思考盗聴システムは実在している!!!その60

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291糖質ですが
新司法試験の憲法の添付資料で、タバコの有害性に関する最高水準の知見が掲載
されていたことがある。さすがは最高レベルの試験だと思ったが、厚生労働省の
研究発表を参考にしていたらしい。さらに、厚生労働省は、アメリカの知見を
参考にしていたのだ。
元ネタ
http://www.surgeongeneral.gov/library/reports/index.html
新司法試験公法系平成18年問題
http://www.moj.go.jp/SHIKEN/SHINSHIHOU/shin02-13-04.pdf
もともと、1980年の世界保健デーに合わせて伊佐山芳郎という弁護士が訴訟を
起こしたのが「嫌煙権」がわが国で論じられるようになった端緒であった。
結局、「受動喫煙によっては回復することのできないほどの重大な健康被害はない」と
されて原告敗訴に終わったが、各鉄道会社が車両の禁煙化を進めたことから、目的は
達したとして控訴はなされなかった。
1999年前後には、東大の大学院の入試でも、学士入学の試験問題でも「タバコの受動喫煙」
の問題は出題されている。出題者の念頭になにかの問題意識があったのだろう。