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糖質ですが:
ジュリストの農業の特集を読み終えました。確かに水田に関しては戦後40回の生産調整
(減反政策)が行われています。しかし、米価が非常に低い水準になってしまい、自民党は
経営所得安定化政策というのを行いました。生産調整に関しては石破茂農水大臣が異論を
唱えるなど、非常に自民党の農業政策は複雑化して、自民党農林族は民主党の切り崩しに
あいました。基本的に食管法は90年代に廃止されましたが、下流の部分では自由化された
ものの、生産の現場では全体主義的に動いていたようです。
民主党は2007年の参院選以来、戸別所得補償制度をうたい文句にしてきましたが、その
実情は抽象的で、市場価格での販売と、農家の所得補償、ということしか分かりません。
政策を行うのなら「米市場」で限定的に行うべきで、麦や大豆の市場にまでこれをもちこむ
べきではないという論文を読みました。
ジュリストがだいぶ進んだので、課題が楽になった。時間ができたら法学教室の憲法学原論
の連載でもレポートしようと思っている。