783 :
本当にあった怖い名無し:
娘が、幼稚園の頃の話し。
娘は、幼稚園から帰ってくると 手を洗いうがいを済ませると
一目散に仏間に向かい、おりんを二回鳴らし「ナムナム(−人−)」と言って
仏様の白いご飯を食べるのが日課になっていた。
「お腹が空いているなら、おにぎり作ってあげようか?」と聞いても
「仏様のご飯が食べたい。」と言って聞かなかった。
涼しい季節の間は 好きにさせていたけど、暖かい季節になってくると
ご飯が傷む事も考え 娘をお迎えに行く前にご飯を取替えたりしていた。
ある日の昼過ぎに 混ぜご飯を作ったので、仏様にお供えをして 娘を迎えに行った。
帰って来ると 娘はいつもの様に仏間に行くと「わぁ!!」っと大声を出して
しりもちをついたような格好で 仏壇を見つめていた。
「どうしたの?」と聞くと「じーちゃんが、『まだダメ!!』って 私を脅かした。」と
ビックリしていた。
そう言えば・・・じーちゃんの好物だったわ。