昼間に寝ている最中に見た夢。
何故か俺がいつも夜マラソンをする際通りかかる道で、
犬のような顔に熊のような態勢をした猛獣に追われていた。
街は昼で、通行人もいるが、誰も助けを呼んでくれない。
そんな状況が続いていく中で、俺の体力はピークを迎えそうになっていた。
走るのを辞めたら最期、殺されちまう………
そう確信していたが、俺は一つアイデアを思いつき、ある道へ向かうことにした。
そこは下り坂。熊は足の構造のおかげで坂を早く下りることができないのを俺は知っていたのだ。
まるでジョジョの主人公の如く「俺はただ逃げてるだけじゃなかったのさ!」と格好をつける。
そして無事例の生物を大きく引き離し、近くのタクシーに拾われ逃げ延びる。
次の日、ニュースであの後例の熊のような生物が一般人を何人も喰らった後、
機動隊に身柄を拘束されたとやっていた。
カッコよく倒せなかったのが心残りだ