思考盗聴システムは実在している!!!その60

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571糖質ですが
「悪魔ちゃん事件」の顛末
かつて、自分の息子に「悪魔」という名前をつけて出生届を出した人がいたが、この際に、「命名権」
について家庭裁判所が判断した。基本的に、名前に使用されていない漢字などの形式的判断だけを
戸籍事務管掌者(市町村長)は行い、名前の意味などの実質的判断は行わないとされたが、その
命名が社会通念に反し、一般常識からみて明らかな濫用と見られる場合には、受理の拒否も認め
られるとした。しかし、悪魔という名前に関しては家庭裁判所は、実は受理手続きの完成を認めていた
のだ。ところが、市がこれを上訴して争っていたところ、親の方が不服申し立てを取り下げていたのが
真相だった。その後、親は「阿久魔」ではどうかと問い合わせたが、これにも再考を促され、結局、
「亜駆」という名前で届出が受理されている。
日本の「命名」は比較法的に見ても非常に自由であり、それを尊重すべきであるとする学者もいる。
ドイツなどは、名前のリストがそもそも最初にあって、それに逸脱した場合に、どこまで許容できる
だろうかという発想で名前がつけられるそうだ。