死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?162

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40本当にあった怖い名無し
これは僕が生まれてから22年経った時の話である。
体もでき上がりそろそろ旅にでる時期。
正直遅咲きである。
おじいちゃんから衝撃的な言葉がでた。
なんとゲイであると。
私はどんだけーと心の中で叫んだ。
おばあちゃんは多分知らない。
私はおじいちゃんのことが心配になった。
なぜならこの歳になって告白してきたということは、わたしと一戦交えたいということだと思ったからだ。
しかしそれとは裏腹におじいちゃんはそれ以上なにも言ってこなかった。
私たちはオニタイジに出掛けた。
実はおじいちゃんは僕に嘘をついていたんだ。
なんであんな嘘をついたのか?
それは多分私のことを心配させてオニタイジに生かせたくなかったらしい。
親心だろう。
私は泣いた。
おばあちゃんを恨んだ。いたいけな子供を危ない修羅場にいかせようとしたことに。
そして敵をオニからおばあちゃんに的を変えた。
それから僕とババアの激しい戦いは始まった。
いや、まだ続いているのだ。
早く決着をつけたい。