1 :
本当にあった怖い名無し:
オススメのホラー小説について語ってくれ
なんかこう、夏の暑さが吹き飛ぶようなのお願い
2 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/28(日) 21:32:52 ID:gTSpMWJU0
_Y_
r'。∧。y.
ゝ∨ノ
>>1が糞スレ ,,,ィf...,,,__
)~~( 立てている間に _,,.∠/゙`'''t-nヾ ̄"'''=ー-.....,,,
,i i, ,z'"  ̄ ̄ /n゙゙''''ー--...
,i> <i 文明はどんどん発達し r”^ヽ く:::::|::|:::〔〕〔〕
i> <i. ていく・・・・・・。 入_,..ノ ℃  ̄U ̄_二ニ=
`=.,,ー- ...,,,__ |,r'''"7ヽ、| __,,,... -ー,,.=' >ーz-,,,...--,‐,‐;;:'''""~
~''':x.,, ~"|{ G ゝG }|"~ ,,z:''" ___
~"'=| ゝ、.3 _ノ |=''"~ <ー<> / l ̄ ̄\
.|)) ((| / ̄ ゙̄i;:、 「 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄ ̄\
))| r'´ ̄「中] ̄`ヾv、 `-◎──────◎一'
├―┤=├―┤ |li:,
|「 ̄ |i ̄i|「.//||「ln|:;
||//__|L_」||__.||l」u|:;
|ニ⊃| |⊂ニ| || ,|/
|_. └ー┘ ._| ||/
ヘ 「 ̄ ̄ ̄| /
3 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/28(日) 21:39:18 ID:pH7Ba4QrO
デモンズ
4 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/28(日) 21:41:56 ID:GbBP1uJ0O
着信アリ
(笑)
5 :
sage:2009/06/28(日) 21:43:15 ID:YSPMQy6L0
岡山女
6 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/28(日) 21:45:02 ID:tUULRsmYO
天使の囀り
リング
貞子最強
8 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/28(日) 21:55:17 ID:nfFnz/4k0
個人的には角川ホラー文庫で出してる大石圭さんの作品がすきです。
心霊的な怖さはないけど人間の残酷さがなんだかゾッとする
>>9 即お気に入りに登録しました。ゆっくり読ませてもらいます。
ラヴクラフトいっとけ
12 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/29(月) 19:25:26 ID:wf7sCXWL0
グロいのが嫌いで残酷なのが好きなら乙一か福澤徹三
グロいのが好きで残酷なのも好きなら平山夢明か牧野修
13 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/29(月) 19:28:56 ID:h3E2Y4MM0
乙一はグロくないぞ
文章がうまいよね
毎回アッー!って思うよ
小林泰三【玩具修理者】
岩井志麻子【ぼっけえ、きょうてえ】
貴志祐介【黒い家】
式貴士「カンタン刑」
グロあり虫ありだが小説としてよくできていて非常に涼しくなる。オススメだ!
16 :
座間神暢気丸 ◆occulTjdPc :2009/06/29(月) 21:12:10 ID:rI52cPGBO
ぼっけぇきょうてぇ
屍鬼
名作。読むといい
17 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/29(月) 22:40:17 ID:6w9yf62n0
担任
18 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/29(月) 23:06:20 ID:KdD6VV3i0
>>14 それ全部読んだわ
特に「玩具修理者」が面白かった
福澤徹三の中年リストラ系は精神的にも来る
押入れのちよ
最高に萌える
21 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/30(火) 19:34:48 ID:S+cq4Vy60
山田悠介は、怖いと思って買ってみたけどグロいだけだった(>_<)
乙一は文章上手くて、引き込まれるし、じわ怖感も満載
貴志はよみやすいのとホラーとしてもミステリーとしてもいいよね。
江戸川乱歩「芋虫」
ごめんホラーじゃないけどぞくぞくする。
期待して小野不由美読んだけど、ラノベ以下だった
宮部みゆき並の糞さ
話が散らかってるがひぐらしの方がマシだった
それくらいひどい
山岸涼子の方がマシってどんだけだよ日本の文壇
もう終わってんのか?
黒い家 にもう一票
屍鬼は良かったと思うけど
>>23 宮部みゆきクソとかどんだけ文豪なんですかwww
普段ラノベばっか読んでてたまにまともな本読むと
>>23みたいになる
28 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/12(日) 02:08:10 ID:UcJWka4ZO
高橋葉介作品age
黒い家出版直後に林真須美が事件起こして、2度びっくりだったな
ただ、映画はクソだったw
初めて買った角川ホラーは
大石圭『殺人勤務医』だった
31 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/12(日) 10:12:46 ID:tqP2+I/S0
貴志祐介【黒い家】
断然コレ。
32 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/13(月) 13:17:40 ID:1jALj36Xi
黒い家人気だな。帰りに買ってみるか
33 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/13(月) 13:20:04 ID:6LVSwNoM0
lk
小林泰三…グロ描写、クトゥルー、SF
田中啓文…グロ描写、民俗学、ダジャレSF
瀬名秀明【パラサイト・イヴ】
36 :
デビルちゃん。:2009/07/13(月) 15:24:07 ID:CzE/845vO
呪怨の白い老女と、黒い少女でも、見たら?暇ならば!B
37 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/13(月) 15:28:30 ID:5rfTLV2WO
新耳袋
篠田節子の弥勒
綾辻行人のスプラッタホラーはどう?
「殺人鬼」「眼球奇譚」辺りは
読んでいるうちに己の想像力を呪いたくなるw
パラサイトイヴはつまらなかった、その映画版は輪をかけてつまらなかった。
41 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/14(火) 01:22:59 ID:E3sZUuxoO
角川ホラー文庫は全部読んだ。
42 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/14(火) 03:26:56 ID:D4L6sTpjO
姉飼
44 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/14(火) 06:33:32 ID:Y8FnSLOEO
粘膜人間
死国
此処でよく名が上がるから
ぼっけえ、きょうてえ買ってきた
依って件の如しとあまぞわいがおもしろかった
>>39 描写がグロいだけのもんはパス
映画でもそうだけど、最近グロばっかエスカレートして
吐き気する。
精神的にじわじわくるのが読みたいねー。
片川優子【佐藤さん】w
浅田次郎【あやし うらめし あな かなし】短編集だけど
ホラーじゃないけど、
もうすぐ原爆忌だし放射線に関するドキュメンタリー。
新潮社文庫「朽ちていく命」
東海村の臨界事故で被曝した人の治療記録が淡々と綴られている。
治療法のない放射線障害の怖さがじわじわと迫って来て寒くなった。
50 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 13:38:06 ID:Fud4dgy6i
>>37 それ怖いか?なんか話が単純でゾッとしたりはしなかったけどなぁ
51 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 13:47:03 ID:+urQdpRqO
>>21 彼の本は中一の子にホラー小説を書かせたような感じ
52 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 14:11:47 ID:LGExaRWV0
53 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 19:59:33 ID:gHYFUQvA0
54 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 20:52:24 ID:p8/a1eY7O
黒い家期待して読んだけど、めっちゃ恐いとは思わなかったな。
面倒臭いヤツって感じはしたけど…
ラストの展開も主人公の体格、年齢なら腹決めて知恵絞れば、もっと深手負わずに突破できた気が…
相手が相手だし
>主人公の体格、年齢なら腹決めて知恵絞れば
それはそうなんだけど、キ○ガイは怖いよ。
だからリアルに想像できて非常に困った。
56 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 21:41:18 ID:p8/a1eY7O
>>55 確かに表現はリアルだった。
多分が不満だったのは、相手がサッチーだったからじゃないかな。
個人的に、サッチーにはあんまり力技仕掛けてほしくなかった。
あれがクリムゾンの楢本レベルの身体能力だったら、立ち直れなかったと思う。
57 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 21:56:51 ID:glr9DX0uO
ぼっけぇきょうてえと独白するメルカトルなんちゃら。
原田宗典の「ミズヒコのこと」っていう短編がものすごく気持ち悪かった
>>56 あれは普通のオバサンが保険金の為に旦那の腕を落したり、
なんて過程が怖い話。モンスターだったら反対に怖くないよ。
この手で相手がモンスターモドキがいいのなら平山夢明の『SINKER 沈むもの』
たぶん絶版なので古本屋で。
60 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 23:00:56 ID:wtYwo8Ph0
>力技仕掛けてほしくなかった
ここは同意するが。
実際にオバサンが襲ってきたら自分(平均的体型の成人男性)でも
恐ろしくて動けんとおもう。
という風に思えたのが良かったかと思う。
映画版の弱点は大竹しのぶなので、美人な上弱そう、かつキ○ガイに見えない
なんていうか、下品さがなかったので怖くない。
また、主人公が怖がりすぎ。保険会社の営業のくせに暗すぎでリアリティがない。
上げてしまった上にすれ違いでごめん
ちょっと補足ね
ちょっと上の書き込み変になった。
59の言うように普通のオバサンだから怖い。
映画だと襲ってくるのも映像になるから
大竹しのぶだといくらなんでも違和感あるし
じゃあ強そうなオバサンでいいかというと雰囲気が壊れる。
映画すれでもないのに長々とごめん
62 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 23:37:55 ID:p8/a1eY7O
>>59 >>60 なる程、普通のオバサンゆえの恐さ…
それを感じられなかったのって、なんか損した気になったorz
もっかい読んでみるよ。
話変わって申し訳ないけど、ケッチャムの本ってどうなのかな?
ものによっては二度と読みたくなくなるとか…
>>58 針をたくさん刺したボール作って、高いところから投げようとしてる奴の話だっけ。
原田氏の短編は不気味なのが多いよね。
エッセイは爆笑ものなのに、そのギャップが怖い。
64 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/18(土) 00:20:43 ID:TW1Pc59RO
age
>>58 あれ気持ち悪いよね…
同じ本に収録されてた別の短編(子供関係)のも嫌だったなぁ
加門七海の「怪談徒然草」オススメ。ほんと怖い。
小説じゃなくてエッセイなのがまた怖い。
67 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/18(土) 01:57:26 ID:xYKd4/Ap0
ここまでスティーブン・キングなし
上下分冊だが「呪われた町」をオススメしたい
>>67 それならば先に小野不由美「屍鬼」で
当然舞台が日本になっているので入り込みやすい
古い児童書だし図書館で探すしかないと思うが、三田村信行の「おとうさんがいっぱい」と「ドアの向こうの秘密」をおすすめする。
短編集で、ほぼ全てバッドエンド。
特に「ぼくは五階で」と「年をとる家」は救い無さすぎ。
どの話もありえないのにリアルに想像可能なレベルの話というところがマジで怖い。
70 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/18(土) 23:59:25 ID:HCAB4TcKO
飴村の粘膜人間は何度か挫折しかけた。
特に恐いってわけではないんだけど、ドロドロとした生臭い世界観や描写にスリルと不快感がある。
拷問や性描写などは控え目なのに、無性に嫌な想像を掻き立てられる。
ホラー小説大賞に値するかは微妙だが、君の悪い世界を味わいたいなら読んでみる価値はあると思う。
71 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/19(日) 00:04:55 ID:w9gBAjlk0
>>69 お父さんがいっぱいはまだ手に入る。
へたな小説よりもずっとよく出来てるよな。
自分は「かべはしっていた」が好きだけど、
一番こわいのはやっぱり「ぼくは五階で」だと思う。
小林泰三が一番好きだな
「酔歩する男」とか怖すぎる
岩井志麻子の作品が好き
高橋克彦「前世の記憶」
原田宗典は躁鬱だから
躁の時→エッセイ執筆
鬱の時→短編執筆
だと勝手に想像してる
夏休みになったから、ここでオススメされた本を片っ端から読んでみるよ
76 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/21(火) 00:28:33 ID:68Z5gEURO
下がりすぎなのでage
このスレ見て岩井志麻子のぼっけぇ、きょうてえ読んだ。
なんかこう…じわじわくる怖さと「女って…いやむしろ人間ってorz」と久々にかなり落ちたw
あと、読んでる途中でちらちら後ろ振り返ったりしてしまったwなんか部屋が急に暗くて不気味に感じたww
すごく面白かったよ。教えてくれた人ありがとう、他のも色々探してみる
幽霊がでてくるので
怖いのどれですか?
>>76 オレは逆に期待し過ぎたのか余り怖くなかった…。
なんか夢野久作とか岡本綺堂の短編を読んだばかりだったので、それを現代風にグロ(?)描写入れたり読み易くしてリメイクしました、的な感じがしたし。
作風的には好きなタイプなんだけど、他にオススメある?
東京伝説はグロすぎて読めない
なにあれ
80 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/22(水) 14:12:41 ID:KxW8AR4pO
エロくてグロいの読みたい
81 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/22(水) 15:24:46 ID:tAEarbPo0
>>79 平山夢明のシリーズか。全巻持ってる。
新作がでるのを楽しみにしてる。
あれは普通ありえないことを「いかにもそんなことがあるかも」
と思わせる文章が確信犯的で良い。
ほとんど著者があつめた「フェイク」と思えば
グロも気にならない。
純粋に楽しめるのでおれはおすすめする。
82 :
79:2009/07/22(水) 22:33:43 ID:4dtN5APZ0
>>81 そうか・・・「フェイク」と思って楽しむのね
俺はどうしても自分に起こったら・・・とか考えちゃってキツかった
拉致されて歯を引っこ抜かれて塩水飲まされたシーンとか
「いやああうわああやあああひいいいいい」って本投げ捨てたな
読めないのに6冊くらいもってるから涙目
83 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 09:33:04 ID:BXBMJ6YMO
抜けるホラー小説お願いします
夢枕獏『奇譚草子』 おもしろいよ!
お●んこ って言葉も出てくる。
85 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 10:11:41 ID:9RchemoaO
86 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 10:18:26 ID:W0pnQ65l0
小林泰三センスいいね。
中井拓志「レフトハンド」、貴志祐介「黒い家」「クリムゾンの迷宮」、岩井志麻子「ぼっけぇ、きょうてぇ」
、梅原 克文「二重螺旋の悪魔」、小池 真理子「墓地を見おろす家」
メジャータイトルばっかりだな。
でも、やっぱこの人たちはうまい。
牧野修なんかは全然面白いと思わない。
87 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 10:35:01 ID:ATatTmICO
岩井志麻子ヲタが来ましたよ。岩井志麻子は明治から昭和を書いたら神作家だと思う。
中でも「悦びの流刑地」が好きだな。
大正ロマン+訳あり近親相姦
この板でもお馴染みの津山事件を書いた「夜なきの森」
現代の韓国で起きた女性大量殺人事件の犯人が主役の「タルドンネ」
大正昭和の実際の事件が元ネタ+怪奇幻想小説なら「黒焦げ美人」「鉄道心中」(「鉄」は旧字)「偽偽満州」
美人と醜女が交互に生まれる女系旧家の因縁「べっぴんぢげく」
丘板的にはこの辺りがお薦め
>>87訂正
>美人と醜女が交互に生まれる女系旧家の因縁「べっぴんぢげく」
正しくは「べっぴんぢごく」
89 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 10:52:27 ID:W0pnQ65l0
>>88 岩井志麻子って近親相姦とか堕胎だとか奇形なんかが好きだよな。
また語りが岡山弁で妙に不快に感じる。
そこがいいんだけどな。
>>89 ハゲド。
横溝正史や江戸川乱歩の作風を引き継いだような作家だからね。
>近親相姦とか堕胎だとか奇形なんかが好きだよな。
それがいい。特に近親相姦を書くのが上手いな〜
91 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 11:45:26 ID:jI9Ac5zi0
屍鬼は最初のうちはいいけど、終盤はほぼお笑いドタバタコメディー。
めっさシラけた。
ここまで恒川光太郎なし。
まぁ、そこまでゾッとはしないんだけどね。
神隠し時空系好きなら。
「夜市」の風の古道は夏向け。
93 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 12:38:39 ID:W0pnQ65l0
吉村達也は買っちゃダメだぞ〜
えー、吉村達也ダメ?
オレは邪宗門の惨劇がめっちゃ怖かった。
夜トイレにビクビクしながら行ってたのはいい思い出。
墓地を見下ろす家
一番最初に読んだホラー小説
その後3日くらい電気つけて寝た
96 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 16:18:30 ID:W0pnQ65l0
>>94 ごめん、好き嫌いは人それぞれだよね。
俺が読んだのはたまたまハズレだったかな?
>>85 それ文庫化してないんだよな
文庫化したら読んでやる
98 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 10:42:34 ID:YZ1nWA+fO
文章に捻りはないけど、気持ち悪くて面白い「紗央里ちゃんの家」が好きだな。
矢部崇さんだったかな。
うろ覚えスマソ(´・ω・)
ゾッとするとかじゃないけど…小川未明をお勧めしておく。
短編集なんかだと、童話調で一見子ども向け?と思うんだけど、後味の悪さと陰鬱な気持ちになれる指数は高いよ。あのじわじわ来る、払いきれない影みたいな怖さと嫌な感じは3日は持つねw
100 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 11:11:49 ID:XCSOorik0
ホラーってわけじゃないけど、小林泰三の「密室・殺人」はすごく面白かった。
でも謎を残すエンディングだったなぁ。
101 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 11:52:22 ID:0Xs/4v640
島田荘司の暗闇坂の人喰いの木
推理ものだけど途中までホラーっぽい
102 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 12:11:14 ID:wyQloPe40
日本のホラー小説の最高峰、小松左京の牛の首は既出?
103 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 17:12:52 ID:NvQ/hUDM0
今黒い家見終わったけど怖かった・・・
104 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 17:19:08 ID:SqN6rVsZO
エレベーターのシーンがね…
105 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 17:27:56 ID:aLz704IfO
>>95 それ読んだ。終わり方が恐すぎるよね、エレベーターが開いて…とか、最後に冒頭ででてきたマンション入居者募集の広告がでてくるのとか
106 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 17:34:51 ID:XCSOorik0
このスレ的には「墓地を見おろす家 小池 真理子」が一番合ってるんじゃないか?
107 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 18:09:28 ID:dTAMIHqG0
>>86 貴志祐介で「クリムゾンの迷宮」あたりが好きなら、
「天使の囀り(さえずり)」もおすすめ。
冒頭からしばらくアマゾン探検のメールの報告を延々読ませる
ので、なにがなんだかわからない。立ち読みだとそのへんで書棚に
戻すところだが、そのあたりにも複線が貼ってある。
あとはネタバレになるからヒマなときにどうぞ。
おれは3回くらい読み直したなぁ。
道尾なんとかの「向日葵が咲かない夏」。
ぞっとするっていうより、ひんやりした冷たさ。
セミの声聞きながら読むとリアルでいい。
109 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 19:44:06 ID:b0IR3VlKO
映画化されると小説で読む気がなくなる法則
そう思って敬遠してると傑作を読み逃すよ
原作が傑作、映画が駄作ってのは多いからな
111 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 19:54:06 ID:Lkozf13I0
スティーブン・キング
IT
五十嵐貴久
リカ
まじで怖かった…
113 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 20:11:49 ID:m5+pc9HV0
ホラーと言っても色々な種類があるが・・・
泣けるホラー(切なくて)は 貴志 祐介 青の炎 これは映画にもなっている。
一人で家にいるのが嫌になるホラー 長坂 秀佳 弟切草 これはゲームになった。
気持ち悪い、虫ずが走るホラー 新堂 冬樹 吐きたいほど愛してる。 結構腹立つ系w
114 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 20:34:56 ID:BaOaGJlCO
タイトルは忘れましたたが、赤川次郎のホラーで、集団投身自殺したおじいさんの霊が悪さした人を呪い殺すやつ
「独白するユニバーサル横メルカトル」平山夢明
地元紙の日曜読書欄に、この本が紹介されていたのにはワロタ。
ジェリー・スピネッサ「ひねり屋」
児童書だったし、なにをひねるのかな〜?
とファンシーな気持で読んだら最強だった。
お祭りのイベントでハトを大量にはなして、
大人たちが鉄砲でハトを撃ち、
撃たれて地面に落ちた、まだ死んでいないハトの首を
ひねってとどめをさす。
それが10歳を迎えた子供たちの役割で、
しかも大半の子供たちは10歳になって
ひねり屋になるのを心待ちにしている。
でも主人公は嫌で嫌でしょうがない。てなはなし。
アメリカの町では本当にあるらしい。
訳者も、あとがきでこんな話訳したくなかった。。と
おっしゃってた。
乙一「ZOO」
短編集なんだけど、この中の「SEVEN ROOM」?(だったと思うが今手元に無いので題名うろ覚え)
かなりトラウマになった
118 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/27(月) 00:55:39 ID:DuGviVzbO
>>117 seven room先に映画で見たけど原作よりグロい表現抑え目なのに怖かったわ…
あの中ならカザリとヨーコが好き、普通に考えればバットエンドなのにハッピーエンドに思えてしまう読後の爽快感w
119 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/27(月) 01:24:06 ID:KzEq6HPdO
殺戮にいたる病
120 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/27(月) 08:21:08 ID:1NlTumfa0
>>107 もちろん持ってるよ!俺も3回は読んだw
心霊系ではないが、中井拓志の「quarter mo@n クォータームーン」もオススメ。
10年以上昔の作品だけど、まるで現代のネット世界の問題を描いているみたいだよ。
2ちゃんに書き込みしてる奴なら好きかも。
沙藤一樹「X雨」
メタ化はちょっと気にいらないんだけど、伝聞で語られる他人の記憶って怖いなあ、と感じられる。
いくつかの断章から成立する構造は現代の古文書を紐解くような感じ。
122 :
雨森:2009/07/27(月) 20:26:53 ID:NmGqGeFQO
123 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/29(水) 09:59:41 ID:FLXhcFZcO
墓地を見下ろす〜を読んだが、しっかり怖いな
一つの標準点て感じの作品だと思う
124 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/29(水) 10:54:03 ID:K15Pdwgq0
>>120 >中井拓志の「quarter mo@n クォータームーン」もオススメ
同意。あれは集団狂気が怖かった。
加門七海の『真理』
これもオススメ
岩井志麻子好きな人には久世光彦の「桃」もいいよ
おどろおどろしいホラーではないけど昭和初期が舞台でひんやりとした感じ
127 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/29(水) 17:58:19 ID:uvp/dkW6O
一人かくれんぼって本になってたのか。
おもしろい?
128 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/29(水) 18:00:47 ID:MPSwChZUO
ここまで
黒い家
有り
お前らはやれば出来る子
ホラーではなくミステリだけど
三津田信三
『厭魅の如き憑くもの』
文章に少々読みづらい点があるもののぞっとするシーンちらほら
京極なんたらって人の本おもしろいの?
すごい分厚いが…
君は山田悠介でも読んでなさい
>>130 最初の二作だけは面白かった。
あとは何だかなあってのが多い。
133 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/30(木) 21:36:37 ID:nYIAFAjh0
短編なら
「フクロウ男」朱川湊人(「都市伝説セピア」収録)
「玩具修理者」小林泰三
「夏光」乾ルカ
「夜市」恒川光太郎
「枷」平山夢明(「ミサイルマン」収録)
「鬼の跫音」道尾秀介
「るんびにの子供」宇佐美まこと
「最期の言い訳」曽根圭介(「あげくの果て」収録)
「お見世出し」森山東
「夏と花火と私の死体」乙一
やっぱ短編はオチが命だよね。最近特におすすめなのは「鬼の跫音」かな。
個人的には文章も構成も乙一より秀逸だと思う。
長編なら、ホラーじゃないけど「廃用身」を読んで欲しい。あと同じ作者の
「無痛」も結構よかった。黒い家に通じるスリルがあると思う。
『ドグラ・マグラ』夢野久作
135 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/30(木) 22:07:55 ID:sQtx4NNKO
『ドグラマグラ』 夢野久作
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137 :
本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 00:28:10 ID:A0yDcBXTO
まだ出てないかな。森村誠一「青の魔性」
クラスの大半(中でも親が権力者の女子を筆頭にした集団)で一人の少女を陰湿にいじめる描写に寒気がした。
そのいじめの標的になった美しく無口なヤンデレ少女(小学生)に惹かれ狂った担任教師の話
短編で読みやすい。
子供向けの文庫だったと思うが「黄金の脳を持つ男」
男は自分の脳が黄金でできている事を知る
これを取り出してはお金に替えて贅沢三昧な人生を送る
とはいえそれは脳であり、気付かぬ内に男は白痴化していく…
寓話的だが物悲しい短篇
他に入っている短篇もなかなかだった
子供向けだからあまり怖くないけれどお薦めします
>>66 >
>>58 > あれ気持ち悪いよね…
> 同じ本に収録されてた別の短編(子供関係)のも嫌だったなぁ
>
> 加門七海の「怪談徒然草」オススメ。ほんと怖い。
> 小説じゃなくてエッセイなのがまた怖い。
>
親指さがし読んでて面白かったーていう感想を持ったのは俺が厨房だったからか
今になって山田さんの作品を見るとなんか文章がアレだ
黒い家
OUT
バトルロワイヤル
全てに共通してるのは、映画はクソだったって事w
小説でオモロイと思って映画観ると最悪な場合が多いのは、小説読みながらある程度自分の中で映像イメージしちゃうからなのかね
144 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/06(木) 22:54:17 ID:8OacqGTvO
大石圭
映画は全部見た、全部詰まらんかった。
黒い家はまだましなほうだったが
OUTはなんじゃこりゃ、ギャグ映画ですか?って感じだった。
原作の方の「焼肉弁当に肉が多く入っていてラッキー」とか
「娘に貯金持っていかれる」とかの、主人公たちのとてつもなくダメダメっぷりの描写が
容赦なくてリアルで素敵。
146 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 00:22:44 ID:Fj7khNLnO
少年たちのおだやかな日々
多島斗志之
ホラーじゃないかもだけど。
ダルくて面白い。
最初は酒鬼薔薇聖斗と同じような匂いがしたが、以外に違うようだったww
屍鬼はねぇ・・・・陰湿で暗すぎる。
まさにホラーだ。
普通の小説家だと暗さをここまで引っ張れないだろうと思う。
仄暗い水の底から原作呼んだ後に映画みたらクソもゾクッとしなくてガッカリしたのがいい思い出です。
149 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/11(火) 17:51:11 ID:in2B4q/60
昔のだけどクライヴ・バーカーの「血の本」シリーズとかどう?
岩井志麻子さんの「匿われている深い夢」。
小説も勿論だけどイラストが気持ち悪かった。
タイトル忘れたが双子の出てくる話、思い出すだけで薄ら寒くなる…
後、朱川湊人さんの「水銀虫」。子供が山の中で化け物を退治する話が何ともやるせない。
151 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/12(水) 09:57:52 ID:zFjpEHwb0
吉村昭の「羆嵐」は激烈
152 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/12(水) 10:12:24 ID:zFjpEHwb0
筒井康隆もでてないのか、、、。
「走る取的」「熊の木本線」なんか極上の恐怖なんだが。
153 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/12(水) 11:57:02 ID:uBHXHy0X0
ホラーといえば牧野修。
とりあえずスイート・リトル・ベイビーじゃない?
ここ見て「玩具修理者」買って読んだ。
155 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/12(水) 12:53:52 ID:+AvK6sxeO
新耳袋を買って来たので、週末に一夜完読を試みようと思う。
ホラー短編を蒐めた「異形コレクション」シリーズ。
短編集だから旅先の電車やホテルでも気軽に読める。
オカ板住人の間でウケてると思ったがそうでもない!?
ストレートに怖くてフツーにオススメなら、やっぱし「墓地を見おろす家」が一番かな
小池さんまたホラー書いてくれないかぁ
あとがきでは次回作もあるようなことを仄めかしていたけど
「墓地を見おろす家」ってアパートに家族が閉じ込められる話だっけ?
「IT」と「スタンドバイミー」を足して2で割ったような感じでさっくり読めるダン・シモンズ「サマーオブナイト」
161 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/14(金) 17:12:41 ID:8Frt5QyJ0
みんな洋書の翻訳が気にならないか?
俺は英語が得意ってわけじゃないが、最近なんとなく洋書の翻訳を読むと違和感を感じるようになった。
だからキングとかマキャモンなんか読んでもイマイチのめり込めなくなった。
これだけだからアレなんで直近のオススメは「北方謙三 楊家将」
遼の白き狼は怖いぞ!
>>155 新耳袋売ってるのみたことない。
あんまり売ってないの?
>>162 ブコフ100円コーナーにいっぱいありますよw
新耳は創作臭が半端なく、敢えてフィクションとして読んでも駄作ばかりで個人的にはお勧めしませんが…
164 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/15(土) 17:57:04 ID:MxqQ0yi70
「猿の手」が載っている、洋物ホラー短編集。
創元だったかなあ。。。
165 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/19(水) 04:17:22 ID:FZjdCWb40
ミッドナイト・ミートトレイン(真夜中の人肉列車)/クライヴ・バーカー
超おすすめ
今更ホラ大とった夜市読んでみた
微妙すぎたorz
やっぱり「黒い家」と「天使の囀り」が良いなぁ
ぼっけぇ、きょうてぇに一票
168 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/25(火) 02:02:19 ID:aWcMslQvO
あと黒い家も良かった
169 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/27(木) 23:41:08 ID:DCJNdDJdO
墓地を見下ろす家
黒い家
多いのは納得
どっちも、どこのBOOK・OFFにも105円で売ってるからまだの人は是非
170 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/28(金) 00:32:24 ID:zfK8pGcYO
三津田信三
「忌館 ホラー作家の棲む家」
タイトルに惹かれて購入。主人公が作者の名前でエッセイを読んでいるような気になる。
次第に精神をやられていく様と、幽霊の影が背筋をぞくぞくさせてなかなか良いよ。
171 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/28(金) 00:53:53 ID:0hoWGoeo0
>>170 今ググってみたけど表紙の時点でコワすぎヤバイ
172 :
本当にあった怖い名無し:2009/08/28(金) 01:09:36 ID:cfDyEV1NO
>>152 熊の木本線は世にもで見たけど、わけわからんかったな。
昔読んだ小説なんだけど、地獄の鬼が地上に湧き出て、人間を皆殺しに、惨殺する小説判る人いないかな?
気持ち悪さに、一回読んで捨てちゃったんだけど…。
串刺しにされる、女の子の描写がトラウマ。
串刺しにされる瞬間、空の青さに、爽快感を感じた…とかいう描写の小説だったんだけど。
断然お勧めは「粘膜蜥蜴」久々に夢中になって読めた
騙されたと思って一度でいいから読んでみてくれ
178 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 18:10:50 ID:RzBM3QpUO
「姉飼い」
短編集だが気持ち悪かった…
180 :
本当にあった怖い名無し:2009/09/01(火) 18:29:30 ID:pXShaD8t0
来週入院するんだ。
病院で読む怖い話はない?
ディーノブッツァーティの七階
183 :
本当にあった怖い名無し:2009/09/07(月) 06:37:07 ID:ASOz93dKO
ここで評価が高かった(墓地を見下ろす家)を読んでみた
コエ〜〜…!!!終わり方がコエ〜〜!!!
二宮敦人「!」
ゆっくり部屋で押しつぶされていく女の子の心理描写が、不気味でこぇぇ
185 :
本当にあった怖い名無し:2009/09/08(火) 09:07:46 ID:/8fNSgwsO
戸梶圭太「ちぇりあい」
3冊目にきおつけろ
このスレ参考になるね!
「ぼっけえ、きょうてえ」は自分も好き。
京極なら上で「厭なー」が出てるけど「嗤う伊右衛門」と「覗き小平次」読めばおk
怖さはあまり(ほとんど)無いけど夏にはいいと思う。怪談だけどすうっとする。
鬱々ホラー気分を怪談で取り除きたいときに読んだらよさそう。