>>246までの解釈で、「アメリカ(女、バビロン)と、それがコントロールしてきた獣らそしてそのぶどう酒を
飲んで酔ってきた諸国、諸国民」 というものが、黙示録17章の記述から、それが 「ユダヤ金融資本の
やってきた貨幣経済という偶像崇拝による魔術によるぶどう酒」であり、それを喜んで飲んできてその酒に
酔って贅沢を楽しんできた搾取によって獲得してきた富の収奪、という現実を意味していたと思われました。
第一七章
1701> それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。多くの水の上に
すわっている大淫婦に対するさばきを、見せよう。
1702> 地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒によいしれている」。
1703> 御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。
その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、また、それに七つの頭と十の角とがあった。
1704> この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている
金の杯を手に持ち、
1705> その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」
というものであった。
1706> わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。この女を見た時、わたしは非常に驚きあやしんだ。
1707> すると、御使はわたしに言った、「なぜそんなに驚くのか。この女の奥義と、女を乗せている七つの頭と十の角のある獣の
奥義とを、話してあげよう。
1708> あなたの見た獣は、昔はいたが、今はおらず、そして、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るものである。
地に住む者のうち、世の初めからいのちの書に名がしるされていない者たちは、この獣が、昔はいたが今はおらず、
やがて来るのを見て、驚きあやしむであろう。
1709> ここに、知恵のある心が必要である。七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、また、七人の王のことである。
>>247 獣らとは、かつての冷戦時代の社会主義陣営の中露のことであり、社会主義は死んだと考えらている
にもかかわらず、中国はその体制を変えないまま、生き延び、ロシアとともに今では軍事同盟を結んで
欧米に対抗していました。
現在、イギリスはアメリカに対して、もうアメリカの始める戦争には付き合わないと、首相らが姿勢を
鮮明にしてきていました。イラクからはアメリカ以外はすべて撤退の方向が決定されていたのです。
したがって、世界は今はまだアフガニスタンで協力はしていましたが、だんだんアメリカから距離を
置く傾向は出てきていましたが、アメリカの現在の戦略としては 「自由と繁栄の弧」 なる中露包囲網
による第三次世界大戦への誘導が、目下潜行中でした。
それは昨年のライスの訪ロでもかなり鮮明に現れていました。ライスはロシア政府との会談をせずに
予定外の「ロシアジャーナリストの人権問題調査」のようなことだけをロシア政府へのあてつけのように
行い、ぷいと引き返してしまったりしていました。
中露の接近は今年も鮮明になりつつあり、共同軍事演習も実施していますし、中露機軸対「自由と繁栄の弧」
なる中露包囲網、という構図に持ち込む戦略が淡々と進行中であり、後者の共同軍事演習もここ数年
の間よりはっきりしてきていました。
したがって、我々は結局その誘導作戦中での対米追従要求のさなかで、集団的自衛権明記による
従米型の尖兵としての役割を要求されてきてのが、今年のチェイニー副大統領の訪日での要求内容
でもあったわけでした。ここで、「女(アメリカ)が苦労して産んだ男の子」(黙示録12章)が、どう動くか
がだんだん切迫してきた現実だったのでしょう。
>>248 どうもです。あと少しだけ書きますね。
>>249 果たして日本は、この悪辣な 「第三次世界大戦」への賛意を表明するまでに利用されてしまうか、、
それとも逆に、神の黙示から本当の意味を見出すことが求められているのか?
女(アメリカ)は最後は自滅し、獣によって滅ぼされ、その行ってきた 「貨幣経済という偶像崇拝の魔術」
が裁かれてしまうだろうと言われているわけでした。
また黙示録には、「男の子」 は、
「女は男の子を産んだが、彼は鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者である。
この子は、神のみもとに、その御座のところに、引き上げられた。
とありました。
第一二章
1201> また、大いなるしるしが天に現れた。一人の女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。
1202> この女は子を宿しており、産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。
1203> また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。
1204> その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地になげ落とした。龍は子を産もうとしている女の前にたち、生まれたなら、その子を食い尽くそうとかまえていた。
1205> 女は男の子を産んだが、彼は鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者である。この子は、神のみもとに、その御座のところに、引き上げられた。
実は、ここに秘義があったかもしれません。
つまり、「鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者」 は次のここに関係しているのではないか、という
ことでした。