【復活】実話怪談本について熱く語れneo【風物詩】
>>11 怪歴はかなり面白かった。
幽霊供養は図書館にあると思うからそれを利用してもいいかもね。
>怪談徒然草・三角屋敷はやばい
関係するものに「文藝百物語」と「奇っ怪建築見聞」「幻想文学48」がある。
文藝百物語と奇っ怪建築には霜島ケイ氏視点の三角屋敷の話。
幻想文学48には霜島ケイ氏視点のものと、加門七海氏が匿名で出した「手紙」が載ってる。
全部揃えて読むと面白いよ。視点の違いで恐怖も倍増。
でもね。三角屋敷には色々問題が提起されててねぇw
「霜島氏が体験した具体的な現象は少ない」「良く読むと騒いでいるのは加門氏だけ」とか指摘されている。
この辺りは見える人が書いた怪談の弊害といえるかもしれない。
詳しくは不思議ナックルズの7号参照。
ちなみに幻想文学48で取り上げられた「匿名の手紙」に関しても色々。
実際は匿名で手紙が来た、というのは幻想文学側の演出らしい。
恐怖を煽るためにそういった方法を用いたってことらしいね。
「小説ではよくある手法」だと東氏は自分のblogで告白して笑ってるしw
>>12 >「小説ではよくある手法」だと東氏は自分のblogで告白して笑ってるしw
ソースプリーズ。
そういうことはソース付きでないと。特に、blogで告白したならなおのこと。
あーそうだね。引用も一部つけとく。
>実話雑誌に載った三角屋敷関連のルポ記事で、
>この付記が「実際にあった出来事」として紹介されているのを読んだときには、
>思わず呵々大笑したものである。
でもみんなでやった三角屋敷探しは楽しかった。
またやりたい。何か適当なネタがないものだろうか。
>>16 幽霊物件案内の「山の上のホテル」は?
それか小池壮彦氏の「東京近郊怪記スポット」に出てるのを探索とかw
18 :
本当にあった怖い名無し:2007/07/05(木) 12:00:07 ID:tsgVSR7g0
「メリーさんの館」も!
19 :
127:2007/07/05(木) 12:26:00 ID:8Ya/LuTm0
>>11 いろいろ教えてくれてどうもありがとう。
三角屋敷はそんな一方的なフィクション性があったんだ。
身の毛もよだったのに。
屋敷探しは自分でもしたなあ。地図帳で片っ端から三角のかたち探した。
オカ板のスレも参考にしてたけど途中でやめちゃった。
弩2のその後情報がのってるという、不思議ナックルズのvol.4が読みたいな。
ヤフオク狙ってるんだけどね。
おいらも情報を・・・
92年に二見書房から出た、山田正弘の『怪談 幻妙な話』がいいよ。
今手に入るのか謎なんだけど、山田正弘はウルトラQなどの脚本家でこの人自身霊感があるらしく
体験談や、人から聞いた話を集めている短編集。
冒頭の『奇妙な忘れ物』という話など、恐怖に打ち震えるというよりも
筆致的には味わい深い昭和時代の怪談が多い。
一部を除いて実名で、実在の人物を基本にして人物名は書かれている。
興味深いのはなかに『赤いおじさん』という話があって、新耳と関連性があるのかわからないけど
あれ今お客さんが・・
>>19 お客がどうしたんだ!w
「怪談 幻妙な話」は「私が遭遇した都会の幽霊」で文庫化されてるね。
脚本家が書いた怪談集でなかなかw
ナックルズはバックナンバーを見つけられるといいんだけどね。
弩2完全版を出してくれないものか。
三角屋敷は関係者自ら水をかけたようになっちゃって残念。
21 :
127:2007/07/05(木) 13:01:37 ID:8Ya/LuTm0
>>20 加門さんは強烈キャラっぽいからあの人の目で世界を見るのと
一般人から見た世界ではまったく様相がちがうんだろうね。
実は『怪談 玄妙な話』の『赤いおじさん』
舞台となってる場所、ひょっとしてあそこの事なんじゃないかと気がついて。
そして、最近(去年か)そういえば似た事があったなあと、勝手に妄想して
打ち震えてたんですよ。もしかしたらもしかするな、と。
でも場所違ったらなんでもないし、こういうの風評被害につながるんでここじゃ
言えません。
もし
>>20さん、本を持っていらっしゃれば、読み直してみて下さい。
何か思い当たるかもです。
いや、まさか・・
あ、また誰か来たようで
超怖K、買ってきた。今から読みます。ワクテカ。
明日、怪歴と徒然を注文してきます!
徒然って文庫化してたんですね!
高校の時読んだのですが三角屋敷が好きでした。
でも創作だったんですね…
ちょっと残念。
怪歴はここでの評価が高かったので興味を持ちました。
夏休みが始まったら、
超怖の方にも手を出してみようかな。
24 :
本当にあった怖い名無し:2007/07/06(金) 02:25:21 ID:dNKs8Al30
不思議ナックルズは7月23日・発売。楽しみだな
>>24 お、ナックルズは7月23日か!
まじで楽しみだ。
他にDVDつきムックとかその系はなかったっけ?
6月と7月は夏だからか怪談本が沢山出るなw
>>1のテンプレ参照w
しかしこうしてみると有名どころしかいないな6〜7月。
木原中山加藤平山で中堅の福澤平谷がいて。
ちょうど真ん中に挟まれた久田は大変だな。
>>23 三角屋敷の件で一番残念なのは
「読者をあざ笑うような出来事があった」ことだと思う。
「これは氷山の一角だ」
「もしかしたら他の著者や編集者も嘘をついて読者を笑ってるかも知れない」
とか思ったし。ただ表に出てきていないだけとか。
考えたときものすごく悲しくなったけど。
きっとそんな人たちだけじゃないと信じてるけどねw
>>25 読者を嘲笑うようなことをした人は、
「怪談に実話も創作もなく、すべては文芸である」
と言い切っている人なので、
オカルト否定の人が実話怪談全否定のために仕掛けた罠じゃないか、
という気もしてくる。
別にオカルト否定をするのはかまわんのだけどねw
人それぞれだと思うし。
ただ送り手が内情を暴露して嘲笑うのだけが気になるかな。
結局これも「怪談に実話も創作もない」ということにしたいだけであるなら正直失敗してると思うよw
だって怪談に実話と創作があるからこそ、こういう話が出るのだし。
境界を曖昧にして逃げ道を作るという意味なら成功しているかもしれないがw