それを四行にまとめるのがロアの技量だろう
信じようと、信じまいと―
1998年サンフランシスコで16才の少年がマンションの屋上から身を投げた。
不思議なことに彼の心臓は地面に激突する前に鼓動を止めていた。
同じマンションの3階に住む老人がピストル自殺しようとして誤射、
落ちてきた少年の心臓を打ち抜いたのだという。
信じようと、信じまいと―
942 :
本当にあった怖い名無し:2009/11/19(木) 20:35:23 ID:3hJOucIHO
ストーンオーシャン?
信じようと、信じまいと―
夏の水辺などで見られる、羽虫が一ヶ所に集まって、柱のような形を成す「蚊柱」。
これは、ユスリカのメスの周囲に、交尾を目的としたオスが、大量に集まってできる代物だ。
田舎育ちの波多野氏は、子供の頃、天まで届かんばかりの巨大な蚊柱を見たことがあるという。
その中央には、いったいどれ程の「いい女」がいたのか。今になって、波多野氏は気になっているそうだ。
信じようと、信じまいと―
19世紀の末、ジュネーヴの教会の下男に、たいそう口が悪い男がいた。人を誉めたりする事など
絶対に無かった男だが、一度だけ、巡礼者の女性を見て、「なんて美しいんだ」と呟いた事がある。
礼拝を終えた女性は、教会を出ようとしたその時、間が悪く開かれた扉に勢いよく顔面をぶつけ、醜い傷を負った。
理由は解らないが、死んだ両親が男に付けた名前は、「嘘つき」である。
信じようと、信じまいと―
1968年2月20日、中国・浙江省で、7件の殺人を犯したキム・リューという男が、死刑判決を受けた。
同月中に刑が執行されようとしたが、なんと、用意された銃がすべて暴発したため、執行は延期された。
その後、何度も刑の執行が試みられたが、その度に不気味なトラブルが起こり、先延ばしにされ続けた。
2008年9月10日、刑が執行されないまま、リューは老衰のため、獄中で息を引き取った。
信じようと、信じまいと―
スコットが仕事から帰ってくると、愛猫が2匹に増えていた。
柄も、体格も、鳴き声も、そっくり同じ2匹の猫が、団子になって争っている。
と、一方が、もう一方に強烈に引っ掻かれ、「ぎゃん」と声を上げて飛び上がると、
テレビの方へ駆け出し、ビデオデッキの中へ、するりと逃げ込んだ。
信じようと、信じまいと―
ある日曜日、スコットは、音楽ビデオを鑑賞しようと思い立った。
先日、不気味な現象があったばかりのデッキを使うのは、いささか気味が悪かったが、
構わず、ビートルズの映像が録画されたテープを押し込んだ。
果たして、テレビに映し出されたのは、8人で歌うビートルズだった。
信じようと、信じまいと―
北極には「ヒトガタ」、南極には「ニンゲン」と呼ばれる、巨人がいるという。
正体は、ただの影だとか、新種の鯨だとか、いろいろと言われてるが、とんでもない。
例えば、地球儀の北極点と南極点には、球を軸受けに固定するための金具が取り付けられている。
もし、「彼ら」が役割を放棄すれば、地球はたちまち傾いてしまうだろう。
信じようと、信じまいと―
『舟幽霊』という妖怪がいる。彼らは、通りがかりの舟に、海中から柄杓を求める。
そして、言う通りに舟から柄杓が投げ込まれると、水を汲み入れて、舟を沈めてしまうのだという。
彼らは決して、舟を沈めようとして、中に水を汲み入れてくる訳ではない。
溺れたくない一心で、外へ水を汲み出そうとしているだけなのだ。
信じようと、信じまいと―
今日はこの辺でノシ
951 :
本当にあった怖い名無し:2009/11/21(土) 19:11:11 ID:DiyMJ5w2O
酔った勢いさんかな?
いちいち聞かなくていいからROMってろ
余計突然ロアが送られてきた奴が書きにくくなるから
そういう投稿者の特定はやめてほしい
>>951 お前みたいのがじわ怖スレとかダメにしたんだろ
>>951 こういうことわかっててやってるだろ
マジで消えてほしい
957 :
本当にあった怖い名無し:2009/11/22(日) 01:31:49 ID:9JY/s8apO
酔った勢いさんですか?
958 :
本当にあった怖い名無し:2009/11/22(日) 01:37:41 ID:9JY/s8apO
『初代かな?』ってパターンもあったよな
もう初代と酔った勢い以外は書き込まない方が良いんじゃないか?
ちんぽ
スルーしようよ。
信じようと、信じまいと―
中部地方の科学館に、水草と小動物を入れ密封し、
"小さな地球"を再現した水槽がある。
今までに数回やり直しているのだが、
も中の生き物がいつも有り得ない進化を始めてしまうためである。
信じようと、信じまいと―
日蝕が頭痛を食べる人間に彷徨う。
メメント・モリで売るものは色眼鏡に凶暴、
豆乳に愛された自由の奴隷は僧侶だろうか?
山の中に埋めて殺す鬼。
信じようと、信じまいと―
1881年4月ネバダ州ワイルド・ウエスト鉱山で坑夫が固い岩をハンマーで砕いたところ
岩の中に空洞があき、そこにある種の白い長虫がいっぱい詰まっているのが見つかった。
生きている様子はなかったが30分ほどすると坑道の床をのろのろと這い回りだした。
鉱山長はそれらを合衆国鉱山局に送ったが返事は「全て単なる誤認に過ぎない」だった。
信じようと、信じまいと―
965 :
本当にあった怖い名無し:2009/11/23(月) 04:03:05 ID:Y8aOYQI+0 BE:478872836-2BP(501)
>>965 まだちょっと早い気はするぞ、というのはまだいいとして
スレ番間違ってるぞ
信じようと、信じまいと―
ある殺人事件で警察は紛失物を見つけると評判の元校長のN.ドイル氏に行方不明の
少女の居場所を尋ねた。彼は自己催眠に落ちると女性の声で自分は殺されて遺棄されたことを
詳しく話した。事件は解決したが果たして死んだ少女がドイルに乗り移ったのだろうか。彼は否定した。
それでは以前同じ方法で発見した宝石が自分の居場所を教えたことになるではないかと。
信じようと、信じまいと―
>>969 おもしろいな。これ好きだ。
宝石さがしのときにはどんな声でしゃべったんだろう。
>>970 え?何言ってるの?どんな声も何も、同じだろ。
>>969の肝は、殺人事件で死んだ少女が
ドイルの口を借りて死体場所を教えてくれたと周囲が言う中で、ドイル自身が「いやいや、
宝石見つけた時も同じ声で教えてくれたし」って言うことによって、んじゃドイルの口から出た
女の声って誰よ?ってとこが面白いんだし。
>>971 宝石見つけた時も同じ声で、なんて書いてないよ
まさか物が話すわけがないでしょうって彼は否定したけど、
彼は今回も物(遺失物)となった少女を見つけたんだから…
信じようと、信じまいと―
「辞書を食べる」という勉強法を聞いたケニー君は、医師になるため、医学書を食べてみた。
が、あまりの不味さに、ケニー君は1頁を食べ終えたところで、この勉強法を断念した。
後に、彼は成長に伴って、自身が性分化疾患の持ち主で、実は女性であったことを知る。
何の偶然か、かつてケニー君が食べたのは、『生物学的な女性性の定義』の頁だった。
信じようと、信じまいと―
医師のケニー女史の元に、激しい腹痛を訴える救急患者が担ぎ込まれた。
見れば、それはケニー女史と顔馴染みの男で、いつも親しく話している相手だった。
彼の便や吐瀉物からは、ポルノ雑誌と見られる紙の切れ端が、無数に見つかった。
ケニー女史は、「きっと本物を食べた方が覚えがいいわよ」と、豪快に笑った。
信じようと、信じまいと―
中世フランスで、アレハンド・フォン・ペンという男が、女性問題で訴訟を起こされ、決闘にまで発展した。
不幸にも、彼の剣は決闘中に折れてしまったのだが、剣の柄で相手の首を叩き折って逆転勝利した。
『ペンは剣よりも強し』という言葉は、この故事から生まれた物であるが、19世紀の英人作家リットンが
誤った用法でこれを引用したため、現在では、元とは違った意味で流布してしまっている。
信じようと、信じまいと―
ボリビア南東の山間部に、雨も降らないのに、傘や雨合羽を身に着けて出歩く人々がいる。
なんでも、雨が少ないこの地域で、雨が降ることを祈る行為であるらしい。
彼らの祈りが通じるのか、年に一度か二度、この土地は必ず大雨に見舞われる。
その時、彼らは雨具を放り出して、ずぶ濡れになってはしゃぎ、喜びを分かち合うのだそうだ。
信じようと、信じまいと―
「俺は命を売り買いしているんだが、丁度いま、格安で譲れる20年分の命を持っている。」
医師から余命3ヶ月を宣告されていたカーターは、怪しい男の言葉を信じ、20ドルでそれを購入した。
その後カーターは、家族にも会社にも見放され、20年間、乞食同然の生活を送ることになる。
21年目の春、カーターは「確かに、20ドル分くらいの人生だった」と思いながら、静かに天に召された。
信じようと、信じまいと―
信じようと、信じまいと―
1998年、アメリカのサウスカロライナ州で奇妙な事件が起こった。
ある日、海岸に男性の死体が打ち上げられていた。警察の捜査により身元はすぐに判明する。
地元でレストランを経営しているガブリエル・エラーソン。しかし彼は存命の人であった。
警察はガブリエルのDNA、指紋、ほくろの位置や痣、果ては歯の治療痕まで調べたが、全て死体のそれと一致したという。
信じようと、信じまいと―
信じようと、信じまいと―
2008年の5月、岩手県の山中で小規模な遺跡が発見された。
発掘作業の結果、12個の土偶が発見された。
しかし、中にひとつ、発掘に関わった者や土偶の調査をした歴史学者が思わず首を捻るものがあった。
縄文時代に作られたはずのその土偶の形状は誰がどう見ても現代の携帯電話だったのだ。
信じようと、信じまいと―
>>984 テープとテレビに記録された映像が混じったってこと?
どの道8人のビートルズなんていやだw
信じようと、信じまいと―
イギリスのとある作家の日記にこんな文章が記されている。
「1965年2月16日 今日は不思議な日だった。椅子に座っているだけでインスピレーションがぞくぞくと沸いた。
まあ、これで当分は短編小説のアイデアに困ることはないから、よしとするかな」
不思議なことに、その頃発表されたその作家の短編作品の殆どは世界各地の民話に類似した話がある。
信じようと、信じまいと―
信じようと、信じまいと―
ある日、レコードコレクターの佐野敬一氏は自分のレコード棚に見覚えのない7インチシングルを発見した。
黒猫のイラストがあしらわれたお洒落なジャケットに、フランス語と思われる文章。裏には男性の白黒写真がある。
針を落としてみると流れてきたのは落ち着いた感じのジャズ。気に入ったはいいものの、これまた聴いた覚えがない。
裏ジャケットに書かれた名前をネットで調べたところ、今日の朝、同名のジャズミュージシャンが亡くなったというニュースが出てきた。
信じようと、信じまいと―
信じようと、信じまいと―
ビートルズファンの間では一本の奇妙なライブ映像の噂が流れている。
それは1965年、MBE勲章が授与されたころの絶頂期のライブを収めた映像なのだが、
その映像はなんとメンバーが8人に増えている…ように見える、のだという。
なお、その映像と同じライブの様子を収めた写真があるのだが、そこに写っているのはいつもの4人である。
信じようと、信じまいと―
初めてロアが送りつけられてきたので書き写しながら書き込んでたら
時間が掛かって日付またいだらID変わってしまった…
>>978、
>>979も自分です
あとテンプレの「「信じようと、信じまいと―」と本文の間には1行空行を入れる。
連投の場合は、 終わりの「信じようと、信じまいと―」をつけるのは最後のレスのみ。 」
もすっかり忘れ、いや見落としてましたねーいや、ごめんなさい
>>984 超GJ。それぞれの出来もさることながら
流れを的確に掴んで活かすその手腕に脱帽だ。