4月30日に122を記した者です。
昨夜,遅くまで起きていて寝ついたら、いつかの夢の、古い板敷きの
薄暗い広間の隅,縁側との堺に正座していました。
広間の真ん中で、薄暗くてはっきり見えませんでしたが、
飛鳥,奈良の頃の装束の老人らが、またもひそひそ話をしてました。
『龍神様は今年は大忙しじゃて』
『天滿大自在天も、その眷属も、この季節からでは、さぞ大変じゃの』
『そう言えば、菅公様は、今の御門のニ之宮を推すような…』
私は興味を感じ、そーっと広間の中ににじり寄り、聞き耳を立てました。
『日嗣の御子のおん事で、天地を潔めねばならぬゆえの,』
『田畑の生り物が心配じゃ、あまり民を不憫な目にあわせとうないの』
『ないふるのはいつじゃろう』
『御門が外津国より戻られねば…』
と、そこまで聞いたら、『誰じゃっ』と気付かれ、慌てて逃げて、そこで目が覚めました。
> と聞こえて、ハッと目覚めました。
> 只の夢なら良いのですが…