中国分裂、朝鮮真空パック 　第22夜

>>277

別にやましいことはありません。ただ、以前、ここで話したことがあるんです。

　家の近くに会社があった。それで、母に勧められて勤めたら、晩台のがちゃ
ぽんを補充する会社でした。当然暇なので営業は午前中は雑談。

　ある日在と思しき男が自分をやくざと紹介したあとで、
「あんただったら売れるな〜。あんた、俺があんたを風俗に売ったらどうする？」
「逃げます！」
「いや〜。逃げられんのよ。薬打つからな〜」
「じゃ、お客に来る人来る人に事情を話して警察に通報してと頼む。誰かは
私に同情して助けてくれる」
「ひどいなぁ〜。ただ、俺はあんたを売っただけなのに、警察に言うなんて
ひどいな〜」
「そう、そう、ひどい」

と相槌を打った同僚男が一人。このやりとりの
毒気に当たって、ポカーンとした。それ以来、その男と会うのを極力避け
目を合わせない。立ち止まらないを実行。
自転車で動いていたんだけど後ろから
「何で捕まえないんだ？　おれ、あいつとやってみたい」
「あいつは、ダメだ…」

　と言う恐怖の会話が…。だけど、あいつはダメだと言う言葉で
私が対象から外れたのがわかった。警察が何気に聞いたと思う。