28 :
本当にあった怖い名無し:
甲子園みてるとあの頃を思い出すぜ…
あれはよく蒸した日のこと
俺はいつものように腕ならしにバッティングセンターに足を運んだんだ
まずはトライアウトをパーフェクトでクリアするとバッティングの方に向かった
そして俺が愛用している赤い金属バットを握りしめ一本立ち打法を構えた
勿論キュウソクは150以上
球は俺の方へギュンギュン向かってきた
そいつの速度が空気の抵抗で勢いが落ち始めた瞬間を俺が見逃すはずもなくこの野郎に思いっきりバットをぶつけてやったんだ
「ブアアチイイイイイン!!!!」
球ははじけた。
俺はまたやっちまったぜと思いながらカウンターのオヤジにポケットからくしゃくしゃの一万円札をわたしてその場をしのいだ
そんな俺の若かしりころを思いだすんだ
来年もまたその次の年もなへへ…