身近にあった因果応報の話 その5

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320本当にあった怖い名無し
……昨今のウィルス感染の報を受ける度に、今年の祇園祭りでのことを思い出します……

祖霊の方々や、京都に縁ある他界されてる様々な方々は
かねてより懇意にあり、深い縁がある(出不精な)とあるお方をご招待しておりました

その方は一般人として紛れていたこともあり、その観覧場所は芳しい場所ではなかったのですが
この低落な自分には丁度良いと、一時間くらい前にその場所に陣取り、
一緒についてきた方々とのんびり待ち続けておりました

その後、警察の方々が何度も道路に出ないようにと声かけが行われ、最後には仕切り帯も施していきました

にもかかわらず、山車が通り過ぎるごとに、後からやってきた見物人達が規定位置からはみ出て、溢れたのです
それにより、先に居た人達にとって、山車の引き回しを見る為の視界は全て塞がれました
にもかかわらず、近くにいた警察や警備の方々は全く関知をしません

その方はやむおえず、大きな声で注意をされたのですが、
視界を遮られてた人達以外は、どこか気の触れた人と煙たがり、笑ってもおりました

その後更に悪化したことから、とうとうその方と招いた方々は、憤慨してしまいました
そしてその方はその視界の邪魔となった人達を見据え、更に(この機会にと)それらと同等のことおこなう者を対象に、
こうノリアゲたのです
「私がこれからなす行為に不備・不遜・傲慢あれば、私にその責を与えたまえ
されど私のなす行為に賛同あれば、あれらそれらを神仏上位霊へのケガレと認め、ハライたまえキヨメたまえ
ケガレで疲弊せし、私の古き同胞・慕う方々を救いたまえ
蘇民招来他、様々な疫・不幸のマモリツトメに関わる全ての方々に、養生・休暇を認めたまえ
これ、後に起こりし最悪な事象に向けての滋養回復・対策準備うながすイノリなれば」

……昔、とあるものが射た矢をウチカエしたように、その方は負った思いをコトノハにカエてウチカエしていたことを……