ほんのりと怖い話スレ その53

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続きです
半分以上夢ネタなので聞き流してください

その当日に見た夢と言うのが、その日の夜明け前の飼育小屋の
光景で、俺は飼育小屋を正面から見ていて、小屋の中には兎
以外に何かゲル状というかなんというか、そんな感じの黒い物体
が動いていた。

そのゲル状の物体はなんと説明したら良いのか…
全体的に真っ黒で、光沢も何も無いブヨブヨした感じ、大きさは
50cmくらいで後ろの方に太くて長い毛のようなものが20〜30本
くらい生えていて、その毛の先端が光ファイバーのように光っており、
手足や口や目とかは判別不能という何とも正体不明の何か。

そんなものが兎を襲って食べているのだから、本来はそうとう気持ち悪い
光景のはずなのだが、なぜか俺は全くそんな事は考えもせずその
黒い物体を凝視しているだけだった。

暫くすると、遠くの方から小さな声で
「…………た」
「…が……た」
「…がたべた」
と、最初の方がよく聞こえなかったが、大人の女の人の声で微かに
喋っているのが聞こえてきた。
最初の方が聞こえないため振り返ろうとしたところ、突然耳元で
「違うね」
と、さっきの女の人の声が聞こえてきた。

そこで夢が覚めたのだが、非常に気持ち悪い夢だったため、隣で寝ていた
従弟を起してその話をしたところ、自分も同じ夢を見たと言い出した。

続きます
439本当にあった怖い名無し:2008/12/15(月) 22:11:05 ID:qQqzl21X0
>>438の続き

ただし、従弟の見た夢は一部違っていて、兎を食べていたのがブヨブヨの
ゲル状の物体では無く、従弟曰く「トトロのまっくろくろすけが集まって大きく
なったようなやつ」で、後ろのチカチカと光る部分は毛ではなくただ光っている
だけだったらしい。

そして今朝、そんな事件すっかり忘れていたわけだが同じ夢を見た。
前と全く同じ夢で、少し違ったのは、最後の「違うね」が実際に耳元で
囁かれたような気がしたこと。
「気がした」だけで根拠は何も無いけれど…耳元で囁かれると、その
感触といえば良いのかそんな感じの「余韻」が残るよね?そういう
「余韻」が起きた時に感じたので。

以上です
夢の話しだし脈絡の無いことばかりだし何が「違うね」なのかさっぱり
わからんし意味不明な文章ですんません。