稲川淳二　「生き人形」の話って実話？

人形って魂が宿るんだよね。自分の話だけど、実家の母が更年期障害で頭おかしくなっちゃって、
親戚や近所から要らなくなった雛人形をもらいまくって、広いリビング（20畳くらい）にところせましと
７段飾りひな人形がズラリと並んでる。まるで店みたい。
また、主婦の片手間に人形師やってるみたいな人と知り合いになって、
小学生くらいある巨大な市松人形を作ってもらった。（ン百万ちかくしたみたい）
床の間に置いてあるというよりは「そこにいる」みたいな感じで不気味だ。
更に気持ち悪いのが、その市松人形に私と姉の名前をつけて、食事をつくったり着物を替えたり。
気持ち悪いので止めるように頼むと「お人形さんは何でも言う事きいていくれるからぁ〜」の一点張りで聞く耳もたず。
遠くに住んでいても、妙にあの市松人形や大量の雛人形や数えきれない日本人形に監視されてるみたいな、
全てを邪魔されているみたいな、奇妙な悪意を感じるんです。
自分語りですいません。