後味の悪い話その80

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856本当にあった怖い名無し
他スレに投下されてたのをコピペ

220 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/11(金) 15:47:59 ID:0XHj3wU+0
夫の両親は「おっとい婚」で一緒になった。
おっといとはつまり強姦の事で、
昔姑は舅とその弟達に無理やり舅の家に連れ込まれ、
最初は舅と、舅が済むと次はおすそわけで弟達に・・・と輪姦された。
その地域では昔はよくある事だったそうだ。
で、キズモノにされた姑は、その時代の他の被害女性達と同じように
舅に「どんなことでもしますから、嫁にしてください」と土下座した。
それから姑は舅家族の家畜として生きてきた。
舅の弟達はもう姑を女として扱うことはなかったが、
9ヵ月後、子どもが生まれた。それが私の夫だ。
夫は舅の子として育ったが、祖父母からも舅からも見向きもされなかった。
舅は姑に全く関心を示さなくなり、外で愛人を囲い家に帰らなかった。
姑は舅の両親に仕え、舅の祖父母の介護をし感情を押し殺し奴隷生活を続けた。
ただ一人の息子を守るために・・・・。
息子は舅に似ず、頭の良い子で塾に行ったわけでもないのに
常に成績はトップクラス。
東京の国立大学に合格し、家を出た。
姑は息子が自慢で生きがいだった。
自分のこれまでの不幸も全てを帳消しにしてくれる、
あの子を産むために、自分は生まれ生きてきたんだ・・・と、
離れている生活は寂しかったが、大学を主席で卒業し、
エリート街道を突き進む息子が愛しかった。
しかし、息子が28になると、彼女から息子は奪われた。
857本当にあった怖い名無し:2008/01/13(日) 00:04:22 ID:ztBhvagc0
221 名前:2 投稿日:2008/01/11(金) 16:00:48 ID:0XHj3wU+0
息子が「結婚したい人がいる」と連絡してきた。
彼女はショックだった・・・・・。
舅の両親は他界し、舅は相変わらず愛人の家にいりびたりだった。
息子が結婚したのは、都会育ちの女だった。
言いたい事ははっきり言う、遠慮もない、
「何か手伝う事ありませんか?」なんて言ったことも無い。
息子が嫁をつれて帰省してきても、いつも息子とべったりで
お客さん顔して座っている。

息子が席をはずす度に、姑は嫁の私に言った。
「自分の立場をわきまえなさい。」
「何様のつもりなの」
私は返事もせずにフンと横を向いた。
あるとき姑は私に平手打ちをした。その時台所に舅が入ってきた。
私が舅にむかって「助けてお義父さん!」と駆け寄る。
舅は姑を殴り倒した「この不感症が!」

そしてその夜、夫と共に舅から姑との結婚のいきさつを聞かされた。
夫は自分が強姦で生まれた子と知り、ショックを受けていたが、
舅やその弟達との絶縁を決心した。
858本当にあった怖い名無し:2008/01/13(日) 00:05:06 ID:ztBhvagc0
223 名前:3 投稿日:2008/01/11(金) 16:11:08 ID:0XHj3wU+0
姑はそれから毎日のように、私達の家にやってきた。
そして私の家事にケチをつけたり、露骨な意地悪をしたり、
夫とわざとコソコソ話をしたり、私が出て行くように仕向けた。
このままでは夫と別れさせられる・・・・。
そう危機感を感じ始めた。
そしてある時、夫のいない時に姑に反撃を試みた。

「お義母さん、レイプされて結婚してもらったんですってね、
 お義父さんの弟さんたちにもやられたんですか?
 それで頭を下げて結婚してくださいって?
 よく生きてられますね、女として恥ずかしくないんですか。
 これからはレイプ嫁さんって呼んであげますよ。 」

姑は泣き崩れた、そして二度と私達の家に来なくなった。
一月後、舅から電話があった。
「おかあさんの様子がおかしい。それから・・・・おかあさんと離婚して、 
新しいひととこの家で暮らしたい。おかあさんをそっちで引き取ってくれ。」

私は目の前が真っ暗になった。冗談じゃない、姑と同居だなんて負け組じゃないか。
そして誰もいない昼間、姑に毎日電話をかけた。

「お久しぶり、レイプ嫁さん・・・・・。ウチにきたら、毎日レイプの感想とか聞かせてもらいますよ」

「お義父さんと弟さんたちと・・・だれが一番よかったですか?
だって、4人にいきなり輪姦されたんでしょう・・・・」

2月後、姑は死んだ。多分自殺・・・・。
859本当にあった怖い名無し:2008/01/13(日) 00:05:42 ID:ztBhvagc0
224 名前:4 投稿日:2008/01/11(金) 16:16:43 ID:0XHj3wU+0
そして、大晦日の夜、
なんだか胸が苦しくて目が覚めた。
金縛り・・・、全く身体が動かせない。
まっくらな部屋の中、ぱしっぱしっと音がする。
夫を呼ぼうにも、声が出ない。
誰かが布団の上に乗ってきた、
鬼の形相の・・・・姑。

「ゆるさない、お前をゆるさない・・・・」

私に向かって真っ赤な目をしてつぶやき続ける。

なんだ、あの馬鹿か・・・・、拍子抜けした。そうしたら身体が自由になった。
私は起き上がり

「なにか用?レイプ嫁さん。レイプの思い出話をしにきたの?
で、だれが一番感じた?」

姑は消えた、あれ以来一回も現れない。
現れてくれればいいのに、またネチネチ聞いてあげるのにね。

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姑の人生は凄くかわいそうだけど、嫁を威圧したりしてあんまり同情できない。
でも嫁は嫁で反撃の仕方が陰湿でこれまた同情できない。
内容から察するに嫁は最初から姑を嫌っていたわけではなさそうだし
少しやり方が違えば2人とも上手くいけたんじゃないだろうか
なんて思うと後味が悪くてたまらない。