【視】あなたが惹かれる心霊・パワスポ 4【感】

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457本当にあった怖い名無し
なるほど、了解した。安定を壊す狙いがどこにあるか、おれにもわからないな。
ただ、近世・近現代日本における終末論的感覚には、二種類の、源泉がまったくことなる霊性のバックグラウンドがある。
原初の「泥海」に還してしまう、現代に巨大教団として存在するタイプの、死と復活が前提になる農耕社会的終末論と違う。
かんぜんに現世を悪の世界として否定し、破壊の後に、無時間・永遠に停止した世界(まったくの空虚、ともいえる)を
待望する感覚が、見え隠れしはじめている。
最近あちこちにわき出している(のか、実態は単一の組織なのかもしれんが)マニ教的な輩の感覚は、それらのうちの
日本では江戸中期以来、とくに江戸の町で浄土宗系の念仏の集まりや「講」など修験道関連の一部地域的組織などを
偽装して潜んでいた(というのは明治初期以降、表舞台からは資料が途絶えているからだ)連中だろうか。
それとも朝鮮半島の、16世紀(秀吉より前)にイスラム・スーフィズムとアルタイ系土俗シャーマニズムが結合
(この現象は、トルコ民族でもみられた)して根付いた終末論(ここ60年は、これにキリスト教が接ぎ木され
イスラミック・シャーマニスティック・プロテスタンティズムというべき新しい宗教運動が出現した。
その一派として、統一の連中が…、という一連の最近の学術研究の成果がある)の流れを持ち込む輩か。
さらに中国の、朝鮮半島と似た連中(戦前は、日本から多数の新宗教関係者が、道教とイスラム・スーフィズムの
身体的・霊的実践を学びに、山東省などの巨大コミュニティへ渡り、なかにはイスラム教に改宗した者もいることが
やはり学問的にわかってきている)の流れなのか。

五百年前から日本は、神秘主義的に受容された一神教や、マニ教的終末論の霊性に包囲されてきているが
それらの全面的浸透は現在までなかった。いま、なにが起きているのか。
ただ、23区内・多摩で20年以上前から継続している地蔵の破壊などは、地元の伝統芸能・伝統的商売などの跡取り
(いいとこの坊ちゃん)たちがやらかしていることでもあり、霊的背景は、よくわからん。

京都と東京ほど、人工的な結界がはっきりくっきりしっかりわかる都市は、2010年夏の日本にはない。付け替えは同意。