【祈願】悪の防止と善の育成の実践【正思】

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368南無如意輪観音明王 ◆uJvJjLYnEg
南無無量寿命如来とは

南無無量光明如来=南無無量力能如来という事です。

無量の「寿命」を持ち与える力は暗黒の三毒より来る生老病死の災いを除去解毒して
くれるので煩悩と苦悩の暗黒を打ち破る無量の光明を持つ如来と言うわけです。
そして自らが無量の寿命を持ち他にも与えられる光明の能力は無量の力であり、何でも
こなす事の出来るの能力だから、無量力能如来という事です。
無量の寿命、光明、力能は吉祥であり、福徳円満の最高潮なので
南無吉祥福徳円満無量寿如来と讃えます。

帰命尽十方光明無量無碍智如来とも言います。

尽十方光明とは時空の制約無く超越した存在と言う意味です。
無量無碍智とは時空の制約を受けない光りを発している
囚われの無い知恵を発揮する如来という意味です。

十二処十八界は時間的時空的な違いが有ります。その為に時空の時間差に阻まれた意識が生じます。
これは現象というゲームに集中してゲームから出れなくなった状態です。
ホラー映画から意識が出られずにスクリーンに過ぎないのに失神してしまったり
劇場を出てからも恐怖に囚われて眠れなくなるようなものです。
その様な限定性は十二処十八界という時空の限定性とか暫時性から生じています。

と言う事で縁ではなく因としての光りを放ち、運命や因果ではなく自性世界に一因会の大日如来と化す
事が密教の行者に課せられた使命です。

私は意識の光りを一因会で放ちます。これは良い意味の独善状態です。
そしてコーシャ時空限定性を解き一因会の自性宇宙に安住します。
今日風呂に入って考察し宣言した事柄です。