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本当にあった怖い名無し:
霊感ナシの俺が一度だけ体験した話です。
ハタチの時に仕事の関係で一人暮らししてたんだが、ある日部屋を真っ暗にして寝ていたら突然金縛り
にあった。
金縛りの時に声が聞こえると霊が来ている、と聞いていたため、俺は何も聞こえませんようにと心の中
で必死に祈っていた。
しかしそんな願いも空しく、ベッドの足元でオッサンぽい声が一言呟いたんだ。
「どうしたの?」
お ま え の せ い だ ろ
しかしそのオッサンの声が俺を心配してくれているような口調だったので、恐怖が和らいだせいかその
まま寝てしまった。
それから去年引っ越すまでオッサンは出てきませんでした。