【怖い】街で見かけた変な人【話】

先月の半ばかな。
Ｈ線のとある駅に電車が止まって、車内で発車待ちをしているとバリバリのDQNが乗ってきた。
空いているのにドアの横に立ち携帯をいじるDQN。
しばらくすると発車のベルが鳴ったんだが、この電車に乗りたいのだろうお婆さんがゆっくりだがお婆さんなりに急いで駆け寄ってきた。

しかし無情にも閉まるドア。
明らかに乗ろうとしてるなに！って思ったがどうにもできない私。
その時

バンッ!!

凄い音と共にドアに挟まるDQN。
えっ!?てなる乗客一同。
次の瞬間
「いってぇなゴルァァ!!何閉めてんだゴルァァ!!!!」車外の駅員に怒鳴るDQN。
慌ててドアを開ける駅員。
ドアが開くとDQNがドアの所で騒ぎ始めた。
もちろんドアは閉まらない。
(何をくだらないことで…)
という空気が車内に流れ始めた時DQNが言った。
「おら、婆さん乗るんだろ!?早く乗れよ！」
またえっ!?ってなる乗客一同。
その言葉に慌てて電車に乗るお婆さん。
その姿を確認すると車外の駅員に向かって
「婆さん一人乗せるぐらいの時間ずれたって大して変わらねえだろうが!!」
と一言。

DQNが退くとドアは閉まり、電車は発車した。
DQNはそそくさと他の車両に行ってしまったが、お婆さんがDQNの背中にお辞儀をしていたのを見て、何だか感動してしまった。
スレ違い？