町の小さなレンタルビデオショップでバイトしています。
今日は客が少なく比較的ヒマだったんですが、返却のDVDを整理していたら
貸し出しケースが微妙に重いのがありまして、開けてみるとケースの中にもう一枚
YOUNG GUNSというタイトルのDVDが入っていました。ウチのDVDに貼る
ステッカーも無いし、多分個人用のセルDVDだと思います。
ん、洋物か?と期待して店のDVDで再生してみましたが、
期待は外れ、ただのサーフィンのイメージビデオのようでした。
整理と言っても一人分しか片付けるものはなかったので、持ち主はすぐに分かり
本人に電話をしてみました。すると、ムキになって「俺のじゃない」と繰り返すのです。
いやいや、オッサン。ウチの店のDVDじゃないし、こんなのが混入するならあんたしかいないだろ。
と、呆れつつも処分の了解を得ましたが、おっさんが変なコトを言うのです。
「違います、私ではありませんよ。後ろに並んでた若い女性がいたからその方じゃないですか?」
いやいや・・・なんだそりゃ。あの時店に入ってきたのはオッサン一人だけだし。
俺に見えない客がいたとでも?怖い事言うなよ。それから遅番の交代が来るまで一人で店内でガクブルでしたよ。