約50分後、4人が上がって来た時、船上にはA主人1人だったそうです。
Oが
『あれ?奥さんは?』
と、聞くと御主人は
『あの辺りを潜っているよ』
と、指差しました。
しかし、水面には泡が見えません。Oが
『泡が見えませんよ、大丈夫ですかね?』
と言うと御主人は
『空気ケチって呼吸を抑えているんだろう、さっきは泡見えていたよ』
と一言。
『御主人が見ているんだから、大丈夫だよな』
と、Oは機材の片づけをし始めました。
さっきの海の様子をお互いに言いながら雑談混じりに機材を片づけ、ビールを飲み始めたそうです。そしてOが気付きました、「俺達が潜ってから、もう1時間30分は経ってるよな?」
OはA主人に聞きました。
『奥さん、俺達の後どれくらいして潜りに行きました?』
御主人は
『すぐだったよ、5分位じゃないかな?』
Oは
『いくら消費が少なくても、時間が経ち過ぎてますよ。見に行きます』
と、シュノーケリング(エアタンクを背負わずにシュノーケルだけで素潜りする事)の準備をして、もう1人の男性とA夫人が潜っていたであろう場所を探しました。しかし、何処にもいません…。
海中の透明度も10m先を見るのがやっと。二人は岩場沿いを何度も探したそうです。
一度はエアタンクを使って…とも考えましたが、すでに全部使ってしまっています。
夕日が傾くまで必至に探しましたがA夫人を見つける事が出来ず、警察と海上保安庁に連絡をし説明した後、俺に電話をしてきたらしいです。
次の日、俺は会社の上司に事情を話し、休暇を貰ってA夫人捜索に加わりました。
泣き叫び
『早く娘を探して〜!』
と懇願するA夫人の母親を見て胸が詰まりました。
不可思議な事が起きたのはその日でした。捜索に加わった友人全てが右足に怪我をするのです。
程度は色々なのですが、積み上げたタンクに挟まれて捻挫する奴。デッキで滑って金具で足を切る奴。
飛び込む時にフィン(足ヒレ)の留め具を、船の縁に引っかけてしまい足を折る奴…。
A夫人と仲の良かった友人全てが、なにかしら右足に怪我をしてしまいました。
しかし、気にしてもいられません。俺も船に乗り込む時に足を挟まれて軽い捻挫をしていましたが、
『早く探してあげたい』
という気持ちから、必死で潜りました。他の奴等も同じ気持ちだったでしょう。
何日も探し回りましたが、結局A夫人は見つからないままでした…。
俺は嫁の反対もあり、ダイビングを辞める事にしました。仲の良かった友人を、大好きな海で失ったのですから、気持ちもすっかり萎えてしまいました。今でもあの時の仲間が集まれば
「何故、皆右足を怪我したのか?」
という議論になります。
『A夫人が溺れた時に右足を怪我した』
という奴もいれば、
『危険だから来るなというメッセージだろう』
と言う奴もいますが、未だに謎です。
ここまで読んで、
「怖くないじゃん」
と、思われた方も多いでしょう。ですが、俺が本当に怖いと思ったのは、ここから先の話なのです…。
A夫人が行方不明になってから1ヶ月後、O夫妻は離婚しました。原因はO夫人の浮気でした。
離婚後、O夫人が走ったのはA主人の元でした。なんと、2人はA夫人が行方不明になる以前からデキていたそうです。そしてA主人は事業が立ち行かず、かなりの負債を抱えていたそうです。
そして半年後A主人とO夫人は倒産寸前の会社を捨て、有るだけの金を持ち、とある海外の有名ダイビングリゾートへと逃げました。そして今、そこでダイビングショップを開き、悠々自適に暮らしています。
勿論、A夫人の保険金(当然億単位)も、行方不明から何年か後にA主人に支払われました。
情けない事に、会社の負債は息子と親族に押しつけ、自分は逃亡してしまったのです。
上記の話は俺がA夫妻の息子から直接聞いたので想像でも何でも無い事を述べておきます。
どうでしょう?生きている人間のエゴの方が、幽霊よりも俺は怖ろしいと感じました。
それに、誰も見ていない海の上でA夫妻に何が有っても目撃者すら居なかったのです。
「保険金殺人」…。という言葉も頭に浮かびましたが、証拠も何もありません。
ちなみに関係者は皆生きていますので、場所はハッキリとは書けません。質問も勘弁して下さい。
920 :
井戸G:2007/09/10(月) 02:07:50 ID:/WE1nMJM0
真っ暗な山の中を青年は歩いている。
明かりも持たず、肩に大きな荷物を背負いながら。
もし、村の人がその青年の顔を見たなら、きっとすぐに思い出すことができたに違いない。
かつてこの村に住んでいた、内気で人見知りがちな、友達のいなかったあの少年だ、と。
もう何年も山道なんて歩いていない青年は、全身で息をしながら、それでも背負った荷物は落とさない様にゆっくりと歩き続ける。
馬鹿げていると自分でも分かっている。
けれど、青年はもう藁にもすがる気持ちで一杯だった。
あの日、男の子を井戸に落としてしまった忌まわしいあの日。
あの日から一年程が過ぎた夏の昼下がり。
お父さんが戦死したという知らせが少年の家に届いた。
お母さんは、ただただ泣いていた。
夏が終わる頃、少年はお母さんと二人、村を出ていった。
親戚の世話になりながら、お母さんは必死に働いて少年を育ててくれた。
泣き言も愚痴も一切言わず、少年の成長だけを願って。
そのお母さんが、今は毛布にくるまれて青年に背負われている。
優しかったお母さんを、自分の唯一の味方だったお母さんを、青年は殺してしまった。
苦労して育てた息子が、町でも一番大きな銀行で働いているということがお母さんの自慢であり、誇りであった。
だからこそ、その息子が賭事の味を覚え、ついには銀行のお金にまで手をつけてしまった事を知ってしまった時、お母さんの驚きと悲しみはとても大きかったに違いない。
「お金は私もなんとかするから。お願いだから銀行の人達に正直に謝ろう。」
そう言いながら泣きすがるお母さんを、青年は初めて邪魔な存在だと感じた。
何度突っぱねても引き下がろうとしないお母さんの首を、青年はほとんど無意識のうちに絞め上げていた。
921 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 02:18:59 ID:nyVeJ5l+O
きっちりテキスト下書き→コピー→ペーストが出来ないと話がむちゃくちゃになるという見本のような流れ
922 :
井戸・完:2007/09/10(月) 02:49:12 ID:+jdpcIap0
その井戸はまだそこにあった。
あの忌まわしい井戸。
もう二度と訪れる事はないだろうと思っていた井戸。
その井戸の前に青年は立ち尽くしている。
全身を濡らす汗は、決して山道を登ってきたせいばかりでもない。
闇に慣れた青年の目に、うっすらと映るその井戸は、本当に地獄への入り口に見える。
「ここに落とせばいいんだ…。そうすればきっと見つかる事はない…。」
追い詰められた青年には、子供の頃の馬鹿げた空想ですら現実的なものとして捉えられている。
地面に寝かせてあったお母さんを、ゆっくりと持ち上げる。
井戸の闇に向かって両手を離す時、さすがに躊躇いが生まれた。
だが次の瞬間には、お母さんは闇に吸い込まれ、井戸の中へと消えて行く。
どさっ、という音が聞こえるまで一秒もかからなかったかもしれない。
青年は慌てて井戸の中を覗き込む。
誰かに発見されることを恐れ、使わずにいた懐中電灯をポケットから取り出し、井戸の中を照らす。
小さな光の円の中に浮かび上がったのは毛布にくるまれたお母さんの姿。
めくれた部分から顔が覗き、まるで訴えかけるかの様にこちらを見ている。
深い、深いと思っていた井戸の深さは五メートルぐらい。
地獄に通じるどころか、すぐそこにお母さんはいる。
あの時、あの男の子を突き落としてしまった時は、本当に深く深く感じたのに。
「大丈夫…。死体は消える…。必ず消える…。」
あの時だって消えたじゃないか。
その期待とは裏腹に、ライトを向けた先にはさっきまでと変わらずお母さんの顔が浮かび上がる。
「お願いだ!消えてくれ!消えてくれ!消えてくれ…」
青年はまるで子供の様にその場にうずくまり、泣きじゃくりながら願う事しか出来ない。
あの夏の日、息子が男の子を井戸に突き落とすのを偶然に目撃してしまったお母さん。
大切な息子を守るため、人知れず男の子の死体を引き上げ、誰にもばれない様に処分してくれたお母さん。
そのお母さんは、もうこの世にいないというのに。
夏の終わりに、俺がこの夏(一昨日)1番怖い思いをした体験を
それは台風空け、所謂台風一過の暑い日の夜のでき事
そろそろ寝ようかと消灯して寝転がり携帯からオカ板を見ていた時だった
オカルトサイトもかなり制覇した、オカ板も似たような話ばかりで滅多に怖いと思う事も無い
(今日も怖い話にはありつけなかったか…)
携帯を閉じて眠りに着こうかと考えていたその時だった
…左足に感じる妙な違和感、むずがゆいというかチクチクするというか…
しかしすぐに冷静になり考えてみる
(……??……いや、待てよ、この暑さに窓全開だ、蚊でも入ってきたんだな。)
幸い金縛り等ではないようで体も動くので足を振って避けてみる
しかし違和感は取れる様子も無く、蚊等ではないようだ
足が痺れてるのだろうか?等と他の原因を考えた時、俺の頭の中に一つの可能性が浮かび上がった
その瞬間冷や汗が溢れ出し、俺は慌てて電気を点灯させた
………予想は的中していた。
俺は声にならない叫びをあげ、全力で足を振り払い部屋から逃げ出した
そう、俺の左足に着いていた物、それは6〜7cmはあるゴキブリであった。
〜完〜
とあるサイトからのコピペ(有名かも)
かつて秋葉原で実際に起こった出来事なのです………。
それでは、その恐怖の出来事を皆さんにお話しすることにしましょう………。
時は日曜日、時間は昼間。
例によって秋葉原は、歩行者天国となった道路じゅうに、買い物に訪れた
オタクとかオタクとかオタクとかでごった返しているという状況…。
そんな感じで、その日の秋葉原はいつもと何ら変わらない休日を迎えておりました。
……そしてそんないつもと変わらないその日の秋葉原には、
道を歩いてゆくとある一人の男性の姿があったそうです。
歳はだいたい二十歳前後。高校生か大学生と言った感じの人物です。
まあ秋葉原においては、特に珍しくもない風貌と言えるでしょう。
………ただ一つ特徴的だったのは、
その男性の後ろに、だいたい中学生ぐらいの一人の少女が、
ちょうど前を歩いているその男性の後ろをついていくという感じで歩いたそうです。
「この二人は兄妹という感じだった」
この事件を目撃した人物は、この二人に対してそのような印象をいだいたそうです。
そして………
そして、この後、ここで恐怖の事件が起こったのです………。
この時、まさかあんな悲惨な事件が起こるなんて、想像できたものはいなかったことでしょう………。
……そんなわけで、道を歩いてゆく男性と、その後ろを追いかけてゆく少女。
やはり歩くスピードには差があるらしく、二人の差は少しずつ開いておりました。
そして、ある程度差が開いたとき、ついに少女は前を歩く男性に向かって呼びかけました。
「待ってよ〜、お兄ちゃ〜ん」
……そしてその声に、前を歩くその兄らしき男性が振り返りました。
まあ、別にそれは何も問題ありません。当然の行動と言えるでしょう。
しかし………
しかし、その直後、恐ろしいことが起こりました………。
なんとその呼び声と同時に、
二人とは全く関係のない、近くを歩いていた多数の男たちが、
いっせいに少女の方へ振り返ったのです!!
きゃーーーっ!怖いっ!! 怖すぎる〜〜〜!!
………どうでしょうか、皆さん?
皆さんもこの恐怖を解っていただけたでしょうか?
………だってねえ、考えてみてくださいよ。
「よう、鈴木」
後ろからこう呼びかけられても、名前が鈴木以外の人間が振り返ることはありません
なぜなら自分のことを呼ばれてるとは思わないからです。
しかしです。
秋葉原に生息する人間は、どういう訳か自分に妹がいないにも関わらず
「お兄ちゃん」と呼ばれると振り返ってしまうのです。
いや、もちろん今回その振り返った中にも本当に妹がいる人間がいたかもしれません。
ですが、今回の事件の恐ろしいところは、
その近くにいた男たちがいっせいに振り返ったということです。
いくらなんでもそんなにお兄ちゃん率が高いなんてことはありえない話でしょう。
………するってーと、やはりアレですよ。
その場にいた大半の人間の頭に、脳内妹が住み着いてたってことですよ!
うわーっ!ホントこの事件は怖すぎだーっ! 完
926 :
ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU :2007/09/10(月) 03:47:32 ID:sPgtKQjRO
>>922 なんとも痛ましくて悲しい結末が待ってた訳ですね‥。
続きが待ち遠しくなるようなワクワク感を与えるお話を有難うございました、そして本当にお疲れ様でした。
今迄にも話を投下して下さった皆さんもまた、何かのお話をレスされた時には是非喜んで読ませて頂きます。(*^ω^*)
927 :
ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU :2007/09/10(月) 03:49:17 ID:sPgtKQjRO
ぽぽろさんご苦労様^^
井戸の続きまだー?
>>922 なんだ、有名コピペの改変かよ…
続き期待してた自分がばかみたいだ
931 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 10:58:26 ID:OzAXkccoO
ぽぽろ殺す
932 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 12:50:31 ID:4ybqjUnC0
井戸
雰囲気ありすぎ〜読後感重〜
長編には「つづく」や「終わり」と入れた方がいいかと。
井戸の話、たあいもない田舎の怪談系かよ〜と思ってたら、ラストの数行で背筋を凍らせられたw
>>934 わかりますた、これ以上みんなに迷惑をかけたくないので・・・・
誰か通報先を教えて下さい。
937 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 20:02:56 ID:L8bWbfNY0
もうすぐ殺しにいくぞぽぽろ
938 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 20:07:11 ID:oDJjEsCA0
110番か、最寄りの交番へどうぞ
939 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 20:40:56 ID:ddsjhG/m0
井戸・・・後味わっるwww
940 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/10(月) 22:37:20 ID:oE5ToTmr0
>>922 思ったとおり、母親が片付けてたんだな
しらけちまった
もっとがんばりましょう
941 :
ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU :2007/09/10(月) 23:13:50 ID:sPgtKQjRO
見つけて来まスた(*'ω')
この話はいかがっスか?
ある人が実際に体験した話です。
父は自分が小学校のときに死に、母親と二人暮しでした。
年金などでやっと暮らせるだけの貧しい家庭であったことを除けば、いたって普通の家庭でした。
ある夏の日です。
母が僕の部屋にきてこういいました
「トイレに入っちゃだめ」
と。
僕はわけはわかりませんでしたが一応その場でうなずきました。
その後、おしっこがしたくなりました。
母が言ったことを忘れていたのですぐトイレに行きました。
僕がドアを開ける所を見ていた母はすごい形相で近づいて
「入っちゃだめ!」
と言いました。
こんな母を見たことがなかったのでびっくりしました。すぐに母はドアをぴしゃっとしめました。
詳しくは話しませんでしたが
「絶対開けちゃだめ」
とまた母は言いました。
その後トイレがしたくなって母にどうすればいいのかと聞くと外でしてきなさい、といわれました。
仕方なく外で立小便をしました。
ここまではよかったのですが問題はその後です。
942 :
ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU :2007/09/10(月) 23:15:01 ID:sPgtKQjRO
家に戻った後、猛烈な腹痛に見舞われました。
母は尚も外でしなさい、と言いますが、もう時間も夜になっており、さすがの中学生の僕もちょっと外でするのは怖いし、それに外でうんこなんて…
と思い、母にどうしてもトイレがしたいと訴えました。
だけど母も意固地でどうしても譲らず、僕の腹痛も耐えがたいところまで来ていました。
母の性格上、絶対譲ることはない、と思いここは母が寝た後こっそりトイレに入ろう、決めました。
しかし言うが易く、実際は猛烈な腹痛で一刻も争う事態です。
その時の腹痛は継続的なものではなかったので一旦止めば、そのあと三十分後までは普通の状態が続いていました。
それを繰り返し、深夜も三時に達したころ。
もう耐えられない所まで来てしまったし、もう母も寝ているだろうと思い忍び足でトイレに近づきました。
943 :
ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU :2007/09/10(月) 23:17:38 ID:sPgtKQjRO
そしてトイレのドアをあけようとしたその時です。
古い家だったので軋みもあって、夜の静寂にドアの
「ギイ」
という音が響きました。恐らく母にも聞こえたと思います。
しかしもう出そうなところまで来ていたのでそんなことは気にせずドアを閉め便器の蓋をあけ便座にすわり、勢いよく一斉にウンコをしました。
その時です。電気が ふっ と消えました。
そしてドアをノックする音が。
いきなりのことでびっくりしました。
すると聞き覚えのある声で
「そのまま出てきなさい」
と母の声がしました。
翌日分かったことですが家の水道は料金滞納で止められていました。
母が何を守りたかったのか、便器の中に何があったのか、暗闇だけがすべてを知っています。
なんと言う話でしょうw
いかがでしたか?ww
nanikonokusosure
945 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 00:11:21 ID:+X+Nzzc90
結婚を前提に付き合ってる彼女を、自宅に招待して食卓を囲っていたときのことだが・・・
ドブゥッ
全員「・・・・・・」
明らかに彼女だ。彼女の尻から聞こえてきた。間違いない、屁だ。
すると母が「やだあ、お父さん!」とすかさずフォロー!
ナイスだ母さん!俺はハイタッチしそうになったがこらえた。
しかし父は「いや、俺じゃないぞ!本当だって!」
父よ、何故にそこでマジギレするのか?折角いい方向に向いてたのに!
アレか?彼女に「屁なんてしないダンディーな父です」とでも言いたいのか?バカが!
そうこうしてるうちに俺が焦り狂ってつい「ごめん、お、俺だ!」なんて言ったら、
彼女が「す・・・すみません。私でした・・・」と正直に告白してしまった。
俺が彼女をなんとか救おうと悩んでいると、
父が「昨日はキムチ食べた?そんな臭いだね」などと笑いながら言い出した。
俺はこの時以上に父がリストラされた理由を実感できた日はない。
>>945 姉が高校生ぐらいの時に、
「家族とは、おならのできる間柄の事。」と言っていたのを思い出した。
その時はなんとも思わなかったが、いい所に目を付けたものだ。
父が一番大物に見えてしまった。
947 :
井戸6/9:2007/09/11(火) 05:50:54 ID:+VaDvbzw0
次の日。
少年は一人、布団の中でお母さんの帰りを待っている。
お母さんは山狩りの手伝いに行ったまままだ戻らない。
お昼頃、近所のおばあさんがお粥を作って持ってきてくれた。お母さんに頼まれたのだろう。
「皆であっちこっち探してるんだけど、見つからないみたいだねぇ。」少年の額の手拭いを取り替えながらおばあさんが悲しそうに呟く。
「あの社の方は?」しばらくの沈黙の後、少年は意を決して尋ねてみた。
「あの井戸のある?駐在さん達が朝一番で探してみたけど見つからなかったそうだよ。あの井戸の中に落ちちゃったんじゃないかって皆思ってたんだけどねぇ。」
少年の頭の中は真っ白になる。
井戸の中から何も見つからないなんてあるわけない。あの男の子は確かにあの中にいるのだから。
おばあさんが帰ってしばらくした後、お母さんが戻ってきた。
さりげなく、さっきと同じ事を尋ねてみたけれど、お母さんの答えもおばあさんと一緒だった。
井戸の中からは何も見つからなかったらしい。
「とにかく、今は早く良くなる様に寝てなさい。」ひどく疲れた様子のお母さんは、それでも優しく少年にそう言い聞かせてまた出掛けていってしまった。
また一人になって、少年は一一生懸命に考えたけど、分からない。
おばあさんもお母さんも、皆で嘘をついてるのだろうか。
本当は駐在さんがもう僕を捕まえに来るんじゃないだろうか。
そうこうしていると、また熱が上がってきたのか、頭の中が揺れ始める。
押し潰されそうになる不安と高熱で、少年はほとんど眠る事が出来なかった。
948 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 06:06:31 ID:nE/unYeFO
ん?デジャブ?
949 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 07:21:13 ID:1PS+/nSq0
インドの鈴木まだー?
ある方の体験談をご紹介します。(*'ω')
私が高校2年になった春、たしか土曜日の5〜6時くらいでした。
とても天気が良く、斜光になった夕日が差し込んでいたことは覚えています。
友人の橋○くんと部活のために体育館に向かって歩いていた時です。
校舎の2階部分から体育館は渡り廊下になっており、鍵形に曲がる場所がありました。
確か化学研究室の前を通り過ぎ右に折れ、すぐに左に折れるとそこは体育館の入り口でした。
1つめを折れ2つ目にさしかかるとき、ちょっと違和感があったのです。
言葉では言い表せないのですが、人がいるときに姿が見えないのに気配が感じるときありませんか?そういう感じだったのです。
橋○くんもそうでした。
その時はすぐにそれとは気がつかなかったのです。
でも、私も橋○くんも足を止めました。
左に曲がった所から4〜5mはあったでしょうか。
両わきは室内ですが、渡り廊下なので、ガラス窓でした。
ちょうど右側から斜光が差し込んでいました。
私は橋○くんの左側にいました。
「あれは?」
ほぼ2人同時に声を発しました。
うっすらとその「空間」には誰かが立っているのです。
でも後ろの体育館に行くための4〜5段くらいの上り階段がその裏に見えていました。
透けている?
目を凝らして、その「空間」を見ると斜光のせいか、何かが赤っぽく光って見えました。
頭?腕?足?
でも光っているのは?
赤いのは?でも半分しか見えない。
私から見て左半身しか見えない。
「何だ?」
そう思ったのはおそらく1秒も経っていなかったでしょう。
その瞬間、私が腕と見たそれは見えない半身に伸びて消え、次の瞬間、引き抜くように光る棒のようなものが現れました。
「刀だっ!!」
そう思った瞬間、橋○くんと私はまるで合せたかのように来た廊下をものすごい勢いで走り抜けました。
一体、50mを何秒で走れるんだろうか?そう思うくらい早かったと思います。(その時は本当に何秒で走ったのかと考えました)
2人はそのまま職員室まで走り抜け、ドアを開けて叫びました。
「化け物だっ!!」
その頃、別の場所では別の事がおきていました。
クラスの図書委員が図書室で返却された本の整理をしていると誰もいないはずの棚から本が落ちるのです。
最初は誰かのいたずらか、本がきちんと仕舞われていなかったと思い、気にしていませんでした。
しかし、その事が他の委員の時も起きていて、原因がわからないままでした。
先生達は「いたずらだよ」とか、「寝ぼけていたんだろ」だけしか言いませんでした。
しかし、それらを見たり体験している人は生徒だけではなく、先生もでした。
大きな変化があったのは夏休みに入る前でした。
朝、学校に来た図書委員の顧問の先生が発見したのは、図書室の鍵がかかっているにも関らず、中にある大きな棚が全て並べ替えられていたのです。
もちろん、中にある本はそのまま。
前日鍵をしめたのも先生で最初にきたのも先生でした。
すぐに先生たちと図書委員で棚の整理をしましたが、もちろん押しても引いても動くわけもなく、本を出さないかぎり動きようの無い重さの棚です。
その最中、1人の生徒が柱の前の床の汚れに気がつきました。
学校の床は木の床で正方形の形のものが縦横に並んでいます。
その1枚は赤茶褐色をした、まるで水でも上からこぼしたように飛び散った形で染み込んでいるような、そんな汚れ方でした。
私が最初に見たときは直径20センチくらいでしょうか。木のタイル1枚に入るくらいでした。
全校朝会の時に校長がそれらの件に触れてあまりの事態の異常さにさすがに困り果てて、PTAの役員集会後、祈祷を行うことが決定しました。
それは夏休みに入る1〜2週間前の事でした。
祈祷でどんな事をしたのか、分かりませんが、見た人の話だと、何人ものお坊さんがやってくるなり、学校の敷地内を校長と何名かの先生、PTAの人と見て回り、塩を持ったり、紙に何かを書いたりしていたそうです。
私もさすがにそれ以降はその廊下には近づかず、外から回って体育館に行っていました。
夏休みを開けてから図書委員の人に聞いたところ、床のタイルは剥がされて新しいのになっており、染みのようなものがなくなったそうです。
壁には札が貼ってあります。その後、何事もなく平穏な日が続きました。
あれは何だったんだろう?
みんなの記憶から少し薄れ始めた翌年の春休みのことでした。
図書館で首が飛ぶ、という目撃が出回りました。
図書館の床のタイルには去年とおなじような染みが前よりも大きく、色も濃く(焦げ茶色っぽかった)先生もさすがに困り果てて、また祈祷をするためにお坊さんを呼んだそうです。
その後、図書館には小さな祭壇が出来、果物とご飯が添えられていました。
朝会で話がでたのはそのあとでした。
その昔、戦さで首を切られた武者の霊が無念の念をはらせないままこのあたりをうろついているらしく、その首を探してさまよっているらしいとお坊さんが言ったそうです。
で、お分かりの通り、首は図書館。
胴体が体育館の渡り廊下のあたりでお互いをさがせないままだそうです。
私はその年で卒業だったので、その後どうなったのかは分かりませんが、変な噂を聞いていないので、大丈夫なのかなぁ?と思っています。
私が友達と見たのは、その胴体で、右半身だけが私にみえたのです。
友人の橋○くんは下半身だけが見えたそうです。
腰にぶら下がった刀がしっかりとみえたそうです。
そして光って見えたのは甲冑に血が流れていて、赤く光って見えたのだろう。
そう友人と話していました。
目の前で見ただけにあの光景は今でも忘れられません。
〓 終わり 〓
955 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 13:15:13 ID:oPc/6ag3O
ぼぽろ首吊って死ねや
このスレ既出なのやコピペの改変が結構あるな
久しぶりに名作を読めたのは良かった
957 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 14:29:51 ID:cmCrkcQvO
ぽぽろさんうざいから自分でスレたてれば
958 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 14:31:53 ID:cmCrkcQvO
ってぽぽろが立てたスレだったのか。すまん。
みんなナカヨク
ってか、ポポロ氏とちんぽっぽで同一人?
960 :
ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU :2007/09/11(火) 14:46:44 ID:oYZco7ZAO
皆さんこんにちは♪
みんなは「黒いくねくね」の話を聞いたことありますか?(*'ω')
偶然見つけたので紹介します。
「田んぼの真中でひたすらくねくねしてるやつが云々…」 って話があったのですが、他にも見た人いませんか?
俺は見ました。
高校の時、家に友達を呼んでくだらない話で盛り上がっていると玄関を勢いよく開けて母が転がり込んできました。
尋常ならざる様子に俺が駆け寄ると母は「お願い、お願いだから田んぼには行かないで」 と繰り返しました。
買い物帰り、自転車で田んぼ道を走っていると見なれない黒いものがうごめいているのが見えたそうです。
カカシかな、と思い自転車を止めてよく見てみると手足の細い人型の物体がその四肢を狂ったようにくねくねと動かしていたらしいのです。
とたんに得も言われぬ恐怖に襲われ、逃げてきたそうです。
その時は分かった、と一言いって母を落ち着かせたのですが、話のネタにも困っていた俺達はこっそり母の言った田んぼにいってみることにしました。
それはやはり居ました。風も無いのに、ひたすら手足を動かす黒いもの。しかもそれはゆっくりと移動していました。
しまった!と思ったときにはもう遅く、目からは涙があふれ膝はがくがくと震え出しました。
友人も口元を振るわせながら目をうるませていました。泣きながら逃げ帰ったのは言うまでもありません。
くねくね動くだけのものがどうして怖いのか?と問われると言い返しようがありませんが、まるで俺を飲みこむようなあの圧倒的な違和感はこの世のものとはとても思えません。
ほんとに怖かったんです。
「黒いくねくね」を見た人の体験談をご紹介しまスた。(*'ω')
961 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 16:10:44 ID:oPc/6ag3O
ぽぽろってニートなの?
ぽぽろウザ
963 :
ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU :2007/09/11(火) 17:46:00 ID:oYZco7ZAO
今度はケ〇〇〇キーの精肉工場でバイトしていた人の話っス。(*'ω')
【精肉工場】
■■■■■■(^O^)■■■
ある青年がケン****フライドチキンの精肉工場でバイトをしていた。
ある日、彼は奇妙なことに気づく。
工場に入荷したニワトリから取れるもも肉の数が、むな肉の数と比べて異常なほど多いのだ。
それからというもの、彼はその謎が気になって仕方がない。
そこで彼は工場の奥にある、一部の従業員以外立ち入り禁止となっている倉庫の中をこっそり覗いてみることにした。
倉庫の扉を開けた時、彼の目には異様な光景が飛び込む。
そこには脚が4本もある不気味なニワトリがびっしりと吊るされていたのだ。。。。。。。
ホントなんでしょうか‥‥、もし事実なら‥orZ
964 :
本当にあった怖い名無し:2007/09/11(火) 19:41:16 ID:oPc/6ag3O
ぽぽろ投稿しすぎ。
ニートでしょ?
いや主婦だろどう見ても
幼女だといいのに