プッチーニの代表作、歌劇「トゥーランドット」
物語の舞台は、いつかは分からんけど昔の北京は紫禁城。
氷のように冷酷な心を持つ絶世の美女、トゥーランドット姫。
その美貌に惹かれてゾロゾロやってくる求婚者に3つの謎を出し、
一つでも間違えたら首ちょんぱ。
今日も今日とて、ペルシアの王子が処刑される。
広場に押しかけた見物人の中に、身分を隠して諸国をさすらっているタタールの王子カラフがいた。
カラフはその人ごみのなかに、盲目となって流浪する父王ティムールと、王に付き添う奴隷の少女リューを見つけだす。
再会を喜びあう3人。それもつかの間、処刑を見届けるために広場に現れたトゥーランドットに、何とカラフが一目惚れ。
父王とリューが必死に止めるのも聞かず、求婚者の名乗りをあげる。
つづく。