10年以上前のセガサターン用ゲーム「慟哭そして・・・」
内容を簡単に説明すると、謎の殺人鬼が潜む廃屋に閉じ込められた少年が
アイテム使ったり推理したりしてそこから脱出するという、所謂「館もの」のADV
このゲームのシナリオ(ED)の分岐の仕方がなんか後味が悪い
ゲームにはヒロインが数人居て、各ヒロイン毎に
トゥルーEDとノーマルEDが用意されてる
あるヒロインのトゥルーに行くには、そのヒロインとのイベントを重ねて
好感度を上げて、殺されずに二人で脱出すれば良い
殺されずに脱出出来ても好感度が低いとノーマル止まりになる
・・・ところがこのシステムだと大きな矛盾にぶち当たる
A:ヒロイン一人残して全員殺されたが、そのヒロインとはトゥルー
B:誰ともトゥルーまでは行けずノーマル止まりだったが全員助ける事が出来た
倫理的・道徳的にはB>Aなのに、ゲーム的にはAの方が良い事になってる
他のヒロインが全員無残に殺されてるのに、条件を満たしてるからといって
助けたヒロインとEDでいちゃいちゃしたりベッドインしたり
ヒロイン全員助けた状態でしかトゥルーに行けない仕様にしろよと思った