341 :
本当にあった怖い名無し:
「(´・ω・`)」
お決まりの返信だった。
もううんざりだった。それ以来Aとメールのやりとりはなくなり、ゲームもほとんどログインしなくなった。
ログインしなくなって3週間ほど経った頃。
ギルド内で仲良くしていた、他の人からメールがきた。
「最近見ないけど忙しいのかな?みんな寂しがってるからたまにはINしてね^^
そうそう、Aも大学辞めたとかなんとかで忙しいみたいで全然いないんだよねー」
Aが大学を辞めたとの事。
嫌な予感がしたが、その友達には暇になったらログインするね、とだけ返信しすぐにその事は忘れた。
私は当時某資格系スクール講師の仕事をしており、主に無料体験スクールなどのイベントを担当していた。
無料体験を行った日は、最後に受講者にアンケートをお願いしている。
授業の感想や講師の印象、氏名、住所等をWEB上で入力する簡単なアンケートだ。
アンケートを回収し、結果をデータにまとめるのも仕事の一環であり、その日もいつものようにアンケート結果に目を通していた。
そして・・・スクロールの手がとまり、目がディスプレイに釘付けになった。