1 :
本当にあった怖い名無し:
2 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 10:02:58 ID:Vk5pCpTx0
「私は毎朝三十分ないし三十五分間、瞑想しています。それは六時四 十五分から七時二十分までの間です。短時間ではありますが私の精神 集中は日増しに向上しつつあり、寝る前にも十分ほど瞑想しています。
こういった事実は貴女には少々意外なのではありませんか?私はマス ターの方々との古い接触を取り戻しつつあるのです。詰まるところ、 人生で大切なのはそれだけであって、他には何もないのです……」
「やがて八月十七日になると、私は首筋に激しい痛みを感じ、瞑想を 十五分に短縮しなければならなくなった。私の容態はどんどん悪化し、 ついに十九日にそのクライマックスに達した。
私は考えることも、何 をすることもできずにベッドに横になった。やがて私はほとんど無意 識状態になったが、まわりで起こってることはよくわかった。私は毎 日正午頃には正気に返った。
最初の日、自分がそんな状態で、いつも より周囲のものがはっきり意識に入ってるときに、私は最初の最も不 思議な体験をした。
道を補修している人がいた。その人は私自身であった。彼の持ってい る(つるはし※傍点が付されてあります)も私自身であった。彼が砕 いている石までもが私の一部であった。
青い草の葉も私そのものであ った。私のそばの木も私自身であった。私はほとんどその道路補修工 のように感じたり考えたりできた。私は木々の間を通り抜ける風を感 じ、草の上にとまった小さな蟻を感じることができた。
鳥や、ほこり、 さらには騒音までもが私の一部であった。ちょうどそのとき、少し離 れたところを車が通っていった。
私はドライバーであり、エンジンであり、そしてタイヤであった。自 動車が私から遠ざかるにつれて、私は自分自身から離れ出た。私はす べてのなかにあり、というよりはすべてが――無生物も生物も、山も 虫も、生きとし生けるものすべてが――私のなかにあった。」
3 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 10:04:51 ID:Vk5pCpTx0
「(ワリントン氏に)勧めれるままに木の下に行き、私はそこで座禅を 組んだ。そのようにしていると、私は自分が肉体を離れ出るのを感じた。
私は若葉の下に坐っている自分を見た。私の身体は東を向いていた。私 の前には自分の肉体があり、頭上にはきらきらと輝く美しい「星」が見 えた。」
「私は私の渇きは癒された。二度と再び私は渇きを憶えまい、二度と再 び私は無明に落ち込むことはないであろう。私は「光明」を見た。私は、 いっさいの悲嘆と苦悩を癒す慈悲の大海に触れたのである。
私は山頂に 立って、力強い<方々>を見つめたのである。「真理」の泉が私に開示 された。無明の闇は消え去った。栄光に包まれた愛が私の心を酔わせた。 私の心はけっして閉じることはないであろう。私は歓喜の泉、永遠の美 の泉の水を飲んだ。私は神に酩酊している。」
「クリシュナムルティの世界」より
>>1 最近クリシュナムルティのスレが立て続けに立ってるけど、
全部君か?
最近はまったの?
5 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 10:15:21 ID:Vk5pCpTx0
7 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 10:56:45 ID:Vk5pCpTx0
私もクリシュナムルティが好きです。
8 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 11:24:40 ID:Vk5pCpTx0
[Kは]われわれに、少年の頃[CWLとABに会う前に]、彼は多くの超感覚的パワー [表情・テレパシーで]人の心や、開封されていない手紙に書かれていることを読み取るといった をもっていたと告げた。
彼は物を出現させたり、幻を見たり、未来を予言したりすることができた。彼はヒーリングのパワーをもっていた。が、当然ながら彼はこれらすべてのパワーを脇へやった。彼は決してそれらに関心を感じなかった。
「クリシュナムルティとは誰だったのか―その内面のミステリー」より
マイクル・クライトンは、ハーヴァード大学の医学部なのに、医者にはならなかった。
最初は外科医と精神科医を可能性として考えてはいたが、一つの胆嚢を見ればすべての胆嚢を見た気がして、外科医というものに興味が持てなかった。
精神医学は、大勢の患者を見ているうちに、本当に人を助けられるとは思えないようになり、
精神医学自体あまりパワーのあるものではないと感じるようになった。
施設に入れられっぱなしの重症の精神障害者には、精神医学は彼らを治癒させることはできないし、
大したことはできないように見えた。
またその一方でマイクルの眼には、精神病者ではなく、単に自分を甘やかしているにすぎない
裕福な人達が大勢精神科病棟にやってきた。こうした人達には精神医学が助けになっているという確信すら持てなかった。
結局マイクルは医学を捨ててしまった。そういえばテレビのERには、こういった医学への醒めた視点が感じられる。
マイクルはイギリス心霊協会で沢山の霊媒に出会い、彼らが知り得るはずのないマイクルのプライバシーの断片を言い当てるのを目の当たりにした。
エネルギー・ワークのセッションを受け、サボテンと会話することができた。暗がりで人体のオーラを見ることができるようになり、ついには自分のオーラを、くしけずって、けば立ててもらったりした。
また2日間の断食と沈黙行の後で、チャクラ(エーテル体上のチャクラ=チャクラは各ボディにある)を感じるようになることができた。
また念力スプーン曲げパーティでは、いつのまにか自分も念力を使えるようになり、スプーンをぐにゃぐにゃに曲げて帰宅した。
また瞑想テープによって変性意識状態になり、もう一つの生涯の感覚がイメージとして来るのを待つと、
ローマ時代の剣闘士の生涯のイメージが出てきた。
このローマ時代の生涯のイメージは、マイクルにとっては、全然前世記憶なんかではなく、真面目にラテン語を勉強すれば誰でも作れるイメージに過ぎないと見ていた。
マイクルは、過去のローマ時代のある人格に気持ちが目茶入っていったとしてもそれは、自分の前世かどうかわからないとした。それについて、前世ではない他の説明もできるのだ。
そして、このセッションの誘導者であるゲーリーが、剣闘士の現実を全く感じていない言葉でツッコミをを入れるのにうんざりした。
またマイクルは、除霊もやってもらった。最後にマイクルは子供の頃から慣れ親しんでいたアストラル・トリップもやった。
結局いろいろやってみたけれど、オーラが初めて見えたり、スプーン曲げができた当初は感動したが、
それだけのことだった。
何も自分は変わっちゃいないのだった。
霊とか前世の話は興味深いがそれだけのこと。それらは、本当の幸福とは、ほとんど関係ないことなのだ。
マイクル・クライトンの冒険
http://blog.goo.ne.jp/naitoukonan/e/698c7d23ab5edaf688c8e594d48e192b
11 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 12:19:15 ID:Vk5pCpTx0
一九六一年七月二〇日
祝福がいっぱいに広がり、部屋を満たした。それに続いて起こったことは、言葉ではほとんど表わせない。なぜなら、言葉は意味が決まっており、死物同然だからだ。
そこで起こったことは、あらゆる言葉、描写を超えるものだった。それはいっさいの創造の中心であり、人間の頭脳のすべての思想や感情を洗い流す浄化力のある厳粛さであった。
その厳粛さは、ものを破壊し、焼きつくす稲妻のようなもので、その奥行きは測り知れず、また、それは動かしがたく、侵しがたく、天界の明るさのように充実していた。
それは眼の中にも、息の中にもあった。眼の中にあって、眼で見ることができた。それを見ている眼は、同じ眼なのだが、感覚器官としての眼とはまったく違うものだった。
そこには、ただ見るという行為と、時空を超えたものを見る眼だけが存在していた。そこにはすべての動きと行為の本質である侵し難い威厳と平和があった。
それは人間のあらゆる徳と容認を超越しており、いかなる徳も接触できないものだった。そこには、非常に壊れやすい愛があり、そしてまた、脆弱で、壊れやすいすべての新しいものがもつ繊細さがあり、それにも関わらずこれらすべてを超えていた。
それは、不滅で、名状しがたく、未知のものであった。いかなる考えもそれには及ばず、いかなる行為もそれに触れることはできなかった。それは「純粋」で、触れられることなく、永遠に死んだように美しかった。
このようなことすべてが頭脳に影響を与えたようで、頭脳はそれ以前のようではなかった。(思考は取るに足りず、必要ではあるがつまらないものである)。
このようなことのために、心の関係が変化したようである。あたかも、猛烈な嵐や破壊的な地震などが、川の流れを新しくしたり、土地の風景を一変させたり、大地を深くえぐったりするように、そのことは思考の輪郭を解体し、心の姿を変えてしまったのである。
「いかにして神と出会うか」より
12 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 21:28:36 ID:ATos2Ht50
クリシュナムルティはクンダリニー体験が激しかった、マスタークートフーミと話ができた、ロード・マイトレーヤのための乗物だった
という話はどうなんでしょうか?
神秘なんぞ脳バグですよ。
14 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/16(日) 18:34:29 ID:iIarescp0
jj
↓ここで、J.Kの「星の教団解散宣言」が読めますね。
tp://arushionx.kikirara.jp/jikenbo/seijya/kurisyuna.html
「クリシュナムルティの瞑想録 - 自由への飛翔 - 」サンマーク文庫
「クリシュナムルティの世界」コスモス・ライブラリー(星雲社)
に、詳しく載っています。