11 :
本当にあった怖い名無し:
ちょっと長くなって申し訳ありませんが…ささやかな体験談です。
4つに分けました。
私は若い頃、願望実現法をやすやすと信じ込んでかなり辛い目に遭うという
悔いても悔やみきれない苦い経験をしています。
なんだこれは?!
だって「誰でも望みどおりの、しかも辛い努力・行動なしに自由に自分の
人生を変えられる」と大書してあるじゃないか。それは何なのだ?
商売上の「誇張」だったというのか?それとも案の定本気で信じなかった
からなのか? わかった、それを人は詐欺と言うのだ。詐欺にマンマと
かかった自分は若かったとは言え馬鹿だ、大馬鹿ものだ!
というわけで、以来私はそれらを完全否定し、もはや二度とこの法則を
思い出すまい、と固く誓い、それなりのつつましい人生ながら、
すべては自己責任。あの若い日のような筆舌に尽くしがたい不完全燃焼感と
自己嫌悪感だけは残らない人生を歩いてきたのです。
ところがここにきて行き詰まった。税金も払えない。督促状などは朝飯前。
税務署や社会保険庁から人が来て払えない理由を問いただしていく。
冷や汗が出る。さてどうする。
ここで、またあの法則を思い出したのです。そして2ちゃんに来ていろいろな
スレを読んでみました。が、やはり否定派の言い分にもっともだと
頷けましたし、否定派の真摯な探究心に感動を覚えるくらいだったのです。
でも! このままでは自分は野垂れ死だ。
老いた両親をおいて、人に一杯迷惑をかけて逃げてそれでいいのか?
いいはずがない。やってみよう。とにかくやってみよう。
(続く)
12 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/16(日) 14:53:48 ID:CE6bin9t0
というわけで、実行することにしました。
いろいろ本を読んだりスレを読んだりした結果、若い頃のあの自分は確かに
前のめりで不安と不信を払拭するための無理な信じ込みかたをしていた。
そのため、それがかえって不信の振り子に力を与えていただけだったという
こともわかった(ような)気がしましたから、
だから今度は、失敗の逆をいこうと決心し、心を思い切り平坦に
(前のめりにならないために)保つことにまずつとめ、
今抱えているあらゆる状況を「平静に」と言い聞かせつつ、過去、現在、
そして予想される未来を眺めることにしたのです。
すると、どの段階で自分の中でそうなったのかわかりませんが、
「平静に」という単語にひきずられて、多分脳内に蓄積されて
いただろう言葉の中から、「相性」という言葉が湧いてきたのです。
相性! なるほど、今まで自分は果たして自分と相性のいい仕事をしていた
だろうか? 自分と相性のいいお金を受け取っていただろうか?
相性のいい人間関係を構築してきただろうか? 否、である。
そして相性に続いて今度はごく自然に「器」という言葉も上がってきました。
そうなのだ、器だ。器の大きさ、質、これは否定できない。
なぜなら、これこそが自分自身だからだ。相性がいいとは、この器にあって
いる、という意味なのだから。
(続く)
13 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/16(日) 14:56:07 ID:CE6bin9t0
そうか、わかった。自分はたった今から、自分と相性のいい仕事、
相性のいいお金、相性のいい将来を望むことにする。
それ「で」充分なのではない。それ「が」充分なのだ。と思い至った。
途端、しばしの静寂、平静な心、そして安心感が湧いてきた。
それも全く根拠のない不思議な安心感だが、不信感による心の乱れがない。
で、背中がふいにぞくぞくした、と思ったら元気が出た…。
さて、ここからですw。
その翌々日あたりから、ここ半年も本当に仕事がなかった自分に
無理のない程度に2つ3つと仕事が入ってきたのです。
営業活動は一切していないにも関わらず…。だがしかし、この程度なら
過去にだってあった。過去に例をみないほど順調になってはじめて
このスレで報告できるというものだ、と思えばまだまだでした。
そして新しいイメージングを思いつきました。
今の自分はカラッカラにかわいたスポンジである。
そのスポンジに、宇宙に充満している豊かさの水
(もちろん自分と相性のいい水)が、今まさに
しゅわ〜っとしみこんでいる…というものw。
これを歩きながらやると、きれいな水が毛細血管の隅々まで浸透して
いくような感じがして自分には心地よい。これも、ひたすら平静に!
イメージング。そのときも背中がぞくぞくしました。
(続く)
14 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/16(日) 14:57:18 ID:CE6bin9t0
でもただそれだけ。それ以上に自分の気持ちを追いかけない。
寝る前もやらない。むしろ法則を完全否定していた頃を思い出し、
もし本当に法則なら、否定していたって適用されるはず。ならば、
100%信じ込もうと努力したり、無理に忘れようと思わずに、
法則を完全否定するくらいの気持ちに帰ろう。そう思って、ほとんど何も
儀式的なイメージングは行ないませんでした。それが「平静」を保つための
方策として自分にとって最適だったからです。
で、この土曜日になってまた別の仕事の依頼がきた(これも実際の営業活動なし)…。
という、現在進行形の小さな小さなw(^^ゞ体験談でした。
この間約1ヶ月。
一番参考になったのは、「リアリティ・トランサーフィン」の本&スレと
この前スレ。というか自分は否定的だったのでほとんどこの手の本を
読まずにきていたものですから。
とはいえ、今でも科学的・合理的な実証なくしてなんの法則だろうか、
と思っています。また、営業活動をしなかったとは言え、そのお客様の
仕事は過去にしているから来たのであって、ゼロ状態のところからは
来ていないのです。また、こんな法則を思い出している間に
この元気で営業に取り組めばもっと上昇していたかもしれない。
なにしろ、同じ人間が同じ条件下で同じ実験ができないから証明できない。
だからいまだに、ゼッタイある!とは言えません。
が、何か「ある」こともあるのかもしれない、とも感じているのは
上に述べたとおり。なので、いたずらに長いレスで申し訳ありませんが、
ささやかな例題になればと思い、長文してしまいました。m(__)m
現時点では科学的な意味をも満足させるもの「法則」ではないとおもうな。
人によって出来たり出来なかったりするという時点でアウト。
出来ない理由を「想像が上手くできないから」「マイナスを思い描いてしまうから」成功を疑うから」とか、
実行者の実行方法の問題にしている間は「法則」と呼べないよね。
いかなる条件であっても、これこれこのように力が働く。
法則というのは、それくらい揺るぎないモノでないと法則とは言えない。
でも願望実現はあると思ってる。w
面白いよ
>>11さん!
イメージの発想自体、引き寄せたものみたい!
何かスイッチ入っちゃった感じだね。
自然で無理がない。そして説明のつかない展開。
すげー!
17 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/16(日) 16:07:08 ID:zVR7MeWI0
>>16 有難うございます。
ただ、私もこの週末に新しい仕事が入ってこなければ、やはり、
自分なりの引き寄せ?をして、2つ、3つと仕事が入ってきていても、
まだ、いやこれは違うだろう…と思っていました。
しかし、こうなったところで、そうか、これは何かあるのかも。
ないかもしれないが、こうして皆さんのレスを読んで立ち直った自分
なのだから、今度はこれが、それなりに皆さんの何かヒントになれば
いいかも、と思って長文レスした次第です。
あと、野垂れ死寸前という切羽詰った状態が、
願望実現の法則(があるとして)が効果的に働ける状態を
生み出したのかもしれませんw
>>11からの成功例を読んで思うのは、
冷静な自己分析と状況判断をしているってこと。
ただし、多くの引き寄せ勉強中な人たちにありがちな方向とは
ちょっと違うんだと思った。
1 失敗の逆をいこうと決心
2 心を思い切り平坦に (前のめりにならないために)保つことにまずつとめ、
3 今抱えているあらゆる状況を「平静に」と言い聞かせつつ、過去、現在、
そして予想される未来を眺めることにした。
自分が引き寄せ出来ない時というのは、
「失敗の逆を行く→どうしたらいい?」と、脊髄反射的に行動を決めようとする。
しかしそれでは結局、「自分の経験からの発想」しかしないので、
「慣れ」で解決出来る以外の「失敗」は繰り返してしまうんだろうと思う。
そこには「自分の域」を出た発想は何もない。=引き寄せてない。
>>11さん聞いていいだろうか。
>今抱えているあらゆる状況を「平静に」と言い聞かせつつ、過去、現在、
そして予想される未来を眺めることにしたのです。
この部分は例えばどういう感じに考えたのか、
もう少し具体的に教えてもらってもいいでしょうか?
単に客観的になる、自分フィルターを除いて「出来事」を見る、
というだけでない感じがするのですが…。
19 :
11:2007/12/16(日) 22:08:21 ID:2hFpKnaJ0
>>18 適切にお話できるか分かりませんが…。
実はここに至る前は、苦しい状況が続いたこともありw、軽い神経症の
なりかかりだったので、それを解決したく、鬼和尚なる人物がいる宗教板に
行っていたのです。で、宗教知識のない自分はただ聞いているだけでしたが、
それでも、あーなるほど。成功も不成功も所詮ただの夢、あるいは
ただの事象にすぎないのかもしれない、と思い至ったというのがベースにあります。
ただの事象。これがとても大きな収穫でした。淡々と、平静になれないのは
物事をただの事象と捉えていないからだったと。そういう目で人生を振り返ると、
あーなるほどやはりあそこがああしてこうしたからだ、ということが
本来なら顔を覆いたくなるようなことでも、淡々と振り返られたのです。
で、意識が現在まで来たとき、ふと、右へ行くと野垂れ死w、左に行くと
心地よい人生というが待つという、2つに分かれた道がイメージされたので、
さて自分はどちらを選ぶ? 当然左。ならば、どうすればいい?
という風に考えが進んでいったのです。これはほんの1時間くらいの
できごとだったと思いますが、相性、器、という言葉が浮かんだのも
この1時間の間です。座禅などは一切していません。
また、この頃にはすでになんとかできるなら願望実現の法則も使えるように
なりたいと、各スレをのぞいており、それによって「前のめり」が失敗の
元であったことを確認していましたから、その後のイメージングも、
つとめて淡々と平静に、所詮どちらに行ってもただの事象に過ぎないが、
自分は左に行く、という風に楽に平静にしていた、というわけです。
今回はとても2チャンネルに助けられています。(^.^)
20 :
11:2007/12/16(日) 22:23:07 ID:2hFpKnaJ0
>>18 追伸
まとまりがなくて申し訳ありません。
とにかく、特にこの言葉を聞いたから、読んだから、ということではなく、
鬼和尚のスレや、リアトラの話や、あれやこれやを複合的に考えながら
自分の行くべき道を探していたら最終的にこうなった、というのが正しいのですが、
スレチもあるかと思い、強烈なヒントを得た宗教的な話をあえて省いたことを
見抜かれるとは、とても鋭い方だと思いました。(^.^)