貴方が聞いた・体験した柿話や、2ちゃんの色んなスレから拾ってきた死ぬ程洒落にならない柿話を集めてみませんか?
【重要ルール】
・長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。
・煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。反応するあなたも煽り・荒らしです。過剰な自治も荒らしです。
・コピペの際には転載元を提示。2ch以外からのサイトからは許可を取ること。
・感想はOK。ただし叩き、煽りと感想は違います。日頃気をつける程度に、言葉には気を遣いましょう。
・次スレは950レスを超えてから立ててください。
・次スレは、前スレのスレタイとスレ番号に沿ったタイトル、テンプレ内容の内、一番最初に立った物とします。
※乱立時の混乱を避ける為、以下を必ず守ってください。
※スレ番号や、スレタイとスレ番号の間に余計な記号やスペースを入れたり、スレタイの●を他の記号に変えた物は次スレとして認めません。
※つまり「●死ぬ程洒落にならない柿い話を集めてみない?●○投目(○にはスレ番号が入る)」が正式な本スレです。
※前スレとスレ番号が重複した場合も、無効スレとします。
前スレ
死ぬ程洒落にならない柿い話を集めてみない?203
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1228918576/
2 :
テンプレ修正:2009/05/01(金) 21:36:01 ID:rX8HyZ+g0
※つまり「●死ぬ程洒落にならない柿い話を集めてみない?●○投目(○にはスレ番号が入る)」が正式な本スレです。
↓
※スレタイとスレ番号の間は半角スペース一つ。
※つまり「●死ぬ程洒落にならない柿い話を集めるスレ ○投目」(○にはスレ番号が入る)が正式な本スレです。
干す
スレタイ、●死ぬ程洒落にならない柿い話● でいいとおもう。
を集めるスレ の部分いらない。
しかし●がウンコに見える。
>>1乙
7 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/10(日) 08:57:22 ID:MpPV2fSn0
前スレの終わり辺りにあった、善根の宿の話、
作者が(山本禾太郎)で、小説の題名は「抱き茗荷の説」
題名が抜けていたんで補足。
8 :
本当にあった怖い名無し ◆cUJbgtPzkE :2009/05/10(日) 08:59:34 ID:RTO+mNHH0
死ぬほど怖いはなし、死ぬほど柿いはなし
( ´・ω・` )
9 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/10(日) 19:54:38 ID:7Pi88ykyO
うちの柴が渋柿かじっちゃって驚きのあまり脱走して3日帰ってこなかった
10 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/10(日) 21:21:33 ID:MpPV2fSn0
無事に帰ってきて良かったね。
うちの犬は熟して落ちた柿を好んで食べるゾ。
11 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/10(日) 21:35:26 ID:NxCCqRr70
ウチに生えてた渋柿を三個ほど取ってきて
皮を剥いて一口大に切って、割っても大したことない皿に盛り付けた
シロモノを、近所の根性ワルで定評な奴に「すごく甘くておいしいよ〜」と
ホラ吹いてお裾分けしてやった
後はどうなったか知らん
桃太郎の話は明治以降に読本で画一化される前は全国にいろんなバージョンがあり
石川県の桃太郎話では桃太郎のお供に柿太郎というやつ登場するそうだ
この柿太郎、大岩が割れて中から登場するという派手な登場はいいがいまいち頼りにならない
最後は鬼が島の鬼に食われてしまうしw
13 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/10(日) 21:50:15 ID:19pJ4W7YO
続き
両親のところへかけこんだ。でもな、やっぱり「ドン」って鳴るんだ・・・。しかも聞こえるのは俺だけらしい。家族の誰も反応しなかった。
んで、ついに15日目
14 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/10(日) 22:02:03 ID:MpPV2fSn0
12番さん、桃太郎ウィズ柿太郎の話、切なくkwsk!
16 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/11(月) 04:32:10 ID:Tu7/Rw+/0
15番さん、スペシャルサンクス!
…凄かった。面白すぎでヤバい、ヤバい。
うっかり「柿太郎」or他の部分も読み込んでしまって、この時間。
id変わってるかもしれないけど14です。
普通に伝わってる桃太郎には無い伝承…。凄ス!
そして今から読もうとしている私
消防だか厨房だかの頃、並んで歩いてた友人にズブズブに熟した柿が落ちてきて爆発した。
そのまま帰った友人カワイソス(´・ω・`)
19 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 09:47:48 ID:63FL0zvP0
「桃太郎」 能登の昔話
昔、あったとい。或る処に爺さと婆さがおったとい。爺さが山へ柴刈ンに、婆さが川へ洗濯に行ったとい。
そしたら、でっかい桃がぷっかんぷっかん流れて来たとい。
「甘い桃ならこっちゃ来い、すっぱい桃ならあっちゃ行け」
婆さが唄うたら、桃は婆さのとこへ流れて来たと。
「よっこらしょ、持って帰って、爺さと半分こ、しょ」
「おお、こらまぁそな」
爺さが包丁を桃のてっぺんに当てたら、「斬らんといて、斬らんといて」って、ちっこい声がしたがや。
あら、不思議な、と思うとる間に、桃はぱっくり二つに割れたぎんて。
そんで、中に丸々肥えたまことにまぁそな赤ん坊がおったんやと。桃から生まれたさけ、桃太郎て、呼ぶまいか。
ちゅうて、子のおらんかった爺さと婆さは、喜んだがやと。
桃太郎は飯を一口食うたら一口分、一杯食うたら一杯分、すこすこと大きなった。一月も経つか経たんに、見た目は十五程に大きなった。
そやけど、やる事ぁ、わやくさやった。山へ柴刈んに連れてったら、山の木を全部引っこ抜く。
畑へ連れてったら、足踏みして、畑を堅くしてもう。
近在の子供と相撲とったら、見境なしに組み合うて手足を引っこ抜く。
そこな桃太郎があんな事した、こんな事した、おっちゃちのあんかを怪我さした。
どうしてくれるちゅうて毎日毎日、人から何かかんか、ゆわれた。そんでとうとう、桃太郎が山のてっぺんから投げた大岩で人死にが出た。
20 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 09:56:33 ID:63FL0zvP0
爺さと婆さは泣く泣く云った。
「もう、ここにおってはもらわれん。どっか他所へ行ってくれんか」
「せめて、きびだんごをたんと持たしちゃるさけな」
そんで桃太郎が、行くが行くが行くと、柿の木しょった大男に出会うた。
「こんまいが、何処ゆくがい」
「こんまいがで無いわい、おら、桃太郎や」
そんで、どっちがきっついか、て相撲取った。
桃太郎が片手でとん、て突いたら柿太郎が吹っ飛んだ。
「おまんはきっついのぉ」って、柿太郎は家来になった。
そんで、桃太郎はきび団子を一つくれてやった。
21 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 10:06:02 ID:63FL0zvP0
桃太郎と柿太郎が行くが行くが行くと、栗の木しょった大男がおった。
栗の木、どん、と倒して、
「おらァ、栗太郎や。通るぎんたら、何かおいてけや」
怒った柿太郎が組みついたが、中々勝負がつかん。
こんだ、桃太郎が代わって、とん、と突いたら山の向こうまで吹っ飛んだ。
「こまいがに、きっついなあ」と栗太郎も家来になった。
そんで、桃太郎はきび団子を一つくれてやった。
22 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 10:17:12 ID:63FL0zvP0
桃太郎と柿太郎と栗太郎が行くが行くが行くと、立派な屋敷があった。
地頭殿のお屋敷やった。中から、おうおうと大勢の人の泣き声がした。
「どうしたんや」って聞いたら、ここの三人の姫さんたちが山の神様の生贄に決まった云うて泣く。
「神様が人を食うもんか。人を食うもんな、神様でないわい。おらたちがやっつけちゃる」
桃太郎と柿太郎と栗太郎はお姫さんたちの代わりに、生贄の大樽に入ったがやと。
23 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 10:40:11 ID:63FL0zvP0
御宮さんの前に樽置いて、地頭殿の家来衆はみんな逃げ帰ったがや。
そしたら夜中に、ガリモリ、ガリモリ、って、何かが樽の蓋齧った。
半分ぐらい齧ったとこで、桃太郎が「それ今や」って合図して飛び出した。
でっかいでっかい毛だらけの化けもんがそこに三匹おったぎと。
一番でっかい奴に桃太郎、他の二匹にそれぞれ柿太郎と栗太郎が組みついた。
爪でひっかくわ、噛みつくわ、生臭い息を吹ッかけるわ、地響きで山が一晩中轟々鳴った。
夜明けまでかかって、やっと静かになった。
地頭殿の家来衆が、恐る恐る様子を見に来たら、人も化けもんも、血だらけなってみんな倒れとる。
「ああ、うちの姫さんらを助けてくれて、ええ人らやったが可哀想ぎに。相討ちやったんや。せめて丁重に葬らせてもらお」
って、みんなを埋めようとしたんやて。
そしたら、「うーん、よく寝た」云うて、桃太郎も柿太郎も栗太郎も起きてきた。
くたぶれて寝とったがや。死んどったがは、化けもんだけやった。
化けもんは歳を経た大狢やった。
こうして、桃太郎と柿太郎と栗太郎は、地頭殿の三人のお姫さんの婿さんになったがやと。
あとでじっぱりなんばみそ。舐めてみたら辛かった。
おもしろい
ついに栗太郎もでたか!
25 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/13(水) 17:22:17 ID:pkycP6qr0
次はファン太郎か
小学生のころ、弟と一緒に自転車で繁華街を通ったら
突然、ビルの上から何かが落ちてきて俺と弟のすぐ手前の地面にバチーーンと当たった
よく見ると2つのミカンだった、上を見ると近所のDQNガキが笑いながら逃げていくところ
DQNガキは別の小学校だったが顔は知ってるやつらだった
どうやらこのあたりがあいつらの遊び場のようだと見当つけた俺は仕返しをすることにした
次の土曜日、俺は同じビルの4階の踊り場でDQNガキどもを待ち伏せていた
ミカンの仕返しに俺は家から柿(ふゆ柿)を2個持ってきていた、ミカンより強力だからだ
そこにやってきた先週のDQNは自転車の4人連れで、先頭のリーダー格のやつを狙って上から柿を投下!
柿は前から2番目のやつの自転車のかごに命中、そいつは衝撃でつんのめって脇の植え込みに衝突
後のやつらは俺を見て口々に罵ったが俺がもう一つの柿を見せるとビル内に突入してきた
俺は予定通り、やつらが昇った階段とは別の階段から降りて脱出した
今になって考えると、頭に直撃していたら死んでたかもしれず、洒落にならなかったかも
27 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/14(木) 03:36:36 ID:41iFbRlk0
大事にならなくて良かったね。
あー、よく水入れた風船を落としてたやつがいたなあ。
ぶん殴ってやりたかったが。
>>20 柿の木を背負って柿太郎て・・・なんか安直だな
あたまにミカン乗っけてミカン男ってのと同じレベル
336 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2009/05/15(金) 15:13:38 ID:4rhwhULK0
俺が小学校5年の秋
郊外にある従兄弟の家(農家)に一家で遊びに行った
従兄弟が、うちの柿の木に“呪いの柿”がなっているんだ、と言いだした
“呪いの柿”とは何だと問うと
従兄弟の庭の柿の木の枝が1階の屋根の端まで伸びていて、大きな実がかたまってなっている
その実が“呪いの柿”なんだそうだ
1週間ほど前、従兄弟が屋根に出てその柿の実をもいで食おうとしたら、運動神経の良い従兄弟
にもかかわらず、屋根から転落してしまった
幸い、下の地面が柔らかく大事なかったが、次の日に従兄弟の弟が全く同じ理由で転落したそうだ
その後も従兄弟の友人ら3人までが次々とその柿に手を伸ばしたところで転落したそうだ
おかげで“呪いの柿”はもがれる事なく今日まで枝にぶら下がっている
俺も見たけど本当に屋根の端からちょっと手を伸ばせば簡単に取れそうな位置にある
俺と弟は日頃から高い所に登ったり、塀の上で遊んだりしていてバランス感覚には自信があった
さっそく弟が取ってやる、と言って窓から屋根に乗り出し“呪いの柿”に簡単に手を伸ばした
しかし次の瞬間、まったく突然に転落してしまった
俺はこのときピンときた!
その後俺が“呪いの柿”に近づき、そして枝をつかんで横の方に引っ張ってみると
もとの位置からは全く死角になっていた実の裏側にシナンタロ(いら蛾の幼虫)が二匹ついていた
こいつに刺されると電撃的な痛みに襲われ、ショックで弾かれたようになるのだ
“呪いの柿”に近づいた者がことごとく転落したのはこれが原因であった
言うまでもなく一度シナンタロに刺された従兄弟はそれがわかっていたが、知っていながら俺達に
“呪いの柿”取りに行かせたのだ
従兄弟の友人3人も同じように従兄弟にだまされたに違いない
洒落にならん従兄弟である
31 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/18(月) 17:10:30 ID:HkfnFEcd0
29へ、背中に御堂を背負った御堂っこ太郎、てのもどっかで読んだな。
昭和20年、敗戦時に起こった話。現代昔話とでも言おうか。
終戦直後、空襲で焼け出された親子が居て、歩いて田舎の親戚の家を目指していた。
途中で、「かあちゃん、おなかが空いた」と子供が泣くもんだから、
母親はそのへんの柿をもいで与えたんだって。
そしたら、柿の木の持ち主の爺さんが飛んできて、許しておけん、こうしてくれる。
って、泣いて謝る母子をその柿の木に縄で縛りつけたそうだ。
炎天下から丸一日と一晩。
次の朝、「どれ、勘弁してやろう」って柿の木のとこへ行ったら、
親子の全身が見えないぐらい、まっ黒。
「なんじゃこりゃ」って手で払ったら、それが全部、「蚊」
ワーンて真黒になるぐらいどっさり蚊がたかっていて、親子は死んでたって。
後味の悪い話でスマン。
33 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 11:19:35 ID:1589iUme0
「狢の悪戯」 山麓の民俗 やまべの民話より
太郎さん処は村はずれで、うちの裏にゃでけぇ小柿の木があって小柿どさまく生った。
ある晩、太郎サが寝床にへってウトウトしてたら裏の板戸をドンドン叩いて、
「太郎サ、太郎サ」って呼ぶ奴ぁ居た。
太郎サは目ぇ覚まして、眠い目ぇこすりながら戸開けてみたが、誰も居ねぇ。
「何だ、夢か」って独り言云って、又布団に潜り込んでウトウトしたら、
板戸がドンドン鳴って、「太郎サ、太郎サ」って呼んでる。
こんだ布団に座って、ジッと聞き耳立って見りゃ、確か「太郎サ」って呼んでる。
しょうがねぇ、起きてって、外のけみやまで行って見たが、やっぱぁ誰も居ねぇ。
やっとこさ、「狢の悪戯」って気が付いて、太郎サはぶつぶつ言いながら寝ちまった。
翌朝、裏ぃ行って見たら、小柿の木の下ぃ、小柿がいっぺぇ落ってた。
やっぱぁ、むじなのいたずらだったづらよ。
34 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 12:39:13 ID:1589iUme0
「看取らせる〜柿の好きなバアサンと 妻と 時々オレ」より
先日、妻の担当のバアサンが息をひきとった。
もうすぐ90になろうとしていた。
その日は妻が夜勤の日だった。
バアサンはホント、不思議だった。
体中に麻痺が有る筈なのに、トイレに行き、トイレで立ち、用を足す。
朝、早くにトイレに連れて行けば必ずと言っていいほど大きい用を足す。
「あんだかよー」(何だよー)と言う言葉がバアサンの口癖だった。
生粋の房州人だった。
妻は必ずと言っていいほどバアサンと向き合い続けていた。
何かの行事があればその時に着る服を夜遅くまでバアサンと話しながら決めていた。
バアサンは話せる言葉が少ない。
その言葉から妻は、バアサンのホンネを汲み取る。
当たり前のことかもしれないが、これが難しい。
ある日だった。
バアサンが職員の詰め所まで、車椅子をウンショウンショと漕いで来て
ぼんやりこちらを眺めていた。
俺と妻はなんとなしにバアサンに近づいて行った。
すると、言葉少ないバアサンが妻に
「あれは、おめぇの旦那か?」と聞いてきた。
その時は、一部の職員(管理職)を除いて二人が交際していたことを伏せていた時期だったから、
「なんで知ってるの?」と妻と目を合わせてバアサンの口をふさいだ。
バアサンはガハハと笑っていた。
35 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 13:00:11 ID:1589iUme0
バアサンには二人が交際していること、結婚することを教えた。
俺らの結婚式でバアサンはテープで祝辞を言った。
妻は笑いながら泣いていた。
そんなバアサンに家族は休日になると時々やってくる。
ある日、家族と一緒に沢山の人たちがバアサンのとこにやってきた。
いつも来る顔じゃなかったがバアサンは普通な顔をして喜んでいた。
家族の仲間はもっと喜んでいた。
それを見て写真を撮らなくちゃ、と思った。
でも、俺じゃ野暮だから、担当の妻にカメラを渡した。
その時に撮った写真を他の職員が引き伸ばしてくれて、それをずっと部屋に飾っていた。
普段はぼーっとしているバアサンも、時々その写真を見に自分の部屋に来ているのを見かけた。
そんなある日バアサンにいつも来る息子さんがやってきていた。
俺が声をかけると、「あー、赤鬼さん」と声をかけてきた。
「赤鬼さん」というのは、以前息子さんが面会に来た時に、たまたま俺が「節分だから」と
顔を真っ赤に塗って仕事をしていたのを見て、息子さんとバアサンが大笑いしていた、
その思い出から出た言葉だと思う。
いつも年中行事の際には何かしらやっていた俺なので、
家族の方々の中には、そんな俺の格好を期待してやってくる人もいる。
嬉しいことだ。
そんな俺のために来てくれて、ジイサンバアサンに会いに来てくれる機会が増えるのだから。
36 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 13:10:32 ID:1589iUme0
そんな俺を「赤鬼さん」と呼ぶ息子さんが来たある日、
バアサンが俺を見て「なんだっけな、なんだっけな」
と出したい言葉を絞り出すような、そんな場面があった。
何だろうな…と考えると、もしかして俺が結婚することを言おうとしてるのかな、と思って
「いやいや、バアサン、それは秘密だよ」と人差し指を唇に当てて話した。
すると息子さんは気にされて「どうしたんですか?」と聞いてきた。
「実は…」とバアサンの担当の女の子と結婚すると言うことを伝えた。
「あらぁ〜、あんなカワイイ娘を捕まえて。おめでとうございます」
その日から、息子さんは「赤鬼」じゃなく「新婚」と俺を呼ぶようになった。
37 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 13:31:40 ID:1589iUme0
そんなバアサンがある日ご飯を食べなくなった。
と思ったら立てなくなった。
そして、声をかけても反応が弱くなった。
こうなるとどう対応したらいいのか悩んでしまったが、バアサンのことを案じている「遊び」にくるデイサービスのジイサンバアサンに
面会に来てもらったこともあった。
同じ地元で顔なじみの仲間はバアサンを気遣った。
その度に反応の薄いバアサンが、目を閉じてばかりのバアサンが、目を開けたりもした。
デイサービスに顔尾を出すと、時々、そのバアサンの状態を深刻な顔で聞いてくる地元のバアサンもいた。
「見に来てやってください」
そう言うのが俺の唯一の出来ることだった。
しだいに口からご飯も食べれなくなり、バアサンは看護師の部屋の横にいるようになった。
妻は泣いていた。「何も出来ることがない」って。
でも「そのままでいてほしい」と俺は強く言った。
臨終の時を迎えるから、特別のことをしようだとか、そういうのじゃなくて。
こんな時こそ「いつもどおり」を大切にしてほしい、と泣きながらよく家で話した。
そんな中、静脈から入れていた水分もいよいよ入らなくなってしまった。
看護師も介護員も相談員も、「いよいよか…」と思った矢先の妻の夜勤の日。
バアサンが息を引き取る数秒前に、妻はバアサンを見に行った。
理由などない。ただただ、見に行かなくては、という妻の勘と、
バアサンの根性が引き合ったのだろう。
なんとなしに見に行った妻の前で、手の中で、バアサンは最後、息をひとつ大きく吸って、止まった。
人が亡くなる瞬間を俺も遭遇したことがある。
大きく息を吸って、人は亡くなるのだ。
38 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 14:04:09 ID:1589iUme0
看護師に電話をするとすぐにやって来た。
そんな時、看護師は決まって言う。「今日じゃないかと思っていた」
不思議なものだ。ジイサンバアサンは決まって、担当の勤務しているその時を待って最期を迎える。
担当が夜勤の、勤務の、この夜に看護師は、いや、職員は、「今夜かな」と思うのだ。
バアサンは妻が化粧を施し、入れ歯を入れ、合掌し、バアサンの着物を整えた。
不思議なことにバアサンの顔は笑っていた。こんなに笑っている死に顔は初めてだ。
バアサンはみんなに見送られて行ってしまった。
その夜、バアサンの家で通夜があった。
夜勤明けの妻と早番上がりの俺で通夜に顔を出すと、バアサンの子供たちが棺桶の前にいた。
「お、赤鬼さん、来てくれたのか」と息子さんは俺ら夫婦を輪の中に入れてくれた。
「バアサンも幸せもんだ」息子さんが笑って言った。
バアサンの霊前で、みんな笑って飲んでいるのに、なぜか切なく哀しかった。
息子さんは淋しさを紛らわすように酒を煽っていた。呂律も回らなかった。
そんな時、ふと思った。きっと、看取ったのではない。バアサンが看取らせたんだ、と。
そう思いながら暗がりに光る、バアサンの植えた大きな大きな柿の木を見上げた。
バアサンは柿が好きだった。その柿の木は家の玄関先に佇んでいた。実はなく、葉が生い茂っていた。
「ほんと、ありがとうございました」
そう言ったあと、なぜか俺らは暗闇を走っていた。笑いながら。暗闇で、笑っていた。暗闇で、泣いていた。
その翌日、デイサービスのバアサンが「ちょっと、兄さん」と声をかけてきた。
「世話になったね」そう言った。「あのバアサンの面倒をみてくれて、ありがとう」
近所のバアサンだ。あのバアサンのことをいつも心配していた。
何も言えなかった。ただ、ひたすらトイレでポロポロ泣いた。
未だにバアサンの部屋に行くと、バアサンは大丈夫かな、と体が向いてしまう。
後一か月はきっと、この癖も抜けそうにない。
柿の季節になって、ふと思い出して、また涙が出てくる。その季節までは。
>>31 爺は殺人罪で死刑でしたか
過失致死でも柿一つで二人殺せば死刑でしょ
処刑方法は渋柿を100個ほど食わせて内臓破裂の拷問ですね
40 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 22:36:53 ID:1589iUme0
39さんへ。終戦直後の食糧不足時、人の命と食糧を量りに掛ければ、圧倒的に人の命の方が軽かった。
ある畑の持ち主は、さつまいもの盗難があまりに多いため、畑の周りを高圧電線で囲んだ。
夜、電線に触れたさつまいも泥棒の母子が死に、それに対する裁判の結果、持ち主に
懲役1年6か月、執行猶予3年という刑が言い渡された実例がある。ほぼ無罪の扱い。
この柿泥棒母子の話は都市伝説に近いので、本当にあったことかどうか、未確認。
食料と命を天秤にかけた実例としては、いくばくかの食糧を受けとって乳児を預かる
私設乳児院の、乳児連続殺人事件などが有名。
食料が手に入ったら、乳児は殺してしまい、親には元気にしている、
と次々預かっている他の乳児を見せて誤魔化していたという事件。
戦中、戦後の混乱時には現代よりも殺伐とした一時期があったのだろうな。
柿は他の食料に比べれば、手に入りやすい甘味だから、強欲柿爺の話はやや眉唾。
41 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 13:21:01 ID:sVFulrSz0
柿の葉っぱについているイラガの幼虫、信濃太郎。
上の方で「呪いの柿・シナンタロ」て呼ばれている奴。
別名 電気虫。うっかり触れると電撃的痛み。物凄ぇ痛い。
もし、マゾの人がいたら、一遍触ってみてはどうだろう。
多分、味わったことのない痛みを感じること請け合い。
42 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 13:54:56 ID:sVFulrSz0
「やまんしゃんご」 鹿児島県の昔話より
昔、ある処に、爺と婆と娘が暮らしていた。
娘は二親が歳老いてから生まれたので、爺と婆の可愛がることは果ても無かった。。
大変器量よしで、爺と婆はどこへ行くにも連れて出た。
ところがある日、どうしても爺と婆だけが出かけねばならぬ用事ができた。
仕方なく娘を留守番に残すことになった。出がけに、
「ひょっとすると、やまんしゃんごが来るかもしれぬ。
もし来たら、かんまぁて戸を開けてはいけんど」と言い聞かした。
娘は言われたとおり、しっかり戸締りした。
ところが案の定、やまんしゃんごがやって来た。戸の隙間に手を入れて、
「おまえが戸を締めた時、俺の手をはそうだもんじゃから痛うしてたまらぬ。
指がひっちぎりょごたる。もちっと緩めてくりょう」と哀れな声を上げた。
娘はやまんしゃんごがあまり哀れな声を出すので、つい、戸を少し緩めてしまった。
すると、やまんしゃんごはいきなり戸の隙間に毛むくじゃらの腕を突っ込んできた。
娘はあわてて戸を締めたら「わあ、腕が折れる、痛い痛い」と悲鳴をあげて騒ぐ騒ぐ。
娘は又、可哀そうになって戸を緩めてしまった。
すると又、やまんしゃんごは身体を半分捻じ込んで家の中に入り込み、
「あ痛、あ痛、体がくゆるとよ、もっと開けてくりょ」と悲鳴を張り上げる。
すると、あっちゅう間にやまんしゃんごは家の中に飛び込んできた。
体中毛だらけ、真っ赤にただれた目のおとろしい姿に、娘は気を失った。
やまんしゃんごは娘を軽々と抱えて裏庭へ出た。
そしてそこの大きな柿の木の枝の彼方にも此方にも娘の髪の毛を縛り付けてぶら下げた。
そして、娘の体中をゲシゲシと蹴飛ばいて、とうとう殺してしまった。
やまんしゃんごは嬉しげに笑って、ぶるんと体をふって娘に化けた。
43 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 14:08:52 ID:AHSGBkZe0
44 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 14:09:10 ID:sVFulrSz0
やがて爺と婆が帰って来た。
「やまんしゃんごは来んじゃったか」と聞くと、やまんしゃんごは
「そがぁなもんな来んじゃった」と娘の声色で答えた。
婆が「腹減ったじゃろ」と土産の餅を出すと、やまんしゃんごはがつがつと食いだした。
「なしかぁ、そがぁに急ぇて食う」と聞くと
「ひだるぅしてたまらんとじゃぁ」と、一層がつがつ食う。
爺と婆が「おかしか」と思うて、家の裏に行くと、本物の娘が無残な姿で柿の木に吊るされていた。
あまりのことに爺と婆は、胸が煮えくりかえった。
「娘の仇、討たんじぃおくか」
「我こさぁ、やまんしゃんごじゃろ!」
と、鉈でもって、さんざんに打ちすえ、叩き殺したそうだ。
45 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 14:12:20 ID:sVFulrSz0
43さんへ。それそれ。
赤ちゃんを103人も殺しているのに、懲役たったの4年だもんな…。
>>40 39ですが、たしかに眉唾な話ですね
死体に集っていたのが大量の蚊だったというのも変だと思うし、蠅じゃあるまいし
おおかた復員してきた兵隊から南方では戦死や餓死した人の体にものすごい蚊がたかってた
みたいな話を聞いた人が作った話かも
47 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/26(火) 16:32:48 ID:e8aUthNd0
柿食えば 鐘が鳴るなり 新勝寺
ミッキー トンプソン
48 :
本当にあった怖い名無し:2009/05/27(水) 10:45:23 ID:ugIzo1Uz0
○柿の種ふりかけ茶漬け○ こんなんみつけた!より
あの柿の種が、ざくざく入っているお茶漬けのもと。
柿の種は元々あられなんだから、合わないわけないんだね。
味はピリ辛うまうまのお茶漬けふりかけなんですが、
普通のお茶漬け用の小さなあられサイズじゃないから、
さらさらっとかきこむ時に、柿の種が喉に詰まって危ないのなんの。
よく噛んで気をつけてお召し上がりくださいませ。
いい加減にカキコミしないと熟柿が落つるが如くスレも落ちるぞ
おばあちゃんの田舎の事です。
昔はよく遊びに行っていたのですが、最近訪ねたらすっかり変わっていました。
昔は毎日お墓にお供え物をするのが日課だったのに、しなくなっていました。
しなくていいの?と訪ねると、怒ったように「いいんだ」と言いました。
気がつくと、村のどこのお墓にもお供え物がないのです。
私が妙な男に気がついたのは翌日でした。
ぶつぶつ言いながら、長い棒を持って村に植えてある柿の、来年の豊作を願って1個だけ木の上に残しておく「木守」の実をかたっぱしからたたき落としていました。
それが、不思議な事に、誰も文句を言う様子が無いのです。
私はぶつぶつ言う男が気味が悪いので離れました。
その夜、おばあちゃんは、会合があるからと言って出かけていきました。
妙な鉄砲の様な物を持って行ったので心配になってこっそり後を付けました。
なんと、こっそり覗いた公民館では、みんな鉄砲の様な物を持っています。
気味が悪くなった私は帰りましたした。
翌日、私はおばあちゃんの家を出る時に妙な男のことを聞きました。
簡単に「○○さんって言うんだ」と言いました。気になったのですがバスの時間が迫っていたのでそれ以上聞けませんでした。
翌年、またおばあちゃんの家を訪れました。
「今年は○○さんのおかげで作物のできがいい」
そう笑って言いました。
村中の柿はたわわに実を付けていました。
私は気になって村内を回りましたが、あの○○さんの姿はどこにも見あたりませんでした。
いったい○○さんはどこへ行ってしまったのでしょう…
転勤で他地方の農政課に転勤してまた鳥獣害対策してるそうです。
冷凍柿おいしいよ
熟柿を冷凍庫に入れるだけ
洒落にならないほど柿い話
ある秋、干し柿の産地で有名な地方を車を運転してた。しばらくすると大きな昔風の家にの軒下に柿すだれが大量につるさがってたんだ。
その時は何にも思わなかったんだけど、よく考えたらJAの指導で衛生面から屋内に干すようになってるはずなんだよ。
もういちどその家行こうとしたけど何回行き来してもその大きな昔風の家にはたどり着けなかった。
柿の葉茶というのがあると聞いて柿の葉を湯がいてみたことがある
その結果、渋柿の葉はまろやかな味わいがあったが、甘柿のは渋みがあった
甘柿の葉は渋いらしい・・・ただそれだけ
432 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/01(月) 23:10:19 ID:jL4nyUxT0
7 名前:名前なカッター(ノ∀`)[sage] 投稿日:2005/06/24(金) 21:54:58 ID:7XBZnpSA
「教科書読め」
「はい…最近家の姉が色づいてきました」
「!? …その字は姉じゃない柿だ」
55 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/03(水) 16:28:25 ID:bj6hkxkH0
かきいちwebshop 「柿市こぼれ話」より
柿市商店に全く久しぶりのおめでたがあった。
一部の人にカルトな人気を持つ祥ちゃんが結婚したのだ。
考えてみればふざけた話や、有り得ないような話には溢れているのに、おめでたい話はここのところ百周年を除いてはとんとご無沙汰だった。
特に結婚話は恐ろしいほど無い。
ところで、新婚の夫には祝いの洗礼が待っている。
近江町の奇習「水ぶっかけ」だ。
結婚してのほほんと初出社してきた新婚男に、みんなで水をかけて頭を冷やしてやろうと言うことだろうか?
特に魚屋さんの水かけはエグイらしい。
魚を洗った水や、切り落とされた魚の頭や、内臓までもが新婚男に振る舞われるらしい。
56 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/03(水) 16:35:42 ID:bj6hkxkH0
当社は八百屋なので魚を調達することはなかったが、
代わりに長芋の箱に詰められて来るおが屑や、腐った野菜類、
逝っちゃってしまっているメロンや、グレープフルーツ、氷、
墨汁、タバコの吸殻などが前日から用意されていた。
嬉々として汚水を作り続ける社員たち。
君たち、そんなに嬉しそうに仕事していたこと、ないよね?
さらに汚水の傍で何か大げさな掃除機のようなものを組み立てている。
多分、高圧で水を噴射し、車や家の外壁などを綺麗にするアイツだ。
まさか、それで祥ちゃんを狙撃するつもりでは…。
57 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/03(水) 16:40:35 ID:bj6hkxkH0
それにしても前回当社で水かけが行われたのは何年前だったろう。
私も実際にかけられるところを見るのは初めてだ。
噂によると、玉ちゃんの時は4階の窓からも水がぶっかけられたらしい。
「さあ、あきらめて道の真ん中に立てや」
社長が引導を渡す。
先ほどから自分にぶっかけられる汚い水を呆れた様子で見ていた祥ちゃんは、
「脱ぎますわ」と、小さく言ってパンツ一丁で現れた。
58 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/03(水) 16:48:34 ID:bj6hkxkH0
あっと言う間に阿鼻叫喚。
恐るべき水かけが始まった。
たっぷり作りこまれた汚水は、手頃な大きさの桶に分けられ、祥ちゃん目がけてぶちまけられた。
しばらくは為すがままだった祥ちゃんも、桶を持った高野さんをとっ捕まえて巻き添えにする。
勿論かける方も無傷で済むわけがない。
みんな揃ってドボドボのぬれねずみだ。
そしてその巨大なぬれねずみ達は、なぜか祥ちゃんではなく高野さんを捕まえて大桶に逆さ吊りにして漬けようとする。
しかし、その試みは失敗した。
高野さんは大きくはないが重量級だ。
どうしても逆さに持ち上げることができなかったのだ。
ある意味メタボの勝利だ。
人生どこでどんなことが幸いするかわからない。
59 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/03(水) 16:54:16 ID:bj6hkxkH0
水かけが終わって、こんなに何人も家の風呂に入れなきゃならないのか、と
ちょっぴり憂鬱になっていたのだが、さっきの高圧噴射お掃除機械で、社長がみんなに水をかけて洗ってくれた。
うちの社員は泥もん(ゴボウや蓮根など泥つきで出荷する野菜)か?
いつもゴボウや百合根を洗っている井戸水も使われたが、そんなもので洗ってもダメでしょう。
社長夫人が「風呂に入れ」と何度も言ったが、遠慮したのか誰も入らなかった。
60 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/03(水) 16:59:29 ID:bj6hkxkH0
そして驚いたことにぬれねずみ達はみんな着替えを持参していた。
バスタオルまで持ってきている。全く用意のいいことだ。
後日、祥ちゃんが
「あの水、臭いんですわ。参りました。でも、魚屋の人たちよりマシかな…」
と言っていた。
高野さんに、
「あんた、嫁さんも貰わんうちに水かぶってどうするん?」と聞くと、
「最初から仕組まれとった」とぼそりと言った。
いじめか? それでも大変な騒ぎだったのに、怪我もなかったようで良かった。
61 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/03(水) 17:02:32 ID:bj6hkxkH0
そうそう、他の社員が
「俺、郁子さん(社長夫人)に、なかなか結婚できん人は、一緒にかけてもらえばいいんじゃないか、って言われたんですよ。ちょっとひどくないですか?」
と、言っていた。
う〜ん、確かにひどいな。
なかなかやるな、郁子。
思い出カプセル
運営が柿スレを立てたなwww
64 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/08(月) 17:50:00 ID:2Zpau2oAO
昔、親が作ってくれた、柿と大根の酢の物を旦那に作ったら、たまげられてしまった。意外と美味いよ?
去年の秋に長野でもらった富有柿のなかになんと半径13cmもある巨大なのがあった
珍しい(つーか不気味なので)茶の間に飾っておいたら食べるの忘れて年を越した
今年2月ごろ表面に黒いしみがいくつもできて、しまいにひとの顔のようになった
俺と兄は妖怪たんころりんだ! とふざけて言っていたが
3月になってこの柿が突然消失!!!
誰かが捨てたのかと思ったが誰も知らないというので
もしかしたら本当に妖怪になって外に行ったのかもしれないとか思っている。
66 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/08(月) 21:27:09 ID:mh4nlsZr0
半径13センチと云ふ事は、直径26センチ!?と云ふ事かや?
…スイカ並みの大きさでは無ゐか!
67 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/10(水) 10:43:26 ID:j9KUyEgK0
[ドイツ]ゾーリンゲン[二十四の瞳]スレより
27:名前なカッター 04/11/16 14:41:33
大石先生の娘、奈津は戦時中の食糧難の辛さのあまり、
まだ青い柿を食べ、食中毒で死んでしまうんだ。
先生と長男は泣きながら遺体を棺桶(引き出しで代用)に納める。
その時、先生は屋根に昇っていた南瓜の蔓をむしって、南瓜を一つ取り、
枕刀のゾーリンゲン包丁をグサリと突き立てる。
長男は一瞬ぎょっとする。
「お前は知らんかったんだね。母さんの小さい頃は、うらなり南瓜は子供のおもちゃ…」
そういいつつ先生は包丁で南瓜を抉り、「家」を作って棺桶に納めるんだ。
中略。
そのあとの長男のしぐさ。
意地悪して妹に絶対貸さなかった「智慧の輪の輪」を奈津の掌に握らせてやる。
しかし、こわばった掌は智慧の輪を受け取らず、硬い音を立てて下に落ちる…。
68 :
本当にあった怖い名無し:2009/06/13(土) 10:45:25 ID:XA0sU2JL0
流れぶった切って悪いけどさ、ヒサルキって遠野物語にもおんなじ話があるのは既出?
69 :
本当にあった怖い名無し:
柿たべたいな あげ