駄文ですが投下させて下さい。
私がまだ保育園に通っていた頃、
隣の老夫婦の家に遊びに行くのが日課だった。
老夫婦はお子さんがいなかったこともあってか、
それはそれは良く可愛がってくれた。
しかし遊びに行く度に、
『押し入れにはお化けが住んでいるんだよ〜』
と脅かされており、幼かった私は素直に
老夫婦の言葉を信じ込んで、極力
押し入れには近づかないようにしていた。
そんなある日、いつも通り老夫婦の家
に遊びに行くと、珍しいことに
2人は家を留守にしており、
しぶしぶながらも私は家を後にすることにした。
押し入れの中にでっかい甕があって、水あめが入ってたんだな?
帰り際、玄関横に繋がれた老夫婦
に飼われている犬があまりにもけたたましく
吠えるので、どうしたのかと玄関口を
振り替えると、玄関がガチャリと勝手に開いた。
私は突然の事態に( ゚д゚)ポカーン 状態。
するとややあって、薄暗い家の中から
ポロシャツにチノパン姿の普通のおっさん
(半透明ながらに髪の毛が少ないのが分かる)
が現れ、丁寧に玄関の戸を閉めなおして
私の方を振り替えり、眼鏡越しに
ニコッと笑いながら手を振ってきた。
と同時に、おっさんはスーッと空へと
吸い込まれるように消えて行った。
ここまできてようやく事態の異様さに気付き、
私は手にしていたアイスでべちゃべちゃ
になりながら全力でその場から逃げた。
同時私は、押し入れのお化け=おばQ
みたいなのを想像していたので、怖いのと同時に
おっさんの幽霊は幼い私のには現実味を
帯び過ぎていてしっくりとこなかったなぁ。
でも、見た目は汚くてもおっさん幽霊の
紳士的な態度はとても素敵だったと思う。
>>145 kwsk!いいな、敵意むき出しでも見てみたいんですけど・・・
>>152 髪の毛が少ない汚いおっさんでも
紳士的な態度だったら素敵と思ってもらえるのか。
俺もうちょっと生きてみるよ。
>>154 実体が無い分、危機感は薄いからな<汚くても紳士的
たとえ紳士的な態度で小奇麗な格好してても
おまいらじゃなあ・・・
俺達じゃ紳士的な上に小奇麗な格好しててもまだ駄目なのか
実体が無い(死んでる)方がマシなんて
どんだけハゲに厳しい世の中なんだよ
もう俺涙目
>>152 >帰り際、玄関横に繋がれた老夫婦
Σ(・Д・ノ)ノ
ってなったのは私だけじゃないはず
ハゲを隠さず、いっそスキンヘッドにして溌剌と生きれ。