214 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/15(土) 01:02:38 ID:EA7cx+Bj0
ろうと竜王は呆然と立ち尽くし立ちつくし呟いた。
「これが酋長ファミリー。。。」
ブス子・ザ・レジェンド
「伝説のブス子・ザ・レジェンド。。。」
砂煙があがる中ブス子・ザ・レジェンドは首を振ってモルダーを一瞥した。
「モルダーが死んだか。彼にはFBI射撃術の訓練を担当してもらおうと思っていたんだがなぁ。」
ぽぽろが静かにモルダーの遺体に敬礼するとそれにならってその場の全員が
それに倣った。
NYの空にはモルダーの死を悼むかのように雨が降ってきた。
215 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/15(土) 01:37:03 ID:EA7cx+Bj0
ゲレン、蓮最中、モルダー、ぽぽろ、ろう、竜王、ブス子・ザ・レジェンド
の7人はモルダーの死体をセントラルパークの一角に埋め近くの日本料理屋にはいった。
全員がファーストドリンクの注文をするとブス子・ザ・レジェンドが口を開いた。
「これからここにいる全員に俺の訓練を受けてもらうわけだが、その前に戦うべき相手の説明をする。」
ブス子・ザ・レジェンド以外の全員は唾を飲んだ。
「君たち。というか俺も含めてだが酋長ファミリーの敵は多国籍企業・・・具体的には
アナハイムエレクトロニクスグループだ。」
ブス子・ザ・レジェンドは一息ついたあとに話を続けた。
「アナハイムエレクトロニクスは政変で揺れるエルサルバドルを買収しようとしている。」
「エルサルバドルを買収ですって!?でもいかに中米の小国とはいえ2百数十万の人口を有する国を
企業が買収などできるの?」
ぽぽろは驚いた顔をしてブス子の顔を見た。
ブス子はさほど気にする様子も無く続けた
「アメリカの多国籍企業の昨年の売り上げ高は4千億ドルを超え、
自由世界第2位の日本のGNPにとほぼ等しい金額になっている。。。」
「これだけの頭脳と金額があればほぼ地球上で出来ない事はないというわけか」
ゲレンが知ったかぶりをして満足そうな顔を浮かべている。
216 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/15(土) 01:49:44 ID:EA7cx+Bj0
「しかし、アメリカ政府が自由と正義の国アメリカがそんな多国籍企業の横暴を
認めるとは思えないのですが。」
ろうは静かにブス子に語った。
「この件に関してはホワイトハウスも裏で支援している。
社会主義陣営へ走ろうとしている小国を自由陣営へとどめておくのにこれ以上
うまい手段はないからな。」
「民主主義の理念はどうなるんだ!」
竜王はテーブルに拳を叩きつけた。
217 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/15(土) 02:01:22 ID:EA7cx+Bj0
「これでは世界はヤツらの思うがままじゃない。もう絶望よ。」
ぽぽろは今にも泣きそうな顔をしている。
ブス子はぽぽろの方に手を置き不敵な笑みを浮かべた。
「だが、そのヤツらにも一つだけ思い通りにならないものがある。」
ブス子は一息おいたあとこう叫んだ。
「それは俺たち酋長ファミリーだ!」
ゲレンもぽぽろの方に手を置き続いた。
「ぽぽろ、絶望だなんて言うほど俺たちは長く生きちゃいないさ」
「モルダーのかたきは私達が討つ!」
蓮最中は拳を高く突き上げた。
「私達も全力で戦います!」
「酋長ファミリー万歳!」
ろうと竜王も叫んだ。
この時酋長ファミリーは世界一の絆で結ばれた。
218 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/15(土) 02:06:47 ID:EA7cx+Bj0
第三次酋長大戦の幕開けである。
219 :
田林:2007/12/15(土) 23:33:00 ID:1B89fd/PO
私も頑張ります
220 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/15(土) 23:36:41 ID:EXuY+4ZiO
福岡・大分スレで
ID:dJjMZdFoO
が火病ってます(笑)
からかってみて下さい。
>>ゲレン、蓮最中、モルダー、ぽぽろ、ろう、竜王、ブス子・ザ・レジェンド
の7人はモルダーの死体をセントラルパークの一角に埋め近くの日本料理屋にはいった。
わざとか?w
222 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/17(月) 19:04:29 ID:NEWLjcGG0
223 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/18(火) 17:30:16 ID:CI2AHf820
その後、一同は近くのファミレスで打ち上げをすることに決めた。
ブス子が雇った軍用トラックの荷台に、一同が寿司詰めになりながら、
酋長ファミリーのテーマソング『唸れ酋長!そして死ね! ひろんちょ ver』
を歌っている。
トラックはゴトゴト揺れながら、目的地のファミレスに向かった。
ファミレスはありました。
そして、、みんなでドヤドヤと入りこむ!
みんなが注文する!
だが、そんな彼らを待ちうけていたのは、アナハイムの刺客
サイバーチックな双子のお相撲さん ドス&コイ兄弟であった!
ドリンクバーの影から密かに酋長ファミリーを奇襲しようと企む両兄弟
マワシの液晶にはwelcimeの文字が右から左へと流れ続けている。
このデジタルマワシは色々な文字を表示したり、点滅させたりできるアナハイムの新商品。
自分で文字を打ちこむことも可能だ!
ロマンチックな使い方としては、クリスマスの日、両国国技館の前に彼女を呼び寄せて
「好きです」と「I LOVE YOU」の文字をレインボーな感じで高速点滅させたりできるぞ!
224 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/20(木) 17:12:31 ID:yCGlwQet0
age
225 :
モルダー:2007/12/20(木) 17:28:30 ID:rVqOsRa6O
俺が死んでるがな
226 :
モルダー:2007/12/20(木) 17:30:10 ID:rVqOsRa6O
俺を殺すなよ
227 :
酋長より伝言:2007/12/20(木) 23:17:06 ID:4D0+qrkTO
酋長ファミリーで新年会をやるよ。
蓮はこのレスを見たら酋長に電話するか酋長のホットメール(エゼキエルの方)に都合のよい日時をメールすること。
それじゃあ皆さんメリーハヌカ!
228 :
ろう:2007/12/20(木) 23:20:09 ID:tH3fEUKh0
セリフだ・・私がセリフを話している。しかも知的っぽい。
トレピヤ〜〜ン
229 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/20(木) 23:35:08 ID:f8QlAl9v0
廃校オフの顛末をかいてください
230 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/21(金) 01:43:32 ID:auLnxKGa0
231 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/21(金) 01:44:50 ID:auLnxKGa0
>>228 ワタシの中のイメージだとろうさん知的っぽいんです。
232 :
ろう:2007/12/21(金) 01:53:21 ID:9P70joNU0
あ、グレンさんですかな?
>>231 そーですか・・
ではそのイメージを大切にします。いや、あなたもそのイメージを大切にし続けてください。
アリガトウ
233 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/21(金) 02:26:29 ID:auLnxKGa0
>>232 そうですw
では大切にしますね。こちらこそありがとう。
234 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/21(金) 02:28:54 ID:auLnxKGa0
双子のお相撲さん ドス&コイ兄弟は酋長ファミリーが囲むテーブルに
体勢を低くしたスモウタックルで突っ込んできた。
グラスの割れる音とともにテーブルが倒れ店内に悲鳴が響き渡った。
テーブルの一番端に座っていた蓮最中が吹っ飛ばされた。
ファミリーに戦慄が走ったが次の瞬間には各々が臨戦態勢をとっていた。
235 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/21(金) 02:44:13 ID:auLnxKGa0
最初に言葉を発したのはゲレンだった。
「なかなか、やるな。だが奇襲は奇襲だ2度目はない。」
ゲレンは素早く近くにあったwiiリモコンを拾い上げると対おすもうさん用の構え、火影スタイルをとった。
「副長!ここは私にやらせてください。私にはスモウの心得があります。」
ぽぽろは巻いていたスカーフを鉢巻代わりに頭に巻きながら言った。
ゲレンは副長と呼ばれた事に満足したのかニヤニヤしながら。
こう言った。
「わかった、モルダーの仇はとってくれ」
そこにいた全員はモルダーを殺したのは蓮最中だよ!と突っ込みたがったが
ゲレンの笑顔があまりにもキモかったので誰ひとり突っ込まなかった。
236 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/23(日) 18:57:52 ID:FHTgsrlyO
あげーい
237 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/25(火) 12:55:37 ID:QpykaTOmO
メリークリスタルキング!
そう言えば酋長全然見ないな、首塚のオフ会はやったのか?
239 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/26(水) 22:42:02 ID:epFiw/NtO
名無しでは書き込みしてるよw
240 :
本当にあった怖い名無し:2007/12/30(日) 10:26:37 ID:gwMl2RM/O
ヤスどうします?
241 :
酋長 ◆occulTjdPc :2007/12/30(日) 18:34:21 ID:gFXwJaSH0
やぁやぁ、ネットやっと復活したよw
タケシの超常現象100連発やってるよ。みんなで見ましょう^^v
はーい
おめでとさん
244 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/03(木) 17:26:07 ID:W0FgDoCf0
ome
245 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/04(金) 15:31:02 ID:bx7d2vDI0
ぽぽろとドス&コイ兄弟の決着は一瞬だった。
ぽぽろが右手に握りこんだ塩をドス&コイ兄弟の顔面に投げつけ
二人がひるんだ隙に思い切り股間を蹴り上げたのだ。
ドス&コイ兄弟は悶絶して地面にうずくまっている。
>>245 相撲には「コツカケ」って言う物があってだな…
247 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/04(金) 15:50:12 ID:bx7d2vDI0
ぽぽろがろうの持ってきたドリンクバーの水を力水がわりに飲んでいる
そのかたわらで蓮最中がドス&コイ兄弟を調べていた。
そしてマワシの中から発見した新聞に一同驚愕した。
<池田名誉会長の受賞紹介>
こんな記事が1面トップだった。しかもそこに並べられた賞というのは
誰も聞いた事が無いような賞ばかりだ日本の賞は一つもないしもちろん一般の新聞には決して載らない。
夏場に高価な毛皮を着て自慢する金持ちみたいな気持ち悪さがこみ上げてくる紙面だ
しかもその毛皮はなんの防寒性も無い有名ブランドの質の悪いコピー品
といった感じだ。
248 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/04(金) 15:57:22 ID:bx7d2vDI0
「聖教新聞。。。」
「敵はアナハイムではなかったのか?」
「あの気持ち悪い豚が敵か」
それぞれが感想を漏らしている。
「アナハイムが創価と手を結んだという噂は本当だったんだな。」
ゲレンが呟いた。
「これより、酋長ファミリーは創価学会と交戦状態に入った。信濃町を潰すぞ。」
ブス子は酋長への報告の為にケータイ電話を取り出した。
249 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/04(金) 15:58:59 ID:bx7d2vDI0
まわしをする時に、キンタマを体の中へ隠す技法。よって、まわしをしてるお相撲さんには金的は効かない。
効いても竿が痛いだけ。
251 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/04(金) 17:12:40 ID:bx7d2vDI0
>>250 なるほど〜
ところで今度メシでもいかね?
>>251 何食べたい?中華は昨日食ったからパス。
253 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/04(金) 17:16:22 ID:bx7d2vDI0
>>252 俺今菜食とオナ禁やってて肉食えんからインド料理屋で薬膳料理かなんかがいいな
255 :
酋長 ◆occulTjdPc :2008/01/04(金) 18:37:12 ID:aX6YUfcV0
お前らボスを誘わないで食事とかどういうつもり?
で、どこにする?府中とか如何よ?
256 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/04(金) 18:54:33 ID:bx7d2vDI0
257 :
酋長 ◆occulTjdPc :2008/01/04(金) 18:58:50 ID:aX6YUfcV0
>>256 あそこ府中だっけ?w
じゃあそこだなw
ID:yt3obCFPOも府中でOK?
ちょっ…大阪の府中じゃないよね?w
259 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/05(土) 00:33:45 ID:QNGs4opv0
ちがうちがう、武蔵野線の府中本町ってとこだよw
260 :
本当にあった怖い名無し:2008/01/05(土) 00:35:10 ID:QNGs4opv0
蓮も呼ぼうぜ!
261 :
酋長 ◆occulTjdPc :2008/01/05(土) 01:33:12 ID:dKLN6rFs0
蓮も呼ぼう。あいつ今香港の実家に里帰りしてるからスレ見てないかもなw
262 :
グレン:2008/01/05(土) 01:34:34 ID:QNGs4opv0
あ、この時期やつは里帰りだったな。。。
263 :
ブラックアナルタイフーン:
ピポパポピ・・・
ブス子は舐めるような手つきで携帯を繰り、酋長のホットラインへの回線をこじ開けた。
世界中に多数の敵がいる酋長は、盗聴される恐れがあるためごく近しい者にしかその携帯番号を教えていないのだった。
プルルルル・・・
プルルルル・・・
ガチャ
「もしもし、俺酋長」
酋長の間の抜けたハイトーンボイスが受話器から聞こえてきた。
ブス子は生理的な不快感に襲われながらも、事の顛末を酋長に伝えた。
「・・・そんなわけでさっさと終わらせてーんだ。パチ屋にも行きたいし」
ブス子はぞんざいに酋長からの指示を仰いだ。
「んー、じゃあ適当に終わらせておいて。てかさ、創価の連中が『俺の』ヒロシゲ・コードを先に解読しそうなんだ。
アレが見つかると酋長的には相当ヤバイってわけ。すでに別働隊が東海道入りしてるから、ブスもそこにいるサンピンどもをつれて
すぐにでも東海道に飛んで欲しいんだけど。パチのことは後で考えようぜ。」
酋長は相変わらずドブネズミの放屁のような汚らしい声でそう言った。
ブス子としてはヒロシゲだかホクサイだか、そんなものはほったらかしてパチスロに興じたかったのだが、酋長の醜声をこれ以上聞くことは精神を汚染されるようなもので、一秒でも早く電話を切りたかったのだ。
「了解、ボス」
ブス子は酋長にそれだけ言い残すと、携帯を地面に叩きつけた。
プロプロガッシャーンと音がして、携帯電話は粉々に砕け散った。
その携帯の飛沫がゲレンや蓮や、ぽぽろの肩に髪に降り注ぎ、その一角はさながら一枚の宗教画の様相を呈していた。
「・・・てわけだから、我々もそろそろ東海道を目指すぞ。別働隊と合流する。創価の連中に先を越されるな!」
「サー!イエッサー!」