アセンションを超えて 〜序章〜

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622これからお風呂です(・ω・)/
誤解を招いてしまったかな
「闇の勢力なんてものは無い」というスタンスで書かれている本だよ(>>618だけでは説明不足でしたね)

タイトル見た時点で(又陰謀論か、もうお腹一杯(*ω*)=3)と思ったが、
一応手に取って、最初の方に「ダン・ブラウンの小説や映画に触れた人に
読んで欲しい」みたいな事が書かれていて、読み易く勉強になりそうだったので
「いるみなてぃ陰謀論研究の総括」として買って読み始めたんだが、
読み始めてびっくり 「ガチガチの陰謀論者」の視点では無く、
「陰謀論のトンでもっぷり」を暴く視点で書かれた本だった
……といっても、揚げ足を取って陰謀論者を馬鹿にする様な方法では無く、
陰謀論者以上に細かい事実を踏まえつつ、広い視野で時代背景を捉え、
検証して行く視点で書かれているので、読んでいて面白い ……という訳で、以下、いるみなてぃについて

>>620-621 18世紀末に作られた「バイエルン啓明結社」が
いるみなてぃの正式名称(訳し方によって他にも多数あり……啓明会、
光明会、照明派、啓蒙結社、イリュミネ教団、バヴァリア幻想教団等々……)
その後壊滅させられたので、実質的な活動期間は僅か10年だった
だが陰謀論者により、「実はその残党が黒幕となって、その数年後の
フランス革命(1798年)が引起された」という作り話が加わって
(これがいるみなてぃ陰謀論の発端)、今現在も(当事者不在のまま)ドンドン進化しているという事らしい
今と違うのは、陰謀論を提起したのが、左翼・リベラル主義者(反権力側)
で無く、右翼・保守主義者(権力側)だったという事も興味深い
それまでの旧体制(アンシャン・レジーム)に浸かっていた人達が、
フランス革命という現実を受容れられなかったが故に、責任転嫁と犯人探しの為に、
当時既に過去のものだったいるみなてぃが犯人に仕立て上げられ、
「=フリーメイソン=テンプル騎士団=薔薇十字団=ユダヤ人」
という図式がでっち上げられ、実しやかに浸透した(今も浸透中)という事らしい

半分読んだだけだが、俺が陰謀論者に抱いていたマイナスイメージを裏付ける内容でびっくりした
ガチガチの陰謀論者予備軍の皆さんに御一読をオススメしたいですね(・ω・)/