伝説に残る迷文、飛鳥昭雄の筆取前話第61話(現在は公式サイトから削除済)。
あまりにもツッコミ所だらけで「妄想幻魔大戦」として話題になる。
http://web.archive.org/web/20010218193541/homepage1.nifty.com/MONOMONO/hissyu/kakohissyu61-.html ---------
最近、飛鳥堂のコンピュータに、何度も潜り込もうとしていた
御仁がいたことが判明した。
飛鳥堂で『週刊飛鳥』を立ち上げた頃、スタッフの忙しさで、
ガードが甘かった時期があった。
その時、一度潜られたことがあったため、今回は、アメリカの
某所から流れたガードシステムに手を加えた物を取り付けさせておいた。
すると、さっそく何者か侵入したことを、システムが感知したのである。
このシステムは簡易式だが優れ物で、侵入を確認すると同時に逆探知を開始する。
一方、侵入者には誤表示させることから、錯覚した侵入者はいずれ
中に入れると思い込み、何度も侵入を試みてくるのである。
その度に逆探知が進行し、最後は侵入者の電話番号へたどり着く。
侵入者は、飛鳥堂のパスワードにたどり着き、案の定そのパスワードで
しつこくノックしてくる・・・・。
しかし、それが侵入者の首を締める結果となった。
システムが相手の電話番号にたどりついたのだ!チェックメイトである!!
システムは逆探知に成功すると、自動的に侵入者の電話番号にアクセスを開始する。
すると相手の電話が”通話中”と表示され、侵入者が、その時間帯に回線を
使用していた証拠として登録!さらに、その後、何度も侵入者の電話番号に
アクセスし、2度目のアクセスの際、相手が1回コールで受話器を取ったことで
侵入者が起きていたことを登録、さらに数度のアクセス全てでも、相手が
1回コールで受話器を取ったため、動かぬ証拠と相成った!NTTに問い合わせた結果、
その電話番号から侵入者の氏名と住所が明らかになった。
後はそれらのデータを警察に持っていけば、警察で侵入者の回線使用結果と
照合作業が行われることになる。
そうなれば、最後には御用となるわけだ!!さて、他人のコンピュータに
潜り込もうとした犯罪者は一体誰だったのか?これは「筆取前話」を通して、
犯罪行為を犯した一人の特定人物に向けた、飛鳥昭雄からの最後通告である!