 21:23:13 ID:EjmG73p70
>>303
終末時計の秒針が米ソ和解前に戻って終わりだったよね。結局世界は核戦争で滅ぶという・・・・。
ナイトオウルは最期の最期まで右往左往で何も出来ん。
殺されたコメディアンは最低最悪の悪漢(黄金聖闘士で例えるならデスマスクキャラ)で、
ローリーはローリー母(コメディアンやオジマンティアスと世界を守っていた戦士)が彼にレイプされて生まれた娘。

映画はもう少し希望を持たせるエンドになっていたね、流石に。
309本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 21:26:23 ID:whzfza1b0
>>305
いや、そこまで後味悪くないと思う
紐が切れたのを隠してた子が死んだとか、そのせいでギネス失敗したのバレて取り消しなら後味悪いけど
310本当にあった怖い名無し:2010/09/16(木) 21:39:04 ID:WMLOnl58P
>ローリーはローリー母(コメディアンやオジマンティアスと世界を守っていた戦士)が彼にレイプされて生まれた娘。
いや、レイプ未遂事件はあったけど当時の相棒、フーデッドジャスティス?が阻止した。
問題はその後。結局初代シルクスペクターはコメディアンとねんごろになって懐妊、マネージャーと結婚して娘を産んだ。

世間的にはマネージャーの子、本当はコメディアンの子。
レイプ事件はミニッツメンの中で有名だったから、結局そんな男を愛したことが恥ずかしくて隠していた。
漫画の方では娘からそんな自分を許されて、人知れず集合写真のコメディアンに泣きながらキスして終わり。
311本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 00:41:25 ID:2nSXhGk8O
>ここで物語の狂言回し的な役割を担うヒーロー「ロールシャッハ」が登場する。彼は完全に気が狂っていた
筒井かよw
312本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 00:48:19 ID:7RUmlJoT0
>>305
個人的には紐が解けたもう1人の子のその後の方が気になる・・・。
正直に言った子と黙ってた子。
相談した友達ってのがもう1人の紐が解けた子ならいいけどな・・・。
313本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 11:22:13 ID:dzGMhZrP0
>ここで物語の狂言回し的な役割を担うヒーロー「ロールシャッハ」が登場する。
>彼は完全に気が狂っていた

虚航船団乙w
314本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 11:52:39 ID:ZwOB2oaZ0
有名人の名前を騙って寄付金集めていた社長が炎上中、謝罪なし

http://togetter.com/li/50621
315本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 12:00:44 ID:TZcIeCHt0

続いて、1に対する各界の反応です。

総理大臣/小泉純一郎さん「1ってハダカの王様をハダカっていってよろこぶコドモだね」
自由党党首/小沢一郎さん「安い新書ばかり読んで、世の中わかったつもりになるなっちゅーの」
東京都知事/石原慎太郎さん「てめえの食い扶持も稼げないやつが、いっぱしな口を利くな」
日銀総裁/速水優さん「じゃあなんで部落でも在日でもないおまえが、貧乏で出世できないのよ」
ソニー会長/出井伸行さん「なんていうか自分が小学生のころに言っていたことを思いだすなあ」
白鴎大学教授/福岡政行さん「いいからテレビを消しなさい。新聞を捨てなさい。パソコンもやめなさい」
タレント/デーモン小暮さん「ん? なにか言いたいことがあるのか? それともなにかを言いたいのか?」
新しい教科書を作る会/西尾乾二さん「教養があるふりをしたり、文化人ぶるのはもっとおとなになってからだ」
元グリーンベレー/柘植久慶さん「そんなやせている体や太っている体のままでは、なにをいっても聞かれない」
女優/広末涼子さん「悪気がないのはわかるけど、自分がいいことしていると思い込むのはもっと悪いと思うな」
316本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 12:33:48 ID:52m6u7vjO
とってもとってもとってもとってもとってもとっても大好きよ♪
317本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 13:00:50 ID:Qtj66XZE0
>>308
>結局世界は核戦争で滅ぶという

なにそれ。そういう結末かよ。ロールなんとかの死は無駄じゃなかったってオチだと思ってたのに
事実を公表しなければ嘘の平和で、公表すれば終末とか・・・
結局ロールとオジマンはどっちが正しかったの?
俺にはどっちが正しいか分からん。お前らどう思う?
318本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 14:06:17 ID:156ThKXW0
ていうか、話そのものがよくわからんかったよ。
319本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 15:18:25 ID:z/Xh61jr0
そうかぁ
もうちょっとたくさん本を読もうね
320本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 17:56:00 ID:gimVEkRE0
>>318
漫画、ゲームの話は基本設定が巧く説明されてないと理解に苦しむ事が多いから
基本飛ばしてる。
それに、補足でスレ違いの細かい説明が入るのからうざいしね。
まあ、文章が巧い人はそこらへんを踏まえているので楽しめるけど。
321本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 20:22:04 ID:IMb+aj3l0
>>320
俺は小説とかの話も読み飛ばしてる
つーか実話しか興味ない
322本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 21:19:18 ID:Zt0pgGb+P
そういうアピールはいいよ
323本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 21:36:11 ID:B41DcZSL0
自分だけが後味が悪くなった話

もう何年か前にこのスレで「アメリカで何人の男とSEX出来るか試した女がいる」という書き込みがあり、
頼まれてもいないのに「8時間で83人」と結果を書き込んだ

その時小説や漫画の話は嫌いだ、本当にあった後味が悪い話だけを認める
という方がスレで暴れたのだが、なまじそんな事を調べたので「この人は83人の話が好きなんだ」と決めつけてしまった
(なんでそうなったかは判らない)

その後その人が消え、忘れた頃に「漫画や小説ではなく本当の話を……」という方がくるたびに
「83人さん、しばらく見なかったけど元気だったのねぇ」と思う様になってしまった


別人だと思っていても「83人さんたら全く」と思ってる

>321さんがもう少し頑張ってくれたら「83人さん」と呼ぶ様になるんだろうなぁ、と思っている
324本当にあった怖い名無し:2010/09/17(金) 22:03:45 ID:xFO+RBa+0
>>321
牧師「あ、そう。続けなさい」
325本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 00:43:17 ID:H89MiypD0
うろ覚えだけどTVで見た後味悪いニュース
たぶん今年の初めくらいに四国で起きた事故。

ある日、消防に女性の声で携帯電話から通報。
「主人と一緒に車でドライブしていたが、ため池に落ちてしまった。浸水していてドアが開かない。助けてほしい。」とのことで通報を受けた消防が近辺のため池の捜索を行うもののそのような車は発見できず。
女性からの電話もついに途絶えてしまい、その日は発見できないまま捜索は終了。
次の日、「近所のため池に自動車が沈んでいる」との通報あり。駆けつけ引き上げたところ、車内より男女2人の遺体を発見した

と言うニュース。
お昼の四国のローカルニュースで流れていたけど、最初助かったんだろうなと思って流し聞きしてたからすごく驚いた。
326本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 01:14:10 ID:KhtwYzqO0
え、何それ
後味つか普通にオカルトじゃね?
327本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 01:54:12 ID:BAaOJFY20
近辺のため池ってことは何箇所かあったのかな?ため池が
そして、後日電話で別のため池を聞いたってことかねぇ…
その後日いったため池が、当日いったため池と同じだったら…オカルトですなぁ
328本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 02:01:31 ID:eK0rMLWL0
>>325
完全に沈む前に窓を割るか開けるかしておいて、浸水してきた水が
ある程度まで車内に溜まったら外と水圧が同じになるから、
簡単にドアを開けられるようになるらしいけど、絶対パニクって無理だよな
329本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 02:06:28 ID:H89MiypD0
>>327
確かため池って言っても満濃池みたいに大きなものから幼稚園のプールサイズまで大小200以上ある地域だったから日の光のある間に全部を探しきるのが困難だったらしい。

気になって記憶に残ってるキーワードでググってみたんだけどヒットしなかった。確かに本当に起こった事件なんだけど…
四国人で覚えてる人いたら補足よろしく。
330本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 04:31:46 ID:P1uriECl0
チェブラーシカ について

最近JRの広告に起用されたからか、よく見るようになったチェブラーシカ
元ねたをロシアの人形劇と勘違いする人がおおいが、本当は小説が起源
しかし、その小説は当時のロシアを連想の風刺的な内容が影響からか、非常に耐え難い表現がある

主人公のシカの連れ添いになぜか老婆がおり、主人公の前では非常に優しい性格で、主人公の友達になりたいと
思っているのだが、本当は非常に冷たい性格なのである。
ロシアでホロドモール(人為的飢餓)が行われている村に主人公のシカが行き、村人を助けるために食料を老婆に
渡すが、老婆は食料をわたし村人が食料を隠していると密告する。主人公はそれを知らずに村を立ち去る。

 ほかにも、今まで仲のよかった主人公を、ロシア伝統の家畜を殺して食べるものとして殺そうとするなど
かなりの不思議ちゃんで、結局主人公の友達を殺し、主人公をだまし一緒に食べるなど
子供の小説とは思えない話が継続する。結局老婆は主人公と面白おかしく旅をする。
なぜこのような場面を入れたのかはいまだになぞである。(作者の主張?)
331本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 05:10:20 ID:K8WOlov70
>>325の四国が中国って読めて思い出した実話

中国のある村の農家が飼っていた子豚が広くて深い肥溜めに落ちてしまう
農家の家の娘が助けを呼び、騒ぎを聞きつけた数人の村人達が子豚を助けようと次々に肥溜めに飛び込んだけど、
村人達は肥溜めに入った途端に動かなくなってしまって、肥溜めの中に死んだ様に浮かんでいた
他の村人達も肥溜めに飛び込んで彼らを助けようとしたけど、同じく肥溜めの中に浮かぶ結果になり、結局6人近くが肥溜めの中で死んだ
原因は、肥溜めから発生したガスによって、飛び込んだ者達が気絶したせいだったそうな
終わり

大の大人が次々に肥溜めに飛び込んで行って肥で溺死する様を想像したら空しくなった
332本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 07:20:05 ID:rOXhFyA1O
大の大人が子豚ちゃんのために・・・(泣)
333本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 12:04:18 ID:zVqX768ZO
ざまみろ
334本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 13:52:54 ID:tJAyJCHrO
218:本当にあった怖い名無し 2010/09/17(金) 22:50:40 ID:ODE+5OKd0 (1)[sage]AA
知障の男の子が「おいしいパンいつもありがとうございます。今日は誕生日なので、お母さんのぶんもだから、二個下さい」
といつもは自分の分しか買わないアップルパイを今日は二つ買っていった。
10分後くらいにぶち切れたそいつの「お母さん」が
「うちの子にこんな添加物のいっぱい入った毒を無理やり買わせた!金を返せ!」と俺のレジに怒鳴りこんできた。
そいつがなけなしの小遣いを叩いて買ったお母さんのアップルパイはレジスターに叩きつけられてぐしゃぐしゃになった。
母親は、「うちの子が障害者だからってバカにしてこんなものを毎日売りつけてうちの子がかわいそうだ!」
と喚きながら陳列してあったパンを粗方下にたたき落とした。
店長が出てきて止めに入ると、「うちの子はなんにも悪くないのに!」と歯をむき出しにして威嚇。
知障の男の子は俺にしか聞こえないくらいの小さい声で「ごめんなさい」と謝っていた。
しばらく暴れると満足したのか、母親は「障害のある子を育てるって大変なことなんだから!」と捨て台詞を吐いて帰っていった。
知障はうつむいて少し泣いていた。
これからこの子がこの母親に育てられていくのかと思うとなんだか少し怖いような、悲しいような気持ちになった。
335本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 13:56:39 ID:o9X/szJI0
>>334
親の方が池ry
336本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 13:58:23 ID:ULdHhkWl0
>>334
まさかとは思いますが、池沼の男の子は想像上の人物で、本当に存在するのは池沼の母親ではないでしょうか?
だとすれば(ry

男の子は方向を間違えずこのまま育ってほしいものだ
337本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 14:18:25 ID:OYEcsHZX0
>>334
この文章では男の子のどこが池沼なんだか解らないな。
どう見ても親の方が池沼
338本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 14:22:01 ID:2zkjSSWT0
よく見ろ
男の子は知障であって池沼でない
339本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 14:24:29 ID:kWcsvpLN0
主婦とチュプの違いみたいなもん?
池沼ってそんなに含みのある言葉か?
いや、煽ってるわけじゃなくて純粋な疑問。
340本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 14:53:58 ID:OYEcsHZX0
今は知障とかキチガイとか普通に書きまくってる奴が多いけど、
少し前までは、ここ2ちゃんねるでも結構遠慮して
池沼や基地・基地外・キティと書いてたもんなんだけどな。
341本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 15:24:51 ID:DPre5jwj0
知的障害(ちてきしょうがい)または知能障害(ちのうしょうがい)とは、
一般的には金銭管理・読み書き・計算など、日常生活や学校生活の上で頭脳を使う知的行動に支障があることを指す。

キティ・池沼-性格障害なので知的障害とは全く別もの。人様に漏れなく迷惑かけるのがこちら。
342本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 15:26:01 ID:skcW8FvRO
マジで半年ROMって意味知った。たしかに最近頻繁に出てくるな。
343本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 17:23:45 ID:2zkjSSWT0
じゃあ最近できた定義かもね
少し前の池沼スレでは、テンプレに入ってた気がするんだが
344本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 19:18:19 ID:K8WOlov70
>>330で思い出した映画。ちなみにラストが面白くなかったし意味が分からなかったからスルー推薦

ある技術者が、汚染されていく地球環境を救おうと政府に立ち向かっていたが、殺される。技術者の妻も政府の人間達に乱暴されて殺される
その後世界は荒廃して北斗の拳みたいな状態になる

ここで技術者の息子である主人公が登場する。彼は完全に気が狂っていた
幼い頃に目の前で両親を殺された主人公は、父が開発した特殊な車で飼い犬と共に何年も旅を続けていた
長い孤独のによって主人公は飼い犬とお喋りできるという能力を身に付けた。彼は父が飼い犬を改造して喋れるようにしたのだと思い込んでいた
飼い犬は非常に賢く、主人公の命令をよく聞き、何度も主人公の危機を救っていた

ある日、女性が暴漢にレイポされている現場に出くわし、母が乱暴される姿を思い出した主人公は咄嗟に女を助けてしまう
しかし女は主人公を「ファッキングサイコ」と罵って逃げようとした

ある日、主人公は道端の死体からあるパンフレットを手に入れる。そのパンフレットには、世界が荒廃する前の文明を残した理想郷の都市が書かれていた

色々あって女はしだいに主人公と打ち解けていき、二人と一匹(犬)で共に理想郷で暮らそうと誓い合うようになる

理想郷へ向かう道中、食料とガソリンが尽きた一行は、ある男と出会う。男は人間の血を燃料に動く発電機を持っており、それを見た主人公はその男を殺して逃げた

翌日、女が目を覚ますと、肉料理が準備されていた。女が犬を探すが、犬はどこにも居なかった
肉料理は犬だった。犬を家族とまで思うようになっていた女は錯乱した
主人公は、男の発電機は主人公の父が開発した車のエンジンと似ており、ガソリンが無い車を走らせるためにはどうしても血が必要だったと言った
女はそれ以来完全に体長を崩してしまい、死んだ
そのうち車のエンジンは入れた血が固まってしまって動かなくなった
主人公は今の荒廃した世界を生み出した過去の科学者たちに恨みの言葉を吐きながら歩いて砂漠を渡り、崖を登った
その直後、主人公は何かに撃たれて死亡する
主人公を撃ったのはロボットで、その向こうには理想郷の都市が広がっていた
終わり
345本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 19:32:49 ID:rOXhFyA1O
>>343
最近のもちゃんと迷惑なのと問題ないのの説明されてる
346本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 20:13:08 ID:J+wsm1vL0
トリィ・ヘンデン著書「シーラという子」
精神に障害を持つ児童を集めた特殊学級の教師・トリィ。
その特殊学級に6歳の少女・シーラが転入してくる。
彼女は3歳の男の子を焼き殺そうとして捕まり、すべての施設から受け入れ拒否された為、シーラの特殊学級に放り込まれたのだ。
最初は関わるのを嫌がったトリィだったが、徐々にシーラとの絆が深まる・・・という感動のノンフィクション。
中学時代初めて読んだ時からこの著書に魅入られ、何十回と読み直してきたがある日シーラという子でググって
適当にホムペ覗いてたら著書本人のホムペ(日本語版)発見。
シーラ以外の生徒8人(全員知的障害or精神障害)の現在も載せてあったので「さてあの子たち今何してるんだろ」と
読んだら8人中1人会計士、一人ウェイトレスして結婚(3人の子持ち)、2人施設、2人消息不明、
1人20代で交通事故死(自殺癖ある子だったから本当は自殺かも?)一人10代で神経の病気悪化して死亡。
まぁ・・・世の中そんなものだわな・・・。
347本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 21:24:00 ID:G2G4YwUL0
>>346
2人は更生できたから大したもんじゃね?
更に2人(交通事故死・病死)はある意味不慮の事故だし、そう考えると半分はまともになってる!
・・・とかw

つーか肝心のトリィはどうなったの?
348本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 21:38:21 ID:J+wsm1vL0
今イギリスのどっかで旦那と子供と一緒に農場やってる。
年に何回か海外で講演してるらしいけど。
349本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 22:19:23 ID:nXTFfoaDP
>ここで技術者の息子である主人公が登場する。彼は完全に気が狂っていた

>ここで物語の狂言回し的な役割を担うヒーロー「ロールシャッハ」が登場する。彼は完全に気が狂っていた

デジャヴ
350本当にあった怖い名無し:2010/09/18(土) 23:48:39 ID:unbQ7PiB0
>>344
この映画のタイトルがすごく気になる
351本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 00:35:10 ID:KiAjSaA2O
>>348
シーラはどうなったの?
352本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 01:36:50 ID:JNkC7rAJ0
知ーらなーい
353本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 01:47:07 ID:/rv7ZNbe0
あ、おかまいなく
続けて↓
354本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 02:14:29 ID:heyBXY0r0
>>351
シーラという子には続編があってシーラのその後が書かれてる。
なんか本を出版した=私(シーラ)は金儲けの道具だったーみたいな誤解があったり
シーラの子供の頃の記憶が混乱して母親から受けた虐待をトリイから受けたと思ってたり
色々揉めに揉めて
他の子の世話に手一杯だったトリイとすれ違いがあったりして
たしか数年後に一気に話が飛ぶ・・・。
シーラはたぶんハンバーガーチェーン店で結構偉い位置にまでなったけど
トリイはそれが不満で「あなたの才能をもっと生かす職業についてほしかった」
みたいな事をグチグチ言ってシーラが
「トリイには私の生き方を見守って欲しい」みたいな美談で終わったはず。
後味悪い部分は
シーラの本があまりにも有名になっちゃったもんだから
シーラ本人も身バレしちゃって辛い思いをしたらしい。
シーラの本に性的虐待の事まで結構詳しく書いてあって
続編で身バレしちゃって大変だったと言ってるのに
続編でも詳しく書いちゃってたとこかな・・・。
355本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 03:03:02 ID:aPbFHPPv0
>>351
なんか「積み木崩し」を思い出すね。

若い人たちの為に説明。
「積み木崩し」っていうのは、
不良になって家庭内暴力で暴れまくった娘との地獄の日々を父親が綴った本。
当時(30年くらい前)ベストセラーになってドラマ化されて大ブームになった。
本は、すったもんだの末に娘と両親は和解して、娘は厚生へと向かう希望的なラストで終わるが、
実際には「積み木崩し」が余りにも有名になってしまった所為で、
娘はバイトしようにも就職しようにも「ああ、あの積み木崩しの…」って目で見られて
結局まともな社会生活を送ることが出来なくて、結局自殺してしまった。
356本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 03:55:03 ID:iq87PToz0
>>355
積み木崩し懐かしい。中学時代、みんなが見てたなあ
家庭内暴力とか校内暴力が盛んだった頃の話だよね。

家庭内暴力が引き起こした殺人事件は尊属殺人なもんでどれも後味悪いけど
教師だった二親が息子の暴力に堪えかねて首を絞めて殺した事件が印象に残ってる。
本当凄まじい暴れようだったようで減刑嘆願もたくさんあったようだ。
その息子が家族を殴る蹴るして疲れて眠る時、必ず親に手を握らせてたという
エピソードがなんというか
357本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 04:15:38 ID:JJbsz4JE0
あるアメリカ映画の田舎町での話。
 その町は何の前触れもなく、突如として数センチ先も見えない深い霧に包まれた。町中の人間が外出を阻まれ、孤立していった。物理的にも精神的にも・・・。
妻を家に残し、小学生の一人息子とスーパーに来ていた主人公も例外ではなく、曲者ぞろいの面子に囲まれてスーパーにとどまるほかなかった。スーパーに残った数十人の客たちは脱出を試みるも、すぐに尋常ならざる事態に気付く。
霧の中に入った人間が次々と断末魔の悲鳴をあげて死んでいったのだ。人々の精神は日が経つにつれ次第に病んでいった。狂信者となった人々に冷静さを訴える主人公は異端者扱いされ、ついには命を狙われる事態になった。ともに逃
げるのは幼い息子、その息子を気にかけてくれる老夫婦と健気な女性の4人だけ。命からがら車で脱出に成功する主人公たちだったが、主人公の家も廃墟となっており行くあてはない。状況は絶望的だった。

やがてガソリンも尽きた。手元にあるのは拳銃だけ。主人公たちはいよいよ覚悟を決める時が来たことを悟った。しかし・・・。拳銃の中に弾は4発。そう、一発足りないのだ。主人公は息子を可愛がってくれた老夫婦と女性に3発。
最後の1発を幼いわが子に向けた。わが子の始末をつけると自身を異形の生物に捧げようと車をでた。すると、目の前の霧が晴れていくのがわかった。周囲にいるはずの異形の生物は辺りにはいない。かわりに目に映ったのは
ようやく救出にきた軍隊と、保護された人を乗せたトラックだった。保護された人々の中に、スーパーで主人公たちを襲った者たちの姿を見つけた瞬間、主人公は神を呪うかのように天を仰ぎ叫んでいた。
その姿はまるで悪魔を崇拝する狂信者のようだった。
358本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 04:32:29 ID:0qbw547sO
ミストの映画版だね
せっかくの原作の雰囲気を台なしにした
359本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 04:36:12 ID:Jgka7Ny80
原作はどうなるの?
360本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 04:57:26 ID:0qbw547sO
↑原作ミスト、脱出した後の話
一度はgkbrしながらもスタンドでの給油が成功したが
この先も給油が成功するとは限らない(停電とか)
クーラーもつけられない窓も開けられないノロノロ節約運転中の苛酷な環境で
ラジオだけはつけておいた
砂嵐のような雑音の中でほんの一瞬だけ、確かに人の声で
「希望」と聞こえた
自分達が生きている以上
他にも生きている人達はいるはず
何があっても希望だけは失うまいと心の中で誓いながら運転する主人公
人が市に過ぎて微妙だけど後味は悪くはない
361本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 07:13:52 ID:jTANEa5c0
タイトルは忘れたけど、読み切り漫画。

作家の中年男性は、ある日、子供の頃の転校で短い期間だけ過ごした町の旧友と再会する。
思い出話で盛り上がり、旧友は皆も集めて同窓会(クラス会)を開こうと提案する。
幹事ら3人程の旧友と連絡を取り合いながら、作家は忙しい日程に都合をつけて出席の段取りを整えた。
作家は、年甲斐もなく内心ちょっとドキドキしていた。
短い間だったが、その町には淡い初恋の記憶がある。
これといって接点はなかったが、クラスに活発で可愛い女の子がおり、魅かれていつも見つめていた。
彼女は今どうしているのだろうと、同窓会が決まってから気に掛かっていた。

ところが、いざ出席してみると、クラスの顔ぶれにほとんど記憶がなく、彼女も来ておらず、
幹事3人以外との話は全く盛り上がらなかった。
いかに子供の頃の短い期間とはいえ、お互いこんなに覚えがないものなのかと落胆し、
作家として多少なりとも有名になった自分を皆は知ってくれているだろう自惚れていたのを恥じた。
自分以外のクラスメート同士は自分の知らない思い出話を楽しんでおり、非常に場違いな気がした。
作家は、例の女の子の近況をそれとなくクラスメートに尋ねてみた。
が、皆はそんな子はクラスにいなかったと首をひねり、そんな筈はないと作家は混乱する。
転校が多かったから別の町と混同していたのか?と一瞬自問するが、確かにこの町だった。

惨めな気持ちのまま早々に同窓会を切り上げ、作家は帰宅する。
こんな事なら同窓会なんてやらなければ良かったと後悔した。
それにしても、確かに居たはずの彼女の存在は、一体どこへ消えてしまったのだろう?
彼女は自分だけに見える座敷童のようなものだったのだろうか?、と
すっきりしない気分が残り、悶々とした日々を過ごした。
362本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 07:15:36 ID:jTANEa5c0
それからしばらく経った頃、部屋の模様替えをすると言って妻が家具をあちこち動かしていた。
ふと床の上に散らばされたアルバムをめくってみると、妻の子供の頃の姿は現在とは似つかない
あの少女と瓜二つ、いや、そのものと言ってもいいものだった。
だが、妻は大人になってから出会った自分とは無縁な地方の出身者で、
年齢も自分より5つほど年下だから同級生などではなく当時は幼児だったはずだ。
妻に聞いても、当然、子供の頃に自分と会ったことなど無いと言う。
親戚の中にも、あの町にいた女の子はいないそうだ。

作家はふと、得心する。
「彼女」は、確かに実在していたのだろう。だが、それは自分の記憶の中にある「彼女」ではない。
現地を離れ幼い日から長年経るうちに、自分の中で思い出を美化し、初恋の少女の姿を
実際とは乖離した「自分の理想の女性像」へと置き換えてしまっていた。
そして、大人になった自分は、その「理想の女性」に出逢った。だから結婚した。
ゆえに妻の子供の頃の姿は、自分の記憶の「彼女」と瓜二つだったのだと。

さらに数日後、旧友から詫びの電話が掛かってきた。
なんと、同窓会はクラスを間違えていたのだと言う。
旧友3人は自分のクラスの皆を集めて同窓会を開いたが、実際には
主人公と3人は隣のクラス同士の仲良し仲間で、主人公が所属していたのは別の学級だった。
記憶が曖昧だったために誤ったが、同窓会開催の噂を聞いた本当のクラスメート達が
どうして自分は呼んでくれなかったんだと後から問い合わせが殺到したという。
旧友が名前を挙げていくそのクラスメートらの名前には、いくつも覚えがあった。
名前と同時に、彼らとのいろいろなエピソードが蘇えってくる。
自分の幼少期の記憶は失われてはいなかったんだとホッとした作家は、
もう一度ちゃんとしたクラス会をやり直すかと問う旧友に
今また忙しい中で一から同窓会の準備をし直すのは大変だから、と丁寧に辞退する。
本物のクラス会を開けば、その中に「彼女」も居るだろう。
だが、自分の中の彼女像とは違う中年女性になっていて、彼女も彼女なりに幸せにやってるだろう。
強いて会う必要はないし、その方がかえって思い出を壊さずに済む。
旧友との話を終えて、作家は静かに受話器を置いた。
363本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 07:16:20 ID:jTANEa5c0
…キッチリ落ちはついていて、話もまとまってはいるんだけど、
最初ややオカルティックに座敷童のような謎の少女の正体を探る謎解きっぽい雰囲気だったのが
「記憶の中で美化されていた」という卑近な結論で肩透かしを食ったような気分だったのと、
同窓会を開くのを間違えたというお粗末な経過で、
なんだか前提条件の破綻した推理物を解かされたようなスッキリしない感じが残った。
364本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 10:52:26 ID:WZXVPkKz0
>>355
積み木崩しの娘は自殺じゃないよ。急逝だけど病死。
自殺したのは母親の方。
365本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 12:53:43 ID:pmz6Vtwk0
>>356
細かいことだけど、子殺しって尊属殺人て言わなくないか
親が本人だと、子は卑属でしょ

366本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 12:56:45 ID:EpnHL7w5O
>>364
マジで?更生どころか家庭崩壊に拍車かかってるじゃん
著者本人は印税ガッポリ、おまけに失敗作のクズ娘と年食った価値無しババア妻を
自分の手を汚さず処分できてウハウハかもしれんが・・・後味悪っ
367本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 12:58:36 ID:25ysST4q0
>>357
たしか原作者が「当時これが思いついたら、こうしていた」って言ってたやつだよな
見てえ
368本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 14:58:58 ID:yQxQrfeQ0
>>367
後味の悪さは天下一品だけど、映画としては退屈だよ。
369本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 17:07:37 ID:pHqRTUpK0
>>357
トラックにスーパーの人間たちは乗ってないよ、生死不明
乗ってたのはストーリーに無関係の生存者と最初にスーパーを脱出した女性とその家族
女性が脱出の協力を求めるんだけど主人公たちは拒否、絶望し一人霧の中に飛び出してゆく女性
主人公も観客も彼女は死んだなと思って存在を忘れたころ最後の最後に現れるんだよね
370本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 17:35:51 ID:CUyPb3g50
>>356
1977年 開成高校生絞殺
1992年 浦和高校教諭による息子刺殺
が混ざってないか?

手を握らせていたのは開成高校のほう
親の職業は飲食店経営だ
371本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 22:19:28 ID:iq87PToz0
>>370
どうも混ざってたようです。ご指摘ありがとう
後微妙に混ざってそうなのが金属バット殺人事件かなー
エリート高校生の転落、みたいなのが

しかし卑属ってすごい字面だね。卑しい属て
372本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 22:56:16 ID:UcdM8DaO0
>>369
最初に強力を拒否られた女性の立場で見ると、痛快な映画だよね。
373本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 00:36:04 ID:ZI2aDBri0
>>372
たしかに。
あのおばちゃんは子供のために必死だったのに、
周囲の扱いは「感情的なバカなおばはん」だったし。
人のために行動したから、最後に助かったのかなと思った。
374本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 04:06:42 ID:YtUaDL+G0
>>373
真相は霧が出始めだったから助かっただけ。霧は異世界からのもの。軍の実験で異世界と
つながっちゃったから化け物とかが出てきた。で、化け物とかは霧の中でしか生きられない。
なので、出始めの頃は異世界の化け物も少なかったのでおばちゃんは子供を救出できた。
でも、主人公達は霧が蔓延してしまった後に出てきたから、大きな化け物も闊歩できる状態の
外になっていたって事だったはず。
375本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 10:21:11 ID:ZI2aDBri0
>>374
そうなんだ。教えてくれてありがとう。
でも自分が言いたいのは、ストーリーの一段上の段階での話。
脚本家の意図っていうか。そもそも霧の出始めに外に出ようと
決意した時点でのラッキーさは、脚本家の意図ってことだし。
脚本家は「人のために動いた人間は助ける」って方向性で
話を作ったんじゃね?と言いたかったの。解釈の問題だから
「絶対そうだ!」とは言い張らないけど。
376本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 11:41:17 ID:Pecvg3TJ0
あらすじ 丸パクリですいません。
「ウィッカーマン」

スコットランド・ハイランド地方西部の警察に勤める中年の巡査部長ニール・ハウイー(ウッドウォード)は、
ヘブリディーズ諸島のサマーアイルという孤島で行方不明になった少女ローワン・モリソンを探してほしいという匿名の手紙を受け取る。
ハウイーが飛行艇で向かった先で見たものは、島の領主サマーアイル卿(リー)のもとでキリスト教の普及以前のケルト的ペイガニズムが復活していた異様な風景だった。
一見普通に見えた島民は、生まれ変わりを信じ、太陽を信仰し、子供たちに生殖と豊作を願うための性的なまじないを教え、大人たちは裸で性的な儀式に参加していた。
ハウイーは非常に厳格なキリスト教を信仰しているため、これらの風習に衝撃と嫌悪を隠せなかった。
宿では、あるじの娘のウィロー(エクランド)が艶かしい踊りと歌でハウイーを誘惑し、彼を困らせる。
「五月祭」の近づく中、島民は準備や儀式に忙しく、彼の捜査は進まない。
教師や役人も含め、島民は「ローワンという少女はここにはいない、最近死んだばかりだ」と口をそろえる。
ハウイーは島の権力者であるサマーアイル卿のもとへゆくが、そこで彼はサマーアイル島の物語を聞かされる。
サマーアイル卿の祖父の世代、凶作が続いたためにキリスト教を捨てて古い宗教儀式に戻ったところ島は豊かになり、リンゴの名産地になれたという。
ハウイーは次第に、少女は人身御供として殺された、あるいはこれから殺されるのでは、との疑念を抱くようになる。
やがてローワンの墓を暴くと中には野兎しか入っていなかったこと、ローワンが昨年の感謝祭の主役であったこと、
凶作の年の五月祭は生贄が供えられることを知り、今年のリンゴの凶作のために去年の感謝祭の主役だった少女が殺されることを確信する。
377本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 11:43:24 ID:Pecvg3TJ0
つづき

飛行艇の故障で応援の呼べないハウイーは、少女を救うべく、五月祭の主役である愚者パンチを演じる予定の宿のあるじを昏倒させ、
自らがパンチの扮装をしてサマーアイル卿が先導する五月祭の行進に紛れ込む。
ハウイーを含めた島民の行進は、町外れの海辺の丘に立つ、柳の枝で出来た巨大な「ウィッカーマン」の像へと向かう。
祭りが始まり現れたローワンが生贄にされかけたところをハウイーは救うが島民に取り押さえられ扮装を暴かれる。
そこでサマーアイル卿は予定している生贄はローワンではなくハウイーであり、今までの全ては彼をこの島へ招きよせて生贄にするための罠だったことを明かす。
五月祭で燃やされる生贄は少女ではなく、愚者パンチのように童貞で、賢くかつ愚かな者でなければならず、しかも王の代理として自由意思で来なければならない。
ハウイーは信仰のために童貞であり、政府の警官=女王の代理として自ら島へやってきて罠にはまった、ということで生贄の条件を全て満たしたのである。
サマーアイル卿は島民たちの信仰の主宰者としてハウイーをウィッカーマンの中に閉じ込め、火を投じた。
死の恐怖に直面したハウイーが詩篇23章を絶叫するなか、サマーアイル卿やローワン、島民らは来年の豊作を祈って、
燃えるウィッカーマンの周りで中英語の歌『夏は来たりぬ』を歌い五月祭は最高潮を迎えるのであった。
378本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 13:00:30 ID:wExv5Zq40
>ハウイーは信仰のために童貞であり

ハウイー気の毒すぎる・・・。
きよらか好きのユニコーンでも助けに来ればいいのに
379本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 13:53:27 ID:7RP6sxjf0
キリスト教的にはユニコーンて悪魔に分類される気がするけどな。
個人的には狂信者が一人減ってすっきり。
380本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 14:27:24 ID:2K3eDF4Y0
以前観た深夜番組でリアルドール(性欲処理用の実物大精密人形)の
製作会社の社長さんが出てた。その人がこんなこと言ってた。
「そりゃああんまりでっかい声で言える仕事じゃねえけどさ。おれの仲間でも娘に
ばれて何年も口聞いてもらえなかったって奴居るしさ、ダッチワイフなんて言ったら
気持ち悪いとか、変態とかさ、女性差別だって抗議にきた団体もあったよ。
でもさ、ソープもそうだけど、だ〜れもソープやダッチワイフと寝たいなんて思ってる
男なんていねえんだよね。誰だっていい女とちゃんと恋愛して、ほれられてセックスしたいよね。
でもさ皆が皆そんなこと出来ないじゃない。ましてや障害者の人なんてそんなに
しょっちゅうソープ行くほどお金貰ってないしさ。
昔一回ある施設に寄付したときがあってさ、一人の障害者が『ソープとか
行っても何となく嫌な顔をされてるのが分かる』って言って自分らの寄付したダッチワイフを
いとおしそうに受け取ってくれたんだよね。それ以来おれは例え人に
おまんこ人形って言われても、すこしでもあういう人達が喜んでくれるような人形を研究したわけよ。
俺んち母子家庭で貧乏だったからさ、ファミコン買ってもらえなくてさ
すげーうらやましかったな、持ってる奴が。
俺が小6のときにクラスの給食費が無くなった時なんて、
「ファミコン持ってない奴が怪しい」なんて、真っ先に疑われたっけ。
貧乏の家になんか生まれてこなきゃよかったって悪態ついたときの
母親の悲しそうな目、今でも忘れねぇよ。
どーしても欲しくって、中学の時に新聞配達して金貯めた。
これでようやく遊べると思ったんだけど、ニチイのゲーム売り場の
前まで来て買うのやめた。そのかわりに小3の妹にアシックスの
ジャージを買ってやった。いままで俺のお下がりを折って着ていたから。
母にはハンドクリーム買ってやった。いっつも手が荒れてたから。
去年俺は結婚したんだけど、結婚式前日に母に大事そうに錆びた
ハンドクリームの缶を見せられた。
泣いたね。初めて言ったよ「生んでくれてありがとう」って。
381本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 14:42:15 ID:PQP5mm8rO
後味は悪くないような・・・
382本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 14:48:49 ID:DStOtunS0
途中で話がすり替わってるのが後味悪い?
383本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 15:12:13 ID:2K3eDF4Y0
ごめ、心霊いい話に投下しようと思ってたのにスレ間違えた^^
384本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 15:15:20 ID:Yi3rWFSP0
>>378
ユニコーンは、清らか好きというより
あくまで「処女」になつくだけで、「童貞」には興味ないんじゃ?
385本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 15:24:54 ID:jspDFQza0
下心丸出しじゃねぇか
386本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 15:25:31 ID:VTsRM0ak0
>>380
栄光なき天才たちに登場してもおかしくないな。
387本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 15:31:02 ID:wzYT+bw+O
>>380
これに定番コピペの「ま、給食費盗んだのは俺なんだけどね」がつくと後味悪いね
388本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 19:40:13 ID:kb5TpFaQ0
>>387
絶対それが来ると思ってたのに来なかったから逆にスッキリしない…
389本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 20:03:09 ID:jezOZTdzO
>>380
なんで途中から自分語りになってんだよw
390本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 20:27:14 ID:YtUaDL+G0
>>375
あ、なるほど。それなら原作者思考で言うなら、先に出た奥さんは「犠牲を恐れず進む勇気のある人間」
の代表として描いているはず。で、あそこで残った人間達は「自分達では決断のできない指示待ち人間」
なので、コミュニティーを形成しても不和が生じるのは当然だって考えだと思います。
3911/3:2010/09/20(月) 21:22:31 ID:j0+r9+O10
ミステリ小説『殺戮にいたる病』

注:
この小説はただ一つのトリックが全てというタイプのミステリなので、
そのネタを知ってしまうと人によっては面白さが激減します。
(ネタバレスレなので当然といえば当然なのですが、念のため記載しました)

東京で連続猟奇殺人事件が起きる。
被害者は乳房や性器を切り取られ、持ち去られていた。
この事件について、以下3人の視点で内実が語られる。

・犯人である蒲生稔(冒頭で犯人は蒲生稔だと明記されている)
 自覚なく母性を求めており、その象徴である乳房や性器を持ち帰って自慰の
 道具としていた。同時に、相手を殺害することで歪んだ征服欲を満たしていた。
・退役刑事である樋口。事件の被害者の関係者だったことから、
 被害者の妹と協力して犯人を追跡する。この妹が姉と似ていたこと
 (=蒲生稔の好みに合っていた)ことが事件解決のきっかけとなる。
・蒲生家の主婦である蒲生雅子。平穏な家庭をひたすらに望む主婦。
 だがその思いのあまりに息子へ過干渉するきらいがあり、ある日
 掃除と称して息子の部屋のごみ箱を漁った結果、血まみれの
 ビニール袋を発見したことで彼女の苦悩が始まる。
3922/3:2010/09/20(月) 21:24:44 ID:j0+r9+O10
後味が悪いのは、雅子のパート。
血まみれの袋を発見した雅子だったが、驚きのあまり、袋の中身を改める前に
部屋から逃げ出してしまった。そのため当初は事件と息子を結びつけて
考えてはいなかった(正確には、嫌な予感はあったが考えないようにしていた)
しかし事件発生時は息子が必ず外出していたことなどから疑わざるを得なくなり、
とうとう尾行を始める。もうこの時点で彼女は家庭崩壊のストレスで狂いかけていて、
尾行する場面も、おかしな格好(本人的には息子に自分とばれないための格好)をした
中年女性が、おろおろと戸惑いながらも必死に息子を追う感じ。ひたすら哀れっぽい。
で、以前息子が被害者女性をナンパしていたらしきバーの前まで行くんだけど、
そこには既にパトカーが溢れ返っていて、また息子が殺人を犯してしまった、
そしてとうとう捕まってしまったと絶望した彼女は、前後不覚のまま帰途につく。

で、実はここまでが全て叙述トリック。
雅子は息子が犯人だと思っていた。読者には犯人は蒲生稔だと告げられている。
しかし蒲生稔とは実は息子のことではなかった。息子の名前は信介。
蒲生稔は雅子の夫。信介の父親だった。
3933/3:2010/09/20(月) 21:25:56 ID:j0+r9+O10
話は雅子がバーにたどり着く少し前に遡る。
父・蒲生稔はバーから女性を連れ出し、ホテルで殺害に及ぼうとしていた。
そこに息子・信介が現れる。彼はずっと父親を疑い、追跡していた。
(それを雅子は、息子が犯行のために外出していたと誤解した)
しかし自首を促す息子を、激昂した稔は殺害し、逃走。
時をほぼ同じくして自身が求めていたものが母性であったことを悟った彼は、
帰宅し、自身の母親を殺害、屍姦を始める。
そこに、前述の経緯でふらふらの雅子が帰宅してくると──
目の前ではなぜか自分の夫が義母の死体に腰を振っている。雅子、発狂。
で、そのあとにようやく刑事がやってきて、エンド。

というわけで、父親と息子を混同させることがこの話のトリックであり、
ミステリである所以なんだけど、同じ誤解を作内人物である雅子もしていたわけです。
そこが上手い点なのは理解出来るんだけど、読者は「ああ、そういうことか」で
済む一方、雅子の視点に立ってみると(全部を理解してないとはいえ)あまりに悲惨。
叙述トリックのために二重に突き落とされた雅子が本当に哀れ。後味悪すぎな話でした。
394本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 21:32:52 ID:2K3eDF4Y0
皇族ディスってんの?
395本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 21:36:23 ID:kb5TpFaQ0
1〜3まで読んだけど後味悪い点も含めて
全然意味わからなかった…
396本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 21:42:18 ID:/BDmdPmj0
俺は意味はわかったよ
397本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 21:46:16 ID:PQP5mm8rO
マジでやられたスレでも評価高いですよね
398本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 21:59:57 ID:HlgX8jnK0
これ何度か書き込もうとしたけど上手くまとまんなくて挫折した。
叙述トリックは分かりやすくまとめるの難しいよね。
399391:2010/09/20(月) 22:17:43 ID:j0+r9+O10
申し訳ない、わかりにくかったかもしれません…。
事件部分だけを抜き出すと、
・妻子持ちである蒲生稔がレイプ殺人を繰り返す。
・でもその殺人の動機は自分でもわかっていなかった。
・しかしある時、自分は「母性を求めていた」のだと気づく。
・で、実際に自身の母親を殺して犯す。
という流れです。
で、この蒲生稔の犯行を止めようと息子が密かに尾行していたのだけれど、
尾行ってのは傍から見れば怪しい行動だから、妻が「息子が犯人では」と誤解してしまったのです。
つまり「夫が殺人←息子が尾行←妻が尾行」と尾行が連鎖した構図になっていたのです。
400本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 22:28:29 ID:kb5TpFaQ0
わかりやすくしてくれてありがとう
もう一回読み直してみたらお馬鹿な自分にもわかった
401本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 22:33:54 ID:NzcbJ4ngO
叙述トリックと言えば、折原一ですな。
402本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 22:35:16 ID:/TafbDyM0
これ読みました。難しいのにまとめ乙
最後の雅子の「あなた、お義母さんになんてことを!」で
全部氷解するんだよね
403本当にあった怖い名無し:2010/09/20(月) 23:41:55 ID:wUjXOCnR0
被害者妹を殺そうとした稔を息子が止め、逆襲を受けて刺される。
被害者妹と組んでいた樋口は妹が連れ去られた事に気付き、老体に鞭打って駆ける。
行き先であるホテル前にパトカーが群れているのを見、『また遅れた(姉と同じで救えなかった)』
と思うが、それが息子が殺害された事件と知る(この時、雅子に「何があったんですか?」と問われる)。
被害者妹は無事で、安堵しながら樋口は関係者であろう雅子と共にパトカーに乗る。
様子がおかしいと家の様子に踏み込んだ樋口(&後輩刑事)の目の前で屍姦行為が・・・。
そこに背後から雅子の「あなた、お義母さんになんてことを!」という台詞がかぶる。

お願い、ひぐっつぁんをディスらないであげて。
404本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 00:58:34 ID:74nt+wvI0
40歳過ぎてる蒲生稔が20代後半の大学院生でとおって
女の子に声をかけたら、みんなほいほいついてくるとかいう
ありえん設定の小説だったな
その叙述トリック使いたかっただけかよっていう

タイトル見て犯罪心理学ものかと思ったらそのあたり全く触れられずに終わるし
樋口は60過ぎてるのに被害者にも被害者妹にも惚れられて
最後には被害者妹が樋口に「抱いて」とか言い出すし
全体的に楽しすぎる小説だったわ
405本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 01:07:22 ID:9siTCw0A0
後味悪いというか、気持ち悪かった話。

さっき(もう昨日だけど、夜の10時頃)、地下鉄で地元の駅まで帰って来て
駅のトイレに行ったんだけど(私は女)、
適当に1番手前の個室に入ったら、中で食べ物を食べた形跡があったよ…

デパ地下で買ったっぽいお弁当の空き箱がゴミ箱に突っ込まれ、
お弁当についてたと思われるおしぼりや箸袋(有名な店の名前だった)、
そしてコンビニで売ってるようなお菓子の空き袋が散乱してた。

不気味に思いながら個室を出て、洗面台で手を洗おうとしたら
鏡の前に「マウスウォッシュ」と書かれた、
シャンプーの試供品みたいな小さなパックの空き袋があった。
さらに、洗面台の横のゴミ箱にもお弁当の空き箱が…
406本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 01:08:13 ID:9siTCw0A0
それらを見て1番最初に思ったのは
最近の大学生がやってるという「便所飯」だったけど、
でも駅のトイレだしなあと考え直して、次に
桐野夏生が書いた「グロテスク」という小説にあったような
ちょっと頭のおかしい人がトイレで食事したのかな、と思った。
(頭がおかしくなっちゃった人が、平気で会社のトイレで昼ご飯を食べて
それを同僚に噂されるシーンがある)

トイレを出て連れに話したら「過食症の人じゃない?」という意見だった。
吐いた後に口をすすぐためにマウスウォッシュを使ったのかも?

なんだか、人間の闇の部分をいろいろと想像してしまって
すごく気分が落ち込んだ。
407本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 01:55:40 ID:Bq1/btz60
映画「ダークナイト」うろ覚え。掻い摘んで1レスでの説明を目指す

アメリカのある都市を護るヒーローがいた。ヒーローは自身を「恐怖の対象」として犯罪者やマフィアに見せ付けることで犯罪を抑制していた
ある時、ヒーローの命を狙う恐ろしい悪党が現れる。悪党はヒーローを信奉する市民を惨殺することでヒーローに「正体を晒せ」と圧力をかけてくる
思い悩むヒーローであったが、その街の市長が自分がヒーローだと名乗り出ることでヒーローを助けようとした
市長はとても公平な人格者であり、街にとって正義の象徴であった
しかし、市長と市長の婚約者は何者かに拉致され、市長はヒーローに助けられたが、婚約者は殺されてしまった
入院した市長の元へ悪党が現れ、婚約者を殺したのはマフィアであり、警察や市長の友人の中にマフィアのスパイがいると告げた
市長が独自に調べると、悪党が言っていたことが事実でったことが分かる
市長は発狂し、裏切り者達を次々に捕まえて私的に殺していった
やがて市長は全てが信用できなくなり、裏切り者ではない者まで疑って殺そうとするようになる
市長は友人の警官を家族ごと殺そうとするが、ヒーローが介入したことで市長は死んでしまう
警察は「このことを市民にどう説明すれば」と頭を抱えた
するとヒーローは、全てをヒーロー(自分)がやったという事にするように言い、今後はヒーローを犯罪者として本気で追うように言って立ち去った
人間の本質は醜いという価値観を持つ悪党の真の狙いは「正義の象徴であった市長ですら悪に落ちる」と証明することだった
正義の象徴を守り、市民を絶望させないため、ヒーローは自ら汚名を被った。その後、市長は悪と戦った正義の象徴として存在を誇張された
ヒーローは市長や警官を殺した犯罪者として警察に追われ、善良な市民達からも嫌われて恐れられるようになるが、それでも悪党と戦い続けた
408本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 11:00:55 ID:+KqsAO2S0
皆川博子の短編2つ。

「獣舎のスキャット」
頼りない親の代わりに薬局を一人で切り盛りする娘。
弟に対し、多少歪んだ愛情を抱いている(盗聴するなど)
だが親までもが少年院上がりの弟を極端に溺愛し、自分達が
死んだ後は店舗を弟に譲ろうと考えている。それが許せなかった娘は
弟が院時代に雌豚を相手に性欲を満たしていた事実を調べ上げ、
近所の豚舎に弟とその恋人を誘い出し、証拠を突きつける。
しかし「それがどうした」と返り討ちに遭い気絶させられ、
目覚めた時には豚舎の中で縛り上げられ、雄豚にのし掛かられていた。
悲鳴を上げるも助けは来ない。加えて自身の肉体がこの状況に微かな昂ぶりを
覚えていることに愕然とした娘は、泥に顔を埋めてすすり泣いた。END

「疫病船」
心を病んだ妻を持つ弁護士。ある日彼は娘が母親を殺そうとした事件を担当する。
娘は「自分達は死ぬべきなのです」という。母は「娘は気が違っている」という。
気になった弁護士が二人の過去を調べ始めるも、その間に娘は自殺。
やがて明らかになったのは、次のような事実であった。
母親の夫は兵役に取られていたが、戦争終結と共に復路船に乗り込んだ。
しかし船内でコレラが発生したため、軍部が本土の目前で上陸を拒否してしまった。
それに耐え切れず救命ボートを奪い、逃げ出してきた夫。
そんな彼に対し、この母娘は石を投げて追い返していたのだった。
だが、真実を突きつけた弁護士に対し母はふてぶてしくタバコをくゆらす。
「あんたも同じことを考えたりはしないのかい」
弁護士は、はっとする。自身の妻が自殺未遂をした時、いっそこのまま…と
考えてしまったことを思い出してしまったのだ。
追求を止めて逃げるように立ち上がる弁護士。母が奇妙に唇を歪めてEND。
409本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 11:29:09 ID:Xa3X8xGQO
>>407ちょっと補足

市長じゃなくて検事
そんでもってヒーローの親友
検事の恋人は恋人っていうよりその直前っぽい位置のまま
(ヒーローともいい感じで、二人の間で迷ってた)
ヒーローは「俺、この騒動が終われば引退して彼女にプロポーズするんだ」フラグをたてていた
(死んだのは彼女だったけど)
最終決定をはっきり告げてはいるが、それは男達の耳には届けられないまま死んだ
家族を殺されかける警部は検事でなくヒーローの友人

ついでに
映画ではラブラブに見えた警部夫妻は実はその後離婚してたり
映画でも出てきた可愛い娘がいるが実は養女で、
成長後ヒーローと似たコスプレ初めてスーパーヒロインの仲間入りを果たすが
悪党の攻撃により下半身不随の運命をたどったりする

ちなみにヒーローはその後、ブルマ姿の少年が仲間になり
その少年と愛憎入り乱れた修羅場を経たり
少年がヒーローの傍を離れたら、また違う少年が同じようなコスプレしてくっついてきたりするため
ファンの間でもショタホモ疑惑がある。
410本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 12:17:28 ID:RPe/sz+3O
ブルマwアメコミ狂ってるw
411本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 12:19:51 ID:Akg7pDuK0
ショタホモ疑惑ワロタ
412本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 12:20:32 ID:olavSQU60
アメコミって意外と自由なんだなww
413本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 12:37:55 ID:p2uim0KFO
明智探偵と小林少年みたいなもんじゃね。仮面ライダーにも少年がくっついて回るし
孤独なヒーローと無垢な少年はセットなんだろう
414本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 12:40:08 ID:p2uim0KFO
sagdって何だ。ごめんなさい
415本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 12:40:43 ID:mOzN1pQTO
>>406いちいちレスわけんな。改行多すぎ。
つか私も便所飯やったことあるけどばかにしてんの?
後味悪いわけないじゃん。バカ?
416本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 12:51:43 ID:tAjs93I0O
早く病室に戻りなさい
417本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 13:58:09 ID:I94Eo2hq0
>>412
向こうにも日本と同じ「腐女子」みたいのがいて、
そういう詮索をするのが大好きらしい。
あと日本で言う「磯野家の謎」みたいな、定番のマンガに黒い噂を
無理矢理こじつけることが好きな連中が男女共にいるっぽい。
セサミストリートのアーニーとバートですら、ホモ疑惑がある。
418本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 14:31:01 ID:Xa3X8xGQO
まあヒーロー=バットマンなんですけど

>>417
「腐女子」関係なく、バットマンとロビンは
ずっと昔から怪しいって言われてるよw
419本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 14:58:39 ID:deNH13XE0
>>407
乙です。

正直、409みたいな補足はいらんよな。
これがないと意味が分からんとか、後味悪くないとかじゃないし。
補足する前に、乙とか、一言感想つけるとか、すべき事があるだろと
いつも思うよ。
420本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 15:34:12 ID:8MiBRRnF0
お前のレスの方がいらないよ
421本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 15:54:32 ID:KngXZw/F0
けんかはやめてーふたりをとめてー
422本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 17:05:15 ID:OidnqkBa0
わたし〜の〜ためええええにいいいい あらそ〜わない〜でぇ〜
423本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 17:05:24 ID:8R53iI1XO
「ティーンタイタンズ」の作中じゃ、お前はバットマンと組んでたんじゃなかったのか?
と突っ込まれて

「もう二度とチームは組まないと決めたんだ!」

と返してたな、ロビン。一体何があったんだか。
424これは悪意がありすぎ:2010/09/21(火) 18:39:46 ID:tS05QseD0
酷いです。チアリーディング部に入れてもらえません。

ミレ
2010年9月21日 10:43


よろしくお願いします。
私は今年から大学生になった女性です。地方から大都会に出てきました。
私は小さい頃からチアリーダーに憧れていましたので、入学と同時にチアリーディング部に入部しようと決めていました。

しかし、4月に入部を申し込みに行ったのに「もう定員になったから」と断られてしまいました。
それから何度も定員に空きがないか聞きに行っても同じ返事しかもらえませんでした。

多分メンバーの方が、私の何かが気に入らないんだと思います。あるとしたら2つ程思い浮かぶんですが、1つは私の服装が派手だからかなと。
私はいつもミニスカートに薄地の赤やピンクのノースリーブです。でも、チアリーダーはミニスカートを穿いているのが当たり前なので、
断られるのはおかしいと思うのですが。

もう1つは私がちょっとグラマーだからかなと思う事です。身長は158cm、体重は120kgです。
今まで彼氏はいなかったけど、周りの男友達からは「可愛いね」てよく言われてましたし、家族からも同じように言われてきまし、
お父さんからは女はある程度フックラしてないと駄目だって言っていました。
街を歩いていると殆どの男達は、振り返って私を見てくれていましたので、お父さんの言っている事は本当だと思いました。

そこでなんですが、チアリーディング部の方達は私に嫉妬しているのでしょうか?
どうすれば、入部させてもらえるのでしょうか?
425本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 18:56:52 ID:dCGOVi5BO
>>424
どんなんだろ
上から見たら円みたいな人かな
426本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 20:22:36 ID:gBbgynbL0
ノースリーブミニスカの樽か
427本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 20:56:23 ID:tAjs93I0O
あおい坂高校のペコちゃんモドキを思い出した
428本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 22:39:41 ID:SAOXHQWS0
アメリカの高校だとチアリーダーでアクロバットみたいのやるから男子メンバーがいるところがあるんだけど
女の子持ち上げて腰の骨折った人がいたとか。
429本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 22:47:11 ID:RPe/sz+3O
フィギュアスケートのペアも女はとにかく軽さを求められるらしいね
ロシアとか白人さんの小さい子を見られるいい機会
430本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 23:03:18 ID:3xtesWkb0
後味悪くないだろ
431本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 23:26:53 ID:/BdPBkA/0
120kgならドラえもんよりちょっと軽いくらいだ。
確かのび太が軽々と持ち上げてたし、意外とたいしたことないんじゃない。
432本当にあった怖い名無し:2010/09/21(火) 23:41:03 ID:x1xQ1Hch0
ドラえもんは浮いてるから、持ち上げる時に重さは掛かってないんだと思う
433本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 00:32:51 ID:FgT212f20
つまり、浮けば入部させてもらえるわけですね。
434本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 02:12:18 ID:9PXkywAk0
ホバーでぶとか…ドムかよ
435本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 02:17:19 ID:dkQa96g0O
このスレ、つまんないですね
436本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 02:45:37 ID:JHpEio4c0
>>435
だね、ちょっと僕らには合わなみたい。
他のスレに行こうか
437本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 03:02:52 ID:d2lkTL0YO
誰もageてないのに上がってる!
怖っ!と思ったはsagaてなんだよ
438本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 03:08:13 ID:/qZv841x0
思ったは
439本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 06:58:11 ID:Ou5C2z3n0
アルファ波とかそういうもんか
440本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 13:18:31 ID:Cvz35cgd0
最近終助詞の「わ」を「は」って書く人増えたよね
441本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 13:42:40 ID:agfr5S0wO
しかも小文字でね
442本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 13:43:42 ID:agfr5S0wO
あ、すいません逆パターンだと勘違いしましたm(__)m
443本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 13:54:29 ID:FB10TqweO
A.
腹は痛いは、咳は出るはで大変だったよ。

B.
ァタシゎ、もぅ高校生。
444本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 14:18:14 ID:e3vJj429O
高校時代の友達と久しぶりにメールしたら、小文字を多用するようになっててちょっとショックだった
445本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 17:37:05 ID:8ntE/D8z0
マヂレスすまないが>>437は携帯だから「ら」って打とうと思ったが「は」と打ってしまっただけぢゃなからうか。

正)怖っ!と思ったらsagaてなんだよ
446本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 18:34:58 ID:GbiRwkjh0
424って、「大手小町」からの引用でしたね。
当然それに対するレスは、非難?ゴーゴー。
ところで、大手小町って、たまーに、ネタ?じゃねーのというのが、ある。
で、一番嫌なのは、謎みたいな悩み事を提供して、
そのまんま全然!本人がレスせずに、消えちゃうこと。
もしくは、中途半端で消えていく。

すっきりしないので、後味も悪いです。
447本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 19:16:11 ID:eL/uiEtpO
>>446
胸糞悪いの間違いでは!?
448本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 22:31:37 ID:NDDP56w20
>>446
小町はレスを事前検閲しているから
あまりにもアレレなレスは内容を編集されたり
一旦載ったレスがいきなり削除されることもあるけど
その削除レスへの横レスはのまま・・とか
トピ主の返答如何でも「釣りトピ」と認定されて
トピそのものも凍結されて、トピ主さえ投下できなくなるらしいw
449本当にあった怖い名無し:2010/09/22(水) 22:37:11 ID:Xi28u2gG0
>>445
そもそもsagaではなくてsega
セーガー
450本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 00:49:10 ID:5yIjtj2/0
>>448
小町は釣堀そのものです
でも釣りトピ認定の前にまず小町住人が全力で釣られてどうでもいいレスを大量に書き込むから
オチが付く前に容量オーバーで自動的に書き込み停止の流れになるのがお約束w
451本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 00:57:04 ID:6o+/BdtBO
全力で釣られてんのかよwww
容量over迄とかVIP並だなwww
452本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 02:39:32 ID:pH6lIoh50
アラーキーの短編

ある作家が海外へ取材の旅行に行った
教会に訪れた漫画家は、神父のいない間に教会内で写真を撮りまくった
作家は懺悔室(罪悪感に耐えられない人が神父に罪を告白する小さな部屋。小さな窓の付いた壁で二部屋に区切られ、
片方に神父、もう片方に告白者が入る)を見付け、興味本意で中に入ってしまう
「自分には犯した罪など無い」と考えている作家(性格が悪い)が何を告白しようかと考えていると、
向いの部屋に誰かが入ってくる。向かいに入った男は、自分の罪を告白し始めた
そこで作家は自分が間違えて神父側の部屋に入ってしまっていたことに気が付いた

男の話はこうだった
当時の男は若くて貧しく、下働きの仕事をしていた。とても忙しい仕事で、ガールフレンドを作る暇も無かった
ある日、男が残業をしていると、一人の浮浪者がフラフラとやって来た
浮浪者は東洋人で、出稼ぎに外国に来たはいいが、仕事が見付からなくて脱落したような雰囲気だった
浮浪者は食べ物を恵んで欲しいと言い、男の弁当をチラチラと目で追った
働いてもいないのに食べ物を強請る浮浪者に対し、残業までしている男は怒りを感じた
男は、荷を運ぶ仕事を浮浪者が全て変わりにやることを条件に、弁当を恵んでやると言った
浮浪者は5日も何も食べてないと言い、必ず働くから何か食べさせてほしいと懇願してきたが、全て嘘だと思った男はそれを拒否し、あえて重い荷物を無理矢理浮浪者に持たせて働かせた
浮浪者がフラフラと重い荷を運ぶのを見ながら、男はテーブルに付いて、浮浪者に恵むと約束していた自分の弁当を食べ始めた
しかし、浮浪者は倒れ、重い荷物の下敷きになってしまう
男は怒り、怠けるなと浮浪者に怒鳴りつけた
すると、テーブルの下から浮浪者が這いずって現れ、男の足を掴んでこう言った
「この報いは必ず償わせる。お前が『幸せの絶頂の時』おまえを迎えに来る」
驚いた男が椅子ごと倒れると、足を掴んでいた浮浪者の姿は消えた
浮浪者の体は荷物の下敷きになったままで、死んでいた。浮浪者が5日も何も食べてないという話は本当だった
453本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 02:43:21 ID:pH6lIoh50
つづき
それからの男は不気味なほどに良い事が続いた
遠い親戚から遺産が入り、くじが当選し、買った土地が何十倍もの値で売れ、男が考えた食品が会社で売り出されて世界中で大ヒットした
それまでガールフレンドに縁が無かったのに、元モデルの美女と結婚した。使い切れないほどの収入が入った。別荘を買い、召し使いや運転手を大勢雇った
男はこの幸運の連続にいつも不安を抱いていた。あの死んだ浮浪者のことがいつも頭の片隅にあった
そして子供が生まれた。母親に似た美少女だった
ある日、男は娘と一緒に公園へ行った。男の召し使いも一緒だった
娘はポップコーンを上に投げて口でキャッチするという遊びに興じていた
そんな娘の姿を見ながら、男は「こんな愛くるしい娘が側にいるなんて、『なんて私は幸せなんだろう』」と思ってしまった
その瞬間、娘は男の首を掴み、人間とは思えない恐ろしい顔でこう言った
「約束どおり、お前を迎えに戻ってきた」
娘はあの浮浪者だった。召し使いは娘に殴り付けられて倒れた
男が富と名声と家族を得られたのは浮浪者が影から手伝っていたからだった
その幸福の絶頂から突き落とすことで、浮浪者が味わった絶望を男にも味わわせることが目的だった
逆恨みだと主張する男に対し、浮浪者は最後のチャンスをやると言った
男が運試しをし、運が良ければ「逆恨み=許す」、運が悪ければ「逆恨みではない=殺す」というものだった。それは神と運命が判断してくれるのだと浮浪者は言う
男は藁にも縋る想いで運試しに乗り、三回の運試しをさせられる。男は最三回目の最後の運試しまで行き、あと後一歩で成功というところで運悪く失敗してしまう
浮浪者は言った「審判は『逆恨みではない』と下った」
男は娘の手で首を切断された。
つづく
454本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 02:44:06 ID:UeNUw3f70
mataka
455本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 02:44:42 ID:pH6lIoh50
作家は話を聞き終えると沈黙していた。向かいの部屋の男は言った
「私のこと『生きてるじゃないか』そう思ってますね、神父様。私が『懺悔』に参ったのはそこのところなんです
あの浮浪者は、私を望むものなら何でも手に入るほどの金持ちにしてくれたんです。私の言いなりになる召し使いが簡単に見つけられるほどの」
すると、懺悔室の外から声がした「旦那様、出て来て下さい。いくら懺悔に来てもこの私の恨みは消えません。出て来て下さい、旦那様」
作家が恐る恐る懺悔室の外を覗くと、そこには切断された自分の生首を抱えた身体が床を這いずっていた
抱えられた生首は言った「この私を金でつって整形手術させて、騙して、あんな恐ろしい目に遭わせてくださった怨みは絶対に許さない。死んでも死にきれない」
懺悔室から出てきた男の顔は召し使いの顔で、床を這いずる召し使いの顔は男(旦那様)の顔だった
召し使いは言った「この恨みは、旦那様の娘が『幸せの絶頂』の時、必ずあんたを迎えに来ます」
すると、召し使いの後ろから浮浪者が這いずって出て来て言った「迎えにくるのは駄目だ。今度は騙されないように四六時中見張っていないといけない」
男は歩いて教会を出て行き、二人の死者が這いずりながらのそ後を追っていった
作家はただそれを見届け続けた
「怨霊に取り憑かれても諦めず、孤独に人生を前向きに生きる男。彼は悪人だと思うが、そこのところは尊敬できる。そう思うのは僕だけかもしれないが」
という作家のモノローグで終わり
456本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 04:12:16 ID:SYH7Wj3gO
乙です
>男は歩いて教会を出て行き、二人の死者が這いずりながらのそ後を追っていった
想像したらなんか可愛くて笑ってしまうw
457本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 09:29:22 ID:2YyQn2R7O
>>452
主人公の作家は漫画家なのか
458本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 09:42:37 ID:8aB81Cce0
唐亜明 「ビートルズを知らなかった紅衛兵」より

 封建中国では、女性は自分の名前を持つ権利を有しなかった。
祖母(父の母)の名前は戸籍では、もともと、「唐呉氏」になっていた。つまり祖父の姓(唐)に
自分の姓(呉)と氏ををくっつけていただけだった。(日本でいえば「山田佐藤君」みたいなものだろう)

 私は子供の頃、祖母に「おばあちゃんの名前、呉宝章なんて、男の名前みたいだね」とからかったことがある。
すると、祖母は、「お前の母さんに聞いてみな」と、とがめる口調で言った。その事情は母が教えてくれた。
父が日本に留学していた時、父はしばしば祖母に書留の手紙を送った。その当時、郵便局は蒋介石の「新生活」
政策を実施しており、「唐呉氏」のような間違い易い名前を認めなかった。書留の手紙を受け取るには印鑑が必要
なので、祖母は母に印判屋で木製の印鑑を作るよう頼んだ。(祖母の)子供の時のあだ名「宝卿」を使うことにした。
母は印判屋に「呉宝卿章」と注文したが(「呉宝卿之印章」の意)、家に持って帰って見ると、「呉宝章」と
なっていた。祖母はやり直せばまたお金がかかると思い、「これでいいよ。書留を受け取るだけのことだから」
と言い、日本にいる父に、手紙の宛名には「唐呉氏ではなく呉宝章と書いてくれ」と伝えた。以来、戸籍登録
も身分証も、みな「呉宝章」になってしまい、ついには祖母の正式な名前となったのである。
 祖母は名前を持てなかったが、急に名前が使えるようになっても、この権利が印鑑代より安いとしか
思われなかったのであろう。
459本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 09:54:20 ID:LakW6eM80
>>424
クラッシャーブラックエル思い出して吹いた。
ttp://kuro.pinoko.jp/pro/w184.htm
460本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 14:26:44 ID:Ifz4fVl10
>>452
アラーキーは露伴が大好きだな
461疎開っ子数え歌1/3:2010/09/23(木) 15:38:28 ID:3e2z6CkD0
中学校の図書室にあった戦争もの漫画です。記憶をたどりながら書いたので違うところもあるかも
この話に出てくる疎開っ子数え唄は歌詞忘れたけど、お国のためにがんばれ、勝つまで耐えろ、不満を言うな
みたいな内容です。

戦火の激しくなった東京を離れ田舎に集団疎開することになった小学生の美保子は
生徒代表であいさつの作文を読み、班長を務めるほど真面目な優等生だ。
軍人だった父はすでに戦死して無く、大好きな母と幼い妹と別れるのは寂しかったが
仲良しの班のみんながいるから平気だと思った。
 お寺での集団生活は毎日竹やり訓練に貧しい食事と非常に厳しいものだった
みんな疲弊する中で立派な軍人だった父を誇りに思う美保子はめげず、不満を言う子に
注意し、担任の先生に「もっと厳しく訓練してくれ」と率先して意見する。
が、それは心に余裕のなくなった他の子供たちから見れば『いい子ぶって嫌な子』と
捉えられてしまう。(しかも美保子は体が虚弱で早々と日射病で倒れたりするから不満が倍増)
やがて仲良しだったグループのA子が筆頭になり、その腰ぎんちゃくのB子、優しいが
気が弱く言いなりになってしまうC子・D子が美保子を苛め始めるが、自分は何処も悪くないと
思っている美保子は耐え続ける。
 ある日みんなの意地悪で重い物資を荷台で一人で運んでいる最中にはずみで転がり
落ちたさつま芋をあまりの空腹のためつい魔が差し鞄に隠してしまう。
 だがすぐに目ざとく美保子の挙動を見抜いたA子にみんなの前で暴露されてしまった
目をかけてくれていた先生にも見限られ、班長を下されてしまい新班長になったA子に
ますます酷く苛められるようになる。
 そんな時疎開先に一日だけ子供たちの親が来てくれることになった、優しい母と久しぶりに
再開し喜ぶ美保子
子供に食べ物を持ってくるのは禁止されていたが機転を利かせた母が秘密のお手玉を
くれた『中身は砂糖やきな粉をまぶして炒った大豆よ、遊んだ後におあがりね』と
そのお手玉を取りながら疎開っ子数え唄を歌い耐え続けるのだった。
462疎開っ子数え歌2/3:2010/09/23(木) 15:40:04 ID:3e2z6CkD0
だが戦火はますます激しくなりお寺の暮らしもどんどん厳しさを増していく、それに加え
終わらないA子たちのいじめと美保子の神経はすり減っていく
たまらなくなった美保子はついに母へ助けを求める手紙を書いた。
『もう限界です、お母さん迎えに来てください、お願いです・お願いです・お願いです・・・』と
それを読んだお母さんがあんなに気丈で我慢強い子がここまで言うのだから余程の事ね、
お姉ちゃんを迎えにいこうね。と妹と話したその夜、東京大空襲にみまわれる。
 数日後先生から大空襲の事を聞かされ動揺する児童たち。美保子は先生に母と妹は無事かと
すがりつくが心配ないと一蹴される。
それでも気が気でなく言いようのない不安に陥る美保子にC子とD子が血相を変えてくる
「大変よ!A子があんたのお手玉ばらして喰ってるよ!」
部屋へ駆けつけると匂いを嗅ぎつけたA子とB子が中身の大豆を貪り食っていた、
悲鳴を上げ殴りかかる美保子
だまれ食ってやると吠えるA子、はやし立てるB子、止めようと美保子に加勢するC子とD子
酷い有様の所へやってきた先生が制止し
「こんなくだらないもので喧嘩すんじゃない!」と大切なお手玉の残骸を蹴り飛ばす
何かが切れた美保子はその腕に噛みつき
「先生の馬鹿!お母さんの所に帰るんだ!」と叫び雨の中を駆け出していく。
だが追いかけてきた先生につかまり最悪の事実を告げられる
「東京に帰っても無駄だ、お前の母さんも妹もみんな死んじまったんだぞ」
ぶるぶると震えながら握りしめていたお手玉の切れ端を呆然と見つめていた美保子はやがて
ケラケラと笑いだし、楽しげに歌うように言う
「嘘だもーん、お母さんも妹も生きてるもん、迎えに来てくれるんだもん」
自分のしでかした事の重大さに気付き正気に返るよう呼びかける先生をよそに美保子は
雨の中笑い続けるのだった。
463疎開っ子数え歌3/3:2010/09/23(木) 15:43:07 ID:3e2z6CkD0
しばらくして戦争が終わりみんなが東京に帰る日、お寺の庭に並んだ生徒たちの顔はなぜか
うかなかった、先生も暗く打ち沈んでいる。
そこへ無邪気に喋々を追いかけながら美保子がやって来た
「お母さーん早く、早く迎えにきてよ〜」
あの日から彼女が正気を取り戻すことはなかったのだ
そんな彼女にA子が自作のお手玉を渡す「今までごめんね、これお詫びよ」と
自分がそれで許されると思わないが、彼女ができる精一杯のことだった。
美保子は東京へは帰らずお寺の和尚さんが責任を持って引き取ることになっていた
笑いながら受け取ったお手玉で遊びながら美保子は疎開っ子数え唄を歌いだす
それを聞くと先生はワッと泣き出し地面を掻き毟った。生徒たちも俯きすすり泣く
美保子の歌声を背にとぼとぼと歩きだした生徒たちは口々に呟く
「戦争ってなんだろう」「お国のためって何?」「何だろう・・・何だろう」
                                         おしまい
464本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 16:08:20 ID:RSFh9uiE0
切ないな・・・

自分も小学校の時に図書館で読んだ話で

やっぱり、同じように東京から地方に疎開してきた小学生達がいて、同じようにお手玉に忍ばせた炒り豆や
くすねたビオフェルミンをかじって飢えをしのいだり、家族に会いたくて泣いたりといった日常が語られる
地元のおじさんにもらったたった一つのリンゴをみんなで分け合い、小さな小さな切れっ端を口に入れて
その甘さに泣いたりする

そのうち3月になり、卒業式のために一日だけ東京に戻ることになった
家族に会える、家に帰れると喜ぶ子供達の中で、一人だけ体の具合が悪いか何かで帰れない子がいた
その子を一人置いてクラスメイト達は教師に連れられて東京に戻り、久しぶりに我が家で夜を過ごす
置いていかれた子は一人布団の中ですすり泣く

その未明、東京大空襲が首都を襲う

東京に戻ったクラスメイト達は全員が死んだ
生き残ったのは、疎開先に残された子だけ
「東京に戻らなくて命拾いした」と、慰めているつもりで無神経な言葉をかける疎開先の大人達に
「いっしょに死んだ方がよかった!東京でお母さん達と死んだ方が良かった!!」
と泣き叫び続ける・・・


残された子は、確か生まれつき何かの身体的障害を負っていて、当時のことだから「役立たず」「か○わ」等、
あまりいい待遇を受けていないことが折々の描写で解るだけに、このあとどうなったかと思うと、何ともいえず
後味が悪い
465本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 16:18:53 ID:KSkKgfj+0
何スレか前、自然分娩にこだわりすぎたために
子供が亡くなってしまった、みたいな話のブログだかコピペだかがあったじゃん
親が宗教がかったような自然志向の人でさ

その話に出てきた病院のドキュメンタリー映画ができたらしい
ttp://news.nifty.com/cs/entame/moviedetail/cnmtoday-N0027114/1.htm
466本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 19:39:52 ID:ZJ7KCTa0O
清水玲子の漫画「20XX」(既出でしたらすみません)

完璧に人間らしくプログラミングされたロボット、ジャックは、誘拐された王女の救出を依頼され、ある星に降り立った。

ジャングルにある誘拐犯のアジトに向かう途中、ケガをして倒れている少女、ルビィを助ける。
彼女は、夜になると妖婦に変身し、寄って来た男を食べるという、食人風習のある少数民族の少女だった。

手をケガをしているルビィに狩りの獲物を渡したジャックは、プロポーズだと勘違いされてしまう。ジャックを食べ、子供を産み、自分も子供に食べられたいと語るルビィ。
ロボットであるジャックは複雑な心境になる。彼女らにとって、食事は神聖な行為で、「食べられること」は「命を繋ぐこと」であり、食べられず朽ち果てることは恐ろしいことだった。

行動を共にしていた2人だが、ジャックが誘拐犯に捕まってしまう。
誘拐犯はかつての相棒の弟だった。
その相棒は、かつての仕事でジャックと共に監禁され、ジャックと食事を分け合った末に亡くなったのだ。

「ロボットのくせにお前が意地汚く食事をしたせいで兄は死んだ!」
その言葉に「あの頃は自分がロボットだと知らなかった。」と答えるジャック。しかし、飢え苦しんで死ねと独房に閉じ込められる。
食事の必要性はないのに、プログラミングの為、飢えに苦しむジャック。
そこに、ジャックを救出しようとルビィが現れた。
467本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 20:03:22 ID:ZJ7KCTa0O
ルビィを救おうと、架空の医師を呼びに行かせ、遠ざけようとするジャック。

街までは一週間かかると渋るルビィを怒鳴りつけると、何かが独房に投げ込まれた。

それは、ルビィの右手だった。
「戻ってくるまでそれを食べていて。」そういってルビィは駆け出して行った。1人涙を流すジャック、どう言えば良かったのだと。吐き気を催し、ジャックはそれを食べることは出来なかった。

間一髪、仕掛けた爆弾で脱出したジャックは政府のヘリに拾われる。

爆発で火の海と化したジャングルに人影が見え、ルビィだと悟ったジャックは、強引にヘリにスカイフックさせる。

しかし、右手を失ったルビィはうまくロープにつかまっていることができない。
ロープから落ちそうになりながらルビィは「私の右手、食べてくれた?」と問う。狩猟民族である彼女が、どんな覚悟で右手を渡したかを悟ったジャックは、答えることができない。その表情ですべて悟ったルビィは、手を滑らせ、火の海に飲み込まれていった。

王女の無事を祝い開かれた豪華な祝賀会、美食を尽くす客から、食べないのかと聞かれたジャックは、報酬で食欲のプログラミングを消したと答え、食の楽しみがないなんてと気の毒がられる。

ジャックが今食べたいものは、ルビィの右手だけだった。

繰り返しの後悔が、彼を苦しめた。

468本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 20:42:40 ID:sg/SUoV90
リンク先みたら自然分娩マンセー映画なんだね
まあやりたい人は好きにすればいい
469本当にあった怖い名無し:2010/09/23(木) 23:33:39 ID:my1NwS3KO
痛いし肛門まで破けるっていうしろくなもんじゃねえよな
自然主義かなんか知らんがだったら洗濯機も冷蔵庫も使うなよと言いたい
470本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 00:19:06 ID:dyYhUr1+0
>>469
氷式の冷蔵庫だったら許す
471本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 00:22:26 ID:f+jPGatdO
痛い思いして産まないと母性が育たない!とか喚き立てて
無痛分娩をボロクソにぶったたくけど、
じゃあ子供を虐待死させる母親はみんな無痛分娩なのか?って感じ
472本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 00:26:47 ID:Q+nE09T+O
>>470
冬に氷室作って保存した氷でないとダメ
473本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 06:25:45 ID:dMCFRigc0
>>407は確かに間違いとか書き損ないが多いけど
>>407はガチで説明が意味分からん書き方だし、>>419が言うとおり途中から不要だと思う内容に変わっている
474本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 08:16:02 ID:KZ2RNoIQ0
>>469
会陰切開をルーチン処置として行うことは、WHOも不適切として勧告している。
ちゃんとした病院なら、普通のところでも今はあまりみやみにやってないはず(特に経産婦)。

様子を見ながら、必要そうだったら切れ目を入れるけど、
通常は、会陰保護をしながら進めれば
ヘタに会陰切開するより自然の裂け目のほうが傷が小さい場合が多い。
あと、最近では分娩台も完全な仰向けより斜めになっていたり
本人の楽な姿勢で産ませてくれる病院も増えたけど、
医師側の作業のやりやすさの為に仰向けを強制していたことで
肛門側へ無用な負担を増やしていた面もある。
475本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 08:39:09 ID:gGOKmoGs0
経産婦の私ですよ
経産婦には確かに会陰切開は必要じゃない場合が多いですが
初産は一概には言えないよね。大きく裂けて治りにくい場合もある。
第一、自然自然って言うけど、昔はお産で死ぬ人が多かった訳で・・
友人が初産の時、助産院で産もうとしたけど陣痛の様子がおかしい
(痛みの度合いとか色々)→提携した大きい病院へ→やばいすぐ帝王切開
だった。母子共に無事だったけど、これって昔だったら死んでたかも〜
と友人は笑ってました。二人目はさっさと計画帝王切開。
帝王切開と陣痛の痛みを両方味わったよ、と友人は笑ってたけど
自然にこだわりすぎて、何かあったらと思うと・・今更ながら後味が悪い。

・・こじつけ?スレチだったらごめんなさい。
476本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 08:56:48 ID:AyuooHDo0
あーあ、これだからチュプの「私にも言わせて!」は
477本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 09:06:32 ID:dMCFRigc0
ダークナイト1

>>407補足。『ダークナイト』はリメイク(新生)映画『バットマン ビギニング』の続編。前作や歴代のバットマン映画とは多少設定が異なる

『バットマンビギニング』
では、主人公はゴッサムシティという街で大富豪の家に生まれ育つが、ある日幼い主人公の目の前で両親が貧しい強盗に殺されてしまう
ゴッサムは大都市だが、悪が蔓延る街だった。警察も市民も、犯罪組織を恐れて手出しをしなかった
主人公は正義や悪といった概念に悩み続け、やがてゴッサムの犯罪者を恐怖で支配するために、黒い衣装を身に纏い、バットマンとして私刑を行なうようになる
バットマンは市民達を「悪に立ち向かえ」(直接戦えという意味ではない)と激励した。バットマンは一部では支持され、一部では法律違反の犯罪者として批判された
警察からも狙われるが、バットマンはある一人の警部と知り合い、警部はバットマンの理解者となる
主人公は幼馴染であったヒロインと再会するが、バットマンであることがばれてしまう
最終的に主人公はヒロインにプロポーズするが、ヒロインは「バットマンがこの街に必要無くなる時がきたら、貴方と一緒になる」と答えた。終わり

『ダークナイト』
バットマンの活躍によって街から犯罪が減った。犯罪者達は夜を恐れ、バットマンと警察によって街の犯罪組織は壊滅寸前まで追い詰められていた
そして、ある敏腕検事の活躍により、街の犯罪者の半分近くが刑務所に送られていた
正義感の強い検事は「光の騎士」と呼ばれ、人望があり、次期市長の候補であった

しかし、「ジョーカー」と名乗る凶悪犯罪者が現れる(バットマンの最凶の敵)。警察やバットマンに追い詰められたマフィア達は、ジョーカーにバットマンの殺害を依頼する

そして、主人公はヒロインと検事がごく親しい関係であることを知る。主人公がそのことを問いただすと、
ヒロインは「バットマンが本当に必要なくなる日はこない」と言い、「仮にそんな日が来たら、貴方の側に居てあげる」と付け加えた
主人公は検事に近づいて親しくなり、親の遺産やコネで検事の市長選挙を手助けした。検事がこの街のヒーローになれば、もうバットマンは必要なくなるからだった
正体を隠すバットマンに比べ、素顔で悪を裁く検事こそゴッサムのヒーローに相応しいと思えた
478ダークナイト2:2010/09/24(金) 09:07:30 ID:dMCFRigc0
ジョーカーはバットマンのファンの市民を残虐な方法で殺し、「バットマンが正体を明かさなければ、これから毎日市民を殺していく」という犯行声明を出した

ジョーカーの行動はエスカレートし、連日犯罪を行なった。ジョーカーによって犯罪が増え、市民はバットマンがいるからこうなったと非難するようになった
必死にジョーカーを捕まえようとする検事は、ジョーカーの手下を拉致し、拷問じみた厳しい尋問をした
そこへバットマンが現れて検事を止め、「君は『光の騎士』だ。市民にとって希望の光だ。市民を失望させるな」と言って諭した
そしてバットマンはジョーカーの凶行を止めるために自らの正体を明かす決意をした。それを聞いた検事は「奴に屈するな」とバットマンを止めようとした

翌日、検事は記者会見で自分がバットマンだと発表し、自ら警察に逮捕された
それは、検事を殺しに来るであろうジョーカーを捕まえるために警察と協力して仕組んだ作戦だった
検事は警察車両で輸送される直前、ヒロインにプロポーズした
その後、警察はジョーカーの逮捕に成功する

しかし、その直後に検事が行方不明になってしまう。バットマンは警察署の取調室でジョーカーに尋問をした
するとジョーカーは、ヒロインも攫っていることを明かし、ヒロインと検事は別々の所に監禁され、時間が来れば二人とも爆死すると言った
二人の居場所を聞き出したバットマンはヒロインの救出に向かい、警部は検事の救出に向かった

大量の爆弾が置かれた部屋に監禁されたヒロインと検事は、目の前に置かれた電話で会話が出来た。死を悟ったヒロインは、検事がしたプロポーズへの返事をした
バットマンが監禁場所に到着すると、そこにいたのは検事だった。ジョーカーは二人の居場所をわざと逆に教えていたのだ
検事は「何故こっちに来た!?彼女を救え!」と叫んだ。検事はバットマンに救出されたが、爆発によって顔の半分を失った。警部の到着が間に合わなかったヒロインは爆死した
479本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 09:10:01 ID:dMCFRigc0
主人公の召し使いは、生前のヒロインから頃合を見計らって主人公に渡すようにと手紙を受け取っており、
手紙にはヒロインが“検事を選ぶ”ということと、“貴方がバットマンを辞めた時は、『友達として貴方の側に居る』”と書かれていた
召し使いは主人公の元へ手紙を持っていくが、主人公は窓の外に広がる都市を眺めながら「彼女は僕を選んでくれていた。このことは検事には秘密にしておく」と言った
召し使いは咄嗟にヒロインの手紙を隠し、密かに焼却処分した

その後、逮捕されることも計算済みだったジョーカーは警察署から脱走し(ある囚人を連れ出すのが目的だった)、マフィアを牛耳り、愉快犯的な犯罪を続けた
ジョーカーは入院した検事の病室に現れ、達を断罪していき、ヒロインを助けられなかった警部(バットマンの理解者)の家族を拉致した
検事は「家族を奪われる苦しみを味わえ」と言って警部の目の前で警部の息子を殺そうとする
そこへバットマンが現れるが、検事は、あの時ヒロインではなく自分を助けに来たバットマンにも怨みをぶつけた
争っている内に検事は高所から落下して死んでしまう
警部は「これ程の事件は隠しとおせない。市民がを失望させてしまう」と嘆いたが、バットマンは「全て私がやったことにしろ」と言った
警察に追われ一人闇に消えていくバットマンに向かい、警部の息子が「悪くないのになぜ追われるの?」と問い、それに対して警部は答えた
「彼はゴッサムにとって必要な人だ、しかし今は時が違う、だから追う。だが彼は強い。
 彼はヒーローではない。沈黙の守護者、我々を見守る監視者、闇の騎士(ダークナイト)だ」


ラストシーンでバットマンが警察犬をけしかけられたり、警察署の屋上に設置されてたバットマンを呼ぶためのライト(雲に照射して蝙蝠の影絵を映し出す)が叩き割られたりしてるのが寂しかった
ヒーロー物のはずなのにヒーローじゃないってなっちゃってるし
480本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 10:50:57 ID:gmUe+KTjO
一方、ジョーカーファンのオレは普通に楽しかった
481本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 10:58:55 ID:oJJjKS1L0
>>466
面白かった、乙。
王女以外みんな切ないな。
482本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 15:14:07 ID:Mt+Dp7CA0
>>480
ジョーカーすごく魅力的だったよね。
めちゃめちゃ悪いんだけど妙に愛嬌があって。
渋くてcoolなバットマンと、
おちゃめな邪悪さのジョーカーのどっちもかっこよくて楽しかった。
483本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 15:37:15 ID:BA6PTPOF0
ダークナイトは完璧にジョーカーの演技が優れ過ぎて
バットマンが喰われてたしね
484本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 16:56:45 ID:03UnfDcZ0
思わせぶりなことをバットマンにいうヒロインは糞ビッチなの?
485本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 18:11:54 ID:BA6PTPOF0
>>484
糞ビッチでおk
4861/5:2010/09/24(金) 19:11:52 ID:o3KuF9bY0
原秀則の漫画「部屋(うち)においでよ」 ドラマ化もされたっけ

W大学で写真部に入っているミキオ(20歳)と、ピアノ講師をしている文(25歳)は
ミキオのバイト先の小さなバーで知り合い、付き合うことになり、文が住んでいた
小さなアパートで同棲をすることになった。
2人には夢があった。ミキオはプロの写真家に、文はプロのピアニストに。
しかし、ミキオは大学の写真部では新入生に腕前が負けることもあり、文も
小さなピアノ教室で子ども達にピアノを教える日々だった。
それでも、お互いの夢を語り合いながら2人は幸せに暮らしていた。
ある時、文のピアノの腕前が偶然、音楽会社に認められることになり、CDを出したり
コンサートが開かれるなどして、文はプロのピアニストへの道が開かれていく。最初は応援していた
ミキオは、文だけが成功し自分はパッとしないことに引け目を感じるようになり、
2人の暮らしがギクシャクしてしまう。自分のためにカメラの道を諦めかけていたミキオに対し、
このままではミキオが駄目になると思い、別れを切り出す。
4872/5:2010/09/24(金) 19:12:37 ID:o3KuF9bY0
2人は一時別れるが、その後、ミキオは学生ながらアマチュアの写真コンテストで大賞を取るなど、
才能が開花してきていた。写真を撮る仕事ならどんな小さな仕事でもこなして場数を
踏ませるという事務所の方針のもと、ミキオは仕事に没頭することで文を忘れることができた。
その頃、文はピアノの仕事に行き詰まり、予定されていたCDの作成も滞り、スランプに見舞われていたが、ミキオが成功していることは雑誌などを通じて知っていた。
数ヶ月後、偶然の再会をきっかけにミキオと文は付き合うことになり、文のアパートでまた
同棲生活が始まった。
ミキオは相変わらず写真の仕事で多忙で、文もスランプから抜け出し全国ライブなどが計画され、
2人がかつて語り合って夢は成就することとなった。
これで今度こそ幸せになれると思っていた。
4883/5:2010/09/24(金) 19:13:18 ID:o3KuF9bY0
しかし、ミキオの仕事が多忙になるに従い、写真の仕事のために文のアパートだけでは狭くなり
ミキオは近くに部屋を借り、次第にその部屋に篭ることが多くなってしまった。
文もミキオと一緒にいたいと思いつつ、自分の仕事が忙しいためにそれもできなくなっていった。
ある日、ミキオが借りた部屋に行った文だが、ミキオは写真の仕事に没頭しており、文の問いかけにも
答えなくなっていた。そこで、もう文のことが重荷にしか感じなくなってしまったという
ミキオの言葉を聞いた文は「本当のことを言ってくれてありがとう」と言い、泣き崩れてしまった。
4894/5:2010/09/24(金) 19:14:37 ID:o3KuF9bY0
後日、文のアパートから自分の荷物を全て引き上げにきたミキオに、最後に玄関先で
「忘れ物ない?」と聞く文だったが、ミキオは笑顔で無いと言った。
ミキオがサヨナラを言い、ドアを出ていくと、玄関の音が「ガチャン」と大きな音をたて、
2人の生活がとうとう終わってしまった。
ピアノの仕事のために引っ越すことにした文は、2人が初めて出会ったバーに行き、
マスターに別れの挨拶がてら自分の新作のCDをプレゼントした。
文は名残惜しそうに帰った後、マスターはそのCDを机に置き、隣に1冊の写真集を置いた。
写真集は同じく、文より少し早くマスターに別れの挨拶に来たミキオにもらったものだった。
二人の夢の結晶であるCDと写真集を並べて眺め「2人とも頑張れ…」と言うマスター。
4905/5:2010/09/24(金) 19:15:21 ID:o3KuF9bY0
引越し当日、2人が暮らしたアパートの掃除をし終わった文だが、部屋を出ようとしたとき
ふいに2人の楽しかった生活が思い出される。しかしもう部屋は空っぽになっていた。
部屋を出て、車で新居に向かう文で物語は終了。

作者はきっと綺麗な終わり方にしたんだろうけど、やっぱり最後は2人にはくっついてほしかった。
数年後、2人がもう少し大人になってまた出会って、今度こそ幸せになるというように
エンディングの先を勝手に脳内保管してます。
491本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 19:18:47 ID:kTCQ8V6f0
>>486-490
それは物語の後味が悪いんじゃなくて
自分がその物語の2人に思い入れ過ぎて
作者の描きたかった切なさを受け入れられないだけじゃない?
EDの先を脳内保管云々こそ後味悪い行為
492本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 19:40:38 ID:lnr03fqYO
「アタシの泣けた話」を語りたいだけなんでしょ
493コピペ:2010/09/24(金) 19:53:32 ID:5Hpi0JDw0
918 :おさかなくわえた名無しさん:2010/09/24(金) 16:14:13 ID:J+SlSkdK
同じアパートに住んでる、とある親子がいて、その子(Aちゃん)は地域の問題児だった。
よその家に遊びに行ったら帰りたがらなくて、ご飯→お風呂→「ここんちの子にして」
→帰りなさい→「やだー!!」大暴れ ってのを何軒も何軒も繰り返していた。
たまりかねたご近所さんが何人か纏まって学童(?)とか託児所とかシッターとか、
とにかく面倒見てくれる施設を使えというものの父親スルー。

このA父がマジ糞野郎で、今新しい彼女に夢中らしくてそれでAちゃん放牧なんだそうだ。
俺もAちゃんに押し掛けられた事があって、突っ返した時に軽くキレたんだけど
「今の彼女はちゃんとしたOLだから夜しか遊べない」
「Aも小学校高学年なんだからそんなに迷惑かけないでしょう」
「正直私もまだ若い(アラフォーくらい)なんだから子どもの事だけ考えられない」
「ちょっと重すぎると思いませんか?ご近所のよしみで一緒に背負ってください」
とかあり得ないこと言われた。マジこいつ頭おかしいって思った。

で、昨晩階下からすげー怒鳴り声がした。
「なあAちゃん、君は可哀想だな!お父さんAちゃんのこと負担なんだって!
負担ってわかるか?新しい彼女とラブラブになるのに邪魔なんだって!
実の親にこんなこと言われて可哀想だね!でもAちゃんのこと要らないんだって!」

一番被害に遭ってたご近所Bさん宅のご主人が遂にブチ切れたみたいだった。
Aちゃんの家に殴り込んで、A父と話し合いしてたらしい。
その結果がこの怒号。近所中に聞こえたと思う。
正直Bさんのあの台詞も「それはねーよ、言っちゃいかんよ」とは思ったけど
Aちゃんもどんなに同情の余地があってもクソガキだったし、
やっぱA父がクソ過ぎるので、もうなんかやってられない。後味悪い。
494本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 20:03:37 ID:kTCQ8V6f0
さすが生活板ゆるぎねえ
495本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 20:16:17 ID:AlFN5SeR0
A父くたばれ
496本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 20:20:59 ID:FTNYQzbU0
Aちゃんがその後、父との関係がどう変わったか知りたいな。
497本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 20:26:00 ID:f8QYbB980
生活板なのか。
てっきり放置子スレ@育児板の書き込みとばかり思っていたよ。
498本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 20:27:37 ID:py3Ye9Kz0
>>493のA父はネグレクトに該当するんじゃないのかな
499本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 21:02:53 ID:dMCFRigc0
>>493
皆死ねばいいのに
500本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 21:22:54 ID:f+jPGatdO
地域で育てるってそういう意味じゃないよなー
でもA父みたく逆手に取って屁理屈いう奴よくいそう
501本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 21:49:34 ID:NJIV4EuE0
よく昔は周囲の人がみんなで世話をしたとかいうけどさ
実際には子供が事故や犯罪に巻き込まれるケースが今とは比べ物にならないくらい多かったんだけどな。
子供同士の傷害事件や殺人事件も多かったし、戦前なんかだと小学生が同級生を射殺、とか。
「地域で育てる」とか「社会で育てる」なんてのは幻想。
親の目が行き届かない子は被害者になるか加害者になるかの違いがあるだけで
どっちにしてもダメになる。
502BOX21 1:2010/09/24(金) 22:47:25 ID:FT6oQVLM0
スウェーデンの「BOX21」という小説です。


ストックホルム警察のエーベルトは有能だがやや偏屈で、職場でも孤立気味である。
唯一親しく付き合ってるのが同僚のベングト。
週末にベングトの家庭を訪れ、彼の若く美しい妻・レナや幼い子供らと食事を共にするのがわずかな安らぎの時間だった。

ある日、エーベルトはアパートで女性が虐待を受けているとの通報を受け現場に向かう。
背中を鞭で打たれるなどの暴行を受けていた女性は、リトアニアから人身売買されてきた娼婦だった。
女性は病院へ搬送されたが、加害者とされる男は外交官特権により警察も手出しはできない。
男は翌日リトアニアに発った。
胸糞は悪いが、この類いはストックホルムではよくある事件にすぎない。
エーベルトに特に強い印象を残す事件ではなかった―これで終わりなら。

病院で意識を取り戻した被害女性、リディアは重症にも関わらず驚くべき行動に出る。
彼女は娼婦仲間から拳銃と爆薬を差し入れてもらい、医学生らを人質に霊安室に立てこもったのだ。
要求は、ベングトを交渉によこすこと。
現場指揮官となったエーベルトは悩んだ末ベングトを呼び出し霊安室に向かわせる。
リディアは人質を解放したのちベングトを射殺、直後に自殺する。
503BOX21 2:2010/09/24(金) 22:48:40 ID:FT6oQVLM0

エーベルトは自責の念に駆られながらベングトの妻・レナに彼の死を伝えた。
夫を亡くし幼い子供を抱えたレナの悲嘆を見てエーベルトは更に苦しむが、同時に疑問も抱えていた。
リディアはなぜ立て篭もりなどしてベングトを呼び出し、殺したのか?
その答えはリディアが現場に残したビデオテープの中にあった。
リディアは出稼ぎのいい仕事があると騙され、娼婦に貶められたいきさつを語る。
その自分を騙した男の一人がベングトだったのだ。
リディアは病院に運ばれる前、閉じ込められていたアパートで新聞に載ったベングトを見つけていた。
そして復讐のため、自分自身への「恥」のためベングトと死ぬ道を選んだ。

友人のベングトの許されぬ行為にエーベルトは怒り、リディアに同情する。
しかし、もしこのビデオを公表すれば、レナや子供たちはどうなる?
レナに夫を亡くした悲しみ、二人の子供の将来と共にこの「恥」まで背負えというのか?
死んだ人間より、生きている人間の恥のほうがずっと重い。
エーベルトは悩んだ末、ビデオをすり替えた。

事件後、リディアを虐待した犯人の男が再びストックホルムに表れる。
リディアの代わりとなる新しい少女を調達してきたのだ。
男と少女たちを出迎えるのは仲介人の若い女である。
それは数年前、ベングトがリディアを連れてきたときと同じ光景だった。
かつて、ベングトがその若い女を親しげに抱きしめたのをリディアは見ていた。
「ただいま、レナ。君に会いたくてたまらなかったよ」



以上です。
本当はリディア視点から物語は始まり、エーベルトにも独自のエピソードがあったり、
登場人物ももっと多いのですが、大きく省略させていただきました。
単純な記憶違いによるミスや文章のわかりにくさがありましたらすみません。
504本当にあった怖い名無し:2010/09/24(金) 23:02:04 ID:py3Ye9Kz0
>>477
×『バットマン ビギニング』
○『バットマン ビギンズ』

>>501
事件の報道が全国に行き届くようになっただけって話はあるね
505本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 00:57:29 ID:IyTJgKPXO
どんなに迷惑かけられても子供に冷たくしたら「悪」みたいになるよね…
506本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 01:10:50 ID:Cf5NeGjz0
Aちゃんが可愛い女の子だったら俺は頑張れる
507本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 02:10:16 ID:3YqLM/E2O
無理無理
マンガアニメの子供じゃねえんだよ
メシくうし糞するしゲーム壊すクソガキだよ
508本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 08:22:04 ID:sk/GHF+10
>>503
つまり黒幕はレナってことか
こぇええええ
509本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 11:31:20 ID:+Dm8aLsVO
>>506

育児板のほうに、そのAちゃんの被害者の一人だったっぽい人の書き込みがあったけど

・嘘つきで口が達者でくそ生意気な関西弁
・PTAの集まりで学校に行ったので、下校前の娘の下駄箱に
 「待っててね」と手紙を入れたが握りつぶされた上にまとわりついてくる
・他の人の情報によると、母親を最近亡くして指しゃぶりが出た子に
 「お母さんいないから指しゃぶりしてるの?ママ〜ママ〜」みたいなこと言った

他にも読んでると、うわあってなることが満載でしたが
幼女で可愛ければ中身が超絶不細工でもいいのか、そうか…
510本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 12:10:22 ID:sLi24XqT0
負の連鎖っぷりがすごいな…
親が屑だと子供もダメになるという
客観的にみると可哀想な境遇でも迷惑かけられればクソガキでしかないもんな
511本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 12:13:21 ID:Qp+TLvd90
>>509
それは>>493の918が関係ない人と断言している。
ややこしくなるからやめて。
512本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 12:54:13 ID:+Dm8aLsVO
>>511
そうなんだ?ごめん
513本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 13:08:25 ID:ZowxzI+H0
2ch網羅してるんだな・・・。
こわ。
514本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 14:04:02 ID:ncCRueS1O
>>511が訂正しなかったらここではAちゃんは救いようのないクソガキのままの認識だったと考えると後味悪いな
515本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 15:12:07 ID:IyTJgKPXO
>>513
しかもネガティブ系のスレっぽいよなここ含めて
516本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 15:25:49 ID:Qp+TLvd90
>>513
>>515
そうやってグチグチ人の悪口言ってるお前らの方がよっぽど怖いわ。
こういうとこでしか発散できないの?
517本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 15:48:29 ID:fitVYddP0
まあ>>513>>515も人を非難できるような上等な人間には見えないよな
518本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 16:10:52 ID:INYfTyoB0
たかだか、別板の1スレを知ってた、というだけで
「2chを網羅」とか「ネガティブ系のスレっぽい」ってw
馬鹿じゃね?
519本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 16:26:50 ID:IyTJgKPXO
ごめんなさい
暇な豚オヴァかと思って怖かったんです(>_<。)
520本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 17:04:17 ID:bm2Ygxqp0
暇じゃないのにこんなとこ見てるお前のほうが怖いわ
521本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 17:09:34 ID:fitVYddP0
>>519
自己紹介乙ダイエットしろよ豚
522本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 19:59:45 ID:R36YDkgNO
>>466
あれは後味が悪いというより切ない感じだと思うけどなぁ……。
清水さん好きなので名前が出てきてびっくりしたよ
523本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 20:20:41 ID:imxWhh3s0
清水令子の後味の悪さは、一枚絵のパクりのひどさに尽きるだろ。
絵柄のキレイさで売ってた少女漫画家なのに、一枚絵の大半は構図パクりでしたとか・・・
強引な贔屓キャラマンセー、作者の思考が滲み出てるキャラクターのDQN行動などなど
絵柄・ストーリー・演出の総合文化であるマンガとして見たら、
清水令子って最初からイタいマンガ家だった。
524本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 20:48:42 ID:88ywL5z60
「悪霊の棲む家」 作:小野不由美 元々「悪霊」シリーズとしてティーンズ文庫から出されていたシリーズの続編。

全体的にうろ覚えだけど、あらすじ自体は普通のホラー小説なため簡単に説明。
ある中古の家を買った母子に霊現象やポルターガイストが襲いかかる。それの解決を依頼された主人公属する心霊現象の調査事務所が調査に赴き、最終的に霊現象の原因を突き止め事件を解決するストーリー。

後味悪い部分は、事の発端となった殺人事件について。
==================================
母子の買った家は以前はA家、隣の家にはB家が住んでいた。
ある時A家とB家の間にトラブル(どういうトラブルだったかは忘れてしまった、ゴメン)が起こりA家はB家を訴えることに。
B家は何とか訴えを取り下げてもらおうとするがA家が応じなかったため、A家の殺害を計画。
ある晩、A家にB夫婦で侵入しA家の人々を惨殺。その場には男の子もいて、B妻が「子供までは殺さなくても」と夫を止めるもののB夫は男の子も殺害。
血まみれになったA家を夫婦で後始末している最中、夫婦で諍いになったためB夫はB妻も殺害。
この時点で既に気がふれてしまってたらしいB夫は翌日朝になっても血で汚れたままの雑巾でそのまま壁を拭いたりなど錯乱状態。

そこへ修学旅行か林間学校から帰って来たA家の長女が、家族が殺されたこともまだ家の中に殺人鬼がいることも知らずに帰ってくる。
B夫は帰って来た長女も殺害し、最終的に自殺してしまった。
==================================

この殺人事件が発端となってストーリーでは、A家の殺された男の子の霊が依頼人の母子の母親の方にとりついたり、現在の隣人家にB家の霊がとりついて母子を殺そうと襲いかかってくるって展開になるんだけど…。

A家長女が帰ってくるのがあと1日遅ければ1人だけでも助かったかもしれないと考えたり、
逆に練馬一家殺人事件みたいに一人だけ生き延びたとしても家族全員惨殺されて家も血まみれにされてって状況も残酷だなと考えるとA家長女がどっちに転んでも報われなくて後味が悪かった。
525本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 21:17:23 ID:be4NTnx60
後味の悪くない殺人事件なんてあまりないと思う
526本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 21:35:59 ID:/3Oo6fnp0
幽っていう雑誌で読んだ猫に関する小説が後味悪かったのでおすそ分け。
まぁ、うろ覚えなんでいろいろ違ったらすまんね。

小学生の女の子二人が灯油缶から子猫の声がするのに気付いた。
灯油缶はきっちり閉じられており、あかない。缶切りの要領で開けなければ
ならなかった灯油缶に、どうやって猫が入ったのかと思いつつ、
女の子の一人が飼うことになった。

猫はいろんなところに入り込んだ。閉じてる天袋の中とか布団カバーのなかとか。
到底自分では入り込めないところ。それでもさしたる疑問も持たず
飼っていた。ある日、一緒に猫を見つけたもう一人の女の子が、
昨日猫が自分の家にいたという。そんなことあるもんかと言うも、
その女の子は真面目なようだ。そういえば、おかしなところに
いたことがあったのを思い出す。そう思うと猫が怖くてたまらない。

あんなにかわいがって一緒に寝ていた猫を遠ざけるようになった。
猫はさびしがっているようだけど、世話は全部母親に丸投げ。
ある日、縁側でうとうとしていると、ふと猫の毛が頬にさわった。
猫が寄り添ってきたのだ。
かっとなったのと怖かったのとで、猫をつかんで壁に投げてしまった。
ぶつかるはずの猫は、腰からゆっくり壁に吸い込まれていった。
それに抵抗するかのように、床と壁の際に爪痕を残して。
いつもはいなくなってもどこかから帰ってくるのに、この日を境に猫は
戻ってこなかった。

という話。猫が可哀そうで。
527本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 22:15:21 ID:1MAM+gii0
>>524
その事件にはモデルとなったと思われる(明言はされてないけど)実際の事件があって
そっちはさらに後味悪いぞ。

練馬・一家5人惨殺事件
ttp://yabusaka.moo.jp/neirmaikka.htm
528本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 22:27:36 ID:mFglVTCg0
>>523
好きだって言ってる人の直後に、そう言う書き方するのってちょっとどうかと思うな
529本当にあった怖い名無し:2010/09/25(土) 23:14:35 ID:R36YDkgNO
>>528
522ですが、気にしてないのでお気になさらずに。

確かにそういう所は好きではないんですが、なかなか嫌いにはなれないんですよね
530本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 01:07:57 ID:INa0F1jY0
申し訳無かった。確かに配慮が足りなかったと、書いてから青ざめたよ。
同意のレスをするつもりが、批判にも取れる内容だったこと、謝罪します。
実は自分もファン歴は長いです。
531本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 01:36:07 ID:RGICl9L4O
後味いいな
532本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 02:09:44 ID:bts/WSulO
>>530
いえいえ。本当の事ですし、知らないファンの方もいるとは思いますが、私は前もって知っていましたし、むしろ親切に教えて下さりありがとうございます。

そうなんですか!好きなんですが、好きだからこそ気になる部分ってありますよね。
533本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 05:16:42 ID:DabaUaAsO
>>526
なんで帰ってこなかったんだろ
自分の意志じゃなくぶん投げられたからかなぁ?ちょっと切ないね
534本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 05:26:16 ID:sRV5U3I8O
本のタイトルも失念していて、うろ覚えなんだが、外国の小説。

ロボットの主人公は、自分のアイデンティティを求め、養父母の元を離れ、ある国でクーデターを起こす。

城を占拠し、王族を捕らえた主人公は、王の助命を願い出た側近に、自分と行動を共にするなら助けると告げ、側近は心ならずも城を後にする。

男気あふれる側近に主人公は感服し、2人はいつしか親友になる。

しかし、裏切り者とみなされた側近は、主人公と共に命を狙われ、深手を負ってしまう。

戦いの指揮をとる為、他のロボットに、「この男を守れ。」と指示する主人公。しかし、性能の悪いそのロボットは理解出来ていない。そのため、
「誰にもこの男の生命反応を止めさせるな。」と告げ、部屋を後にした。

戦いを終え、部屋に戻ると、側近は無残に撲殺されていた。驚き、部下のロボットに詰め寄ると、「誰にも生命反応を止めさせないよう自分がやりました。」と答えた。
主人公は怒りのあまり部下を破壊する。

側近は王の為に城を出たのに報われないし、なんか色々後味の悪い小説だった。
535本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 06:00:28 ID:Vv8pSG0D0
昔読んだSF短編

地球人が宇宙進出している時代の話。地球人の乗った宇宙船の集団が、宇宙人の乗った宇宙船と遭遇した
宇宙人は、昔人類が宇宙に送った地球人のデータ(フィクションじゃなくて、現実で実際にそういうのを宇宙に出してるらしい)を見て、それからずっと地球人を探していたと言った
宇宙人が地球人を探していたという事実に人類は歓喜したけど、宇宙人は続けてこう言った
「データを見て、こんな美味しそうな生物は他にいないと思いました。では早速食べさせてもらいます」
宇宙人の船から巨大なアームが伸びて来て、人類の船の一つを捕まえると、中に引き釣り込んでしまった
人類は慌てて逃げ、その後宇宙人と人類との戦争に発展する
大挙して押し寄せる宇宙人に人類は次々と食われていった
人類の司令官は他の宇宙人との通信に成功し、その宇宙人に助けを求めた
しかし、その宇宙人は「我々は実体の無い意識だけの存在だから助けるのは無理」と言い、
さらに「人類を食うのは悪いことではありません。むしろ我々から言わせてもらえば、“死”を認識できない生物を殺して食べている人類の方が残虐」と言った
司令官は「宇宙では下等生物を食べるのは悪いことだったのか。知らなかった」と思った
その後人類は滅んだ
536本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 07:24:45 ID:9hQ8A0y/0
>>535
ボイジャーかな?
たしか宇宙人へのメッセージを積んでるはず
537本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 07:26:42 ID:9hQ8A0y/0
>>535
つーか、話の内容を吟味するに

ベジタリアンは残虐って事ですね
わかります
538本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 11:07:59 ID:egNge0Jh0
>>533 >>526
自分としては、オカルトな話というより

  ・神出鬼没であちこちに現れる … 細い所を通れる猫の習性をよく知らない子供の目には
                    不思議現象として映ったもの。
  ・壁に投げつけると消えた … 死んで(殺して)居なくなったのを、罪の意識を軽減するため頭の中で
                  「壁の向こうに吸い込まれて存在が消えた」と幼い日の記憶を無意識に書き換え。

みたいな印象を受けてしまって、別の意味で後味が悪くなった…。
539本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 11:12:43 ID:egNge0Jh0
あと、

  ・怖くなって世話を母親に丸投げ … 最初は興味本位で猫を拾ってきたが、
                       じき面倒になって世話をしなくなった記憶を(ry

も。
540本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 11:19:10 ID:Z1lGooBS0
>>524で思い出した。同シリーズのエピソードの一つ。

とある女子高からの依頼で調査に向かうことになった主人公たち心霊調査事務所の一行。
そこでは一つ一つは些細だが膨大な量の怪現象が発生しており、
それらは全て一人の生徒(A)の呪いなのではないかとまことしやかに囁かれていた。

原因は少し前にAを中心として起こった騒動にある。
彼女は所謂スプーン曲げが出来る人間で、その噂が広まって校内が「超能力を信じる派」と「信じない派」で二分されてしまったのだ。
最終的には朝礼の際に全校生徒の前で吊し上げられる事態にまで発展し、
ついにブチ切れたAは否定派の教師に向かって「呪ってやる」と口走ってしまったのだという。
怪異が起こり始めたのもその直後からだったため、今ではAは孤立無援に近い状態だった。
唯一彼女に親身に接してくれるのは女性教師(B)だけで、Aは穏やかで超能力に対する理解もあるBを信頼していた。

調査を進めていく内に、主人公は怪異の原因がヒトガタを使った呪詛であることを突き止める。
更には主人公たちも呪われて怪異に遭い、その事件が切っ掛けで所長が怪我を負ってしまう。

しかしそのお蔭でBが真犯人だと判明した。
彼女は幼い頃、かのユリ・ゲラーの来日によって超能力に目覚めた子供の一人だった。
このような超能力者はマスコミからもてはやされたが短期間で能力を失うことが多く、
Bもやがてトリックに頼るようになってしまい、そのことで酷くパッシングを受けたことがあったのだ。

自らの行為が露見してもBは柔和な態度を崩さないままだった。
動機を尋ねられた彼女は微笑みながら「ほんのイタズラのつもりだった」「悔しかったから」と答える。
所長はこのまま呪詛を続けていたら最悪死者が出ていたかもしれないと責めるが、
Bは「それは不幸なことだが、そうすれば皆科学では割り切れない事もあると思い知るだろう」と事も無さげな様子で呟いた。

最終的にBはカウンセリングに通うことになって事件は解決するし、
Aと主人公たちとちょっと親しくなって救われた感じではあるんだが、
超常現象に人生を歪められているという点で、Bみたいな淡々と狂った描写は後味が悪かった。
541本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 14:06:25 ID:ETWAGEG60
「ゴーストハント」でアニメ化された話だね
途中までしか見てなかったけどそういうオチだったか
542本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 14:36:21 ID:z12Hhicx0
ゴーストハントは作品を取り巻く状況も後味悪い。

「イケメンだけど嫌なやつ!でも何だか惹かれちゃう…!」な典型的ティーンズ小説に
「ゲーム大好きなんですぅ♪」なオタク丸出しの後書きで始まったゴーストハント。
しかし作者が知名度を上げて行くにつれ、ゴーストハントは本人にとって黒歴史になっていった。

やがて「ファンレターで恋愛描写リクされるのウゼー」と作品中断。
数年後に再開(>>524)、さらに過去の作品もリメイクして出すと発表。
そして過去作品は全回収へ。

それまで普通に販売されていた作品が、全部出版社に引き上げられた。
それから10年くらい経過。
リメイクの話は一切なく、本は出ないまま。
ゴーストハントの小説は作者意向により闇に葬られてしまった。
543本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 14:52:28 ID:PK4qq2YZP
初めて読んだのはホワイトハートの方
途中でどんどん登場人物が増えていって
???状態に

その後少したってからピンク背表紙の方を大人買い
運がいいのか悪いのか、その後すぐにピンクは見当たらなくなった

あの多い登場人物、
京極夏彦みたいにジワジワ増えていたのかと思ったら
まさか第1話からのレギュラーだったとは
544本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 15:04:20 ID:Q9t/usTY0
ああ十二国記の人か
そりゃ続きはでそうにないな
545本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 15:05:33 ID:uQRqf2YG0
とあるSF本の内容を引用していた記事を読んだだけなので、本のタイトルも
不明ですが・・・。

 超能力を持った宇宙飛行士が、地球にいる別の超能力者とテレパシーで交信
する。テレパシーは電波とちがって瞬時に交信できるので遠い宇宙の様子も
リアルタイムで把握でき、宇宙の研究に大いに役立っていた。
 ある日その宇宙船がブラックホールに飲み込まれ、宇宙飛行士は亡くなっ
てしまう。宇宙飛行士にとってほんの一瞬である死の瞬間が、ブラックホール
の超重力による一般相対論効果で地球にいる人間からは、永遠に続くものに見
えてしまう。
 かくて地球にいる超能力者は、相棒の宇宙飛行士の断末魔の悲鳴を永遠に聞
き続けることになってしまう。

という内容でした。
546本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 15:12:32 ID:61fMCDEu0
>>542
何言ってるかワカンね。
テンプレの悪い例みたいな文章だね。
547本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 15:35:39 ID:necqBcOe0
偉くなった作者が過去作品とそのファンを黒歴史と見なして切り捨てたって事だろ。
そんなに分かりにくいとは思わなかったけど。


でも分かりやすいとも思わなかったので勝手に改変してみた。(あんまり変えすぎるのはアレなのでなるべく元のまま)

ゴーストハントは作品を取り巻く状況も後味悪い。

典型的ティーンズ小説にオタク丸出しの後書きまで付けてたゴーストハントシリーズ。
しかし作者が知名度を上げて行くにつれ、ゴーストハントは本人にとって黒歴史になっていった。

そのうち、その作品への「如何にもティーンズ小説ファン的な」リアクション(恋愛描写の希望)に嫌気が差し、シリーズを中断。
数年後に>>524で紹介されているものを発表し、過去作品もリメイクするとの発表あり。(それに伴い既刊は回収)

それまで普通に買えていたものが全て回収され、音沙汰もなく10年経過。←いまココ
ゴーストハントの小説は作者意向により闇に葬られてしまった。
548本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 15:39:19 ID:VpE4Z0ub0
つまるところリメイク詐欺
549本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 15:48:34 ID:VDEL4wlDO
>>545
意識的に遮断する事はできないのかな?
以前、スペースシャトルが事故で炎に包まれて中の乗組員が焼死するまでの
NASAと乗組員の会話?をテレビで聞いてしまった事がある
日航機墜落とか飛行機事故でも管制塔で対応していた方とか辛いよな
550本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 16:06:58 ID:Vv8pSG0D0
昔読んだSF短編

人類は宇宙に進出していたが、ある時から人類は「目に見えない怪物」に襲われるようになる
怪物に襲われた人間は、植物人間のようになって死(?)んでしまう
その現象は始めは地球から一番離れた宇宙の植民地で起こっており、やがてだんだん地球の方へと近づいてきた

人類が調べた結果、怪物を撃退(一事退けるのが精一杯)するには、何百人もの人間の意識を連結させて撃ち出してぶつけるしかないと分かり、人類は対怪物用の宇宙船を作った
宇宙船には、一定期間ごとに無作為に選出された人間の脳が何百人分も詰まれた。また一定期間が過ぎれば、脳は元の身体に戻れる決まりだった

しかし、ある権力者の恋人が選出されてしまい、権力者は恋人の脳の変わりに猿の脳を宇宙船に乗せた
その事が原因で宇宙船には異常が起こる。宇宙船の船長は、船員が止めるのも聞かず、猿の脳を破壊するために手当たりしだいに次々と脳を叩き壊していく
やがて猿の脳の破壊に成功するが(よく見ると形が全然違った)、その直後にセンサーに怪物の反応が出る

脳の数が足りず、怪物に対して攻撃が出来ないため、船長は船員達を次々と捕まえて脳を取り出して装置に収めた
船長自身も機械に任せて自分の脳を取り出し、怪物へと攻撃を行なった

しかし、脳の入れ替えがあったため、怪物への攻撃用の装置に異常が起き、爆発的な威力を発揮した
それによって怪物は消滅する。宇宙船は爆発した

脳は宇宙船の爆発に巻き込まれて消滅してしまうが、撃ち出された意識だけは残った
いくつもの意識は個を消失し、同化して一つの集合体になった
やがてブラックホールに飲み込まれた意識の集合体は、時間を遡った別の場所まで飛ばされる

人間らしい知性を失った意識の集合体は、ただ「人類が恋しい」という一念で人類を探して宇宙をさ迷うようになる
やがて集合体は銀河の辺境で人類と遭遇する。集合体は歓喜し、人類に抱きついた
集合体に触れられた人類の意識は脳から引きずり出され、集合体へと同化された
その後集合体は人類から「目に見えない怪物」と恐れられるようになった
551本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 17:57:07 ID:hucUUbX40
無限ループは後味悪いよね
552本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 18:07:26 ID:6BMw/jvM0
一見無間地獄っぽく見えるけど、その世代の人類は危機を脱している。(怪物は過去にさかのぼっている)
ので、脳をつぶされた当事者は気の毒だけど人類全体で見たらグッドエンドじゃない?
553本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 18:19:17 ID:clYJaXd30
>>550
この小説の一番の見所はタイトル。
脳梗塞ならぬ「脳光速」という。

この作者、ひたすらダジャレSFを書いてる。
554本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 21:05:39 ID:9hQ8A0y/0
そう言えば、クトゥルフ神話も後味が悪い話ばかりなんだよな
スカっと終わるのはタイタス・クロウ・サーガやデモンベインぐらいか
555本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 21:07:44 ID:R3bDj4370
クトゥルフは後味を悪くするために書かれたようなもんでしょ。
ホラーなのに後味の良い話だったら存在意義がないじゃんか。
556本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 21:21:11 ID:DK6h4YUY0
>>461
巴里夫「赤いリュックサック」に収録
http://ekizo.mandarake.co.jp/shop/ja/item_s-165106.html
557本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 22:09:47 ID:Vv8pSG0D0
『暗黒童話』短編。うろ覚え

映画館の側で生まれた烏(からす)がいて、その烏は映画館から聴こえる声を覚えて喋れる烏になった
ある日、烏は盲目の少女と出会う。少女は喋る烏を人間だと勘違いして会話した
少女のことを気に入った烏は、人を襲って片方の眼球を抉り出し、その眼球を少女の元へ運んでプレゼントした
烏に言われるがままに少女が眼球を自分の目の中に入れると、少女の脳裏に見たこともない光景が広がった
眼が見えるようになった訳ではないが、眼球から見える不思議な光景に少女は喜び、少女の笑顔に気を良くした烏は、それからも人を襲って眼球を奪って少女の元へ運び続けた
少女は眼球を宝石か何かのように大切にビンに入れて保管し、暇さえあれば眼球を自分の眼に入れて見える光景を楽しんだ
編み物をする光景、子供と遊ぶ光景、外国の土地。見える光景は眼球によって違った

やがて人々は眼球を狙う烏を恐れるようになり、烏は人間から狙われ、石を投げつけられたりするようになる
人々が警戒するために眼球が手に入りにくくなり、烏は焦燥感にかられるようになる
無理に人間を襲おうとしたため、烏は人間の反撃でボロボロにされていき、もう人を襲うことも出来なくなってしまう
瀕死の烏はせめて最後に少女の笑顔を見たいと願い、外傷も見当たらない新鮮な死体を見付け、その眼球を奪った

烏は久々に少女の部屋を訪れ、眼球を差し出した
少女は嬉しそうに眼球を自分の眼の中に入れたが、途端に顔を曇らせ、苦しそうな叫び声を上げてのた打ち回った
少女は「黒い恐ろしい怪物が眼を奪おうと襲い掛かってくる」と言った
烏が眼球を奪った死体は、烏が眼球を奪ったショックで死んだ人だった
眼球から見える光景は、眼球の持ち主の人生の光景だった

少女の母親が少女の部屋に駆けつけると、部屋中に幾つもの眼中が散乱しており、狂死した少女とボロボロの烏の死体が転がっていた
558本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 22:13:00 ID:Vv8pSG0D0
>>557
>烏が眼球を奪った死体は、烏が眼球を奪ったショックで死んだ人だった

ゴメン訂正。ただ単に殺人鬼か何かに拷問されて死んだ人だった気がする
559本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 22:23:11 ID:clYJaXd30
>ホラーなのに後味の良い話だったら存在意義がないじゃんか。
サタニスターを思い出した。
分類としてはグロアクションホラーのはずだけど、やたら脳天気で爽快。

自殺オフの参加者が基地外殺人鬼にスパスパ殺されていって、
なんとか生き延びた女の子が「ああ生きてるってすばらしい!
自殺しようとしてごめんなさい!」と思ってるところに
殺人鬼が現れて両手両足ちょんぎっちゃったり。
でもそれがやたら脳天気に描かれている。
あれはなんか変わったホラーだ。
560本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 22:33:00 ID:VpE4Z0ub0
>>557
乙一の小説中の童話だよね。

生きている人間の眼球を奪っていたころのと最後の死体の眼球の風景とが混じっているような気がするけど、

生きている人間の眼球→「楽しい風景だけど変なの。どの風景でも最後に必ず黒い怪物が襲いかかってくるの」と少女が言う
最後の死体からの眼球→死体は処刑で町はずれかにぶら下げられた犯罪者。眼球を入れると犯罪を犯した場面か処刑された場面かの風景が映し出され、そのショッキングな風景を見て少女は絶命。

カラスもどうして少女が最後に恐怖に悲鳴を上げ苦しんで死んだのか分からないまま息絶えたってところも後味悪かったはず。
561本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 23:33:50 ID:A0ufaprwO
>>527
これって、被害者の方が悪人だよね…
もちろん、子供には罪はないけど。
562本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 23:44:52 ID:Q9t/usTY0
まあ子供はともかく夫婦は自業自得だね
563本当にあった怖い名無し:2010/09/26(日) 23:53:39 ID:WhHoFq6f0
古いSFドラマ「スタート・レック」のエピソードの一つで
題名を失念して内容もかなりウロだけど

カーク船長引きいる、宇宙調査船エンタープライズ号が走行中
近くを通った未知の星(A星)からのコンタクトを受け
着陸すると、なんと地球人の少年がたった一人で生きていた。

たった一人というのは、A星の本来の住人は
精神のみの肉体のない生命体で、高度に進化した神通力のような
能力を持った生命エネルギーであり、17年前に地球の宇宙船が
不時着したが、生存者は当時赤ん坊だったこの少年だけだった。

生命形態は違っていても、A星の住人達は慈悲で
この少年をこれまで育てていたが、やはり少年の今後の為に
いつかは地球人の元に還そうと、A星の近くに
地球人がやってくるのを待っていたという事であり
カーク船長はこの少年をエンタープライズ号に引き取って
A星を出発した。

少年は生まれて初めて見る、肉体のある同族に初めは戸惑っていたが
やがて、握手やハグ、音声での会話など、A星の住人達とは違う
触れ合いに喜びを感じるようになり
エンタープライズ号の面々も、この対人能力に無垢な少年を
可愛がるようになっていった。

続く
564563:2010/09/26(日) 23:55:15 ID:WhHoFq6f0
続き2
しかし、やがて少年が人間との接触に慣れてくるにつれて
船の中で不可解な事件が起こるようになり、それが少年の感情が
害された時に頻繁に起こるという事が判ってきた。
(例えば、懐いていた女性隊員に男性船員が親しげに接しただけで
その男性隊員は酷い事故に遭ったり)

実は、A星の住人は肉体という実体がなかった為
地球人の赤ちゃんの生命を維持させるだけの
衣食住の環境を与えることが出来なかった。
そこで、強い持ち前の精神能力で赤ちゃんの脳に働きかけて
自分で思った事をそのまま実現出来るという
万能能力を与えていたのだった。

A星では生きる為の条件に過ぎなかったこの能力が
普通の人間たちにとっては驚異であることを知った
精神的にまだ未熟だった少年は、次第にその力に溺れ
暴君のように、カーク船長達を隷属させようとしだした。

カーク船長達も抵抗したが、少年の神にも等しい万能力に
絶対絶命の危機に陥った時に、A星から再びコンタクトがあり
少年の暴走を知ったA星の住民達は、少年はもう人類の元へ
戻せないとして、再びA星に戻すという。
565563:2010/09/26(日) 23:55:54 ID:WhHoFq6f0
続き3

A星に戻されると知って、少年は怯え泣きながらカーク船長に
「もう二度と、この能力は使わないし、何でもするから
A星に戻さないで!あの星で、またたった一人になるのはもう嫌だ!!」
と懇願する。

カーク船長もA星住民に「他に方法はないのか?」と聞くが
A星住民は「人類はこの能力を使いこなすには未熟過ぎるし
この少年の力を消す事は我々にも出来ないので、このままだと
少年は人類に悪を為す事になるだろう」と
泣き叫び懇願する少年をそのままエンタープライズ号から
連れ去っていく事で、最終的には事態は解決する。

なんというか、少年は確かに暴走して殺人もしてしまったので
連れ戻されるのは仕方ないかもしれないけど
17年年間を実質的にずっと一人ぼっちで過ごしてきて
対人関係のノウハウを教えられる前に、万能力を持たされたまま
凡人の群れに放り込まれて「能力を抑えられないからやっぱり無理」と
人との交流の味を知った後で、また一人ぼっちの星に戻される
少年の運命が自業自得だとしてもやりきれなかったよ。
566本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 00:21:41 ID:J9F/tPSg0
>>563-565
昔の病院であったらしい話を思い出した。

大けがをした少年が病院に担ぎ込まれた。
連れてきた親は「少年はちょっと頭がおかしくて手に負えないから、
怪我の治療もかねて入院させてほしい」と言う。
病院は承諾して少年を受け入れた。

が、事実はちょっと違った。
両親は「この世は宇宙人に支配されている!」と信じている真性電波夫婦で、
「外に出るのは危険だから」と子供達を家に閉じ込めていた。
しかし末っ子(だったか?)の少年は親の命令を聞かず、学校に行きたがった。
「学校に行きたがるのは宇宙人に取り憑かれてるからだ!」と判断した親は、
宇宙人を追い払うと称して暴行し、普段は物置に閉じ込めていた。
それでも態度の変わらない少年に業を煮やし、親が少年に火をつけた。
で、大けがをして慌てて病院に運び込んだのだった。
567本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 00:22:43 ID:J9F/tPSg0
やっと家族から解放された少年は大喜び。
しかし電波以外とろくにコミュニケーションをとっていなかった少年は、病院の厄介者だった。
同室の患者にしつこくじゃれついたり時間を問わず大声でしゃべり続けたり…
少年の扱いに困った病院は、「やっぱり家族は一緒にいるべきだ」と迎えに来た親にそのまま引き渡した。
以降、少年がどうなったかはわからない。

電波の中で一人だけまともってのはそれはもう苦しい状態だったと思う。
やっと保護されるのかと思ったら、また放り出されるし…事実だけにひどく苦い気持ちになった。
568本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 00:39:36 ID:ukPFMOkd0
でもそんなウザガキの面倒見るのは自分は嫌だ
かわいそう、ひどい!!と言う奴は自分で責任持って面倒見ればいい
569本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 01:00:32 ID:lAlEsLywO
家庭内だけで完結してほしいよな
通り魔とかが不幸な境遇で育った、みたいなニュースを見ると
頼むから自分の親を殺して勝手に昇華してくれって思う
570本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 01:07:22 ID:1PEday970
確かこのページが元ネタだったかな
http://psychodoc.eek.jp/abare/

ほかにも10代の頃に入院して家族が誰も引き取りに来ず何十年も経過した老婆の話や、
ホルモンの少ない患者と多い患者をくっつければ一挙両得じゃないかと考えて、
摘出元の患者につながったまま、別の患者に睾丸を移植して
結局二人とも死んじゃったとか怖い話が満載だった。
571本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 08:26:39 ID:+CkSgfiM0
そのサイトの「おじろく」「おばさ」の制度の説明にぞっとした。
ttp://psychodoc.eek.jp/abare/ojiroku.html
572本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 08:35:45 ID:BoVPZq890
長兄だけが偉いって制度は恐ろしいよね。
うちの実家は長兄は「あにい」、次男は「もしかあにい」
(長兄に何かあったら次男が「あにい」に昇格する「かもしれない」から)
と呼ばれる地方だ。次男はスペア扱いだよ。
573本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 12:59:25 ID:oeisGDOW0
もしかあにぃって、すごく嫌な感じ。
あにぃも単に跡継ぎなだけで人間としては尊重されてない気がする。

>>563
少年一人で可哀想。
A星の人たちも気が利かないよね。どうして少女も用意しなかったんだ。
574本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 13:30:02 ID:zg9lX/590
実体験。もう、20年以上前の話。

幼なじみにS美ちゃんという子がいた。いつもニコニコしていてなんでも俺の言うことをきく、ちょっと薄弱な子。幼稚園の頃からの付き合いで、彼女の親からも仲良くしてあげてねと、いつも言われていた。

うちは両親が共稼ぎだったので、小学生の低学年の頃は、その子をうちによく連れてきては、子分扱いしていた年下の小僧たちと一緒になって、裸に剥いておっぱいを揉んだり吸ったり舐めたりしていた。

まだみんな子供だったので、ちんこ入れようなんて思いつきもせず、その後だんだんと疎遠になり、それ以上の発展もなかったし。

やがて、学校も別々になり、町で会っても素知らぬ顔をして、言葉を交わすことも全くしなくなった。やがて俺は進学で東京に
出て、そのまま帰らず、地元に残ったその子のその後は分からない。

子供の頃の思い出というと、いまだにその子とのことを思い出すのだが、俺はもっと優しくしてあげるべきだったろうか。
575本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 13:40:28 ID:oeisGDOW0
>>574
PCからその改行はひどくない?
576本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 15:12:17 ID:hUeHK9DM0
>>571-573
でも、全ての子供に等分に田畑を分け与えて独立させてたら、
孫の代くらいであっという間にみんな共倒れだと思うよ。

農村に限らず、武士でも「部屋住み」の悲哀は
よく時代劇なんかでもネタになるところだし。

ただ、「御曹司」みたいに
同じ「家督相続権のない次男以下の部屋住み」を指す言葉であっても
「裕福な家の気楽なボンボン」的な恵まれた立場のイメージのものもあるし、
不遇かどうかは相続権の有無というより
結局はその一家のパイ全体の大きさによる部分も大きいんじゃないかと。
577本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 15:51:17 ID:FagDhl/5O
殺人事件はすべて後味悪いってのに同意。
そして、現実の方がはるかに後味が悪い。

もうだいぶ昔のことだけど、男が友達同士の女に二股かけていて、片方の女が友達を惨殺、バラバラにして、少しずつゴミに出すという事件があった。

どうやら被害者が男の本命で、犯人は二股を知らなかったらしいが、事件後、男が、
「そこまで自分を思っていてくれた」ことに感動し、刑期を終えたら犯人と結婚すると言っていた。

「殺された彼女の分まで2人で幸せになる。」とも言っていたような…。

すべてがおぞましく後味悪い。

578本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 17:45:17 ID:FR94jvPm0
>>576
武士とかそういうのとまた全然違うだろう。
おじろく・おばさの恐ろしさは、ほんのちょっと前にあった事実ってところだ。
自分が普通に生きてる時代のほんの少し前に、そんな制度が残ってるとは…っておぞましさだな。

イスラム圏でレイプされた女の子が「男と交わった」罪で死刑にされて、
レイプ犯は無罪放免される制度が今も残ってると聞いてぞっとするのと同じ感覚。
579本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 18:05:08 ID:lAlEsLywO
武士の場合は独立とか家を出ることは許されてたらしいな
次男以下だから手に職を、とか剣の道場を開く、とか読んだことあるし
おじおばはそういう自由すらよく思われてないのが怖い
580本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 18:10:23 ID:ukPFMOkd0
逃げ道がないのを嘆く意識も育ってないってことだもんな
581本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 18:28:17 ID:eCaqKSnM0
>>577

>
> 「殺された彼女の分まで2人で幸せになる。」とも言っていたような…。

なんか女子高生監禁コンクリ殺人の犯人もそんなことほざいてたような…
二度とあれ読みたく無いから確認できんが
582本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 18:41:19 ID:hUeHK9DM0
>>579
農村だって、商家に奉公に出たりとか、
耕作以外の道もいろいろ有る。
ttp://www.mypress.jp/v2_writers/lyuko_jinna/story/?story_id=1771013

いい所の奉公に入れて手に職つけ地道に出世や独立していくか、
地元ではやってけずにとりあえず都市部に出てきて無宿人の類になり下がったり
女郎屋に売られて郷里を出てくるハメになったりするか、の帰結はともかくとして。
それを言うなら、食い詰めの下級武士で無頼浪人の類に身を落としているのも結構いるし。
583本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 21:00:16 ID:wWBMbAXkO
おじろく・おばさに関しては実際は末子相続というものがあってだな
584本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 21:30:12 ID:KbdxdHnw0
>>582
そういえば、平岩弓枝の「御宿かわせみ」のエピソードにその手の後味の悪い
作品があっけたなぁ
主人公の御宿かわせみの若主人(腕の立つ武士)と八丁堀の仲間が織りなす
市井の捕り物帳なんだが

ある料理屋の二階で、若い男性客が絞殺されてるのが発見され、その男性客の周りには
華美で高価な干菓子の詰め合わせが散らばっていた。
被害者は直ぐに身元が判って、近くの大店の手代Aで、この日誰かと待ち合わせをしていて
散らばっていた干菓子はAが購入したもので、待ち合わせ相手への手土産であった。

料理屋の女中が記憶していた、犯人らしいその待ち合わせ相手は、いかにも貧しげな百姓姿で
華やかな江戸では場違いな人物らしく、片や被害者のAは切れ者な上、真面目に勤めで店での
信用も厚く、近々には、恋仲の女性との結婚話もあり、誰にも恨まれるような落ち度もない。

Aの過去を調べるとAは近郊の貧しい百姓の次男で、幼いころから跡取りの長男に比べて
両親からも虐げられ、成長してからも、跡取りを嵩にきた長男からの苛めに耐えかねて
着の身着のままで江戸に出てきて、たまたま大店の下働きから骨身を惜しまず働いて
手代にまでなっていた。

結局、犯人は田舎で百姓を継いだ長男だった。
長男といっても所詮は貧乏農家、ボロボロの野良着をて肥を担いで必死で働いても一家で
食うや食わず。その上、近年の不作で一家郎党飢え死に寸前となり江戸に出ている弟に
「僅かばかりの援助」を乞いに出てきたのだった。

しかし、江戸での弟の仕打ちは、兄にすれば惨めな百姓姿のまま料亭に上げさせられて
飢え死に寸前だと訴えたのに、「腹の足しならない」干菓子を、にこやかに手土産だと手渡され
激昂の余り、無我夢中で絞め殺してしまったという。

後味が悪いのはBがどうやら悪気があって、兄に恥をかかせたのではなく
長い江戸生活で故郷の貧しさを忘れてしまっていただけで
お干菓子も単に「久しぶりの兄さんへ珍しいお菓子」と、選んだだけだったらしい。
585本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 21:58:38 ID:pm8NcsYlP
あれ?それって宮部みゆきの「初ものがたり」に入ってる「太郎柿次郎柿」とは違う話?
586本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 22:05:58 ID:KbdxdHnw0
>>585
あれ?そうだっけか?
ごめん!どっちも持っているからこんがらがったかも・・orz
587本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 22:21:24 ID:treACfOc0
宮部みゆきだとおもう。
っていうかあの弟はちょこっといじわる心があったんじゃなかったっけ?
それが兄にはしゃれにならない打撃だったっていう。
588本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 22:23:39 ID:t+GE89o/O
洒落にならないからって殺さなくても…www
589本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 22:51:45 ID:ukPFMOkd0
故郷にいたときはさんざんいじめてたくせにね
まあ江戸時代の話だから、その長男は現代の「情状酌量」な判決ではなく
間違いなく極刑で田舎の百姓一家も終わりなのが少しは溜飲下がるか
590本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 23:25:31 ID:myOKZIQ20
あと、「御宿かわせみ」の主人公は、
かわせみの女主と、その恋人の部屋住み浪人な。
591本当にあった怖い名無し:2010/09/27(月) 23:40:49 ID:pm8NcsYlP
え?いじめてたっけ?
そして弟は百姓を見下してたような。

食うものにも困って少しだけでいいからと金の無心をしに来た兄に
いいとこの婿養子になった弟は、
今更頼られたってこっちにも立場ってもんがと言ってお金を貸さなかった。

なのに土産に高級干菓子を持たせたんだよ。


という話だったような。
592本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 00:02:32 ID:Zz6j665YO
>>581
コンクリじゃなくて、日産のリンチ殺人じゃなかったかな
593本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 00:36:59 ID:Lcn/9bdW0
話の流れで思い出した。たしか藤沢周平の時代小説。

両親が亡くなって姉弟が残された。
姉は弟を養うために必死で働き、いかがわしい店に勤めたこともあった。
やがて弟は大きな商店に奉公へ出て、そこで順調に出世していった。
姉は弟の成長を喜んだが、自分のようなものが弟の周りをうろついては
迷惑になると陰から弟の幸せを見守っていた。

やがて大人になった弟は、大店の娘を嫁にもらって店を一軒任されることになった。
弟夫婦がその挨拶に来る日、姉は朝から心待ちにしていた。
日が暮れる頃、やっと弟夫婦がやってきた。
姉は二人を歓迎して家に招き入れようとするが、弟は玄関口で断る。
「これから嫁実家で祝いをしてくれるから姉と過ごす時間はない。
今日は姉に頼みがあってきた。悪いが結婚式には出ないでくれ。理由は…わかるだろう?」
弟のいいざまに姉はショックを受ける。
言われなくても結婚式に出るつもりはなかった。
自分が表に出ては弟に迷惑がかかる、だからせめて今日は弟の晴れの日を
精一杯祝いたい、そんな気持ちで朝から待っていたのだ。

姉はあまりの仕打ちに声を荒げ、二人を追い出した。
弟の妻となる女は最後まで一言も口をきかなかった。

って話。姉があまりにも不憫…
594本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 00:57:19 ID:6LgihRFhO
>>593
乙!本当に後味悪いねぇ
こういうの現実でもきくけど、なんで感謝できないんだろうね
尽くしてるほうにも無意識の恩着せがましさがあったりするのかなぁ
595本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 01:46:22 ID:Np7X1k630
>>535
>>550
田中啓文か
>>535の「銀河を駆ける呪詛 あるいは味噌汁とカレーライスについて」も
これオチの駄洒落の為だけにやってるしなあ…タイトルからしてアレだし
収録されてる短編集のタイトルも「銀河帝国の弘法も筆の誤り」とかナメてるし

後味が悪いと言うよりは読後の脱力感が凄かった
お前これ言いたいだけじゃねーか、って言う
596本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 01:56:07 ID:0QiahndZO
みんな話しをまとめるのうまいな。
俺どうやっても長くなるわ・・
597本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 03:07:01 ID:6Cv4hvjd0
チャック・パラニュークの小説に似たようなのがあったな>おじろく・おばさ

アーミッシュの様に、厳格な教義に乗っ取ってコミュニティを作って生活する教団があった。
衣食住の全てが教義に縛られ、近代技術を排除した清らかな自給自足生活を送っている。
(と言うのは建前で、実際は幹部が外部から物を購入していたし、
しかも幹部は皆、人種差別・性差別思想者だった)

家族制度にも厳しい掟がある。
各家庭の長男は必ず"アダム"と名付けられ、
次男以下は"テンダー(仕えるの意)"、女子は全て"ビディ(従うの意)"と名付けられる。
"アダム"は年頃になると、教会に定められた"ビディ"と結婚させられる。
家を相続して子供を何人も作り、コミュニティの繁栄に貢献する為に。

一方で"テンダー"と、結婚相手を割り当てられなかった"ビディ"は、
コミュニティから外界に送り出されて、一生出稼ぎをさせられる。(清掃業者、家政婦など)
離反して自由に暮らすことは絶対に許されないし、恋人を作ることも許されない。
コミュニティの為に、ひたすら出稼ぎ奴隷生活を送ることを余儀なくされている。
最も、コミュニティでは子供たちが幼い頃から教義を叩きこんでいるので、
離反しようと思う者が現れることはない。
自分が奴隷だとは微塵も思わず、「神聖な仕事に従事している」と信じ込まされている。
598本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 03:08:18 ID:6Cv4hvjd0
特に『性』に関しては、嫌悪感を植え付けるように徹底していた。
幼い"テンダー"や"ビディ"に、出産で苦しむ妊婦の一部始終を見せつけるのがその方法の一つ。
予め妊婦に大袈裟に苦しむように指示をしておき、
金切り声をあげて泣きわめく妊婦を前に「性交の代償は死だ、地獄だ」と説いて、トラウマにさせる。
要するに、精神的な避妊・去勢手術を施して、おとなしい奴隷にさせた。

そんな中、ある妊婦が出産途中に亡くなってしまう。
教会の指示通りに絶叫しながら、ロクに処置も受けられずに。
それに絶望した妊婦の夫が、教会が隠していた所業を、外界へ密告した。
子供を虐待・洗脳し、収入源として奴隷扱いしていたことを。(他にも、脱税とか色々あった)
一方、外部からの捜査が入ると言う知らせを受けた教団幹部は、住人たちへ"脱出"の指令を出した。

コミュニティへ到着した捜査員が見たものは、住人全員が手を繋いで服毒自殺した成れの果てだった。
また、外界で働く"テンダー"や"ビディ"も、ニュース等で教団の末路を知ると、"脱出"を実行した。
外界の保護を受けた者も居たが、それでも"脱出"する者は後を絶たなかった。
599本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 07:33:25 ID:GZsOMBVv0
>>591
故郷では長男様であることを振りかざしてた、って弟が述懐してたよ
600本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 07:44:45 ID:GZsOMBVv0
あ、弟がってより弟の婚約者が言ってたんだっけ
601UIT:2010/09/28(火) 08:20:45 ID:EAZyLO1T0
凶家体験をしに去った人々が
1月が経っても帰って来ないです
もちろん体験を主催した人も行方不明;;
数日前緊急 SOSメッセージを受信したが
IP追跡結果横浜海辺近くです
この方面で分かっていらっしゃる方助けが必要です!
602本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 11:01:39 ID:Xudxax6f0
>>597-598
出産の苦しみの強調なら、女への牽制にはなっても
男側はべつに直接は関係ないんじゃないか…と思ったけど、
「罰としての産みの苦しみ」みたいな原罪観念は
キリスト教圏の読者だとわりとすんなり感覚的に解りやすいんだろうか。


作者はアメリカ人のようだし、カルト宗教の集団自殺って
「人民寺院事件」あたりをモデルにしてるのかな?
外部からの捜査員が入る→手詰まりになって集団自殺(外部へ救出されていた少数の信者も抹殺を図る)
の流れも、似た感じに見える。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%AF%BA%E9%99%A2
http://www.nazoo.org/cult/jimjones.htm
http://www.nazoo.org/cult/jimjones2.htm

でも、フィクションの物語だと、そういうカルト教団の信者達は
一枚岩で粛々と自らの意志で進んで自決していって異様さを際立たせる展開が多いが、
現実の事件では、やっぱり頭数が多いと熱狂的な盲信者となんとなく環境や惰性で入信してきた人と温度差があるようで、
死にたくないと言って泣き叫ぶ人を皆で無理やり押さえ付けて毒薬を飲ませたり
必死に逃走する人々を追いかけて射殺したり、訳も分からない幼児に騙してフルーツ風味の香料を付けた毒を飲ませたり
“上”(幹部)の意思による“下々”の民衆の道連れ大量虐殺
の要素も多分にあるのが後味悪い。
得てしてこういう新興宗教の信者って、他では居場所がなくて
その弱者救済を謳っている教団に流れ着いた経緯の社会的マイノリティーも多いだけに。
603本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 11:11:17 ID:Xudxax6f0
加えて、「その実、建前とは裏腹に幹部達は人種差別主義者」あたりの要素も>>597と共通してるか。
(人民寺院の一般信徒は大多数が黒人だったが、側近や幹部連中の取り巻きは全員白人で固められていた。)
604本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 12:01:57 ID:ab1WuRiP0
テンダーとビディが外界で出稼ぎってのが一番リアリティを欠いてる。
いくら奴隷教育しても外に出したらなかなか戻ってくるもんじゃないよ。
それこそ>>584の次男と同じで、
外で裕福な人に可愛がられて身奇麗にして仕えてたら、
田舎のボロボロのアダムに威厳なんか感じなくなるよ。
605本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 12:33:14 ID:59k93qkj0
>>602
自分が直接味わう苦しみじゃなくても、
目の前で女がぎゃーぎゃー喚き苦しみながら、股間から
血やら、粘膜やら、血まみれのなんだか分かんない生き物を
ひり出してたらトラウマかも。

げんに出産に立ち会ったせいでEDになっちゃう旦那が
結構いるし。
606本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 12:37:52 ID:Xudxax6f0
>>605
ああ、なるほど。>立会い出産でED
607本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 14:06:38 ID:6Cv4hvjd0
>>602
出産現場見せるのは自分もそこまでピンと来なかったけど、実際に見たこと無いから何とも言えんなぁ、とも。
>>605の言う通り、血垂れ流して絶叫してる人をいきなり見せられたら怖いだろうね。

人民寺院の事件については、作中でも触れてた。
他にも、ロシアの修道士集団自殺とか、ブランチ・ダビディアン事件とか太陽寺院集団自殺とか。
「すべての事象には前例がある」ってくだりで。

>>604
コミュニティでは子供に、"外界の事象は全て罪悪者だ"と教え込むようにしてたって設定。
外界の人間は汚辱にまみれていて、あらゆる文明の利器は魔物が作りだしたもので、五感に伝わるものは全て罪悪だ。
コミュニティの素朴で簡素な生活は美しく簡素なものだ、コミュニティは天国だ。
外界の地獄を少しでも浄化させる為に、"テンダー""ビディ"は外界で労働奉仕をする殉教者である。
加えて、外界での生活にも戒律が厳しく定められてた。服装・人との会話・食事、その他諸々。

まぁ、リアリティあるのか?なんて分からんけど。小説読んでる分には面白かったよ。
608本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 14:08:33 ID:6Cv4hvjd0
ごめん訂正。
"外界の事象は全て罪悪者だ"→"外界の事象は全て罪悪だ"
コミュニティの素朴で簡素な生活は美しく簡素なものだ→コミュニティの素朴で簡素な生活は美しいものだ
609本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 14:37:22 ID:L+oQdQhr0
>>602
>得てしてこういう新興宗教の信者って、他では居場所がなくて
>その弱者救済を謳っている教団に流れ着いた経緯の社会的マイノリティーも多いだけに。
ああ、これはわかるわ。
カルトにはまった人を何人か知ってるけど、そのいずれも根は悪くないけど
プライドがやたら高くて「選ばれた人間」って言うのが大好きな人だった。
中には宗教入ってることを後悔っつーかうさんくさいのを理解してる人もいた。
それでも教団でチヤホヤされる感覚が捨てられなくて悩んでいた。

そうじゃない人は、純粋すぎる人。
お人好しで優しくて穏やかで…でもそれ信仰心がある故なんだよなあ。
たいていみんな目がきらきらしている。
610本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 15:41:20 ID:4z5xGDH00
不安の種を描いた人の漫画、童話を基にしてる

母を亡くした幼い姉妹
姉は地味な顔立ちで、妹は輝くばかりに美しい。
父はとうにいないし姉の方に母は「妹を頼んだよ」と言って亡くなった。
姉は幼い妹を守り、食いぶちを稼ぐため昼は店の手伝い、夜は売春をして何とか糊口を潤す。
姉は自分の容姿が悪い事には気づいていたので、売春婦としての価値があるのは
少女である今だけだと、必死にいやらしい親父たちの要求に応えていた。

月日は流れ妹は美しく成長し、どうやら恋人もできたようだ。
大人になった姉も地味ながら、細々食っていく程度の仕事は出来るようになった。

ある日、国の王が「この種を芽吹かせ見事花を咲かせた女を、王子の妻とする」とおふれを出した。

それは正式なおふれで、種は国の兵士が配布するので、どんな身分の女にも平等に権利がある。
町ではその話題で持ちきりだった、姉も「ばかばかしい」と少し思いながら、
もしかしたら?という期待を込めて鉢に花の種を植えた。
611その2:2010/09/28(火) 15:42:41 ID:4z5xGDH00
夜、何度も芽が出ていないかとこっそり見に行く姉、そう簡単に芽吹くようならおふれも出ない、そう思いつつかすかな期待を抱く。
いつからそこに居たのか、姉の背後には妹が鉢を持って立っていた。見事に花を咲かせた鉢を持って。
「どうして?!それにあなた恋人は?!」
と問い詰める姉に妹は
「まさか姉さんが花を育てているなんて思わなかった、実は私の恋人と言うのは王子なの、
 普通では結婚は許されないから王を持ちあげてこんなおふれを出したの、
 私の鉢が芽吹いたのはこの種が取れる土地の土を使っているから、でも姉さんならきっと祝福してくれると思って」
妹はそんな事を言うけれど許せない、祝福なんてできない、自分は10になるかならないかで売春までして、堕ちるところまで堕ちたのに!
自分が働いている間も恋人と乳繰り合い、それでも妹が掴む幸せが平凡なものならば祝福もできたのに、王妃になるなんて、
しかも他の自分を含めた「王子の妻になれる」と哀れな夢を見た女たちを影で嘲笑っていたのか!
かっとなった姉は自分の植木鉢で、妹を殴り殺した。
妹の遺体を川に捨てた後、姉は花を持ってお城へと向かう、王は二言はなかった、王子に姉との結婚を申しつけ、姉は王子の妻となる。
しかしあくまで王子はこのおふれは恋人と仕組んだ事であり、その姉が花を持ってくるなど予想外だった。
命令で結婚した後も事あるごとに「妹はどうしたんだい?」と尋ねる王子
姉の方は「さあ、急に姿を消して…」と言葉を濁す。
そのうち、川で誰かが『姉さんが私を殺した』と歌っている、という怪談話が持ち上がった。
噂は城にも届き姉はだんだん精神を病んでいき、王子も川をさらえて見るように指示、
すると頭がぱっくり割れた頭蓋骨が引き上げられ、姉や王子の見ている前で声高に歌いだした。
『姉さんが私を殺したの』
かつての恋人の声で歌う頭蓋骨に、やはり!と姉を責め立てる王子、すっかり気が狂った姉はケタケタと笑いながら、
兵士が持っていた妹の骨に食らいつき、そのまま川へと身を投げた。

姉が不憫すぎる
612本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 18:29:41 ID:RnEzEHdVO
同じ話をありがとう
ヾ(≧∇≦*)ゝ
613本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 18:47:49 ID:oXsi7seo0
>>594
現実でもからゆきさん(明治期に東南アジア方面に出稼ぎに出た女性たちの通称)が帰国して
自分の仕送りで見違えるように立派になった実家の門の前で首を吊った、なんてことが後を絶たなかったそうだ。
614本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 20:51:45 ID:dehcoj9f0
かなり成功したじゃぱゆきさんが知り合いにいるんだけど
お父さんやお爺さん差し置いて、彼女の食卓だけ一品多いw
その辺が日本とタイの違いだろうな
615本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 22:53:03 ID:uD+midAo0
タイいい国だなあ
616本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 23:04:20 ID:/ZGZldNb0
タイも結構すぐに人殺すよ
617本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 23:35:48 ID:UJ62739l0
>>616
すぐに人を殺すから明るいんだよ。
ぐじぐじ暗い嫌がらせをねちねちやらずに、ぱっと明るく殺す。
そしてさっぱりする。
618本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 23:46:51 ID:/ZGZldNb0
>>617
じゃあなぜ中国人はすぐに人殺すのに、ぐじぐじねちねちしてるの?
619本当にあった怖い名無し:2010/09/28(火) 23:52:23 ID:UJ62739l0
>>618
中国人はぐじぐじねちねちしてないだろ。
実に明るく爽やかに、島をよこせとアッピールしてきてるじゃんww
620本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 00:02:57 ID:6nZLpDl30
>>619
そっか、あれは明るいのか
以前中国国内の動画で、万引きした二人組を執拗にリンチしてトドメに大きな石もってきて
二人の頭潰して殺してるのみたけど、周りの見物人もニヤニヤしながら見てたのは
明るい民族性だからなのか
621本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 00:03:25 ID:Ik6z+OwDO
明るさも爽やかさも無いだろあれは
622本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 00:13:42 ID:v9ZDhVDMO
中国人にとって人殺しはゴキブリを踏み潰すようなもの。
とくに都市から遠く離れた田舎になるほど平気で殺す。
623本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 00:17:00 ID:/8dnDZceO
中国は爽やか通り越してカラカラに乾ききってる気がする
国土も文化も人の心にも余裕や満たされた気配を感じない
日本の高度成長期もこんな雰囲気だったのかな
624本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 03:04:27 ID:EvbU9eC/O
ダークファンタジーの洋画。要約が難しくて長くなってしまった、すまぬ。


1944年、内戦終結後のスペイン。
 おとぎ話大好き少女・オフェリアは内戦で父親を亡くし、
臨月を迎えた母親はフランコ軍のヴィダル大尉と再婚、森の中にある軍の砦に向かう。
母親は体長を崩しており、馬車を降りて休んでいる最中、
オフェリアは森の中で不思議な形をした石を見つけた。それは不気味な石像の破片で、
元の場所にはめると石像の口の部分から不思議な昆虫が出てきた。

 その昆虫が気になりながらもオフェリア達はヴィダル大尉のいる拠点へと着く。
ヴィダル大尉は、独裁政権軍でレジスタンス掃討を指揮する、冷酷で残忍な男。

彼はもうすぐ生まれる自分の息子だけが望みで、オフェリアの事は疎ましく思い、オフェリアもまた、冷たく乱暴な大尉が気に入らなかった。
しかしヴィダル大尉の小間使い、メルセデスだけは二人に優しく接してくれた。
(メルセデスはレジスタンスの一人、所謂スパイ)

625続き2:2010/09/29(水) 03:11:54 ID:EvbU9eC/O

 その夜、体調の悪い母親とベッドで休んでいたオフェリア。そこに昼間の昆虫が現れる。
「あなた、もしかして妖精?」
すると昆虫は妖精に変身し、家の近くにある迷宮(ラビリンス)へと誘うように飛んでいく。

それを追うオフェリア。迷宮へたどり着いたオフェリアは、ヤギの頭をしたパン(牧神)に出会い、

『あなたはこの地底にある魔法の国のプリンセスの生まれ変わりだ。
満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、あなたの父がいる王国へ戻れる』といい、
「道を標す本」をオフェリアに与えた。

砦に戻りひとり本を開くと、ひとつめの試練がページに浮かぶ。
古い大木の根に住み着く化けガエルへ魔法の石を飲ませて、腹の中にある黄金のカギを手に入れる、というもの。

半信半疑のオフェリアは、とりあえず本に記された大木に向かう。
大木の中には、不気味な化けガエルが住み着いていた。
オフェリアはなんとかカエルをやっつけ鍵を得ることに成功。

泥だらけの格好で家に戻ったオフェリアは母親に叱られるが、喜びを隠せない。


砦に戻ったオフェリアが第二の試練を知る為に本を開くと、真っ白いページが血のように赤く染まる。
直後、隣の部屋から母親が助けを求めていた。下腹部からは血が流れ出ている。
ヴィダル大尉に母親の事を伝え、医者(この人もレジスタンスの一人。でメルセデスの仲間。
主に負傷した仲間を治療)に診てもらう。

626続き3:2010/09/29(水) 03:21:41 ID:EvbU9eC/O

パンが試練を促すも、オフェリアは母親が心配で仕方ない。するとパンがマンドラゴラの根を(育つと母の体調がよくなる)オフェリアに与えた。
言われたとおりにすると、母は少しずつ回復。

ある夜、再びパンが現れオフェリアへ直に第二の試練を告げ、魔法のチョークを渡す。

第二の試練は、壁に別世界へ繋がる扉を魔法のチョークで書き、
部屋の奥にある三つの鍵穴のうち一つを選び、第一の試練で手に入れた鍵を使用して中にあるものを取りに行くこと。
ただし、眠る番人の晩餐は絶対に食べないこと。
そして砂時計の砂が落ちきる前に元の世界へ戻ること。

どの鍵穴を選べば良いのかはお供の妖精が教えてくれるとパンから言われるも、
オフェリアは自分の力で鍵穴を選び(妖精が示した鍵穴は間違い)中にあった黄金の短剣を手に入れる。

しかし帰り道、艶やかな晩餐の誘惑に負け、引き止める妖精を無視して葡萄を2粒食べてしまい、
番人は目覚てしまう。

お供の妖精3人の内2人が番人に頭を食いちぎられ、オフェリアは扉に戻ろうとするも砂が落ち切り扉は消える。

オフェリアは慌てて白いチョークで再び扉を書き、何とか脱出。
しかし禁断の晩餐に手をつけてしまったため
『あなたは約束を破り罪を犯した。王国へ戻ることは出来ない』とパンから見放されてしまう。


一方でレジスタンスは物資を運ぶ鉄道を襲撃。同時にヴィダル大尉率いるフランコ軍の基地からメルセデスの誘導で物資を盗みに入る。
しかし何人か捕まってしまい、ヴィダル大尉から拷問を受ける。

彼らを診るようにと命じられた医師だったが、ひとりの捕虜が死を望んだため安楽死させる。
しかし、ヴィダル大尉に見つかり射殺。

627続き4:2010/09/29(水) 03:44:37 ID:EvbU9eC/O

オフェリアの不自然な行動から、ベッドの下に隠していたマンドラゴラがヴィダル大尉に見つかってしまう。
『魔法の根なの!ママの体もよくなったでしょ!』と主張するもヴィダル大尉が激しく非難し、
母親も『ファンタジーはもう終わりにしなさい』とマンドラゴラを自ら処分する。

それと同時に母親の容態が急変、なんとか男の子を産むもそのまま死亡。
結局メルセデスも内通していることがばれ、オフェリアと共に逃亡をはかるもあっさり捕まり、
オフェリアは暴力のあと軟禁される。

メルセデスも拷問を受けるが、隠し持っていたナイフで大尉に反撃し逃げることに成功。
仲間と合流し、オフェリアを保護するためレジスタンス一同と砦へ向かう。

その頃、絶望していたオフェリアの前にパンが『最後のチャンスを与えましょう』と現れる。
3つ目の試練とは、魔法の国への入り口に弟(大尉の部屋にいる)を連れてくること。
道がないなら作れば良い、と魔法のチョークを渡す。
オフェリアは魔法のチョークで扉を作り、ヴィダル大尉の部屋にいる弟を奪うことに成功するもヴィダル大尉に見つかり追われてしまう。

オフェリアは入り口に弟を連れて行くと、パンは入り口を開くためには無垢な血が必要、ほんの少しでいい、短剣で軽く突くだけだという。

オフェリアは弟にそんなこと出来ないと立ち去ろうとするが、ヴィダル大尉に見つかり銃で撃たれてしまう。
ところがヴィダル大尉もレジスタンス達に見つかり、
『息子に伝えてくれ、父は名誉ある死を迎えたと』『いいえ、このこに父親はいないわ』とヴィダル大尉を射殺。
 一足遅くメルセデスがオフェリアへかけつけるも、オフェリアは反応しない。

オフェリアの血が入り口へと流れていき、魔法の王国への扉が開く。『よく戻ってきた』王様である父と、王妃である母がいる。
『姫様の選択は正しかった』とパンは言う。オフェリアが幸せそうに笑う。

オフェリアの前で泣き叫ぶメルセデス。流れ続ける、オフェリアの血。次第に意識が遠ざかっていく。
628本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 05:45:36 ID:DmCNXggC0
そして花が咲きました。
629本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 06:10:53 ID:BLj0F9pkO
あのスペイン映画か
以前このスレで教えてもらって面白そうだったから借りたよ
正当派の後味悪さだった
630本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 08:23:26 ID:/8dnDZceO
ヴィダルサスーンってスペイン発祥なのかな
631本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 08:36:43 ID:w9deFeRk0
AXNで放送していたよね。
スペイン発、ダークファンタジーという宣伝だったけど、
主人公、最後死ぬことでの救いというのが哀しかったね。
それにしても、ヤギの頭をした牧神が、悪魔にしか見えませんでした。
632本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 10:09:33 ID:XM2sBrfh0
>>624
「パンズ・ラビリンス」だね。監督はハリウッド映画の「ヘルボーイ」とか撮ってるギレルモ・デ・ル・トロ。
その映画、劇場版予告とかポスターでは、ファンタジー部分の映像画像ばっかつかって
当時ブームの真っ只中だったハリポタ映画とかに並ぶような「ファンタジー映画!」として
宣伝してたのに、実際見てみたら物語の8割がリアルな民族紛争の話で、
残り2割のファンタジー部分も、悪魔みたいな気味悪い「妖精」たちとの緊張感漂うやりとりで、
本当に華やかにきらびやかにファンタジーしてくれるのは、いっちばん最後の部分の
実在する魔法の国なのか、主人公が死の間際に見た幻覚なのかわからん玉座の間のシーンだけ。

きらびやかなファンタジー映像を期待して観に行った客にはそういう意味でも後味の悪い映画だった。
自分は大好きでDVDも買いましたがw
633本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 10:35:08 ID:987p4PnN0
パンズ・ラビリンスは、途中経過はともかく
ちゃんと魔法の国があって、あの女の子はそこのプリンセスで
最後には幸せになれるんだろうと思って観てたのに、
あの最後で「全部、この子の妄想だったのかも」って可能性に思い至り
可哀相でボロ泣きしてしまった
634本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 10:38:39 ID:hYOUawON0
可能性というより、あれ、完全に妄想だよなぁ…って感じで
ダンサー・イン・ザ・ダークと同じ感想に至った
635本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 11:36:31 ID:4GGkOUfXP
デルトロって最近の監督の中では評価も高いし才能あると思う
デビルズバックボーンとかも良いね このスレにいるヤツ向け
636本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 12:16:53 ID:zBhLqksFO
大尉にパンが見えないシーンで、妄想の可能性に気付いて絶望したなあ。
絶対パンが大尉殺してくれる展開だと思ってたのに
637本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 12:50:15 ID:1z+mNqY3O
>>634
でも、終盤で魔法のチョークを使わないと弟を義父の部屋から連れ出せない
妄想か現実かを断言できないように上手くつくってあると思った
638本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 14:09:43 ID:JGZeJQ3W0
自分としては、ラストの魔法の国の王妃の顔が女の子の母親だったところで
ダメだこりゃあ〜 と思ったよ。
ああ、女の子の空想の産物だったんだなって感じ。
6391/2:2010/09/29(水) 18:25:00 ID:skzq/ETQ0
>>624
昔読んだホラー小説を思い出した。
「だからドロシーかえっておいで」ってタイトル。

ごく普通の平凡な主婦の主人公は、買い物帰りに異世界に迷い込んでしまう。
まるでオズの魔法使いのような世界で主人公はドロシーと呼ばれ、元の世界に戻るための旅が始まる。
魔物をやっつけたり試練をくぐり抜けたりしながら大冒険を繰り広げるが、
その過程で過去の自分と向き合い、欺瞞に満ちた今の自分を認識する。

彼女は父親から虐待されて育った。
あまりの辛さに虐待された記憶を「なかった事」にしていたが、成長してからも逃避は続いた。
仕事で失敗しても気づかなかったふり、夫に暴力をふるわれてもなかったふり、辛い記憶は全て「なかった事」にしていた。
自分は夫と子供に恵まれてささやかな幸せを満喫している主婦だと思い込んでいた。
しかしトラウマを乗り越えたことで主人公は現実と向き合い成長していく。
6402/2:2010/09/29(水) 18:27:04 ID:skzq/ETQ0
その頃、現実世界では猟奇殺人が頻発していた。
被害者はいずれも男性、そして妻や娘を虐待していた過去を持っていた。
犯人とおぼしき人物はドロシーと名乗る主婦っぽい女だった。

やがてドロシーは異世界を救い、現実世界へ戻ってきた。
父・夫・彼氏など男性に虐げられていた女性達はドロシーと同化する。
辛い記憶を「なかった事」にしなくていいんだ…悟った女達は父・夫・彼氏をぶち殺していく。

一方、現実世界の主人公は、買い物帰りに男に襲われて犯人を殺してしまい、発狂していた。
妻がレイプされた&気が狂ったことを恥じた夫は、病院にも警察にも連れて行かずに家の中に監禁していた。
そこにもドロシーがたどり着き、夫をぶち殺しやっと主人公は解放された。
641本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 18:59:03 ID:s6qim4YG0
>>639-640
後味スッキリに感じた
642本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 20:16:08 ID:jiqXX+vr0
私には弟がいる
母は10年前の連続強姦事件の被害者で
父の決断によりその時できた子供を産んだ
それが私の弟だ

憎き強姦魔の居場所を突き止めた
会社の仕事という理由を作りあげその男の家に上がりこむことができた
すぐにでも殺してやりたいと思ったが、私の正体を明かすわけにはいかない
途中、男は若い頃の話をはじめ、自らの悪行を自慢話の様に話した
驚いたことに次のようなことを言った

―「強姦ってあるだろ、あれって良いこと?悪いこと?」
「そりゃあ悪いことじゃないですか」
―「悪いこと、だよね?なぜ悪いかって、被害者が可哀想だからだよ」
「はあ…」
―「俺は被害者が受ける痛みや苦しみを想像することができる」
―「そしてさらにその先を考える。その苦痛を受けてるのは被害者であって、俺ではない」
―「俺はそこまで想像できるんだ」
「…」
―「犯罪の快楽は俺にあって、被害は俺の外部にある」
―「だから、強姦は悪じゃない」

私は込上げてくるものを押さえ込み、必死の努力の末、悟られないよう言った
「鋭いですね」


確か「重力ピエロ」だったはず
643本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 20:20:36 ID:jiqXX+vr0
↑10年前じゃなく、24年前だったかも
うろ覚えです、ごめんなさい
6441/2:2010/09/29(水) 20:34:07 ID:mmELGaal0
太平洋戦争のとき、パラオのペリリュー島に日本軍が進駐し陣地が作られた。
その際、パラオの人達は日本兵と共にその作業に参加したことで
日本兵とパラオ人は仲良くなり、日本の歌を一緒に歌ったりしたという。
やがて戦況は日本に不利となり、いつ米軍が上陸してもおかしくない状況になった。
日本軍としては「島民を戦火に巻き込んではならない」という配慮から、
戦局を予期した日本軍司令部の命令により「すべての島民のパラオ本島への移住」をほぼ完了させ、
「一部に残った島民も、疎開させるために戦火の中をパラオ本島へ」と送り出したのだった。
しかし、パラオ人の代表数人が共に「自分達も一緒に戦わせて欲しい」と
日本の守備隊長のもとへ申し出た。
それを聞くなり日本兵隊長は激高し叫んだという
「帝国軍人が、貴様ら土人と一緒に戦えるか!」
日本人は仲間だと思っていたのに…みせかけだったのか。
裏切られた想いで、パラオ人はみな悔し涙を流したという…
船に乗って島を去る日、日本兵は誰一人見送りに来ない。
パラオ人達は、悄然と船に乗り込んだ。
しかし、船が島を離れた瞬間に日本兵全員が浜辺に走り出てきた。
そして一緒に歌った日本の歌を歌いながら、手を振って彼らを見送った。
先頭には笑顔で手を振るあの隊長が。
その瞬間、パラオの人達は悟ったという。
あの言葉は、自分達を救うためのものだったのだと・・・。
6452/2:2010/09/29(水) 20:36:21 ID:mmELGaal0

戦いが終って島に戻った島民達は、日本兵の遺体を見て泣き崩れたという。
「アメリカ人は日本人の遺体には見向きもせず、自国兵の遺体だけを整理した。
ここに征服民族の本性を見る」として「島民はこぞって日本軍の遺体」を葬り、
そして「日本の人達」がいつ来てもよいようにと「その後も墓地の清掃」に心掛けた。
それから月日が経ち1995年10月1日、パラオでは「独立一周年」を祝う式典が催され
「世界の国家元首」が祝電を送る中、反日国家に土下座する「村山元首相」だけは
「親日国家」であるパラオを無視し、この日「世界各国の国旗」の中に「日の丸」の旗はなく、
パラオのクニオ・ナカムラ大統領は深い悲しみと怒りに手を振るわせたという。

先人達が命を賭けてまで守ったパラオの独立記念日なのに
戦後の日本政府は馬鹿ばかりで、後味悪い。
10月1日(明後日)がパラオ独立記念日なので、
一人の日本人として祝ってあげたいわ。

参考動画:ttp://www.youtube.com/watch?v=cTRfPNEPR-A
646本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 21:31:32 ID:j9Wg5+dL0
>>593
似てる実話を思い出した。
『医者の目に涙』ってお医者さんが書いたエッセイ集に載ってる話。

冷たい雨が降ってるクリスマス・イヴの夜10時頃、著者の病院に
車にひき逃げされた40歳の女性が運ばれてくる。
内臓破裂の疑いで緊急手術をすることになり、白血球数を調べたところ、白血病ということが判明。
無事手術を終えたが、白血病の話は女性には伏せておくことに。
術後三日目、女性は著者に「ほんの少しの間でいいですから私の話を聞いてください」と、自分の生い立ちを話しはじめた。

順さん(仮名)は、3歳下の弟と上海で終戦を迎え、父は行方不明、母と病気の弟は上海にとどまり、
順さんだけが、一人、広島の実家に帰ることになった。しかし実家は原爆で跡形もなく、親戚も見つからず
上海の母とも連絡がつかなくなってしまう。
14歳の順さんは施設に引き取られ、施設を出てからは、工場の女工をはじめ幾つも勤務先を変え、今はバー勤め。
一度、結婚をしたが、別れて今は独り身だった。

実は、順さんは、弟と奇跡的な20年振りの再会をしていた。
銀行に貼ってあった顔写真入りの行員紹介のポスターがきっかけだった。
弟は銀行員で、一男一女の父となっており、母親は順さんを手を尽くして探したこと、
母親は10年前に亡くなっていたことを知った。
順さんはみじめな過去を弟に全て話さなかったが、「お母さんの位牌にお線香をあげたい」と言っても
弟の家に呼んでもらえず、いつも外で会い、この2年は会ってもいなかった。

順さんは、「弟と会わなければよかった、もうこの世に未練なんかないです。いやなことばかりの一生でした。
早くあの世にいって、母の胸の中で思いきり泣きたいんです」と語った。
弟は自分にとってはただ一人の肉親だから、自分が私が死んだらハンドバックの中の貯金通帳とハンコを
弟に渡してくださいと、著者にお願いをした。

その翌日、順さんは息を引き取り、連絡を受けて駆けつけてきた弟は、順さんの亡骸にしがみついて
「姉さん、かんべんしてぇ」と大きな声で号泣。
二ヵ月後、弟から順さんの遺骨を母親の墓地に埋葬したと著者に知らせがあった。
647本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 21:46:05 ID:V6M8qxXo0
>>646
被爆後の広島に帰ったから白血病になったんかな・・
648本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 22:33:28 ID:U2TK/7e20
実話
知り合いは滅茶苦茶不幸な生い立ちで母親がおらず一人っ子
結婚するも働かない旦那で5年結婚したが子供も恵まれず
旦那が女作って財産もってトンずら→離婚
手に職もなく、看護学校に働きながら行ってたんだけど
実習でもいろいろ目を付けられて結局留年。働きながらもう一年行くも
看護師になった姿を父親に見せられず
父が病気で亡くなってしまった。

現在准看護師免許取って三年だが
病院のあまりの指導という名の苛めの酷さになかなか経験が積めなくて
今は三件目の病院で徹底的に看護師と介護士のババアにネチネチ言われつつ
胃薬と精神薬飲みながら勤めてる。なんとか一年クリアした。
彼女曰く「なる職業間違ったかもしれん」らしい
会うたびに痩せていくんだ・・・
649本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 22:56:57 ID:987p4PnN0
母親の知人の娘が看護学校の寮に入ってたんだけど
拒食症になって帰ってきたらしい。

看護学校、こえーな……
650本当にあった怖い名無し:2010/09/29(水) 22:58:52 ID:NJsNY3Yz0
やっぱり女の世界だから?
651本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 01:43:23 ID:WHHUdQUXO
医者の話
検査の結果、あなたの患者がエイズだと判明した
彼は既婚者で、子供を望んでいる
「奥さんも検査しましょう」と当然の提案をするが患者は拒否
それどころか病気のことを一切、誰にも明かさないように求められる
理由は「自分がエイズだとバレて離婚になると困る」から
こんな時、医者であるあなたはどうしますか?

倫理の問いかけなので正解はない
652本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 01:55:44 ID:SGn40hFo0
スレ違いにつき却下
653本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 02:54:14 ID:HNin+dSxO
>>646
会う気があるってことは好きなんだろうに、なんで家に上げて
あげなかったんだろ・・・
654本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 03:10:06 ID:zNY/CB3f0
集られると思い込んで妻子が再会に反対してたとか
655本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 03:27:05 ID:M9KVVZS60
バツイチでバー勤めってとこからして、
たとえ根は真面目だとしても、表面的な言動や容姿が
銀行員が身内扱いしたがらないタイプだったと思われる
656本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 07:50:24 ID:nxj8/vUOO
そもそも 本 当 に 弟 だったのか?
子供の時別れたきり大人になるまで顔みてないんだし
通帳貰ってたトカ
著者はお墓に骨壷納めているところ見たわけでもなさそうだし
657本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 10:33:44 ID:w5PzLbGUO
かなり昔に読んだ小説

妻子が殺されて犯人を追うことになった主人公(刑事)

捜査を進めてくと先祖代々DQNの血筋があって、その一族は江戸時代くらいから殺人をはじめとするその他諸々の犯罪に手を染めてる。
主人公と妻の家系もその一族の末裔にあたる血筋なのが発覚。
主人公の妻子だけじゃなく、会ったこともないくらい遠縁の親戚なんかも謎の死を遂げていたりする。

結局犯人は政府が雇ってた殺し屋。
DQN一族が起こす犯罪や事件は国に対して莫大な損害を与える。
だから秘密裏に一族を根絶やしにしちまおうという魂胆。

真面目に慎ましく生きてきたつもりの主人公は納得いかず、妻子の仇を討つ為に独りで国家権力に立ち向かう。

終盤で件の殺し屋と戦闘になり、殺し屋から驚愕の事実を聞かされる。
「お前の女房は死ぬ直前まで浮気相手の男に股開いてたぜ。しかも子供の目の前でな」

主人公は絶望するが、引くに引けず殺し屋を道連れにして谷底へ消えていく。

658本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 11:34:35 ID:xhouEbH60
>>656
でた、そもそも厨
659本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 14:36:42 ID:XOd9L2BaO
(´)∀`)もそもそ
660本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 15:35:51 ID:JiA1HrrI0
>>657
何で殺し屋の言う事鵜呑みにしちゃうんだよ。
ブラフかもしんねーだろ。
色々とトンデモ設定すぎる話だな。
タイトルと著者は何て言うんだ?
661本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 17:40:50 ID:HNin+dSxO
他人から聞く第三者の噂って、良い話より悪い話のほうを
信じてしまうらしいと聞いたことある・・・
自分も心当たりあるよ
662本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 19:26:27 ID:soAsRwK7O
そもそもそもそも
663本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 19:30:36 ID:yP0p1y1oO
まさかのそもそも荒れ
オカ板の地雷は独特だな
664本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 19:34:12 ID:v3HyDcok0
書かれてること以外のことを勝手に妄想しておかしな事言う奴は多いね
665本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 19:55:28 ID:x5nN14FW0
>>656
かなりはしょって書かなかったんだけど、お姉さんが
自分の七五三のお祝いのときに撮った家族4人の写真を見せて
弟さんは、写真の母は間違いなく亡くなった母であると確認。
それまでの出来事を、父親は行方不明のままどうやら死んだらしいとか、語り合った。

後味悪くねえじゃねえかと言われるかと思った。
だって姉さん自殺じゃないし、弟を恨んでないし、天国に還っただろうから。
666本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 21:12:21 ID:VLeY1UlI0
>>653-655
実際、そういうケースはよくあったようだよ。
戦後に家族離ればなれ。
やっと見つけて会いたがるけど、
片方はすでに仕事も家族も持ってまっとうな生活を送っている。
関わりたくないから…と会うのを拒否したりね。

弟が独身で子供いないとか
姉が結婚してるとか真面目につとめていれば反応変わったかもなー。
667本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 22:39:31 ID:94lFza4O0
弟さんの奥さんの立場からすると、
長年行方不明だったお姉さんが突然現れた、
しかもあまり堅い商売ではないみたい…となると、
少々警戒してしまうのも無理はないような気がする。

>>648
今更言うのもなんだけど、最初から看護師を目指した方がよかったと思う…。
准看護師制度を廃止して看護師と一本化しようって動きはだいぶ前からあるんだけど、
医師会が「同じような仕事内容で看護婦より安く使えるから」
という理由で反対しているそうだ。
6681:2010/09/30(木) 23:13:05 ID:udXw9XbT0
既出かなあ。曽野綾子の『長い暗い冬』

現代、北欧のどこかの国。
石山は、幼い息子と二人で冬を迎えようとしていた。
母親はいない。石山が単身赴任して一年後、呼び寄せようとする直前に部下と心中したのだ。
既に家族で住むための家を購入してしまっていたので、宅内は無駄に広く感じる。
暗がりの目立つ居間で、息子は暖炉の残り火を前に「カチカチ山」を読みふけっていた。
日本から持ってきた唯一の絵本。
それは言語の壁に邪魔されこの土地で孤立していた息子の、ささやかな拠り所となっていた。

石山は、息子にそろそろ眠るようにと告げてから外出した。
自分を訪ねてきた旧い友人と、バーで落ち合うためだ。
街路のナトリウム灯が、通行人達の顔を死人のように浮かび上がらせる中を、彼は陰鬱に歩く。
そして精神科医である友人の顔を見るや、グラスを空ける間もなく尋ねた。
自分は錯乱してはいないかと。

彼は恐れていた。妻の死以降、眠れないこと。絶え間ない孤独感。息子との距離も測れず。
アルコールを浴びるように飲って、無理に眠っても見るのは悪夢ばかり。
そうした薄暗い時間を経る中で、ふと誰かを殺してしまうのではないかと。たとえば息子を、と。
友人は明るく、頼もしく、石山の肩を叩いた。そんなことないさ。大丈夫だ。
医師らしくない簡単な言葉だったが、それだけで石山は励まされる自分を感じていた。
そうして貴重な友人の存在に心で感謝する。
それでも拭いきれない不安から逃れるため、彼は友人に家に泊まるように勧めた。
そうすれば、今晩だけでも安らかに過ごすことが出来る。全てを察して頷く友人。
二人はタクシーに乗り込み、饒舌に語り合いながら石山の家へと向かった。
6692:2010/09/30(木) 23:14:24 ID:udXw9XbT0
居間には息子がいた。出かける前と同じように、暖炉の前に座って本を開いている。
石山は「いつまで読んでいるんだ?」と彼に軽く声をかけつつ、暖炉の火を入れ直した。
そして、寝室を暖めるために2階に上り、全ての電気ストーブのスイッチを入れる。
さらに、もう一度1階に下りて台所のガスコンロの火を付けた。
彼はバーナーの火をじっと眺める。手をかざして熱を感じ取る。
心地よかった。たとえそれが一時的なものであっても。仮初の熱であっても。
全ての火を灯し、この家は今、暖かい家庭になったのだと思った。
すみずみまで活動し、人の気配と笑いに満ちた、人間の住む場所になったのだと。

しかし突然彼は、言い知れぬ不安を感じ振り返った。台所の間口に立つ友人と目が合う。
ちょっと来てくれ、と友人は言った。どうしたんだ、と問いかけても答えはない。
ただ、来てくれ、と告げる友人に訝りながらも、後を付いて居間に向かう。
息子はまだ座っていた。座り続けていた。そして「カチカチ山」の絵本を開いている。
友人は唐突に、絵本の筋を知っているか、と尋ねてきた。困惑しながら答える石山。
悪さをしては逃げる狸。それを兎を捕まえ、お爺さんに報告する。喜ぶお爺さんの姿で幕。
それだけの話。
だがふと絵本に目を落とした石山は気づいた。最後の場面の後に、もう一ページめくるところがある。
乱丁になっていたのだ。めくってみると──狸が逃げ出すシーン。これでは、狸の悪さはまだ続くことになる。
続く物語。終わらない話。いつまでも読んでも読み続けても、悪い話は終わらない。
息子は絵本を開いたままうつむいていた。ずっとずっとうつむいていた。
暖炉の火の爆ぜる音。それも聞こえなくなる。静寂が肌を刺す。
石山は息子の名を呼んだ。息子は姿勢を崩さない。もう一度呼んだ。腕を掴んで立たせようとした。
それを友人が制した。石山は、なぜだ、と問いかける。目に恐怖の色をたたえ、友人は答えた。
「君は問題ない。けれど、息子の方は、もう狂ってしまっているんだ!」
670本当にあった怖い名無し:2010/09/30(木) 23:27:40 ID:udXw9XbT0
あ。以上です。
自分のあらすじだとラストが唐突に見えてしまうかもですが、
原作は物凄い緊迫感とともに上手く纏めてます。
671本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 00:47:43 ID:4oF0VCpfO
>>699
そもそも息子さんは本当に存在していたのでしょうか?
それらはすべて石山さんの頭の中だけの存在ではなかったでしょうか?
バーにも北欧にも行ってなかったのでは?
むしろ曽野綾子が小説を書いていた事こそあなたの妄想では?
672本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 00:50:00 ID:HIRPn+920
そもそも>>699という存在があんたの妄想だよ
673 【大吉】 :2010/10/01(金) 00:52:14 ID:aiayQw2m0
そもそも厨だからそっとしておいてあげて
674本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 01:02:54 ID:4oF0VCpfO
>>670
乙です。凄く読みやすかったし緊迫感も伝わりました
オチには背筋が凍った
675本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 01:07:04 ID:Ted791DQ0
>>668-670
乙。息子は死んでると思ったので、いい意味で裏切られたw
676本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 01:56:49 ID:nTdy6XHgO
>>671
バーはゲイバー、北欧は北欧館という…
677本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 02:26:45 ID:dt24XBe3O
冬の北欧ってだけで陰鬱なイメージが伝わってきたから
雰囲気バツグンだったよ♪乙でした
678本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 02:31:07 ID:T7cMwyqfO
>>670
いいねえ
てっきり本物の息子は暖炉の中に、的な展開かと思ったw
679本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 03:28:06 ID:CQL1Xui50
>>667
というか、奥さんに話してたかどうかも怪しくない?
もし自分のところに、姉が一見DQN風になって20年ぶりに来たとしたら、
やっぱり「借金背負って金せびりに来たかな」くらい考えるし
そうでなくても恥ずかしくて今の家族に紹介したくない。
20年も経てばそれぐらい相手の事がわからなくなるだろうし、
自分の身内意識も薄れると思う。

この場合は姉が亡くなって弟が遺産を相続したから、

・それなりの財産がある (←たかり目的で家族を探したわけではない)
・その財産を弟に残す (←20年会ってなかった弟でも、本気で身内と思っている)

という事がやっとわかって、弟も姉を認めて後悔したんじゃないかな。
680本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 04:43:56 ID:lF6ZeTHR0
そんなに妄想広げられるってすごいね
681本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 08:27:03 ID:Egr4WliAP
同じく、息子は本読んでる姿勢のままずっと凍死してるのかと思ったw
6821:2010/10/01(金) 11:05:23 ID:CW4T9iF70
同時に読んでた別の話もついでに投下します。
『長い暗い冬』は後味悪いという噂を聞いてたので、心を中和させようと
思って読み始めた作品です。全然中和にならなかったわけですが…。

ハイペリオンの作者シモンズのゾンビもの。『黄泉の川が逆流する』

母が死んだ。
父は悲しみのあまり、母を復活主義者達に委ねた。
「ちょっと病気で入院してたのが帰ってきただけだ」
父は親族達に繰り返しそう説明していた。まるで自分に言い聞かせているようだった。
そうして墓場から帰ってきた母は、かすかな笑みを顔に貼り付けていた。
父が抱きしめても、兄がすがり付いても、その面差しに変化はなかった。

全部、わかっていたはずのことだった。
僕はすぐに、母がまばたきをしないことにも、言葉を発しないことにも気付いた。
それでも、母を愛する気持ちに変わりはなかったのだけれど。

肌の色は、蝋のように青白いものだと思っていた。だけど実際は赤みを帯びて健康そうだった。
触れてみてもふわりと温かく、ただ漠然とした異質さを感じるだけだった。
異質さ。たしかにそこにいるのに、だからこそ、それは日を追うごとに僕達を苛んだ。
昼には、庭の鉢植えに水遣りをしている姿を見かけた。
入院中に枯れて捨ててしまった鉢のあった場所でも、それと気づく様子もなく。
夜になると、窓際に立って裏手の森の方をじっと眺めていた。
暗がりに引きつけられているのだ、と僕は思った。

父は酷く酒を飲むようになった。兄はどんどんと無口になっていった。
夜、灯かりの消えた寝室に入ると、母が僕と兄のベッドを眺めていた。
「やあ、母さん」僕は囁いた。「さびしいよ」そうして母の手を握った。
腕が疲れるほど握り続けていたけれど、母は握り返してくれることなくやがて部屋から出て行った。
6832:2010/10/01(金) 11:08:00 ID:CW4T9iF70
僕達は、復活主義に加担したことで、様々な嫌がらせを受けるようになった。
僕は公立から私立へ学校を変えることになったし、父の講義を受けに来る生徒は日に日に減っていった。
そんなある日、兄の残り少ない友人であった隣家の双子が、冷蔵庫に閉じ込められて死んでしまった。
たった一人になった兄は、僕に家出しようと言ってきた。復活に一番反対していた叔父の家に行こうと。
僕達はその日の夕方には家を抜け出した。途中、テントで仮眠を取って、明日には着く目算だった。
けれど僕は、夜中にテントの中で目を醒ました。周囲から覚えのある気配を感じたのだった。
外に、母がいる。いや、そうじゃない。母のようなものたちがいる。
僕はテントの三角窓から外を覗き見た。暗がりには誰の姿もない。
けれど理解した。朝日は闇を打ち払うことはしない。闇はいつでも僕達に忍び寄っているのだと。
恐怖に駆られた僕は、翌朝兄に帰ろうと言った。意外なことに兄はあっさりとそれに同意した。
そして、帰宅。父はまだ眠っていたので、地下室へと向かった。
地下は暗かったが、母がそこにいるのはわかっていた。
「家出したけど、戻ってきたんだ」僕は言った。「家に帰ろうって思ったんだ」

ある日、復活主義者達の集いとして海辺のホテルへ泊まることになった。
現地には復活を経た人がたくさんいて、みんな暗いホールをずるずると歩いていた。
僕はいつのまにかいなくなっていた兄を探して外を歩いた。でもどこにもいない。
そのうちに、偶然父が叔母の頬にキスしているところを目にしてしまった。
僕はそれが許せなくて、すぐに母を探しに出かけた。
そして遊歩道を走っているうちに、ふと気配を感じて首を上に向けた。
はじめに認識したのは、木の枝から垂れ下がる洗濯紐だった。
次に認識したのは、それにぶら下がる兄の体だった。
6843:2010/10/01(金) 11:09:35 ID:CW4T9iF70
兄が死んだあと、父は教職を辞し、復活主義者達の団体から斡旋された警備員の職に就いた。
僕も同じ団体から奨学金を得て、大学に通い始めた。
けれど契約には違反して、僕は滅多に家に帰らなかった。
ごくたまに帰った時には、父は必ず酔っ払っていた。
一度だけ、キッチンで一緒に飲んで一緒に泣いたことがあるが、その時にはもう父の髪は
ほとんどが抜け落ち、落ち窪んだ両目は皺の中に埋もれるようになっていた。
そして僕が大学を卒業する三日前に、父は風呂場で手首を切り裂いて兄の後を追った。

自殺にも関わらず、団体は保険金を払ってくれたので、生活に困ることはなかった。
やがて社会で職を得た僕は、子供の頃に皆で住んでいた家を買い戻した。
殆どの家具は捨てずに取っていたので、幾つかを補充するだけで済んだ。
そして、一番大事だったものにその場所へと帰ってきてもらった。

古い家は維持にお金がかかったが、浪費しているつもりはなかった。
だって家に帰れば、そこでは昔のように、皆が笑顔で僕を待っているのだから。


以上。短く書けば、父が死んだ母をゾンビとして復活させる
→家族がゾンビという状況に追い詰められた父と兄が自殺
→ゾンビに抵抗のあった主人公だが、悲しみに負けて結局父・兄をゾンビ化させてしまう
……で終わりの話ですが、それだと侘びも寂びもあったもんじゃないので
原文と同じ一人称あらすじにしてみました。長くなってすみません。
同じ人間が連続で投下するのもどうかと思うので、これでしばらくROMります。
685本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 12:07:51 ID:wOIp7lCk0
>>671-672
クソワロタ。今一番後味悪い思いをしているのは>>671
686本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 12:14:15 ID:8NLk3kiu0
かゆうま
687本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 13:04:20 ID:TxPm0kXV0
>>682-684
シモンズってそんな話も書いてたんですね。乙です、面白そうだなー
ハヤカワから出てますか?
688本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 13:49:17 ID:KqNSShXK0
>>670
カチカチ山の背中に火をつけるのを
息子が真似して死んでるという展開かと思った。
なので、逆に生きてて良かった〜と思ってしまった。
689本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 17:09:14 ID:763y5fiU0
うちの近所の話。
ある家が火事になって、二階で寝ていた子供二人が犠牲になった。
父親は助け出そうと全身火傷まみれになったけど、結局助けられなかった。
(母親は近所の人に、火の中に入らないよう羽交い締めにされてた)

後日、父親が
『相続問題でノイローゼ気味だった自分が火を付けた』
と言い残して、亡くなった。
『誰も逃げられないように、わざと玄関に火を付けた』
と。
でも、消防署の調べでは火元は玄関じゃなかったんだよね。

それが本当だとすれば、旦那と子供を一気に亡くしてしまった奥さんが可哀相すぎるし
かと言って、全てを引っ被るようにして亡くなった旦那の気持ちもあるし…。

真相が藪の中な気持ち悪さと、無関係な子供達が犠牲になってしまったって事で
二重に後味が悪い。
690本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 17:18:00 ID:gs66bWYX0
藤沢周平の時代小説の「暁のひかり」

二五歳の市蔵は夜っぴいての賭場からの帰りで
暁の朝を迎えようとしている、江戸の町を歩いていた。
数年前までは堅気の鏡師だったが、手慰みの賭博に溺れて
いつの間にか、壺振りを生業にするやくざ者になり下がっていた。

しかし、ふと「頑張れば元の堅気に戻れるかも知れないな」と
希望を抱く時があって、それはこういう清々しい暁のひかりの中を歩いて
いる時だったが、市蔵自身もどっぷり闇のやくざな生活に漬かった
今の自分がもう堅気に戻れない事は判っていた。

その日の朝、大川橋の前まで来た時に、暁の靄の中に女がゆっくりと
橋を渡ってくるのが見え、女が大きく前かがみになっているので
市蔵は、女が落し物を探しているのだと最初は思った。

続く

691690:2010/10/01(金) 17:18:55 ID:gs66bWYX0
続き2
しかし近付いてきた女は、竹竿に縋りつくようにゆっくりと、足を運び
竹竿の両手は身体を支える重みでブルブルと震え、そして
市蔵の目の前で、女はバランスを崩して倒れ込んでしまったので
思わず「危ない!」と手を貸そうそすると
「駄目!今、自分で歩く稽古をしているんだから!」と小気味いい声で
言うと、ゆっくり竹竿に縋りつくように立ちあがり、市蔵の方に顔を向けたのは
まだ十三〜四歳の少女で、痛々しいほどの肩の薄さや起き上がる時に見えた
胸を突くような足の細さをとは裏腹に、瞳を輝かせた生気に溢れる笑顔だった。

おことという名のこの娘は、大川橋を渡った角の蕎麦屋の娘で
生まれた時から身体が悪く、ずっと寝たきりだったが、今年になって
やっと身体が動くようになったので、こうやって人通りの少ない
早朝に大川橋を往復して歩く稽古をしているのだという。

この日から市蔵は朝帰りの道筋で、おことに会うのが楽しみになった
おことの朗らかさや一途さは、市蔵には眩しく、おことを見ていると
やくざな闇の世界にいる自堕落な自分が情けなく感じるようになり
おことのいる、日の当たる場所に戻りたいという気持ちが強まっていった。

何度も出会っているうちに、市蔵とおことは親しく口を利くようになり
おことは市蔵を「夜なべ仕事帰りの職人のおじさん」だと思い込んでいて
市蔵は鏡師ということから、小さな手鏡を作ってやる約束をしてしまった。

続く
692690:2010/10/01(金) 17:19:40 ID:gs66bWYX0
続き3
そんなある日、市蔵は賭場の胴元から「いかさま賽」をやらないかと
持ちかけられた。(いかさまを見破られた壺振りは命は無い)
命がけの代わりに、見破られなかった賭場の分け前は大きかったし
壺振り師として「いかさまの技術」を極めるという誘惑は強かったが
いかさま師になれば、もう二度と表の世界に戻れないという事なので
流石に市蔵は躊躇った。

そして市蔵は昔に勤めていた鏡師の親方を訪ねて行った。
堅気に戻ってもう一度雇ってもらえば、おことに約束の手鏡を作ってやれる
と思ったのだが、親方から「お前はもう鏡師ではない」と断られてしまう。
鏡師をやめて数年のうちに、市蔵の指は無骨な職人の指から
「賭博師」しなやかな指に変えてしまっていて、職人には戻れないと
いうのだが、それよりも市蔵を見た時に親方の顔に浮かんだ
やくざ者を見るそのものである、恐怖と嫌悪の表情が市蔵を打ちのめした。

そんな中、いつものように早朝に大川橋に行くと、おことが酔っ払いに
絡まれていたので助けに入ったが、男の酒に濁った眼や執拗な絡み方に
自分と同じ匂い、やくざな闇の住人でおことにとって最も忌むべき人種
男の醜さに自分を重ねた同族嫌悪から、凶暴な欲求を抑えられずに
我を忘れて男を殴り倒すと、何度も何度も倒れた男を蹴り続けた。

ふと我に返ると、男は半死半生で逃げ去り、おことは恐怖に打ち震えた
表情をしていたので「怖かったろう」と慰めようとしたら「嫌!触らないで!
おじさんが怖いの」という目には恐怖は広がり、逃げるように去っていった。

続く
693690:2010/10/01(金) 17:22:44 ID:gs66bWYX0
続き4
市蔵はおことに見せてはならない正体を見せてしまった事に気がついた。
おことは翌日から大川橋に姿を見せなくなった。
市蔵を避けて練習場所や時間を変えたのだろうが、市蔵は思った
「自分が作った(買ったものだが)手鏡」を持参して怖がらせた事を謝ったら
許してくれて、また前のように笑いかけてくれるかも知れない
おことは市蔵にとって暁のひかりのような存在になっていた。

おことが姿を見せなくなって2ヶ月後、思い切って市蔵は手鏡を持って
蕎麦屋に入ったが、おことの姿はなく、どこかへ出かけたのかと
聞くとおことは2ヶ月ほど前に死んだという。

おことはある朝、いつものように訓練に出かけていって、何かひどく
恐ろしい目に遭っらしく、真っ青になって汗だくになって帰って来たが
その時にあまりに身体に無理をしたのと、汗で身体が冷えたせいで
風邪をひいてそのままどんどん悪くなって・・いい子だったのに・・と
泣く蕎麦屋夫婦の話に愕然とする市蔵。

で結局、市蔵はその後、より一層生活が荒れて、深酒をしては
堅気の人間に絡むようになったり、いかさま賽を使って賭場で
いかさまをしかけて、最後は同じやくざの親分にいかさまを見破られて
殺されて終わり。

なんて言うか、途中まではおことの健気さが市蔵が立ち直る切っ掛けに・・
と期待していたから、この終わり方は後味悪かった。

694本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 17:32:23 ID:Egr4WliAP
木枯らし紋次郎みたいな救いの無さだな
695本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 20:04:49 ID:FSUKoSgL0
昔読んだ漫画の最終回。うろ覚え
多分打ち切り。内容は全然覚えてないのに、何故かラストだけ覚えている

ファンタジー世界を勇者っぽい少年の主人公が旅する話
ある時主人公は一人で森をさ迷っていたが、美しい少女が怪物に囚われているのを見付ける
主人公は少女を助けようとするが、実は少女は怪物の身体の一部であり、主人公は罠にかかって捕まってしまい、そのまま眠りに付いてしまう

主人公が眼を覚ますと、そこは平和な現代日本で、主人公はそこで家族や友人に囲まれて平凡だが幸せな暮らしを続けた
主人公が高校生くらいに成長した時、主人公の頭の中に主人公に助けを求める声が聞こえるようになる
その声はファンタジー世界で主人公の相棒だったヒロインの声で、主人公が眠ってしまっている間に怪物が世界を滅ぼそうとしているから、目覚めて戦ってほしいと言っていた
だが、主人公はその声を撥ね退け、平凡な高校生として生きて行こうとする
ヒロインの主人公の名を呼ぶ声が何度も続いて終わり
696本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 20:34:12 ID:JQ41+GoH0
>>668は書いてないけど「長い暗い冬」の中で出てくるカチカチ山の乱丁になってたページというのは
おじいさんが狸にダマされておばあさんを「狸汁」にして食べてしまい
狸が「ヤーイじじいがばばあ食った〜」とか言いながら逃げて行くシーンだった。
本当に薄ら寒くなるようないやぁな小説でしたよw
697本当にあった怖い名無し:2010/10/01(金) 22:54:18 ID:9t1pIC770
>>679
>というか、奥さんに話してたかどうかも怪しくない?

推測の通りです。はしょったばっかりに、すみません。
お姉さんが弟さんに、「あなたの奥さんや子供たちにも会いたいわ。いつが都合がいいかしら」ときいても
「家内は妊娠6ヶ月だから、もう少し先になってからにしてよ」と、家に来て欲しくない感じだったそうです。

何度か会っても、家への誘いはなく、奥さんからも手紙電話もなかったので、
たぶん、自分のことは奥さんには話してないんだろうと著者には語ったそうです。
698本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 02:03:54 ID:rDuiNojkO
現代でも自分の身内に水商売従事者とか無職引きこもりとかいたら、
別に犯罪者とか悪い人じゃないけどなんとなく恥ずかしく思うよね
本人が銀行員みたいな堅い職業だったら尚更気にしてしまうのかも
699本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 02:16:55 ID:KRK1zYVV0
自分に置き換えたら弟の気持ちもわかるわな。
銀行勤めで家族持ちの30過ぎの自分の元に、
10才の頃に生き別れた姉がやってきたらどうするか。

ぶっちゃけ「姉よ」と言われてもわからんだろう。
「本当に姉かも?」と思っても、水商売で酒焼けした顔や声、
派手な外見の女に懐かしさを覚えるかどうか。
記憶にあるのは素朴な中学生の姉だもんな。
700本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 03:59:36 ID:I2ucZsWo0
痛んだ金髪を頭のてっぺんで結んで、
アラフォーなのにキティちゃんグッズ集めてて、
どこ行くのにもジャージにサンダルで
煙草スパスパ吸いまくり、仕事はホステス趣味はパチンコみたいな女が
姉を名乗って現れるのを想像したら、気持ちがわかったw
701本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 11:33:19 ID:NFNphPpyO
中島らもの小説、「人体模型の夜」の中の一編「邪眼」

主人公は仕事の都合により、夫婦でインドネシアに移り住む。

家政婦を雇っての優雅な暮らし。現地で気さくなアメリカ人、アレックスと知り合い親友になったり、妻が妊娠したりと順風満帆な生活だった。

しかし、現地人の年老いた家政婦が妙なことを言い出した。
「奥様の中には悪魔がいます。」

主人公は苦笑いを浮かべた。現地の人々はやたらと迷信深い。

見る人を不幸にする「邪眼」それは青い目をしているそうだ。外国人への差別、嫉妬、そういったものがない交ぜになっているのだろう。

やがて主人公は家政婦の視線に恐怖を覚えるようになり、クビを言い渡した。

主人公は気だての優しい妻がかばい立てしないことを不思議に思うが、その冷ややかな視線は、妊娠で気が立っているのだろうと思う。

702本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 11:42:33 ID:NFNphPpyO
やがて妻は出産を迎える。

別室で待っていた主人公は、赤ん坊の異様な泣き声を聞く。

急いで駆けつけると、あの家政婦が、赤ん坊の目を縫い付けていた。

家政婦は悲しそうな声でこう言った。 「旦那様、この子はやはり災いを招く存在でした。今なら間に合います。」

主人公は家政婦を押しのけ、赤ん坊を取り返した。幸い、一針しか縫われていない。

家政婦の目が一瞬、青く光ったように見え、主人公は身震いする。しかし、そのくぼんだ目は深い悲しみをたたえているだけだった。

不意に赤ん坊が目を開けた。その瞳は、青空のような深いブルーだった。
そう、アレックスと同じに…。


手元に本が無く記憶だけで書いたので、細かい所間違えているかも。
703本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 12:15:36 ID:eetF+mnRO
予想通りのオチだ
704本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 12:39:38 ID:EsA5+BgKO
>>701
簡潔にすればアメジョになりそうな話だな
705本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 12:58:29 ID:W1nGX9MR0
一応マジレスすると、青い瞳は劣性遺伝なので妻も青い瞳の遺伝子を持ってないと子供には遺伝しない
706本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 14:45:00 ID:gSwtCapb0
妻の妊娠と友達が出来たのと一緒くたにする所が気色悪い。
707本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 15:05:09 ID:hWItdWg20
東北の方とかたまーに青い瞳の日本人いるけどね。
708本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 15:16:35 ID:Wz3B7/Rl0
さあ、人とは違う見方が出来る俺ってカッコイイ祭りの開催ですw
みなさん、頑張って下さいw
709本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 15:20:16 ID:m2wjEsF60
>>708
お前が優勝
710本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 15:57:27 ID:xFi3BRMxP
劇で見た奴はコメディータッチだったな
奥さんもノリが軽くて

家政婦は重宝されてたのに
赤ちゃんの目を針で刺そうとして解雇されるんだったか
理由は「邪眼を潰さないと赤ちゃんが不幸になる」

赤ちゃんを救った主人公は高い高いをしながら
生まれてすぐにパパに救われるなんでなんて運のいい娘だ
とか親馬鹿っぷりなセリフを連発

おや、君の目は青いんだな
まるで○○そっくりだ…

で終わり

それとは別に同じ劇団の寸劇で「エレベーターの二人」?って言うのがあったんだが、
原作では男女で密室に閉じ込められていたのに
劇では男同士になっていて、それだけなのにセリフが同じだからものすごいギャグになっていた
711本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 16:30:06 ID:E51JWbr50
マサシーがまた捕まったあと味悪いかった
改心して薬やめたんにね?
7121:2010/10/02(土) 18:28:42 ID:Sumnhe230
既出だったらスマン「リリア 4-ever」

ダンサーインザダーク系の救われない強烈な後味の悪さ。

リリアは16歳。ボロボロのアパートで売春をしながら暮らしている。
例え電気を止められていても、母との思い出が詰まったアパート。
アメリカに移住しよう必ず迎えにくるからと言い残し、先に恋人とアメリカに旅立った母は
結局リリアを迎えにくる事はなかった。

そんな時、おなじ境遇の男の子ボロジャと知り合う。
なけなしのお金でボロジャにバスケットボールを買ってあげるリリア。
麻薬・売春が横行するストリートで2人は姉弟のように肩を寄せ合いたくましく生きていた。

そんなどん底の生活の中、リリアはスウェーデンから来たイケメンと恋に堕ちる。
7132:2010/10/02(土) 18:33:30 ID:Sumnhe230
つづき

ソ連を出てスウェーデンで仕事をしよう。この絶望から抜け出そう
‥彼はまさにどん底に差した一筋の光だった。
スウェーデンでの生活を夢見るリリア。
リリアはボロジャの心配をよそに暴言を吐いた後スウェーデンへと旅立ってしまう。
たった一人の友達リリアを失ったボロジャは冷たいストリートの上で自らの命を絶つ。

しかしスウェーデンでリリアを待っていたのはあまりにも酷い現実だった。
無情にもイケメンはリリアを売春宿に預けたあと姿を消す。
リリアはまた騙されてしまった。
逃げたら殺すと部屋には鍵をかけられ馬車馬のように売春をさせられるリリア。

全てを悟ったリリアは死を選ぶのだった。

最後リリアとボロジャがまばゆい光の中、無邪気にバスケットボールで遊ぶシーン。
2人の背中の白い翼はそこが天国だと意味していた。

あー見るんじゃなかったと思った映画の一つ。後味悪すぎて何て言うかもう‥
鬱だし脳状態が2〜3日続いた。
714本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 19:05:19 ID:OWgdRyHK0
この話に限らず、どんな不幸な境遇であっても
>リリアはボロジャの心配をよそに暴言を吐いた後スウェーデンへと旅立ってしまう。
的な経緯があるとどうも同情心が薄らいでしまう
715本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 20:08:48 ID:PJIbrBA40
>>714
でもそういう心の行き違いを描写したシーンがあることで
より心を通わせてたときとの落差が激しくなって一層後味悪くなるんだよね
あの時ボロジャを信じていれば、とか後悔しても遅いしね。
716本当にあった怖い名無し:2010/10/02(土) 20:33:50 ID:+0hIo8I30
>>710
リリパットアーミーは基本コメディタッチだからね。
『はなびえ』とか『セラフィムの血』は巧い感じに怖かったが。

ちなみに解雇理由は『奥様に悪魔が宿っている』としつこかったため。
加えて家政婦の名前がハーリティー。これが鬼子母神の意を持つから。
で、解雇したはずの家政婦を妻が呼び戻し、「やはり旦那様に不幸をもたらす存在でした」と、赤ん坊の目蓋を
縫いつけようとして追い出される。

そろそろビデオテープをデジ化しておかないとなぁ・・・。
717本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 10:32:50 ID:d+nDcqu9O
>>716
リリパは、面白い時とそうでないときの落差がすごかった記憶が
ギャグが滑ったときの、あのとんでもないいたたまれなさと言ったらもう…
好きだけど

関西演劇といえば、升毅の劇団「MOTHER」は
エンドレスエンドが多くて、気持ちのよい後味の悪さが満載だったなあ。

うろ覚えだけど
あるカップルがデパートに入ったら変な店員が変な商品ばかり売っていて
(「昼の弁当のごまのカスが歯の隙間に入ってて
数時間後にふっと口のなかに広がるごまの風味の感覚」とか)
へとへとになりながら、やっと出口にたどり着き、脱出できる!と思ったら
開けるためには店員全員の持つ鍵が全て必要なドアで
店長が最後の一本を店のどこかで紛失してしまい、探さなければ…
みたいなのとか
718本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 11:13:00 ID:kEJsfY4JO
中島らもといえば、死後に夫人が書いた「らも」という暴露本がめちゃくちゃ後味悪かった。

彼がエッセイで作り上げた「無頼でラリりだけど、ロマンチストな優しいオッサン」というイメージは見事にぶち壊された。

自宅に女を連れ込み、夫人にも友人と寝ることをすすめる(二階には子どもがいるのに)そしてDV。 そんな酷い仕打ちをも受け入れてしまう夫人。

浮気相手への、本当に夫を理解してたのは自分アピールもなんか怖かった。(相手も有名人なのに名指しだし)

本人が隠したかったことはそっとしていて欲しかった。

719本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 12:21:45 ID:48RhC5EF0
>>718
「無頼でラリりだけど、ロマンチストな優しいオッサン」
↑このイメージ自体が愛人わかぎえふとの共同作業でそれが成功してしまった
夫婦じゃないけど演劇文学界じゃオシドリだった

公に意見発表の場を持つ愛人と違って
本妻さんとしては死後はせめて「それは違う」と言いたかったんじゃないかな
720本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 12:28:09 ID:ZT4FLUWs0
あとでぐちぐち言うなら離婚しとけばよかったと思うんだけど。
なんで結婚続けてたのかわからん。
やっぱ生活できないからかな。
721本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 12:39:13 ID:uXJtsLnoO
破滅型人格の人間にとりこまれちゃったんだろ。
よくあること。
722本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 12:44:34 ID:48RhC5EF0
わかぎさんの発言力が強かったし死後じゃないとあからさまに言えなかったと思う。
中島らも的には家庭(奥さん子供と)と仕事(愛人と)でギリギリバランスが取れていたらしく
なんかでバランス崩す→薬や病気に逃げる→妻と愛人の一時休戦で一時的にバランスが戻る
奥さんへのインタビューで何度か離婚を提案したらお前は俺を潰す気か、と泣きじゃくったらしいし夫婦で共依存ぽい
723本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 13:14:06 ID:nd8bXCHz0
勝手な話だな。
潰れたら良かったのに。
724本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 13:28:42 ID:iufegbmi0
ラリラリな人と好き好んで結婚して別れなかったのは自分なんだし、死後にいちゃもんつけられてもなー。
725本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 13:42:31 ID:XiSulOOf0
中島らもって先天的な人格障害だったんだと思う。
726本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 14:24:25 ID:x0Cpg/bdP
才能はあったからねえ
727本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 15:35:34 ID:8qeg11jE0
>>595
なんっつうかお前ただ単に自分が知ってるものを語りたいだけだろ
せっかく>>535読んで後味悪いなーって思ってニヤニヤしてたのに、お前のせいで興醒めして台無しになったわ
悪意が無いことは分かるが黙ってろよ
728本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 15:36:52 ID:8qeg11jE0
>>727
ミス
俺がニヤニヤしたのは>>535じゃなくて>>550
729本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 16:15:32 ID:SOWFuIWb0
>>724
いちゃもんなのかな?
一種の愛じゃない
730本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 16:33:58 ID:2fKgkoqeO
>>727-728
これはひどい
731本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 16:47:53 ID:TC26YG0rO
>>730
後味悪いな
732本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 17:07:16 ID:3Dfsr+GkO
>>701の主人公は日本人?
733本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 17:53:58 ID:l7ywxv/N0
>>718
DVもあったんなら、一種の拘禁症状みたいなのもあったのでは。
精神的にとらわれて思考力も低下して逃げられなくなってしまう。
ある種の人間の病的な執着心は異常。
734千九人童子の件 1/3:2010/10/03(日) 17:56:03 ID:oQP85IhG0
羽生生純の漫画、「千九人童子の件」。

売れない漫画家が主人公。
連載を切られ、収入も無くしたのだが
プライドだけは高いために漫画以外の仕事をしようとしなかったために
住居を追われ、やむなく実家の村に帰ることにした漫画家。
大言壮語の割りに何もしない漫画家は実家では明らかに邪険に扱われるのだが、
それを無視して居座り続ける。
漫画のネタを探すために千人塚と呼ばれる場所に行ってみた漫画家はそこで小さな祠に泣きながら
「千九人童子様お願いします」と訴える少女の姿を目撃する。
はじめて見る筈のその姿に何故か既視感を覚えた漫画家は途中で狐の死骸に驚いて少女に気づかれたのも有り、
少女に話しかけようとしたが逃げられてしまう。
少女の言っていた「千九人童子」という言葉に漫画の発想を得た漫画家は色々と調べて周り、
昔の同級生とも話しをするのだが話題は逸れて漫画家の初恋の人の話になり、
その女性の家に電話をかける事になるのだが番号は使われていないというオチに
完全に場は白けて同級生は帰っていくことになる。
同級生は帰り際に思い出したように「あそこの池には千人の首が埋められている」という
千人塚に纏わる恐ろしい噂のみ語っていった。
735本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 17:58:22 ID:oQP85IhG0
しまった保存してたの間違って消しちまったorz

書き直すのにちょっと時間かかります…
736本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 18:14:31 ID:oQP85IhG0
翌日、虐められていた少女を助けた漫画家は少女から千九人童子は実在すると訴えられる。
漫画家は少女を頭のおかしい子かそれとも本当に千九人童子が実在するのかどちらにせよ
漫画のネタになると思い、一先ず少女に信じると告げて信用を得る。
少女が山奥の家で一人で暮らしていたことに驚いたり、アクシデントで少女の胸に惨たらしい傷跡があるのを
知ったりしながら漫画家は千九人童子の調査を続け、千九人童子の九人とは生贄にされた子供の数だと知り、
童子は孤児を仲間にしようとするという話を聞く。
そして夜まで漫画家を待ち続けていた少女の姿に漫画家は漫画ではなく少女の為に行動しようと決意するが、
そこに八体の怪物が現れた為に逃げ帰った先で漫画家も少女の言う事を信じることになる。
少女を守る為に一緒に暮らそうと思い、一旦実家に荷物を取りに戻った漫画家は行き違いから
祖母から自分は不倫で出来た子であり、だから家族から邪険に扱われていたのだと知る。
事実を知った漫画家は家族に一生の別れを告げて、少女と暮らす事を始める。
罠を作ったり、少女との明るい食卓に心癒されたりしていた夜に訪問者が来る。
737千九人童子の件 3/3:2010/10/03(日) 18:40:02 ID:oQP85IhG0
訪問者は少女の民生委員の女性であり、漫画家の初恋の人だった。
以前に知っていた中の上、少女の保護者だったこともあり漫画家は女性にも
協力を頼もうとするのだが冷たい目をした女性に不意に左足を包丁で刺されてしまう。
止めようとした少女も女性に気絶させられ、戸惑う漫画家に女性は告げる。
少女は女性と漫画家が学生だった頃に出来た子であり、
漫画家として成功したら迎えに来ると約束していたくせに自分のことを完全に忘れていたでしょう?と。
さらに育てるのが辛くなり捨てたが、気になって民生委員の振りをしていた事。
少女の胸の傷も女性がつけたものであると漫画家に教える。
最悪の事実と痛みで気絶した漫画家は目が覚めたときには少女が連れ去られた事を知る。
そこにタイミング悪く現れる怪物たちに漫画家は少女が連れ去られた事を半ば逆上して告げると、
バイクのような形に変形した怪物に取り込まれ、一緒に追いかけることになる。
怪物の視点で見た女性は首の無い怨霊に取り付かれており、それが女性を狂わせた原因だと知るが
漫画家の制止も虚しく女性は食い殺され、少女は連れ去られてしまう。
738千九人童子の件 4/3:2010/10/03(日) 18:40:51 ID:oQP85IhG0
一人解放された漫画家は追いかけて干上がった千人塚の池の底で蠢く夥しい数の怨霊と怪物にとらわれる少女を目撃する。
少女を介して怪物は漫画家に話しかける。
この怨霊を鎮める為に怪物(千九人童子)は本来九体いたのだがその内の一体が消耗しすぎて消滅したため、
少女を仲間に加える必要があったこと、だが気の狂った女性が側にいた為に迎えにいけず、
やむなく力を使って少女と縁のある漫画家を呼び戻したのだと。
そしてそのまま少女を取り込んだ怪物は一つに纏まり巨大な少女の顔面となり、
漫画家に対して「お父さん」と囁いた。
それを見た漫画家は発狂し、持っていた包丁を突き立てると顔面は崩壊し、
後には包丁の刺さった少女の姿だけが残り、怨念を鎮めるものが消えたため大地震が村を襲う。
少女の亡骸を抱え漫画家は夢だと思い込もうとしたり、自分は漫画の登場人物なんだから
とメタな発言をしたりしながら少女の亡骸すら置いていき、狂いながらさ迷う内に避難所の前を通りがかる。
そこで同級生から今回の大地震の被害者の数が千人だと聞かされた漫画家は九人足りないと思い。
自分の家族を惨殺し、それに先に死んだ女性と少女を含めて八人。
最後はやっぱり自分だろうと再び水が湧き出した池に水没し、
最後の最後に苦しんで死んでいった。
739本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 19:06:46 ID:TNCOeqZn0
「ファミ通のアレ(仮題)」の人そんな漫画かいてるのかー
740本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 21:05:48 ID:ZT4FLUWs0
なんかパッとしない話のように思う。いろいろと話の筋に無理な面が多い。

ファミ通のアレ(仮題)の時はめちゃくちゃおもしろかったが、
原作者がいないとだめなのかな。
741本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 21:09:54 ID:op0aBiq/0
ただそれっぽい話を延々と書きこまれてもな
後味悪いか?
マジで問いたいわ
742本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 21:45:47 ID:ikFOLNPV0
というかこれに限らず、明らかな悲劇と後味悪い話は別ジャンルじゃないかと
思ったり思わなかったり。
743本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 22:46:47 ID:nIbP6HvRO
民生委員なんか嫌いだ!
744本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 22:51:11 ID:Lvicccef0
たみおが何だって?
745本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 23:12:27 ID:AAVjK7w10
民生委員ってスパイみたいでかっこいい
746本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 23:26:49 ID:ZT4FLUWs0
ソ連とかにいそうだな。民生委員は。
各家庭を見まわって、幸せかどうか聞いて、不幸だと答えた人間を収容所に送る。
素晴らしい社会なのに、不幸になるということはそれ自体が社会への反逆だから。
747本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日) 23:57:54 ID:iufegbmi0
それで後味悪い話がひとつ書けそうだな。
誰か書いてみれば?w
748本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 01:28:02 ID:AtKnTk110
そういえば読んだこと無いけど、誰もが何不自由なく幸せに暮らせるけど、その引き換えに一人の人間を生贄(よく分からんが)にしている理想郷の話があった
その秘密を知った理想郷の一部の住人が理想郷から出て行くってオチらしい
>>2でゴメン
749本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 01:47:38 ID:skbe1ptU0
一人の生贄で皆が幸せになれるなら、理想的な社会ではあるよね
普通、どんな社会でも不幸な人間がある程度いるんだから
750本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 01:53:09 ID:hWD1zjlEO
>>748
懐かしのCLAMP「レイアース」思い出した

人の思いの強さが力となる世界レイアース
混沌を避け世界をまとめるため、一人の強い意志を持つ人間が"柱"となって世界の理を作っている
心美しい少女が"柱"を努めていたおかけで美しく平和な世界だったが、あるとき少女の側近が
突如少女をさらい幽閉してしまう
少女の恐怖の心が反映したせいか、世界に凶暴な魔物が出現するようになる
主人公はそんな折に現代日本からレイアースに迷い込んだ女学生3人
いわゆる"世界に危機が迫るとき現れる選ばれし勇者達"として、柱の救出を任される
思いの強さで武器や魔法に果ては巨大な魔神を操り、悪の側近に立ち向かう主人公達
数々の罠や試練を乗り越えようやく側近を倒し、柱の少女のもとに辿り着く
が、少女は激しい憎しみをもって主人公達を殺そうとした
真実のところ、世界に魔物が現れたのは側近が少女を誘拐したからではなかった
少女が側近に恋をしてしまい、二人きりの世界を願う邪な心が魔物を生んだのだ
憎しみで我を失いかけながらも、少女は主人公達に「私を殺してください」と願う
主人公達はそのために異世界に呼び寄せられたのだ。柱がレイアースに害をなすとき、
世界の理の外側にいる者によって柱が殺されるように
少女の願いを聞いて少女を殺す主人公達。主人公の一人が泣き叫んだとき、主人公達は
抱き合って元の日本にいた
751本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 01:59:10 ID:hWD1zjlEO
>>750
側近はたとえ一時でも少女の願いを叶えてやりたくて少女をさらった
柱として全てを世界に捧げる少女を側近もまた愛し、少女が犠牲になることに憤っていた
752本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 02:28:24 ID:AtKnTk110
>>749
いや、よく分からんが生贄にされた人間は生き地獄みたいな状態になるらしい
漫画形式でその小説を解説してるのを流し読みしたんだが、
暗い小部屋の中に一人の子供(性別は判別できんかった)が監禁されていて、なんか薄汚れた感じで形容しがたい負のオーラをかもし出してた(絵を描いた人は控えめに描いてるのかもしれんが)
その部屋を覗いてしまった女の子が涙を滲ませながら口を押さえてた

読んだこと無いからなんとも言えんが、監禁されてる子は理想郷の全ての人間の不幸を全て一人で受けているのかもしれん
753本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 02:29:32 ID:AtKnTk110
昔読んだ漫画。うろ覚え

江戸時代くらいの話。海辺の村に、生まれた時から泣いたことが一度も無い少年がいた
少年は村中から忌み嫌われていたが、少年の唯一の肉親であり、育ての親である姉だけは少年に優しかった
やがて少年は捕鯨で大人顔負けの活躍をするようになる
(この時代の捕鯨は、息継ぎに水面まで上がって来た鯨の背に飛び乗って鯨の急所に銛を突き刺す。一撃では殺せないから、
そのまんま水中に潜る鯨にへばり付いて銛をぶっ刺し続ける。鯨が弱って浮上すれば止めを刺して成功。鯨が弱らずに潜り続ければ人間は溺死)

ある時、少年は捕鯨の最中に海で死に掛けてしまうが、一匹の雌の鯨に命を救われる(何故助けてくれたのかは忘れた)
その鯨は、人間の脳に直接語りかけることができるという特殊な力をもった鯨だった
その後少年は捕鯨に参加するのを辞めてしまう

しばらくして、少年の姉が病に倒れてしまう。病を治す薬は高額で、貧乏な少年には買うことが出来なかった
捕鯨の元締め(?)が少年の所にやって来て、また捕鯨に参加すれば薬の代金を立て替えてやると言って来た
少年はその提案に乗り、捕鯨に参加する。
しかし、少年が銛を突き刺した鯨は、あの時少年の命を助けてくれた鯨だった
鯨は少年に語りかけてきた。「私には今、一匹の子供がおります。幼いこの子が一人でも生きていけるよう育てなくてはなりません。
一年後、またこの海を訪れた時には、私は自ら身を差し出します。どうか今だけは見逃して下さい」
少年は鯨と共に海中へと沈みながら葛藤するが、やがて鯨は弱って浮上してしまう。鯨の背に乗って浮上してきた少年は、
鯨へ止めを刺すことを躊躇したが、そんな少年を見た元締めは「姉の薬が欲しくないのか」と止めを刺すように促した
少年は生まれて初めて涙を流しながら銛を振り上げた

その後、少年の姉は病が治らずに死んでしまった
数十年後、海辺の崖の上に一人の老人が蹲り、海を見ながら泣いていた。村の子供達が「泣き虫ジジイがまた泣いてる」と笑い、老人に石を投げた
老人は眼を押さえながら「昔泣かなかった分、今泣くんだ」と心の中で呟きながらその場を去って行った
終わり
754本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 03:01:11 ID:ZeMj7nXZ0
渋いなあ
755本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 03:19:06 ID:skbe1ptU0
>>752
うん、多分不幸を一身に受けて生き地獄になるだろうとは、察しがついてたんだ

でも現実の世界で、虐待や犯罪で
生き地獄みたいな目にあう人間(特に子供)が大勢いる事を考えると、
一人で済んで他は漏れなく幸せになれる分、社会としてはマシかなって
756本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 04:09:24 ID:8SR63RVGO
>>753
乙です!それ自分もうろ覚えで知ってます
どこかの漫画雑誌の投稿企画の入選作品じゃなかったですか?
割と年齢層高めの雑誌でしたが絵柄は日本昔話に出てきそうな
ちょっと幼いながら荒削りな感じで世界観に合ってましたよね
多分スピリッツ系だったような気がします!
まとめが上手で思い出してまた読みたくなりました♪
757本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 05:45:42 ID:AtKnTk110
>>756
ビックコミックスだったような気がする。小学館だったのはたしか
758本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 06:19:32 ID:AtKnTk110
ミュージカル映画『スウィニー・トッド』うろ覚え。元々は都市伝説上の殺人鬼の話だったものが舞台化
やっぱ1レスで書いた方がまとめとして喜ばれてると思いつつも4レス行ってしまった

19世紀のイギリス。ある腕の良い理髪師には美しい妻と生まれたばかりの娘がおり、とても幸せだった
しかし、ある悪徳判事が理髪師を無実の罪で逮捕し、孤島の牢獄に投獄してしまう

15年後、命からがら脱獄した理髪師は、海を漂っていたところを偶然にも水夫の青年に助けられる
理髪師は水夫に感謝し、偽名を名乗り、自分に出来ることであれば何か恩返しをしたいと言った
その後、水夫の船で自分が暮らしていた街へと送り届けられた理髪師は、かつて家族と一緒に暮らしていた家(二階が理髪店)へと向かうが、そこは薄汚れたパイ屋になっていた
パイ屋の経営者である不健康そうな夫人は理髪師の正体を見抜いてしまう
理髪師は焦るが、夫人は理髪師を警察に突き出す気は無いから安心しろと言った
理髪師は自分が逮捕された後に家族がどうなったのかを夫人に尋ねた
「悲しみにくれていた奥さんは、判事に付け込まれて騙されてレイーポ、その後服毒。生まれて間もない娘は判事の養子」と夫人は語った
理髪師は絶望したが、夫人は店の二階へと理髪師を案内した
そこには理髪師が仕事場としていた理髪店がそのまま残っており、理髪師の愛用の剃刀(ナイフみたいな業務用の本格的なやつ)もしっかりと保管されていた
夫人は「過去は忘れてまたここで理髪店を営めばいい」と言うが、理髪師は剃刀を眺めながら判事への復讐を決意する

翌日、理髪師を街に送り届けたついでに、街を散歩していた水夫は、ある大きな家の窓辺に寂しそうに座っている美しい少女と目が合う
水夫は少女に一目惚してしまい、少女も水夫の気持ちに答えるかのように水夫を見つめ返した
ここで乞食女が現る。彼女は完全に気が狂っていた
乞食女は「あの娘は判事の養女。15年間監禁されている。あの娘に言い寄る男は皆判事に酷い目に遭わされる。あと関係ないけど金くれ」と警告をしてきた。乞食女の顔は前髪で隠れていた
その言葉通り、その直後に水夫は判事から「娘と見つめ合っていた」という理由だけで折檻されてしまう
路上に放り出された水夫は、少女との駆け落ちを決意する
つづく
759本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 06:21:13 ID:AtKnTk110
『スウィニー・トッド』つづき2
偽名を使って仕事を再開した理髪師は腕の良さで多少有名になるが、そこへ理髪師の過去を知る悪党の男が現れる
男は理髪師を脅し、大金を要求してきた。理髪師は剃刀で男の首を切り裂いて殺してしまう
それを知った夫人は、死体を処理する為に死体の肉でパイを作ることを思いつく
最近は肉が高額で買うことが出来ず、パイ屋のパイが不味くて店の経営が傾いているのは肉が無いことが原因だった
理髪師もそれに賛成し、今後も人を殺してパイを作ろうと誓い合った。二人で窓の外の人間達を一人一人観察し、どんな味がするだろうかと話し合った
殺した男には召し使いの少年がいたが、夫人はその少年を引き取ってしまう。殺した男は行方不明ということにした

(途中色々はしょる。
ちなみに理髪師は店を改造して、二階の理髪店で殺した客を地下のパイ製造場まで一気に落とす装置を作る。判事は養女に求婚する気満々で、娘の部屋の壁に穴を開けて毎日覗いてたりする)

理髪師が人を殺し、その肉で夫人がパイを作るパイ屋は大繁盛し、理髪師と夫人と召し使いの少年(殺人と人肉の事実を知らない)は裕福な暮らしが出来るようになる
街を徘徊する気狂い乞食女は妙に勘が鋭く、パイ屋のことを怪しいと感じ、頻繁にパイ屋の周りを嗅ぎ回るようになる
夫人は乞食女に妙に怯えて敵視し、少年に言い付けてすぐに追い払らうようにさせた

やがて夫人は理髪師に結婚の話を持ち出すようになり、召し使いの少年と共に三人で海辺に店を開いて幸せに暮らそうと言った
その話に躊躇する理髪師に対し、夫人は理髪師が妻の顔を忘れてしまっていることを指摘し、妻も娘も復讐も全て忘れて幸せになろうと言った
事実、理髪師自身も娘への恋しいという想いが日に日に薄れているのを薄々自覚していた

やがて水夫の青年と少女の駆け落ちの計画が判事にバレてしまい、懲らしめれば考えを改めるだろうと考えた判事は少女を精神病院送りにした
手も足も出なくなった水夫が理髪師の店を訪れて助言を求めると、理髪師は最適の方法を教えることで水夫を助けた。その後水夫は少女の救出に成功する

そして、理髪師は判事宛に「あなたの娘が悪い水夫と共に駆け落ちしようとしています。私の店へ来てください、二人を捕まえました」という手紙を出した
つづく
760本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 06:21:55 ID:AtKnTk110
『スウィニー・トッド』つづき3
前の主人(殺された男)から虐待されていた召し使いの少年は、自分を引き取って優しくしてる夫人を慕っていた
少年は内心で理髪師を怪しいと感じており、悪党の理髪師に心優しい夫人が騙されているのではないかと思っていた
少年はそのことを夫人に告白し、理髪師の殺人の証拠を見付けて「あの男を警察に突き出しましょう」と言った
夫人は咄嗟の機転で少年を地下のパイ製造所へと閉じ込めた。少年はそこでパイが人肉パイであったことを知る
(この辺りから記憶が曖昧っぽい)
二階で判事を待つ理髪師の所へ夫人が賭け付け、少年に殺人が知られてしまったと言った。二人は少年を殺すために地下へと降りて行くが、少年は下水道へと逃げ込んでいた

理髪師と入れ違いで水夫と男装(変装)した少女が理髪店を訪れていた。水夫は逃避行する前に理髪師に一言お礼を言おうとしていたのだが、理髪師がいないと分かると少女をそこに残して理髪師を探しに行った
丁度そこへ手紙で呼び出されていた判事が現れ、少女は咄嗟に物置の中に隠れてしまう

判事の訪問に気付いた理髪師は、二階に上がり、判事に「彼女は改心されたようで、駆け落ちなどせずに貴方の求婚を承諾すると申しておられました」と言った
歓喜し、早速娘に会おうとする判事に主人公は「身だしなみを完璧に整えて求婚すれば、彼女は貴方の虜です」と言葉巧みに椅子へと座らせた
そして、最高に気分が高揚している様子の判事に対し、理髪師は自分がかつて判事に貶められた人間であることをほのめかし、それによって判事が理髪師の正体に気が付いた瞬間、判事の喉を掻っ切って殺し、地下へ落とした
つづく
761本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 06:24:19 ID:AtKnTk110
『スウィニー・トッド』つづき4
その直後、パイ屋を嗅ぎ回っていた乞食女が理髪店に現れる。乞食女は理髪師に「この下のパイ屋は危険です。きっと人肉を焼いています」と警告を始めた
しかし、乞食女は理髪師の顔を見ると「どこかで会いましたか?」と言った
理髪師はかまわず乞食女の首を切り裂き、地下へ落とした。それを物置の隙間から見ていた少女は物音をたててしまい、理髪師に見付かってしまう
男装した少女を男だと思った理髪師は、「君も髭を剃りに来たのかい?」と言って無理矢理椅子に座らせた
理髪師は少女の喉元に剃刀をあてがったが、その瞬間に地下から夫人の悲鳴が響いた。理髪師は返り血で血まみれになった自分の顔を少女に近づけ「この顔は忘れろ」と言い残して去り、地下へと向かった

理髪師が地下のパイ製造場に入ると、かすかに生きていた判事が夫人の足を掴んでいた。理髪師は判事にとどめを刺した
理髪師がふと乞食女の死体に目を向けると、前髪がはだけてあらわになった女の顔は、かつての妻の顔だった
理髪師が夫人にどういうことかと問い詰めると、夫人は「服毒したとは言ったけど、死んだとは言ってないわ。その後精神病院に入れられて、頭がおかしくなったの」と言った
何故そんな重要なことを隠していたのかと理髪師が問うと、夫人は「あなたと結婚したかったの。15前からずっと貴方が好きだったの。あなたが好きでやったことなの」と言った
理髪師はしばらく妻の死体を眺めていたが、やがて声高らかに「過去のことはどうでもいい」と言い、夫人を許すと言った
夫人は戸惑いつつも期待を込めて「本当に許してくれるの?結婚してくれるの?」と聞き、理髪師は全てにイエスと答えた。夫人を抱きながら夫人への愛の歌を歌い、二人で地下室を踊り回った
歌と踊りが最高潮に達した時、理髪師は夫人をパイを焼く大きな窯の中へと放り込み、蓋を閉めて夫人を焼き殺した

理髪師はしゃがみこんで妻の死体を抱きしめた
の後ろから下水に潜んでいた召し使いの少年が現れ、理髪師が落とした剃刀を拾い、理髪師の喉を掻っ切って去っていった
理髪師は妻を抱きしめた姿勢のままびどうだにせず、首からボタボタと血を流し続けた

理髪師を見付けられなかった水夫は、馬車を待たせているのでしかたなく少女を連れて逃げた
END
762本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 07:10:05 ID:aveNtdMr0
完全にジョニーデップで再生された。
イギリスらしいじめじめした救いようのない話だなぁ。
でも最後に水夫おいしいトコ取りなのもちょっと笑えるしw
面白くて懐かしくなった。乙!
763本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 09:29:38 ID:jhvDPvCW0
>>755
あなたは「その一人」になれますか?
764本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 11:43:37 ID:KLV745fz0
>>547

漫画になってなかったっけ?
765本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 12:53:46 ID:5yCS9GA80
またか
766本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 13:02:34 ID:5ajLqB970
>>746
コンピューター乙
767本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 13:10:53 ID:lvTc5/z/0
>>758
「自殺ウサギの絵本」って絵本を思い出した。
ウサギが様々な方法で自殺する様子を描いた絵本。

なんつーかイギリス人のユーモア感覚は理解できん。
アメ・ジョのブラック・ユーモアはわかりやすくて笑えるんだけどさ。
768:2010/10/04(月) 13:16:57 ID:F0CJvO2k0
タイトル失念小説。ややウロ。ややグロ。

主人公は数学者崩れのチンピラ。
自身の起こした交通事故がきっかけで身を持ち崩し、今では覚醒剤の運び屋となっていた。
しかしそこでもヘマをやらかし、命を助ける代わりにある仕事を担当させられてしまう。
その仕事とはオメガと呼ばれる男の身の回りの世話だった。

オメガは象のような外見の巨大な男だった。厳重に管理された地下室に住んでいる。
彼は以前はサーカス団で大食いを芸とする男であったが、主人公の所属する暴力団のボスに
娘を人質に取られ、この地下室に監禁されているのである。
そこでの彼の仕事とは、暴力団から送られてくる人間の死体を食うこと。
それには証拠隠滅の目的もあったが、単にボスが悪趣味なだけというのが実情のようだった。

オメガは人を食う。1体食らい尽くすのに3日とかからない。
それゆえ極度の肥満である。糖尿病に罹患しており視力もほぼなく歩くことも出来ない。
頻繁に吐瀉物を撒き散らし、座ったまま小大便を垂れ流す。吐く息は腐臭がする。
主人公はそんなオメガの世話をする。主な仕事は死体の解体と調理だ。
オメガがレアでと望んだ一部の部位を取り分け、内臓をシチューなどにして煮込む。
眼球や脳はプディングにし、四肢はスペアリブとする。
慣れれば大して時間のかからない作業であったが、嫌悪感は拭い切れない。

さてオメガだが、彼は風貌に似合わずインテリである。
衒学的表現を好み、普段は10万ページを越えるという露語辞典を読みふけっている。
「それでは、私のオムレツを始末してくれるだろうか」
これは彼が主人公へ指示した最初の依頼である。オムレツとは彼の吐瀉物のことだ。
指を1本立てて彼は言ったものである。「あまり汚らしい表現は使うものではないだろう?」
769:2010/10/04(月) 13:18:24 ID:F0CJvO2k0
しかし彼は始めから明晰な頭脳を持っていたわけではない。
オメガ自身が言うには、人を食うようになって知能の閃きを感じるようになったのだという。
他人の脳を食うことで、その知恵を我が物とする。なんとも荒唐無稽な話だった。

ある日、主人公は暴力団配下の闇医師と共に、オメガの足を切断する作業を行った。
糖尿病により併発した膿が足を覆い、全身に広がろうとしていたのだ。
その前に、足を落とす。麻酔が効くような相手ではない。押さえつけて強引に鋸で切る。
オメガが獣のような咆哮を上げる。血飛沫が舞う。露出した骨が嫌に白い。それを掴んで固定。
オメガが失神したのを契機に、主人公は一気に作業を完了させる。

目覚めたオメガは、汗まみれの顔で主人公にある依頼を持ちかけてきた。
1.養蜂家(特定の誰、というわけではない)の死体を自分に食わせること。
2.娘の現在の安否を調べること。
この条件を満たしてくれたら、何か一つ、数学の大命題を、自分が代わりに証明してみせる。
君がその証明内容を自分の功績として発表すれば、こんな生活からは縁を切れるはずだ。

数学界に返り咲きたい主人公は、この提案を呑んだ。
まず、娘はとうに解放されて海外で暮らしていることが判明。
それを伝えてから、主人公のライバルだった数学者の脳をオメガに食わせる。
(ライバルはある大命題の研究家。彼の知識を得ることでオメガの証明の助けとするため)
その後オメガは、メモに命題の証明式を書きつけた。
そしてメモと引き換えに養蜂家の死体を差し出すよう主人公に求める。それに従う主人公。
だが養蜂家の死体を食したオメガは、その直後に苦しみだした。焦る主人公に彼は語る。
770:2010/10/04(月) 13:20:09 ID:F0CJvO2k0
自分の脳は、数多くの他人の知能を取り込んだことで平衡を失いかけている。
そこに母親との記憶を注ぎ込んだら、極度の刺激でバランスが崩れ、死に至るだろう。
そして私の母親の記憶とは、ハチミツの匂いと共にあったのだ。
母の作ってくれた紅茶やパイ、あの金色に輝くサフラン畑──。
この養蜂家の記憶は私の記憶とリンクするものではないが、起爆剤にはなったようだ。
今、私の眼前には幼い頃の光景が見えている。今、私は幼い頃の自分となっているのだ。

娘の安全を確かめたオメガは、そうして自殺を遂げた。
主人公は呆然としながらもメモに視線を落とす。
愕然とした。これは望んでいた命題に対する証明ではない!
オメガが解いたのも、数学の大命題の一つではあった。
しかしそれは、主人公が望んでいた命題が証明された上で成り立つ内容だったのだ。
極めて画期的な内容ではあるが、この証明単体では意味をなさないのである。

頭を抱える主人公。そこにオメガ死亡の報を聞き怒り狂ったボスの配下がやってくる。
このままでは殺される。追い詰められた主人公は、ある提案をした。

そしてラストシーン。
主人公はオメガの後を継いでいた。
正しくはオメガの脳を食い、彼の知恵を得た上で、死体を食う役目を負ったのだ。
彼の脳内にはいまや望んでいた大命題の証明式も確立されていた。
それを伝え聞かせる相手もいない地下室で、彼は酷い腐臭のする息をゆっくりと吐き出した。


以上。書いてから思ったけど、これは後味が悪いというより単に悪趣味というべきか…?
突っ込みどころも多いしなあ。
771本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 13:21:51 ID:F0CJvO2k0
そしてageてしまっていたことに今気付きました。ゴメン。
772本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 13:40:54 ID:FzAWZqquQ
乙。後味はともかく普通に面白かったよ。
本を読む程度の視力は残ってたってことかな。
773本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 13:46:37 ID:Fk8PlbzgO
平山夢明の「独白するユニバーサル横メルカトル」
Ωの聖餐だな
774本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 15:29:35 ID:pIVqo4vZO
見たことある
775本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 16:09:57 ID:0g0FQ3oc0
>>748
ル・グウィンの「オメラスから歩み去る人々」かな。
748に書いてあることそれだけの寓話みたいな短くて静かな話だけど印象に残る。

古いSFつながりで思い出した。うろおぼえですが
ハーラン・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」

この世界とは別次元にある世界でのこと。
その世界からすべての悪を抽出して他の世界に流し込めば悪のない世界になる。
そう考えた科学者?たちによって、すべての悪は別世界(私たちの世界)に注ぎ込まれた。
そのうち一人の科学者が別世界に悪を押しつけることに反対したが罰され、
永久に彫像にされてしまう。(このあたり忘れました、処刑されたかも)
けれども彼は最後に、自分の世界への愛をも別世界に注ぎ込んだ。
私たちの世界に現れる凶悪な犯罪者や暴君は、彼らがそうしたくてしているのではなく別世界から注がれた悪が原因であり、
彼らが一瞬良心をみせたり、処刑される瞬間に「世界を愛している」と叫んだりしたらそれは処刑された科学者が注入した愛が発現したからである。

なんとなくもやもやする読後ですがそれより
そっくりな題名の日本の小説が大人気なところが後味悪いですね。












776本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 16:33:23 ID:wlgect100
>そっくりな題名の日本の小説が大人気なところが後味悪いですね。
ネットの一部でやたらこの部分を気にしてる人がいるが、よくわからん。

面白いタイトルがそれだけ一人歩きするのは昔からあったことだよな?
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」なんて無数に似たタイトルを生み出したし。
777本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 16:47:07 ID:+Z30nW6d0
>>764
漫画化されてるよ。んで、その漫画の最終刊が先月発売されて、
>>547で書かれてた頓挫していた原作の復刊も発表された。
-----------------------------------------------

「ゴーストハント」原作リライト版がメディアファクトリーより発売予定
2010年11月より隔月発売とのこと。(タイトルは第1巻含めすべて仮です)

2010年11月19日刊行予定 『ゴーストハント1 旧校舎怪談』 (旧題『悪霊がいっぱい!?』1989年刊)
2011年1月刊行予定     『ゴーストハント2 人形の檻』 (旧題『悪霊がホントにいっぱい!』1989年刊)
2011年3月刊行予定     『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』 (旧題『悪霊がいっぱいで眠れない』1990年刊)
2011年5月刊行予定     『ゴーストハント4 死霊遊戯』 (旧題『悪霊はひとりぼっち』1990年刊)
2011年7月刊行予定     『ゴーストハント5 鮮血の迷宮』 (旧題『悪霊になりたくない!』1991年刊)
2011年9月刊行予定     『ゴーストハント6 海からくるもの』 (旧題『悪霊と呼ばないで』1991年刊)
2011年11月刊行予定    『ゴーストハント7 扉を開けて』 (旧題『悪霊だってヘイキ!』1992年刊)

ソース
ttp://www.mf-davinci.com/yoo/index.php?option=com_content&task=blogsection&id=14&Itemid=88
778本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 16:47:48 ID:5ajLqB970
タイトル一人歩きぐらいならいいんだけどねー
アニメのエヴァンゲリオンのサブタイトルでも採用されたでしょ?
で、アニヲタどもがエリスンの>>775を知った時に「エヴァのパクリ」とかほざくのが嫌だったなあ
ケータイ小説の時も似たようなこと言われたし

エヴァの監督は筋金入りのSFオタで、解っててリスペクトしてたからいいんだけどw
779本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 16:54:43 ID:laS5eiXkO
確かに、何も知らず考えずにパクリだ何だ言って得意顔する人が多いのにはモヤモヤするな。
780本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 18:15:41 ID:FTYQhel0O
>>777
これの漫画版って漫画家が霊障に悩まされた結果完結が遅れてしまったらしい
781本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 21:52:28 ID:8WkgvJgHO
霊障とか信じてるのか?w
782本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 22:25:47 ID:w4G2J/7G0
オカ板だもの

全然話違うけど
電車ん中で痴漢に遭った子が「この人痴漢です」と言った途端
痴漢が「何言ってんだよぉ〜(はぁと)」と彼氏のフリをしてやり過ごされたらしい。
「あんたなんか彼氏じゃないです」「お前まだ怒ってるのかよぉ〜?」
「警察呼びますよ」「はぁ〜?いいかげんこっちも怒るぞ?」
「ふざけないで下さい」「じゃ、俺この駅で降りるから!」
みたいな会話されて咄嗟のことに反論できずに悔しい思いをした
彼女のことを考えたら嫌な気分になる。機転のきく常習犯っているんですね。
783本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 22:56:26 ID:O9V+Xvt3P
うちの妹はロリ顔でスレンダーで背が高い。
そしてなぜだがヲタっぽい奴から痴漢の被害をよく受けていたらしい。

ある日電車で痴漢に逢ったとき、妹は「何すんじゃゴルァ!」とドスの利いた声で相手をにらんだところ
痴漢はタイミングよく停車した電車から飛び出して逃げ出しました。
「まてやゴルァ!」とドスの利いた声で追跡しましたが、その日、雨が降っていたため傘が邪魔で
路地裏に逃げられて見失ったのだそうです。

あれから十ウン年たった今でも「あの時、傘さえなければ…」と恨みを呟きます。
喧嘩する時は最初の一撃が大事という妹はサッカーとプロレス観戦が大好きです。
捕まえてどうするつもりだったのか聞きたかったけど怖くて聞けませんでした。
784本当にあった怖い名無し:2010/10/04(月) 23:53:27 ID:L55CRZRb0
なんでみんなそんな面倒なことするんだろう。
私は痴漢に遭ったら問答無用で手に安全ピンを突き刺すけど。
大体次の駅で人かき分けて無理矢理降りて行く。
真っ青な顔してたりして面白いよ。
785本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 00:20:20 ID:mQ9U7DgTP
毎日持ち歩いててとっさに出せるか?
786本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 00:38:54 ID:dqjO+wv30
>>785
咄嗟に出すんじゃなくて、常に構えてるんじゃないかと思う
787本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 00:55:16 ID:VxCvHwdhP
オリジナルの針付き手甲とか作って装備してあるのかもしれんしな
788本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 02:00:30 ID:LZsKJEZIO
車内の監視カメラとか一時期話題になったけど実装されたのかな?
東京とか都会はそういう対策が進んでそうだけど
789本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 03:14:42 ID:3oap2D200
>>788
埼京線やりんかい線で徐々に始まってたと思う。

とりあえず導入初月は牽制効果もあってか
痴漢件数が半減したというニュースを見たけど、
その後どういう推移になったのか詳しくは知らない。
また年度末とか一定の期間が〆ったら統計がまとまるのかな?
790本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 04:48:31 ID:gjHjp2s2O
逆にそのカメラをローアングルにして映像販売するのはどうだろうか
男の欲求は満たされ、女が触られることはなくなり、鉄道会社の収入にもなる
791本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 09:46:53 ID:a6GWDSCh0
>>784
マジレスすると、やめた方がいいよ@ピンで反撃
それ傷害罪になるから

下手すると、逆切れした痴漢に
「何もしていないのにいきなり刺された」と訴えられたら
痴漢行為には証拠がないが、ピン刺しには傷が残るので
触った、触ってないの水掛け論になった時に
状況が不利になることがある

・・・と、ある痴漢対策番組で弁護士さんが言っていました。
792本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 09:54:59 ID:/r3g/duF0
あまりキチガイを刺激しないほうがいいかもね。
電車で痴漢に抗議したら、激怒した男に連れて行かれ
空きビルの屋上で複数の男にレイプされたか殺されたかって事件があったよね。

地味でおとなしめの子が狙われると思う。
自分は意識してちょい派手目にするとなくなった。
可愛いから狙われるというよりも「こいつは怒らせても怖くない」というタイプが被害にあって
泣き寝入りしてると思う。
793本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 10:54:59 ID:tE93aBZ+0
>>768
>衒学的表現を好み、普段は10万ページを越えるという露語辞典を読みふけっている。

げんがく-てき 0 【▼衒学的】
学者ぶるさま。学識をひけらかすさま。ペダンチック。


一つ賢くなったよ。ありがとう。
7941:2010/10/05(火) 12:10:01 ID:CL9g/qsBO
昨日再放送で見たケイゾク『氷の処刑台』

主人公の所属する捜査一課二係は迷宮入りした事件を捜査している。(実際は殆ど仕事をしていない)
そこにAという男がやってくる。Aは13年前の冷凍倉庫でおきた殺人事件で犯人扱いされ周りから白い目で見られていた。
Aは心臓を患っており近々手術をするが成功率は低い。死ぬ前にどうしても犯人が知りたいという。
Aの主治医はかつてAとおなじ冷凍倉庫でアルバイトをしていたB。
Bは日本一とも言われる心臓外科医でAの手術も必ず成功させるという。
7952:2010/10/05(火) 12:11:28 ID:CL9g/qsBO
展開が読めてしまうかもしれないが、13年前の犯人はB。いざ逮捕となった時Bが言った。
「自分が手術をしなければAは死ぬ。Aだけじゃない、沢山の患者が俺の手術を受けるのを待っている」
そこに病院からAの容態が急変したと連絡が入る。
戸惑う主人公をよそに一課がやって来てB逮捕。
連行される間Bは主人公達に向かって「人殺し!」と叫び続けるのだった。

どうでもいいけどこのドラマがまた再放送で見られると思わなかった。
796本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 12:22:19 ID:5MQRKFKd0
>>795
今度の金曜ドラマがケイゾクの続編だからだよ。SPECってやつ。だから再放送してるんでそ。
797本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 15:31:07 ID:Yh0TB85iO
携帯ブラウザで見てたら、携帯コミックサイトの広告が入るんだが
>>792のレスの上の方で、成人向けのクリムゾンのヴァージントレインって作品
(しょっちゅう痴漢にあう地味系の女の子が
 友人の助言で派手目な格好したけど
 痴漢に「そんな格好したら痴漢されないとでも思った?」と囁かれ
 もっと洒落にならない行為をされるというお約束な話)
の広告が入ってるのが、なんとも言えないw
7981/3:2010/10/05(火) 15:47:51 ID:SgZDx6R/0
ナナちゃんは、魔法少女ミサりんに憧れる小学生。
ある日突然、神様が現れて、ナナを魔法使いにしてくれるんだって!
難しい話をされたけど、ナナわかんないから、早速、試しに使ってみるよ!!
わぁ!ぬいぐるみのクマちゃんが浮いた!………でも、鼻血とゲロが出ちゃった。
『魔法少女ナナは魔法使いだよ。神様のおかげで今日から魔法少女だよ。
 ナナが困っている人を助けてあげるの。魔法を使うのはとても大変だけど
 ナナがんばる!ナナが魔法少女なのはみんなにはナイショ』

今朝は、巣から落ちて困ってる小鳥さんを魔法で助けたよ!
学校の帰り、友達のたまちゃんに、その小鳥さんの巣を教えたの。
とてもかわいいって喜んでたから、魔法で巣を浮かせて、近くで見せてあげたんだ!
そうしたら、たまちゃん、走ってどっか行っちゃった。鼻血が…ゲロが…頭が…。
『魔法少女ナナは魔法使いだよ。今日は巣から落ちた小鳥さんを助けたよ。
 ナナ大活躍!本当は秘密だけどお友達のたまちゃんに魔法を見せちゃった。
 たまちゃんとってもビックリしてた★』

ナイショなの忘れてた!でもお友達だもん、平気だよねー。二人だけの秘密!
…なんで、たまちゃん、ナナにヒドいことを言うの?
悲しくて、学校を抜け出して小鳥さんに会いに行ったら、小鳥さんが居ないの…。
『魔法少女ナナは魔法使いだよ。おばけじゃないもん!
 今日はたまちゃんとけんかをしました。たまちゃんのばか。たまちゃんきらい。
 ナナはおばけじゃないナナはおばけじゃないナナはおばけじゃない。
 小鳥さんがいないの。早く探さないときっと寂しがってる★』

小鳥さん、溝の中に落ちてたよ。でも蓋が重くて持ち上がらない。
よし!こんなときこそ魔法だ!重い…ぎぎぎぎ…………
目が覚めてから、助けた小鳥さんに、いっぱいナナの話をしたよ。
そして巣に戻して、残りの小鳥さんを見つける約束をして帰ったの。
『魔法少女ナナは魔法使いだよ。小鳥さんを見つけたよ。
 どうしてあんな所に落ちちゃったんだろう。小鳥さんどじだなぁ。
 あと一人の小鳥さんも見つけなきゃ!
 明日たまちゃんにごめんなさいしよう。お友達だもんね★』
7992/3:2010/10/05(火) 15:51:50 ID:SgZDx6R/0
ageてしまって、ごめんなさい!続きです。


そうだ、魔法で探せばいいんだ!ポク、ポク、ポク、チ〜ン!
…えぇーっ!?なんで小鳥さん、学校に居るの?クラスのみんなが
囲んで笑ってる。ひょっとして虐められてるのかな?
うえぇ…頭痛い…でもナナが…助け…ないと
『魔法少女ナナは魔法使いだよ。たいへんだよ!小鳥さんが大ピンチ!
ナナが助けないと!いじめっ子はナナが魔法でやっつける!
ナナがナナが絶対に許さないんだから★』

魔法でいじめっ子をやっつけようとしたら、何故か小鳥さんがはじけちゃったの。
クラスのみんなが、ビックリして逃げていく。ナナが…ナナが…小鳥さん…
たまちゃん…たすけて…なんで逃げるの…
『魔法少女ナナは魔法使いだよ。ナナは小鳥さんを助けたかっただけ。
なのにナナはナナはナナはナナはナナはナナが殺したんじゃないよ
ナナはナナはナナの頭が変なの頭がナナの頭がナナがナナが殺した★』

大変、たまちゃんが窓から落ちそう!助けてって言ってるよ!
気持ち悪いのも、頭痛いのも、鼻血が出るのも、今は我慢。
落ちていく途中のたまちゃんを魔法で浮かせ、手を伸ばして
引き上げようとしたら、たまちゃんが、こう、言ったの。
「…イヤ。…おばけ」 だから、たまちゃん落ちてっちゃった★
『魔法少女ナナはおばけだよ★おばけおばけおばけおばけおばけおばけ
 おばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけ
 おばけおばけおばけおばけおばけおばけ』
8003/3:2010/10/05(火) 15:58:36 ID:SgZDx6R/0
ナナちゃんは、今、幸福な夢を見て死に行くところです。
魔法少女がいつものように悪い奴をやっつけて、困っている人を助ける、そんな夢。
しかし突然、魔法少女は敵に四肢を切断されてしまいます。
短くなった手足をバタつかせ、助けを呼んでも、みんな黙って見ているだけ。
そうして暫く後に、彼らは魔法少女に、こう言います。
「おばけ」
現実でも、ナナちゃんはクラスのみんなに見守られる中、叫び苦しんでいる最中です。

最後に、神様が現れ、誰に言うでもなく語りかける。
困っている人を助けたいと言うから、事前に力の副作用について警告した後に
彼女に力を与えたのに、誰も救うことが出来ていないどころか、友達一人と
雛鳥2羽を殺してしまった。彼女の願いは嘘だったのか?
「…そうか。彼女は自分自身を救ったのですね」
吹っ飛んでいくナナちゃんの生首、遠くには飢え死んだ雛鳥。
「だとしたら、そもそも、なぜこんなことを願ったのでしょうか?」

Web漫画「魔法少女の刑」 作:つくすん


かぎ括弧の部分のコマは「愛と勇気とかしわもち」で高得点が取れなかった時の
TOP画像みたいに、徐々に壊れてゆくのが不気味。
絵柄もそれっぽいから、二重に後味が悪かったよ。
801本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 16:18:22 ID:PYy+x9ZV0
乙。直でその作品読んで来た。
これ描いた奴、なんか壊れてそうだな。
802本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 16:46:01 ID:TVsx92Xw0
>>796
最近テレビ見なくなってたから知らなかった
ケイゾク好きだったから見てみようありがとう
803本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 16:49:48 ID:/r3g/duF0
>>797
ううorz

多分恰好を変えるだけじゃなくて、気を強く持つとかしたたかになるとか
そういう要素もないといけないんでしょうな
804本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 18:33:21 ID:GUy8nohg0
>>803
該当作品では「もともと地味だった状態を長く見知っている痴漢」なのであまり関係ないと思う。
805本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 20:26:04 ID:K4CF0QUYO
痴漢に遭った純粋な子が急にグロ系に目覚めて
ウクライナ21や首斬り動画でヤられちゃってる人をあの時の痴漢や乗り合わせたオッサンだと思うと
たまらなく気持ちいいし変な笑いが込み上げると言ってた。
誰でもいいからとにかく男を●したいけど、刑務所に行きたくないから代替として見てると。
人が少し変わっちゃったような気がする。
そういやバッキーの栗山は幼い頃母親に虐待されて以来、女を傷付けるのが母親への復讐の代替だって言ってたね。
806本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 20:46:13 ID:TgB4HL6Z0
え、そのくらいのこと誰でも考えない?
●すとか物騒なことは言わないけど、ホームから突き落としてマグロにしてやりたいなぁ〜とか
想像することはあるよ。
807本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 20:46:15 ID:G5qh7/+u0
>>805
バッキーとか言うヤツ、代替品で満足してないで、母親をヤればいいのに。
痴漢された女の子と違って、年寄りのババア相手なんだから反撃だってたい
したこと無いじゃん。
808本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 20:51:22 ID:sF9QKl7j0
消臭パフパフのcm

双子 トイレトイレー

ガチャ

双子 あ!ママー。どうぞどうぞ

父 大丈夫!消臭パフパフ
809本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 22:00:21 ID:I32P1uwR0
>805
その子には田亀 源五郎先生の諸作品をお勧めしたい。
810本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 22:27:54 ID:H5rj5/fN0
>>806
『60秒の煉獄』ですなw
後味悪いか疑問なんで、敢えて内容まとめは書かないけど。
811本当にあった怖い名無し:2010/10/05(火) 23:45:54 ID:zylZyJYG0
>>777
情報乙乙乙乙
ずっと復刊されるのを待っていたんだよ
812本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 00:11:23 ID:cD1uHQ560
神戸の男子高校生刺殺事件も後味悪く終わりそうだな。
このまま未解決か、逮捕されても犯人は「悲惨な過去」を持ったDQNか、なんたら障害を持ったキチガイで、
罪は軽く、賠償金支払い能力もないクズってのが予想。
813本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 00:17:01 ID:Bb7RWsACO
深夜の閑静な住宅街でイチャイチャペチャクチャうるさいカップルに腹を立てたノイローゼ受験生の仕業かもしれん。
814本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 00:27:29 ID:7xe0YHdI0
>>610
戸田誠二の唄う骨ですね

何かで読んだもの
空襲を逃れて疎開した「僕」、母親、まだ赤ちゃんの弟
農家の離れに住んで、食うや食わずのひもじい日常の中
それでも母親は弟の為にわずかの粉ミルクを手に入れる

「僕」は粉ミルクを盗み食いしてしまう
弟の唯一の食料だと知りながら、どんなに手に入りにくいものかを知りながら
お腹がすいて、甘くておいしい粉ミルクを食べるの止められず、何度も何度も盗み食いをした
やがて弟は栄養失調で動かなくなり、母親が医者へ走るも、死んでしまう

僕は、あの時の粉ミルクの甘さと弟の死は一生忘れません

という一文で結ばれていた。
815本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 00:49:20 ID:e34vnmGV0
>>814
米倉斉加年の「おとなになれなかった弟たちに…」かな。
中学の時の現代文の教科書に載ってた。
816本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 02:30:35 ID:SHNgiSIBO
>>798
雰囲気漫画ゆえの目茶苦茶ようやくなのかと思ったらちゃんとストーリーあるじゃねえか
分かりづらすぎるぞこんちくしょう
817本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 02:46:16 ID:lj/JrPf5O
読んだ
後味悪かった
818本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 03:25:41 ID:jfqDwmY80
電車内で3人組の高校生がドア付近で座り込み、マックの匂いをまき散らしながら大声で雑談。
しばらくして2人が下車。残された一人は立ち上がって、つり革に掴まって大人しく立っていた。
すると、それを見ていた怖いおっさん(チンピラ?肘のサポーターの下から刺青が見えた)がその高校生に近付き、
「おい。さっきみたいに地べたに座れよ。一人じゃなんにも出来んのか?おら、座れ。」
高校生は泣きながらしゃがんで次の駅で降りていった。
そのおっさんに、おばさん2人組が近付き、
「あんな言い方ないでしょう。あなたもあの子達が3人の時には言えなかったでしょう?」
車内はおばさん万歳な空気でパラパラと拍手も。おばさんドヤ顔。

俺の感覚がおかしいのか、なんか気持ち悪くなって俺は次の駅で降りた。
おっさんも同じ駅で降りた。
おっさんは首を傾げながら高校生が残していったマックのゴミをゴミ箱へ捨てていた。
819本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 03:42:51 ID:ljGOhoQw0
おっさんゴミを片付けたのは偉いけど、確かに3人のときには何故言えなかったのかな
つか俺なら泣きながら次の駅で降りていった子にゴミを渡すかな。鞄につっこんであげるよ
820本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 04:52:38 ID:KWkHLqzz0
無化し読んだ小説。うろ覚え

一人の男が砂漠をさ迷っていた。男には記憶が無く、自分が誰なのかも、何故砂漠にいるのかも分からなかった
いくらさ迷っても荒れ果てた大地が続くばかりで、何も見付からなかった
やがて男は衰弱していくが、一人の美しい女性が砂漠にただつっ立っている所に出くわし、男は女性に介抱される
記憶が無い男には何も語ることが無く、男は女性に何故砂漠に立っていたのかと聞いた
女性は「人を待っている」と言い、そして昔話を始めた

かつて、この星に異星からやって来た宇宙船が不時着した。宇宙船は大破し、直すのには膨大な資源と時間が必要だった
そこで異星人はこの星の住人達を奴隷にし、奴隷に宇宙船を直させて母星に帰ろうとした
長い時が過ぎ、宇宙船の修理が終わりに近づいた時、支配に耐えられなくなった奴隷達は異星人への抵抗を試みる
しかし異星人の高度な文明の兵器には太刀打ちできず、敗北してしまう
奴隷達は最後に異星人を巻き込もうと、大規模な自爆攻撃を行なった
それによってこの星の地表は全て焼き払われた
この爆発によって異星人は致命傷を負うが、どうしても母星に帰りたかった異星人は最後に自分のクローン(?)を造った
クローンが完成するのには時間が掛かり、完成したクローンに元の記憶を与え、母星へと導く役目を人工生命体(?)に託した
そうして人工生命体は砂漠で主を待ち続けた

話し終えると、女性は男を見つめ、「そしてついに主は現れました」と言い、男を優しく抱きしめた
男は感動し、涙を流した。共に母星へ帰ろうと女性に言った
女性が男から離れると同時に男の身体に痛みが走った。男の腹部には刃物が突き刺さっていた
そして女性は言った
「私はこの星の住人です。私達はシェルターに逃れることであの爆発から生き延びました」
女性の後ろの遠く離れた砂漠の砂の中から、宇宙船が大量に空へと浮かび上がった
「私達はこれからあなたの母星へ向かいます。あなたの母星に住む人々を虐殺します。まだ目覚めていないあなたをあえて殺さなかったのは、こうやって希望を与えてから奪い取るためです」
そして最後に言った「死ね宇宙人」
821本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 08:39:54 ID:Pij/NQNAO
神戸の高2殺害事件での、現場近くの住民たちが後味悪い。
「逃げろ」とか「助けて」とか「痛い」とか、なにかが起こってると分かるはずなのに、
どうして外の様子を見るとか、通報とかしなかったんだろう。
あげくに、「まさか殺人事件だとは思わんかった」って…
よほど治安が良いのか馬鹿なのか。


高校2年生。まだまだ未来はあったのに…ご冥福を祈ります。
822本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 09:32:11 ID:mwUiFexk0
>>821
こういう事件があると現場近くに住んでた奴まで絶対非難されるけど・・・

うちの近所は単身者のマンションが多くて
大学生が夜中にわいわいぎゃーぎゃー騒ぎながら帰ってくる事が多くて
酔っ払った馬鹿女がいきなり叫んだり喧嘩してたりするんだ。
最初は何かあったのかと窓から様子見たり外に出たりしたけど
最近は慣れちゃって「またか・・・」としか思わなくなった。
だからもしうちの近所で神戸と同じような事件があっても
通報しないし様子も見に行かないだろうなーと思う。
普段からうるさいと実際何か事件があっても気付かないというか
狼少年みたいなもんで「なんかまた騒いでるな」くらいにしか思わないのかもよ。
今回の被害者が普段からそこで騒いでたわけじゃなくて静かに話してただけでも
そこでたむろしてる奴が以前うるさくしてたんなら
住民は今回の事件の声も「いつもの事」くらいにしか思わないだろうし。
>よほど治安が良いのか馬鹿なのか。
治安が良ければ叫び声聞こえたら様子くらい見に行くんじゃね?
むしろ治安悪いんだろきっと。
823本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 10:21:41 ID:lj/JrPf5O
今回の事件ニュー速+住人の反応ってどんなのが多いんだろ
被害者は若いカップルだったみたいだから、やっぱり「ざまぁw」とか?
勝手に死んだ子をDQN認定したり彼女をビッチ扱いしたりと貶めてそう
824本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 10:29:51 ID:Bb7RWsACO
深夜に自販機の前に座り込んで喋ってる若者見たらDQNだと思うでしょ
825本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 10:41:01 ID:Pij/NQNAO
>>822
たしかにそれは言える。否定はできないけど…うちの近所は治安が悪くて、常に外を気にしてる。
少し前はDQNが鉄パイプで殴り合ってた。
地域柄もあるだろうし、場所や人によって反応は違うものね。
ごめんなさい。現場近くの人。
826本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 10:59:17 ID:Pij/NQNAO
>>825で言いたいことを書き忘れた。
DQNの喧嘩を見た時に通報したんだけど、他の住民も通報したみたいでDQN6人に対して、パトカーが10台来た。
これが普通(流石にパトカーは多すぎて、最終的に二台くらいになった)だと思ってたから、
殺害現場近くの住民たちが、何故声を聞くだけで終わったのかが分からなかったし、なにより怖かった。
827本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 11:17:27 ID:vv7bLag+O
>>821
家の外で悲鳴が聞こえたら、中の人が真っ先にすることは
家の鍵かける事だ、と昔オカ板で語られてたのを思い出した。
828本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 11:51:00 ID:tvZmFGUJ0
>>823
目糞が鼻糞を笑ってる
829本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 12:50:55 ID:aWOFpBOJO
>>819
遅レスだが、おっさんは高校生が悪ぶってるだけなら気にならなかったんじゃないか?
ひとりだと態度が変わるのが気に食わないんだと思う
830本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 13:07:28 ID:YGTZTC6+0
>>827
それは怖いな。
今時、家の鍵開けっ放しってどこの山奥なんだ。
831本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 14:09:25 ID:YGTZTC6+0
神戸の殺人事件、ニュースで見たときは「かわいそうに」って感想だった。
が、プリクラ見たら同情心は消えてどうでもよくなった。

ニュースで使った写真
ttp://osaka.yomiuri.co.jp/photo/20101005-934304-1-N.jpg
最近の写真
ttp://livedoor.2.blogimg.jp/mixi0/imgs/5/1/51a4fd05.jpg

やっぱ人間さ、見た目って大事だわ。
832本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 14:58:54 ID:CvzplY9x0
間違いなくDQN氏ねって言われるタイプだからな〜
高校デビューかね
833本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 16:00:33 ID:bh0hAWtR0
>>800
あまりの意味のわからなさに頭痛がしてきた
834本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 17:09:30 ID:DGL8I/7fO
さすがこのスレはクズばっかだからこういう流れになってたか
835本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 17:28:03 ID:W0xpaxuUP
>>819
>>819
三人のときに文句付けたら、変に勢いづいちゃって、
大乱闘になるかもしれんでしょ。
おっさんの判断は正しいよ。
俺も注意するときは「お前ら一斉にリーダー指差せ」って言って、
残りは帰す。
大体リーダーじゃなくて、その中で一番地位が低い奴が指差されるから、
「こいつに押し付けられて良かった」で素直に帰るし、その後、そいつに
学校聞くのも簡単。
おばさんのインスタント正義が凄く後味悪い。
836サキ短編3つ:2010/10/06(水) 17:33:04 ID:75jklgwb0
<1>主人公は人生に敗北し死に場所を求めてさ迷っていた。
その中途、最後の宿をと思って戸を叩いた農家で、数年前に失踪した
跡継ぎと間違われてしまい、丁重に扱われる。写真を見ると本当にそっくり。
しかしこの跡継ぎは横暴な人間だったようで、村の人間から向けられる目は冷たい。
ともあれ農家で過ごすうちに立ち直った主人公は、再起を決意し農家を出る。
いずれは別人であったことを告白し、謝罪と礼を言いに戻ってこようと思いつつ道を歩く。
そこを、跡継ぎに恨みを抱く人間から銃で撃たれて死亡。

<2>ある日主人公の青年は、裏山で裸の少年に出会う。
少年は狼の化身だった。犬歯を見せて獰猛に笑い、俺は人も食うと主人公を威圧する。
実際に、二ヶ月前に起きた村の子供の失踪事件も、彼の仕業のようだ。
逃げるように村に逃げ帰った主人公だったが、翌日隣家の婦人が
服を見せた狼少年を連れて「捨て子みたいなのよ」と説明してきた。
主人公は婦人に騙されていると告げるが、冗談と思われてしまう。
その更に翌日、隣家の子供が川で失踪した。同時に狼少年も姿を消している。
川べりには狼少年の服が脱ぎ捨てられていたため、おぼれた子供を
助けようとした狼少年が、助けようと川に飛び込み、一緒に流されたのだと噂された。
狼少年は勇敢な行為を称えられ、村で英雄扱いされた。専用の墓も立てられた。
だが主人公だけは、その墓に向かって祈る気にはなれなかった。

<3>祖父の代から喧嘩が絶えない2つの家。
双方とも野山を有しており、それぞれ頻繁に猟をしているのだが、
隣接しているため侵入したしないのいざこざが続いていた。
そんなある日、両家の若い当主がばったりと出会う。
咄嗟に二人とも銃を構えるも、殺人までする勇気はなく動きを止める。
その時、近くの木が倒れ二人を下敷きにしてしまう。
命に別状はないが、足を怪我しうつぶせのまま身動きが取れない状況。
互いに野次を飛ばすが、そのうちに二人とも「俺達はなぜこんなことを
やってるんだ」という気分になり互いに謝罪>和解>友情誕生のコンボ。
すっかり仲良くなった二人は一緒に口笛を吹いて部下の助けを呼ぶ。すると、
おおかみ の むれ が あらわれた!
837本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 17:42:02 ID:Ekzmj9Vp0
838本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 20:09:37 ID:l4XK5zimO
>>837
お前も本当は、ウザガキをメッタ刺しにした通り魔に、拍手喝采なんだろw
839本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 20:22:32 ID:u8Q5XVIw0
DQNうぜー消えろ、とは思うけれども。
実際に消えろとまでは思わない。別に同情してるんじゃなくて、どうでも良いから。
840本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 20:37:30 ID:DWd1AF9l0
外見しかわからず、詳細がさっぱりわからんのだが、中学生を夜中まで連れまわすような常識知らずが死んだだけでしょ?
一般人に迷惑を変えてたDQNだったなら100万編死ねって思うが、相手の厨房の家族以外に何か迷惑かけたの?
刺したアフォをGJとも思わないし、刺されたバカはカッコ悪いとしか思えないし。

まとめると、どうでもいいわ。
841本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 21:07:06 ID:gVMYRNmz0
>>836
運命の猟犬
ガブリエル・アーネスト
邪魔立てするもの
の三本ですね

サキはブラックユーモアだから後味悪いとは違うかもしれないけど、
登場人物が全員底意地が悪くていいよね
842本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 21:57:06 ID:ZyzBWKUM0
>>827
住宅地で助けを求めるなら、悲鳴ではなく「火事だ」と叫べばいいてよく聞くね。

>>830
うち、家族全員帰宅するまで鍵開けっぱだわ。
843本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 22:24:19 ID:K2SoOCEJO
知らないおばあさんが自転車に植木鉢積んでうちのそばにやってきて、
ニコニコ愛嬌ふりまいて、洗濯物を外で干してるうちのカーチャンに声かけて立ち話始めた。
「私には孫がいて、そこにいる娘さんぐらい(私)なんだけど反抗期で会ってくれないんだよねぇ」
とか。うちのカーチャンしんみりしちゃって。
「〇〇県(2つぐらい離れた県)から自転車で来たんだけど、誰も鉢植え買ってくれないんだよねぇ」
としみじみ言った。
情け深く純粋なカーチャンは同情して買った。3000円。
数日後、学校帰りに自転車に乗ったあのおばあさんをみかけた。
近くの家に普通に入っていった。
ばあさんの家だった。
友達に鉢植えはどうみても1000円もしない代物だと言われた。
カーチャンには両方言わないでおいた。
3000円で買った鉢植えはいつのまにか枯れた。
思い出すと嫌な気分になる。
844本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 22:25:50 ID:Qvz0tf8p0
悪いがそれはかーちゃんがアホなんだよ
845本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 22:29:20 ID:gVMYRNmz0
カーチャンは3000円で、お金では買えないものを買ったのです
それは真実を口にしなかった>>843の優しさなのです
846本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 22:37:06 ID:uGUkJrn50
老後のカーチャンを一人暮らしにしたらとんでもないもの売りつけられてそうだな
847本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 23:10:35 ID:7xe0YHdI0
後味悪いんだか何なんだか
中学生の夏休み 学校に行く用があったから、行った。
どこかの駐車場で、知らないおっちゃんに 車の修理を手伝ってくれ と声をかけられた。
困ってる人は助けるのが筋

側に寄ると「このドアをこうやって支えててくれ」と、おっちゃんは大股開きでしゃがんでドアを持ち上げて踏ん張る。
私がそのドアに向かい、おっちゃんが反対側に移動した時
おかしいな と思った。

車のドアぐらい大股開きで踏ん張らなくても支えられるから、大股開きで踏ん張らなかった。乙女だからね
するとおっちゃんが「こうやってドアを支えてて」と大股開きのポーズをとるよう指示する。
おかしいな

足とかどうでもよくない?
ドアがなんだってんだ そんなに片側を持ち上げたいんなら、ジャッキを使え
中学生の乙女とは言っても親の仕事柄、車のエンジンやシャーシを覗いたりした事はあった。
だからって私に車の修理が出来るわけでもないが
それでもおかしいよ

お前は車の何を直したいの?どこがおかしいの?なぜドアにこだわるの?
しばらくおっちゃんのああしろこうしろを全然聞かずにいたら、「ありがとう」 と。
去れ と。

後年この事を考えて、あのおっちゃんはパンチラ写真を投稿したかったのではないか
でも、私は全然言う通りにしなかったからいいショットが撮れたかどうかは知らないが
とりあえず、ギャラ寄越せよ
848本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 23:14:04 ID:3X4Uo+yK0
>>847
見たいだけだったんじゃないの
849本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 23:23:55 ID:2gdD4rwF0
>>847
もしかしたら車輪の陰にで携帯録画かビデオを
仕掛けられていたのかも?

ギャラどころじゃない、下手すりゃネットにパンツ丸見え
顔出しJKのしシコ踏んじゃった画像をupされていたかもw
850本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 23:55:41 ID:J04k0Hu50
>>843
カーチャンおれおれ詐欺とか簡単にひっかかりそうだな。
ちゃんと真実伝えて、意識を変えてもらうよう促した方が良いんじゃないの?
851本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 23:59:10 ID:IFErCV3Y0
まつ子デラックスみたいな娘を想像しちゃった
852本当にあった怖い名無し:2010/10/07(木) 00:38:55 ID:QxHYxykrO
四股ふんじゃったw
853自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 01:19:56 ID:tgZdCkMh0
昔読んだ短編

高校生くらいの主人公の少年は、テレビのCMで「あなただけが幸せになれる」と謳っていた「幸運のネックレス」を買う
それ以来、ラッキーな事が続いた
ある日、主人公は学校の修学旅行に行くのだが、移動用のバスで好きだった女子と隣同士の席になった
バスが崖の上の道路を走り、女子は怖がるが、幸運のネックレスを信じている主人公は強気で、女子の方を掴んで引き寄せると「僕にぴったりくっ付いていれば大丈夫だよ」と言った
その後、バスは事故で崖下へ落下してしまう
事故後、主人公が目を覚ますと、主人公は救助隊によってバスから助け出されていた救助されていた
主人公が隣に座っていた女子の安否を聞くと、救助隊員は言った
「君の隣に座っていた子の身体がクッションになって、君だけがあの事故で助かったんだよ」
主人公に外傷は無かったが、服は血まみれだった

最後にあのCMがもう一度流れる
「 あ な た だ け が幸せになれる」
854自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 01:37:14 ID:UHldA6+v0
好きな子死んじゃったら幸せじゃないような
855自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 01:56:51 ID:V0CWlhFr0
なんか生き残りの子に言うセリフじゃないよな
救急隊員鬼畜じゃね?
856自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 02:11:51 ID:lyDGJ9a20
>>821
なんか知らんけど、そういう心理学的な効果なかったっけ?
「まさか犯罪なわけがない」って思い込もうとするってやつ
857自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 02:24:14 ID:QxHYxykrO
過敏性腸症候群?
最近ちょっと薬とかきかなくて辛い
漢方とかのがいいのかな
858自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 02:46:59 ID:kBlUTy2i0
>>856
傍観者効果
以下wikiから転載

■キティ・ジェノヴィーズ事件は、1964年にニューヨークで起こった婦女殺人事件である。
  この事件がきっかけとなり、傍観者効果が提唱された。
社会心理学を学ぶ際には、必ず触れられる有名なエピソードである。

この事件では、深夜に自宅アパート前でキティ・ジェノヴィーズ(en:Kitty_Genovese)が暴漢に襲われた際、
彼女の叫び声で付近の住民38人が事件に気づき目撃していたにも関わらず、
誰一人警察に通報せず助けにも入らなかったというものである。 結局、彼女は死亡してしまい、
当時のマスコミは都会人の冷淡さとしてこの事件を大々的に報道した。

■ラタネとダーリーの実験
  心理学者のラタネ(en:Bibb_Latane)とダーリー(en:John_Darley)は、キティ・ジェノヴィーズ事件に興味を持ち、
  「多くの人が気づいたからこそ、誰も行動を起こさなかった」と仮説を立て実験を行った。

この実験では、学生を2名、3名、6名のグループにわけて、
相手の様子が分からないようにマイクとインターフォンのある個室にそれぞれ一人ずつ通す。
その後グループ討議を行わせ、1人が途中で発作を起こす演技をするというものであった。

この時、行動を起こすかどうかを確認し、また、その時間を計測した。
結果として、2名のグループでは最終的に全員が行動を起こしたのに対し、
6名のグループでは38%の人が行動を起こさなかったことが確認された。

859自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 02:49:45 ID:kBlUTy2i0
実験により、キティ・ジェノヴィーズ事件は、報道のように「都会人の心が冷淡だから」誰も助けなかったのではなく、
「多くの人が見ていたために」誰も助けなかったことがわかった。

事実、キティ・ジェノヴィーズ事件では、多くの住民が他の住民も事件を目撃していることに気づいていた。

このような事件を防ぐには、人間の心理そのものを消したり改造することはまず無理であるから、
この傍観者効果によって助けなかった人間を非難するのではなく、
傍観者効果が発動してしまわないような社会システムを作ることが重要になってくる。

***

沢山の人が見ている場所で刺されたら、「誰か助けてください」ではなく、
ある1人を指差して「あなた、助けてください」と言えばいい
そうすればその人は傍観者ではいられないから。

まあ、今回の事件の場合は当てはまらないけどね。
860自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 03:13:52 ID:6CrE1ZQG0
>>858-859
傍観者効果は「自分じゃなくても誰かがやってくれるだろう」みたいな責任回避の心理で、
>>856の言ってる「まさか犯罪なわけがない」と思い込もうとする
“日常崩壊に対する無意識の防御機能”とは別物じゃないか…?
861自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 03:30:02 ID:6CrE1ZQG0
どっちかっていうと、>>856のは
「防御機制」の「否認」あたりの方がまだ近い気がする。
862自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 03:32:19 ID:lyDGJ9a20
856です。うろ覚えながらググってみて、
どうやら言いたかった物は「正常性バイアス」というらしい事がわかりました

でも>>858の言う傍観者効果も多分合わせ技であったんじゃないかな
「大変な事が起こってるなら周りが何かしてるだろう、それがないから事件じゃない」みたいな

ていうか>>858、あんないい加減な書き込みに丁寧に答えてくれてどうもありがとう
863自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 05:28:14 ID:EN7W6Vxj0
コピペ 第三者の目から見ても何とも言えねえ…
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/18(水) 18:02:53.70 ID:4sEV9WlU0
友人に足の不自由な子がいる。
子供の頃はそれでいじめにあってた、とある日ポロッともらしたことがあり、
「こんなのとかね」と、腕の縫い痕を見せられた。
普段とっても明るくていい子なのに、多くを語らなかったから
よほどの事があったんだろうと思い、そうだったんだ、と流した。
ある日友人の家に遊びに行く途中で、障害者の子供を連れた親に遭遇した。
すると友人は嬉しそうにその親に話しかけ始めた。
「○○さんだよね、中学の時の。お子さん?障害もって生まれてきたんだw
親の因果が子に報いって奴だね、あははw ホント酷い事ばっかりしてきたからね。
そうそう、2年の時だっけ?身障きもーとか言って石とか犬の糞とか投げてきたよねw
この子はお母さんみたいな人間に会わないで生きていければ良いねww
生きてる価値無いとか早く死ねとかくずとか不良品とかも言わないで上げてね〜」
大きい声でそう言い放つと、「じゃあ行こうか」と歩き出した。
周囲の人もこっちをじろじろ見てるし、言われた母親は真っ青で
ショックを受けたような、愕然とした様な、 とにかく切ない顔で思わず目をそむけてしまった…
歩き出した友人に追いつき、何て声をかけようか迷っていたら
車に乗り込んだ瞬間に子供みたいに泣き始めてしまった。
友人には同情するが、子供をだしに恨みを晴らすのも…
でもあの母親は言われるだけの事をしてきた…
これからの人生、あの母親は自分がしてきた事をずっと後悔するだろうと思う。
だけど正直友人は責められない、縫う程の怪我したり
犬の糞やら石やらって怖すぎる…
何か複雑すぎて('A`)……

864自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 05:37:04 ID:Cs4k1dil0
>>863
超絶後味いいなw
激しくスレ違いw
865自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 05:58:58 ID:Xbte5B7kO
>>864
後味悪いだろ、子供に罪はない。
いじめっ子本人が障害を抱える結果だったらな良かったのに。
障害者を不良品などと言い放つ人間が、子供が障害者だったことで改心するものかな?
お子さんが無事に育つことを願うわ。
866自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 06:16:59 ID:XWrsqnxD0
離婚して親権は母親に
867自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 06:51:27 ID:6u+WmmhuO
酔って朝起きて昨夜の記憶が無いとき…また、思い出したとき。
868自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 11:14:00 ID:IZYocMe90
>>863
それ、初出はこのスレじゃないか?
869自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 11:46:03 ID:Fdfzwc980
866 名前:スリムななし(仮)さん[] 投稿日:2010/10/04(月) 08:06:10
会社で明らかにカツラの女性がいた。
髪型不自然、何ヵ月経っても変化なし(伸びない、切らない)。
ともだちと「転ぶふりして髪の毛掴んでみようか」「ヅラ○○さん」とか影で言ってた。


しばらくして彼女は会社に来なくなり、間もなく葬儀の連絡が来た。
肺癌末期だったそうだ。
ごめんな、○○。
870自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 12:55:59 ID:7V3xaE1u0
>>868
俺もそう思ったが違った。
ログ確認したら2006年に生活板からコピペされている。
871自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 15:17:58 ID:tgZdCkMh0
>>869
笑えない・・・
872自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 15:26:47 ID:tgZdCkMh0
>>854
いや、主人公「だけ」が幸せになるんだから、好きな子は新でもいいんだと思う
ペンダントを買ってからの主人公に起きた幸運は、スポーツの試合中に負けそうな時に相手選手が事故死するとか
そういう他人を蹴落として(他人の不幸で)自分が幸せになるような内容だったから、
乗員全員が死んじゃうようなバスの事故から主人公が生還するには隣の女子がクッションになって犠牲になるくらいの代価が必要だったんだと思う

>>855
俺の記憶違いで、性格には主人公が意識を取り戻したら救助隊員が「この子はあの事故で隣の子がクッションになって助かったんだ。凄い幸運だな」的に話してたのを聞いてしまったとかだったかも
873自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 15:42:41 ID:VGcTjh8QO
好きの度合いによるけど、
愛する人が死んで自分だけ生き残ってもちっとも幸せじゃない
むしろ自分が(自分も)死んだ方がましだったってことでしょ?
あなただけ長生きする、なら間違ってないけどね〜。
874自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 15:55:47 ID:7V3xaE1u0
>>872
そいつを蹴落とさないと自分が上に上がれないライバルと、好きな子ってのは違うんじゃね?
事故で死んじゃったのはまあ仕方ないとして、
「好きな人をクッション代わりにして自分が助かった」って状況は不幸じゃないかな。

って書いてて思い出した。
短編連作の少女漫画のある話。
主人公には幼なじみの男の子と女の子がいた。
三人はいつも一緒で仲良くしていたが、女の子に惚れていた主人公は内心で男の子が邪魔だった。

悩んでいた主人公の前に、「寿命数年分と引き替えに邪魔なやつを殺してやる」と言う呪殺師が現れる。
男の子は消したいが、自分の寿命が縮むのは困る。考えた末に主人公は当たると評判の占い師を訪れた。
占い師は「昔からある障害を取り除けば、あなたは社会的にも恋愛も成功し天寿を全うできる」と断言する。
安心した主人公は呪殺師に依頼し、もくろみ通り男の子は事故で死亡した。
幼なじみが死んで悲嘆に暮れる女の子につけこみ、二人は結ばれる。
やがて主人公は仕事でも大成功し、二人は結婚した。

新婚旅行の帰り道、事故に巻き込まれて妻は無事だったが、主人公は植物人間になる。
主人公の側では医者が「お気の毒ですが、彼は一生このまま…」と話している。
妻は泣き崩れて主人公に取りすがっている。
馬鹿な、こんなはずでは…と思う主人公の脳裏に、占い師の言葉がよみがえる。
「あなたは天寿を全うできる」
875自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 15:56:59 ID:tgZdCkMh0
大昔の映画『ストーカー』の一部

この世界の一部の地域で謎の災害が発生し、それ以来その地域一帯は奇妙な現象の起きる恐ろしい土地となり、誰も住み着かなくなった(実際にあった原発事故がモデルらしい)
政府は土地を隔離するが、一部の人間は土地の側に住み着いて、土地の中を案内する仕事を始めた
土地の最深部には謎の『部屋』があり、その『部屋』にたどり着けばどんな願いでも叶うのだと言われていた(ただ、その土地は怪奇現象が起きるので、たどり着くのは命がけ。最深部まで行った人はごく少数)

ある時、案内人である主人公の元へ、学者と作家を名乗る二人の男が現れ、『部屋』へ案内してほしいと言ってきた
主人公は二人を案内し、何が起きるか分からない危険な廃墟の中を進んでいく
道中、二人は主人公に「『部屋』に入ったことがあるのか?」と質問してきた
主人公は「俺たち案内人の間では、入ることは禁じられている」と答え、過去の話をした

昔、主人公の先輩である案内人が『部屋』にたどり着くことに成功した。先輩はかつて弟を亡くしており、弟を生き返らせるためにその『部屋』へとたどり着いた
しかし、帰ってきた先輩は大量の札束を抱えていた。『部屋』に入った先輩が手に入れた物は、弟ではなく金だった
自分が弟ではなく金を望んでいると知った先輩は絶望し、自殺してしまった

やがて主人公達は『部屋』の入り口に到達することに成功するが、学者は『部屋』の爆破を試みる。こんなものは存在してはならないのだと学者は言った
そして作家が言った「この『部屋』は願いを叶えるんじゃなくて、人間の潜在意識の最も醜い部分を具現化する『部屋』なんだ」
876自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 16:23:49 ID:tgZdCkMh0
>>873-874
いやそうじゃなくって、「あなただけ」を幸せにするくらいだし、
そのペンダントに意思があったり幸運の女神みたいなものが住み着いているとすれば、そいつはきっと昆虫か機械みたいに冷徹な奴で、物凄い短絡的なんだよきっと
「あ、持ち主死にそう。手っ取り早く隣の奴を身代わりにしちゃえばいいか」的な感じで

そもそも試合の相手選手も何も死なせなくても下痢にでもすればよかった話だし(笑)
877自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 17:21:21 ID:/bef4aB00
「短絡的に願い事そのものをかなえてくれるだけ」って点では
「猿の手」とかと同系統だな。
878自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 17:27:07 ID:TaEl33xu0
ホラーではよくあること
879自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 17:50:36 ID:Bg2tX6IFO
>>853は楠桂のだね。
何巻かは忘れたけど「鬼切丸」に収録されてる短編。
880自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 18:09:54 ID:Mu9pwsse0
>>879
鬼切丸じゃなくて、「僕の学校は戦場だった」に入ってた読み切りじゃない?
881自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 18:20:38 ID:OPe3Mz48P
同じ作者のイノセントWって作品に いろんなタイプの魔女が出て来るんだが
その中に絶対無傷の魔女ってのがいて、どんな事故にあっても生き残ってしまうため
周りから化け物扱いされ、遺族からは責められてメンタル面に大ダメージなキャラがいた

そういやイノセントWも後味が悪かったような…
ごめん、ストーリーうろ覚えで語れないわ
882自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 18:28:57 ID:Bg2tX6IFO
>>880
いや、鬼切丸なのは間違いないのさ。

で、タイトルが思い出せませんでしたがやっと判明。
「トワイライトチャンネル CHANNEL(6)ラッキーボーイ」
文庫版鬼切丸6巻に収録されてます。
これ以外の話も結構後味悪いので興味ある方は是非。
883自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 20:22:56 ID:1pGIFL1w0
あんまり後味悪くないかもしれないけどロボットアニメ「THEビッグオー」より
Missing Cat

40年前の記憶を失った街、パラダイムシティー。
メガデウスと称される巨大ロボット、ビッグオーのドゥミナス(操縦者)であるロジャー・スミスは、この街でネゴシエイターをしている。
彼の邸には執事のノーマン、アンドロイドのドロシーがいる。

ある雨の日、ドロシーは路地裏で首輪の付いた1匹の猫を見つける。
彼女はその猫を邸に連れて帰り、ペロと名づけた。
この世界では猫などの生物は貴重で、高価で取引されるような存在。
ロジャーは、その猫を飼い主に返すべきだと主張するが、「飼い主が来たら、交渉して」とドロシーは返答する。
そうして、ドロシーとペロの生活が始まった。
ペロと暮らす中で、仏頂面のドロシーの表情が変わってきたとロジャーは感じる。

そんな中、ペロの飼い主と名乗る夫婦が現れる。
ロジャーはペロを譲ってくれとネゴシエイトするが、夫婦は、
「もし、あなたに迷子になった子がいたとして、それを見つけたとき、どんな条件で相手に譲ることが出来るのか」と交渉に応じない。
ロジャーは屋上にいたドロシーにペロを返すように説明、ドロシーも納得する。
884自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 20:25:54 ID:1pGIFL1w0
その時、武装ヘリが現れ、ロボットアームでドロシーとペロをさらってしまう。
ヘリに向かって「ユージーン、ロイを返して」と叫ぶ婦人、しかし夫婦ともヘリの機銃で惨殺される。
ロジャーは夫婦のなきがらを弔い、ノーマンに告げる。
「ドロシーを迎えに行ってくる」

バーで情報屋からユージーンの情報を聞いたロジャーは、愛車グリフォンに乗りユージーンの元へ向かう。
ユージーンは錬金術師であり、芸術作品と称して遺伝子操作により生物をつくっている。
ペロもその遺伝子操作によって作られた猫で、夫婦の子であるロイが素体として使われていたのだ。

ロジャーはユージーンの研究所に潜入するが、番犬である巨大なキメラに襲われる。
ロジャーはビッグオーを呼び出し、キメラを研究所の外に引きずり出した。
キメラに反撃を試みるが、突然のドロシーの声に制止される。ドロシーはユージーンに銃を突きつけられていた。
「そのキメラの中にはペロの命も入っている」、ユージーンはペロをそのキメラに組み込んでいたのだ。
反撃できないロジャーの姿に、私こそ万物を支配する神と豪語するユージーン。
ユージーンが命令する、「その鉄くずを破壊してしまえ!」
しかし、キメラは命令に反応せず、ドロシーを見る。ドロシーを見つめるキメラの目はペロの目だった。
命令を聞かないのはドロシーが原因と悟り、ユージーンはドロシーを撃とうとするが、ペロの触手に絞め殺される。
触手でドロシーの頬をなでるペロ。ドロシーはペロに「私と一緒」と語りかけた。
しかし、ペロは触手を引くと、焼け落ちる研究所に消えていった。
ビッグオーの手に乗り、崩れる研究所を見つめるドロシー。雨が降りはじめていた。

雨の降る日、ドロシーは路地裏を見る。
そこには、何もいない。
885自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 20:54:32 ID:tZJ2N0ev0
>>814
戸田誠二の漫画ってハートウォーミングな感動系なんだけどハッピーエンドは少ないな。
886自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 21:34:51 ID:b4ADRQwX0
>ハートウォーミングな感動系
戸田誠二って感動作かな?
感動と言うよりメンヘラ向けの癒しだと思う。

一時期好きだったけど、生活落ち着いたら興味なくなったんだよね。
弱ってる時にいい漫画だと思う。
887自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 22:01:07 ID:Q595FG99O
井上ひさしの「新・遠野物語」より

語り部の爺さんが子供だった頃、小学校に不思議な雰囲気を持った転校生がやってきた。

ある時、手品を見せると興奮して、目の前で子犬を出してみせた。「タネはどうなっているの?」と聞くと「インチキだったのか…。」と顔を真っ赤にしてどこかに行ってしまった。

彼の話によると、家は山の中にあり、母親が病気で伏せっているらしい。
「治すには薬が必要だが、なかなか手に入らない」と言っていた。

低学年の弟共々、転校生と仲良くなったのだが、ある夏休みの日、川遊びをする事になり、転校生は岩の上から見事に飛び込んでみせた。

転校生は小さい弟に飛び込んでみるよう進める。最初は怖がっていた弟も、思い切って飛び込むが、そのままこつ然と姿を消してしまった。
大人達の懸命な捜索の末、弟は下流のほうで溺死体となって見つかる。尻の穴が開いており、内臓がきれいになくなっていた。(爺さんは、魚に食われることがあるそうだがと付け加えた。)

カッパにひかれたのだという噂が広まり、弟の葬式は、「カッパに喰われたモノの葬儀は白一色で行う」という言い伝えの通りに行われた。そうすると、カッパは体が腐って死んでしまうのだという。

それから数日後、転校生は体が腐る奇病にかかり、死んでしまう。

聞き手(主人公)は爺さんに問う。
「それは転校生がカッパだったということですか?」
爺さんは悲しそうに答えた。
「そうだったかもしれないし、違うかもしれない。わしの言えることは、弟と友人、この2人が亡くなってしまったということだけだ。」
888自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 22:19:41 ID:qeKSWxDe0
中国人がたくさん入って来てるよ
静かに生きている老夫婦が
「許してください、許してください、殴らないで、助けて」
とかばいあいながら命乞いして地面に崩れてるのに
殴りまくって嬲り殺したりするようになる
889自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/07(木) 22:50:20 ID:VUdl/j6gO
>>885
戸田誠二って絵が吉田秋生にそっくりだけど、アシスタントでもしてたの?
890自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 00:40:46 ID:GiWwgsTTP
>>873
少女漫画でなくて週刊少年ジャンプでやっていたアウターゾーンだと思う
891自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 00:55:11 ID:/DYBYFMG0
>>875
ラストに起こる奇跡がどういう事なのか分からないんだけども
892自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 01:00:11 ID:g/hN/lSo0
>890
話は似てるけどアウターゾーンではないはず
あっちでは主人公の乗った飛行機が墜落しそうになって
主人公が幸運のブレスレットを飛行機の座席の肘掛部分に付けて乗客は全員助かってた
(ブレスレットは着用してる人だけを護るから飛行機は無傷=乗客も全員無事)
「もうこんな物は売らないで下さいね!」と主人公がミザリーにブレスレット返品して終わり
893自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 01:17:07 ID:BWVe87WJ0
>>890
楠桂でFA。これもアウターゾーンも両方全巻持ってるから確実。
アウターゾーン読んだとき、パクリだって思ったくらい似てる。
でもアウターゾーンの方は>>892が書いてる通り、ハッピーエンドだけど。
後味の悪さで言うと楠桂の方が上。
894自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 03:48:01 ID:NvyO+WDz0
アウターゾーンのはサルの手的恐怖物へのアンチテーゼらしいね、作者によると

あの漫画の作者は子供に夢を与えたいって気持ちが強いから
怖い話も多いけど、後味悪いものは少なかった覚えがある
たいてい>>892みたいに、主人公達が知恵でうまく危険を退けるオチ
895自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 03:53:01 ID:KUngSqcyO
主役のねーちゃんがジャンプにあるまじき年齢層だった
896自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 04:54:59 ID:087KQzfA0
>>895
最終回はミザリーが読者に語りかけるという方式をとって、当時の小中学生には嬉しい
ほぼ全編バスシーンというサービスをしてくれたからな。
>>894
その猿の手の話もやってたよな。ハッピーエンドで。二つ目の願いで「世界が平和でありますように」
で、三つ目で「猿の手よ、消えて無くなれ永遠に。」で猿の手消滅。ニュースで世界中から戦争が無くなって
いったという報道がされてエンドだもんな。
897自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 12:00:57 ID:NO4YrkYV0
>>875
なんか中途半端だな
面白そうだから探してみよう

>>887
出だしの手品のくだりがすげえわかりづらい
898自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 12:46:43 ID:nriSGWj70
パクリっつーかアウターゾーンは世に奇妙と同じで、
元ネタはいろんなところから拝借してるよな?
読んでて「ああこれ知ってるわ」っての結構あった。
899自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 20:02:58 ID:yk+V5XoM0
有名なんだろうけど「エロ本小屋」で検索すると出てくる、ある人物に関するレポート。

廃墟めぐりのサイト主催者が、山中でおかしな小屋に出くわした。
廃墟のような小屋の中は、鋏で断ち切られたエロ本で床が見えないほど埋め尽くされている。
建物はボロボロだが、廃棄されたエロ本は新しいもののようで、朽ちてはいない
ペットボトルや弁当ガラなどもあり、そこへ定期的に通う誰かの存在を伺わせた。

次にそこを通ったとき、小屋への道が折れた木で塞がれていた。反対側も同じように、
明らかにナタで断ち切られた木によって塞がれていた。小屋の持ち主が詮索を嫌い、
わざと塞いだのだと思われた。
サイト主はそこの秘密を探るべく頻繁に訪れるうち、同じようにエロ本小屋の存在に気づいた
別のサイト主や、アングラなゴシップを扱う雑誌の記者たちと知り合い、共に「エロ本小屋」
の探索をするようになる。

詳しく調べるうち、鋏で切られたエロ本は単にデタラメに切られている訳では無く
女性の股間の部分だけだったり、写真に添えられたキャプション部分のみだったりと、
異様な性癖が明らかになっていった。のみならず、本の山の中からはブラジャーやパンスト等、
女性の下着が現れ始めた。それらも鋏で切られていたり、奇妙に結ばれていたりし、
猟奇的な匂いを帯びていた。

そして、女性ものの白いバッグが打ち捨てられているのを発見する。
犯罪行為が行われている可能性が高まり、探索は頻度を増した。

協力者のもと、サイト主はその小屋だけでなく、少し離れた場所にも同じような小屋が
ある事を知る。
発見当初はごく古く朽ち果てたエロ本にまみれており、エロ本小屋の持ち主が昔使っていた
ものと思われた。
しかし探索を続けるうち、古い小屋にも新しいエロ本が捨てられるようになった。
探索者の存在に気づいたのか、単に場所を変えてみたかったのかは判然としないが、
「旧エロ本小屋」「新エロ本小屋」の両方が探索対象となった。
900自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 20:03:47 ID:yk+V5XoM0
捨てられるスポーツ新聞やお弁当ガラの日付から、彼は週に1−2度はそこへ通っている
事がわかった。
エロ本の廃棄物は増え続ける一方で、小屋の中だけでは無くその周囲にも及んでいた。
鋏で切られたブラジャーや、真新しく露出度の高いパンティ、大人のおもちゃ等も混じるようになった。

下着などはエロ本と同じく無造作に捨てられていたが、ある時、念入りに隠された下着を発見する。
それは股間部分がきれいに切り取られていた。
「これは新品を買ったのではなく、使用済みのものなのではないか」とサイト主たちは推測した。

短い期間ではあったが、周囲の木にチャイナドレスが掛けられていたこともあった。
色の無い山中で、派手なチャイナドレスが揺れるのは異様な光景だった。

そうするうちに、サイト主たちは小屋の持ち主との接触に成功する。
持ち主は車でそこまでやってきて、まるまる一日を車の中でエロ本を切り抜く行為に費やす。
そして裁ち切られた本を小屋の中、あるいはその周辺へ廃棄する行為に没頭していた。
エロ本を読むのではない、ただ切り刻む行為そのものが目的であるようだった。
彼はサイト主たちの接触にもさして動じず、「このあたりにエロ本を捨てていく奴がいる」
と、エロ本を裁ち切りながら平然と答えた。

彼について、その心理についてもっと知りたいという欲求のみで、サイト主たちはその後も
幾度も小屋を訪れる。
そうするうちに、サイト主のもとに協力者からの電話が入った。
「今、警察の事情聴取を受けてます」
901自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 20:04:28 ID:yk+V5XoM0
現場へ急行したサイト主はそこで、エロ本小屋の主の死を知った。
彼はふた月ほど前から家へ帰らず、小屋の周辺で車中生活を送っていたのだそうだ。
そしてひと月ほど前からは小屋の前で車を動かさず、じっとそこに留まっていた。
車から降り、小屋へ向かって歩いた彼は、そこで亡くなっていた。
サイト主の協力者が彼の死体を発見し、警察に通報したのだという。
亡くなる数日前、生前の姿を協力者は見ており、その時に声を掛けるべきだったと悔やんでいた。
レポートは、彼の冥福を祈って終わる。

これは言葉を濁してはいるけど、サイト主たちの詮索で追い詰められた彼が
自殺を図ったんではないんだろうか。写真で見る限り、車はごく普通だし
週に数回そこに通う以外はおそらく普通に日常生活を送っていた彼が、異常な性癖を
人に感づかれ、追い詰められて仕事も辞め、餓死したように見える。
ただのおかしな性癖だとしたらサイト主はそれを暴き立てて死に至らしめたわけだし、
もし犯罪行為もあったのだとしたらそれも含めていい感じに後味が悪いレポートだった。
「エロ本小屋」で検索すると読めるので、画像などが見たい人はどうぞ。
902自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 20:18:40 ID:KNtdRnyt0
別に自分の土地ならエロ本捨てようが構わないし
下着買って身につけようがそれを捨てようがいいよなあ。
「いいネタが見つかった」とwktkしてる様子が見て取れて不快だな、こいつら。

つーかこいつら人の土地に無断で侵入してるようだが、そっちの方が不正行為だよな?
そこんとこは全く自覚ないのか?
DQNはどこまでいってもDQNだな。
903自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 21:01:55 ID:8lLUEoXD0
古式だっけ?あれもなんか、まとめサイト読んでて気分悪くなったな。

興味持って、一過性の騒ぎを起こすのは理解できなくもないが。
いくら対象物に妙な所があるからと言って、長期間粘着するのは……おかしいのはどっちだよ、っていう。
904自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 21:16:55 ID:Ugdtmywk0
>>903
古式の場合はネットストーカーやってたからなぁ、なんとも
905自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 21:20:31 ID:ys5LTE6V0
頭の良い人は書き込みしない
906自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 21:52:27 ID:k1fFP/FA0
流れ切るけど今日読んだので

夜市

不定期に開かれるその夜市は、異世界同士を結ぶ不思議な空間で、
そこでは人間、あるいは人間でないものたちがさまざまなものを売っている。
おおむね売値は高額で、品物は有形無形さまざまだ。

青年は小学生のときに弟と共に夜市に迷い込み、「人攫い」と会う。
そして5歳の弟と引き換えに「野球の才能」を買う。
弟のことは誰からも忘れ去られ、青年はエースになって甲子園まで行くが、
罪の意識に苛まれ、無力感から高校も辞め、1人で暮らしていた。

ある夜、彼は知り合いの女性を伴ってふたたび夜市に出向く。
財布にはバイトで貯めた72万円。目的は人攫いから弟を買い戻すこと。
そこで「何でも切れる刀」を購入した老紳士と出会う。彼はどこかの異世界から来たと言う。
夜市に足を踏み入れたら、何か取引をするまでその場から出られないのだと彼は言う。

「人攫い」の店には、虚ろな目をした子供たちが並べられている。
買われた子供はどこにいくかわからない。多くは悲惨な目に遭うのだろう。
青年は弟を探すが、顔が思い出せない。
人攫いは子供の1人を指差して、これがあなたの弟だと言う。
確信は持てないが、どうせ思い出せないのだから、もし弟でなくてもこの子供を救おうと青年は決める。
だが、72万円では到底足りない。
907自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/08(金) 21:52:55 ID:k1fFP/FA0
同行した女性は、青年が自分を売って弟を買い戻そうとしているのではないかと警戒する。
しかし青年の狙いは、女性を取引主として、自分と弟を交換することだった。
彼は人生に絶望し、死のうと思っていた。どうせ死ぬなら、弟を救って死にたかった。
取引が成立し、人攫いが青年に手を延ばした瞬間、さっき出会った老紳士が「人攫い」を刀で斬り倒した。
「詐欺を働いたものは許されない。あれは君の弟ではない」と老紳士は言った。

10年前、人攫いに買われた弟は咄嗟に逃げだし、夜市で「若さ」と引き換えに「自由」を買った。
5歳にして中年の姿になってしまった弟はどこかの異世界に放り出され、
放浪したり労働したり大変な苦労をして日々を過ごす。
10年の時が流れ、弟は「人攫い」を殺すために再び夜市に赴く。
刀を買った老紳士は弟だったのだ。

取引をすることはしたので、女性に対して出口が開かれた。
彼女は気づくと海辺に座っていた。
老紳士が傍に来て、青年は夜市に取り込まれてしまったと言った。
彼はなにも欲しいものがなくなったので、取引をすることができなくなったのだ。
女性はまた夜市が開かれたら、彼を助けにいかなくては、と思った。


**

綺麗にまとまってるけど、青年が自己中すぎる
908自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 00:40:56 ID:q/H6sSQH0
古式は今でも変わらずネットストーカーをしているのかね
もう40歳ぐらいだよね。イタさに拍車がかかってそうだ
909自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 01:08:07 ID:6VVVUTsh0
あー思い出せそうで思い出せない。
お塩大先生じゃなくて…何とか大先生。
自称発明家で有名企業に攻撃されてると訴えてる真性電波のロリコン。
あの人はどうしてるんだろう?
910自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 02:13:18 ID:RjlYLtoM0
>>906
次の夜市で、弟の刀と青年の若さを交換する取引すればいいんじゃない?
911自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 04:13:30 ID:u5cm9n6Z0
エロ本さんは結構うちとけてたかんじにみえたんだけどな
探索ののりはきらいだったが
912自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 09:08:49 ID:cEh8svk90
>>907
面白かった
そこまで後味悪いとは思わんけどなぁ
青年も充分罰を受けてるし、弟は生きてるし
913自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 09:19:43 ID:LZEdXY/60
>>910
刀と弟の若さを取引すればいいんだろう。
それでもとの弟になってもどってこれる。10年経つのは
しょうがないが。

この展開だと青年はそもそも必要なかったな。
914自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 10:11:31 ID:O47E6ySp0
>>910
>>913
刀は10万円の安物で、放っておくと萎れてしまう魔法の品
あと夜市には人生のうち3回しかいけなくて、
弟は「年相応の知識」を買うために以前来たことがあり、
積んでるってオチだったはず
915自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 10:20:40 ID:LZEdXY/60
>>914
原作者は突っ込まれないようにきちんと防壁つくってるんだな。
たいしたもんだ。
916自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 13:16:00 ID:3Xna608xP
>>909
ひび割れガラスの人?
917自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 16:06:57 ID:21Fo08QyO
ぴりぴり
918自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/09(土) 18:54:44 ID:df+SyOguO
919自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 00:01:32 ID:Wu67Fhfl0
漫画『ストーンオーシャン』(石造りの海)に登場する凶悪な悪人でありラスボスであるプッチ神父の過去
うろ覚え

一人の黒人の女が、産まれた直後の我が子を亡くし、嘆き悲しんでいた。女の夫は白人であったがすでに死亡しており、女はこれから一人で生きていかなくてはならなかった
我が子の死を認められない女は、我が子と同じ日に生まれていた双子の赤ちゃんの片方を、死んだ我が子と入れ替えて持ち去ってしまう
残されたもう片方の赤子は後のプッチ神父で、プッチがある程度成長した時、両親から双子の弟の死を聞かされた
プッチには後で産まれた妹ペルラがおり、一家は平和で幸せに暮らしていた

学校を卒業したプッチは教会で見習いとして働くようになるが、ある日教会の中に不振な男が潜んでいるのを見付ける
その男は太陽光アレルギーだと言い、日が暮れるまでここに居させてほしいと言って来た
あからさまに怪しい男だったが、プッチは寛大な心でこの男の言うことを信じた
すると男は「何故わたしを信用する?泥棒かもかもしれないぞ」と言い、プッチをたいそう気に入ったらしく、プッチに奇妙な鏃をプレゼントすると姿を消した(この男は日常的に人を殺してる凶悪な殺人鬼で、鏃は特殊な力を与える不思議な道具)
920自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 00:03:37 ID:v56htsSt0
つづき
プッチの妹ペルラ(十代)はウェザーという青年と偶然出会い、恋に落ちる。プッチはペルラに恋人が出来たことをあまり気にとめていなかった
しかしある日、プッチは見習いとして働いている教会で、懺悔室の掃除中に神父と間違えられて一人の女の懺悔を聞くことになってしまう
その女はかつてプッチの弟をすり替えた女であり、そのことを懺悔しに来ていた。そこでプッチは自分の弟がその女の息子として育てられていたことを知る
さらに、弟とはウェザーのことであり、ペルラとウェザーはお互いが兄妹だと知らずに付き合っているという事実を知ってしまう
プッチは兄と妹が付き合っているという事実に衝撃を受けて思い悩み、「絶対に妹を傷付けてはならない」という想いから、何でも屋の男に「二人を別れさせてほしい」と依頼した

プッチは「ウェザーとの別れは、時間が経てば妹の中で少女時代の淡い思い出くらい美化されるだろう」と軽く考えていた
しかし、プッチが依頼した何でも屋は「黒人差別」という古い概念に囚われた男であった
ウェザーとペルラを調べ上げ、常に監視していた何でも屋は、ペルラとウェザーがキスをしているのを見て怒った
「あの男の母親は黒人だ。黒人の息子が白人の娘とキスをしてやがる」何でも屋は、昔の知り合い達に連絡を取った
数日後のある夜、湖の辺でデートをしていたペルラとウェザーは、白い布に全身を包んだ集団に襲われる
ウェザーはリンチにされ、ウェザーを助けようとはむかったペルラも暴行を受けた
翌朝、目が覚めたペルラは、リンチの末に絞首刑のように木に吊るされたウェザーの姿を見る
ペルラは絶望し、ウェザーの縄を解いて身体を木から降ろし、「今あなたの元へ向かう」と言って湖へ身を投げた
しかし、ペルラはウェザーにまだ息があることに気付いていなかった
つづく
921自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 00:04:52 ID:mKuGmnYD0
またか
922自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 00:06:31 ID:v56htsSt0
つづき
プッチはペルラの遺体を抱きしめて「何故こうなった?」と自問自答した
プッチがしばらく葛藤していると、教会に居た男から貰った鏃がプッチの身体を貫いていた
気が付くと、プッチの手には「ペルラの記憶」が握られていた
「何があったのか知りたい」というプッチの願望を、鏃が「記憶を形として取り出す能力」を与えて叶えたのだった
その後、町では「人間がカタツムリみたいに変異する」という伊藤順二の漫画みたいな恐ろしい怪奇現象が起き、次々に人が死んでいった
怪奇現象を無意識に起こしているのはウェザーであり、双子の兄が能力を手に入れたことによって、弟のウェザーも特殊な能力に目覚めていた
(多分、自分達をリンチしたのが不特定多数の人間だから、それに対する恨みから無差別殺人のような能力が発現したんじゃないかと)
ウェザーはリンチの首謀者であった何でも屋を見つけ出し、依頼をしたのがペルラの兄であるプッチであることを聞き出した
何でも屋は生きながらカタツムリになって死んだ
プッチとウェザーは対峙し、ウェザーはプッチを兄と知らずに殺そうとするが、プッチはウェザーの過去の記憶の殆どを抜き取り(能力の記憶も抜き取る)、無実の罪で刑務所に入れてしまう
終わり

この過去の話の最初と最後に「この話で誰が悪いと思うのかは、あなたの判断にまかせる」と書かれていたのも後味悪かった
923自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 00:33:17 ID:9EZlcXMpO
>>875
亀で悪いけどそれってタルコフスキー?
924自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 01:02:57 ID:OM/OzPcc0
>>922
>「この話で誰が悪いと思うのかは、あなたの判断にまかせる」

なんか心理テストゲームのやつみたいだな。
925自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 02:21:08 ID:za9mSm1zO
読んだことある
プッチが神父を目指そう、と考えるようになったのも弟(実際は他人だけど)の死に起因してるんだよな
双子なのに生と死で運命が分かれたのは何故かといった疑問から哲学としての宗教に傾倒するようになる
カトリック精神なんぞ持ってないから金を積んで薄汚い何でも屋に依頼、なんて事もしちゃう

大本を辿っていけば黒人の女にあたるからこいつが元凶だろ
926自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 02:48:09 ID:VPQWr5g00
>プッチはウェザーの過去の記憶の殆どを抜き取り(能力の記憶も抜き取る)、無実の罪で刑務所に入れてしまう
ここがわからん。
なんで?
927自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 04:24:30 ID:SxSP0f370
プッチ神父は物語の舞台の刑務所内の教会で働いてる
ウェザーを刑務所に入れたのは目の届く所で監視する為、何でこの時に殺さなかったかは不明だな
一応、ウェザーから記憶を抜き取った時点では「目的の為ならどんな事でもやる」という覚悟をしていなかったからまだ情があったのかもしれない
928自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 04:59:13 ID:5OH5+qMVO
弟だからかわいくて殺せなかったとか?
そういう情のある人物設定ではないのかな
929自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 08:05:39 ID:v56htsSt0
>>926
神父がウェザーの記憶を抜いたのは、神父の台詞からしてウェザーの能力を抑えるためでもあったっぽい
現に、自分の名前すら忘れて完全な記憶喪失になったウェザーは無口で心優しくて大人しい性格だったけど、
後に記憶が戻ると、気性も言葉使いも荒くなって、復讐心から自動的(意識せず)に怪奇現象を起こして人を死なせまくった。犬並の巨大なマイマイカブリ(ゴキ程じゃないけどグロい虫)とか出てきて蝸牛になった人間をチュルチュル食べたりする
刑務所に入れたのは、自分の目の届く所に置いて見張りやすくするためじゃないかと(覚えてないっていうか、細かく説明はされてなかった気もするから分からんゴメン)
殺さなかったのは(無理に殺す必要も無いが)、弟だってことと、その時点での神父は人を殺す心構えが無かったからかも(妹は間接的に死なせたかな?)

その後の神父は、かつて鏃をくれた男に会いたいと思うようになって、世界中を探し回って男と再会する
男は19世紀前後くらいから生きてる吸血鬼みたいな化け物で、他人を見下したりしてそれまで完全に心を許した相手が誰一人いなかったけど、神父とだけは何故か対等な立場での友人になる
神父の能力は他人の能力も奪えるんだけど、ある時、男は神父に「君はどうして僕の能力を奪おうとしないんだい?僕が寝ている隙にでも奪えば、
君は最強の力を手に入れられるんだ」みたいに言って神父の腕を掴んで自分の頭に突っ込んで「あと数ミリ指を動かせば奪えるんだ、やれよ」って感じで能力を奪わせようとするんだけど、
すぐに顔を背けて「すまない・・・君といると心が安らぐ。君を失うのが怖かったんだ・・・」とかツンデレみたいなこと言い出す。そんな奇妙な関係だった

男は「天国に行く方法」っていう独自の理論みたいなのをノートに書き綴ってたんだけど、男は主人公の父に殺されて、ノートは主人公の父が呼んだ後に燃やされた
神父は「天国に行く方法」を実現したくて(復讐もあったと思う)、主人公の父の記憶と能力を奪おうとしてその時初登場するんだけど、この初登場の時点で目的達成のためなら平然と人を殺すような冷酷な人になってた
でも自分を正義だと信じきってて、記憶が戻ったウェザーから「お前は自分が悪だと気付いていない最もドス黒い悪だ」って罵られてた
結局神父はウェザーも殺しちゃう(まあそれで怪奇現象は治まった)
930自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 08:16:33 ID:v56htsSt0
>>924
なんか俺の知り合いが小学生の時に教師からされた問題とかいうの思い出した

ある日、列車にお金持ちの女の子が乗っていた
女の子はバナナを食べようとしたけど、バナナは腐っていたので、電車の窓から外に捨ててしまった
その捨てられたバナナを貧しい少年が拾った。少年はいつもお腹を空かしていて、思わずそのバナナを食べてしまう
その日の夜、少女の父の会社が火事で燃え尽きた
原因は、会社の警備員がその日仕事に出勤しなかった事
警備員が出勤しなかった理由は、警備員の息子が拾ったバナナを食べたことでお腹を壊していて、一晩中看病していたからだった
さて、このお話は誰が悪いでしょうか?

って問題だったんだけど、知り合いが「当時の俺は分からなかったけど、今は『格差社会が悪い』って思うんだ」って言ってた
俺は「バナナが悪い。死刑」って思ったけど
931自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 08:35:19 ID:WEoF6bISO
電車からゴミを捨てる奴が悪い
932自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 08:46:17 ID:o0feqA5/0
>その日の夜、少女の父の会社が火事で燃え尽きた
>原因は、会社の警備員がその日仕事に出勤しなかった事

ここおかしいだろ
何で警備員がいないと会社が火事になるんだよ
933自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 08:51:00 ID:5OH5+qMVO
人のいない夜に放火犯が容易に侵入できたとか、火の不始末としても
警備員が巡回していれば早期発見できて消火をこころみたり、消防に
通報して大事にならないうちに鎮火できてたとかかな?
934自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 08:59:52 ID:UnVVh+6IO
そもそも警備員が一人しか、交代要員もいないとか
その警備員の稼ぎが、息子がいつもお腹空かせてるレベルしかないとか
会社が一番悪いんだろ。もしくは警備会社。
935自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 09:18:09 ID:5vEBDmjS0
窓から物を捨てるような躾の悪い子を育て、会社にしっかりしたセキュリティ
(警備交代要員含む)をしておかなかった少女の父が悪いって事で
936自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 11:44:02 ID:/atuRDFB0
>>888
そんなに悪かないよ
中国からきた奴等は一人一人はけっこういい奴だよ
仕事してりゃ分かる
937自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 11:58:22 ID:o0feqA5/0
でも朝から焼きそば作るのはやめてほしい
938自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 12:00:00 ID:ESekmrDh0
>>936
君みたいなのが殺られやすい
939自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 12:11:41 ID:hs/oryKI0
十何億分の一の確率でモノを語られても
940自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 12:18:59 ID:Gwi6OeHV0
人それぞれね
941自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 12:52:26 ID:za9mSm1zO
亀レスしてまで話すようなことか?
しかもレス元は脈絡も無い電波文だし
自演するくらいなら友人と議論しとけよ
942自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 14:16:04 ID:XDLWWqnj0
>>918
すごい、飛ばし読みしただけでもクラクラする。
943自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 14:35:36 ID:WD8dbQ0O0
ttp://www.liveleak.com/e/429_1286554155
この動画が激しく後味悪い。
小中学生のごろつき達が覆面して通行中の車を襲撃していて、
車の前に飛び出た子供がもろにはね飛ばされる。
車はそのまま走っていって、小学生くらいの子供はうずくまったまま。

後味悪いのは、事故を取り巻く状況。
子供達とは毛色の違うカメラマンとおぼしき連中が何人もいるんだよね。
動画を見た感じでは子供達は襲撃したくてしてるっつーより、撮影のために小遣い稼ぎで襲ってるように見える。
大人達は子供が危ないまねしてる様を止めもせずひたすら撮影。はねられた後もしっかり撮影。
撮影が済んでから、子供の状態を確認している。
ヤラセやるにしても限度っつーもんがあるだろう…
944自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 15:00:11 ID:kKwu3sWZO
>>941
亀レス(笑)
そんなに自分の思い通りにスレを進行させたいか?
945自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 15:14:14 ID:qzQoKNWFO
>>943
携帯から見れそうで見れなかった
946自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 16:28:25 ID:4nksb+vm0
>>929
ググって知った
その男がかの有名な「ザ・ワールド」のDIOなのか
947自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 18:30:58 ID:M5VfxzQR0
>>946
漫画板にいけば、スレがあるからそこで聞けば教えてくれるよ。
ここで語り始めるとスレ違いになっちゃうから自重しておきます。
948947:2010/10/10(日) 18:33:56 ID:M5VfxzQR0
俺が補足しまくったり、語り始める事を自重しておくという意味です。
949自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/10(日) 23:34:37 ID:4nksb+vm0
>>947
ごめん、946は別に質問じゃないw
ジョジョあちこちでネタにされてるけど知らんかったから
そうだったんかーと思っただけw
950自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 03:08:10 ID:AUXjvxt2O
うん、その「DIO様」だよ。まあ、三部の時のハイDIOとはまるで性格も見た目も違うけどね
9511/3:2010/10/11(月) 05:01:29 ID:a/4/0c1v0
昨日、今日と帰省してきた。

俺の郷里ってのが海と山に挟まれた小さな町で、スーパーくらいはあるけど、
山を越えないとデパートとか、そもそもが駅さえ無いようなドイナカなのな。
子供時分も、山側と海側に小学校が一校づつ、海側に中学校が一校しか無くて、
それ以外に隣り合う校区ってのが無い、小さな小さな世界で暮らしてきたわけ。

そんで俺は海側の人間で、中学に進級すると山の奴らとも同じ学校になるわけだけど、
とにかく奴ら、排他的っていうか、全員が同じ一族みたいな気味悪さがあってさ。
人数が俺ら海側の1/4くらいしかいなかったので萎縮して固まってたのかもしれない。
あと俺らの方は同じドイナカ暮らしではあるけれど、大半の世帯は港の工場勤めだから、
いくらか町の外の世間に向かって拓けてた。
山村の連中とはその辺で雰囲気とか他人との距離の取り方とかにズレがあったように思う。

それでもまだ子供だから、時が経つにつれ打ち解けて、
山の奴らとも一緒に遊びに行ったりするようになってね。
ある日、山側のガキ大将のAって奴の家に遊びに行った。
Aの家は古びた土壁の農家でさ、農機具をしまう離れ小屋があるような。
山の方の家はどこもそんな感じだったんだけど、Aの家の隣だけは不釣り合いに
白くて綺麗で新しい、小振りだけどもお洒落な家だった。

で、その隣家の門から自転車に乗った見慣れない奴が出てきた。こっちを一瞥して、サーッと通り過ぎていく。
髪を長く伸ばした色白で小柄な奴。俺らはみんな、校則で決められた坊主頭だった。
「誰だあれ?」とAに聞くと、お隣のボンボンだ、と。
俺らと同じ学校に通うのが嫌で山向こうの学校に車で送り迎えしてもらって通っているのだ、と。
遊びに誘ってやったらドン鈍い奴で勝手に怪我した癖に、親に言いつけやがって、大変な目にあった、と。
だからお前も絶対に相手にするなよ、と言う。
だんだんヒートアップしてきたのか、機会があったら山に連れ込んでボコボコにしてやる、とまで。

それからすぐ中学を卒業、Aとも別の高校に進学したので山側の村に行くことは、
それが最初で最後だった。肥臭いのには辟易したしね。
9522/3:2010/10/11(月) 05:04:12 ID:a/4/0c1v0
高校を卒業すると大半が農業を継ぐか地元の工場勤めという中で、唯一俺だけ、県外の大学へ。
それで、ようやく帰省してきた時の話になります。
郷愁に駆られて帰ってみたのだけれど、やっぱり家にいると退屈をする。
親父に車を借りて、近辺を走り回ってきた。
高校時代は通学に原付を使って片道一時間半、何も無い田舎町を顧みることなんか一切しなかったので、
知らぬ間に変わった景色もあるだろうと、また変わらぬ景色には懐かしさが蘇るだろうと。

Aの家の側も通ったのだが、あの綺麗で瀟酒な白い家は窓ガラスが叩き割られ、
あちこちにベニヤ板が打ち付けられ、ブチ壊された玄関の向こうに肥料袋だか飼料袋が積み上げられた
廃屋と化していた。
Aの家と色々諍いがあったのは薄々感づいていた。居たたまれなくて出ていったんだろうと思った。
そして昨日の夜、Aから電話がかかってきた。
9533/3:2010/10/11(月) 05:05:16 ID:a/4/0c1v0

「お前、今日○○に車停めとったろう?」
久しぶりとも何とも言わずに第一声がこれ。ニヤニヤしているような悪意のある声だ。
「○○の親爺がめちゃ怒とるに。ぶち壊してやりゃあよかったって。一緒に行ってやるからお前謝りに来い」
何の事だかさっぱり分からなかったが、どうやら私道に駐車していた事で○○の親爺が怒り心頭らしい。
しかし普通の公道にしか思えなかったし、ほんの十分足らずの間、路肩の側溝に車輪を落としてしまうくらい
隅に寄せて停めていたので、誰にも迷惑もかけてないはずなんだが…。
そう言うと、側溝から車を出す際に、打ち捨ててあった(としか思えない)板切れを車輪に咬ませた事も怒りの原因らしい。
「お前、あれただの板じゃなくて納屋の補修用の板やぞ。村のもんを勝手に使ったらただじゃ済まんのだぞ」
しかし、誰も近づく人間などいなかった。なんで俺が側溝に車輪を落として難儀してたの知ってんだ?
こいつ家の中から見てたのか?俺が停車していたところが見える家はAの家とその隣家しか無かった。
なるべく軽い風を装って「悪い悪い。すまんかった。俺も明日には帰らにゃいかんで、Aからうまく取りなしといてくれ」
と誤摩化し、話を逸らすつもりで、Aの隣家のことを切り出してみた。
隣の人、出てったみたいだね。倉庫みたいになってたけど。そうしたら、
「あそこはウチがちゃんと金払って借りとるだわ!どう使おうと勝手だら!」と激高。
なんで怒りだすのか要領を得ないまま、とにかく謝って宥めることに腐心をした。通話時間は3時間を超えてた。

次の日、というか今日。もう昨日って言っちゃってもいい時間だけど。本当に帰ることにした。
その前に約束してあった小学校からの幼なじみBと昼過ぎから会って、夕方まで一緒に過ごして駅まで送ってもらったんだが。
BはAと同じ高校に進み、山向こうの会社に勤めている。近々一人暮らしをするつもりだと話していた。
Bのこともよく知っているのでAの隣家の件や電話のことを話してみた。
次レス、Bの話。
954ラスト:2010/10/11(月) 05:11:57 ID:a/4/0c1v0
Aの隣?あそこんちの主人が事故で急逝したんだよ。村の一本道で車が横転していたらしい。
村の奴ら、誰も助けなかったんだよな。だから救助が遅れて助からなかったんだ。
奴ら、事故が起きたのは十時過ぎだから農家は夜が早いんで気づかなかった、って言ってたらしい。
相当嫌がらせ受けてたみたいだし、そりゃ母子だけになりゃ出ていくだろ。
可哀想にな、あんな綺麗な家を建てといてな。Aんちが借りてる?そんなの嘘だよ。
勝手に物置にして荒らしてるだけだよ絶対。
だいたい何も無い一本道でなんで車が横転したんだ? Aんちのやつが何かやったんじゃねぇの。仕掛けとかしてさ。
Aだけじゃないけど、村のやつら異常だよ。異常。
お前が絡まれたのって、お前がこの町から出てったからに決まってんじゃん。
俺だって山向こうで就職先探してたら、こっちで働けって、就職先世話してやるから、ってAが。
それが聞いてみりゃ、あいつんちの農家の下働きだぜ。農家の婆さんと一緒に内職やれってんだぜ。
で、毎日電話してきたり、車乗せて帰そうとしなかったりな。
地元の工場で働けば人脈とかあるから有利だろ、とか。そんな事ばっか言ってくる。
高校に上がってからのA知らないだろ。やたらやることが陰湿でよ。
□□って一人暮らししてただろ。あいつAとかに入り浸られて部屋の合鍵まで作られたんだぜ。
そんで溜まり場にされて散々パシリにされてよ。高校辞めちゃったもんな。
とにかく自分らと違う風になってくのが嫌なんだろな。出て行く奴も入って来る奴も嫌なんだろ、きっと。
今、不景気で工場に行った奴少ないから、俺ばっかりがターゲットにならずに済んだんだろうけど。
今はまぁ絡んでくることは無いな。こっちも関わらないようにしてるしな。
お前は一人だけ東京に出てったから、かなり憎まれてるぞ。嫉妬。嫉妬かもなぁ。同じ町で育って東京かよって。
△△って女いただろ。結婚決まってて今年の夏には式を挙げるとか話してたのに破談だって。
噂じゃレイプされたってよ。 誰かやったかって?そんなの決まってんじゃん…。

先ほど、俺の一人暮らしの部屋の留守電にAからの伝言が入っているのに気がついた。
あのニヤニヤした声で
「今度みんなしてお前んちに遊びに行くからなぁ」
955自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 05:35:50 ID:FhCUBSrz0
>>954
乙。

んな内弁慶東京まで来れないだろwww
つるんでなんとかたどり着いてきたら大都会見せてやれw
956自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 05:43:59 ID:I7cPEQCUO
うーん…後味じゃなくて胸糞の方だな
957自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 07:45:17 ID:xtWq7GQb0
>>952-954
マジ乙。そのようなキチガイが実際存在することが恐ろしい。
958自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 08:57:46 ID:HZbSYj6G0
>>954
面白かったよ、乙。
自分も結構な田舎出身だからなんとなくその陰湿な空気わかるなあ。
959自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 09:15:51 ID:VeUV5n4R0
最近、田舎だのガキ大将だのが美化されすぎている気がするな
960自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 09:16:37 ID:l/fkkk3r0
県名だけでも
961自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 09:22:54 ID:6zDGBiGo0
東京の路線図の複雑さにビビって逃げるだろう
田舎の人間ってたまに内弁慶で陰険だよねー。

田舎で郷里のこと思い出したけど、ちょっと長いからうざかったら無視してね。

ある時よそから比較的金持ちの家族が結構大きな家を建てて引っ越してきたんだ。
そこの奥さんとうちのフレンドリーなカーチャンは顔を合わせると世間話するぐらいの仲になった。
半年ぐらい経った時、カーチャンが電話しながら泣いてるから何だと思ったら「なんでもない」って言われた。

おかしいなぁと思ってたら、トーチャンが
「あそこん家(金持ちの家)を追い出すためにAの家がイチャモンつけて署名活動してるんだ」
って教えてくれた。
Aの家っていうのは昔からある「本家」って言われてるうちの田舎の中心みたいな家で、
誰も逆らえないような空気があるんだ。ビンボーだけど。
カーチャンは「お前はあそこん家と一番仲がいいから説得できるだろ?あぁん?」
みたいにAの若旦那(50代)から言われたらしい。
962自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 09:24:00 ID:6zDGBiGo0
俺があそこの家の土地を前々から買おうとしていたのに、先取りされた!」
というのが理由。要は金持ちへの嫉妬ですハイ。
Aの家はビンボーで買う金なんてないのに。
あそこん家の旦那さんは若いのに経済力があるっていうのも癪に障ったんじゃないかと。
あとなかなか格好よかったし奥さん美人だし、娘さん可愛いかったし(幼稚園ぐらい)。

で、あの時のカーチャンの電話の相手はあそこん家の奥さんで、泣いていた理由は、
「署名しなきゃならない、ごめんなさい」というものだった。
イチャモンの内容は、あそこん家は自営業で何かを製造してたんだけど、
産業廃棄物を不法投棄しているのを見た!産業廃棄物を燃やしているのを見た!
みたいなやつ。
結局署名は集まって役場の人間がきたけど、証拠がないので引き返してった。

あそこん家は暫く経っていたたまれずに引っ越してしまったよ。
何か他にもAの家から嫌がらせがあったんだとさ。
トーチャンは触らぬ神に・・状態で何もしなかったし、カーチャンは結局署名しちまったらしいし・・

こんな田舎からは一刻も早く出て行こうと思った中2の冬。
963自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 09:24:30 ID:P03leY6E0
実話系ホラー小説みたいだった。
964自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 09:54:55 ID:6zDGBiGo0
>>962の補足をちょっと。

Aの家って馬鹿息子と馬鹿娘がいるんだけど
(共に20代後半のニート??職ついてもいつの間にかやめてるが、車は持ってる)
異母兄弟なんだそうだ。
妹のほうはAの家の旦那が妾に産ませた子供なんだとさ。

で、Aの若旦那とその女房てゆーのが、なんと異母兄弟。
女房はAの若旦那の親父が妾に産ませた子供で、
お互い別々に育てられて高校のときに初めてご対面。
そん時はお互い「知り合いの息子さん、娘さん」だと吹き込まれたらしい。

兄と妹だから当然「他人とは思えない」と運命感じて結婚。
こういう結婚っていいのか??
とにかくあんまり関わりたくない家族です。
965自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 11:18:07 ID:YVvBIcV/O
>>954
現代でもそういうことあるんだ・・乙でした
自分も地方の田舎出身だけどそういう連帯意識みたいなものが
無いというか薄いただの田舎だったからカルチャーショックだ
966自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 11:31:48 ID:mueS5KfMO
村八分バンバンやりまくったら村八分受けてる方が多くなったって所もあるしな
967自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 11:34:19 ID:8MJ0nLw20
流石にこういう田舎ネタって、昭和前半期に絶滅してたと思ってた。恐ろしや。
968自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 11:50:05 ID:h2q4cVBM0
>Aの若旦那とその女房てゆーのが、なんと異母兄弟
なにその中途半端なエロゲ的設定

>こういう結婚っていいのか??
民法734条1項但し書きにあたるからダメだよ
血縁関係のない義理の妹なら問題ないけど
ただ、取消し事由であって無効事由ではないから、婚姻届が誤って受理されちゃえば、
当事者、親族、検察官が訴え提起しないかぎり、婚姻関係は継続したままになる
閉鎖的な田舎だったら、役場の人間にも顔がきくだろうから
ムリ言って婚姻届受理させたんじゃね?
969自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 12:01:47 ID:XLxG6cFDP
戸籍上は血縁無いってことになってるんじゃないか
970自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 12:36:49 ID:mB5S+hpx0
認知してなきゃ赤の他人扱いだからな。
実態が兄妹・姉弟でも、父娘でも、書類上は近親婚にならない。
971自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 12:50:52 ID:mB5S+hpx0
というか、そもそもその「結婚」自体が、「婚姻届を出してる」とは限らないしな。
(地元の名家なら、まぁ本家の嫁はさすがにそういうとこはちゃんとしてるんだろうが。)

田舎だと、婚姻届がきちんと受理されているかよりも
「周囲の人々が結婚したものとと認識して、村内で夫婦として通っている」かどうかの方が重要だったりするし。
遺族年金の裁判でも、民法の近親婚に反し事実婚としても認められないと役場が不支給にしていたのへ異議を唱え
叔父と姪の事実婚夫婦にも実態に合わせて支給を認める判例が出たけど(たしか5年ほど前)、
判決の内容を見てみると、彼らの居住する農村地域では
婚姻届を出さずに内縁で叔父・姪婚するのもさほど珍しくなかったらしい。
972自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 12:52:43 ID:mB5S+hpx0
…えっと、>>950が次スレを立ててないようだから、
>>970を踏んだ自分が挑戦してくる。
973自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 13:00:01 ID:mB5S+hpx0
次スレ

後味の悪い話 その117
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1286769236/
974自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 13:10:54 ID:lkRP9VEsO
スレ立て乙でございます。

>>951の話は色々肉付けすれば立派な文学作品になりそうだ。
975自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 13:31:42 ID:a/4/0c1v0
栃木リンチ殺人とか、秋田の畠山鈴香とか、田舎の陰惨さが透けてみえる事例って今でもけっこうあるしな。
976自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 14:12:13 ID:NpHnVsat0
>>899
これ知ってる。前見たことある。ちょっと思い出した漫画の話うろ覚え

主人公とその相棒が仕事で町をうろついていると、どこからか女性の悲鳴が聞こえた
二人が駆けつけると、そこにはバラバラに破られた女性物の衣類と、使用済みの真っ赤なコンドームが落ちていた
そこへ大柄な警部が駆けつけ、「遅かったか」と呟いた
警部が言うには、最近この周辺で真っ赤なコンドームを付けたレイプ魔が女性を襲っているらしく、
被害者の女性は恥ずかしさから泣き寝入りしてしまい、ただ衣類の切れ端と使用済みコンドームが見付かるだけなのだと言う
その神出鬼没なレイプ魔のことを語りながら憤った警部は、思わず使用済みコンドームを握りつぶしてしまい、弾けた精子が警部の手に巻き散った
主人公と相棒は顔をしかめた
すると、そこへまた女性の悲鳴が響いた。三人が大急ぎで悲鳴が聞こえた場所へ向かうと、
そこには身に付けたセーラー服を自らの手で引き裂きながら、悲鳴を上げ、真っ赤なコンドームを付けてオナニーしている男の姿があった
主人公と相棒はその男を激しく罵ったが、男は必死に
「僕はただ女装してその服を切り裂きながら悲鳴を上げて赤いコンドームでオナニーするのが好きなだけだ。そのことで僕が他人を傷付けたか?」
と弁解し、主人公と相棒は反論できずに食い下がってしまう
すると警部が「公然猥褻だ馬鹿野郎!」と言いながら男を殴り付け、パトカーの中へと引きずって行った。主人公と相棒は警部に敬礼し続けた
終わり

特殊な性癖を持つ人は、社会に適応出来ずに駆逐されていくのかと思うともの哀しい感じがした
977自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 14:29:54 ID:p6AGTY9T0
服切り裂いちゃダメでしょーよ…
978自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 14:33:08 ID:RaRkd5hA0
衣類とコンドームをきちんと片付けるようにしてれば、誰にも迷惑を
かけてないと言えた。

一応、町の住民に無用な不安を抱かせてしまっている。
これは問題だと思う。

俺も外オナが趣味だ。だがしかし、精液も含めてきちんと片付け、
臭いもファブリーズしておくような超紳士。

俺のような人間ならば、誰にも迷惑をかけてないと断言できたがな。
979自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 14:40:54 ID:mB5S+hpx0
>>976
単独犯の強姦罪は親告罪なのに、
肝心の「被害者」女性の存在が確認できない段階の単なる推測で
なんでそんなに複数人の捜査員を動員できるんだ?
…と、まずツッコミそうになった。
実際には、本当の事件でも警察はなかなか動いてくれないことも多いのに。

あと、
>そのことで僕が他人を傷付けたか?」

自分の行動の結果がどういう帰結をもたらすか容易に想像できるような事なのに
故意に屋外でしょっちゅう事件と紛らわしい悲鳴を上げて警察を動員させるのは
虚偽通報なんかと同様の「公務執行妨害」で、
他の事件捜査やパトロールの人手を減らしたり、納税者の税金を無駄に使わせたりして
一般市民の安全・財産を侵害していると思う。
980自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 15:09:57 ID:/xm8klHg0
男声高いな
981自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 15:14:59 ID:Rda/nkPX0
ホラー系少女マンガ。タイトル失念。作者は竹崎真美だった気がする。

15〜6歳くらいの主人公が目を覚ますと、そこは中国の宮殿のような場所で
「お目覚めですか、小花(シャオメイとかそんな感じ)さま」と女王として家臣に傅かれている。
なんのこと?と否定しながら「夢かな…」と思っていると、侍女の一人が粗相をしてしまう。
現代日本の高校生くらいな主人公は「あ、いいのよ」と言うが、妖艶な侍女頭は
「示しがつきません。厳罰を命じてください」と言って、粗相した侍女はその場で耳を切られてしまう。
思わず悲鳴をあげると、主人公は自分の部屋のベッドで目を覚ます。
「やっぱり夢だった。でもリアルだったなあ」

そして次の日も目を覚ますと、王宮のベッド。ずらっと傅く家臣達。
「またこの夢…」そして、また同じ侍女が同じ失敗をする。
主人公はカッとなって「またおまえなの!?そんな耳はいらないわよね!」と
今度は自分が命令して耳を切り落とさせてしまう。
侍女頭は「当然のことをしただけですよ」と微笑む。そして王宮の外には無数の家臣が。
「あなたの命令ならどんなことでも聞きますよ」と言う言葉に、戸惑いながら
「逆立ちしなさい」と一言言うと、全員が逆立ち。
「本当に言うことを聞くんだ。私は女王なんだ!」と有頂天になる主人公。

彼女は「これは夢だから」とやりたい放題になっていく。
窓の外に見える山の山頂を指して「あそこにある雪が食べたい」と取りに行かせ
本当に持って来たのを食べてみたり、そんなうちに段々とエスカレートしていく。
982自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 15:17:48 ID:Rda/nkPX0
気に入らない者は些細なことで片っ端から処刑したり、虎を何頭も放った穴の中に髪飾りを落として
「誰か拾ってきなさい」と侍女達を取りに行くように仕向ける。
ほとんどが食い殺されていくのを笑いながら見て、ボロボロになって髪飾りを持って来た侍女が
目の前で息絶えると「あらあ、せっかくご褒美あげようと思ったのに、これじゃ無理ね」と高笑い。
妖艶な侍女頭(元々ラスボスっぽいかんじw)が、どこかで楽しそうに笑いながら
「今度の子はなかなか面白いわ。でもそろそろ次が必要かしら」と眠っている別の少女の映像。

そしてついに家臣達が彼女の暴虐ぶりに耐えきれなくなり反乱を起こす。
「夢なんだから覚めればいいのよ!」と思っても目は覚めず、妖艶な侍女頭に助けを求めると
「あなたはもういいわ。次の女王は用意してあるから」と突き放される。
主人公は家臣や民衆達に捕まって、手足を切られて瓶の中に入れられ、肥だめみたいな場所に
放置される。
そこは主人公が最初に王宮を案内された時に「ここは不浄な豚小屋ですのよ」と言われていた場所で
その時にすでに「前の」女王が同じようにここにいたことを示唆されていた。

「これは夢よ、夢なのに…」と泣く主人公の前に現れる侍女頭。
「女王の私にこんなことをしていいと思ってるの!?」
「女王様ならもう王宮にいますのよ、ほら」
新しい別の少女が、最初の主人公のように「女王様」と呼ばれて戸惑っている場面が見える。

「でもね、あなたの言うようにここは夢なの。だから、質問に答えられたら元の世界に帰してあげる」
その質問は「自分の名前を言う」と、あっけないほど簡単なもの。
ホッとする主人公が名乗ろうとすると、「女王、小花」しか出てこない。
ずっと自分をそう名乗り続けてきて、元々の自分の名前が思い出せなくなっている。
「残念ね。あなたもダメだったわね。名乗れた人はまだいないの。さようなら」

肥だめの瓶の中で「私は女王よ」「女王小花よ!」「誰か助けて!」と泣き叫ぶシーンで終わり。
983自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 15:24:40 ID:NpHnVsat0
>>979
>なんでそんなに複数人の捜査員を動員できるんだ?

いや、犯人を捜してるのは警部一人だよ。一緒にいる主人公と相棒はただの運送業者
984自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 15:31:34 ID:NpHnVsat0
>>981
千と千尋みたいだな・・・
985自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 15:41:54 ID:NpHnVsat0
>>943
こんなので当り屋やってんのか・・・怖いな
986自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 15:43:18 ID:6xeS3RPJ0
>>981-982
ネバーエンディングストーリーを思い出した。

映画はいじめられっこが不登校してファンタジー小説を読んでると、
いつの間にか小説と現実が曖昧になって
最後は小説内の世界を救って、ついでにいじめっこもやっつけてヒャッハー!

小説は↑2行までは同じ。
小説内の世界を救った主人公は、新しい王様としてまつられる。
その世界は想像力が現実に影響を与える世界。
いじめられっこの主人公は妄想力には炊けていたので
想像力を駆使して様々な奇跡を起こす。
ちやほやされるうちに、どんどん有頂天になっていく主人公。

でも実はその世界で力をふるうと、記憶が少しずつ失われていく。
そして全ての記憶を失ったら力をなくしてしまい、元の世界にも帰れなくなる。
ファンタジー世界の隅っこには、そうやって消費してきた元王様達がたくさんいた。
事実を知った主人公は、何とか元の世界に戻ろうとあがくが
すでに記憶の大半を失っていて帰り道がわからない。
最後は家族の記憶をどうにか取り戻し、いい人達の手助けもあって何とか帰還する。

映画見て小説読んだ人は、雰囲気の違いに唖然としたと思う。
987自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 15:46:08 ID:rJXi28vn0
>>981
後輪時が悪いというか普通に怖い
988自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 16:06:37 ID:NpHnVsat0
>>986
それは長いから読んだことないけど、エンデの作品ならいくつか読んだことある
エンデはファンタジーのことを「現実から逃避する手段ではなく、現実に到達するための手段だと考えている」とか言ったらしいな
989自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 16:13:37 ID:lRQaOorq0
上の方にあった、「魔法少女の刑」って漫画読んだけど、壊れ方が怖いな
「魔法少女ナナはお化けだよ★」のコマにはゾッとしたわ
990自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 17:51:01 ID:2mG6f4h8O
>>981-982
後味だけじゃなく、物語中常に気分が悪くなりそうな作品ですね
991自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 18:39:20 ID:mB5S+hpx0
とりあえず、埋めage


またいつものごとく、
次スレが出来ると、今スレが埋まりきらないうちから
新スレの方にネタの投稿が始まるという後味の悪さ。
992自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 18:40:31 ID:3HNI1hs40
オオ何か終わりそうだ埋め支援
993自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 18:41:06 ID:VeUV5n4R0
三連休も終わりです
994自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 19:01:44 ID:PAT2JSLF0
連休というものがオカルト的存在なんだが?
995自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 19:07:41 ID:Y6wgs+KbO
996自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 19:11:41 ID:3HNI1hs40
うえぅうえくぎゅう
997自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 19:19:09 ID:v53BQZeSO
埋め
998自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 19:21:29 ID:eXfi2QA50
うめ
999自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 19:25:04 ID:XLxG6cFDP
昔、TVで古いアニメを再放送してたんだが、

天野っぽい耽美調の絵で美しいお城の若殿(王子様っぽいけど少年王みたいな)が、
美形なのにサディストで、馬に乗って城下町に来た時、
道をふさいだか弟をかばったかした若い娘の顔をムチで打つ、というシーンで
ナレーションの女性が優しげな声で「女の子の顔はざくろのように割れました」

思わずチャンネル変えてラスト見てない。
ずっと後味が悪いまま。
1000自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/11(月) 19:25:48 ID:2mG6f4h8O
埋め協力
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         ( .( '、_    _ ,ノ  ノ:i   )
        ,、'""`ー---‐'"フ、_ - _,、' -'"
        (  _   ,、'"    ̄
         `ー--─'"
千本目の蝋燭が消えますた・・・
新しい蝋燭を立ててくださいです・・・