そんで森に入った目的も忘れて、捨てられてるテレビの画面に石とかを投げて割ったりして遊んでました。
まあ当てもなく進んでいくと、前方に何か青くて丸っこいモノが見えました。
それは青いテントの屋根でした。
こんなとこに誰か、住んでんのかよってすげーびっくりして、猛ダッシュで逃げました。
あの時はマジでビビりましたね。
そんでもやっぱり気になって、コソーリコソーリと近づいてみようかって事になりました。
消防の頃って、怖さよりも好奇心が先に来るんですよ。
一応、3人いるし、逃げればいいかって事で行ってみることにしました。
ゆっくり近づいていくと、なんだか臭いんですよ。
なんちゅうか…動物の臭さっていうような感じでした。
でも、そのテントまで行くのがやっぱり怖くて、石を投げてみる事にしました。
そんで誰か出てきたら、思いっきり逃げようって。
3人で石を拾って、テントの屋根をめがけて投げつけました。
ボロロンとか音がして、屋根に当たったんですが、特に反応がない。
誰もいないようでした。
それでも怖かったんで、もう一回、石を投げてみました。
しばらくしても誰も出てこないので、そのテントに行ってみることにしました。
近づいていくと、牛乳の空きパックとか、パンの袋とかが捨てられてました。
さすがに正面きって、テントに入り口に近づくのが怖かったので、
ぐるーりと迂回して、遠くからテントの正面入り口に徐々に近づく事にしました。
木の陰に隠れながら、テントの正面に回り、ゆっくりゆっくりと近づいてみました。
すると、入り口は閉まってる(ファスナーで閉められてる)んですよ!
さすがにこれを開けるのは怖くて怖くて、どうしようかって事になりました。
テントの周囲は異様な光景でした。
異臭が立ち込め、パンの袋や牛乳の空きパックが散乱していて、お皿のような物も見えました。
恐らく、牛乳をそのお皿に入れて、猫に飲ませるんでしょう。
ここで誰かが猫を世話しているのは間違いがないようです。
その時点ではそれが、あのおじいさんかどうかって事まではわかりませんでした。
ただあのテントの中は何なのか、ものすごく気になりましたが、やはり怖くて開けられない。
また石を拾って、投げつけてみました。
今度は正面から、大量に。
それでも何も反応はありませんでした。
すげー迷いました。このテントを開けてみるか、どうかって事を…
でもやっぱり怖くて、開ける事ができず、大人を呼んでこようって事になりました。
3人で漏れの家まで行って、オカンに経緯を話しました。
最初は信じなかったんですが、必死に話しました。
オカンをその場所に連れて行きたかったんですが、森の中なので、無理との事でした。
オトンに話す事にしましたが、まだ帰ってこなかったので、その日はテントをあきらめることにしました。
オトンに話したところ、日曜日に自治体の人と見に行ってみるという事になりました。
オトンは半信半疑でしたが、浮浪者とか変質者かもしれないと言っていました。
漏れは日曜日まで怖くて怖くて、眠れませんでした。
あまりの怖さに小6でオカンと寝てしまったほどです。
そんで日曜日になりました。
漏れの頭はテントのことでイパーイでした。
オトンと自治体(近所のおっさん達)が一応、そのテントが本当か確かめる事になりました。
ただその前にひょっとしたら、そのおじいさんのテントかもしれないので、尋ねて聞いてみる事になりました。
おじいさんの家まで漏れも一緒に付いて行きました。
ピンポンを押しましたが、反応がありません。
どうやら、留守のようでした。
でも自家用車もなく、近くに親戚もいない(ようでした。よく知らない)のに、どこにいったんだという話になりました。
ていうか、ここ数日、誰もそのおじいさんを見ていないとの事でした。
家は昼間なのに雨戸が閉めてままでした。
ひょっとしたらと、怖くなったので、一応、警察に事情を話してきてもらう事になりました。
これはマジの話です。
警官が二人きて、経緯を説明するとひょっとしたら孤独死してるかもしれないって話になって、
大声で呼びかけましたが応答がありません。
近所はちょっと騒然となりました。でもなぜか、漏れはワクワクしていました。
緊急事態ということで、警官が雨戸を強引に開け、窓を割って家の中に入っていきました。
するとなにやら、「救急車!救急車!」とか叫んでいました。
なんだかよくわからなかったけど、おじいさんが亡くなっていたいみたいです。
救急車や救急隊の人がきて、ワイワイとやっていました。
近所付き合いもなく、漏れはそのおじいさんの名前も知りませんでした。
後で知りましたが、役場の福祉課の人がたまに訪れていたそうです。
そんな騒動の中、あのテントのことなんてみんな忘れていました。
漏れがテントのことを切り出すと、やっとあの場所に行く事になりました。
消防の漏れが大人たちを先導して、隊長気分でした。
分け入って林を進み、あの場所に近づいていきました。
しかし、あの場所にそのテントはなくなっていました。
猫を世話していた残骸のお皿やゴミも片付けられていました。
漏れは大人たちに必死に説明しました。
ですが「浮浪者か変質者が見つかったと思い、テントを片付けて逃げたんだよ」と強引に結論付けられました。
でも、漏れが騒いだおかげでおじいさんの死を発見できたので誉められました。
その日は平凡な田舎に起こったスリリングな一日でした。でも漏れは腑に落ちませんでした。
辻褄が合わない事が多いんですよ。
あれを単なる浮浪者や変質者だとする事は。
何で猫の世話なんかしたのか?
次の日、学校で一緒にテントを見つけた友達のその事を話しました。
するとある事に気付きました。それは何でテントが気付かれた事に、そのテントの持ち主が気付いたんだろうって。
漏れたちが石を投げた以外はノータッチなはず。
ひょっとしてあの時、テントの中に誰かがいたんじゃないかって。
入り口を閉めたまま、漏れたちがどこかへ行くのを待っていたんじゃないかって。
もし開けていたら、殺されて(大袈裟ですが)いたんじゃないかとか話しました。
その危機一髪の話は恐怖よりも、興奮でかえって盛り上がりました。
そんでまたテントを探そうかとかいう話になりました。
小学校の頃はエアガンが流行っていて、それを持って、森にテント探しに出かけました。
漏れたちが自転車でいける範囲の森を勝手に、適当に探してみましたが見つかりませんでした。
んで、ぶっちゃけ、飽きてきました。
時間が経つにつれ、テントの事は風化していき、もうすぐ中学校に入学というくらいです。
今は誰も住んでいない廃屋、あのじいさんの家に行って見ようかと言う事になりました。
あの当時は心霊スポット状態だったんです。
噂や憶測が飛び交って、ちょっとした幽霊屋敷になっていました。
じいさんの家は周囲、100メートルくらい近所がありません。
一本道があって、ポツンと家があります。
アスファルトの一本道からまた50メートルくらいのところにマジで、ポツンと存在しています。
裏は林です。夜は超怖いです。
3年位前まで、その廃屋はありましたが、今はありません。
2階建てです。ツタが塀を覆っていて不気味です。
そこに昼間、行って見ることにしました。ワクワクドキドキでした。
んで、家まで行きコソーリと中に入っていきました。ジメジメします。襖や畳がかびていました。
臭います。獣っぽい臭いです。どこかで嗅いだ事のあるような…
するとどこからかニャーニャーという鳴き声がしてきました。
2階からしているようです。
超怖いけど、行って見ることにしました。
台所から階段で2階に通じています。
その時、台所で見覚えのあるような皿を見かけました。
違うかもしれない、勘違いかもしれませんが、あの時、テントにあった猫用の皿に似ているような気がしました。
漏れたちに嫌な予感がしました。
それは今まで合わなかった辻褄が全て、合うような感じです。
「猫」「テント」「林」を結びつけるものが、ここにあるような気がしました。
ここまできたら確かめずにいられない。
恐怖よりも好奇心が先行して、恐る恐る2階へ行きました。
支援sage
958 :
青梗菜:2010/08/10(火) 18:00:41 ID:tWnCPD6A0
俺はハッとして目を覚ました・・・
「なんだ・・・夢か」
ベトナムで旅をしていた疲れが夢に現れたのだ。
そんな事は忘れて夕日を見ながら浜辺でディナーを嗜んでいると
日本人女性と現地の中年男が口論していた。
彼女によればバイクタクシーを利用した際に男がボッタクリ料金を請求してきたそうだ。
言い合っている内に男が怒り狂い彼女に拳を挙げていた。
俺は挙げた手を掴み、男を制する。
「待ちな、強奪するつもりか?」
「なんだてめえ!?邪魔をするな!」
すると男がもう片方の手で俺の顔を殴ろうとした。
俺の頬に拳がかすった。頬から血が流れる。
俺は親指で血を拭って舐めた。
(鋭い拳だ・・・察するに元ベトナム兵ってところか)
間合いを取り、男が構えをとる。
「隙のない構えだ・・・だが」
俺は地面の砂を蹴り上げ、その反動で一回転し旋風脚を放つ。
男が怯んだ隙に砂を目に放った。更に瞬速で急所を突く。
男は倒れ、痙攣している。
「だ・・・だいじょうぶですか?」
「心配は無用。だが女の一人旅は危険だ。気をつけるんだな」
「は・・・はい」
「しかしここにいても危険だな・・・まぁいい、俺についてこい」
「喜んで」
俺はバイクに女を乗せ、夕日を背に新たな旅路を再開した。
今日は良質が続くな
…えっ
良質かと思ったらお前かよw
手が込んでるな。
>>958 あきんなよwwwwwwwwwwwwwwwww
そうなんや
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
最初が「漏れ」の時点で気付けばよかった、駄文だって。
読みにくい、描写が稚拙、リアリティのなさ。
創作するならもっと腕を磨けって思うわ。
>>961 1レス目で気づかないなんて…w
畑の真ん中に100m四方の林
のはずが
爺さん家と林が隣接……
>>965 ヒドイ・・・
でも
>>950はまとめからのコピペだし別に何言われたってどうでもいいや
でも最後の武勇伝だけは自伝だから感想お寄せくださいね
あ、950はまとめいけば続き読めるよ
不完全燃焼だったら検索でもして読んでくら
こういうのは駄作荒らしとでもいうのかな
970 :
零宝菜:2010/08/10(火) 21:28:16 ID:tWnCPD6A0
ビクビクッ
「・・菜」と名乗る荒らしが、このスレの住人の思いや念とかで、地味な不幸が重なってネットとかで遊んでられなくなりますようにと念じてみる。
世の中にはわかっててもどうにもならないことが多いよな
未来が見えたりするってのなら何かしら対応できるのかもしれないが
俺に見えるのは生憎ただの影
黒い影が視界の端にチラリと見えるだけ
それが見えたら近いうち(1日以内かな)に良くないことがおきる
それは時にはゴキブリとか羽虫にみえたり、遠くに黒い布がひるがえってるみたいだったり
真正面で正視してやろうとするとすぐに消えてしまう
目の病気で死角?みたいなやつかと思うこともあったが
実際に悪いことが必ず起こるから最近じゃそれを見るのが憂鬱だわ
できるかぎり見ないようにしてるつもりだけどさ
ちなみにゴキブリとかが実際にいる場合もあるけど
その時はそもそもそれがよくないことなんだよな
わかっててもどうしようもない
なんか対策ないかねえ
973 :
うんこ臭い:2010/08/10(火) 21:47:51 ID:tWnCPD6A0
もう耐性できてるから
もっと強い脅しかけないといかんよ君
>>974 まったく世話のかかる奴だなぁ
56の林の中のテントだよ
でや!満足したか!?
>>836 ラノベ作家は諦めたほうがいいな はっぽーさいw ストーリー糞すぎw
ダスクと九字で一気に醒めた。
979 :
974:2010/08/10(火) 23:38:00 ID:K74hViUF0
980 :
974:2010/08/10(火) 23:49:30 ID:K74hViUF0
ID:tWnCPD6A0
最後の武勇伝以外全部コピペやないかヽ(`Д´)ノウワァァン
尻切れトンボも一緒や〜
不完全燃焼や〜ヽ(`Д´)ノ
くるしうない
ビクビクッ
余は満足じゃ
くーるしゅうーないなーい♪
くーるしゅうーなーい♪
なんだ?この流れ・・・
悪臭源はうんこベットリ靴底で踏んだ程度かと思ったら、まるで塗便マニアの巣窟じゃねーか。
氏ねカスども!マジくそっつまらん
夏休みって感じだねえ
意味わからん、黙っとけカス!
逆転施設禄ガイジ
ぬにゅるわぁぁぁ・・・
988 :
本当にあった怖い名無し:2010/08/11(水) 02:40:12 ID:yvXxE0tK0
クソスレあげ
ううおおおえおえおえいもうすれおわるじゃーーん
みんなうめてこうぜええっいい!!!
あああああああああみおちゃんかわいいよおおっんんっどいっゅどぴゅっとな!
んん〜〜〜〜〜〜ふうううっ! ああきもちよかった!
じゃあおやすみみんなぁ^^
おぼんで甥っ子姪っ子が来てうるさい
オヤジが足が少し悪いので心優しい甥っ子が
「おじいちゃん大きくなったら、電気椅子買ったるから。待ってって」
991 :
本当にあった怖い名無し:2010/08/11(水) 02:54:47 ID:aI9m9PNKO
すごいな八宝菜のインパクト
妙に誠実っぽい天然キャラの天然荒らし程恐ろしいものはない
八宝斎は一山当てようとラノベを書いたけど、
どこの出版社も買ってくれなかったってことじゃないか。
ただで読むには惜しいけど、買って読むほどではないってのがすごく微妙。
下手に面白そうな題名をつけられて受けそうなカバーをつけて売られて、
あー失敗したーって思うかもしれなかったのだから、編集に感謝しないと。
>>994 > ただで読むには惜しいけど、
うわ
本人?w
ただで読むには時間が惜しい。
金貰って釣り合う位。
998 :
本当にあった怖い名無し:2010/08/11(水) 03:59:46 ID:aoUGgxvZ0
999 :
本当にあった怖い名無し:2010/08/11(水) 04:24:16 ID:aABatZO4O
1000なら死ぬ
1000 :
本当にあった怖い名無し:2010/08/11(水) 04:26:42 ID:aABatZO4O
1000なら世界滅亡
1001 :
1001:
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千本目の蝋燭が消えますた・・・
新しい蝋燭を立ててくださいです・・・