テ ン プ ル 騎 士 団   ス レ ッ ド

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第4章 医療と科学技術に関する「大予言」



機械に関する「大予言」

ルドルフ・シュタイナーは1920年前後に、将来医学や科学技術の分野において非常に大きな改革が
もたらされるであろう、と述べています。すなわち、

【大予言20】未来の人類の本性の中から、3つの能力が発達してくることになるだろう。
      (GA186「変化した時代状況における私たちの時代の社会的な基本要求」)
と、予言しているのです。
 シュタイナーがここで「3つの能力」と言っているのは、機械・性・医療をめぐるもののこと
ですが、人類の運命はこの「3つの能力」がどのような方向に発達するかにかかっている
と言っても、けっしておおげさではありません。
 それではこれから、これら「3つの能力」に関してシュタイナーが何を予言したのか、そして、
その予言はどれほど当たっているのかを見てみることにしましょう。

今世紀初頭、ルドルフ・シュタイナーが活躍した時代に、主な動力は石炭エネルギーでした。それ以後わ
ずか70年の間に、エネルギ―の主役は石油になり、今では原子力エネルギ―や光エネルギーに
なっています。それにともない機会も驚くべき発達をとげました。向上では人間の変わりに
ロボットが作業し、様々な機械の中では半導体が大きな役割を担っています。
 機械文明のこうした急激な発展は、さまざまの強い影響を二十世紀の人間と社会に与え
てきました。二次にわたる世界対戦、共産主義革命、ファシズムの台頭と衰退、人口の都市集
中化、公害、自然破壊等々の問題の底辺には、必ずエネルギー問題が横たわっています。
 こうした大変化を、シュタイナーは何処まで予見していたのでしょうか。
503本当にあった怖い名無し:2008/05/28(水) 19:40:17 ID:TD/3JVYb0

【大予言】人間は自分自身の振動を用いて、マシーンを動かすようになるだろう。

 人間は、自ら生命体の中に存在する繊細な振動を、機会に衝動を与えるために利用する
ことができるようになります。人間は自分に結びついた機械を持つようになります。そし
て人間は自分自身の振動を機械に移すようになります。つまり人間は自分が引き起こした
振動を用いて、ある種の機械を動かすことができるようになるのです。
                          (GA186 214〜215)
シュタイナーが「振動」といっているのは、物理的な振動のことDDけではありまSけではあり
ません。そこでは人間の中に存在する生命科学的なしんどうが想定されているのです。
人間の振動を利用した機械と言えば、電話もその一つです。人間が声を発し、その声が振
動となって相手に伝わり、相手の受話器の中でこんどは振動が声に変わるわけです。
「人間が生命体の振動を使って、機械を動かす」研究は、現代の技術革新の主力となって
います。
最新の科学においても、
「あらゆる物質が原子レベルでは絶えず振動している」
ということが、常識になりつつあります。
光も振動しています。
この物質界に存在するものはすべて、肉眼ではとらえられないレベルで振動しているのです。
 この一世紀はどの間に人間は
、物理学振動と生命科学的な振動を結びつけることに成功し、技術革新の大波を作り出し
ました。バイオ・テクノロジー等の先端産業は、このような傾向の現れです。
 遺伝子工学という分野がさいきんことあるごとに注目を浴びています。遺伝子工学にお
いては、いままでは工学・医学・生理学にそれぞれ分類されていた複数の学問分野が混ざ
り合っているのです。
 現代の学問はこうして相互に相互に影響しあいながら、私たちの予想を遥かに超える発展を遂げています。
504,:2008/05/28(水) 19:41:54 ID:TD/3JVYb0

生命的なレベルのバイブレーション(波動)やエネルギーに対する認識の深まりは、急速に自然科学の
研究対象となっているばかりか、自然科学それ自体を一変させています。
また、それとは正反対の方向の変化も見られます。たとえば電子顕微鏡などの発達・発明
によって、人間の観察の目は生命体内部の今まで到達できなかった細部にまで届くように
なりました。
そうした機械や技術の進化は、動植物を問わず生命体そのものを大きく変化させています。
人間もその例外ではありません。
 こうした文明のもとに生きる私たちはいま、一方では大きな期待を抱きながら、他方で
は底知れない不安にさいなまれています。
 たとえば原子力がよい例です。周知のように、いずれは枯渇するに違いない石油エネルギー
に代わるものとしては、今のところ人類は原子力に期待するしかありません。しかし、そ
れも物質文明の現在の消費レベルを維持し続けるとすれば、のはなしですが。この点に関し
ては、人類がエネルギーの消費レベルを下げるように努める気配は、いまのところまったくあり
ません。それどころか石油の消費量は増える一方であり、90年代に入ってそれまで原油
輸出国だったソ連とアメリカが次々と輸出国に転落し、さらに二十一世紀初めには、中国の石
油消費量がアメリカや日本を追い抜く見込みなのです。開発途上国が次々に工業化することに
よる公害や自然破壊の深刻化を避けるためにも、クリーン・エネルギーの利用拡大が叫ばれている
わけですが、原子力の安全性にはあまりにも問題がありすぎるといわねばなりません。
私たちは心弱き人間として、こうした科学文明のが私たちの未来に安全と平和をもたらし
てくれることを祈りたいのは当然なのですが、はたしてそうなってくれるかどうかは、私
達の生き方しだいなのです。
 この点に関して、シュタイナーはとても気にかかるような予言的といえる言葉を述べています。
505:2008/05/28(水) 19:45:50 ID:TD/3JVYb0

【大予言】科学技術は限界に達し、消滅するだろう。

比較的近い未来において、現代の驚嘆すべき科学技術はある種の限界に到達します。そし
て、この限界に達した時点で、科学技術はある方向によって自らを消滅させてしまうこと
になるでしょう。
                            (GA173  214)

「ある種の限界」とは簡単には説明することができません。しかし、「驚嘆すべき科学技術」
が、もはや心ある人間の耐えうる限界を超えていることは、確かな事実なのではないでし
ょうか。
 遺伝子工学や内臓移植やバイオ・テクノロジーの領域においては、すでに、「ここまでしてよい
のか」と不安視されるような研究例が報告されています。理性によってコントロールされるべき
ものが暴走するような事態はすでに実際に起きており、今後ますます増えることでしょう。
人間の理性や倫理観は、そうした暴走を食い止めるほどには、まだ強くはなっていないの
でしょう。
 人類はそこまで自分自身を信じられるほど内面的に強くはなっていないのに、科学技術
の進歩はとどまるところを知りません。このことについて、私たちは大きな不安を抱いて
います。このシュタイナーの指摘をどう受け止め、どう考えるか、それは人によって様々でしょ
う。しかし、いずれにせよ現在の自然科学に過剰に依存した物質文明がこのままでよいと
考える人は、それほど多くはないと思われます。
 私たち人類は今、運命の重大な岐路にたっているのです。
506,:2008/05/28(水) 19:48:35 ID:TD/3JVYb0
【大予言23】

人々はある能力を通して、調和する振動の法則の力を借りることで、広範囲にわたって機
械あるいは機械的な機構などを動かすことができるようになるだろう

人々はある能力を通して――この能力はまだ人間の中で潜在的な段階にとどまっています
が、やがて発達することになります――調和する振動の法則の力を借りることで、広範囲
にわたって機械あるいは機械的な機構などを動かすことができるようになります。――中
略――それに当てはまる振動の曲線を知ることによって、人間はほんのわずかな振動を与
えるだけで、ある種のモーターを動かし、駆動させることができるようになります。そしてそ
のことによって、今日の人間の力が必要とされている多くの事柄が、純粋に機械的な力に
よって取って代わられることが可能になるでしょう――中略――そしてこのことによって、
英語を話す人々の領域内で、人間の労働の十分の一が不必要なものになる可能性が生じる
ことになるでしょう。
                          (GA186  71〜72)
技術革新には、他にも無視できない問題が付きまとっています。大量失業と言う問題です。
 シュタイナーが生きた今世紀初めの時代は、ヨーロッパのほとんどの国は農業国でしたから、失業
などと言う考えはありませんでした。ところが産業革命によってイギリスが工業国へと移行す
るに従い都市人口が増え始め、まもなく都市に失業者が溢れるようになりました。そうし
た社会の大変化をいち早く見通して、シュタイナーは、
「、、、、、、英語を話す人々の領域内で、人間の労働の十分の一が不必要なものになる」
と、じつに的確な予言をしたのです。
 その後、現実はまさにシュタイナーの予言どおりになりました。斜陽の資本主義イギリスでは、失
業者が絶えず10パーセントを超えるようになったのです。
 その後4半世紀を経て現在では、人体工学・バイオ・テクノロジーその他の先端技術を応用し
たさまざまなマシーンルイの驚異的発展により、慢性的に労働が供給過剰になっています。
「英語を話す領域内」とシュタイナーがいっているのは、当時は英語圏の国々で資本主義が発展
していたからでしょう。
507:2008/05/28(水) 19:50:24 ID:TD/3JVYb0

 失業率が低いことでは有名だった日本も、社内失業と言う独特の習慣を計算に入れれば、
失業率はとっくに10パーセントに近づいているといわれています。
かつて19世紀前半のイギリスで、産業革命に伴う機械の導入とともに職を失った手工業者た
ちが、機械を破壊する運動(ラッダイト運動)を起こしたことがありました。ルドルフ・シュタイナーは
こうした社会問題についても、極めて明確な予測を語っています。

【大予言24】 不満を抱く人間の集団が反抗的な動きに出ても、それは麻痺させられてしまうだろう。
        歴史は繰り返すという格言どおり、ラッダイト運動のような動きが将来再び生じても、やはり
失敗に終わるだろうと、シュタイナーは考えていたわけです。

19世紀のイギリスで機械を破壊してまわった労働者たちも、結局は高度な産業文明へと進む
歴史の流れには逆らえず、彼等の講義の声も新たに繰り出される機械の騒音の中でいつし
かもみ消されてしまったように、将来新たな機械力の誕生とともに職を失う人々も、急速
に変化していく歴史の流れの中で置き去りにされてしまうほかはないのでしょうか。
 将来どころの話ではない、これは今の日本の現実の話そのものです。
 今の日本では、リストラと言う美名の下に大量の首切りが進行しています。
 それに対して労働組合はほとんどなすすべを知らず、むしろ経営側に協力する傾向すら
うかがえます。
「景気が回復しさえすれば、雇用も回復するだろう」などといっているうちに景気は日増
しに悪化の道をたどることでしょう。
                  (GA186 72)
508,:2008/05/28(水) 19:52:49 ID:TD/3JVYb0

歴史は繰り返すという格言どおり、ラッダイト運動のような動きが将来再び生じても、やはり
失敗に終わるだろうと、シュタイナーは考えていたわけです。

19世紀のイギリスで機械を破壊してまわった労働者たちも、結局は高度な産業文明へと進む
歴史の流れには逆らえず、彼等の講義の声も新たに繰り出される機械の騒音の中でいつし
かもみ消されてしまったように、将来新たな機械力の誕生とともに職を失う人々も、急速
に変化していく歴史の流れの中で置き去りにされてしまうほかはないのでしょうか。
 将来どころの話ではない、これは今の日本の現実の話そのものです。
 今の日本では、リストラと言う美名の下に大量の首切りが進行しています。
 それに対して労働組合はほとんどなすすべを知らず、むしろ経営側に協力する傾向すら
うかがえます。
「景気が回復しさえすれば、雇用も回復するだろう」などといっているうちに景気は日増
しに悪化の道をたどることでしょう。
 いずれにせよシュタイナーは、このような「振動を用いて機械を動かす能力」は英語圏で発達
するだろうと述べています。そしてこの力は西暦3500年ごろまで、英語圏以外の地域
の人間をも支配するようになるだろう、というのです。

 産業主義を担う一方の柱であったソヴィエトがあっけなく崩壊した――第3章で見たとおり、
今世紀初めにはすでに、シュタイナーははっきりと共産主義の崩壊を予言していました――以上
は、こうした開発を担うのはアメリカかイギリスであろうと推測するのは難しくありません。

ドイツや日本はどうかと考える人も少なくないかもしれませんが、第二次世界大戦に敗れた
両国には、もはや世界支配の野望はほとんどなく、またそうした野望を支配層が抱いたと
しても、両国の国民はそれを許そうとはしないでしょう。
 しかし、世界大戦に敗れた体験がない米・英両国には独・日のような戦争アレルギーは
うすく、みずからが世界警察の役割を果たすことが当然と考えています。
 こうした現代の世界情勢を考慮に入れると、先に掲げた(GA173  214)のシュタイ
ナーの言葉は、ますます意味深く感じられてくるのではないでしょうか。