ガイア・アセンションシリーズ

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222朝日の記事だが
ロックフェラー直系のひ孫、「ネバ・ロックフェラー・グッドウイン」が、
身内の立場からエクソンモービル社に苦言を呈した
――国際金融資本(支配階級)は、必ずしも陰謀論者が言う様な1枚岩では
無い事を示す記事(マッチポンプとも言うが)

風(朝日新聞・2008/07/06(日)・4面)
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●ロックフェラー家の危機感 ニューヨーク 立野純二
〜「『自分の巣を汚す鳥は繁栄出来ない』という格言があります」。〜
「今の経営方針は、新興国の石油需要がずっと高水準で続く前提に立って
いる。ひたすら油を燃やし続ければ地球に何が起きるのか。気候変動が
もたらす世界経済の荒廃がやがては自分の経営を脅かすリスクを考えて
いない」 確かにエクソン社は他のメジャーに比べ、太陽光等代替
エネルギー開発への投資比率が小さい。〜(原油高の)原因は供給不足
だと強調し、今後も油田開発こそが重要だと同社幹部は訴えた。〜

対するロックフェラー家は全米の株主や民間研究機関との連携を
進めている。化石燃料に頼るエネルギー構造の悪弊を立証し、
エクソン株を持つ者同士で結束しよう――。
その呼掛けに多くの個人投資家だけで無く、堅実な投資機関等も集り始めた。
〜「『地球を守れ』では人は動かせないが、『株主の利益を守れ』と
訴えれば動員力を生む。実利を求める大衆の動きを公益に役立てる仕掛け
が今の世界を変えるカギ」。
厚い眼鏡の奥で目を細めながらグッドウイン氏は語った。

原油高が需給バランスのせいだけでは無い事は世界の常識だ。
株式市場に見切りを付けたヘッジファンド等の投機資金が商品市場に
流れ込み、原油や食糧の相場を作り上げている。市場原理主義が
ガソリン高に拍車を掛け、ブッシュ政権末期の首を絞めているのは
皮肉な構図だ。〜