【天佑神助】ゾンビゴッコ-season4-【ヤバクネ?】

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1 ◆XYndhCe37s
このスレはあなたの日常に突然『ゾンビ』が現れその猛威から生き残る事を目的
とした『妄想型ゾンビサバイバルシミュレーションゲーム』です。

ゲームを生き延びる為に必要なのは武力や権威等ではなく・・・必要なのは


『知恵』と『勇気』


この二つを兼ね備えたあなたならこのゲームを生き抜く事ができる筈です。
――試してみますか?
なら、目の前の扉を開けて見て下さい。
その扉の先が―――


『ゾンビゴッコ』の世界


では、篭城生活を始めようか―――


◆関連スレッド&サイト◆
【コンビニ】ゾンビゴッコ状況確認スレ2【喫茶店】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1166015884/
ゾンビゴッコ設定ページ
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=zombie55
キャラクターイラスト用画像掲示板
http://0bbs.jp/zombie55/
ゾンビ関連総合板
http://yy41.60.kg/zombie/
ゾンビゴッコ過去ログ置き場(仮) 
http://testestes.web.fc2.com/index.html
2 ◆XYndhCe37s :2007/02/14(水) 23:52:56 ID:lXXRYxtP0
◆ゲームの舞台◆
N区〇野ブロードウェイショッピングセンター
※詳細はゾンビゴッコ設定ページ参照。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=zombie55


◆ゲーム期間&参加方法◆
2007年2月20(火)〜2007年4月24日(火) 

参加の意志のある方は『ゾンビゴッコ状況確認スレ』
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1166015884/
にて参加の意志を表明して下さい。

※参加表明は2007年3月20日(火)迄。

◆ゾンビの共有認識◆
・発生の原因は不明。
・肌は青白く眼は白濁。
・動作は鈍く力は強い。
・泳げない。
・人と比べ五感の優劣には個体差がある。 
・人が歩く程度の速度で追いかけてくる。
・稀に知能を持ったゾンビや特殊な個体が存在する。(登場させられるのはGMのみ)
3 ◆XYndhCe37s :2007/02/14(水) 23:54:32 ID:lXXRYxtP0
◆危険値◆
・GMが管理する数値でプレイヤーにはブラインド(不可視ポイント)されています。  
・イベント等によって減少する数値です。
・累積されても行動に影響はでませんが0ptになるとプレイヤーには死亡フラグが立ちます。  


◆キャラクター作成方法◆
氏名:必須
年齢:必須
性別:必須
身長・体重:必須(長身で痩せ型とか言葉での表現もあり)
特技:必須
性格:特に書く必要なし(レス内で表現可)
職業:特に書く必要なし(レス内で表現可)
服装:特に書く必要なし(レス内で表現可)
備考:特に書く必要なし(レス内で表現可)

上記を記入し名前欄に「キャラ名」「年齢」「性別」「トリップ」を付けてこの
スレに投下してください。   
例:山田 20 女 #任意の文字列

※外国人は「日本人とのコミュニケーション手段を有する」事を条件に許可。

◆表記方法◆
【1日目 8:00 ○野駅構内 1】←表記方法はこんな感じで【日にち 時間 場所 通しレス番】 
10レス毎に1時間経過します。同じ通しレス番が同時に投下された場合は先の方が優先です。 

基本sage進行ですのでメール欄はsageと入れてください。
4 ◆XYndhCe37s :2007/02/14(水) 23:57:27 ID:lXXRYxtP0
◆途中離脱に関する規定◆
【告知離脱者の対処法】
・一週間以内で復帰予定日を告知
・希望がある場合、その旨も連絡
・更なる延長の際は一週間以内で再告知
・復帰予定日を過ぎて再告知が無かった場合、無告知離脱者と同等扱い

【無告知離脱者の対処法】
・離脱期間は最長一週間
・一週間は生存者とする
・最終投稿現在地から移動させない
・イベントは該当者とする
・一週間後、GMの投下で死亡確定

◆禁止&注意事項◆
・軍人(SATなどの特殊警察も含む)や官僚や政治家などの特殊な職業。
・「格闘技の達人」「大金持ち」「超能力者」「世界レベルの医学の権威」などの特殊な設定。
・銃火器、薬物などの「入手困難な物品」の所持。
・その他、常識の範疇外と思われる事。
・他プレイヤーを勝手に動かし行動を決め付ける事。

以上の項目以外にも場合によってはGMの権限により無効(排除)とさせて頂く場合があります。

※ゲームの内容に関する疑問、意見等は状況確認スレでお願いします。

※このスレは皆で楽しみ、皆で共有するスレですのでお互いに空気を読み合って気持ち良く遊びましょう。
5狼煙 ◆/Wr1MuqKLw :2007/02/15(木) 00:47:06 ID:Zd7UPQFuO
【1日目 7:00 O野駅周辺】

冬を告げる冷たい風がO野町を通り抜ける。
その風が建築物の間をすりぬけ音を立てる。

ヒュウゥゥゥ…

朝の通勤ラッシュ、人々の喧騒、そんなものはない。
そのかわり、がらんとした駅構内に響く足音が何重にも反響し静けさを破る。

ズサッ、ズサッ、

何かを引きずるようなその音は確かに迫ってきている。
そして朝の光が照らし出したのは異形の者。

…ぁあぁあぁあ

目の前に広がる街へ、喉の奥からしぼりとるような叫び声をあげた。

※ゲーム開始です。朝9時になるとゾンビが行動を開始します。
それまでにブロードウェイに入ってください。
9時を過ぎた時点で外に出ている場合、このレスの秒数一の位のゾンビが襲ってきます。
ブロードウェイ正面(南側)入り口はシャッターにより封鎖されています。

プロフ投下、イベントは時間軸に含まれません。
6異形の者 ◆/Wr1MuqKLw :2007/02/15(木) 02:42:22 ID:Zd7UPQFuO
【1日目 O野駅周辺 7:00】

街に響きわたったその声の主は、見たものに間違いなく恐怖を与えるだろう。
その右手には「かつて人間だったモノ」を引きずっている。
今日も生存者を探しにねぐらを後にした‥。


※異形の者について
・特殊個体
・消防程度の知能をもっている。
・■■に優れている。
・■に弱い。
・脳に傷を受けると行動停止。
・外にいるとき秒数で■■■が出ると遭遇。(このルールは1日目12:00から適用)
・他の所にもイベントにより出てくる場合もあり。

7切断された情報 ◆/Wr1MuqKLw :2007/02/15(木) 03:38:04 ID:Zd7UPQFuO
【一日目 7:00 O野サンモール】

O野サンモールから伸びるO野ブロードウェイへと続く道端には、新聞が溢れ返っていた。
日付は昨日。
そのそばには自転車が倒れている。
もちろん誰も読む者はいない。

『O野一帯を封鎖指定地域に追加!!』

見出しにはこうあった。


※この新聞はO野サンモールの道端にあります。
発見すると情報を得られます。
◆情報
・住民はすぐに避難せよとの報告。
・■■■に対策本部から偵察ヘリ派遣予定。
・その結果生存者を確認した場合後日救助に向かう。
■はかすれて読めない。
8O野ブロードウェイ ◆/Wr1MuqKLw :2007/02/15(木) 04:00:27 ID:Zd7UPQFuO

O野サンモールを奥へ行くと、巨大なショッピングセンターがある。
ここは街で一番活気溢れる場所だった‥。
しかし、今は違う。
生存者達を受け入れるため口を開けて待っている‥。

※状況
・店内の照明はついていない。管理事務所にある操作パネルで点灯させるまで店内は真っ暗。
・南側、北側の入り口は閉まっている。北側は普通のシャッター、南側は格子状のシャッター。
・非常口は閉まっている。地下から地下駐車場への入り口は閉まっているが、地下駐車場から外への出口はドアこそ閉まっているが、カギは開いている。
・現在ブロードウェイ内には■体のゾンビがおり、ある特定の■つの場所で行動している時、秒数の一の位で■■がでた場合、ゾンビと遭遇。
9追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/02/15(木) 10:44:04 ID:82UVJamy0
名前:追川 直桜(おいかわ すぐお/あだ名 ナオ)
性別:男
年齢:29歳
体型:172/63
服装:ジーンズ(サイドポケット付)、ジャケット(中はTシャツ)
性格:ドキュン気味、虚勢張り気味
特殊能力:喧嘩の強さ(自称O野区最強)
職業:パチプロ

10追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/02/15(木) 11:07:01 ID:82UVJamy0
【一日目 7:00 O野サンモール裏手】
「おめーマジ遅ぇぇよ。ソッコーで金玉会館来いよ。殺すぞボケっ!」
留守電に向かって吼え、携帯を叩ききる。
携帯を手にシャッターの前にしゃがみこんで、パチスロ雑誌を読み始める。

つーかマジ藍田のやつ有り得ねえよ。
この店行こうっつってあいつっから誘ってきたんだべ?
何が「マジこの店の新装開店出るから。超人気店!」だよ。
あのアホが来ねーどころか、7時の時点で全っ然人が並んでねーじゃねーかよ。
いつもの新宿の店のが万倍出るっつーの。
もし、「わりいわりい、昨日合コンでお持ち帰りしちったからキャンセルな」
とか電話が有った日にゃ、あいつマジ殺しだよ。
11泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/15(木) 12:57:29 ID:sVtQwgo+O
氏名:泉 一誓(いずみ いっせい)
年齢:28
性別:男
身長・体重:182cm、80kg
特技:歌、工作、握力の強さ(70kgを超える)
性格:好奇心旺盛
職業:Yellow-Sparrowスタッフ
服装:綿パンツにパーカー、エプロン
備考:店長に遊び心が見込まれてスタッフ一号となった。
模型の工作もするが、基本的に多趣味で
特に歌うことを愛している(楽器は全く弾けない)
12御堂 男 17 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/15(木) 15:17:59 ID:nMEnXB9P0
氏名:御堂 真司(ミドウ シンジ)
年齢:17歳
性別:男
身長・体重:176cm・72kg
特技:シュートボクシング・料理・英語
外見:黒髪ショート、黒に赤ラインのジャージ上下、白いスニーカー
職業:高校生、NICE SPORTアルバイト
13春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/02/15(木) 15:37:31 ID:39freJa2O
氏名:春日部 晴一(かすかべ はるいち)
年齢:25
性別:男
身長/体重:170cm/56kg
特技:悪運の強さ
性格:臨機応変
職業:公務員
服装:ロンTに黒のファー付きJacket、ジーンズにブーツ。
14宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/02/15(木) 17:19:44 ID:pnw9zeEJO
氏名:宮沢 瞳
年齢:25
性別:女
身長・体重:158cm・45kg
特技:両利き
性格:疑心暗鬼
職業:『CUT INN AQUA』のスタイリスト
服装:黒ダウンジャケット・ピンクボレロツインニット・黒スキニーデニム・黒ローヒールパンプス
15笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/02/15(木) 18:43:28 ID:7FmLNXj9P
氏名:笠原 一真(かさはら かずま)
年齢:27歳
性別:男
身長・体重:178/80
特技:剣道初段
性格:女の子大好き、かなりの怖がり
職業:日の出書店店長
服装:黒ジャケット、白シャツ、ジーンズ、スニーカー
16笹山 46 男 ◆6KVcpBNXy. :2007/02/15(木) 20:10:03 ID:lQ4tLMrtO
【名前】笹山敏和
【年齢】46歳
【身長】170cm
【体重】62kg
【性格】温和かつダークな一面も
【職業】輸入美術店,笹山貿易社長
【服装】黒のダブルのスーツ(イタリア製)
茶色のコート(英国製)
17伊藤 ◆bg5irfTuqA :2007/02/15(木) 21:41:23 ID:MVASKbadO
氏名:伊藤 奈緒
年齢:17
性別:男
身長・体重:172cm・65kg
特技:英検2級・弓道初段
性格:好奇心旺盛・奔放
職業:高校生
服装:カジュアル
18春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/02/16(金) 17:52:53 ID:rwGYXCh4O
【1日目 7:00 自宅 2】

仕事なんてのは適当にやっていればいいんだ。
たまにこういう気持ちになり、そして便利な電話という物がある。
昔の人間はこんな時どうしていたんだろうか?

「ふわぁ〜、俺って哲学的だねぇ」
欠伸をしながら携帯を取り出し仕事場の清掃事務所に電話する。
もちろんサボりの電話だ。
「……?」






「充電切れてる…」

携帯を置き、布団から出る。
「はぁ‥昔の人間はこうやって嫌でも仕事に行ったんだな」

急いで着替えを済ませ眠い目を擦りながら家を出た。
19笹山 46 男 ◆6KVcpBNXy. :2007/02/16(金) 20:52:15 ID:HOQERBB7O
【1日目 7:00 都内の自宅:3】

いつものように起床し 服を着替え リビングに降り 新聞を読みながら紅茶を飲む
いつもと変わらぬ 朝の一コマ
妻と娘が家を出ていったという点を除いては
口癖のように稼ぎが悪い 何が悪い これが悪いと巻くし立てる妻
一人前になったつもりで振る舞う 中身の無い娘
今 考えると馬鹿な奴らだ
正直 私は奴らが居なくなって清々しているのかもしれない
ここ数年 家族の会話なんて殆んど無かった
人からみれば仲の良い家族かもしれないが これは あくまで¨演じて¨いただけだ
その点はお互い割りきった関係だったのかもしれない
だが、その反面 本当の愛を与えた事もなければ感じた事も無い
実際 家庭ができ 子供が生まれた わずわらしくてしかたが無かった
仕事も同じだ………
部下のミスのせいで私は銀座の本店ではなく 今日は支店に行かなければならない
時間を確認し 家を出て車に乗り込む
「ブロードウェイか……遠いな」
車はブロードウェイに向けて走りだした。
20御堂 17 男 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/16(金) 22:12:34 ID:eRD277nK0
>>12【1日目 7:00  区内自宅 4】
 <ピピピッ!ピピピッ!>
電子音が鳴った。
腋に挟んでいた体温計を取り出して、表示に目をやる。
36.7℃。
「平熱ーっ。」
大きく息を吐くと、両手をあげてベッドに倒れこんだ。
昨日一日俺をベッドに縛り付けていた風邪がやっと治ったんだ。
親父とお袋は海外旅行でいないし、気侭に過ごせる。
  <ワン!>
ボーッとしてると、突然ベッドに真っ白い毛に覆われた犬が乗ってきた。
「おはよう。メシと散歩どっちの催促?…両方か。」
我が家のペット、スピッツの「アイス」だった。

シャワーよりも朝飯よりも、とりあえず外に出たい。
昨日一日家でじっとしていたので、なんというか全力で50mくらい走りたい気分。
「散歩いくぞ。」
餌を食べ終えていたアイスが、尻尾をブンブン振って喜ぶ。
俺はビニール袋とケータイと財布をジャージのポケットに突っ込み、家を出た。
21泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/17(土) 00:10:42 ID:xhmvBI/YO
【1日目 7:00 自宅マンション 5】

「はっ」
目覚ましが鳴る前に目が覚めた。なんだか、悪い夢を見たような朝。

「うう…」
こんな時は、睡眠時間を削られたようで無性に腹が立つ。
まあ、そんな理不尽な怒りをぶつける相手がいる訳でもなし…モゾモゾと起き出して頭をかきむしった。

今日は、いつもより早く出勤してみるか…作りかけのフィギュアもあるし。
俺の方が早かったら、店長びっくりするかな。
よし、そうしよう。今日は俺が一番だ。財布、鍵、携帯、と…

さっさと身支度を整えると、車のキーを取った。
「風、行ってくる」
風(ふう)というのは妹の名前だ。まだ寝てるのか…返事が無い。
俺の両親はもうずっと前に死んだ。今は、妹と二人暮らしだ。

…まあいい。俺はキーをクルクルと回しながら、家を出た。



「妙に、すいてるな…」
通勤の時間帯にはまだ少し早いとはいえ、道がすいてる…というか、一台の車とも出会わない。
奇妙な感覚をおぼえながら、俺は車をただ走らせた。
22追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/02/19(月) 10:00:12 ID:909+dYz/0
【一日目 7:00 O野サンモール裏手6】
「あ”ぁぁぁぁぁぁぁ!ファッキン!!」
読んでたパチスロ雑誌を道に投げつける。
遅ぇぇ。何分にもマジ遅ぇぇぇ。藍田も、他の客も、
全っ然きやがらねえ。イライラするわー。

・・・コーヒーでも飲み行っか。
「パスッ、 ズササ!」
道に投げたパチスロ雑誌をシャッターの前に蹴飛ばす。
場所取り完了。他の客もこねえしこれでいいべよ。

よっしゃ、行くか。駅前にスバタかドートル有ったよな。
23春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/02/19(月) 15:31:50 ID:fjldHjWFO
【1日目 7:00 早稲山通り 7】

音楽を聞きながら原付きを軽快に走らせる。
「ダ〜リン♪ダ〜〜リン♪いろんな角度から君を♪ってか〜、今日は爽快だね。車は通らないしこんな日もあるんだな―――!!」
〇野通りに差し掛かった時『…プスン』と原付きのエンジンが止まる…
「またかよ!このオンボロめ!!」
原付きを降りヘッドホンを外すと初めて異変に気付いた。
いつも聞こえる雑踏の音は聞こえず静寂が耳を襲う。
「この時間にしては静かすぎるだろ…」
辺りを見回し耳を澄ますと何処からともなく呻き声のようなものが聞こえてきた…
24泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/19(月) 16:49:53 ID:IzFnDeXM0
【1日目 7:00 早稲山通り 8】

O野ブロードウェイ。ここが俺の仕事場。
自宅からは車で20分足らずの距離だ。
今日は道がすいていたので、若干早く到着した。

「…?」
入り口付近まで来たはいいが、シャッターが、閉まっている…
とりあえず車を降りて、シャッターに近寄ってみた。

「まいったな」
…というより、変だ。今日に限って閉まってるなんて話は聞いていないし
警備員なんかは俺よりずっと早く来ているはずだ。
なんで閉まってるんだろう?

ふと、その脇にあるドアに目が行った。人が出入りするためのドアだ。
これは、開いてるのかな…?
俺はドアに近寄り、ノブに手をかけた。
25笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/02/19(月) 19:00:15 ID:mlSAuGjnP
【1日目 7:00 早稲山通り 9】

「あぁ〜ぁ、眠いなぁ。」
音楽を聴きながら車を飛ばす。今日は本社から社員が来る予定…なんだけどやばい。
店の中もな〜んにもやってない。
ってなわけで、珍しく早起き。

いやぁ、こんない早いと車も少ないよな。路駐も多すぎ。
道の真ん中に停めんなよ〜警察呼ぶぞ警察。

正面に近い場所に車を停め、入り口に向かう。
「あれっ?電気ついてないじゃん。」
守衛室横の入り口に…人がいる。
「おはようございま〜す!!」
26御堂 男 17 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/19(月) 20:35:03 ID:sG7lt7L00
>>12【1日目 7:00 自宅→O野通り→O野駅・北口 10】
家を出ると、朝の涼しい(ちょっと寒い)風が頬を撫でる。
「ん〜っ…はぁっ!」
体を伸ばし、思いっきり深呼吸しといた。
<グルルルル…!>
足元のアイスは散歩が嬉しくて尻尾を振りまくっているだろうと思ったら、辺りを見回しながら姿勢を低くして唸っていた。
「…?」
そして次の瞬間、突然走り出した。
「!…待て!」
しかしアイスは命令を無視し、走り続ける。
驚きつつも、俺は慌てて後を追った。

<ワン!ワン!>
「アイス待て!待てっ!…待てったら…。」
O野通りを走る犬と、それを必死で追う飼主。
病み上がりの体に全力のダッシュは応える。
走っていて気付いたけど、アイスは俺と一定の距離を保って走っている。
まるでどこかに連れて行こうとしているような。
そしてもう一つ。街がやけに静かだ。人が見当たらない。車が走っていない。
アイスは駅前に着いたところで走るのを止めた。
「…どうなってんだ…?」
アイスに追いついた後、辺りをゆっくりと見回して呟いた。
人がいない。通勤通学の人々が作り出す朝の喧騒がない。目の前には乗り捨てられた車があった。
俺が一日寝込んでいる間に何があったんだ?尋ねたくても人がいないとな…。
27泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/20(火) 00:07:57 ID:KOeAt/xPO
【1日目 8:00 ブロードウェイ北側入口 1】

俺がドアノブに手を掛けた、その瞬間…
>>25後ろから、声をかけられた。振り向くと、ああ…本屋の。
彼とは特別親しい訳でもないが、言ってみれば「ご近所さん」で、顔は見知っている…

>>25「ああ、どうも」
こちらも軽く会釈を返した。

「今日はちょっと早く来ようと思ってね、来てみたところが…」
そう言って、親指で閉まったシャッターを指した。

「なんだろうねえ、閉まってる。休みなんて聞いてないんだけど…」
彼は、何か知ってるのか…?
28宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/02/20(火) 06:56:39 ID:Nbx5RrA8O
【1日目 8:00 自宅→サンモール→ブロードウェイ従業員通用口 2】

「じゃあ行ってくるね。」
愛犬に手を振り、マンションの階段を下り出した。

8時か…開店までにやり終えないと。
新しいカラー液を試す為、いつもより早い出勤となった。
勤務先のブロードウェイは目と鼻の先。
歩き出してすぐにサンモールが視界に入ってきた。

…あら?なんだろ?
サンモール内に自転車が横転している。
周囲を窺うが人気は無い。
自転車に近づいて行くと、周りに新聞が散らばっていた。

>>7『O野一帯を封鎖指定地域に追加!!』
O野?…ここ!?
その見出しに、思わず手が伸びた。
住民はすぐに避難?
新聞の活字に目をやりながら、再び歩き出した。

なんなんだ、これ。
なんか恐○新聞みたい。
O野に何があるって?
別に避難しなきゃならないような事無いって。
日付は…昨日か。
一部かすれて読み取れないながらも一通りを読み終えるとバッグに差し込んだ。

従業員通用口前に従業員と思しき人影を見つけると、声を掛けた。
>>25 >>27おはようございます。どうされたんですか?」
29追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/02/20(火) 09:18:35 ID:r8PYkS1C0
【一日目 8:00 O野サンモール裏手→サンモール 3】
あれ?
人、いねえじゃん。O野って朝は人少ないんだっけ?
まあ、住んでんのはサンモール側じゃなくて駅の逆っかわのイメージあるもんな。
・・・にしてもいねえな。
足に何かが絡みつく。大量の新聞が地面に落ちている。
なんだぁ?拾い上げてみる。>>7『O野一帯を封鎖指定地域に追加!!』
あぁ?封鎖ぁ?じゃあ、人がいねえのはこのせいか??
ってことは・・・
ってことは・・・



チャァァァンス。
この辺人が居ねえっつー事だべ?
やべ、これアツくね?チャンスでね?何かギ(盗)れたりしねえ?

サンモールの入り口辺りの宝石店を思い出し、自然に足が向かっていた。
30春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/02/20(火) 11:20:14 ID:oDt4pfrlO
【1日目 8:00 早稲山通り:ブロードウェイ付近 4】

聞こえて来る声の正体を確かめに行く……気なんて更々ない。
そんな好奇心は持ち合わせていないし時間もない。
原付きのスターターを押すがエンジンは繋からず苦戦する。
「駄目か‥」
>>24>>25そんな事をしていると走る車を今日始めて見た…それも2台。
車はどちらもブロードウェイの前で停車した。
「何だ、全然人いるじゃん…」
とりあえず、故障した原付きを近くのガソリンスタンド迄押して行く事にしブロードウェイの方へと歩いて行く。

「あ〜あ、やっぱ今日休もっかな!?」
31追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/02/20(火) 12:02:33 ID:r8PYkS1C0
【一日目 8:00 O野サンモール裏手→サンモール 5】
うっわ、行きはこっち通らずに原チャで来たからわかんなかったけど、
駅前もガランとしてんねー。

ってヤバ。
人居るじゃん。>>26
犬連れてるってことは散歩中か。
早く立ち去れよー。宝石屋に行けねえじゃん。

早く立ち去らせようと声をかける。
「おい!ここらへん封鎖地域みてーだぞ。早く逃げたほうがいいぞ!」
32泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/20(火) 18:24:49 ID:KOeAt/xPO
【1日目 8:00 ブロードウェイ北側入口 6】

俺が首をかしげていると、続いて女性が現れた。
この人もここで働いてるのかな…知らない顔だった。

>>48「あ、どうも…」
こっちもつられて頭を下げた。

「いや、シャッターがね、閉まってるんですよ。せっかく早く来たのに…」
って、俺以外にも二人もこんな時間に来てるんだよな。

「で、そこのドアが開いてるか、確かめようと思って…」
言いながら、自分が変な事を言ってる気がしてきた。

この時間にシャッターが閉まってるのはいつもの事なのかも知れない。
それを俺だけ知らなくて、一人で困ってるんじゃないだろうな?

そう思うと、思わず体が動いて、ドアノブを回した…
「ガチャ」

あ、開いてるじゃないか…
33御堂 男 17 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/20(火) 19:22:45 ID:PtUlJmER0
>>12【一日目 8:00 駅前→サンモール→ブロードウェイ北側 7】
駅前で一人呆然としていると、遠くから男に声をかけられた>>31
人の姿に安心しつつも、頭の中では色々な考えが飛び交っていた。
フウサチイキ…封鎖地域ってどういうことだよ。
「あの、封鎖ってどういうことですかー!」
こちらも男に声をかけ、近付いていく。
男が表情を歪ませた気がした。
   <グルルルル…>
突然足元から聞こえる唸り声。なんだか、嫌な予感が…。
    <ワォン!ワンワン!>
アイスは数回吠え、また突然走り出した。
「…えーと、教えてくれてありがとうございましたっ!」
男に軽く頭を下げ、また飼い犬を追うため駆け出した。
「待て!」
やはり飼主の命令を無視。こんなこと久し振りだ。
ああもう、利口なヤツだと思ってたのに!

 サンモールに入っていったアイスを追いかけ、走り続ける。
停止を求める俺の声とアイスの鳴き声が通りに響き渡っていた。
「わぶっ!?」
突然、視界が鼠色に覆われる。風に舞った新聞が顔にあたったんだ。
その新聞を右手で鷲づかみしてどけ、また走り出す。

 気付けば俺はバイト先のブロードウェイに来ていた。
不思議と、アイスが俺を導いているのではという考えが確信に変わっていた。
ぐるっと北口まで来たところでアイスは走るのをやめた。
驚いた事に、そこには3人も人がいた。店の従業員だろうか。
「はぁ…はぁ…。…おはようございます。」
荒れた呼吸を整え、とりあえず挨拶しとく。
そこでクシャクシャの新聞をまだ握り締めていたことに気付いた。
34宮本 30 男 ◆FVZMqM1RMo :2007/02/20(火) 22:41:34 ID:Z+1uuxzc0
名前:宮本 誠一
性別:男
年齢:30歳
体型:192cm/102kg
服装:Gパン、革ジャン、おもちゃの指輪
性格:温厚、超ビビリ。竹刀、それに順ずる物を握ると強気になる。
特殊能力:剣道三段(6年のブランクがある)
職業:整形外科医(去年から)
35鉄夫 10歳 男 ◆0ej6C3q3Pk :2007/02/20(火) 23:02:01 ID:oZsOX1Ac0
氏名:小山 鉄夫(こやま てつお)
年齢:10歳
性別:男
身長/体重:120cm/28kg
特技:運動
性格:落ち着きが無い
職業:小学4年生
服装:Gパン、ダウンジャケット
36伊藤 ◆bg5irfTuqA :2007/02/21(水) 00:00:43 ID:yMMc9tpyO
【一日目 8:00 自宅 8 】
ジリリリリリリリリ!!! ガチャン
「うーん…眠い……」
いつものように朝を告げる騒がしい目覚ましを切って、着替えと簡単な食事を済ませる。
今日は嬉しい嬉しい休日だ。とは言っても、一緒に過ごすような相手も思い付かない。
彼女は友達の家に泊まりに行ってるし。
「寂しいだろ、バカ。」
携帯の待ち受けで笑う彼女に1人寂しくぼやく。
…ずっと家にいるのも退屈だし、ちょっと散歩にでも行くか。
携帯と財布をポケットにねじ込み、家を後にした。
37鉄夫 10歳 男 ◆0ej6C3q3Pk :2007/02/21(水) 00:27:06 ID:gI0BjCcA0
【一日目 8:00 駅前→サンモール→ブロードウェイ北側 9】

とうちゃんも、かあちゃんも、みんな、みんな死んじゃえ・・・。
田舎のじいちゃんの所に引越しってなんだよ・・・。
マラソン大会で1位になったらDS買ってくれる約束なのに直前で引越しってなんだよ!

しっかし、腹へったよぉ〜グーグーお腹が鳴ってる。本当最悪。
喧嘩しちゃってご飯も食べずに飛び出しちゃったのにコンビニどこも空いてない本当最悪。
サンモールもダッシュで抜けたのにブロードウェイもシャッター閉まってる最悪。
まだ9時前だからかな?表に回って閉まってたら家に帰ろうかな・・・。

あ、お店の人がいっぱい集ってる。>>25>>27>>28>>33
可愛い犬もいるみたいだし、あそこまでダッシュだぁ。
38宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/02/21(水) 06:23:19 ID:ZiFaG3FVO
【1日目 8:00 ブロードウェイ従業員通用口 10】

>>32まだ開店前ですからね。10時になったらブロードウェイのシャッターは開きますよ。」
新人さんかな?
それか開店時間が遅い店の従業員なのかな?
この時間にシャッターが開いてないのは普通。
なんの疑問も感じずにそう答えた。

ドアノブに手をかける男性の傍に、馴染みのある顔があった。
日の出書店の笠原さんだ。
店に置く本を取り置きしてもらったり、時折配達してくれている。
いつもお世話になっている笠原さんにコクリと会釈した。

『ガチャ』
扉が音を立てると同時に、後方から誰かが声をかけてきた。
振り向くと、男性は息をきらした様子で挨拶をした。
皆、開店前に一仕事あるのか…。
次々にやってくる従業員を見て、微笑んだ。
>>33おはようございます。皆さんお早いですね。
あ、それ。もしかしてサンモールで拾いました?」
握り絞められた新聞を目にして言った。
39追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/02/21(水) 10:56:30 ID:cnL9mpPQ0
【一日目 9:00 サンモール 1】
>>33
「あの、封鎖ってどういうことですかー!」
・・・この馬鹿近づいてきやがる!ちっ、うっぜーな。
と、俺の舌打ちに反応したのではあるまいが、犬が駆け出し、それに釣られて
ガキも走っていった。

さーて、宝石宝石。
店に向けてきびすを返そうとした瞬間。
・・・声が聞こえた。
うなり声と叫び声の混じったような声。

・・・死と恐怖を思い起こさせる声。
40御堂 男 17 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/21(水) 21:47:44 ID:6E2YNFiF0
>>12【1日目 9:00 従業員通用口 1】
 女性に言われて、新聞に目をやる。

『O野一帯を封鎖指定地域に追加!!』

衝撃とともに、さっきの男が言っていた言葉が思い出された。
拾った新聞は滲んでるわ破れてるわでまともに読めないけど、「住民は避難せよ」や「偵察ヘリ派遣予定」という文字が読み取れた。
「さっき、この区域が封鎖指定地域になったって聞きました。この新聞にも書かれてますけど。…何があったんですか?」
3人に問いかける。この中で知っているのは、本屋の店長くらいだ。
よく立ち読みに行いくし、俺がバイトしてる店に本を届けに来たこともある。向こうは多分俺を知らないだろう。
なぜか3人とも、あまり表情に焦りや不安が感じられない。服装も普通に仕事に来たって感じだ。
「昨日一日風邪ひいて寝込んでたんで、何があったのか全然わかんなくて…。」
俺はさらに、O野通りや駅前の様子を詳しく伝えた。
人はいないし、車は乗り捨てられてるし、街の様子はおかしいと思う。
…俺おかしなこと言ってないよな?
41鉄夫 10歳 男 ◆0ej6C3q3Pk :2007/02/22(木) 01:35:08 ID:1n0zjgxP0
【1日目 9:00 従業員通用口3】>>35
近くに寄ったら怖い顔でおじさんやおばさんが話しあてるや。
怒られないようにそっと近づかないとだね。

ふゅぃ〜♪ ふぃゅいっ♪
口笛、ちょっと離れたところからだけどワンコに聞こえたかな?挨拶できたかな?

>>40(御堂さん)
「おにいさん その子オス?メス?何歳?何犬?噛まない?触ってもいい?」
「ねっ!ねっ! 何犬?何歳?何歳?メス?噛まない?触ってもいい?」
42泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/22(木) 09:34:23 ID:qFW9HnC/0
【1日目 9:00 ブロードウェイ従業員通用口 3】

>>38「そうなんですか…」
ドアに手をかけたまま、なんだか恥ずかしくなり
さっさと中に入ろうとした時、>>33また誰か来たようだった。
俺、普段どんだけ遅く来てたんだろう?
店長は何も言わないけど、これからはもっと早く来よう…

と、よくみると>>33彼は新聞を持っていた。随分クシャクシャだ。
女性も興味を持っているようだった。何だろう?号外?

すると、新聞を持っていた彼が話し始めた。
封鎖指定?封鎖って、なんで?

>>33「ちょっと見せて」
彼の後ろに回り、新聞を読んでみるが、これはもうゴミだな…
破れているところもあるし、汚れていてほとんど読めない。

「なんだろうね、これ…俺もよくわからないけど、確かに道はすいてたな」
俺は、普段より早く来たことと、ここまで来る途中に
異常に道がすいてたことを話した。
街も、妙に静かな感じがする。

ゾクリ、と、背中に寒気が走った。嫌な感じだ…
43笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/02/22(木) 15:21:45 ID:a12w022GP
【1日目 9:00 ブロードウェイ従業員通用口 4】

嫌な言葉が耳に入る。
封鎖指定?
なんだそれ。
事件?事故?…病気とかウィルスとかじゃないよな?
いろんな考えが頭をよぎり、変な汗がでる。

>>41…ん?なんの音だ?そちらを振り向くと
「…噛まない?触ってもいい?」

「うわぁっ!!」
44春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/02/23(金) 11:43:48 ID:m4nfP8zLO
【1日目 9:00 早稲山通り:ブロードウェイ付近 6】

ガソリンスタンド迄原付きを押して行くが誰もおらず、仕方なくもと来た道を引き返す。
「まいったな、今日はもういいや‥帰ろ」
ブロードウェイまで戻って来るとさっきより人が集まり何やら話している。
これだけ街が閑散としている中、あの一角だけ人が集まっているのは逆に異様な光景に見えた。
小僧に犬を連れたガキに大男‥女性とその他1名‥
あぁ、そうだ。帰るついでにちょっと聞いてみるか?
「ねぇ!今日何でこんなに人少ないの?
もしかして、国民的な行事でもある日なの?」
45追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/02/23(金) 19:12:47 ID:bPiwC0Df0
【1日目 9:00 サンモール 6】
・・・音は止んだ・・・
あら、何だ、気のせいだったか。
風の音に勘違いとか?
だっせぇぇぇぇ!俺ビビリかよ。

宝石店にたどり着く。シャッターの向こうにショーケースが見える。
シャッターを開けようとガシャガシャいじくる。
「ビビビビビビビビビ!」

いきなり防犯ベル。
音を聞いた瞬間反射的に駆け出す。
しょっべー宝石店のくせにきちんと防犯してるな。ちっ。

「あーつまんね。」
サンモールをふらつく。
しかしほんっと誰もいねーな・・・
気がつきゃもう9時だよ。
46御堂 男 17 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/23(金) 19:27:08 ID:uIdCCKz60
>>12【1日目 9:00 ブロードウェイ従業員通用口 8】
彼らの雰囲気からしてちょっとは予想していたが、誰も詳しい状況を知らないようだ。
でも昨日封鎖が決められたのに、誰も知らないというのはどういうことだ?
それに今日の朝までに殆どの住人達がもう避難したってのか?早過ぎる。まるで消えてしまったみたいじゃないか。

 「…。」
混乱してきた。なんとなくしゃがんで、足元にいるアイスの背中に手を置く。
と、じっと伏せていたアイスが耳をピクリと動かし顔をあげた。
アイスが顔を向けた方向を見てみると、こちらに近付いてくる男の子の姿があった。
彼の目当てはアイスで、俺は小さい子お得意の質問攻めを受けた。
それに答えようとした時、背後で本屋の店長の叫び声がした。
驚いて辺りを見回すが何も変わりない。店長の視線は俺達の方を向いていた。

 「…あ、噛んだりしないし触っていいよ。こいつの名前はアイス、6歳のオスでスピッツっていう種類の犬だ。」
気を取り直して男の子に答えた。アイスはちゃんとしつけたし人懐っこい犬だ。噛んだりしない。
それより近くに保護者が見えないけど、この男の子一人か?
それを聞こうとした時、また新たに人がやってきた。馴れ馴れしい態度の彼もまた状況を知らなかった。

 ここにいると駅前のあの寂しい光景が嘘のようだ。あれから人には出会えたが情報には出会えないままだ。
「扉、開いてるんですね。」
通用口に近付いていく。扉が開いてるということは、中に人がいるかもしれない。
このまま家に帰るわけにもいかないし、ここで突っ立ってても埒が明かない、寄ってみようか。
47鉄夫 10歳 男 ◆0ej6C3q3Pk :2007/02/24(土) 02:24:26 ID:jI+xIKpD0
【1日目 9:00 ブロードウェイ従業員通用口 9】
>>45「…触っていいよ…」
わぁ〜〜〜〜い!!!!
アイスっていうんだ。まっしろでふわふわでかわいいなぁ。かわいいなぁ。
「アイス、ぐっぼーぃ!ぐっどぼーい!毛がやわらかくてほわほわだぁ!」
そんなに舐めたら指がくすぐったいよぉ〜。

>>44「国民的な行事でもある日なの?」
バイクを押した不機嫌そうなおじさん。みんな、なぜ怖い顔してるのかな?

「ぼく、みんなお引越しって聞いたよ。ここは危険だって」
お話したらお腹が減ってるのを思い出しちゃった。
「もうお店開くよね?開くよね?ここから入っていい?入っていい?」
そのままみんなの足元をすり抜けドアにダッシュ。お店にぼくが一番乗りだっ!!まだ薄暗いや。

あっ!「ちゃんとお話を聞こうね」ってよく注意されているのにまた忘れちゃった・・・。
48春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/02/24(土) 11:22:14 ID:5APZcX4tO
【1日目 9:00 ブロードウェイ従業員通用口 10】

>>47みんなお引っ越し?…危険!?
「おいおい、一体どういう…」
そこまで言うと>>47小僧は意気揚々と店内へ入って行った。
「…人の話しは最後まで聞けよ‥んで、どういう事?」
残った大人連中に聞くが皆神妙な面持ちで答えない。


――無視!!んー、こうなったら原因を聞くまでは意地でも帰らんもんね。

「あっ、悪いけどそこ通してね」
>>42通用口の前に突っ立っている大男を押し退け店内へ入る。
小僧も入ったし俺もいいよな!?
「おーい!坊主ー、さっきの話し聞かせろよー」
49宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/02/24(土) 14:54:23 ID:0P4FtJxWO
【1日目 10:00 従業員通用口→1F EAST通路 1】

この区域が封鎖指定地域になったって“聞いた”?
一体誰に?
街の様子を聞かされても、いまいちピンとこない。
自宅から数十メートルしか周囲見てないからなぁ。
>>40彼に問い掛けようとすると、どこからかやってきた>>41幼い男の子が犬を触りたそうにして、彼に尋ねている。
その子につられ、私も犬の頭に手を伸ばしかけた。

>>44「ねぇ!今日何でこんなに人少ないの?
もしかして、国民的な行事でもある日なの?」
突然発せられた声に振り向いて、一瞬沈黙を置いた。
>>47「ぼく、みんなお引越しって聞いたよ。ここは危険だって」
危険て…何が?
新聞の事といい、この子の話といい…。

首を傾げ考え込んでる隙に>>47子供がブロードウェイ店内に駆け込んで行った。
それを追うように>>48男性も急ぎ早に入って行った。
「ちょっ!まだ開店前なん…」
EAST通路に足を踏み入れて、頭上の時計を見てみると針は10時を指していた。
もう、そんな時間?
でもなんで真っ暗なの?
シャッターも上がってないし、守衛室のカーテンもひかれたままだし…どういうこと?

>>42 >>43 >>46あのぉ…ちょっと様子がおかしいんですけど。中、入ってもらっていいですか?」
50御堂 男 17 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/24(土) 16:16:19 ID:ZxWfqLs60
>>12【1日目 10:00 ブロードウェイ従業員通用口 2】
 男の子を追いファージャケットの男が店内に入っていった。
…あの子は具体的な情報を持っていなそうだけど。
「!」
急に思い出し、ポケットから3週間前に買ったばかりの防水ケータイを引っこ抜いた。
なんで忘れてたんだ、メールとかから何かしら情報が得られそうじゃないか。
しかし開いたケータイの画面は真っ暗で、電源ボタンを長押ししても反応はなかった。
クソ、こんなときに電池切れかよ。

 女性の店内の様子がおかしいという言葉>>49を聞き、不安を覚えながらも店内に足を踏み入れようと扉に近付いていく。

<…ギアァァァァ…>

…その時、俺は何かの声を聞いた気がした。
風の音に混じって耳に届いたそれは、断末魔の叫びのようにも、雄叫びのようにも聞こえた。
足元のアイスがまた唸り始める。お前も聞いたのか?
「今、遠くから何か叫び声みたいの聞こえませんでした?」
外にいる二人>>42 >>43に尋ねてみた。多分幻聴なんかじゃない筈だ。
51笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/02/24(土) 19:09:22 ID:wAh1DJP/P
【1日目 10:00 ブロードウェイ従業員通用口 3】

突然現れた子供は、すごい勢いで話しその勢いのままブロードウェイに入っていった。

うん、さすが子供だねぇ。
>>49「…中、入ってもらっていいですか?」
宮沢さんの言葉にうなずき店内に足を向けようとしたそのとき、
>>50「今、遠くから何か叫び声みたいの聞こえませんでした?」
その彼の声とともに、犬(白くてふわふわ、後で触らせてもらおう。)が唸る。

…叫び声?嫌なこと言うなよな〜。引越しだとか危険だとか、そんな言葉の後に聞きたい声じゃないよ。

「とりあえず、店に入ろうか?叫び声は…施錠してからの確認にしない?なんかすっごく怖いんだよね。
ほら、みんなも入っちゃったし。」
そういいながら、店内に向かう。
「俺のところにきたら、みんなにお茶かコーヒーくらいなら出せるよ。」
52伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/02/24(土) 19:49:34 ID:+u7Rg/mKO
【一日目 10:00 O野通り 3】
「うーん…結構遠くまで来ちゃったな。」
誰一人いない通りで1人呟く。
しっかしなんで誰もいないんだ?明らかに変だよな、うん。
ロータリーとがらんどうな駅を見回しても、本当に人っ子一人いない。
〈……うぅ゛…ぅぅ………〉
「えっ!?」
イヤホンからの音楽に何か呻き声のような物が混ざった気がしてイヤホンを取り耳をすます。
「……………気のせいかな?」
「…おぉーーーーい!!誰かぁ!居ませんかぁーーーっ!!!」
絶対誰か隠れてるはずだ。ってかもしかしてドッキリじゃね?なら出て来る訳な――――え
〈ザッ…ザッ…〉
よろめきながら、足元に絡み付く新聞紙に足を取られそうになりながらも、確実に濁った眼で俺を捉えながら
駅から、路地から、半開きのドアを押し開けながら、何体もの「それ」が姿を表した。
53泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/24(土) 22:33:08 ID:YoxhAzt4O
【1日目 10:00 ブロードウェイ従業員通用口 5】

>>49>>51彼らが、中に入ろうと言う。まあそのつもりだったが…

「そうしますか。なんか、非常事態っぽいけど…」
本屋の彼について建物の中に入った。
俺の頭の中の「何か」が、ひっきりなしに違和感を伝えてくる。
ここに立ち止まってから、ずっとだ。何だ…どういうんだ。

建物の中はまだ暗かった。これもいつも通りなのか?まさかな。

そうだ…
「ああ、俺、泉って言います…2階の模型屋で働いてます」

まとわりつく違和感―恐怖とはまた違う―に気付かないふりをしながら、名乗った。
54追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/02/24(土) 23:07:36 ID:X7UdR1kA0
【1日目 10:00 サンモール→0野通り6】
>>50 <…ギアァァァァ…>
また、聞こえた。
気のせいじゃねーな。んだよこの声。やっべー声だな。

>>52
「…おぉーーーーい!!誰かぁ!居ませんかぁーーーっ!!!」
・・・ん?
さっきの犬ガキか?何か有ったのか?
声の方に向かう。


・・・そこには・・・
いつもの現実の日々が消え、地獄が広がっていた。
55宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/02/24(土) 23:31:55 ID:0P4FtJxWO
【1日目 10:00 EAST通路 7】

…何してんの?
声を掛けてから数分。
従業員通用口の扉を開け押さえたまま、彼ら三人が入ってくるのを待っていた。
>>50高校生位の若い子が二人に何か言ったようだ。
話なら中で…そう言おうとした時、笠原さんと次いで>>53大柄な男性も店内に入ってきた。
残った>>50彼に向かって、中へ入るよう目で促すと、押さえいた扉から手を離した。
扉がゆっくりと閉じてゆく…。

不意に大柄の男性が名乗るの聞き、私は礼儀として名乗り返した。
>>53あの模型屋さんですか。
ウインドウに飾られてるの、凄い精巧に造られてますよね。
私は宮沢です。CUT INN AQUAにいます。」
「あの、それで…様子おかしくないですか?
開店時間なのにシャッターは閉じてるし、電気は点いてないし、店も開いてないし従業員の姿も…私達だけっぽいですし。
休館日なんて聞いてないんですけど。
あの新聞て…まさか本当じゃないですよね?」
抱いた不安を消し去りたいばかりに二人へ尋ねた。
56鉄夫 10歳 男 ◆0ej6C3q3Pk :2007/02/25(日) 00:40:03 ID:wZ8aIM9T0
【1日目 10:00 守衛室前→吹き抜け側を通ってWEST-3前 8】
「美味しいチーズケーキ♪ショートケ〜〜キ♪アップゥパイパイ♪」

あれ?スポーツ屋さんも雑貨屋さんもお休みだぁ。
エスカレーターも動いてないし、薄暗くてシーンとして変なの。
ケーキ屋さんも閉まってたらどうしようぅ。

>>50 <…ギアァァァァ…>
な、なに?なにかいるの?外?

「うぁぁあああーん、かあちゃぁーん」
早く早く戻んないと、戻んないと。早くぅうぐっ、ひっく。
足が、足が動かないよぉ。

「うぁああああん、かあちゃぁーん」
57御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/25(日) 00:51:33 ID:d2jmua2k0
【1日目 10:00 ブロードウェイ従業員通用口→1F EAST通路 9】
男二人はそそくさとブロードウェイの中に入っていった。
通用口の扉が閉まっていく。
…なんだよ、なんか俺だけが不安がって焦ってるみたいじゃん。
さっきの叫び声は幻聴だってのか?俺の不安の産物?
違う、確かに聞こえた。
「お前も聞いただろ…?」
アイスの頭を撫でながら独り言のように呟いた。
とりあえず俺も中に入ろう。そう思い扉のノブに手をかけたその時、またアイスが唸りだした。

<アァ…アガァ…ウゥゥゥ…!>

そして俺は再び声を聞いた。風の音の中にはっきりと、搾り出すような呻きを。
扉から離れ、周囲を見回すと数十メートル離れた場所に人の姿があった。
「…?」
ふらふらとこちらに向かって歩いてくる、長身の女。その様子はおかしかった。
青白い肌に白い眼球、赤黒く染まり破けたシャツ、その破けた部分からピンク色の長いものが垂れていた。
「…あ…ああ…!」
垂れているそれが何か理解した瞬間、俺は踵を返し駆け出した。
通用口の扉を開け、アイスとともに中に転がり込む。
「はぁっ、はぁっ…」
心臓がバクバクいってる。中にいた人々が慌てて駆け込んできた俺に一斉に注目した。
「ヒトじゃない…化け物が外に…誰か来てください、早くっ!
通用口の扉を明け押さえながら、震える足で踏ん張り、近付いてくる外の『バケモノ』を睨んだ。
今すぐこの窓もない分厚い扉を閉めて、俺が見たモノを彼らに伝えたところで誰が信じる?
彼らに見せなければならない。
いるんだ、すぐそこに!
58泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/25(日) 01:23:27 ID:yvTV4vcNO
【1日目 10:00 ブロードウェイ従業員通用口 10】

>>55ああ、知っててくれたか。この人は宮沢さん、か。
なんか「あんま近付くな」みたいなオーラを感じるのは気のせいか…

>>55「そうでしょう。あれ、ほとんど店長が作ったんですよ。
でもうちの店長はバカでねえ…」
そんな話をしようとした矢先。
宮沢さんが、「様子がおかしくないか」と言う。
俺の感じている「違和感」とはまた別の話か…

答えようとした時、入口にいた少年が腰を抜かしたような声を出して俺たちを呼んだ。

>>57「どうした?」
普通じゃない、おびえたような顔だった。
その向こう、ドアの外に目をやると…異様な「もの」がいた。

ゾクリ、また悪寒が走る。
「なんだ、ありゃあ…」
危険、危険…俺の頭の中ではアラートが鳴り響いていた。
それでも、異様な静寂の中、俺は「それ」を眺めた。
観察した、と言う方が正しいかもしれない。

「なんだ…」
思わず、同じ事をつぶやいていた。
59笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/02/25(日) 01:49:01 ID:aQCo6KRxP
【1日目 11:00 1F ブロードウェイ従業員通用口 1】

【1日目 10:00 1F EAST通路 10】

ブロードウェイの中は、薄暗かった。
ん??さすがにおかしいよなぁ。11時だと俺も出勤してる時間だし。
本部からの人間も来てないし…来るのは確か9時半だったよな。

模型屋の泉さん、続いて宮沢さんが名乗る。
やはり、宮沢さんも不安を抱いてるようだったが、現状がわからない今何を言えばいいか分からない。
わけの分からない不安。

>>57「ヒトじゃない…化け物が外に…誰か来てください、早くっ! 」
振り向くと、さっきの犬連れの少年が扉を必死に開き、押さえている。
化け物?人じゃない?何を言ってるんだこの少年は…。

ん?んんん????ちょっとまてよ、おい…死んでるのか?なんだよアレ。

「っっっっ!!」
気づけば声にならない叫びを上げながら、ノブをつかみ必死に扉を閉めようとしていた。



60逃亡 ◆/Wr1MuqKLw :2007/02/25(日) 02:37:30 ID:xXLnkqgDO
【1日目 11:00 O野通り】

ドアを開けて出てきたそのもの達の目は2つの餌を捕えていた‥。
選択肢はひとつしかないだろう。



追川さんと伊藤さんは、ただちに安全圏へ避難してください。(このレスの秒数一の位が偶数の場合は5レス以内、奇数の場合は10レス以内)

決められたレス内に避難できなかった場合は、またイベントを投下するのでその指示に従ってください。
61春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/02/25(日) 12:33:09 ID:ci9tN88LO
【1日目 11:00 1F『FLAN-F』前 2】

店内は薄暗く小僧のはしゃぐ声が響いている。
開店前のブロードウェイってのは何かひんやりして薄気味悪いもんだ。

>>56『うぁぁあああーん、かあちゃぁーん』
突然、小僧の泣き声が響き続いて…
>>57『ヒトじゃない…化け物が外に…誰か来て下さい、早くっ!』
若い男の叫び声と他に>>58>>59男性の喚く声も聞こえた。
化け物‥?阿呆か…まったく。
「ねぇ、あの子供あんたの子?何とかしたら?泣いてるよ」
>>55視界にいる女性に声を掛けてから泣き声のする小僧の方へと歩いて行った。
62笹山 46 男 ◆6KVcpBNXy. :2007/02/25(日) 14:56:36 ID:mEp//BrTO
【一日目 11:00 駐車場→通用口 3】

車を停めて 通用口に向かう
今日は一際寒い、コートを着てきて正解だった
私はそう感じながら 通用口の方に歩きはじめる
今日は、この支店で大事な商談が行われる予定だ
本来なら私が出る幕では無いのだが ここの支店長の凡ミスに怒った相手が社長が来なければ商談を行わないと言ってきたらしい
通常の客ならともかく 今日の客は私の店を贔屓にしてくれている大事な客でもあるため
私自ら 自体の収集に加えて商談を成功させねばならない。
「全く…あいつは満足に仕事も出来ないのか…」
思わず 愚痴をこぼしてしまう
私は煙草を吹かしながら 通用口に入っていった
63追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/02/25(日) 18:58:57 ID:Bo0rLQGU0
【一日目 サンモール 4】
4人、いや5人くらい、見た目で明らかにおかしい奴らがうめき声を上げ、
男に(さっき叫んだ奴だろう)迫っている。

え・・・?
あれ・・・?何だあいつら、腸がはみ出して・・・片手が無くて・・・
首が曲がってて・・・
怪我人!・・・暴徒!・・・いや、・・・いや、何だ?
とにかくやべー。

反射的にサンモール内に駆け込む。
開いてる店が無ぇ。
何軒か扉やシャッターに手をかけるが開かねぇ。
「くそ!んだよこら、ぶっ壊すぞ!」
悪態をついている内に建物の2階の窓が見える。
シャッターと街頭の柱を手がかりに2階に張り出したひさしに上り、
窓を叩き割る。
「ガッシャーン!!」

手を突っ込み鍵を開け、中に入る。
64宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/02/26(月) 01:05:02 ID:SdWz958hO
【1日目 11:00 EAST通路 5】

>>56「うぁぁあああーん、かあちゃぁーん」
子供の泣き叫ぶ声が館内に響く。
さっきの子か…。
泣き声のする方へ視線を送っていると、従業員通用口が音をたて、男性が転げ込んできた。

>>57「ヒトじゃない…化け物が外に…誰か来てください、早くっ!」
息を切らしながら、見て!と言わんばかりに扉を開けている。
尋常じゃない彼の表情を見て、脅えた私は立ち止まり怯んだ。

>>58「なんだ、ありゃあ…」
泉さんが呆然と何かを眺めて呟く。
>>59笠原さんがそれを見るなり扉を閉めようとした。
何!何がいるの!?

恐る恐る従業員通用口へ近付こうとした時、怪訝そうに声を掛けられた。
何なの、こんな時に!
>>61はい?違いますけどっ!」
横を通り過ぎる男性に向かって、怒りあらわに言い放った。
65伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/02/26(月) 03:38:39 ID:LiinueVCO
【一日目 11:00 〇野通り→早稲山通り 6】

「えっ!?うわぁっ!?な、なんだよこいつら……!?」
湧き出て来た奴らの姿に思わず悲鳴を漏らし、後ずさりする。
至る所から血が滲んでて、腕や首があり得ない方向に曲がってて………
駅や路地から出て来たそいつ等は、不気味に呻きながらにじり寄ってきた。
「うわぁぁぁあああぁあ!!来るなぁ!来んなよぉ!!」
考えるまでも無く、勝手に体が逃げ出していた。ひたすらに恐怖に駆られて、
がむしゃらに通りを走り抜けた時には早稲山通りに出ていた。

「はぁ…はぁっ…あいつ等…はぁっ、一体…なんだってんだ…」
アドレナリンって奴かな…手の震えが止まらないや……
あいつ等、もう追って来ないかなぁ?
〈…ギアァァァァ………〉「ひっ!?」
〇野通りには、不気味な雄叫びがこだましていた。
66春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/02/26(月) 14:08:07 ID:iimezwkdO
【1日目 11:00 1F-WEST通路 7】

>>64『はい?違いますけどっ!』
俺の言葉に女性は怒りをあらわにしていた。
おぉ‥恐いなこの人…
そそくさと小僧が泣く方へ逃げる。
>>56「おっ!いたいた。
何泣いてんだ坊主?転んだのか?」
通用口は相変わらず騒がしい(変質者か何かだろ?警察呼べよ)…が俺は無関係だ、店の者でもないし騒ぎが治まったらやっぱ帰るとしよう。
ポケットに手を突っ込むとアメ玉が入っていたので小僧に差し出す。
「キャンディーいるか?坊主」
ていうか、こいつ‥もしかして―――迷子!?
67鉄夫 10歳 男 ◆0ej6C3q3Pk :2007/02/26(月) 23:31:28 ID:2X2vHboS0
>>66「キャンディーいるか?坊主」

「うん、ありあとぉ・・・うくぅっ、スン」
「泣いてない。ちょっとびっくりしただけ、泣いてないから!ぐすっ・・・ズズッ」
涙、涙とまんないよぉ。見ちゃ駄目なのっ!

「ぼ、ぼくもう家にかえる
68御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/27(火) 00:46:27 ID:F7WjIrMy0
>>12【1日目 11:00 1F-WEST通路 9】
 傍に人が来た事でか、体の震えは止まった。
俺は迫り来る女を微動だにせず睨み続ける。アイスも足元で唸り続けていた。
「待って、どちらかケータイ持ってたらあいつを撮ってください。」
扉を閉めようとする男性>>59を制止し、二人>>58>>59に『バケモノ』の撮影を頼んだ。
まだ見てない人がいるしな。あと無駄だろうけど一応…
「おい、止まれ!」
こちらに近付いてくる女に向かって叫ぶ。

<アァ…ウゥゥ…アガァァ…!>

女は呻くばかりだ。両腕は真っ直ぐ俺達に伸びている。
…助けを求めて縋り付こうとしているようには見えない。
女は口から腹から目から血らしき赤黒い液体を垂れ流している。
ヒトじゃない。あれはヒトじゃない『何か』だ。
あの怪我と出血でヒトが生きてられるわけない、それくらいわかる…。
「閉めましょう。」
扉をしめていく。女との距離がもうすぐ十メートルを切る、これ以上は危険だ。
走り出されたら間に合わない。

扉が閉まっていくにつれて、俺の心に恐怖が戻ってきた。震えが戻ってきた。
69泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/27(火) 01:23:37 ID:oRzKuoxVO
【1日目 11:00 1F-WEST通路 10】

それは、異様としか形容出来ないものだった。
危険、危険…俺は、頭の中に響く声を無視して「それ」を観察した…
いやだめだ、見るだけじゃ…
その時。
>>68「待って、どちらかケータイ持ってたらあいつを撮ってください。」
少年が言った。それだ。
>>68「ready」
その声を聞いて、すぐに携帯に手がのびた。

パシャ。
撮った。
「done」

なぜ英語?これは癖。

閉じて行くドアから離れ、画面を確認した。

「Jesus…」
やや遠いが、はっきり異様さは見てとれる画像が手の中にあった。

>>68「こりゃあ…なんだと思う?」
俺は、少年に画像を見せた。俺は、恐怖より好奇心が先に立っていた。

震えてるのか…ちょっと無神経だったか?
70サイレン/緊迫 ◆/Wr1MuqKLw :2007/02/27(火) 02:31:50 ID:zyTnKIGJO
【1日目 O野一帯 12:00】

ウゥゥゥゥゥ

12時を告げるサイレンがどこからともなく響き渡る。その音に触発されるように町中で何かが動き出した。
もちろん、ヤツも‥

>>6参照

【1日目 O野ブロードウェイ従業員通路入り口 12:00】

ガツッ!

閉まりかけるドアに血だらけの手がかかる。
女とは思えない力の強さで今にもドアをこじあけようとしていた。


◆5レス以内に下記の行動を終えてください。
・ゾンビの手を退ける。(対処の方法で危険値に影響)
・ドアを閉め、開かないよう対処する。

このレスの秒数がゾロ目だった場合、無条件で女ゾンビが侵入してきます。
71宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/02/27(火) 23:45:39 ID:zl/D989JO
【1日目 12:00 1F WEST通路→従業員通用口 1】

ーったく、子供が泣いたくらいで…だいたい、一体私を何歳だと思ってんのよ!あんな大きな子がいるわけないじゃない。
立ち去る>>66男性を尻目に、従業員通用口へ一歩づつ近付いて行った。

>>68「待って、どちらかケータイ持ってたらあいつを撮ってください。」
は?何で?新聞社かどっかに売り付けるつもり?
その視線の先に何が…?
扉前に群がる男性三人の隙間からどうにか覗き込もうとした時、12時のサイレンが鳴り響き、>>70どす黒く血に汚れた指が扉をガシッと掴んだ。
「うわっ!何ですか!」

うっ…
徐々に開かれる扉から覗いた顔は、想像を遥かに越えたものだった。
なんなの…この、このグチャグチャな…。
「は、早く扉閉めて!閉めて下さい!」
72笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/02/28(水) 00:11:09 ID:ql1yuz8gP
【1日目 12:00 1F WEST通路→従業員通用口 2】

>>71「は、早く扉閉めて!閉めて下さい!」
後ずさりかけていたが宮沢さんの言葉でふとわれに返る。

「おらあああぁぁぁっぁ!」扉にかかった指を足でけりつける。
よし、はずれた!
ノブに手をかけ、思い切りひっぱる…も、重い扉はなかなか閉まらない。
「誰か一緒に引っ張ってくれ!」
73泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/02/28(水) 00:45:24 ID:AkQ/lED+O
【1日目 12:00 1F WEST通路→従業員通用口 3】

「これさあ…」
少年に向かって話しかけていると、>>72引っ張ってくれ!と聞こえた。

「Ready」
状況はすぐに把握できた。ドアが重くて閉まらないんだ。

俺はドアノブを掴み、一気に引いた。
「バン!」

結構すごい勢いで閉まったな…
ガチリ、と鍵もかけておいた。

「はぁ…びっくりした。さて…」
俺は一同の顔を見渡した。

「今の奴、写真撮ったんだけど…見る?」
74御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/02/28(水) 01:01:13 ID:wJB9M06p0
【1日目 12:00 1F-WEST通路 4】
なんで一々英語で呟くんだこの大男>>69は。
まあいい、早く扉を閉めないと…。
>>69「こりゃあ…なんだと思う?」
視界の端にケータイの画面が現れた。
「考えたくもないですね。」
一瞬扉を閉める手を休めてしまう。それがいけなかった。
<ガツッ!>
「っ!」
伸びてきた青白い手が扉をつかんだ。金属の扉に立てられた女の爪がガリガリと音を立てる。
驚いて思わず扉から手を放してしまった。
クソ、油断した。鈍いと思ったのに。背後では女性が扉を閉めろと叫んでいる。
横にいた男性が狂ったような叫びをあげ女の手を扉から蹴り剥がした。
続いて大男が扉をつかみ、一気に扉を閉めた。
<ベギッ> <バン!>
すごい力だ。音を立てて扉が閉まった。閉まる前になにか音がした気がするが。
足元に何かが転がっているのに気付いた。指だ…女の指の第2関節から先が転がっていた。
扉に挟まれて切断されたのだろう。もうあまり驚きはない。吐き気は増したが。
大男が写真を見るかと行った、>>73。俺はもうお腹一杯見すぎて吐きそうだよ。
<ガンガン!!ガンガンガン!!>
扉がうるさく音をたてる。あの女が叩いているんだ。
「クソッ、普通じゃない。」
扉から数歩離れ、床に座り込んだ。吐き気が最高潮だ。
あんなのがいるんだ、そりゃ封鎖もするよな。
つーか警察と自衛隊は何やってんだ。偵察ヘリ派遣予定ってなんだよ…すぐに来いよ!
<ワウ…>

ペロッ

「うおっ」
床を睨んで黙り込んでいると、近付いてきたアイスが俺の顔を舐めた。
アイスが真ん丸い真っ黒な眼で俺を見詰めていた。
75宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/02/28(水) 01:20:59 ID:tt5hrNbvO
【1日目 12:00 1F 従業員通用口→守衛室前 5】

笠原さんがその指目掛けて蹴りつけた。
>>72「誰か一緒に引っ張ってくれ!」
咄嗟に両手を伸ばし、笠原さんの手首を掴んで引っ張った。
泉さんの手が扉に伸びると、一気に金属性の扉が音をたて閉まり、施錠された。

>>73「今の奴、写真撮ったんだけど…見る?」
いや、もう充分、結構よ。あの姿が目に焼き付いて離れない。
手をヒラヒラさせて見るのを拒んだ。

<ガンガン!!ガンガンガン!!>
外からあの何者かが扉を叩く音が響く。
壁に背を擦りながら従業員通用口から後退りした。

>>68>>69>>72あれがあなた方が見てたモノなんですか?
あの人、怪我して…いや、怪我なんてもんじゃなかったですよね?
まさかとは思いますけど、あの不死身狂犬病女みたいのが原因で、ホントにこの一帯に避難通告が出たんじゃないですか?
そうだ、誰か警察に電話しました?」
バッグの中の携帯を片手で探った。
76春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/02/28(水) 12:33:08 ID:RATTGBM2O
【1日目 12:00 1F-WEST通路→従業員通用口 6】

>>67『ぼ、ぼくもう家にかえる』
何だ?迷子じゃないのか?まぁ、どうでもいいや。
「…んじゃ、俺も帰ろ」
通用口へ歩いて行くと異様な空気感が漂っていた。
「あれ?何この空気?‥
あぁ、変質者追い返したみたいだね。
ご苦労ご苦労、んじゃ俺はこれで…」
そう言って鉄扉のドアノブに手を掛ける。

〈ガンガン!!ガンガンガン!!〉

「おわぁぁ!!びっくりしたぁ…」
扉から無意識に数歩下がる。
「超必死じゃねえかよ‥気色わる。
ねぇ、警察呼んだの?警察!呼んだ方がいいよ」
77泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/01(木) 02:16:23 ID:LPCzjddwO
【1日目 12:00 従業員通用口 7】

少年も宮沢さんも、写真は要らないらしい。
なんだ、せっかく撮ったのに。まあこんなの、俺も要らないけど。

…って、警察?ここはもう封鎖地域とかじゃなかったっけ?通じるのか?
まあ電話したい奴はすればいいさ。
さて、ここで俺のするべき事は何だろう?
少なくとも、オタオタしたり茫然自失してる事じゃない事は確かだ。

「なんて言うか、暗いね」
ドアを激しく叩く音を無視して言った。叩いたって開かないよ。

辺りが暗いと、気持ちまで暗くなる。照明のスイッチは…
それに、戸締まりも気になる。あんなのがそこら中から入って来たら…
入って来たら…どうなるんだろう?

漠然とした危機感を感じつつ、俺は一歩踏み出した。

「電気、つけてくる。ついでに戸締まりも。んじゃ」

そう言って、俺は階段に向かった。管理事務所までの道々、非常口の戸締まりを見ていこう。

なんだか、不思議と俺は他のみんなと比べて恐怖は感じてない。
実感が無いからかな…
78宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/01(木) 04:07:10 ID:Q4zIQ67MO
【1日目 12:00 1F 従業員通用口 8】

>>76「あれ?何この空気?‥
あぁ、変質者追い返したみたいだね。
ご苦労ご苦労、んじゃ俺はこれで…」
何がご苦労よ…。
「ちょっ!開けないで!」
ドアノブに手を掛けた男性に叫んだ。

>>76アレは変質者の類じゃない…アレは…。」
何て説明したらいいんだ?内臓とかグチャグチャ出てるけど動いてる人としか、言いようがない。
そうだ!写真!泉さんが撮ったやつを見せれば。

>>77「電気、つけてくる。ついでに戸締まりも。んじゃ」
そう言うと、階段に向かい彼は歩き出した。

>>77待って泉さん!さっきの写真、>>76あの人に見せてあげて下さい。
それに、一人で行くのは危険じゃありませんか?
従業員通用口が開いてたってことは私達が来る前に…あんなのが入ったかもしれません。」
この扉前のバケモノ女一人のためにO野一帯を封鎖するはずがない。
封鎖が本当なら…他にもいるはず。
79泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/01(木) 05:34:29 ID:LPCzjddwO
【1日目 12:00 1F 従業員通用口 9】

>>78おっと、なんだか引き止められてしまったぞ。
へえ…見せるのは構わないけど。

>>78「まあ、そうだね」
そう言って、状況の分かっていなさそうな男に携帯の画像を見せた。

>>76「ほら、これ…こいつがね、そこのドアの外にいるんだよ」
「だから、開けない方がいいと思うなぁ…閉めるのにもちょっと苦労したしね」

>>76「まだ見たいなら、持ってていいよ、それ」
俺は男に携帯を渡した。で、宮沢さんの方に振り返る。

>>78「じゃあ、一人じゃ危ないから、ついて来てくれますか?」
あんたが一番強そうだから、とまでは言わなかったが…
実際、他の二人はガタガタ震えてるし。そんなに怖いかねぇ?
皮肉半分、こういう空気から遠ざかりたかった事半分…

「どの道、戸締まりはした方がいい。それも早い方がいい。
嫌だから一人で行けってんなら一人で行くけど」
もともとそのつもりだったしな…
80追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/03/01(木) 06:28:31 ID:OuK+rnI/0
【一日目 12:00 サンモール 10】
店内に入り、辺りを見渡す。
ここは・・・古着屋かなんかの倉庫か?
積み重なった洋服や、洋服らしきものが入ったダンボールが散乱している。
人の気配は無いようだ。

そのまましゃがみこむ。
「何なんだあいつら・・・」

あれ、そういえばもう一人の襲われてた奴はどうなったんだろな??
窓から外を覗く。
81宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/01(木) 11:55:26 ID:Q4zIQ67MO
【1日目 13:00 1F 従業員通用口 1】

>>79「じゃあ、一人じゃ危ないから、ついて来てくれますか?」
え?何で私が?
女の私が同行者に択ばれるとは…。
思わぬ展開に困惑した表情を浮かべた。

「…じゃあ、皆さんで行きませんか?ここに居ても仕方ありませんし。
そこの扉は頑丈に出来てそうだから見張りは必要ないですよ、きっと。
ね?そうしましょう?」
>>72>>74>>76三人を代わる代わる見ながら言った。
82春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/01(木) 13:11:21 ID:O31a9ZpjO
【1日目 13:00 1F-従業員通用口 2】

>>78>>79さっきの女性は必死に何かを伝えようとし、いきなり大男が携帯の画像を見せてきた。
「―!?」
うわぁ〜、コイツ馬鹿じゃねーか?人にいきなりグロ画像見せるかぁ…趣味わるぅ〜。
>>79『…こいつがね、そこのドアの外にいるんだよ』「はい?……ちょっ、意味が…」
>>81『…じゃあ、皆さんで行きませんか?ここに居ても仕方ありませんし―』 「はぁ?何が?何処行くの?ていうか何?何この写真?本物?警察は?警察呼べばいいじゃん、全然意味わかんねぇ」
文句を言いながら二人について行く。
83御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/01(木) 14:24:57 ID:waVAtOnd0
【1日目 13:00 1F-従業員通用口 3】
あの大男は、恐怖を感じていないように見える。
ただ面倒そうな表情ばかり浮かべてる。
麻痺してんのか?
死ぬのが怖い、理解できないことが怖い。これはヒトとして当然だと思う。
恐怖を感じられないことは、ある意味かわいそうなことだ。

 「…。」
化け物はきっと大勢いる。ヘタすれば死ぬ。さっきだって死は間近に迫っていた。
あんな化け物に殺されて終わりなんてごめんだ。
生き残る、何をしてでも…。
アイスの頭をガシガシ撫でる。体の震えは収まった。
「俺は行きますよ。」
女性の呼びかけ>>81に答え立ち上がった。
「御堂真司、nice sportのアルバイトです。お名前、教えてください。」
二人>>79>>81に並んで歩きながら自己紹介をし、名前を尋ねた。
短いつきあいになんなきゃいいけど。
「…ああそうだ、こいつはアイスって言うんです。」
俺は少し笑みを浮かべると、足元を歩く我が家のペットを指して言った。
84泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/01(木) 14:51:20 ID:PXHMUyWt0
>>81「…」
「一人じゃ危ない」って言うから「ついてきてくれ」と言ったら
「何で?」って顔した挙句に「みんなで行きましょう」だって。たまらんなぁ、おい。

>>82しかし、何だかんだとまくしたてるこの男…
まあ、いきなり理解しろと言うほうが無理なんだよな。

>>82「まあ、落ち着こうよ。警察呼ぶってのはいい考えだと思う。呼んでくれよ。
その携帯、使っていいから。俺はここが職場だから、いつまでもうろうろしてられないんだ」

そんなことを言っていると、少年が立ち上がって名乗った。
>>83「御堂君か。俺、泉って言うんだ。2階の模型屋で働いてるんだよ」

なかなか、意志の強そうな面構えをしている。
>>83「いいな、その犬。俺も犬欲しいんだけどね。妹が動物嫌いで、ダメなんだ」

俺は歩き始めた。誰を待つことも無く…
85鉄夫 10歳 男 ◆0ej6C3q3Pk :2007/03/01(木) 20:05:14 ID:wgZsWNaC0
【1日目 13:00 1F-従業員通用口 5】
バイクのおじさんにこっそりとついてきたけど皆でどこかに移動することになったみたい。
変な声とドアをガンガン叩く音が聞こえてるし。ここからは出られないんだとぼくも気が付いた。

アイスもおにいさんも行くみたいだし、ぼくもついていってもいいかな?
>>84「でっかいおじさん!ぼくもついていっていい?」
返事は待たず小走りで追いかけた。
86春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/01(木) 22:04:28 ID:O31a9ZpjO
【1日目 13:00 1F-従業員通用口 6】

>>84『警察呼ぶってのはいい考えだと思う。呼んでくれよ、その携帯使っていいから―』

まくし立てる俺に大男は冷静にこう言い放つ…この男は感情が何か欠落してるのかね?苦手だなぁ‥こういう奴。
「あぁ、そう‥じゃあ遠慮なく…」
>>83そこへ犬を連れたガキが追い掛けて来て自己紹介を始めた……俺以外に!
―また無視かよ!カチーンときたよコレ、カチーンと‥
「春日部晴一、25歳。よろしく御堂ク・ン!」
そう言って握手を求め、握手をする手に力を込めた。
87伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/01(木) 22:29:14 ID:NRJDWOjzO
【一日目 12:00 早稲山通り→従業員通用口付近 6】

     ウゥゥゥゥゥ
正午を告げる不気味なサイレンが鳴り響いた。その音に潜むように周りから呻き声が混じる。

「クッソ……バケモノは奴らだけじゃないってか?」
O野通りの『奴ら』に一瞥を加え、路地を通ってブロードウェイへ向かう。

なんか人の声がした気がするんだよな…まともな人がいるかも?
〈……ガンッ、ゴンッ、ガン!〉
そう思いつつ路地を歩いていると、何かを叩くような音が聞こえる。
道の向こうでは、血まみれの女が扉を発狂したように叩いていた。
「っ!?」思わず息を飲む。

ここにもバケモノが……でも奴が叩くのは中に人がいるから?
連絡、取れないかなぁ…?
路地の陰で女を見つめながら必死に考えていた。
88宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/02(金) 00:58:03 ID:zlYl/ShYO
【1日目 13:00 1F 従業員通用口 8】

>>82混乱し、文句を言いながらも同行に同意したのか、その足は動き出そうとしていた。
>>82その写真の実物を私もここにいる皆も見たわ。これ、読んでみて。」
そう言って>>7拾った昨日の日付の新聞を手渡した。

>>83珍しい苗字だね。
私は3階の『CUT INN AQUA』で働いてる宮沢瞳。
うちにもね、パピヨンがいるの。アイスちゃん、よろしくね。」
足元にいる犬に向かって話し掛けた。

>>84泉さんがそそくさと歩き出す。
見失わないように私も歩き出そうとした時、泣いてた>>85子供がやってきた。
>>85キミ、おうちの人と一緒じゃないの?」
こんな状況で子供一人残す親がいる?どっかではぐれたんじゃ?だったらどこかにいるはずだけど…。
周囲を見回すが他に人影は無かった。

>>86横で何やら皮肉った笑みを浮かべ、御堂くんに握手を求めていた。
>>86春日部さんて同い年なんですね。あ…さっきは怒鳴ってすみませんね。
私は宮沢です。」
同い年なのに…随分年増に見られたもんだわ。
89第二の犠牲者 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/02(金) 02:18:14 ID:32is7LQdO
【1日目 13:00 ブロードウェイ従業員通用口】

伊藤が様子を伺っていると、ブロードウェイ南側入り口のほうから異形の者が姿を現した。その手には始めとは違う死体が握られている。

「ウガァァァア!!」

うなり声を聞いた女ゾンビは動きを止め、その場を離れていった。

異形の者は扉へ近付き、持っていた死体を置き、辺りを見回した。

◆このレスの秒数の一の位が4なら気付かれます。
それ以外なら気付かずに立ち去ります、その際守衛の死体から『館内全ての合鍵』を手に入れることができます。
90御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/02(金) 02:39:32 ID:2cNKYWHi0
【1日目 13:00 1F 北側階段付近 9】
「泉さんに宮沢さんですね。」
彼ら>>84>>83の名前を聞き、復唱する。
大男が泉、20代後半?の女が宮沢瞳だ。
「そうだ、キミ>>85の名前教えてくれよ。俺は御堂真司だ。」
その後、宮沢と会話している男の子に名前を尋ねた。
この子は、避難中に親と逸れてしまったとか…そんなところじゃないだろうか。
 
 周囲を警戒しつつも会話していると、泉と宮沢の後ろを歩いていた男がいきなり俺の前に出てきて握手を求めてきた。
「よろしく、春日部さん。」>>86
微笑を浮かべ彼の手を握ると、けっこうな力で握り返された。
うわ、ちょっとウザい。
…その後宮沢と春日部が会話を始めたが、なんだか微妙な空気が漂ってた。

 泉と宮沢に並び、階段に近付いていく。
電気となると、3階の管理事務所か。
地下の方の戸締りも気になるが、今は泉についていこう。
改めて周りの人々を観察してみる。
俺は素手の格闘と体力には自信があるが、泉もなかなかタフそうだ。
それと、あの男の子は足手纏いになるかもな。
自分の命が最優先だけど、まあ出来る限り守ってやろう。
誰も信頼できないことはきっと辛くて悲しい。
91感知 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/02(金) 08:26:53 ID:32is7LQdO
【1日目 13:00 通用口付近】

異形の者が何かを察したのに伊藤は気付いた。
と、同時に異形の者がこちらへ歩み寄ってきた。

◆互いの距離は10m前後、周りには「バケツ溜まった雨水」、「鉄パイプ」があります。
伊藤さんは1レス目で行動選択し、2レス目で実行し、指示を待ってください。もちろん、戦うか逃げるか2つに1つです。

このレスの秒数一の位が8の場合、異形の者についてのブラインドが1つ解かれます。
92笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/03/02(金) 10:27:13 ID:SOyfu+hTP
【1日目 13:00 1F 1Fトイレ 10】

「はぁ〜こわっ。」
トイレで独り言を言いながら用をたす。
そういや…誰にも言ってないけど待っててくれるよな?
皆が名前を名乗ってる間に即行でトイレまで走ってきたけど…大丈夫だよね?
手をあらうのもそこそこに、走る。

階段付近で今まさに上がって移行とする姿に越えをかける。
「ちょっと待ってよー。宮沢さーん!泉さーん」
唯一覚えている名前を声の限りに叫ぶ。
93宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/02(金) 11:30:25 ID:zlYl/ShYO
【1日目 14:00 1F 北側階 1】

泉さんを先頭に皆、北階段を上り出した。

管理事務所で照明点けたら、次は戸締まり…地下から屋上まで、いくつ扉あるんだろう?
各店舗の施錠も確認するつもりなのかしら?
そういや…。
ふと、気になることが頭を過ぎった。

「あのぉ…管理事務所って開いてるんですか?
この様子じゃ、管理事務所に誰か居るとは思えないんですけど…。
守衛さんが鍵の管理してるはずなんですが。」
…その守衛さんが見当たらないんだけどさ。
誰とはなしに尋ねかけた。

>>92「ちょっと待ってよー。宮沢さーん!泉さーん」
その声に振り向くと、笠原さんが駆け足でこちらへ向かって来た。
>>92あれ?どこか行ってたんですか?今から三階の管理事務所へ行こうって話になってて…管理事務所って普段から開いてます?」
94春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/02(金) 12:26:02 ID:sYKYtnoDO
【1日目 14:00 2F-北階段 2】

>>88手渡された新聞を読むと見出しに『O野一帯を封鎖指定地域に追加!!』と載っていた。
しかし…どうもピンと来ないなぁ、一度自分の目で確かめてみるか!?

>>88『―あ…さっきは怒鳴ってすみませんね。私は宮沢です』
おりょりょ?…なんだ結構かわいいじゃん。
「あぁ‥いや、同い年だったんだ?こっちこそ悪かったね。大人っぽいし落ち着いてるから年上かと思ったよ‥ははは。俺は春日部晴一、よろしく」

>>92>>93どうやら管理事務所に行くようだ。だったら…
「あっ!ちょっと俺トイレ行ってきます」
95開かずの扉 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/02(金) 12:32:50 ID:32is7LQdO
【1日目 14:00 ブロードウェイ 3F 管理事務所】

薄暗い管理事務所の中には一人の青年が倒れていた。扉についた窓には外からたくさんの血の手形がべっとりついている。
その下には懐中電灯がつけっぱなしのまま落ちている。

◆管理事務所の扉の鍵は通用口前の守衛の死体から入手できます。(そうした場合館内の全ての合鍵を入手したことになる)
なんらかの方法で窓を割って鍵を開けることもできますが、割った音により青年が起きます。

このレスの秒数一の位が偶数の場合、青年は既にゾンビ化してることになります。
奇数の場合、青年はただ気絶していることになります。
どちらであっても、窓を割ると起きます。

96血の道標 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/02(金) 12:45:18 ID:32is7LQdO
【1日目 14:00 ブロードウェイ館内】

落ちていた懐中電灯が照らしている床はよく見ると血で濡れていた。
その血痕は管理事務所から北階段、1Fの通用口前へと続いていた。
97御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/02(金) 15:52:15 ID:x+LwqhIl0
>>12【1日目 14:00 2F 北階段 3】
 泉は薄暗い店内をズンズン進んでいく。
俺は彼につかず離れず、二番手をキープして歩く。
「俺nice sportでバイトしてる御堂真司です。お名前教えてください。」>>92
階段前で合流してきた男に名前を尋ねた。
この男は勇敢なんだか臆病なんだかわからない。
「それと、こいつアイスって言います。」>>92
<ワウッ>
足元のアイスが男>>92を見上げて小さく鳴いた。
 
宮原が管理事務所の施錠状況についての疑問を呟いた>>93
「開いてない、守衛も見当たらないとなれば、無理矢理開けるしかないでしょう。」
…守衛の山本さんとは仲が良かった。俺が彼の孫と年齢が近かったり、彼が柔道俺がシュートボクシングと格闘系のスポーツをやっていたのもあってよく話した。
俺の使う投げ技の中には山本さん直伝のモノもある。
俺があげたアウトドア用のごつい懐中電灯を愛用してくれてたっけ。
無事だといいけれど。

 列の後ろを歩いていた春日部がトイレに行くと言い出した。
「気をつけてください。」
我慢できんなら我慢した方がいいと思うけど。薄暗いし、化け物もいるかもしれないのに。
まだ実物をみてないから言ってもわかんないか。
《あっ!ちょっと俺トイレ行ってきます》が最後の言葉ってのは最高にカッコ悪いよ。
98伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/02(金) 17:05:08 ID:aGubisClO
【一日目 14:00 通用口付近 3 】

>>89
「ウガァァァア!!」
明らかに奴らとは違ううなり声がひびき、女は姿を消した。

「なんだ……ありゃぁ…!?」
間を置かずその身に何があったか想像しえないほど『変形』した人型のバケモノが姿を現した。
その手に握る青い制服をきた死体には引きずり回されたような跡があった。
グロテスクな四肢に圧倒され、視線を切れない。

ふと、それがこちらを向く。
……目が…会った!?
バケモノはこちらに向き直ってゆっくりと近づいてきた。

ああ、何やってんだ俺は!!すぐに姿を隠さなかった事を激しく後悔する。
畜生…何か使えるものは……バケツと鉄パイプ!?
これを使ってどうにか逃げないと………
99笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/03/02(金) 17:49:16 ID:SOyfu+hTP
【1日目 14:00 2F 北階段 4】

走ってみんなに追い付き、ついて歩く。
>>93「あれ?どこか行ってたんですか?…管理事務所って普段から開いてます?」
皆ひどいよなぁ…置いていくなんて。小さな声でつぶやいていると宮沢さんに尋ねられた…が、
「ん?前行った時は…どうだったっけなぁ?」
う〜ん思いだせない。
>>97「…お名前教えてください。」
適当にごまかそうとしていた俺の耳にそんな声が聞こえた。これ幸いとばかりに飛び付く。
「御堂真司君に、アイスちゃんね。よろしく〜。俺は笠原一真、2階の日の出書店で店長やってるんだ。
…アイスちゃんさ、後で抱っこしていい?俺犬大好きなんだよね〜。」

「しっかし、なにが起こってるんだろうね?人もほとんどいないし…頭おかしい奴もいるしさ。」
誰ともなしにそう話し掛ける。
100泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/02(金) 18:35:54 ID:PVp/7pKpO
【1日目 14:00 2F 非常口 6】

あら…なんか本当に全員ついてきたな。
まあ、いいけど。

管理事務所は開いてるのか、と宮沢さんが言う。
開いてるだろう…開いてなければ押し通るまでだ。
黙って聞いていたが、御堂君は俺と同意見のようだ。

2階から上は非常口しか外に出るドアが無い。
とりあえず、それだけ確認していけばいいか…

「ガチャガチャ」
非常口のドアノブを回してみた。

「…閉まってるな」
あ、地下にも出入り口はあったな…忘れてた。
3階まで行ったら、エレベーターで降りよう。

しかし、この時間になっても館内が暗いというのは、異常だ…
やっぱり誰もいないんだろうか。

ゾクリ、背中にまた寒気が走った。
101春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/02(金) 19:03:31 ID:sYKYtnoDO
【1日目 14:00 2F-北階段→トイレ 7】

>>97『気をつけて下さい』
心のこもらないその言葉に軽く手を振りトイレに向かう。
「しっかし、暗いなぁ‥こりゃ化け物よりオバケの方が出そうだ」

窓から差し込む光によりトイレは店内より明るかった。
用を足すと窓を開け外の様子を伺う。
「……?」
窓から見える〇野通りには携帯の画像に写っていたような奴が他にも徘徊していた。
「うぇ‥マジかよ?気持ちわりぃ…」
通用口の方を見ると>>89得体の知れない化け物が見え咄嗟に身を隠す。
何だ…アレ?
「あー、どうなってんだよ畜生!!」
102宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/02(金) 23:15:51 ID:zlYl/ShYO
【1日目 14:00 2F 北階段 8】

>>94…大人っぽいか、よく昔から言われてたわ。
10代で言われるのはいいけど、25歳は充分大人だもんな…歳相応かそれ以上に見られてんだろうな。
あ〜あ、はぁ…。
トイレに行くと言う春日部さんを黙って見送った。

>>97無理矢理扉こじ開ける気なの?
御堂くんはそういうタイプに見えないのに、なんか…意外だわ。
>>99笠原さんは開いていたか覚えが無いらしい。
「…そうですか。」
二人に向かって呟いた。

>>100泉さんは無言のままひたすら進んで行く。
「ガチャガチャ」
非常口のドアノブを回し、閉まっていることを確認しているようだ。
その様子を手摺りにもたれ掛かり見ていると…。

「ー?何だこれ?ヤダこれ…血じゃないですか!?」
>>96足元の階段に血らしきものがあった。
良く見ると、階段の上下にも点々と零れ落ちている。
それはまだ渇ききらず新しい血だった。
103伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/02(金) 23:37:52 ID:aGubisClO
【一日目 14:00 通用口付近 8】

水を浴びせてひるませ、鉄パイプで足をぶん殴り転ばせる。後はひたすらダッシュ―
あまりに稚拙だが、他に何も思い付かなかった。
一歩…二歩…三歩…距離が詰まる。鉄パイプを手繰り寄せ、バケツを抱える。

〈バシャッ――ガスッ!!〉
鉄パイプは人で言えば膝の辺りに当たっようだ。腕が痺れて感覚がない。
…奴の脇を抜く時、生臭い空気が鼻を掠めた。

後ろを振り返らず、南口へ走った。
ガラスを割ってでも中に逃げなきゃ…!!
青い制服の死体の姿が頭をよぎる。
死にたくない死にたくない死にたくない…
104泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/03(土) 00:21:16 ID:KNKj1EaBO
【1日目 14:00 2F 北階段 10】

よし、次は3階だ。
階段に向かうと、宮沢さんが何か見つけたようだ…

「血か」
階段の上下に、点々と続く血痕。
触ってみると、まだ新しい。
上か下か、どっちへ行った跡なんだろう。
もし上だったら…

「…」
俺は階段を上る前に、自分の店に向かった。
鍵は、俺も持っているんだ…

事務所は暗く、誰もいない。
俺はエアガンのケースから、ハロゲンライトを取り出した。
これはアサルトライフルに取り付ける事もできる。
かなり強い光を出すので、サバイバルゲームでは
暗い中いきなりこれで照らしてひるませるという戦法にも使われる。

俺は探し物のついでにエプロンをかけ、
ライトをポケットに入れて階段に戻った。

>>102「上はヤバイかもしれないね」
宮沢さんにそう言うと、俺は階段を上りはじめた。

ついて来るかどうかは、自分で決めたらいい…
105御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/03(土) 07:54:19 ID:MK8rTO9R0
【1日目 15:00 2F北階段→3F管理事務所前 1】
 血。もう見飽きたし予想してたことだからそんなに驚かなかった。
俺の感覚も早速麻痺してきたな…。

 泉が彼の店に入っている間>>104、俺は店の前で待っていた。
もう正午のサイレンが鳴ってから結構経つ。早いな。
とりあえず腹が減ってきた。飯で腹を満たしてないと判断力も鈍る…いや喰いすぎても駄目だけどさ。
<ワフー…>
足元で伏せているアイスが大きく息を吐いた。
お前はいいよなあ、朝飯食ってきたから。

 また泉を先頭にして階段を上り、3階に着いた。
化け物の姿も声もない。どっかに潜んでるということはあるのか?
考えながら歩いてると列から外れかけた。管理事務所行く前に戸締り確認か。

 管理事務所と休憩室に続く細い廊下、管理事務所の扉の下で何かが光を放っている。あの黄色い懐中電灯は…
俺は歩くのを速めて泉を抜き、床に転がる懐中電灯を拾い上げた。
『山本』とプリントされたシールが貼られている。間違いない、俺が山本さんにあげたモノだ。
「…これは守衛の持ち物です。」
そのライトで辺りを照らす。管理事務所の扉には赤い手形がいくつもついている。
床にも血の跡が点々と続いていた。これらの血は全て同じ人物のものだろうか?
通用口でのことを考えると、この手形が化け物がつけたものなら中に誰か…
<ガチャガチャ>
ドアノブを捻るが開かない。
「誰かいませんか?」
問いかけたりドアをノックするが返事はない。まあ、いるなら電気つけてるよな。
窓割って簡単に開けられるけど、どうするか。俺は泉や宮原たちを見た。
106回想 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/03(土) 08:12:03 ID:miugQFlzO
【昨日 10:00 ブロードウェイ】

この日、山本圭太は祖父である山本鉄次が働いているブロードウェイへ来ていた。
既に父母は暴徒に襲われ、命からがら最後のあてである祖父のもとへと辿り着いたのである。
ブロードウェイに着くと真っ先に守衛室へと向かった。
「ハァ、ハァ‥どこいってんだよ、こんなときに、」
そこに祖父の姿はなかった。と、後ろからこの世のものとは思えない唸り声が聞こえた。
圭太は身の危険を感じ、階段をかけあがっていく。

ドンッ!

すると何かにぶつかった。それはなんと祖父だった。
「おっ、圭太‥無事だったか!ん?」

祖父の目は圭太を通りこしその後ろへいっている。
と、同時に祖父は圭太の腕をつかみ、階段をかけあがった。

(1/2)
107回想 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/03(土) 08:12:56 ID:miugQFlzO
【昨日 10:00 ブロードウェイ 3F】

「じいちゃん、アレ何だよ!人じゃなかったよね!?」

圭太はパニックに陥った。祖父は辺りを見回し、圭太を通路の奥へ導いた。
そして角を曲がり、管理事務所と書かれた一室へと入った。
「圭太よく聞け。何があっても声を出しちゃいかんぞ。わかったな!」

圭太は祖父の言葉にうなずく。
すると、祖父は部屋を出て扉を閉め鍵をかけた。
そして窓ごしに笑ってみせた。しかし、その目には涙がこぼれていた。
圭太は叫び、ドアへと向かった。
しかし遅かった‥やがて祖父の手が狂ったように何度も窓を叩き、崩れ落ちていった。
そして、何かを引きずる音が管理事務所の横を通りすぎていく。
廊下には祖父の腰から落ちたライトが転がっていた。
圭太は泣き崩れ、やがて、その場に倒れこんだ。

(2/2)
108光るモノ ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/03(土) 08:30:31 ID:miugQFlzO
【1日目 15:00 従業員通用口前】

異形の者は伊藤が走っていくのを、立ち上がりながら睨みつける。
そして、足元を見ると守衛の体に液体に濡れ光るモノを見つけた。
異形の者は鍵を拾い上げ、ニヤリと笑う。

「ミツケタ‥」

そう呟くと、1つ1つ鍵穴に差し込み回し始めた。

◆このレスの秒数一の位×5レス後に通用口を突破されます。
なお、このレスの秒数がゾロ目だった場合は5レス後です。
なお、この期間内になんらかの方法で阻止できればこのイベントは無効となります。
109春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/03(土) 20:49:05 ID:jhkORQqkO
【1日目 15:00 2F-トイレ 2】

「あ〜ぁ、どうしたもんかねぇ?」
もう一度外を伺い通用口の方を見るとあの化け物が遠目にも何をしているのかわかった。
>>108「おいおい、そりゃないだろ‥?」
その化け物から>>103必死に逃げて来る少年が見えた。
――襲われたのか?
害がなけりゃいいと思っていたが、やっぱりコイツら人を襲うみたいだ!?
だったら、あいつこのままじゃ死ぬ?‥仕方ない。
>>103「おーい、こっちだー!」
用具入れからゴムホースを見つけそれを窓から垂らす。
>>103「急げー、死にたくなけりゃ早く上がって来い!」
110本当にあった怖い名無し:2007/03/06(火) 09:53:56 ID:3wfvT687O
定期アゲ
111伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/06(火) 19:45:16 ID:/fLY1K3KO
【一日目 15:00 トイレ下 3】

>>109「…い、こっちだ―!」
久しぶりに言葉を聞いた気がした。
我に帰って上を見上げると、若い男の人がゴムホースを垂らしてくれていた。
>>109「急げー、死にたくなけりゃ早く上がってこい!」

「は、はいっっ!!」
無我夢中でホースを掴んだ。とっかかりがあれば登れるかな?
壁から出ているパイプやヘリに足を掛け、登り始めた。
112鉄夫 10歳 男 ◆0ej6C3q3Pk :2007/03/07(水) 03:25:36 ID:U/6U5XZR0
【1日目 15:00 3F管理事務所前 4】

アイスのお兄さんが困った顔してる。(>>105
まだ電気点かないのかな?誰もいないのかな?

そういえば・・・さっき何か聞かれてた気がするけど・・・。>>88,90
あっちこっち見ててちゃんと聞いてなかったから判んないや。
明るくなったらご挨拶してその時に聞き直せばいいや!

「アイスのおにいさん、まだ明るくならないの?」(>>105御堂さん)
「暗いままなのにバイクのおじさん戻ってこないけど、怖くないのかな?」

ぼくは暗い2階に1人っきりなんてやだなぁ。
113泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/08(木) 15:37:10 ID:mIjzBZhn0
【1日目 15:00 3F管理事務所前 3】

「…」
3階の非常口も閉まっている。あとは1階と地下か。
我ながら、少し段取りが悪いな…

管理事務所前に来ると、ドアには手形がいくつもついているようだった。
ライトで照らしてみると、赤い手形が無数についていた。
「これも血か」
これはちょっと、気味悪くなってきたな。
誰も無意味に血の手形なんか付けないだろう。
手形を観察していると、御堂君がライトを拾った。守衛のものだと言う。
どういうんだ…

ドアは施錠されていて開かない。ガラスを割るか?
あまりスマートなやり方とは思えなくて気は進まないが…

いや、開かなければ押し通ると決めていた。
俺はエプロンを脱ぎ、適当な大きさに畳むと窓ガラスにあてがった。
これでこちら側へのガラス片の飛散は防げる。
そして、ライトを逆手に持って振り下ろした。

「ガシャン」
窓が割れた。
やれやれ…全くもってエレガントさが無い。
ガラスを割るならもっと色んな方法があるのに、
一番原始的な方法でやってしまった。
俺は割れた穴から手を入れ、内側から鍵を開けた。

「開いたな」
114御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/08(木) 20:07:09 ID:cg7Z/ZxH0
>>12【1日目 15:00 3F 管理事務所前→管理事務所 6】
 「もう少しで明るくなるよ。」>>112
窓にエプロンをあてがう泉を見て言った。
「大人も子供も暗い所は嫌いさ。」
男の子(名前はまだ知らない)を扉から遠ざけつつ話す。
トイレにしては長い。あの男個室で踏ん張ってんのか。それとも…。
どうせこの後下の階に降りることになる、その時に様子を見に行こう。
<ガシャン>
窓が割れたようだ>>113。あとは窓から手を入れて鍵を開けるだけ…と。
管理事務所の扉が開かれた。もうすぐ電力を復旧させられるぞ。
「アイス、まて。」
事務所の床にはガラスが散らばっているので、アイスは廊下に待たせておく。不審者が来たら鳴いて教えてくれるだろう。

 管理事務所に一歩踏み込んで、うつ伏せに倒れている人の姿に気付いた。
俺と同じくらいの背丈で、服装からして男。
思わず駆け寄ろうと踏み出すが、すぐに足を止めた。
「大丈夫ですか?」
俺の問い掛けに答えず、男はゆっくりと立ち上がり始めた。
<ゲフッ!…ウゥゥ…アァァァァ…>
口から血を吐き、少年は呻く。その顔は青白い。
その横顔を見た瞬間、全身に言い様のない哀しさと恐怖が駆け巡った。

ちくしょう、こいつもかよ。

飛び退いて少年から離れ、反射的に臨戦態勢をとる。
上体を起し両腕を顔の前にかざしたアップライトスタイル。
しかし化け物と素手でガチンコなんてのは遠慮したい。
周囲を見回し、他の人々の様子を窺うとともに武器になるものを探した。
逃げたい(広いところに誘い出す)けど、結局戦いは避けられないんじゃないか?
クソッ、なんでこんなこと考えなきゃいけないんだ!

…恐怖を堪えてよく見てみると、少年の顔には微かに見覚えがあった。
115春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/08(木) 20:59:04 ID:gxRlzaFwO
【1日目 15:00 2F-トイレ→EAST通路 7】

>>111登って来た少年の手を掴み引き上げる。

どうやら怪我はないようだ…聞きたい事は山程あるが今は後回しだ。
「おい、動けるならちょっと手伝え。
通用口にいた化け物‥お前も見ただろ?まさかとは思うが、あいつがここに入って来るかもしれないんだ」

トイレを出てEAST通路側から1階を見下ろし通用口の様子を探る。
「くそ!ここからじゃ見えないな…」
しかし、こう暗くちゃ余計に怖くなる‥

「おい!さっさと電源入れて明るくしろよ!!」
吹き抜けから上の階の連中に向けて叫んだ。
116泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/08(木) 21:18:48 ID:+0mZ7rLKO
【1日目 15:00 3F 管理事務所 8】

ドアを開けると、中に誰か倒れていた。
…なんだ…また嫌な感じだ…

ライトで照らすと、倒れていた男が呻き声と共に起き上がる。

「何っ…」
そいつの目は白濁し、嫌な臭いがする。
手をこちらにつきだし、にじり寄ってくる。
こいつも、普通じゃないってのか…

俺はそいつの発散する嫌な雰囲気に触れていたくなくて、思わず後退りした。
追われれば逃げる…反射的な行動だった。
俺達を、どうしようってんだ。

御堂君が飛び退き、ファイティングポーズを取った。
素人じゃないようだが…殴り合いでもする気か。俺はごめんだ。

こんな時は…決まってる。
「バサッ」
奴の頭にエプロンがかぶるように投げ付け、俺は逃げ出した。
117御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/08(木) 22:51:44 ID:cg7Z/ZxH0
>>12【1日目 15:00 3F 管理事務所→2F EAST通路 9】
こいつ、山本さんが見せてくれた写真に写っていた。確か彼の孫の…
「山本ケイタ…。」
微かに覚えていた名前が口から漏れる。
目の前の少年は呻くばかり。その眼で俺を見ないでくれ。
<バサッ>
願いが通じたのか、布が被され>>116少年の顔は見えなくなった。

 男三人がかりならなんとかなるかと思っていたけど、早速一人抜けたな。
俺も挨拶だけして逃げよう。そうしよう。
すっぽりエプロンが被さり視界を失った少年の横に素早く回りこんだ。
「フッ!」
腕を曲げ上半身を捻り大振りのフックをその後頭部にぶち込む。
もともと前傾姿勢でふらついていた化け物は勢いよく床に倒れこんだ。
その一撃だけで追い討ちをかけることなく部屋から走り出る。
拳に感触が残っている。スイングにラビットパンチ。これは試合じゃないしルールもない。
「さあ、ここは危ないから。」
俺は男の子>>112に近寄ると、その手を掴んだ。もう片方の手には山本さんの懐中電灯を。
「アイス、おいで。」

 管理事務所に続く通路から出たところで、階下から春日部の声>>115が聞こえてきた。
あの男生きてたか。トイレの長いヤツだね。
俺の持っている懐中電灯の光に気付いているだろうか。
「上にも化け物がいるんですよ。」
止まったエスカレーターを駆け足で降りながら、春日部に向けて話しかけた。
あれ、春日部の傍にもう一人いる?化け物じゃないみたいだし…体格からして泉でもない。
薄暗くて顔がよく見えない。俺は近付きながら懐中電灯を向けた。
山本さんじゃないな。多分あの人はもう…。
あ、もしかして逃げ遅れた同じクラスのヤツだったりして。まさかな。
118泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/09(金) 00:28:47 ID:QrsOxmQiO
【1日目 15:00 3F 管理事務所→… 10】

俺は逃げ出した…
しかし、当初の目的を見失ってはいない。
ただ逃げるだけなんて、俺はそんなに無能かね?
いいや、違うね。

そんな考えと並列して、「あれ」は一体何だろうと、
頭の中を晴れない疑問が回る。きっと誰にも分からない。
さっきは空気に押されてしまったが、できる事ならもっと観察したい。

そうだ…俺がずっと感じていた嫌な空気、あの化け物のせいなのかな…

俺の足は、ジムの前で止まった。ここなら…
俺はジムに入り、周りを見回した。

「これか…いや…」
ダンベルを一度は持ち上げてみたが、重すぎて床に戻した。

「…これか」
ベンチプレス台がある。俺はウエートを全部外して、シャフトだけにした。

「Yeah…」
これなら。
それを担いで、俺はジムを出た。
119侵入者 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/09(金) 03:42:58 ID:Fa+8YvpPO
【1日目 16:00 1F 守衛室前】

ガチャリ

通用口の扉の鍵の開く音が館内に響く。

ギギィ

扉がゆっくりと開かれ、異形の者が姿を現した。


◆この時点から通用口が解放された状態になります。鍵は通用口のドアノブにささったままになってます。このレスの秒数一の位が偶数なら守衛室、奇数なら「FLAN-F」に身を潜めます。
120春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/09(金) 12:22:16 ID:uZngx437O
【1日目 16:00 2F-EAST通路 1】

>>117『上にも化け物がいるんですよ』
上から駆け降りて来た御堂が言う。
―その時
>>119『ガチャリ……ギギィ…』
扉を開く不気味な音が響く。
「前門の虎、後門の狼‥次から次へとどうしようもねぇな」
急いで館内の案内図を食い入るように見る。
「階段は2箇所で…3階の店舗は…成る程、管理事務所はここになるのか?」
視線を館内に戻すとWEST側の模型屋だけシャッターが開いているのが見えた。
「御堂、そいつの事頼む‥下には降りない方がいいぞ」
そう言って模型屋『Yellow-Sparrow』に向かう。
121泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/09(金) 13:12:02 ID:QrsOxmQiO
【1日目 16:00 3F 管理事務所 2】

俺は管理事務所に戻って来た。
奴の呻き声が、遠めからでも分かる。
忍び足で近付いてみると、奴はまだエプロンをかぶったままだった。

「おい」
話しかけてみた。

「お前、どうしたんだ?病気か何かか?」

…反応は無い。

「なんとか言え」
俺は、シャフトの先で奴の頭にかかったエプロンを取った。
すると、また手をこちらにつきだして向かって来る。
首もとは血まみれで、顔は青白かった。

「おい待て、話を聞け」しかし、お構いなしに向かって来る…
また後退りそうになったが、ここはこらえた。

「ちょっと待てっ…」
俺の言葉など全く意に介さず、奴がつかみかかってきた。
思わずシャフトを横一文字に構えて防ぐが…

「うおおおっ!?」
すごい力だ。
俺はそのまま寄り切られ、壁に押しつけられてしまった。
奴の顔が、間近まで迫ってきた…

「俺を、殺そうってのか…」
いや、違う。これではまるで、食おうとしてるみたいだ…
122伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/09(金) 15:06:57 ID:lNLnG1olO
【一日目 16:00 2F-EAST通路】

>>115
「あいつが中に!?分かりました…手伝います」
助けられた礼もそこそこな内に、一言で安堵感を奪われた。
あんなのに追い回されるのはゴメンだ。
>>117
「上にも化け物がいるんですよ。」
彼について通路へ出ると、3Fから見覚えのある人が降りてきた。
「お前…何か格闘技で大会に出てた泉だよな?
 俺伊藤って言うんだけど…分かる?」
あまり話したことはないが同じ高校の奴だ。

>>119
ガチャリ ギギィ

鍵が解け扉が開く音―ヤツの侵入。

>>120
それを聞いて、俺を助けてくれた人が急いでどこかへ行った。
管理事務所へ行くつもりだろうか。
123春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/09(金) 20:10:41 ID:uZngx437O
【1日目 16:00 2F『Yellow-Sparrow』 4】

店内に入り使えそうな物を探し回る。
作業場の引き出しを開けるとインシュロックタイ(結束バンド)があったので針金とペンチと一緒に持っていく。
「ちょっと借りていくよ」
店を出て通路にいた少年に声を掛ける。
>>122「さっき手伝うって言ったよな?悪いが1階の南北にある防火扉を閉めてきてくれ」
下を見ると通用口からの明かりが差し込んでいる‥扉が開いているということだ。
>>122「あの化け物が侵入した可能性もある‥1階は棄てよう。手遅れになる前に手を打った方がいい」
次は3階だな…
124御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/09(金) 21:35:53 ID:jnW6K8pI0
>>12【一日目 16:00 2F EAST通路→1F 通用口付近 5】
春日部と一緒にいたのは俺と同年代の男だった。
見覚えがあるな。向こう>>122は俺の名前を覚えてる。
基本的に帰宅部員な俺の名前を覚えててくれるとは嬉しいね。
「イトウ…ああ、弓道部の伊藤奈緒だろ。3組だっけ。」
記憶を引き摺りだしながら呟く。人の顔と名前を覚えるのは得意なんだ。
こいつとは特に親しいわけじゃないな、友達の友達ってヤツ。クラスははっきり覚えてない。
「6組の御堂真司だ。こいつは俺んちのペットのアイス。」
足元のアイスがワウと小さく鳴いた。

 突然階下から扉の開く音が聞こえ、春日部は伊藤を俺に任せて行ってしまった。
「化け物が通用口を開けて入ってきたのか…!?何があったか教えてくれ。」
伊藤に彼が何を見たのか、どうやってここに入ってきたのか聞き出した。
あいつら(化け物)に鍵を使う知能なんてあるようには見えなかったが。
しかし伊藤の言う化け物の姿は俺が見てきたのと少し違う。
というかなんで鍵を持ってるんだ。まさか山本さんを…。
戻ってきた春日部は伊藤に頼みごとをしまた上の階に>>123
防火扉か、効果は薄いと思う。向こうは鍵を扱えるような知能に怪力…
「確かめたいことがあるから、俺は今から一階に行くよ。伊藤はどうする?
上にいくなら…10歳くらいの男の子がいるはずだから様子をみてやってくれよ。」

エスカレーターを一階まで駆け下り、神経を張詰め周囲を警戒しつつ通用口に向う。
伊藤のいう化け物の姿は見えない、しかし何かがいる気配がする。恐怖のつくる幻か現実か。
通用口の扉は半開きになっていた。鍵穴には鍵がささったままだ。
その鍵束を取った。これも守衛のものだろう。通用口から外を見るが、人影はない。
「…ここら辺にいるな…。」
化け物が。恐らく山本さんを殺したヤツがだ。上の階にあがるほどの時間はなかったはずだぜ。
俺はすぐ傍の守衛室や店舗に目をむけた。どこだ?隠れてんのか?見つけたら…
怒りと恐怖に駆られ守衛室のノブに手をかけようとしたが、思いとどまり扉から離れた。
店の鍵は手に入れた、先に装備を整えとくべき、だな。やっぱ素手でタイマンは勘弁。
とりあえずホームセンターだろう。俺のバイト先にもナイフを初め武器になるものはあるが。
125泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/09(金) 21:49:31 ID:QrsOxmQiO
【1日目 16:00 3F 管理事務所 6】

「ガシ、ガシ」
奴が俺に食いつこうと、歯を鳴らす…俺は必死でそれを避けた。

「でェッ!」
俺はたまらず蹴りを食らわせた。壁を背にしている分、強い力が出せる。

それでようやく、奴を引きはがす事ができた…

「ジャック・ハンマーか、お前は」
思わず肩で息をした。奴はそれでも寄ってくる…

「問答無用かよ…上等だよ」
俺はシャフトを構えた。

「おお!」
気合いと共に、奴のみぞおちを突いた。
奴の口から新しい血が吹き出した。

「!?」
そこまでやるつもりは…こっちは武器がある分、手加減したんだ。
しかし、奴はのけぞるだけで痛がる素振りも見せない。

「なんだお前…」
こいつは、異常だ。いや、分かってるけど…
危険、危険…また、頭の中に響く警告。うるさい、今考えてるんだ。

狙うなら、頭か?どんなにタフな奴でも、頭に一発入れば倒れる。
それこそ、プロの格闘家だって。
しかし、やれるか…この鉄の棒で、人の頭を殴るなんて。
俺は、汗ばんだ手のひらでシャフトを握り直した。
126躊躇が生んだ悲劇 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/10(土) 10:43:52 ID:LscboQDuO
【1日目 16:00 管理事務所】

御堂が守衛室前を去っていくと、異形の者は「チッ」と舌を鳴らし守衛室内をあさりはじめた。
しかし、めぼしい者がなかったのか守衛室を出て「FLAN-F」へと向かっていった。
いっぽう、攻撃を躊躇する泉に、もはや聞く耳をもたぬ化け者はとびかかってきた。
泉は横へ避けるも足元の血ですべり転んでしまった。そこへ化け物がじりじりとつめる。
泉はとっさにシャフトを構えたつもりだった。

あれ?シャフトはどこだ?

◆危険度70%(パーセンテージが大きいほど危険値も大きく変動します)

このレスの秒数十の位が4でないかぎり、泉はシャフトを見つけ難を逃れます。
もし、4であれば危険度100%のイベントが発生し場合によっては死亡フラグが立ちます。

4が出たとしても、このレスから5レス以内に誰かが化け物の頭に一撃を加えれば無条件で泉さんは助かります。
その場合、素手じゃ無理です。
127泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/10(土) 11:21:56 ID:Oald4StOO
【1日目 16:00 3F 管理事務所 3】

「うううう…」
滑った拍子に、シャフトが手から離れた。
俺は必死に手探りで探す…あった。

「この!」
近寄ってくる奴の足をなぎ払うと同時に、俺は起き上がった。
いまのは手応えがあった、足の骨が折れたはずだ。
奴は前のめりに倒れこんだ。
こいつはもう、狂った猛獣みたいになってる…俺を食おうとした。
やるなら今しかない。やらなきゃ、やられるんだ。

「うおおっ!」
俺はさらけ出された奴の後頭部に、一撃を加えた。
ドサリ、と勢いよく倒れこむ…
こいつは死んだ…死んだか…

俺は、観察した感想を頭の中で整理しながら後退った。

「もう、動くなよ…」
奴に背を向け、操作パネルに向かって各階の照明スイッチを入れていった…
128春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/10(土) 12:12:48 ID:/BkkHQncO
【1日目 16:00 2F-WEST通路→3F『JIPNESS O野』 8】

3階に着くとジムのドアが開いているのに気付き先にそちらに行く事にした。
ジムに入るとバーベルの置かれた場所へ行き、ウェートを外しシャフトだけを抜いていった。
「誰かが先に来て、同じことを考えた奴がいたのかもな?」
不自然に床に散らばったウェートを見て呟く。
バーベルとダンベルのシャフトを2本づつ持ち通路に出ると>>127館内の照明が点きだした。
明るくなった館内の吹き抜けから下を覗くと>>124御堂の姿が見えた。
「‥あいつ正気か?あれが勇気だとしたら尊敬するよ」
129灯台 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/10(土) 16:29:08 ID:LscboQDuO
【1日目 16:00 ブロードウェイ館内】

まだ4時というのにO野は薄暗い。
路頭をさまよう亡者達は何をするでもなく、ただ肉を求め歩き続ける。

そんな街を照らす灯台のようにブロードウェイに明かりが点いた。
すると、光に集まる虫みたいに、亡者たちはブロードウェイへと集まってきた。
◆17時ちょうど外からたくさんのうめき声が聞こえてきます。
そして、このレスの秒数一の位+1体のゾンビが通用口からなだれこんできます。
17時ちょうどに通用口がすでに施錠されていれば、外からうめき声だけが聞こえます。
130伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/10(土) 17:58:40 ID:eiJx/Jm5O
【一日目 16:00 2F-WEST通路→1F南階段 9】

>>124
「そうそう1組1組!よく分かったね。まぁ、よろしく。」
顔見知り程度でも、知り合いがいるのは気が楽だ。
〈ワウ〉
御堂の足元の犬が小さく鳴いた。
「アイスってんだ。賢そうだなぁ。」
アイスの額をおっかなびっくり撫でてみた。ふわふわで気持ちいい。

ーバケモノ。思い出したくないけど、襲われたのは俺だけだ。
「何か呟いてたから、耳は聞こえるんじゃないかな?」
伝える事は多いほうがいい。

>>123
「あ、はい。分かりました。流石に防火扉は破れないですよ…ね?」
御堂と話していると引き上げてくれた男から防火扉を閉じるよう頼まれた。

助けられてばかりじゃいられないな。俺も、やることやるか。

>>124
「一階に降りるの!?」
御堂の言葉に耳を疑う。
「…俺は防火扉を閉めるよ。北側は半開きにしとくから。南側は閉めちまうぞ」
「…じゃあね。」

《ギギギギ…ガタン》見取り図を頭に叩き込んで南側階段を駆け下り、
携帯のライトで照らして防火扉を閉める。
…圏外か。電源消しとこ。
―フッ…携帯を切ると同時に館内に灯りが灯った…。
131御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/10(土) 19:26:53 ID:jbiQYPDj0
>>12【一日目 16:00 1F 通用口付近→nice sport 10】
 館内の案内図をライトで照らして眺める。
「そういやホームセンター…なかったな。」
残念な気持ちを込めて呟いた。
興味のある店(飲食店とか)以外は覚えてなかったしなあ。
雑貨屋がいくつかあるけど、欲しいもの(釘打機とかね…)は置いてなさそう。
しょうがない、バイト先に行こう。
「あっ…!」
そういえば、通用口の扉に鍵かけんの忘れてた。急いで戻り、施錠した。 
伊藤を襲った化け物にまた開錠されるかもしれないけど…それでもだ。
俺腹へってボケてきたか?自分の頬を軽く叩いた後、nice sportに向って歩き出す。
歩いていると、辺りの照明が突然点灯した。眩しさに一瞬目を細める。
スイッチは入れられたようだけど、管理事務所にいた化け物は始末できたのかだろうか。

 「終わったか?あの防火扉、あんま頑丈そうに見えないんだよな。」
防火扉を閉め終わったらしい伊藤>>130を見つけ、近付いていく。
「そうだ、良い物見つけたぜ。ほら。」
ポケットから鍵束を取り出し、彼に見せた。
「ちょっとそこまで“買い物”に行くけど、来るか?」

 nice sportの扉の鍵を開け、店内に入る。
まず店内の照明をつけた俺は、欲しいもの…武器と食い物を探し始めた。

店長ゴメン、生き残れたら出世払いで払うからさ。
132伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/10(土) 21:59:41 ID:eiJx/Jm5O
【一日目 17:00 1F-南階段前→北階段前1】

>>131
照明が点いて、御堂が近付いて来た。
「ああ。でも幾らバケモノでも素手じゃ壊せないだろ、多分。」
―何だか縁起でも無いことを言った気がした。
「お、さっすが御堂サン。目の付け所が違うねぇ」
彼の掌の上で、鍵束がジャラジャラ光る。
「“買い物”か(笑) 北階段の防火扉を閉めてからいくよ。」

…俺のせいで誰かが死んだらやだしな。
北階段へ歩いていき、防火扉を閉めた。

〈ピチャ〉
水音。足元を見ると、小さな水溜まりがあった。
これは…俺がぶっかけたバケツの水!?
水の跡は、FLAN-F前で途切れている。

おいおい…ヤバいよな。明らかにヤバいよな?
怪物に気づかないよう北の壁伝いにnice-sportへ向かった。
133忍びよる気配 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/10(土) 22:22:07 ID:LscboQDuO
【1日目 17:00 1F FLAN-F→】

異形の者はしばらく店内を見回すと、何かを見つけ立ち止まった。

「ホウチョウ‥ニク‥キル」

そう呟くと、棚から刃渡り30cmほどの包丁を取り出した。

ガタン

音に反応し入り口まで戻ったところで照明がつく。
すると前方を人間が通りすぎ、しばらくすると向かいの店に入っていった。

異形の者はニタニタ笑いながら向かいの店へと足を進めた。
134泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/11(日) 04:42:48 ID:5+LracUyO
【1日目 17:00 3F 管理事務所 2】

あんな立ち回りをした後だからか…俺は頭の中がまとまらないでいた。
ただ、「明かりを点ける」その事だけに意識をとられていた。

そして、全館の照明スイッチを入れて、ハタと思い付いた。
エレベーターの鍵も、ここで管理してるはずだ。
今の所は動いてないが、これは動かすべきか…?

…いや、ちょっと判断出来ないな。鍵だけもらっておこう。
俺は、エレベーターの鍵をポケットに入れた。

「…」
さて、当初の目的は果たした。次にするべき事は何だろうか。

コーヒーでも飲みながら考えようか。名案だ。

俺は、管理事務所を出て自分の店に向かった。
考える事、やるべき事はいくらでもある気がする。
落ち着ける場所で、少し整理しよう…
135春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/11(日) 11:19:40 ID:TNOVnxo8O
【1日目 17:00 3F-管理事務所 3】

>>134管理事務所から大男が出て来るのが見えた。
「あれは確か‥泉って言ってたよな?」
彼には声を掛けず入れ代わりで事務所に入った。
「うぇっ!‥御堂が言ってた化け物ってコイツの事か…?」
>>127事務所内には男の死体が転がっていた。
「あの泉って奴が殺ったのか?あいつとんでもない奴だな…」
死体からなるべく距離を取り鍵の掛かった場所へ行く。
エレベーターの鍵は誰かが持っていったのかそこには無く、エスカレーターと書かれた鍵をポケットに入れ事務所を出ると北階段から1階へ向かった。
136宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/11(日) 11:25:58 ID:Lj73mL4HO
【1日目 17:00 3F CUT INN AQUA 4】

泉さん達について行くか…暫く北階段で悩んでいた。
誰も戻って来ないし…孤独に震えながら、重い足が歩みを進めた。

管理事務所の近くへ来た時…中から叫び声がした。
ーッ!?
まだ死にたくない…死にたくない…死にたくないっ!
咄嗟に通路を走りだし、CUT INN AQUAへ向かった。

慌てながらポケットから鍵を探り出すと、店内へ入り施錠した。
大丈夫…鍵締めたし…ここにいれば救助が来てきっと助かる…大丈夫…大丈夫。
落ち着かせるように深呼吸をすると、ロッカールームへ向かった。

薄暗い店内に、突然光りが射す。
自分のロッカーから商売道具一式を取り出した。
切れ味のいいハサミや剃刀が光る。
それらを腰に巻いた。

引き抜いたハサミを見つめてた。
ダメだ…これじゃ追っ払えないじゃん!
店内を見回し、目についたモップの柄を手に取った。
137泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/11(日) 23:49:42 ID:5+LracUyO
【1日目 17:00 2F Yellow-Sparrow 5】

俺は自分の店に戻って来た。
事務所に入ると、自分でコーヒーを入れてデスクに座った。

コーヒーをすすりながら、管理事務所での出来ごとを思い出す…
あれはもう、人間だとは思えない。なまじ人間の姿をしていても
白濁した目、蒼白な顔、異常なタフネス、嫌な臭い、強い力…
そして何より全身から発散する嫌な雰囲気。
一階で見た奴と同じだ。それと、今朝知った封鎖の話、無関係ではないだろう。
理由は分からないが、あんなのが他にもいて、それで…
だったら、どうにかしてこの町から出る方法を探すのが次の課題か。

そうだ、テレビやラジオは、何て言ってるんだろう?
あいにくこの店にはそのどちらも無い。後で他の店で拝借するか…

それに、風…家に残してきた妹は、いまどうしているんだ。
携帯…は、あの春日部という奴に貸したままだ。
あの男、警察には電話したんだろうか。

まあいい…俺は、デスクの電話を取り外線発信してみた。

「…」
つながらない…混雑か?携帯もそうなんだろうか。
今はちょっと外に出る気にはなれない。
風は「うまくやる奴」だ…きっと無事さ。そうに決まってる…
138笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/03/12(月) 00:12:29 ID:CDjSNLVTP
【1日目 17:00 3F 北階段→日の出書店 5】

…皆なにやってんだ?
北階段でしばらくじっとしていたけど嫌〜な音がする。
うん、まずは自分の店に行こうかなっと。
店の正面シャッターを1m程開き、体を滑り込ませる。再びシャッターを下ろす。
鍵は…やめとこう。
あたりに気をつけながら、奥の休憩室に進む。
何かないかな〜っと。
139宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/12(月) 01:24:47 ID:iDwJKPG3O
【1日目 17:00 3F CUT INN AQUA 6】

モップを持ち上げ横にブンブン振ってみると、結構な重量と反動を感じた。
…んー、使いづらいな。
モップ糸をホックから外し棒だけにすると、入口付近へ立て掛けた。

冷蔵庫へ行き、買い置きのお茶を取ると、ソファーへ腰を下ろした。
お茶を飲みつつ、煙草に火をつける。

アレは一体なんなのよ?
…考えたところで私に判るわけないか…。
何なのかは分かんないけど、間違いなくヤバイわ。
あんなんがどんだけいるんだよ?
封鎖しなきゃなんないって…そんな一杯いるって事?それとも捕まえられない訳があって野放しなのか?
疑問ばかりが沸き上がってくる。

そういや電気…点いたってことは泉さん達無事だったんだな…きっと。
咄嗟に逃げた事を少し後悔した。
まだ、管理事務所にいるのかしら?

煙草の火を灰皿に押し潰し、入口に近付いて耳を澄ました。
140泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/12(月) 02:14:14 ID:gYXVZqNpO
【1日目 17:00 2F Yellow-Sparrow 8】

この町を出る。しごく真っ当な思い付きだが、あんな猛獣みたいなのが
そこらにいると思うと、どうにもな…

背もたれに寄り掛かり、店長が作りかけている模型を見ながら、思う。
あの人なら、自分でなんとかしてるだろうな…

奴らは、単純に強い。管理事務所の時はサシだったからどうにかなったようなものの、
複数になったら相手にできるもんじゃない。こんな物を持っていたってな…
シャフトは、なんとなくここまで持ってきてしまっていた。
一人では、無理だろう…シャフトを眺めながらそう思った。

仕切ろうって訳じゃないが、ここにいる中で
俺と同じ考えの人間がいれば何かいい手が思い付くかもしれない。

とにかく、欲しいのは情報だ。
「奴ら」の規模は?封鎖の状況は?脱出ルートは?救助の見込みは?

テレビ…そうだ、テレビが見れる携帯なら心当たりがある。
向かいのキャリアショップだ。まあ誰もいないだろうが…行ってみるか…
141春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/12(月) 11:30:48 ID:OuELbn9NO
【1日目 17:00 1F-北階段 →南階段 9】

防火扉の避難扉から1階のフロアに出る。
目の前のエレベーター乗り場まで行くと、乗り場インジケータの昇降ボタンにダンベルのシャフトを何度も突き刺し破壊した。
「よし‥これでここからはエレベーターを呼べなくなった」
次は防火扉だ…
避難扉からフロアを出ると、結束バンドを使いドアノブにシャフトを固定する。
シャフトがつっかい棒になり向こう側から開かないようにした。
作業を終えると南階段へ行き同じく避難扉が開かないようにした。
「あ〜、疲れた‥あとはエスカレーターだな…」
142御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/12(月) 17:37:21 ID:7kVt/+Ui0
>>12【1日目 17:00 1F nice sport 10】
 「まずは…。」
カートにカゴをのせて食品や飲料のコーナーへやってきた。
イオンを含むとかいう健康飲料を飲みバランス栄養食と銘打たれたブロックを齧る。
数十秒の間だったけど、幸せを感じた。今日はじめての食事だもんな…。
保存食と水を少量カゴに放り込むと、次はアウトドア用品のコーナーを目指すことにした。

 アウトドア用品のコーナーに着くと、とりあえず良さそうな折畳みナイフをジャージのポケットとカゴに一本ずつ入れた。
そして見つけたストレートグリップモデルのストック、(店長一押しの最高級品)を右手に握る。
…あの化け物、どうすりゃ止められるんだろう。あれだけ出血してても平気で動いてるってのは…
頭、つまり脳を傷つければいくらなんでも死ぬだろ。あれが元々人なら…。
今まで化け物の正体とか考えなかったな。いや考えても無駄だと拒んでいたんだ。
とにかくあいつらは敵だろう。武装することは間違ってない。

<ガチャッ>

静まり返った店内に扉の開く音が響く。俺はとっさに近くの棚の影に隠れた。
<ニク…ドコ…ニク…>
…ニクって肉?ぶつぶつと呟く声がする。ペタペタという裸足で床を歩くような音も聞こえる。
どうやらヒトじゃなさそうだ。アイスの頭に手をそっと乗せた。アイスは尻尾を振りながら俺をじっと見詰めている。
いい子だ。そのまま静かにしててよ。

 もっと武器になりそうなものを集めようと思ってたけど、邪魔が入った。
とにかく生き残ることが最優先。一目見てぶっ殺すのが無理そうならさっさと逃げること、だな。
店内の壁に消火器が備え付けられている。あれは使えるかもしれない。
「…行くか。」
中腰になり足音を立てないよう意識しつつ歩き始めた。
先に化け物に見つからないことを祈ろう。
143決死の脱出 ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/12(月) 21:46:24 ID:8luovKOPO
【1日目 18:00 1F nice sport】

異形の者は入り口から店内をひとしきり見渡し、そばにあったゴルフクラブを掴むと床を叩き始めた。

アイスは鳴り響く怪音に今にも吠えそうな様子だ。
御堂は必死にアイスをなだめ先へ進む。

床を叩く音は徐々に近付いてくる。

アイスが吠える前に脱出しなければ!

◆出口までは30m。1レスにつき10m進めます。つまり、3レス目で脱出できます。
出口に着くまでの間、秒数一の位で4を出すと御堂さんの場合はアイスが吠えてしまい見付かってしまいます(判定は2レス目まで。)

3レス目に出口付近の消火器を使い、戦うことも選択できます(戦闘イベント発生)。

伊藤さんはひとまず店内に入ってからのレスを投下してください。
144泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/13(火) 06:15:59 ID:cTbeu9j6O
【1日目 18:00 2F Yellow-Sparrow→… 1】

さて、行くか。
飲み干した紙コップをゴミ箱に捨てると、俺は席を立った。

…向かいのキャリアショップの前に立つと、やっぱり
シャッターが閉まっている。俺の手には金属製のシャフト。
押し入る事もできるが、俺は強盗じゃない。そう急いでも仕方ないか…

思えば、御堂君は守衛を追っていた。
もしかしたら、鍵の場所を知ったか、うまくすれば手に入れたかも知れない。

俺はキャリアショップの前を離れた。
そのまま店舗伝いに歩いていると、わずかに日の出書店のシャッターが
開いているのを発見した。そういえば、笠原君は「うちに来い」みたいな事を言っていたな…

「ガンガン」
あまり大きな音を出さないように、シャッターを叩いてみた。

「笠原君?いるか?」
145春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/13(火) 12:52:45 ID:GG3v6uTeO
【1日目 18:00 3F-エスカレーター付近→WEST通路 2】

3階のエスカレーターまで来ると非常停止ボタンの側にあるパネルを鍵で開け、『上り』のエスカレーターの設定を『下り』に切り換える。
「バリケードも欲しい所だが‥まぁ、いいか」
一通り作業を終えると、>>129外からずっと聞こえてくる声の正体を確かめに行く事にした。
いや、声の正体は大体想像がついていた…知りたかったのはその数の方だ。
早稲山通り側の『CUT INN AQUA』『春日医院』に行くがどちらも鍵が掛かっていて入れなかった。
「ん〜、やっぱり鍵がないと不便だな‥」
146伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/13(火) 16:43:53 ID:NjSzJngAO
【1日目 18:00 nicesport 3】

《キイッ…》
「ニクゥ…キル…」

『あいつ』だ…あいつが包丁を手に姿を表す。
俺はとっさに物陰へ身を隠した。
怖い。怖くて身が震える。

「来るな…来るな…来るな…!」
繰り返し念じながらも、御堂の事が気にかかった。
案じた通りあいつは、御堂がいるnicesportへ真っ直ぐ向かい中へと入っていった。

クソ!御堂がシュートやってるからってあんな化け物に追い詰められたら…!
今度は俺が助けなきゃ…

あいつが少し奥へ進んだ事を確認して、出来るだけ音を立てないように店内に忍び込む。

何か気を引ける物は!?…いや、今気を引いてどうする?
二階や三階には人がいるみたいだし…外はもってのほかだ。

>>142
あ、御堂。まだ無事だ…
棚の間から屈んで歩く御堂が見えた。

気付いてくれるか…?
棚の陰から御堂へ手を振った。
147宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/13(火) 17:01:09 ID:YephCz6vO
【1日目 18:00 3F 『CUT INN AQUA』 4】

扉に耳をあて、通路の様子を窺っていた。
………………………気持ち悪い程の静寂。
泉さん達、どこへ?
…まさかおいてきぼり!?なんてことはないわよね…多分。

落ち着かない様子で店内をうろうろした後、ソファーへ掛け直した。
そうだ!テレビで何かしらこのことがやってるかも?新聞記事になるくらいだ、きっとやってるはず!

カウンターにあるリモコンを取るために立ち上がると、入口の扉をガチャガチャとする音が聞こえた。
咄嗟に立て掛けたモップ棒を手に取った。

………来ないでよ…あっち行って………。
後退りすると何やら話し声が聞こえた。
>>145「…誰?そこに誰かいるの?」
148御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/13(火) 18:07:08 ID:a3c622LB0
>>12【一日目 18:00 1F nice sport 5】出口まで残り20m
 「うるっせえな。」
カンカンというかガンガンというかとにかく不快な音がする。
まあこっちにとっては有利なんだけどなぁ…アイスがいなかった場合の話だけどね。
さっきからアイスが唸り続けてる。鳴くなよ、絶対鳴くなよ、頼むから。
棚の影から少し顔を出し、音のする方を見てみた。

「っ…!」

それは人の形をしてはいたが、奇妙に歪んでいた。俺の頭に小学生のころ作った歪な粘土人形が思い浮かんだ。
まさにバケモノって感じだ。似たようなのがテレビゲームの中ボスやってたぞ。
人語を喋るし鍵を使えるんだから、そりゃ手に包丁やクラブ握っててもおかしくないか。クソ!

 観察をやめ、別の棚の影に移動した。そうやってじりじりと店の出口に近付いていく。
低い棚の下を匍匐前進で進んだり、飛び込み前転で棚から棚にうつったり。こっちは命かかってんだから必死だ。
逃げるにしても一撃くらい喰らわせてやろうと思ってたけど、それも止めとこう…。
もう完全に尻尾巻いて『逃げモード』に入ったところで、俺は棚の影から手を振る伊藤>>146の姿をみつけた。
あいついつの間に?とりあえず、合流しよう。焦らず慎重に進むんだ。

そうそう、伊藤のいる場所から弓具のコーナーまでどれくらい離れてるかな…っと。
149本当にあった怖い名無し:2007/03/13(火) 19:02:49 ID:BQPlJTv90
てすと
150春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/13(火) 20:15:46 ID:GG3v6uTeO
【1日目 18:00 3F-WEST通路 6】

>>147『…誰?そこに誰かいるの?』

『CUT INN AQUA』の中から突然女性の声がした‥この声は!?
「その声‥宮沢さんだろ?あ〜、俺だよ‥春日部、さっき会っただろ?」
声はひどく怯えているように思えた。
「ねぇ、一人?こんな所で閉じ篭ってるよりみんなと一緒に居る方がいいんじゃないかな?」
さっきから他の連中の姿が見えないのはみんな自分の店に閉じ篭っていたからなのか!?
だとしたら、あの>>112小僧は何処に消えたんだ?

>>147「とりあえず、1階以外は安全だと思うから出てきなよ」
151宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/14(水) 04:11:00 ID:yx76DsD3O
【1日目 18:00 3F 『CUT INN AQUA』 7】

扉の向こうから声が返ってくる。
その声の主が名乗る名前には覚えがあった。
春日部?…あぁ。
彼を思い出すや否や、春日部さんは再び話し出した。

確かに一人は不利だけど…さっき会ったばかりのよく知りもしない人達と、か。
色々思うところはあるけど、とりあえず春日部さんを引き止めないと…。

>>150…今出るからちょっと待って下さい。」
そう言ってモップの柄を握り絞めたまま扉を開けた。
春日部さんの左右、後ろの通路に目をやる。
「一人…みたいですね。他の人達は?
一階以外はと言ってましたけど、一階で何かあったんですか?あの変なのが入って来たんですか?」
152春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/15(木) 20:16:18 ID:oDIKI1gqO
【1日目 18:00 3F『CUT INN AQUA』 8】

>>151ドアが開くとモップを握りしめた宮沢さんが出てきた。
はは‥ずいぶんと勇ましい恰好だな。
「あぁ〜、他の人達ね‥多分みんな自分の店に隠れているよ。どの店舗か心当たりない?」
宮沢さんの質問に答えながら店内の奥へと進み窓を開いた。
下を見ると建物の回りには無数の化け物達が蠢いていて不気味な呻き声をあげていた。
「嘘だろ?‥くそっ、どうしろってんだ………。
そういえば、1階に化け物が入って来たかって言ってたよね?
‥居るよ。外にいる化け物とは違う別の化け物が‥」
153伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/15(木) 21:39:19 ID:ljhfLGSEO
【1日目 18:00 1F nice sport 9】

>>148
転がったりはったりしながら必死に御堂が逃れて来る。
やっぱり運動神経が違うな…

助けると意気込んだ割には何もできない自分がもどかしい。
何かできないか…辺りを見渡すが、何もな―あれ?
部活ではよく見慣れた、弓が目に飛び込んできた。
どうやら矢もある。ジュラルミン製のごくありふれた物だ。
「へぇえ、弓具まで扱ってんのか。」
かなり意外だった。
何とか取りに行きたいけど…ダメか?

弓具のコーナーへは『あいつ』の後ろを通らければ行けない。
そもそも、経験からして弓が奴らに有効かは疑問だ。
動くもの的にした事ないからなぁ…

とりあえず、御堂を待つ事にした。
154笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/03/16(金) 01:22:21 ID:jLIS7+mgP
【1日目 18:00 日の出書店 10】

『ガンガン』

「うわぁっっ!」
突然の物音に思わず休憩室のロッカーに無理やり体を収める。
ああああ怖い怖い怖い。何だよ…あいつらかよ…。こっちにくるなよ…。

>>144「笠原君?いるか?」
ん?これは…。恐る恐るロッカーから体を出し休憩室の扉をそっと開き、小さな声で答える。
「泉さーん、こっちです…。シャッター閉めて入ってきてくださーい。」
155御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/16(金) 02:42:38 ID:3p2ETc2b0
>>12【一日目 19:00 1F nice sport 1】出口まで残り10m
少しずつ、しかし確実に前進して、伊藤のいる場所まで辿り着いた。
止まって初めて気付いたが、掌や背中は嫌な汗でじっとりだ。
「待たせたな。ところで“アレ”、足速いの?」
“アレ”がまだゴルフクラブをカンカンガンガン叩いてるおかげで、会話はできる。
今頃クラブはひしゃげてるのだろうか。
「逃げるべきだと思うけど…その前にあそこの弓具コーナーまで行かないか?」
俺はストックの先で弓具コーナーを指した。
伊藤と合流して、俺に負けず嫌いな闘争心が少し戻ってきたみたいだ。
「逃げる前に“アレ”に一撃喰らわせてやりたいんだけど、俺にはアレと殴り合いする勇気がなくてさ。」
自嘲気味に言った。あんなのと近距離戦なんて実際危険だけど、悔しいんだ。
「着く前に見つかったら、俺がおとりになるからお前はそのまま取りに行ってくれよ。どう?」
安全を考えたらおとなしく逃げるべきなのに、何言ってるんだろうな俺。
伊藤まで巻き込もうとして。
156宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/16(金) 07:35:54 ID:j6LlH553O
【1日目 19:00 3F『CUT INN AQUA』 2】

やけに静かだと思ったら、皆自分の店に閉じ篭ってるのか…。
>>152笠原さんは二階の日の出書店で、泉さんも二階のYellow…なんだったかな?模型屋ですよ。
あと御堂くんでしたっけ?あの犬連れた…彼はたぶん一階のZAPかNICE SPORTだと思いますよ?
皆の所に行くんですか?」
…だったら私も行くよ。
一人はやっぱり怖いし不安だし…。

窓から外を覗く春日部さんの背に近づく。
春日部さんは何かに驚き、ぶつぶつ呟いた後、疑問に答えた。
>>152…え?外にいる化け物ってさっきの女?違う別のってなんなんですか!?」

春日部さんが覗き込む外に目をやった。
「あ…あれ…春日部さん…あれ…。」
いつ、どこから来たのか?
路地には酷い負傷で無惨な姿の人達が蠢いていた。
157泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/16(金) 10:07:14 ID:Z30pK78O0
【1日目 19:00 日の出書店 3】

>>154…いたか。
笠原君の招きに応じ、シャッターを少し開け中に入った。
シャッターを閉じて振り返ると、随分怯えた様子の笠原君がそこにいた。

「いやぁ、電気をつけるのに少し手間取ってね」
周りを見回しながら言った。
ここは、休憩室みたいなところは無いのかな…

>>154「それで思ったんだけど、今外に出るのはちょっとヤバイ。
中にいれば大丈夫だとは思うけど…いつまでも閉じこもってるわけにもいかない。
で、ニュースで何かやってないかと思って。ここ、テレビある?」

とにかく、今は分からないことだらけだが…
あんまり不安を表情に出すべきじゃないか。
158春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/16(金) 21:06:24 ID:mYM34ABkO
【1日目 19:00 3F『CUT INN AQUA』 4】

>>156『あ…あれ…春日部さん…あれ…』

「ちゃんと俺にも見えてるよ‥何か策を考えないとまずい状況だと思う……とにかく、一度みんなと合流しよう。無い知恵も皆が集まれば妙案もでるでしょ?」
店内にあったクロスを取り店を出る。
「あぁ、そうだ‥俺ちょっと管理事務所に用があるんだ。2階のそのどっちかの店にみんな居ると思うから悪いけど先に行っててくれる?」
宮沢さんにそう言い残し管理事務所に向かう。
「間違っても1階に行っちゃ駄目だよ、じゃあまた後で」
159笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/03/17(土) 00:43:32 ID:xR2Yd+WpP
【1日目 19:00 日の出書店 4】

扉の影から体をだし、こっちこっちと手招きをする。
何が起こってるかよくわからないのに、むやみに表に出たくない。

>>157「それで思ったんだけど、今外に出るのはちょっとヤバイ。
…ニュースで何かやってないかと思って。ここ、テレビある?」

やばいって…なにが?あの女以外になにか他にもあるのか?
「泉さん…やばいって何…いや、聞くのやめときます。」
背筋に走る寒気には気づかないふりをした。

「テレビならありますよ。一応小さいながらも事務所があるんで。繁忙期にはここで寝泊りしてたんですよ。
そうそう、コーヒーとお茶と〜お菓子もたくさんありますよ。」
震える声に気づかれないように、空元気をだしつつ事務所へ向かう。
「といっても、バイトの子たちのロッカーがいくつかあるんで狭いですけどね。」

事務所に入り、机に腰掛け泉さんを呼ぶ。
「まあ、座って下さい。…あ、鍵かけてもらえます?」
160泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/17(土) 02:56:09 ID:1uLhoXV6O
【1日目 19:00 日の出書店 5】

俺は鍵をかけると、笠原君のすすめに応じてイスに腰掛けた。

「サンキュー。いや、快適、快適」
さて、何から話そうか…しばし言葉を選んだ。
聞きたくないのなら俺は余計な事は話さないが、
結局は嫌でも知る事になるさ。

「うん…まあ、ヤバイって事が分かってればいいよ」
一旦言葉を切って、「マジな話だ」という風に身を乗りだした。

「ただね…そのヤバさがどうも半端なさそうなんだ。俺の勘だけどね。
今朝、新聞見たよな?封鎖がどうのって。
あれをもっと詳しく知りたくてね…ニュース、やってない?」

俺はテレビを指差した。
161宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/17(土) 06:39:50 ID:W79bR1VcO
【1日目 19:00 3F『CUT INN AQUA』→2F『日の出書店』前 7】

春日部さんの声に頷きながら、再び窓から覗き込む。
地上に蠢く者達は宛もなく行ったりきたり揺らめき、地響きの様な唸り声をあげていた。

合流はいいけど…策って…あんなわけわかんないのが沢山だよ?そんなの相手にどうするの?
困惑した表情をしつつも、置いてかれては困ると同意を見せた。

>>158…ですね。わかりました。とりあえず2階に行き…」
言いかけたところで春日部さんは管理事務所へ行くと店をあとにした。

ちょっ!…じゃあまた後でじゃないよおおぉ…一人で2階行けって言うの!?
助けにきたんじゃなかったのぉ?
落胆しながら荷物を抱え、店に鍵をかけた。
管理事務所を横目に通路を抜け階段を下りて行く。

とりあえず笠原さんのとこに行ってみるかな…。
日の出書店前のシャッターに手をかけ引き上げようとするが、開かない。
内鍵がかけられていた。
「すいませ〜ん…笠原さ〜ん?いますぅ?」
隙間に顔を寄せ、小声で名前を呼んだ。
162ニュース ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/17(土) 11:28:51 ID:cgIBGaJ9O
【1日目 日ノ出書店】

泉はテレビのスイッチを入れた。
映しし出されたのは砂嵐。途切れ途切れにニュース番組であろう音声が聞きとれた。

―今月に入り封鎖地域も増え‥世界各地でも同様の‥新種の疫病と思われる‥人が人を食べる‥政府は封鎖地域をどう処理するのか?‥根絶やしにするようです―

耐えかねて、ほかの局にチャンネルを変えていくがどこも映らなかった。

163追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/03/17(土) 14:21:30 ID:JD8V4+5O0
【1日目 19:00 北酒店 8】
「ふぁぁぁ」

・・・寝ていたようだ。
窓の外を見ると、街灯の明かりに照らされ、奴らが2,3匹歩いている。
しっかし、減らねぇな。んだよあいつら。

内臓がはみ出して、首が取れかけ、バランスを崩しながらものろのろ歩いている。
つーか、動き遅くね?力とかも弱ぇぇんじゃねーの?
びびって逃げ出した自分がむかついてきて、同時に黒い衝動が沸いてくる。

・・・つーかこの状況って何やっても正当防衛っしょ。
狩るか。
164春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/17(土) 16:31:19 ID:HR8fEjLHO
【1日目 19:00 3F-管理事務所→2F『日の出書店』 9】

管理事務所に入り持っていたクロスを死体に掛ける。「こんな死体があったんじゃ宮沢さんはここに来なくて正解だよ」
『JoyToy』『日の出書店』『EXCEL』『ZAP』『銀杏亭』の鍵をポケットに入れ外に出る。
2階へ移動すると宮沢さんが『日の出書店』の前に居た。
「どうやらみんなここに居るみたいだね?…あれ?なに、また鍵掛かってるの?まったく……」
ポケットから取り出した鍵を宮沢さんに見せシャッターを勢いよく開けた。
「備えあれば憂いなしってね!さぁ、どうぞ」
165伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/17(土) 19:49:24 ID:fkZg+c1CO
【1日目 19:00 1F-nice sport 9】

>>155
やっと御堂と合流した。
「あいつの足は速くはないと思う。歩いてでしか近づいて来なかったし。」
確かにあいつは歩いて襲ってきた…さっきはね。

御堂はあいつに一発喰らわせてやろうと続ける。
「わかった。執念深いあいつの事だ、結局逃げても追って来るだろうし。いつかはやんなきゃならないよな。」
「ただ放つまで結構かかるから…囮になるときは気を付けて。」

「じゃあ、行こう。」
覚悟を決めて弓具コーナーへ身を屈めて進み出す。
棚の間からあいつの醜い後ろ姿を見た。
気付くな……頼むから…!
166策倒れ ◆/Wr1MuqKLw :2007/03/17(土) 21:26:32 ID:cgIBGaJ9O
【1日目 nice sport】

伊藤が機を伺っていると、
ガンッ、ガンッ………

突然、クラブを叩きつける音が止まった。
再び店内に静寂が戻る。
異形の者は入り口のほうへと向きを変えた。
御堂と伊藤に緊張が走る。しかし、異形の者は御堂達に気付いたわけではなかったのだ。
しばらく御堂達が身を潜めていると急に店内が真っ暗になった。
スイッチが切られたのだ。
そして不気味な足音が店内に響く。

◆店内が真っ暗になりました。目が慣れるまでには各々1レス消費します。

異形の者は入り口付近を徘徊しています。
引き続き秒数一の位で4を出してしまうと見付かってしまいます。(店内にいる限り秒数判定続く)

このレスの秒数一の位がが奇数の場合、異形の者は店内から出ていきます。
その場合、秒数判定なくなります。
167御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/17(土) 23:02:20 ID:L3kuQ6AB0
【1日目 19:00 1F nice sport 10】
 化け物が奏でる耳障りな音がピタリと止んだ。どうしたんだ?
ヒタヒタという化け物の足音がこちらに近付いてくる。
まさかあの化け物、気付いたってのか…?
俺と伊藤はじっと化け物が通り過ぎるのを待った。
その間俺はずっとアイスの頭を撫で続けていた。

 化け物は店の入口の方に向っていった。
伊藤に視線を送る。気を取り直して計画を実行しよう…。
しかし、今度は突然一瞬にして視界が黒一色に染まった。
「!?」

 やられた、店内の照明を消された。ムカつくことに計画を実行しようとしたこのタイミングでだ!
あの化け物どういうつもりだ、どこまで考えている?視覚に頼んなくても俺達を狩れるってのか。
「…悔しいけどおとなしく逃げた方がよさそうだ。今回は。」
伊藤に向け小さく呟いた。この暗闇じゃ欲しい物を探すのは難しい。
「このストック貸してやるよ。丸腰よりマシだ。」
丸腰ってのは不安だ。不安は失敗を生むよ。
伊藤に持っていたストックを差し出した。化け物に突き刺してやれ。
その後俺はアイスを引き寄せて抱いた。移動するにはもう少し目が慣れるまで待たないと。
アイス、怖いだろうけど鳴くのは我慢してくれよ。
168宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/18(日) 03:38:53 ID:F+L1zqn0O
【1日目 20:00 2F『日の出書店』 2】

「あのぉ?すいませーん…誰かいませんかぁ?」
小声で呼び掛ける声は中に届いてないのか反応が無かった。
フゥ、まいったわね…。
立ち往生していると中から微かに>>162雑音めいた音が聞こえてきた。
…んん?ラジオ?テレビ?

そこへ春日部さんがやって来て、合い鍵で手早くシャッターを開けてくれた。
ああ!鍵を取りに管理事務所へ行ってたんだ。
用意周到な春日部さんに笑いかけた。
>>164ありがとう!でも、いいのかな?勝手に入って…。」
そう言いながらも足は店内に踏み込み出していた。

「あ…今、中からラジオかテレビの音が聞こえたんですよ。何か放送があるみたいです。」
一旦足を止め、春日部さんに振り向いて言った。
169泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/18(日) 03:41:08 ID:o7kQuV6nO
【1日目 20:00 日の出書店 1】

テレビは…
「画、映らないねぇ」
それに言ってる事がよく分からない。
疫病がなんだと言っていたみたいだが…
ダメだ、テレビもあまりアテにならない。

「聞こえた?今の」
笠原君にはどう聞こえたんだろう。

俺はイスに座り直して腕を組んだ。
どうするか…
俺はここまで車で来た。近くに停めてある。
そこまで何事も無く行ければ、逃げる事もできる…
しかし、その考えは危険だと、俺の勘がささやく。
失敗する可能性のあるものは失敗する。それが教訓だ。

「参ったな」
思わずそうつぶやいた時、表のシャッターが開く音がした。
閉めたはずのシャッターが…

「誰か来たよ」
俺はシャフトを手繰り寄せた。
170春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/18(日) 11:14:01 ID:5BvI5G9AO
【1日目 20:00 2F『日の出書店』 4】

>>168宮沢さんの声に頷き店の奥へ遠慮なく進む。
バックヤードに入った瞬間>>169あの大男の泉って奴がシャフトを持ち身構える姿が目に飛び込む。
「おわぁ!待て待て!落ち着けよ、俺まで殴り殺すつもりか?」
ふぅ‥どうやらここには2人しか居ないようだ…。
泉って奴の後ろにいるのが笠原さんって人だな!?
「‥!!」
側に置いてあるテレビを見て2人に尋ねる。
「ねぇ、何でテレビの画面映ってないの?故障中?ラジオは?ニュースやってない?化け物の事とか避難や救助とか何か情報ないの?」
171宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/18(日) 17:25:34 ID:F+L1zqn0O
【1日目 20:00 2F『日の出書店』 5】

先を行く春日部さんの後について店内を進んだ。
春日部さんが突然足を止め、声を荒げた。
なにっ!アレがいるの?
背中越しに顔を覗かせて、前方の何かを確認した。
あ?…泉さんじゃない。
奥には笠原さんの姿も見える。
>>159>>169勝手に入ってすみません。」
泉さんの店じゃないけど…二人に向かって言った。

春日部さんはテレビに近付いていき、映らないのか?ラジオは?ニュースは?情報は?…と二人に質問を投げ掛けている。
その横で、さっきの言葉に引っ掛かりを感じていた。

>>170「…俺まで殴り殺すつもりか?」
俺まで?泉さんは誰かを殴り殺してるの?
ふと、泉さんが手にしてる物に目をやった。
172泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/19(月) 00:50:43 ID:U7ebrQiYO
【1日目 20:00 2F 日の出書店 6】

店に入ってきたのは、見覚えのある二人だった。
どうやって入ってきたのか知らんが…

>>170「俺は落ち着いてるよ」
俺はシャフトを下ろした。
しかし、この男の相変わらずな矢継ぎ早な物言いに
俺は辟易しながら手をヒラヒラ振った。

そして、テレビをあごでしゃくった。
「自分で見ればいい」
それが一番だろう。
「大した事は分からないだろうけどね」

俺はまたイスに腰掛け、腕を組んだ。
人数が集まってきた…意思統一が必要かも知れない。
多分、ここにいるみんな知ってる事がバラバラだ。
少なくとも、情報交換はしといて損は無いだろう…
173伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/19(月) 02:34:16 ID:soxz00FmO
【一日目 20:00 nice sport 7】
>>166
あいつがこっちに向き直る。
気付かれた!?そう思ったが違かった。あいつが出口の辺りをうろついたかと思うと、急に店内の照明が消えた。

俺達を出さない気か…
あいつの姿を見ようにも真っ暗で何も見えない。
今気付かれたら終わりだな…
見つかったらどう襲われるんだろうか。
あの腕に体を引き裂かれてしまうんだろうか。
つい余計な事が頭をよぎる。

>>167
「ああ、死んだら元も子もないしな。」
御堂に同意する。今は逃げる事に集中しよう。
「あ、悪いな。借りるよ」
ストックを受け取り、御堂に礼を言う。
俺と違って御堂は状況に対応してるように見える。
俺もしっかりしないといつか…!

段々目が慣れてきた。
「まずは脱出、しないとな」
御堂へ呟いた。
174笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/03/19(月) 03:38:38 ID:9YjSz/6SP
【1日目 20:00 2F日の出書店 8】

>>169「聞こえた?今の」
泉さんの言葉に我にかえる。
「…。」
何が何だかわからない。封鎖?疫病?どれもいまいち現実味に欠け、
自分がなにをすればいいのかさえ思いつかない。
「どうしよう…。」
『ガラガラガラー』
小さくつぶやいた声を掻き消すように、表のシャッターが開く音がした。
毎朝聞く音も、いつもより大きく響く気がした。

>>169「誰か来たよ」
その声に小さく頷き、机の上を震える手で探る。
うん、見事に何もない。
泉さん、任せます!心の中でそうつぶやき様子を伺う。

見覚えのある二人が見え、ほっと息をつく。
泉さんと若者…確か春日部君のやり取りをみながら宮沢さんに話し掛ける。
「宮沢さん大丈夫?
テレビではなんか封鎖とか疫病とか物騒な事しか言ってないんだけどさ。」
「ま、ひとまずコーヒーでも飲みますか。」
部屋に篭った時に入れたコーヒーを3人に配り、再び机に座る。
「はあぁぁぁぁ。どうしたらいいんだろ?」
大きくため息をつきながら誰ともなしに問い掛ける。
175宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/19(月) 10:00:44 ID:K8MWHLJhO
【1日目 20:00 2F『日の出書店』 9】

春日部さんの質問に泉さんが応じた。
>>172「自分で見ればいい」
そういうと泉さんは椅子に腰掛け、何か考え事をしているようだ。
んーなんとも愛想の無い。ヤな感じの人だな。
誰を殺したのか単刀直入に聞いてやろうかしら…。

イラつく様子を察してか…笠原さんが声をかけてきた。
>>174あ、大丈夫ですよ?珈琲頂きますね。」
珈琲を飲みながらテレビの方を見る。
笠原さんの話では封鎖疫病などと報道されてたらしい…ほぼ新聞に書いてあったことと変わらないなぁ。

「救助は来るんですよね?だったらここに私達がいることを示さないと救助から取り残されますよ。
さっき外見たんだけど、とても出れる情況じゃないし…屋上に何か目印出したらどうですか?
一階にいる何かもどうにかしないと…あ!御堂くんやあの子供…一階にいるんじゃ!?」
176春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/19(月) 17:44:57 ID:D3oEoQ/VO
【1日目 20:00 2F『日の出書店』 10】

>>172あ〜、駄目だ…やっぱりコイツ超苦手タイプだわ…会話にならねぇ。
少し呆気にとられていると>>174笠原さんがテレビでの内容を教えてくれた。
「疫病ねぇ…まさか風邪みたいにうつったりしないよね?」
まぁ、何にしても情報が少な過ぎる…
>>175「あっ、忘れてた!そういえば高校生くらいの男の子を助けて‥あいつどこ行ったんだ?
あぁ、それと‥さっきも言ったけど1階はやめた方がいいよ。外の化け物より厄介なのが潜んでいるし、仮にあいつらが1階に居ても助けに行くべきじゃないよ」
177御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/19(月) 18:38:12 ID:ZukfzP990
【1日目 21:00 1F nice sport→エスカレーター前 1】
暗さに大分目が慣れてきた。そろそろ行くか。
ポケットから折畳みナイフを取り出して開き、右手に握った。
「見つかんなよ。」
伊藤にそう言い残して俺は立ち上がった。
命がけのかくれんぼからは抜けさせてもらわないと。

 深く静かに呼吸し、足音を立てないよう注意し、入口に近付いていく。
あの化け物は入口に近いところをウロウロして店の奥には行こうとしない。
化け物を入口から離すため、近くの棚にあったハンドボールを店の奥にぶん投げた。
<…ガシャッ!>
結構大きな音がしたけど、何に当たったんだか。
化け物が狙い通り入口に背を向けて歩き始めたのを確認して、小走りで扉に向った。

 「ふー…。」
大きく息を吐き出す。…出られた。化け物に気付かれることもなかったようだ。
アイスも後ろにぴったりついてきた。俺は何も失っていない。
エスカレーターまで来て立ち止まった。ここで伊藤を待とう。
アイツ上手くやれたかな?あの物音でけっこう時間を稼げたと思うけど。
「今…何時だ?」
もう陽は落ちた。今日はここで一晩過ごすことになんのかな…。
ブロードウェイの外からは呻き声が聞こえる。化け物が集まってきたようだ…。
178泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/19(月) 20:13:30 ID:U7ebrQiYO
【1日目 21:00 2F 日の出書店 2】

助けに行かない方がいい、か…
それに、外の様子は俺は全く分からない。

「あのさあ…」
笠原君がいれてくれたコーヒーをすすりながら、
みんなに向かって声をかけてみた。

「テレビはアテにならなかっただろ…
助けが来るかどうかも分からないってんだからな」
カップを置いた。

「俺は、何とかして逃げたいと思ってるんだけど…
それも一人では難しいと思う。
せっかく集まったんだからさ…ちょっと情報交換しとかない?
一階って、今どうなってんの?」
それに、外の様子も知りたい。

この中で、奴と殴り合いをしたのはきっと俺だけだ。
いざって時には、参考になると思うなぁ…
179笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/03/20(火) 00:16:57 ID:seyb6hKhP
【1日目 21:00 2F 日の出書店 3】

伝染るのか?助けは来るのか?どこを封鎖してるのか?
分からないことはたくさんあるのに、俺らにできることはほとんどない。
そんな現状じゃ春日部君の言うとおり助けに行くなんて事は考えないほうが
いいのかもしれない…。

ったく、なんなんだ?この現状。
泉さんは逃げるのか…。春日部君、宮沢さんはどうするつもりなんだろう。
まあ、逃げるにしてもこの暗さじゃ明日だよな?

「情報交換ですね…俺は階段上がった後すぐにここに篭っちゃったんで
何も知らないんですよね。お役に立てなくてすみません。」
皆の顔を見ながら軽く肩をすくめる。

あーちょっと恥ずかしいなぁ。
180伊藤 男 17 ◆bg5irfTuqA :2007/03/20(火) 00:28:07 ID:kJ8mEqH7O
【1日目 21:00 1F-nice sport→エスカレーター前 3】

<ガシャッ!>
小走りで去る御堂に気付かずに、あいつは物音へ向かって行く。

ヒタ ヒタ ヒタ…

裸足で歩く音が目の前を通り過ぎた。
ゆっくり、静かに立ち上がる。
呼吸や衣擦れの音さえもどかしく感じながらゆっくりゆっくり出口に近づく。

今のうちに…焦るな…
出口の取ってに手を掛け、音を出さないよう開け、閉める。
見つからないうちにエスカレーターへ行き、そこで大きく息を吸った。

「助かっ…たぁ…。」
「…二階にはまとも人がまだいるんだよな?行こうぜ。」
そう言ってエスカレーターを登り始めた。
181春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/20(火) 11:18:51 ID:CRfSho6TO
【1日目 21:00 2F『日の出書店』 5】

>>178「情報交換って‥別にいいけどお前さ、ちょっと勝手す……」
…待て待て、今は言い争いをしても意味ないだろ?コイツはこういう奴なんだし‥大人になれよ晴一。
気を取り直し>>179笠原さんに続き話し出す。
「あ〜、そうそう。情報交換ね?1階にいる化け物の事なんだけど…アレは外に居る化け物と比べても少し異質なんだよね。鍵を使ってドアを開けようとするのを見たし‥なんつ〜か、その…人並みに知能がある感じなんだよな。
だから、とっとと逃げるのには賛成だよ…その方法があればね」
182泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/20(火) 12:20:38 ID:13Kuxn0k0
【1日目 21:00 2F 日の出書店 6】

>>179「あぁ、まあしょうがないね」
笠原君は何も知らないらしい事は大体分かってた。

しかし気になるのは、1階の状況だ…
>>181「なるほど…そりゃあ、ちょっとめんどくさそうだな。
俺が見たのは、なんかもう動物みたいだったよ」
個体差があるって事か…

「逃げる手段は、無いことも無い。俺、車で来たからね」
そう言って、車のキーをクルクル回して見せた。

「問題は、その化け物がいる1階と、どうなってるか分からない車までの道を
無事に切り抜けられるかどうかって事なんだ…
俺がまだ逃げないでこんな所にいるのは、それがわからないからなんだ」

奴らは恐ろしい…1匹くらいならいい。
でも、外に出たとたん何匹も寄ってこられちゃかなわない。
その考えが、俺に外に出ることを踏み切らせないでいる…
まだ、賭けに出るには勝算が無い。

「1階、ちょっと覗いてみようか…?」
吹き抜けから覗くくらいならいいだろう。
ずっとここにいても、埒があかないぞ…
183追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/03/21(水) 04:19:44 ID:fGGrNfLh0
【1日目 21:00 北酒店 7】
何軒か隣の古着屋からかっぱらった革ジャン、グローブ、ブーツを身につける。
・・・あいつら普通に殴ったり噛み付いてきそうな雰囲気だからな。

ついでに発見した工具類をこれまたかっぱらったリュックにねじ込む。

酒屋の一階に出前用のバイクを発見。
半分ガソリンを抜いて酒の瓶に詰め、火炎瓶を4つほど作り、リュックに入れる。

よっしゃ、準備完了。
シャッターを開け、バイクで飛び出す。
ハンティングタイムスタァァァァト!
184宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/21(水) 08:47:54 ID:ncdY7PHhO
【1日目 21:00 2F『日の出書店』 8】

3人の話しに、時折相槌を打ちながら聞いていた。
3人共、今すぐ1階へ行くのには反対みたいだ。
それを聞いて、内心ホッとした。

>>176春日部さんの言った疫病が感染するのかがなにより引っ掛かる。
外の状況からいって可能性…あるわね。
話すか否か迷っていると、>>182泉さんが1階を覗くことを提案した。

「あ、ちょっと待ってもらっていいですか?」
咄嗟にそう呼び掛け、考えを話し始めた。
「3階の窓から外見たら、ウジャウジャいましたよ…あのままじゃ外へ出れないですよ。
泉さんの車はどこに停めてあるんですか?」
場所によっては、化け物に出くわさず逃げれるかもしれない。

「それで推測なんですが…昨日まで居なかったのに、こう急激に増えるってことは感染症なんじゃないかと思うんですよ。
感染源だの感染経路が分からない今、出来る限り万全の注意をはらっておかないと…。」
そこまで言って口篭った。
注意って言っても何をどうしたら?血液やら体液感染なのか、空気感染なのか…空気ならもう感染しているかもしれないのに…。
埒のあかない話の為に引き止めたことを後悔した。

「…あの、引き止めてすみません。1階にいる化け物に見つからないよう、気をつけて下さいね。
私はここで待ってます。」
185御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/21(水) 21:33:38 ID:9om1nfZu0
【1日目 21:00 1F→3F→2F 日の出書店 9】
 エスカレーターは下りになっている。上にいるヤツらが操作したな。
これなら鈍い化け物どもは上れないだろう。俺達も上るのが面倒になるけど。
「しょうがねえ…。」
アイスを抱き抱えエスカレーターを一気に駆け上がりはじめた。
エスカレーターを逆走するのなんて小学生以来だ。
それにしてもこのエスカレーター、3階まで直通にしないで2階でも降りれるようにしろよ。
 
 エスカレーターを上りきって着いた3階には、人の姿も化け物の姿もない。
人がいないのは当たり前か。どっかの店に隠れてるんだろ。
どこだろう。ジムは違うな、電気つけっぱなしの扉開きっぱなしだから。…閉めろよ。
「エスカレーターを上ってるとき見たんだけど、日の出書店のシャッターが上がってた。行ってみよう。」
伊藤を促し、2階に降りるべく北階段に向う。

 2階に下りて駆け足で日の出書店の前まで来た俺は、ゆっくりと日の出書店に足を踏み入れた。
店内には、紙とインクの匂いが混じったような本屋独特の匂いが漂っている。
「笠原さん?御堂です。」
化け物と間違われて奇襲されたりしたら困る。
声を出しながら、薄暗い売り場を店の奥へと進んでいく。
186追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/03/22(木) 02:06:03 ID:NI//wsP30
【1日目 21:00 北酒店→サンモール路上 10】
店を出て10メートル位のところに一人・・・一匹居やがった。
バイクの音に気づきやがったのか、こっちに向かってきやがった。

右足がほとんど千切れかけていて、ギクシャクした動きだ。
「クァァァァァ・・・」
うめき声。

バイクを停めて、素早く駆け寄る。
「オッルルラァァァ!」
千切れかけた足をブーツで思いっきり蹴飛ばす。
受身も取らずに地面に倒れる。
倒れたところを蹴る、蹴る、蹴る。
いくら蹴っても痛そうなそぶりは見せない。
「ッダォラ!」頭を蹴る。急にピクピクしながら動きを止める。
・・・やったか?
187宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/22(木) 19:19:29 ID:M8hrLj68O
【1日目 22:00 2F『日の出書店』 1】

不安煽ること言っちゃったかなぁ…。
前言に一人気まずい思いを抱え、沈黙した。

>>185「笠原さん?御堂です。」
入口の方から声がする。
犬特有の息遣いと共にその姿が目に映った。

>>185御堂くん!どこに行ってたの?化け物に襲われなかった?怪我は無い?
なんか…一階にとんでもないのがいるらしいから気をつけて。
あれ?あの子は?一緒じゃないの?」
一緒にいるとばかり思っていた子供の姿が無い。
さすがに放っとくわけにはいかないな。

「あの子捜しに行った方がいいんじゃないですか?
それと一階のその化け物が人並みに知識あるのなら、じきに二階へ来るんじゃないですか?封鎖するとか、対処しときませんか?」
188泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/23(金) 00:35:22 ID:WuP94yAQO
【1日目 22:00 2F 日の出書店 2】

「さて…」
店を出ようとすると、宮沢さんに引き止められた。

外には奴等がうじゃうじゃいるらしい…
良かった、早まらなくて。
感染がなんだと言っていた…可能性は否定しないが、
そうたやすく感染するもんなら今ごろとっくに俺たちは奴等の仲間入りだ。
そう悲観する事もあるまい。

「俺の車は、今朝みんなが集まってた所のすぐ近くだよ。
シャッターが閉まってたから、そこに停めてそのままだ」

さて、行くか。
席を立った時、また誰かが店の中に入ってきたようだ…

また、見覚えのある顔だった。御堂君だ。
ちょうど、出入り口で鉢合わせになった。

>>185「君か。今まで何やってたんだ?」
確か、管理事務所に行った時は一緒にいたはずだった…
189御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/23(金) 10:37:08 ID:2dkzgVNJ0
【1日目 22:00 2F 日の出書店 3】
 なんだ、随分と賑やかじゃないか。
食後のコーヒーでも飲んでたか?
「大丈夫です、怪我はありません。あの男の子がどこにいるかは…わかりません。」>>187
管理事務所から連れ出してからは行方がわからない。
自分の目的に気をとられてたんだ。
…一階に行けば山本さんの死を確認できると思ったのに、死体は見つからなかった。
「管理事務所から逃げ出した後一階に行ったんですよ。通用口を施錠して、その後nice sportに。通用口の鍵穴に刺さってた物は貰っておきました。」>>188
そう言って、ポケットから足りだした鍵束を皆に見せた。
「宮沢さんの言う化け物にも遭遇しましたよ。見つかる前に逃げてきましたが。」
俺はあの化け物について詳しく話した。といっても情報は多くない。照明を消したこと、包丁やクラブを使っていたこと。人語を呟いていた事。
化け物どものことを考える度、怒りと恐怖が際限なく湧いてくる。ひとかけらの哀れみも。
「ニヤニヤ笑ってやがった、あいつ。」

 「そういえば、管理事務所にいた化け物はどうしました?」
取り押さえて縛り上げるより殺した方が簡単だし多分殺ったんだと思うけど、一応確認しておこう。
あの化け物ども、まさか不死身なんてことはないよな。
「あとエスカレーターが下りになってましたけど、他にはなにかやりました?」
伊藤に防火扉を閉めるよう指示したのは春日部だったな。そのことは他の人に言ってあるのか?
折畳みナイフを閉じてポケットに押し込み、溜息をついた。
あれだけ危険な目にあって収穫がナイフ一本と鍵束じゃちょっと寂しい。
…それにしても伊藤遅いな。
190春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/23(金) 11:07:38 ID:LnLuotcHO
【1日目 22:00 2F『日の出書店』 4】

>>187「一応、あの化け物がこっちに来れないように手は打ってあるよ」
防火扉やエレベーターの事等を説明し終えてから―
「どこまで通用するのかわからないけどね…」
―と最後に付け加えた。
>>189御堂が合流して今までの経緯を話し始めた。
あの化け物の話しには驚愕したが、それ以上にコイツの無鉄砲さに呆れた…
「お前何で『NICESPORT』なんて寄ってんだ?俺は確か1階に化け物が居るかもしれないって言ったよな?
大体、小僧もそうだが一緒に居た少年も何処に行ったんだ?お前一緒に居ただろ?」
191泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/23(金) 15:14:37 ID:WuP94yAQO
【1日目 22:00 2F 日の出書店 5】

「あー」
御堂君の質問に答えようとしたが、また春日部君得意の質問攻めが始まった…
やっぱりこの男、一問一答の会話が出来ないらしい。
せわしない奴だ…俺は引っ込んでいよう。
俺の話が聞きたいのなら、俺に出番も回ってくるだろう。

とりあえず、一階の様子はある程度分かった。もう立ってても仕方ないな…
俺はイスに座り直すと、またコーヒーを手にとった。
しばらく話を聞いていようか。

障害をどうやって排除するか、ヒントくらいはあるかも知れない。
192宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/23(金) 18:27:51 ID:UBhl4i76O
【1日目 22:00 2F 日の出書店 6】

>>188泉さんの車はあの辺りか…車で逃亡する際は従業員通用口か北口が近い。
辿り着くためには化け物を退かさないとな…誘導する方法があればなぁ。

策を考えていると>>189御堂くんが今までにあった出来事、状況を話し出した。
御堂くんは戦利品のように鍵束を見せた。
凄いなこの人…一階の例の化け物と遭遇したってのにたいして動揺もしてないし、無傷だし。

>>189怪我が無くてなによりだわ。
その化け物だけど、聞いた限りじゃ殺人鬼よね…武器使ったり目くらまししたり、表情があったり喋ったりして。
化け物というより人に近いんじゃないですか?」
外にいる化け物も元は人間なんだろうけど理性や知能は感じられない。
一階のは変異途中なのか?進化した化け物なのか?
分からない事だらけだ。
193御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/03/23(金) 19:57:39 ID:MUZ7IYgQ0
【1日目 22:00 2F 日の出書店 7】
「例の化け物を見た時は驚きました。管理事務所にいたやつに毛の生えた程度だろうと思ってましたから。」
ここで俺は一階にいた化け物の行動について話した。床をクラブで叩いたり、店の入口を離れて音のした方に向ったりしたこと>>177
「あの化け物には確かに知能があるけど、単純で間抜けな部分もある。」
罠とか簡単に引っ掛かりそうだよなー。有効な罠が今のとこ思い浮かばないけど。

春日部が質問を次々に投げつけてくる。
この人>>190見てると落ち着けよって言いたくなるね。溜息をつきたくもなる。
「なんでって、店の合鍵を手に入れたし欲しい物があったから、ですよ。」>>190
春日部に目をくれることなく無表情のまま淡々と話した。
話し終わって春日部を一瞥する。見事な呆れ顔だ。どうぞ勝手に呆れてくれ。
「あなたの言う少年…伊藤とは化け物から逃げた後、エスカレーターを上り3階に着いた時まで一緒でした。」>>190
伊藤は俺についてくるとばかり思っていたのに。少し心配だな。

さあ、これからどうしよう。伊藤や男の子の様子を見に行った方がいいかな…。
「まだ地下の状況は確認してませんよね。」
思いついたことをそのまま呟いた。もう化け物でいっぱいなんてことになってなきゃいいな。
「ああそうだ、俺が来るまでどんなことを話し合ってたんですか?」
何時間もコーヒー飲みながらボーっとしてたわけでもないだろう。
194春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/24(土) 10:57:04 ID:13OvVmxMO
【1日目 22:00 2F『日の出書店』 8】

>>193……おぉ?
コイツは理解できないぞ‥これってジェネレーションギャップかな?
『欲しい物があった』って…そんな理由でわざわざ身を危険に晒して平気なのか!?
大体、戦利品のように合い鍵を見せるがそんな物、管理事務所に行けばマスターキーがあるんだし…
俺にはコイツの行動パターンが理解不能だ…ただ、一つだけ言えるのはコイツと一緒に行動するのは控えよう。
どう考えても自ら危険に飛び込む破滅型の人間にしか見えねぇ。
>>193「あ〜、そう。じゃあ、俺小僧達を捜しに行って来るわ」
195追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/03/25(日) 06:25:23 ID:/9sY4EEU0
【1日目 22:00 サンモール路上 9】
>>186
ピクピクした動きが段々弱まり、完全に動かなくなった奴を
改めてじっくり見る。

「うわ・・・すっげ。」
足はほとんど千切れかけ、内臓が飛び出して、腕、首、いたるところに
噛み千切られたような跡がある。
普通死ぬだろ・・・。ドラッグ・・・?しかも新種の、かなりやべえ奴・・?
こいつら、いったい何なんだ・・・生きモンなんか・・・?

「ァァァッッァァァァォォァ」
おっと、向こうにも1匹、んで、後ろに2匹。

「んだテメェラごるぁぁぁぁ!!」
破壊衝動で恐怖心を打ち消し、塗りつぶし、奴らに向かっていく。
殺し祭りだゴルァ。
196宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/03/26(月) 05:10:12 ID:tE0N1WavO
【1日目 22:00 2F 日の出書店 10】

>>193御堂くんが例の化け物の話を聞かせてくれた。
聞く程に益々人間クサさを感じる。
なるほどね、知能はあるがその人間的なとこを上手く突けば勝算はあるかもね。
私はそんな危険な賭けには出たくないけど…。
あえて化け物の話には口を出さず、頷くに留まった。

御堂くんがふと、地下の状況についてと今まで何を話していたか尋ねてきた。
>>193そうねぇ…あ、テレビの放送を観たんだけど、電波が悪いのか音声だけでそれも途切れ途切れだったわ。
まぁ、内容もたいしたもんじゃなかったんだけど。
多分私達のが状況を理解してるんじゃないかなぁ?」
またもあえて地下については振れなかった。
確認の為に借り出されたらたまったもんじゃない。

>>194「あ〜、そう。じゃあ、俺小僧達を捜しに行って来るわ」
えっ?ちょっ…どうしよう…。
春日部さんの言葉に動揺をあらわにした。
あの子は心配だけど命取りな事はイヤだよ…でもここにいたら御堂くんか泉さん辺りが地下へ行こうと言い出し兼ねないし。
「ちょっと待って!春日部さん。あの、皆さんはこれからどうするつもりですか?」
197追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/03/26(月) 20:57:38 ID:1nbfCfa70
【1日目 23:00サンモール 1】
「ナメてっじゃねっぞァら!」
近づいてくる3匹のうちの一匹に走りよりざまにスパナを振り下ろす。
倒れ掛かりそうになるそいつを近づいてくる2匹に向かって蹴り飛ばす。

巻き添えになり2匹は倒れこむ。
「っしゃッッ!」
止めをさそうとして気づく。
10匹・・・いや、15匹。いや、もしかしたらそれ以上。
どこから沸いてきたのかいたるところから奴らが現れやがった。

「やっべえ!」
バイクに駆け寄り飛び乗る。
逃げるっきゃねえ。
198本当にあった怖い名無し:2007/03/27(火) 19:39:13 ID:Nzhkl5IqO
定期アゲ
199笹山 46 男 ◆6KVcpBNXy. :2007/03/27(火) 19:53:10 ID:xjNmm/aBO
【一日目 23:00 B1 地下駐車場 2】

ゾクッ……
何か分からないが背筋に冷たい物を感じた
辺りを見回してみたが、周りには車が二、三台止まっているだけで何ら異変はない
私の思い過ごしだったのだろうか
「早く店に向かわねば……」
こんな事に時間を割いている暇は私には無いのだ
足早にエレベーターに向かい
タンを押す 反応が無い 普段ならボタンを押せば 光を発するはずだ
もう一度押してみたが やはり反応は無い
「階段で上がるしか無いのか…
面倒臭いな… これだから安っぽい場所は嫌なんだ……」
思わず 愚痴ともとれる独り言を言ってしまった
正直、この年になると 辛いとまでは行かないものの 階段を利用すると疲れるし 階段を使うにもならない
だが 非常時であれば仕方がない
私は階段を一段 一段 踏みしめながら上っていった。
200本当にあった怖い名無し:2007/03/27(火) 20:11:19 ID:fnNY601z0
200get
201春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/03/30(金) 16:27:34 ID:/1wau3/FO
【1日目 23:00 2F『日の出書店』→EAST通路 3】

>>196宮沢さんに呼び止められたがそのまま『日の出書店』を後にした。
通路に出て吹き抜けから下を見るが少年の姿も小僧の姿も無かった。
「1階に下りる訳には行かないし、上に上がったと信じるしかないか…」

…しかし、これからどうしたもんかね!?
脱出するにしてももう少し外の情報が欲しいよなぁ。
脱出したものの何処まで行っても化け物だらけってんならここに居た方がマシだしな…
「まぁ、わからねぇ事をうだうだ考えても仕方ないか」
そう呟きながら南階段へと向かった。
202泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/03/31(土) 15:53:11 ID:uRk7kowGO
【1日目 23:00 2F 日の出書店 4】

どうするったってなぁ…
今のところ、脱出するのに有効な策は浮かばない。
ひとつ確かな事があるとすれば、俺がここにいる意味が無くなった事だ。
俺は、残りのコーヒーを一気に飲み干した。

「ごちそうさま。俺は店に戻るわ」
それだけ言って席を立った。
戻ったって、する事なんか無いけどな…今はあそこが、俺のスペースだ。
暇潰しに模型でも組むか…もうこんな時間なんだから、
誰の邪魔も入らないだろう。

「じゃあね」
俺は店を出た。

…そうだ、夜食を調達しに行こう。
ジムに行けば、飲み物とクッキーは売ってる。
俺だって会員なんだから、食ったっていいだろう。

俺は、ゆっくりとした足取りでジムに向かった。
203笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/03/31(土) 23:42:09 ID:e8WD8ud7P
【1日目 23:00 2F 日の出書店 5】

結局、たいした話し合いにはならず、春日部君、泉さんはここを出て行った。
まあここにいたってなぁ…。
どっちにしたって外が危険なのに変わりはない。
しかも1階にはバケモノだって?話す?道具を使う?
俺らと変わらないじゃないか…気持ち悪い。

とりあえず残った2人に話しかける。
「2人はどうするの?俺としてはここにいて欲しいんだけど。」
204御堂 男 17歳 ◆XeSwcOIqhc :2007/04/01(日) 00:34:34 ID:Y2iqVEph0
【1日目 23:00 2F日の出書店 6】
二人が出ていって、店には3人と一匹が残った。
「俺は、男の子や伊藤を探しに行きます。ついでに何か食べる物も探しに。」
どんな状況だろうと腹は減るもんだな。
俺と目が合うと伏せていたアイスは立ち上がった。
「それが終わったら戻ってきますね。」

 アイスをつれて日の出書店を出た。
もう11時だ。広い館内は相変わらず静まりかえっている。
手摺から身を乗り出し、一階を覗いてみる。
「…。」
誰の姿もない。あの化け物は今どこにいるのか。
地下の様子も気になる。
これからどうする、いやどうしたい?

「…よし。」
205追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/04/01(日) 03:19:57 ID:oJFws32J0
【1日目 23:00 サンモール 7】
「だぁーっ!くそが。」
どこに行っても奴らが居やがる。

火炎瓶で道を作りつつバイクで逃げ回ってたが、
火炎瓶も後2本。やっべー・・・

狭い道を走っていると、急に太い道に出た。
確かここを左に行けばブロードウエイだったな。
とりあえずあっこに隠れるか。
206泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/01(日) 06:55:41 ID:c6vjNMjDO
【1日目 23:00 2F Yellow-Sparrow 8】

ジムの自販機で牛乳とクッキーを買い、俺は店に戻った。

とりあえずデスクに座り、牛乳を飲む。

「はー」
なんだか疲れた。俺はイスでグルグル回りながら、とりとめも無く考えた。
退路なし、か。少なくとも安全なのは。
脱出プランは完全に暗礁に乗り上げた格好だ。
こんな時、何を考えるべきか。俺の意見は?

「面倒はごめんだ」
これに尽きるな。俺の愛するジーザスもそう言ってる。
だったら…これ以上、俺にやれる事は無い。
今日は店じまいだな…

俺は店のシャッターを閉め、事務所のドアも内側からロックした。

さて、一眠りするか…
宿泊設備が無いのはいかんともしがたく、俺はイスに深く腰掛けて目を閉じた。
207春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/04/01(日) 11:44:50 ID:7+24nRy6O
【1日目 23:00 2F-EAST通路→3F『JIPNESS O野』 9】

3階に上がり二人を捜し通路をぐるぐると廻っていると>>206ジムから突然泉って奴が出てきた。
「おわっ!‥おま‥いつの間に?」
そう喋り終わる前に泉は俺を無視してスタスタとその場を去って行った。
「あいつ………美味そうな物持ってたな!?」
ジムに入り自販機を見つけクッキーと牛乳を買おうとする。
「おぉ〜‥財布忘れてんじゃん…俺」
ポケットを探るが出てきたのは針金とペンチとコンビニのレシートだけだった。
「あれ?俺もう一つ何か持ってなかったっけ?」
208宮本 30 ◆FVZMqM1RMo :2007/04/01(日) 12:23:40 ID:IL67UM+V0
あー・・・頭が痛い・・・。
・・・なんで便所にいるんだっけ?なんで便器に座ったまま寝てるんだっけ?
えーと・・・昨日は・・・今日が非番だから友達と食事にいったんだ。確か銀杏亭・・・だったよな?
で、調子に乗ってがばがば飲んでちょっと暴れちゃって店の人に注意されて・・・追い出されて・・・
そうだ!気分が悪くなって便所を探しているうちにここに来たんだ!で、ずっと寝てたわけか・・・馬鹿みたい。
さて、どうしようかなぁ・・・別にすることないし、とりあえず家に帰ろうか。
「よいしょっ・・・と」
あー・・・体が重たい。最近勉強ばっかりで剣道してなかったからなぁ・・・やっぱり、ジム行くべきかなぁ。
そういえば・・・ここってジムあったよな・・・。こんな時間だけど、とりあえず行くだけ行って見ようかなぁ・・・。
あー、頭がふらふらする・・・。
209宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/02(月) 04:47:27 ID:LgEMoZ20O
【2日目 00:00 2F『日の出書店』 1】

>>201春日部さん>>202泉さん>>204御堂くんは各自それぞれに店を出て行った。

皆怖いもの知らずと言うか身勝手と言うか…こんな時単独行動は危険という概念は持ってないのかしら?
ーったく…。

頼りなさげに感じる笠原さんだけど、唯一頼れる気がした。
>>203…みんな、行っちゃいましたね。とりあえず私は暫くここで待ちますよ。御堂くんは戻ってくるつもりみたいですし。
あ、テレビとラジオつけておきましょうか。いつ放送がやるか分かりませんからね…。」
気まずさをごまかすように少し早口に喋るとラジオに耳を傾けた。
210春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/04/03(火) 11:18:32 ID:yGikaRifO
【2日目 0:00 3F『JIPNESS O野』→2F『日の出書店』 2】

「ふぅ‥しかしこれだけ捜して居ないって事は…」
頭をブンブンと横に振り頭に過ぎった考えを振り払った。
「とりあえず戻るとするか」
『日の出書店』に戻ると中には笠原さんと宮沢さんが残っていた。
「いや〜、まいったまいった‥あの小僧何処に隠れてんだか全然見つからねえよ。
まぁ、それはそうとさ‥二人共お腹空かない?
ジムに自販機見つけたんだけど二人の分も買って来てやろうか?」
そう言って二人に向かって手を出した。
「あと俺の分も出してくれると助かるんだよね」
211追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/04/03(火) 19:51:58 ID:IsUPS+kk0
寄ってくる奴らをすり抜けながら、ブロードウェイ入り口に近づく。
予想通り入り口は閉まっている。
ちっ、やべえな。
おっ、隣のビル側に窓が有る。よっしゃ。バイクを乗り捨て、ビルに駆け寄る。
雨どいを伝って2階によじ登る。
手を怪我しないように服の袖に手を隠してガラス窓を叩き割る。
「ガッシャーンッッ!」
かなりでかい音がしたが、構わず中に入り込む。
212宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/04(水) 02:09:22 ID:Hu4WoFSMO
【2日目 0:00 2F『日の出書店』 4】

ラジオのノイズをぼんやり聴いていると、春日部さんが喋りながら戻ってきた。
あの子見つからないんだ…どっかに隠れてくれてればいいけど…。
悲鳴も泣き声も聞こえないし、居場所も分からぬまま捜し歩いてこっちに危険が及ぶのもなぁ…。

>>210きっとあの子はどっかに隠れてますよ。
そのうちひょっこり現れますって。
お腹…空いたといえば空いたかもしれませんね?
お金はいいですけど、また一人で行く気なの?」
バックの財布を探りながら話した。
213笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/04/04(水) 12:12:04 ID:OfZU98E4P
【2日目 0:00 2F『日の出書店』 5】

春日部君の差し出した手をじっと見つめていると、宮沢さんが尋ねる。
>>212「…お金はいいですけど、また一人で行く気なの?」
その言葉に遮るように話す
「春日部君買ってくれるの?じゃあ、お願いしよっかな。お金は…はいっ。」
金庫の中のつり銭用の袋から1000円札を10枚取り出し、渡す。
「どうせだからさ、買えるだけ買ってこない?でみんなで分けようよ。」

緊急事態だし、大丈夫だよなぁ。脳裏に『使い込み』の文字がよぎる…が、大丈夫大丈夫。
もしもの時は強盗です!で乗り切れるよな〜?
214宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/04(水) 18:27:49 ID:Hu4WoFSMO
【2日目 0:00 2F 『日の出書店』 6】

笠原さんはワタワタと忙しく動き、春日部さんにお金を渡した。
お願いしよっかなっ…て、一人で行かせる気?
買えるだけと言うなら皆で行って運んだ方がいいのに…そうだよ、いっそ全部。

>>210>>213あの、3人で行って在庫とかも全部持って来ちゃいませんか?
お金は別に後からでもいいじゃないですか…こんな状況なんですから。」

>>211「ガッシャーンッッ!」
2人の返答を待っていると、館内でガラスの割れる音がした。
その音はここから程遠くないように感じた。

「今、ガラスが割れる音…聞こえましたよね?
このフロアっぽかった…。下から化け物が上がって来たんじゃ…。」
無意識に小声で話す。
傍らに置いてあるモップの柄を握り絞めていた。
215追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/04/05(木) 09:58:45 ID:h0hsUvQR0
【2日目 0:00 サンモールa-dショップ2F 7】
窓から部屋に入る。すぐに暗さに目が慣れる。
ラックに携帯がずらりと並び、部屋の隅には、イメージキャラクターなのか、
アイドルの等身大のポップが置かれている。
ここは・・・携帯屋か?

シャッターを開けてフロアに出ようとしてふと気づく。
ここにも奴らがいねーとは限らねーよな。
身構えながらシャッターを少しだけ開け、外の様子を伺う。
216宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/05(木) 11:47:26 ID:kEdi63esO
【2日目 0:00 2F 『日の出書店』 8】

ノイズしか流れないラジオを消し、耳を澄ました。
あの化け物特有の唸り声は聞こえてこない。
館内にいる人が硝子割って外へ出たとは考えにくい。だとすると…。

「化け物の声しませんね…もしかすると、誰かが逃げ込んできたのかもしれないですよ?」

一旦モップから手を離し、バッグから最低限必要と思われる物をヒップホルダーに詰め込むと、再びモップを手にしその時を待った。

「…見に行きませんか?」
217泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/05(木) 18:03:13 ID:mvkA0jEn0
【2日目 0:00 2F Yellow-Sparrow 9】

「…!」
少しの間うとうとしていたが、俺は目を開けた。
どこかでガラスの割れる音がしたからだ。何だろう?
このフロアの店はほとんど施錠してあるはずだ。
それに中にいる人間がガラスを割る必要はないと思える。
外から割られたと考えるのが普通だ。

事務所のドアを開け、少しだけ顔を出して
周りを見回してみた…何もない。やっぱりどこかの店の中か。

ちょっと、探検してみるかな?
単なる好奇心だが、音の正体を確かめないことには落ち着かない。
俺はフロアに足を踏み出した。
218春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/04/07(土) 11:44:35 ID:N18NS1pyO
【2日目 0:00 2F『日の出書店』 10】

>>212>>213俺の申し出に二人共気持ち良くお金を出してくれた!?
>>214宮沢さんの提案でとりあえず皆で行く事になり店を出ようとした――
その時>>211硝子の割れる音が館内に響きシャッターに伸ばした手が止まる。
「…今‥音したよね?」
>>216『化け物の声しませんね…もしかすると、誰かが逃げ込んできたのかもしれないですよ?――見に行きませんか?』
様子を探る俺に宮沢さんが問い掛ける。
「いいけど…何かあったらすぐ逃げるよ、俺」
シャッターをゆっくり開け左右を確認してから通路に出る。
219宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/08(日) 00:38:34 ID:GBI1dhPlO
【2日目 1:00 2F『日の出書店』→EAST通路 1】

‥えっ?今なんて?逃げるって?アンタねぇ。
見に行こうと言った私へ、耳を疑うような言葉を彼は発した。
>>218そう…じゃあ私もそうするわ。」
春日部さんへ冷たい視線を送りながら言った。

春日部さんがシャッターを潜り通路へ出て行く。
>>213笠原さんも準備して来て下さいよ?先に行ってますからね。」
そう告げると春日部さんのあとを追い通路へと出た。

周囲を見回す。
どこのガラスが割れたんだろ?…あ、泉さん!
泉さんの傍へ駆け寄った。
>>217ガラスの音聞いたんですね?どこか目星はついてるんですか?」
220泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/08(日) 04:41:40 ID:drQVMyKdO
【2日目 1:00 2F EAST通路 2】

おや…宮沢さんだ。
>>219「さあ、どこだろうねぇ…俺もいま出てきた所だからね」

目をこすりながら答えた。
まあ、この階で起こった事に間違いはなかろう。
隣りではない事も間違いない。音が遠かった。
そうなると、向かいが怪しくなってくる。

>>219「それを確かめるために、わざわざ下りてきたの?」
耳がいいんだねえ…それに几帳面だ。

俺は、吹き抜けを回って向かい側に向かっていった。



「…」
これは…携帯ショップのシャッターが少し開いているのを発見した。
これは不審だ。いきなりビンゴを引いたかな?

「あー…そこの君、出てきたら?」
とりあえず、携帯ショップのシャッターに向かって
話しかけてみた。
221宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/08(日) 19:56:24 ID:GBI1dhPlO
【2日目 1:00 2F EAST通路 3】

今出て来たところなのか…寝てたのね、泉さん。
今まで寝てましたと言わんばかりに目をこする仕草が大柄な体には不似合いで、ふと笑いが込み上げた。

わざわざ下りて…って?
何か勘違いしてるようだ。
泉さんの後を追いながら、訂正するように言った。
>>220いや、今まで日の出書店にいたんですよ。
‥で、ガラスが割れる音したんで確認にね…」
そこまで言ったところで、泉さんが立ち止まった。
何か見つけたようだ。

a-dショップ前で泉さんが話し掛ける。
よく見ると、シャッターが僅かに開いていた。
私は数歩下がり、モップの柄をギュッと握った。
222春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/04/08(日) 20:57:16 ID:O/GCBoz1O
【2日目 1:00 2F-EAST通路 4】

>>219『そう…じゃあ私もそうするわ』
冷たい返事だな‥俺何かまずい事言ったかな?
通路に出ると泉って奴も音に気付いたのかそこに居た。
>>220-221どうやら音の出所は携帯屋からのようだ。
シャッターの隙間から人影が見えた気がしたがシャッターには近付かず宮沢さんのさらに後ろに立つ。
「あ〜、俺こういうのすっげぇー苦手…何かそのシャッターに近付いた瞬間『うわぁー』って驚かされそうなイメージ湧かない?」
そう言ってもう2、3歩後退する。
「反応ないなら一気に開けちゃえば?」
223宮本 30 ◆FVZMqM1RMo :2007/04/09(月) 22:12:37 ID:8SOaeICw0
【2日目 1:00 2F-EAST通路 5】
あー頭がずきずきする・・・吐きそう
こんなことならもっと加減して飲むんだったなぁ・・・
>>211 うわっ!びっくりした・・・ガラスが割れた音?
ひょっとして・・・泥棒、か?時間が時間だし・・・ありえなくも無いよなぁ・・・
様子を見に行ってみようかな・・・でも、怖いしなぁ・・・でも、泥棒だったらとっちめないと・・・
よし、何が武器になる物を持っていこう。・・・トイレのデッキブラシあたりでも持っていこうか
そして、今まで来た道を戻りトイレの清掃用具入れを覗き、デッキブラシを手にした。
そして先端のブラシ部分を取り外し、二、三度素振りをする。
・・・よし、勘は鈍ってなさそうだ。・・・強盗め、出会ったら叩きのめしてやる。
竹刀に近い物を手にして強気になったまま、音の鳴ったほうに歩きだした。

>>222 ・・・三人・・・か。・・・強盗には見えんな・・・一人は女性だし。
・・・いや!油断は禁物だ・・・もしかしたら本当に強盗かもしれないんだからな・・・。
竹刀を右手に持ち、ゆっくりと三人に近づいた。
224泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/10(火) 00:16:09 ID:sByulILZO
【2日目 1:00 2F EAST通路 6】

>>221「ああ、そうだったね…」
ちょっと寝とぼけてるな。
しかし、返事がない…シャッター、開けるか?

なんか後ろの方で春日部君もそう言ってるけど…
そんなにビビりちらしながら言われてもな。何しに来たんだろう。

まあ、開けない事には始まらない、か。

>>222「そのつもりだけど…」
後ろを振り返り、そう言いかけた時、気付いた。
>>223誰かいる。棒も持ってる。

>>222「後ろの人、友達?」
225宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/10(火) 07:57:26 ID:8rlx+WSwO
【2日目 1:00 2F EAST通路 7】

>>222春日部さんが怯えを拭うようにブツクサ言いながらこちらへやってくる。
…誰だって得体の知れないものは苦手っちゅうか怖いでしょうよ。てか、あなた女の私より下がるかね。
ハァ…と呆れ気味に小さく溜息が零れた。

>>224泉さんは振り向いて、春日部さんに「そのつもりだけど…」と感情の無い声で短く呟いた。
続けて泉さんは可笑しな事を言った。

後ろの人ぉ?なに、春日部さんを驚かそうとでも?
怯える顔を確認するかの様に振り返った。
すると、確かに何者かの姿があった。

>>223ちょっ!誰!?」
自然と目に力が入り、睨み据える顔をした。
226春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/04/11(水) 00:08:34 ID:ia+J5kE3O
【2日目 1:00 2F-EAST通路 8】

>>224「はぁ?後ろって‥そんなんで俺がビビるとか思ってるわけ?」
半笑いを浮かべながら振り返るとそこには男が立っていた。
>>223「おいおい、何だよお前は?その棒でまさか俺達と殺り合うつもりか?」
デカイな‥ガラスを割ったのはコイツかな?
「言っとくが俺達は怪しい者じゃないぞ、全員店の関係者だ。どっちかっつーと、あんたの方が怪しいんだぜ!?あんた何者だ?一体どこから入ってきた?ここの関係者か?今の状況わかってんの?」
227追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/04/11(水) 00:28:26 ID:Kw9M9WV50
【2日目 1:00 a-dショップ→2F-EAST通路 9】
様子を伺っているうちに外が騒がしくなった。
向こうはこちらに気づいているみてーで話しかけてきた。
>>222「あー…そこの君、出てきたら?」
奴らじゃねーみたいだ。・・・誰だ?

声の数からすると・・・4人・・5人?
まあ、それ位なら何とかなるだろ。
工具を後ろに隠しながら、シャッターを開ける。
とりあえずは笑顔を浮かべてみながら店の周りにいるやつらに声をかける。
「わっり。脅かしちゃった?ごめんな。」
228泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/11(水) 00:46:53 ID:voIWTtM9O
【2日目 1:00 2F EAST通路 10】

ビビらせるって…
>>226「そんな事してどうすんの」

後ろの男…2人の反応からして、部外者か。
しかし、あいつがガラスを割ったんだろうか。違う気がする。
ガラスが割られたのがこの携帯屋なら、外に出るには
シャッターを開けないといけない。でも今は閉まってる。
シャッターを開けたり閉めたりすれば、その音も聞こえたはずだ。
でもそんな音はしなかった。ガラスの件に関しちゃ無関係だろう。

じゃあ、何者なんだ。警備員にも見えない。「そっちの方が怪しい」という
春日部君の意見に、俺は賛成だ。

>>226「あー、荒っぽい事は…」

言いかけた時、携帯屋のシャッターが開いた。
そこには作り笑いの男が一人。
まあ、会話の通じる相手なら何とでもなる。

>>227「ガラス、割ったの?外、どんなだった?」
状況から言って、この男が犯人で、外から入って来た事は
恐らく間違いない。攻撃的な意思も今の所見られない。
我々をとりまく状況も理解しているはずだ…
229追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/04/11(水) 09:35:13 ID:Kw9M9WV50
>>223
>>224
>>225
>>226
男3人に女1人・・・ってうぉ!?
後ろの男でけーなオイ!?

>>228
「ガラス、割ったの?外、どんなだった?」
一人が質問してくる。
「うじゃうじゃいんよ。つーか何なのあいつら。
状況とかわかってんだべ?教えてくんね?」
230宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/12(木) 00:26:00 ID:f8l5JKgjO
【2日目 2:00 2F EAST通路 2】

>>226春日部さんはこちらへニヤリと笑みを浮かべると、後ろの>>223男性へ向かってまくし立てた。

3対1だ、勝ち目はある…てか、>>223彼は別に襲うつもりじゃないでしょ?
男は武器らしき棒を所持してはいるものの、いたって普通の人間に見えた。
棒なら私も持ってるしね。
どう返してくるのかと、>>223男性が口を開くのを待っていると、後ろでガラガラと音がした。

a-dショップから>>227男性が現れ、いかにもな作り笑いをしながら声をかけてきた。
即座に>>228泉さんが男に話し掛ける。
ガラスを割って入って来たくらいだ…色々状況を詳しく知っているに違いない。
男が何を言うか期待が込み上げる。
…が、意外にも端的に寧ろ質問を加えて彼は答えた。
>>229この人もアレがなんなのか、状況もよくは分かってないんだ…。
応答は泉さんに任せよう。

少しガッカリした面持ちで男性に尋ねた。
>>229あなた名前は?怪我はしてないです?アレ、感染症かもしれないんで…。」
231泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/12(木) 01:42:33 ID:Vlvimo7vO
【2日目 2:00 2F EAST通路 3】

>>229「ふーん…」
男の目を見据えた。あまり隠し事のできなそうな感じだな。
言ってる事も嘘じゃないだろう…俺の役には立たないけど。

>>229「状況って言うけどさあ…多分、君の方が
よく知ってると思うよ」
何から言えばいいかな…

「とりあえず、ここからは出られないと思ってもらっていい。
まあ出たいなら止めないけど。
テレビもラジオもあてにならない、外の様子はわからない」

言うべき事はそれくらいか…

「まあ、せっかく来たんだからゆっくりしていきなよ。
でも寝る場所は自分で探してね」

もうこの男に用は無い。そりゃお互い様だろ…

次は、「後ろの男」か。俺の出番は終わりだけど…
面白そうだから黙って見ていよう。
232追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/04/12(木) 08:58:18 ID:EDR2Qmdn0
>>230
俺に話しかけてきた男が答える。
俺とタメか?あんま喧嘩が強そうっつー感じじゃねーな。
「状況って言うけどさあ…多分、君の方が よく知ってると思うよ」
「とりあえず、ここからは出られない・・・・外の様子はわからない」

んだよ。何もわかってねーっつーことか。使えねぇ。
「ふーん。あいつらが居るっつーのは知ってても理由はわかんねぇっつーことな?」

>>231
すかさずその横の女が話しかけてくる。
俺より少し若いか。
好みのタイプ(ギャル系)とは違うがなかなか美人だ。
「あなた名前は?怪我はしてないです?
アレ、感染症かもしれないんで…。」

「あ?俺?名前はナオっつって呼んで。苗字は追川。
怪我はねーよ。あんなんごときにやられんわけねーって。
超動き遅いしフラフラだし。」
233宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/12(木) 13:40:55 ID:f8l5JKgjO
【2日目 2:00 2F EAST通路 4】

>>231泉さんの素っ気ない口ぶりに眉をひそめた。
ふーん…て、ちょっとあからさまに態度に出し過ぎじゃない?
情報得られなくて期待外れではあるけどさぁ。
泉さんは簡単に状況を話すと、もう用は無いと言わんばかりに、>>223もう一人の男へ目を向けた。

男が名乗る。
いやぁ、いきなりあだ名で呼んでって言われても…。
少し考え、間を置いた。
>>232ナオさんですね。 私は宮沢瞳です。
今話してた男性は泉さん、後ろにいるのが春日部さん、あの棒を持ってる人は…分からないわ。
他にそこの本屋に笠原さん、どこ行ったか分からないけど御堂くんとその友達、あと男の子がいるはず。」
館内で出会った人を、一応紹介した。
「ヤツら動きは遅いみたいだけど、馬鹿力よ。
まぁとにかく怪我が無くて良かった。
あ、下へは行かないほうがいいですよ。何かとんでもないのがいるそうです。」
姿見えなくなった人達…もしかしたら、そいつに殺られてるかもしれないな。
ふと、そんな事が頭を過ぎった。
234追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/04/12(木) 14:12:02 ID:EDR2Qmdn0
【2日目 2:00 2F EAST通路 5】
>>233
宮沢瞳という女はここに居る奴らを説明してくれた。
なかなかいい奴だな。

「ってことはここに居る人数は8人ってとこか。結構居るな。」

女は話を続ける。
「・・・とんでもないのがいるそうです。」
とんでもない?

「とんでもないって?手や足が無いのはけっこう居っけど・・・
デカイとか?」
235宮本 30 ◆FVZMqM1RMo :2007/04/12(木) 17:01:30 ID:N4zhPcpl0
>>224>>225>>225>>229
男三人と女が一人・・・多分、シャッターの奥にいた男が外から入ってきたんだろう。
二人からやや敵意のような物を感じる・・・。そりゃあ、いきなり棒を持った男が来ればそうかもしれないが。
一番大柄な男は・・・いきなりこんな男が現れても大して気にしていないようだ。襲われても、対処する自信があるのだろう。
外から来た男は・・・よくわからん。笑顔がやや崩れたところから推測するに、俺を見て驚いたんだろうな。

・・・一つ一つ質問できないのか?あの男は・・・。まあ、どうでもいいが。
正直、質問したいのはこっちなんだがな・・・さっきまで寝ていたんだから。
「あー・・・宮本誠一。整形外科医。・・・昨日ここで飲んだ後便所に入ってそのまま寝ていて・・・
 起きたらガラスの割れる音がしたからここに来た。相手が泥棒だと思ったから、護身用の棒を持ってきた」
・・・護身用というか、泥棒だったらぶちのめすために持ってきたんだがな。
とにかく、こっちも何が起こっているのかさっぱりわからん。こちらも質問させてもらおうか。
「今の状況と聞かれても、さっきまで寝ていたんで全くわからん・・・何が起こってるんだ?」


236宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/14(土) 13:21:24 ID:hHrruON+O
【2日目 2:00 2F EAST通路 7】

>>234他にもどこかにいるかもしれないけど、知ってるのはその8人。
例の化け物はなんていうか、知力があるらしいんだよ人並みに。
そういや、姿は聞いてないわね。
春日部さんは目撃してるから何か知ってるかも。」
物おじをしないナオさんの口調につられて、無意識にタメ口をきいていた。

向こうでは例の男がなんか話してるみたいだ。
男の声の届く所まで近付いていった。
整形外科医?あの開業医の医者なのか?
かかったこと無いから医者の顔わかんないもんなぁ。
男は全く状況を把握していないようだ。
泥棒と勘違いしてるし。
とりあえず誤解だけは解いておこう。

>>235えーと、私達は泥棒なんかじゃないですよ。
バケモノから逃げて…まぁ窓から外見てみて下さい。
私は3階のCUT INN AQUAで働いている宮沢です。
あなた、3階の春日医院の方ですか?」
237春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/04/14(土) 17:55:45 ID:JuOXByZ/O
【2日目 2:00 2F-EAST通路 8】

後ろの男に気を取られていると>>227シャッターから別の男が現れた。
>>229>>232>>234この男‥追川って言ったっけ?
な〜んか頭悪そう…つ〜か、胡散臭い奴だな。
「えぇ〜と、追川さんだっけ?立ち話も何だし続きはそこでお茶でも飲みながらって事にしない?」
『日の出書店』を指差して言い、続けて>>236宮沢さんが話し掛けた後に大男の方にも話す。
>>235「宮本君もそれでいいでしょ?しかし、この状況で今まで寝ていたって本当?‥脳天気で羨ましいよ」

それで話しを終わらし『日の出書店』に戻った。
238追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/04/16(月) 11:55:42 ID:vGGXE5ZB0
>>237
春日部とかいう奴が話しかけてくる。
「・・・お茶でも飲みながらって事にしない?」
「宮本君も・・・能天気で羨ましいよ」
続いて少し離れたとこに立っている男(宮本?)に話しかけ、そのままスタスタ
と本屋に入っていく。

「なぁーんか勝手な奴だな。何様かでいらっしゃいますお方なの?」
宮本とひとみちゃん(仁美ちゃん?瞳ちゃん?)に話しかけながら後に
付いて店に向かった。
239宮本 30 ◆FVZMqM1RMo :2007/04/16(月) 22:27:42 ID:Xs025nXM0
【2日目 2:00 2F 日の出書店 10】
>>236>>237>>238
宮沢さん・・・か。結構話のわかりそうな人だ。
・・・化け物?そんな物、この世にいるわけ無いだろう。ばかばかしい。そう思いながらも
一応、窓の外を覗いてみた。・・・明らかに内臓の飛び出ている人間が何人かうろついていた。
・・・落ち着け。この世に化け物なんていないんだ・・・。アレは・・・そう、ドッキリカメラか何かだ。
一緒に飲んでたあいつらならそんないたずらをしても不思議じゃあない・・・。うん。決まりだ。
そういえば、ここにも医院があったんだな。あんまり来ないから知らなかった・・・。
「いや・・・そこの医院じゃなくて、少し離れたところの総合病院に勤務している」

能天気・・・か。好きな事言ってくれるな、この男は。まあ、別に喧嘩がしたいわけじゃない。
取り敢えずは我慢だ。

宮沢さんと追川・・・さんか?それと、名乗っていない男が書店に入っていくのでついていった。
・・・あれは、本当に化け物だったのか?
240笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/04/17(火) 12:51:23 ID:rEXhHIcMP
【2日目 3:00 2F 日の出書店 1】

机に座り、言い訳考える。
「1人位ここを守っておくべきかなぁ〜って思って。」いや、言い訳がましいか。
「突然眠気が…。」う〜ん、嘘くさい。
「なんか武器になりそうなの探してたんだけどなかなか見つからなくって…(だって怖くない?)」
よし、これでいこう。括弧の中は言わなくてよし!

1人問答している間にも店の外が騒がしくなっている気がする。
なんか色々入って来たりして…ないよな?
恐る恐る、事務所の扉に耳を当てる。
241宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/18(水) 03:20:12 ID:uITexDd+O
【2日目 3:00 2F EAST通路→『日の出書店』 2】

>>237春日部さんは皆に声を掛けると、一人先に日の出書店へ向かって行った。
脳天気って…春日部さん、一言多いよ。

>>238ナオさんもまた、イヤミっぽく呟く。
春日部さんとナオさんて、似たようなタイプなのかな…言い争いとか喧嘩とかさ、勘弁してよー?
何様かと尋ねるナオさんに「…さぁ?」と首を傾げて答えた。

>>239宮本さんはここの人ではないらしい。
どうやって入ったんだ?
素朴な疑問だった。
夜間警備員は何してんの?施錠位してよ。
ん?もしかしたら昨夜からあの化け物達が…?
そんな事を考えてる間に、一行は書店へ着いた。

>>240笠原さ〜ん?仲間が増えましたよ。」
少々暢気な口調で、店内に入って行った。
>>240こちら追川さん。例のガラスの…ね。
そちらが宮本さん。総合病院の医師らしいわ。トイレで寝てたんですって。
ところで、何してたんですか?」
腰掛けている笠原さんへ、二人を紹介した。
242泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/18(水) 03:44:20 ID:6Xih2FAoO
【2日目 3:00 2F EAST通路 3】

「…」
なんだ…何も起こらなかったな。まあ、いいけど。

ここにいるみんなは揃って本屋に行くらしい。
俺は…

「お友達になった覚えはありません、か」
一人、自分の店に向かった。

道々、俺は考えた。
あの棒の男…飲んだくれてトイレにいたと言ったな。
ここでそんなに飲める店は地下にしかない。
階段で上がって来るしかないんだが、それもちょっとおかしい。
春日部君が、何かしたとか言ってたからな。
それを突破してきたって事なのか。それとも…?
階段がどうなってるのか、ちょっと見てこようかな…
いや、それは良くないな。直接聞こう。

俺は踵を返すと、改めて本屋に向かった。
243追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/04/18(水) 09:04:34 ID:ZB+u+CMR0
【2日目 3:00 2F EAST通路→日の出書店 4】
この本屋2,3回来たこと有ったな。
改造車関係の雑誌がけっこうあんだよな。ここ。
本棚を見渡す。お、バリ改(月間バリバリ改造)の今月号じゃん。
それを手に取りパラパラめくりながら入り口カウンターにもたれかかる。

>>240
どうやら他のメンバーがここに居る様だ。
>>240笠原さ〜ん?仲間が増えましたよ。」
「こちら追川さん。例のガラスの…ね。 ・・・」
ひとみちゃんに紹介を受ける。笠原ってやつも結構若いな。
244笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/04/19(木) 01:02:46 ID:6ppiVS9CP
【2日目 3:00 2F 日の出書店 5】

足音がこちらに向かってくるのを感じ、慌てて元いた場所に戻る。つまり机に腰掛ける。
>>241「笠原さ〜ん?仲間が増えましたよ。」
「こちら追川さん。例のガラスの…ね。
そちらが宮本さん。…ところで、何してたんですか?」

「いや、武器に…」その質問までは想定通りだったが、どう考えてもさっきの位置から動いていない
状態の自分が言っても言い訳にしか聞こえなくないか?
「…えっといや、皆が来るからここらをキレイに…いやその……あっ!新しい人来たの?どうやって?」
ごまかすように最初に戻ってきた春日部君に話かける。
続いて
「宮沢さん、ますます紅一点だね。いや、前から綺麗だなぁって思ってたけどムサイ男達の中にいると益々際だって見えるよ〜。」
よし、なんとかごまかせた。後は、
「追川さんに宮本さんかぁ。よろしくお願いしまーす。俺はここの店長で、笠原です。」
皆に笑いかける。
245泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/19(木) 01:28:53 ID:nmrpMGU6O
【2日目 3:00 2F EAST通路→… 6】

本屋の前まで来ると、数人のざわめきが聞こえてきた。
結構、仲良くやってんのかな。中に入ってみた…

>>244「ムサイ?誰がよ」
聞いてるよ。ここへきて女のご機嫌取りとは精の出る事で。

まあそんな事はいい。俺は俺の疑問を晴らしたいだけなんだから。

>>239「ねえ、宮本さん?変な事聞くようだけど…
下から階段で上がって来たよね。途中、何も無かった?
何て言うか、障害物的なもの」
何も無かったとしたら、一階からここまでウォークスルー。
ちょっとまずいよ、それは…
246宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/19(木) 08:44:43 ID:jghpL4wiO
【2日目 3:00 2F 日の出書店 7】

>>244笠原さんはどぎまぎしながら慌てた様子で喋りまくった。
武器?ここらをキレイに?こんな時に掃除してたってこと?
は?前から綺麗?…ごまかし方の下手な人だなぁ。
>>244それはどうも…(こんな時に掃除してくれて)」
苦笑いしながら笠原さんへ向かって言った。

その場にいる人達と一通り面通しを終え、席につく。
他の人達は一体どこ行っちゃったんだろ?
館内から脱出したのか?
どこかで無事だといいけど…。
そんな事を考えていると、>>245泉さんがやってきた。

宮本さんへの質問に首を傾げる。
障害物?何でそんな事を?
ん?封鎖出来てない箇所があるかもしれないってことか!
>>245例え障害物があったとしても、宮本さんが越えて来たくらいですからね…マズイですよ、封鎖しないと。」
>>239宮本さん、どの道筋で二階まで来ましたか?」
247春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/04/19(木) 20:41:47 ID:31HY+BR1O
【2日目 3:00 2F『日の出書店』 8】

>>244『―あっ!新しい人来たの?どうやって?』

「さぁ、どうやって来たんですかね?聞いてみます?」
ごまかすの下手だなぁ‥この人。

ぞろぞろと皆が戻ってくる中、泉の姿もあり宮本君に>>245質問をしていた。
「なになに?階段にバリケード作んの?あんた結構心配性だね。
んな事より宮本君、今迄地下に居たんだよね?どんな感じだった?安全そう?
地下ってレストランとかあるんだよね?
俺腹へっちゃってさ、安全なら地下に降りてもいいかなって思ってんだけど‥どうだった?」
248宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/20(金) 12:58:51 ID:+0w84HLtO
【2日目 3:00 2F『日の出書店』 9】

>>239宮本さんに質問が集中した。
彼は押し黙ったまま…。
地下の状況、通路の事でも思い出してるんだろうか?

>>247春日部さんは空腹感でイラついてるのかな?
それとも元々の性格?
一々一言多い気がした。
これじゃあ、喧嘩勃発するのも早まりそうだ。

「じゃあ、こうしません?
皆さんもお腹減っているでしょうし、地下へ行っても大丈夫そうなら、皆さんで地下へ行って食糧調達して帰り際にバリケード作って戻りませんか?」
いずれにせよ、食糧確保は必要だ。
ジムのバランス栄養食だけでは数日ともたない。
地下からここまでたやすく通行出来ちゃうとしたら、おちおちご飯も食べてられない。
どっちも早い内に手をうたなきゃなぁ。
249泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/21(土) 00:41:52 ID:vVrce2g6O
【2日目 3:00 2F『日の出書店』 10】

>>247「まあね」
そんな事より返事が無い。無視か。もういいや…

宮沢さんは相変わらずの調子だった。また「みんなで」。
>>248「地下に行くのはいいけど…全員が行く事は無いよ。
行きたい人間だけ行けばさ」
耳が聞こえない奴、行方をくらます奴、この場から動きたくない奴…
色々いるんだ。集団行動ができるとは思えないね。
そういう俺も、そんな学校みたいなのは性に合わないんだけど。

「俺は行くよ。目が覚めちゃったからね。エレベーターを使う」
ポケットから鍵を取り出した。
俺にとって、暇は何よりの拷問。夜は長いからな。

「行く人は、俺について来た方が安全…多分ね。
行かない人は、じっとしてればいいよ。
まあ、ただ待ってるだけでお土産もらえると思うのは甘いけどね」

そう言うと、俺は出口に向かった。武器、要るかな…
250宮本 30 ◆FVZMqM1RMo :2007/04/21(土) 09:00:43 ID:bkAHqYn80
【2日目 4:00 2F『日の出書店』 1】
>>245>>246>>247
どうやら、地下から来たと思われているらしい。・・・実際は三階から降りてきたんだが。
なんだか気まずい気持ちになってそれを言えないでいると、どんどん話が進んでいった。
あー・・・まあ、正直に言えばいいか・・・。
「・・・さっき地下から上がってきたわけじゃあない。一昨日ここで飲んだ後、
便所を探している間に三階に上がって、そこの便所の中で寝ていた。・・・少なくともそのときは何も無かった。」
話していると自分が情けなくなってくる・・・。
地下・・・か。どうするかな。ここで待っていてもすることが無いって言うのは確かだし・・・。
ついて行くとするかな。
「・・・俺も地下に行く。」
・・・正直、窓の外から見た「アレ」がなんなのか理解できていない。
地下に行けば、少しは判るかも知れない。
251春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/04/21(土) 12:02:05 ID:ArSNEIt6O
【2日目 4:00 2F『日の出書店』 2】

>>248「わざわざバリケードなんか作らなくも地下の防火扉も閉めればいいんじゃない?」
万が一に備えて全階の防火扉も閉めた方がいいかもしれないな。

>>250「何?じゃあ、地下が安全かどうかわからないんじゃん!?」
安全なら行こうと思ったんだが…どうすっかな?

>>249「あ〜、今すぐってんなら俺辞めとくわ…時間も時間だし、ちょっと仮眠も取りたいしね。
あんたは元気かもしれないけど俺結構ヘトヘトなんだよ‥せめて1時間くらい仮眠とってからでもいいだろ?別に食料は逃げたりしないぜ!?」
252追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/04/22(日) 17:05:45 ID:jVkd6Swj0
【2日目 4:00 2F『日の出書店』 3】
何だ何だぁ?
こいつら結構仲悪ぃ?

>>249 一番最初に俺に話しかけてきた奴が地下に行こうとか言ってる。
地下ねえ。
たしか駐車場とかあったべな。
車でもあっか見とくか。

>>251
春日部はなんか喋ってるが、話してるのをほっといてしゃべる。

「俺も行くわ。ひとみちゃんどうするよ?」
ひとみちゃんの方を振り向く。

253本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月) 02:48:32 ID:C3aalceM0
難しいなあ
254宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/23(月) 03:52:01 ID:BZ2zrrqsO
【2日目 4:00 2F『日の出書店』 4】

>>249泉さんの意見に反対したい反面、取り分を主張する気持ちもあり、沈黙を貫いた。
泉さんはエレベーターの鍵をチラつかせて、さっさと出て行こうとしている。

>>250宮本さんが閉ざしていた口を開く。
三階から来たの?何でそれを早く言わないのよっ?
ーってことは、地下の状況は行くまで知る術無しか…宮本さんが来れたんだから大丈夫だと思ってたのに…やっぱ止した方が…。
行く気満々だった気持ちが消沈しかけた。

>>251春日部さんも行かないと言う。
止めたい気持ちに拍車がかかり、俯いた。

>>252追川さんに声をかけられ、驚いたように顔を上げる。
>>252私?うーん…地下の様子分かんないのは怖いけど…食糧欲しいし、他に3人もいるんだから大丈夫よね?」
自分を説得するように追川さんに尋ねた。

>>244笠原さんはどうします?」
モップ棒を持ち上げながら声をかけた。
255本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月) 09:55:31 ID:Q24HHJ07O
定期アゲ
256泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/04/23(月) 10:40:23 ID:/1yU+eBL0
【2日目 4:00 2F『日の出書店』 5】
「じゃあ、行く人は3階のエレベーター前でね」

そう言うと俺は本屋を出た。一人ずつにはいちいち返事はしない。
こっちも準備があるからな。一度、店に戻ろう…

俺は事務所に戻り、新しいエプロンをかけた。このポケットは大きいからな。
そして売り場に行き、シュアファイアを手に取った。
これはハロゲンライトより強力な光を出すライトで、軍用にも使われる。
ライフルのカスタムパーツとして使うことも可能だ。
エアガンもずらりと並んでいるが…要らないだろうな。
それと、ラッカー溶剤のビン、バーズアイマッチをポケットに入れた。
これを使うようなことが無いのが一番いいんだけどな。
それから、最初に手に入れたバーベルのシャフトを持って事務所を出た。

3階へ向かう道で、俺は考えていた。
俺一人で相手に出来るのは、せいぜい2匹。逃げ道は…まあその時考えよう。
通路はそんなに広くないから、一度に四方を囲まれるようなことはないはずだ。
外よりはましだと、思いたいね…
257宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/23(月) 15:37:18 ID:BZ2zrrqsO
【2日目 4:00 2F『日の出書店』→EAST通路 6】

>>256分かりました。」
泉さんは待ち合わせ場所を指示すると、早々に店を後にした。
彼のことだからそう長くは待ってくれないだろう。
えーと…今4時半位?
5時には向かいたいな。

腰のレザーバッグに刺さる商売道具を手探りで確認し、モップ棒を縦に持つ。
室内にいる全員に目を配り、そして言った。
「行かれる方は急いで準備した方がいいですよ。
あの人…気長に待つタイプじゃないようですから。
私は準備出来たんで通路で待ってますね。」

店を出て、ふと吹き抜けを覗く。
シャッターや従業員通用口はまだもっているようだ。
一階に化け物の姿は見当たらない。
地下もこうならいいけど…駐車場の出入口開いてたら最悪。
入ってきてるかも…。

壁にもたれ、他の人が出て来るのを待った。
258追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/04/24(火) 13:29:40 ID:MeHOHxh30
>>256
「じゃあ、行く人は3階のエレベーター前でね」
泉は他を待たずにエレベーターで出て行った。

>>257
「行かれる方は急いで準備した方がいいですよ。 ・・・・」
ひとみちゃんも出て行く。
それに続いて俺も出る。

出てすぐのとこにひとみちゃんを発見。声をかける。
「お待ったせー。」
・・・そういや今の手持ちの武器って火炎瓶と工具だけか。

「ここって何かスポーツショップみたいなんある?」
ひとみちゃんに尋ねる。
259春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/04/24(火) 16:19:58 ID:NVk7tXAHO
【2日目 4:00 2F『日の出書店』 8】

>>250>>252>>254
お〜信じられねぇ‥皆行く気かよ?
一人だけ躊躇している笠原さんに話し掛ける。
「笠原さんはどうするんですか?俺は因みに行きませんよ。
食料が欲しけりゃ安全ってわかった上で後から取りに行けばいいんだし」
話終えると椅子に座り目をつぶる。
「じゃあ、俺ちょっと仮眠とりますんで、行くならシャッターちゃんと閉めて行って来て下さいね」
260宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/04/24(火) 18:08:20 ID:3b/SYFMHO
【2日目 4:00 2F EAST通路→階段前 9】

それにしても、一体なんでこんな事に…。
他の人達はどこへ?
避難所やシェルターみたいなとこにでもいるんだろうか?
それとも…一般市民は放置されたんだろうか?
渦中にいながら一切の情報を知り得ぬまま、2日目の朝を迎えようとしていた。

そういえば、泉さんは何で3階のエレベーター前って指定したのかなぁ?
エレベーターなら2階にも停まるのに…エレベーターを作動させるのに人手要るのかな?
なら尚更急がないと。
壁にもたれ考え事をしてるところに、>>258追川さんがやってきた。

>>2581階にスポーツ用品店があるけど、1階は止した方が…3階のスポーツクラブじゃ用足らない?
あっ、もうすぐ5時ね。
1階へ行くならば私は先に3階へ行ってますね。」
目的が分からないままそう尋ね返した。

準備にてこずってるのか、まだ店から出て来ない吉村さんに声を掛けた。
>>250吉村さ〜ん?先に行ってますからねぇ。」

階段の前まで行き、一呼吸置いて振り向く。
「…で、ナオさんどうします?1階と3階どっち行きます?」
261 ◆XYndhCe37s :2007/04/25(水) 23:25:06 ID:5sflLUyu0
◆ゲームの舞台◆
N区〇野ブロードウェイショッピングセンター
※詳細はゾンビゴッコ設定ページ参照。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=zombie55


◆ゲーム期間&参加方法◆
2007年5月1(火)〜2007年7月1日(日) 

参加の意志のある方は『ゾンビゴッコ状況確認スレ』
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1166015884/
にて参加の意志を表明して下さい。

※参加表明は2007年5月29日(火)迄。

◆ゾンビの共有認識◆
・発生の原因は不明。
・肌は青白く眼は白濁。
・動作は鈍く力は強い。
・泳げない。
・人と比べ五感の優劣には個体差がある。 
・人が歩く程度の速度で追いかけてくる。
・稀に知能を持ったゾンビや特殊な個体が存在する。(登場させられるのはGMのみ)
262〜プロローグ〜 ◆XYndhCe37s :2007/04/29(日) 00:00:40 ID:Ent8NXax0
――それは『感染』という名の下に爆発的な拡がりを見せ街を侵食していった―


都市には避難勧告がだされ人々は避難を始めた。しかし、多くの者は避難の最中
或は避難場所での二時災害に巻き込まれその命を落としていた。

―そして、街に取り残された者達にとってそれは凄惨な災禍の幕開けの引き金と
なっていた・・・・・


  『ゾンビゴッコ』
   -season4 ver.2-


―〇野ブロードウェイ―
ここには逃げ遅れた数人の男女が今だ身を潜めていた。
伊藤、小山、笹山、御堂はどこかに身を潜めているのか或はここを脱出したのか
現在その安否は確認できていない。
泉、追川、笠原、春日部(NPC)、宮沢、宮本の6人は今も篭城を余儀なくされてい
る状態である。

―2日目 AM5:00―
彼らは食料を求め状況のわからぬ地下へと足を踏み入れようとしていた・・・
263〜プロローグ2〜 ◆XYndhCe37s :2007/04/29(日) 00:02:33 ID:Ui3YD3ja0
【2日目 5:00現在の現状】
・ライフライン(電気、水道、ガス)は生きています。
・通信(携帯、ネット)は繋がりにくい。
・警察、救急は機能していません。
・ネットは誤情報ばかりで信憑性に欠けます。(後から出てくる情報が正しい)
・TV、ラジオは事件を取り上げていますが有力な情報は流れていません。

【ブロードウェイの状況】
・建物の周りには多数のゾンビが徘徊しています。
・北側、南側の入口、地下駐車場への入口はシャッターで封鎖されています。
・地下駐車場への入口のシャッター脇にある避難扉は開いた状態です。
・1階従業員通用口、地下通用口の扉は閉まっています。(鍵は掛かっていません)
・非常階段の各階の扉は閉まっています。(鍵も掛かっています)
・1階南北の防火扉は閉まっています。(避難扉は開かない細工がされています)
・1階から3階へ続くエスカレーターは下りに設定され動いています。
・1階エレベーターの昇降の呼出しボタンは破壊されています。

【各プレイヤーの状況】
泉…地下へ降りる準備を済まし3階エレベーター前で待機。
追川…地下へ降りる準備中?現在地は2階北階段付近。
宮沢…準備を終え3階に向かう途中。現在地は2階北階段付近。
宮本…地下へ降りる意思は示しているが2階『日の出書店』から動かず。
笠原…何も語らず『日の出書店』内にて思考中。
春日部(NPC)…地下へは降りず現在は『日の出書店』にて仮眠中。
264屍山血河〜死者の宴〜 ◆XYndhCe37s :2007/05/01(火) 00:08:25 ID:leqpBNE50
【2日目 5:00 1F】

『NICE SPORT』に身を潜めていた異形の者は獲物がいない事を悟ると1階のフロ
アーに移動した。
そして、大きな叫び声を上げると持っていたゴルフクラブを2階目掛けて投げる

激しい金属音と硝子の割れる音が響く中、異形の者は通用口の扉を開け街の中へ
と姿を消した・・・

そして・・・開け放たれた扉からは大量のゾンビがなだれ込んでくる。
館内には不気味な呻き声が轟音のように響き1階のフロアーはゾンビで埋め尽くさ
れる・・・・・

※1階はゾンビに占拠されました。
【1】このレスより1階に降りたプレイヤーはその書き込み秒数下一桁が奇数の場
合危険値-3pt。
【2】『オカムラ寝具』『MORNING TEA ROOM』『ZAP』内はシャッターが閉まって
いる為【1】の条件は除外。
但し、シャッターを開けた時点のレスで【1】の条件の対象となります。
【3】北階段、南階段は防火扉が閉まっている為【1】の条件は除外。
但し、防火扉(避難扉)を開けた時点のレスで【1】の条件の対象となります。
265追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/05/02(水) 16:52:15 ID:fWfNC8In0
【2日目 5:00 3F 1】
>>260
「・・・3階のスポーツクラブじゃ用足らない?
・・・私は先に3階へ行ってますね。」
スポーツクラブねぇ・・・
まあ、とりあえず上にいっとくか。
ひとみちゃんに続いて3階に上がる。

お、ひとみちゃんが言ってたのはこのスポジムかー。
確かここの子と合コンしたことあるわー。
など思いつつ中に入る。

んー・・・そりゃバットとかねーわな。あ、でも確かあの子(キョウコか
ミカかとかって名前だったよーな)がインストラクターやってんのが・・・
オッケー、有った有った。スカッシュのラケット発見。
さすが俺。一度合コンした子の職業は忘れてないねぇ。

他に周りを物色するがたいしたものは無い。
諦めてジムを出る。
ラケットを片手でブンブン振りながらエレベーターの辺りに近づく。
266宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/03(木) 04:17:07 ID:FgEVaaDGO
【2日目 5:00 2F階段→3Fエレベータ-前 2】

…じゃ、行くとしよ。
階段を上り始めると後から追川さんもやってきた。
ジムに行くつもりかな?

3階へ上がると案の定追川さんはジムへと向かった。
エレベーターまで目と鼻の先だし、先に行っても問題ないよね。
ジム内に視線を向けて通り過ぎて行った。

…あれ?泉さん達まだ来てないんだ?
四方見回すが人の姿は無いようだ。
壁にもたれ彼らが来るのを待った。
間もなくして、ラケットを振りながら追川さんがこちらに向かってきた。

>>265まだ他の人達来てないみたいですよ。
それ、ジムで?いいなぁ。これモップの柄なんだけど長くて邪魔で…使い勝手も悪いし細くて折れそうだし…他の探そうかなぁ?って思ってたんですよ。」
沈黙を避けるように、話し出した。
267追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/05/03(木) 14:29:54 ID:ZKtRLUMf0
【2日目 5:00 ジム→3Fエレベータ-前 3】
>>266
エレベーター前にはひとみちゃんが居て、話しかけてくる。
俺のラケットを見てうらやましがってる。
「…使い勝手も悪いし細くて折れそうだし…他の探そうかなぁ?って思ってたんですよ。」

ブンブンラケットを振りながら答える。
「いーぃっしょ?あ、でも俺のやつだとあいつ等に近寄らなきゃいけねーかもよ?」
「そういや、ひとみちゃんは何でここに来たん?やっぱ逃げてきた?」
268春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/05/04(金) 10:47:40 ID:W1ZQoXLSO
【2日目 5:00 2F『日の出書店』→2F-通路】

「…うぅん‥ん!?…‥」
物音で目が覚め時計を見る。
「ふわぁ〜、30分程寝てたのか?しかし今の音‥なんだ?」
シャッターを開け通路に出るとさっきとは明らかに様子が違う。
>>264「何だよ、この声は?」
恐る恐る吹き抜けから下を見下ろす。
「‥嘘だろ?何だよコレ!ふざけんな!!クソッ…最悪じゃねぇかよ」
辺りを見回し上に化け物が居ない事を確認し胸を撫で下ろす。
「そういえば、泉達は?もう地下へ行ったのか?」
269本当にあった怖い名無し:2007/05/06(日) 18:59:06 ID:fL8eXu1kO
【2日目 5:00 日の出書店売り場 4】

>>259
「笠原さんはどうするんですか?…後から取りに行けばいいんだし」
続いて
「じゃあ、俺ちょっと仮眠とりますんで…。」
そのまま目を閉じる春日部君を置いて、売り場にでる。
「…やっぱり行こうかなぁ?」
じゃ、その前にっと。
掃除道具入れのロッカーを開き竹刀を取り出す。
「素振りの練習しといてよかった。」
軽く素振りをする。
「よしっ。」

>>264
ガラスの割れる音、続いて轟音が沸き起こる。
「な、なんだっ!?」
思わず売り場の影に身を潜めた。
270宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/06(日) 22:12:50 ID:nomWPfAqO
【2日目 5:00 3Fエレベータ-前→吹き抜け側 5】

追川さんは楽しんでるかのように素振りを見せた。
>>267確かにラケットは近距離戦用ですよねぇ。
んー…なんか他の物探してみよっかなぁ?
ああ、私はそこの『CUT INN AQUA』で美容師やってるんですよ。
ここに来るまで事の事態に全く気付いてな…。」

そこまで言ったところで、>>264地響きのような怒号が館内に響き渡った。
何が起きたのか解らぬまま、追川さんを見る。
直後ガラスが砕け散る音に小さく悲鳴をあげた。
>>267今のなんなの!?下からでしたよね?」

吹き抜けに駆け寄り、下を覗き込む。
地獄絵のような光景が目に飛び込んできた。
唸り声をあげてぞろぞろと奴らが押し寄せて来る。
「…どうしよ…通用口が…あっ、春日部さん?」
2階通路に春日部さんの姿を見つけて手を振った。
271笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/05/07(月) 11:41:52 ID:PEnZubK1O
【2日目 5:00 日の出書店 6】

>>268
「‥嘘だろ?何だよコレ!ふざけんな!!クソッ…最悪じゃねぇかよ」
春日部君に走り寄ると、エレベーター前に宮沢さんと追川さんが見える。
「…っ!」
思わず大声で呼びかけようとするも、下を見て躊躇する。
手が震え、竹刀を取り落とす。立っていられずその場にしゃがみ込んだ。
「春日部くん…なに?これ。」
272春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/05/07(月) 12:23:48 ID:+QXCrEiZO
【2日目 5:00 2F-EAST通路】

皆は地下へ行ったのか?
その時>>270上から手を振る宮沢さんの姿があった。「なんだいるじゃんか」
手を振り返し上へ行こうとすると>>271笠原さんが駆け寄って来た。
>>271「どうやら扉が破られたようです‥でも上には上がってこれないですからまだ安心ですよ」

まだ安心か…

「とりあえず皆と合流しましょう」
上へ行こうとすると通路の先『EXCEL』の前にゴルフクラブが落ちているのが見えた。
「‥何だぁ?笠原さん先に行ってて下さい。俺ちょっと調べてきますから」
そう言って『EXCEL』に向かった。
273本当にあった怖い名無し:2007/05/07(月) 12:28:07 ID:+QXCrEiZO
定期アゲ
274宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/07(月) 15:40:04 ID:o2WsE9tMO
【2日目 5:00 3Fエレベータ-前 7】

春日部さんに次いで、笠原さんも2階吹き抜けに姿を見せた。
2人に向けて再び手を振り、手招きする動作をした。

>>271笠原さんは一瞬何か言おうとしたかのように見えたが、階下の光景に愕然として武器を落とし、しゃがみ込んでしまった。
…笠原さん大丈夫かなぁ?あんな意気消沈した状態で地下に行けるだろうか?

>>272春日部さんが動き出した。
それを見届けると、エレベーター前に戻った。

>>267ナオさん、1階がヤバイ事に…従業員通用口から奴らなだれ込んで来てますよ。
防火扉は簡単には大破しないだろうけど…時間の問題でしょうね。
もうじき春日部さんと笠原さんが来ると思うんで、泉さんが来次第急いで地下に…あれ?ところで、エレベーターは稼動するんですかね?」
275泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/08(火) 00:53:25 ID:SAGH3hS5O
【2日目 5:00 3Fエレベータ-前 8】

>>274「動くよ」
エレベーターの鍵をクルクル回しながら、待っていた二人に近付く。

「待たせたね」
言いながら、パネルを開けてエレベーターを起動させた。

「一階はすごい事になってるねえ…俺も驚いた」
地下の危険度を想定してみよう…
一階の奴が地下に移動していないとは限らないが、
その可能性は今のところ五分。
地下から他の奴が侵入している可能性はどうだろう。
これは少し考えにくい。俺が来た時、シャッターは閉まっていた。
地下から他の奴が侵入している可能性はどうだろう。
これは少し考えにくい。俺が来た時、シャッターは閉まっていた。
地下だけ開放されているという事はないだろう。
誰かが中から開ければ話は変わってくるが、昨日の状況からして
地下に行きドアを開けた奴がいたとは思えない。
したがって、外のようにうじゃうじゃといる可能性は低い。

…以上が、俺の持つ情報と推測から導き出した結論だ。

「…」
我ながら、あてにならんな…

「この三人だけか。すぐにでも出られるよ」
俺としては行くなら早くしたい。
可能なら地上に出るチャンスもうかがいたいしな…
276春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/05/08(火) 12:01:32 ID:/XQzHp2EO
【2日目 5:00 2F『EXCEL』前→3F】

『EXCEL』の前まで行くと店には格子のシャッターが降ろされていた。
ウインドウ硝子が割られ床には硝子の破片が散乱していた。
「‥格子の隙間からクラブが当たって割れたのか?
……しかし…」
折れ曲がったゴルフクラブを拾い上げる。
「結構な力だよな?コレ‥」
クラブを持ったまま3階に行くと宮沢さん、追川さん、それに泉がいた。
みんな準備万端って感じだ。
「ねぇねぇ、1階がアレじゃ地下もやばいんじゃない?まぁ、別に止めないけど‥行くのは3人みたいだね」

笠原さんどうするんだろ?
277宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/08(火) 15:05:39 ID:wtZKqIzSO
【2日目 5:00 3Fエレベータ-前 9】

「動くよ」
声の主の方へ振り向く。
>>275泉さん!良かった…先に行ったのに来ないから心配してたんですよ?」
手早くエレベーターパネルを操作する泉さんの背中に向けて言った。
泉さんも一階の状況に気がついているようだ。

>>275えっと、春日部さんと笠原さんが来ると思うんですけど…。
あっ、春日部さん!」

やって来るなり春日部さんは期待を裏切るようなことを言った。
…行くのは3人?

>>276え?ちょっと待って。
春日部さんは行かないの?行く気無いならなんでここに来たの?」

もしかしてさっきの>>264騒動で店を出て来ただけ?それを私が勝手に勘違いしてたってこと?
だとすると、笠原さんも…どっちにしろあの様子じゃ笠原さんは行けそうにないだろうし…。

「待ってもこれ以上人数が増えそうにありませんね。
一階があんな状況ですし、防火扉がいきてる内に早いとこ地下へ行って食糧持ってきた方がいいですよ。」

「一階をどうするか手立ても考えなきゃならないだろうし…。」
春日部さんをちらっと見て呟いた。
278春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/05/08(火) 20:37:03 ID:/XQzHp2EO
【2日目 5:00 3F-エレベーター前】

>>277『―行く気無いなら何でここに来たの?』

ごもっともな意見だ。
「あ〜、だって1階がアレだし別行動は避けた方がいいだろ?」
折れ曲がったゴルフクラブを軽く振り吹き抜けから1階を見下ろす。
「……」

「しょうがない…いいよ、俺も行くよ。食料を確保してから1階の対策を練る、いいんじゃない?それで」
そう言って開いたエレベーターに乗り込む。
「―で?誰が行くの?」


※泉、追川、宮沢は地下へ降ります。
笠原、宮本は地下へ降りるなら一定時間内にエレベーター前まで来て下さい。
279笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/05/09(水) 01:27:06 ID:xRbmoB58P
【2日目 5:00 2F-EAST通路→3F-エレベーター前 10】

春日部君が行った後もしばらくその場にしゃがみこんだままでいた。
震える足に力を入れて何とか立ち上がり、竹刀を拾う。
なるべく1階のほうを見ないようにそろそろと動く。ここからエレベーター前の
皆に声をかけたいけど、なにが下の奴等の気を引くか分からない。ここは静かに、静かに歩を進める。
階段の踊り場までたどり着いたとき声が聞こえた。
あれは宮沢さんと2、3、4…俺も入れて5人か。思いがけない人数にほっとする。
やっとの思いで3階にたどり着き皆に声をかける。
「…俺も一緒にいいかな?」
280哀鴻遍野〜地下での攻防〜 ◆XYndhCe37s :2007/05/09(水) 01:49:57 ID:27a/6Lio0
【2日目 6:00 B1F】

ブロードウェイの地下・・・
そこには泉達よりも早く難を逃れた人々が居た。
だが、今は人の気配はなくシーンとしている。空調が効いていないせいか通路はひんやりとして肌寒い・・・・・

『スタンド・ドナーテ』には格子のシャッターが降り入れない、その隣『銀杏亭』の扉は無造作に開きその奥は闇に包まれていた。
『BANNY's』の通路沿いの大きなガラス窓は割られ辺りには血痕が飛び散っていた。
何かと争った痕跡のように見える・・・・・

《チンッ》

静かだった地下に泉、追川、笠原、春日部、宮沢が乗るエレベーターが到着する。

「アアアアアァ・・・ア・・・アア・・」

その音に反応し不気味な呻き声が聞こえだす。

―エレベーターの扉がゆっくりと開く―

目に飛び込んだのは正面からゾンビ1体が腕を伸ばしぎこちなく近付いて来る姿だ・・
そして、その後ろにも複数の影が・・・・・


※ゾンビ6体の強襲!
【1】戦闘or逃避は任意です。
【2】逃避する場合そのレスの秒数下一桁4or8が出た場合のみゾンビ1体がエレベーター内に侵入してきます。
この時エレベーター内に居るプレイヤーの危険値-2pt。
【3】戦闘する場合、倒せるゾンビの数は1レスにつき1体です。
そのレスの秒数下一桁〇が出た場合そのプレイヤーの危険値-1pt。
【4】このイベントはゾンビ5体の撃破or逃避でクリアーします。
その間、レスのなかったプレイヤーには危険値-2pt。
281宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/09(水) 16:48:18 ID:M3FZRkEBO
【2日目 6:00 3F→B1F エレベーター内→エレベーター前 1】

エレベーターの扉が開き、そぞろに乗り込んだ。

手前を陣取り扉を押さえていると、遅れて笠原さんがやってきた。
>>279大丈夫ですか?」
咄嗟にそう尋ねた。
さっきの様子そして今も、見るからに大丈夫そうじゃないんだけど…。
でもまぁ男性だから力は私よりあるだろうし…非力で頼りないのは私か。
足手まといにならないようにしなきゃ。

扉が閉まり、エレベーターは下降してゆく……………チンッ
>>280「アアアアアァ・・・ア・・・アア・・」
扉が開くと同時に呻き声が聞こえ、声の主は目前に姿を現した。

「いた…」
エレベーターから出ると、何の躊躇いも無くモップ棒に角度をつけ一気にヤツの喉元目掛けて突き刺した。
「うぐぁ…ゴフッ ゴフ」
壁に激突すると口からどす黒い血を吐き、妙な音を出した。
それでも尚、腕をこちらに向けている。
「なんでよっ!」
渾身の力を込めて再び棒を突き刺す。
ズブッと嫌な感触が伝わってくる。
絶命したのか…腕を落とし、力無くその場に倒れた。
「…死んだ?」
恐る恐る喉元から棒を引き抜き、棒で突き確認した。

呻き声は尚も聞こえる。
駐車場の角から通路を覗くと、5体程ヤツらがいた。
「まだいるわ!エレベーター扉に何か挟んで早く来て下さい!」

【戦闘:ゾンビ1体撃退】
282泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/09(水) 22:49:54 ID:cGjyaoK1O
【2日目 6:00 B1F 2】

「チン…」
地下だ。エレベーターの扉が開く。

そこには、奴等の姿が…
予想はしていた。排除するぞ…

「…!」
俺が突っ込もうとしたが、目の前にいた奴を宮沢さんがやった。
躊躇がないのはいいが…

「頭だ、それ以外は効果が無いぞ」
そう言うと、素早く周囲に目を走らせ、2匹目に突っ込んだ。残り5。

「でェッ」
シャフトを構え、眉間に突きを入れる。
この数だ、やたらとこんな物を振り回したらすぐ疲れてしまう。それに、狭い。
奴がよろめいた隙に、後頭部にもう一撃。
やったはずだ。

「2つ」

包囲はされていない、数も少ない、攻撃は効果がある。
すべて想定内だ、いけるぞ…
283追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/05/11(金) 00:37:40 ID:DHnxjYBX0
【2日目 6:00 B1F 3】
何だかあれよあれよという間に下に下りる人数が増えちったな。
まあ、1階があの様子ならみんな一緒に居たくなるわな。
・・・しっかしどうやって逃げっかな。地下に車ありゃいんだが。

とか何とかボーっとしてるうちに地下に着き、ドアが開いた瞬間・・・
>>280「アアアアアァ・・・ア・・・アア・・」
奴らが居た。

>>281
>>282
ひとみちゃんと、泉とかいう奴が速攻で2人殺った。
うわ、早業。

「まだいるわ・・・!」ひとみちゃんの声でエレベーターの先を見ると、
3匹いやがる。多くはねえな。
「っくぞゴルァァ!」
気合を入れてそいつらに走りよりざまに蹴りを食らわす。
玉突き状態で倒れた他の2匹が起き上がろうとするのを横目に、
一番近くに倒れた奴が起き上がりざまにラケットで頭をブッしばく。
よろけた所にさらに頭に蹴りを入れる。

奴はピクピクしながら動きを止めた。
「ナメてっじゃねーぞっらぁぁぁ!」

3体目撃破
284春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/05/11(金) 11:13:54 ID:pkUeP3GLO
【2日目 6:00 B1F-通路】

エレベーターのドアが開くと目の前から化け物が歩いて来ていた。
間近で見ると吐き気を催す程の凄惨な姿だ…
>>281先頭に陣取っていた宮沢さんがすかさず動き、>>282泉、>>283追川さんがそれに続く…
「信じらんねぇ‥コイツら……あ〜、クソ!殺るしかねぇんだろ!わかってるよ!!」
通路の先から姿を現した化け物目掛けて走り出す。
折れ曲がったゴルフクラブを構え脳天目掛けて振る。
嫌な感触が手に伝わると同時にクラブは折れて床に落ち、その傍らに化け物も倒れ込み動かなくなった…
「はぁはぁ‥やった…」
285宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/12(土) 04:06:30 ID:G/ytlZOJO
【2日目 6:00 B1F 【銀杏亭】前 4】

>>282それ、先に言って下さいよっ!」
頭以外効果無いならなんで死んだんだ?
あ…さっき壁に激突した時偶然頭打って?
まぁ死んだんだからいい、それより…。

>>282泉さん>>283追川さん>>284春日部さんは的確に化け物の頭部を狙い次々に倒し、あっという間に4体の死体が通路に転がった。
化け物が彼らに向かってるその隙に、店舗の侵入口を捜しに向かった。

『バリッ…』
足元と通路に目をやる。
散乱した硝子と血痕が目に入った。
『BANNY’s』の前だ…そこは施錠確認するまでもなく、通路に面した硝子が割れていた。
侵入はたやすそうだけど…嫌な想像が頭を過ぎる。

とりあえず手前から…。
駄目だ、泉さんの持ってる鍵で開くといいけど。
『スタンド・ドナーテ』を諦め、隣の『銀杏亭』へ足を向ける。
「あっ…開いた」
扉を少し開けて店内を覗き込む。
真っ暗闇。
気配は感じられない。
一旦扉を閉めて、彼らに向かって言った。

「誰か懐中電灯持ってない?開いてるけど真っ暗で…そっち片付いたら来て。」
286泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/14(月) 00:26:56 ID:tWU2Jx+BO
【2日目 6:00 B1F 【銀杏亭】前 5】

>>285「突っ込みすぎるから」
俺だって彼女が一番槍を出すとは思っていなかったんだ。

残り1。
「あと頼む」
後続の三人に声をかけ、俺は宮沢さんの後を追った

途中、地下駐車場へのドアがあったが…行き掛けに閉めておいた。
この向こうの確認は後だ。

銀杏亭。店内は暗い。照明スイッチがどこにあるのかも分からない。

「こんな事もあろうかと…」
俺はポケットからシュアファイアを取り出しスイッチを入れた。

「光源は見るな…目がやられる」
部分的に、店内の様子が見て取れる。無人か…?

>>285「長居はしたくないな。厨房はどっちだ」
俺は、暗い店内に足を踏み入れた。
287春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/05/14(月) 10:46:42 ID:T0Fs0cZLO
【2日目 6:00 B1F-通路】

「あ〜、畜生‥殺っちまった…気分悪りぃ」
通路の先『青蘭飯店』の方から2体の化け物が近寄って来る。

>>286『あと頼む』

泉はそう言い残し>>285宮沢さんと『銀杏亭』に入っていった。
「おい!コレ見ろ、俺の武器は折れて使い物にならねーんだぞ」

何やってくれてんだよ…仕方ない、一旦ここは退くとするか!?

エレベーターの方まで後退し通路の先を見据える。
「笠原さん、追川さんどうします?俺は逃げる方に1票ですけどね」

化け物2体は通路の角から姿を現しこちらに真っ直ぐ歩いて来る…
288宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/14(月) 11:11:17 ID:uWeoydRUO
【2日目 6:00 B1F 『銀杏亭』 6】

「突っ込みすぎるから」
泉さんにそう言われ、少し反省した。
女だから非力だからって、戦力外にされ置いてきぼり喰らいたくなかったんだ。
だから…。
>>286以後、気をつけますね。
足手まといにならないようにと思って…でもあれじゃ反って迷惑かけますよね。すみません。」
本音は言わなかった。

泉さんが明かりを点すと、銀杏亭に踏み込んだ。
>>286そうですね、さっさと食糧集めましょう。
えーと…厨房はその奥じゃないですか?」
指差す先に、厨房と思しきスペースがあった。
暗闇で視界が狭い分、耳を研ぎ澄まして、物音に気をつけながら先へ進む。

スイングドアをそっと押し、中を覗く。
銀色の巨大な冷蔵庫がそこにあった。
一昨日入荷したのであろう段ボールが、床に置かれている。
>>286ここですね。
調理が必要なナマモノとか避けた方がいいですよね。あ、野菜も一昨日のだ。」
289泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/14(月) 14:52:41 ID:tWU2Jx+BO
【2日目 6:00 B1F 『銀杏亭』 7】

>>288「まあ、無理はしないで」
そっちがトチると俺が死ぬ。

店の奥へと進んでいく…

「ここか」
ドアの先、冷蔵庫があった。

さて、ここで問題だ…何を持っていこう?
ダンボールがあるから、ある程度の量は運搬可能だ。
しかし、俺たちの居住スペースたる3階に、調理器具なんかあるのか?

>>288「食材はあるけど…3階にキッチンなんかある?
うちは冷蔵庫しかないよ」

まずは周辺のものから探すか。
俺は台車を見つけると、そこに大きな炊飯器、米の袋、食器などを載せていった。
冷蔵庫の中からパック入りの玉子とベーコン、ハムを発見したので回収。
それから醤油、マヨネーズなど適当な調味料を載せた。
これだけではなんとも味気ないが、それで台車は一杯だった。

もし上で料理が出来るんなら、他にも欲しいものはあるんだけどな…

290宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/14(月) 20:11:13 ID:uWeoydRUO
【2日目 6:00 B1F 『銀杏亭』 8】

泉さんは手早く台車に必要な調理器具、食糧を乗せていく。
あっという間に台車は一杯になった。

>>289「管理事務所の奥の従業員休憩所にガスコンロがあるはずですよ。冷蔵庫もあったかと…。
店員はあんま使ってないと思うけど管理事務所の人や警備員が利用してるみたいですね。」
余談も付け加えて話した。

「もう一杯ですね。他の店はどうします?
奥の青蘭飯店は見てないんですけど、両隣の施錠確認はしました。
スタンド・ドナーテは鍵掛かってるしあんま期待出来ないけど、BANNY’sなら調理済の冷凍食品とか色々あるかなぁ…って。
硝子割れてるから入るのは簡単そうなんですけど。」
通路の血が何者のなのか…BANNY’s店内に奴らが潜んでいる気がしてならなかった。
291追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/05/14(月) 22:23:29 ID:tKesaPHY0
【2日目 6:00 B1F-通路 9】
>>286「後頼む」
泉とひとみちゃんはそう言い残して飯屋の中に入っていった。

>>287「笠原さん、追川さんどうします?俺は逃げる方に1票ですけどね」
春日部が言う。

「あ”?あと2匹だべ?何へタレってんの?」
そう言いながら1匹を蹴り倒す。
『ア・・・ァァァァ・・・』
もう1匹が進んでくるのをラケットで小突きながら避ける。
子供がじゃれておっかけっこしてるように避け続ける。
「オラ、どした?ん何がアァァァだ。わけわかんねーこと喋ってっじゃねーよ。」

「つーかこいつらマジよれよれじゃね?」
292笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/05/15(火) 07:56:33 ID:hnifBis6P
【2日目 6:00 B1F-通路 10】

…。
……。
………。
なんだよあいつら。人…、人を…殺して。

エレベーターの隅にへたりこんだままじっと前を見つめる。
>>287
「「笠原さん、追川さんどうします?俺は逃げる方に1票ですけどね」

春日部君の言葉に大きく頷く。
「逃げ…。」
『ぐるるるるるる』腹がなった。



地下といえばあの店しかないだろう。目の保養のためにいつも通ってたファミレス。
ここからは様子があまり見えないけど…。
「誰かBANNY’s行きません?」
293泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/15(火) 23:13:00 ID:+r8jEqA8O
【2日目 7:00 B1F 【銀杏亭】 1】

「ああ、あるのか」
それを聞いて、フライパン、ボウル、包丁などの道具を積み込んだ。

しかし…ガラスが割れてる?それはちょっと、嫌な感じがするけど…

>>290「行ってみようか?」
当初の目的はすでに果たしているが、これじゃガキの使いだ、
行き掛けの駄賃があるかもしれない、と俺の中の良くない虫が騒ぐ。

「これはここに置いとこう」
台車を入口まで運び、俺は通路に戻った。
BANNY’S…奥の方か…

「…?」
また血だ。通路に血痕がある。
>>290「これ、知ってたの?」
がぜんヤバくなってきたな…俺は周囲を警戒した。
まあいい、余力があるなら障害は排除すべきだ。
最悪、退路はある訳だしな…
294多事多難〜店長の末路〜 ◆XYndhCe37s :2007/05/16(水) 01:39:49 ID:ksWFoSBX0
【2日目 7:00 B1F】

B1F『青蘭飯店』の朝は早い――
仕込みの為店内に入り準備を始めていた。
店長と見習いのコックが店に出勤してから数十時間が経過していた・・・・・

白いテーブルクロスは赤く染まり椅子は乱雑に倒れ何かと争った形跡が残る。
一体地下で何があったのか?
今となってはその事実を語る者は誰も居ない・・・
生前、店長であった男は物音に反応し薄く開いた扉の方へ歩いて行く・・・・・
そして、その後ろには変わり果てた見習いコックの姿も!?
通路に出ると目の前に居た泉に掴み掛かり『銀杏亭』の中へと倒れ込む。
店長であった男は入口を背にしゆっくりと立ち上がると再び泉と対峙する・・・

※ゾンビ1体が『銀杏亭』に侵入しました。
【1】戦闘or逃避は任意です。
【2】逃避する場合『銀杏亭』からの脱出には危険値-1pt。
【3】戦闘する場合ゾンビへの攻撃は秒数下一桁奇数で成功します。(攻撃対象を
レス内にて表示して下さい)
失敗した場合はそのプレイヤーの危険値-1pt。
【3】レス番末尾偶数の時に攻撃を仕掛けた場合は失敗してもそのプレイヤーの危険値は減少しません。
但し、他プレイヤー(B1Fにいる者)の危険値-1pt。
【4】ゲーム内時間【8:00 5】迄に戦闘or逃避が終了していない場合、そこから2レス事に『銀杏亭』内に居るプレイヤーの危険値-1pt。

295多事多難〜見習いコックの追撃〜 ◆XYndhCe37s :2007/05/16(水) 01:42:19 ID:ksWFoSBX0
【2日目 7:00 B1F】

変わり果てた姿の店長が『銀杏亭』で生存者に襲い掛かる頃『青蘭飯店』の店内
では・・・
見習いコックだった男は片足をもがれ思うように歩けないでいる。
しかし、店長であった男の後をゆっくりと地面を這いながら追って行く・・・・



※ゾンビ1体が近付いて来ています。
【1】このレスの書き込み秒数下一桁偶数ならば『銀杏亭』。奇数ならば追川達の
居る通路の方へ向かいプレイヤーに襲い掛かります。
【2】このゾンビが居る間は『銀杏亭』からの脱出or通路からの移動はできません

【3】ゾンビへの攻撃は秒数下一桁偶数で成功します。(攻撃対象をレス内にて表
示して下さい)
失敗した場合はそのプレイヤーの危険値-1pt。
【4】レス番末尾偶数の時に攻撃を仕掛けた場合のみ失敗してもそのプレイヤーの
危険値は減少しません。
但し、他プレイヤー(B1Fにいる者)の危険値-1pt。
【5】ゲーム内時間【8:00 5】迄に戦闘or逃避が終了していない場合、そこから2
レス事に攻撃対象プレイヤーの危険値-1pt。

※イベント『哀鴻遍野〜地下での攻防〜』も継続中です。

296宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/16(水) 09:01:42 ID:EGcMAVwbO
【2日目 7:00 B1F【銀杏亭】 2】

3階に調理場があると知った泉さんは新たに調理器具を追加した。
台車から零れ落ちないかと不安げにそれを見ていた。

>>293「行ってみようか?」
問い掛けに困惑した表情を浮かべ口篭る。
いや、行くなら他の人も連れて行った方が…。
泉さんは台車を入口に運び、扉を開けて通路へ出て行った。
言うタイミングを逃し、渋々その後を追う。

>>293「これ、知ってたの?」と尋ねる泉さんの視線の先には血痕があった。
>>293え?あ、まぁ…なので他の人も…」
そこまで言った時、突然>>294化け物が泉さん目掛けて襲い掛かって来た。
化け物は食らい付こうと勢い余って倒れ込む。
泉さんの背中が間近へ迫った。
「うわっ!」
押し戻される様に『銀杏亭』へ後退りした。

何かに足がぶつかる。
音をたて、台車からフライパンが転げ落ちた。
フライパンを拾い上げ、化け物を見据えた。
近付いてきたらこれで頭を…。
297追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/05/16(水) 12:33:29 ID:QQUVERCK0
いくら小突いて他を向かせてもこっちに向かってくる。
そんな奴らに対し急に怒りがこみ上げてくる。

「ッラ!死ねや!」
ラケットで頭を思いっきりぶっ叩く。
瞬間奴の体はビクンと伸び、そのままビクビク痙攣しながら倒れこむ。

「あーと1匹。」
と言いながらもう1匹に目をやると、その後ろにもう1匹這いずりながら近づいてくる。
這いずって進んでいるにしては早い動きだ。片足(の有った場所)と、内臓の辺りから血を流し、
奇妙な絵を描きながらこっちに向けて進んでくる。

>>292>>287「おい、BANNY’Sはいーからちょっとあいつ殺っといてくんね?
ちょーっと一人だときちーわ。」
298泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/16(水) 14:19:48 ID:20SxKWbnO
【2日目 7:00 B1F 【銀杏亭】 4】

>>294「なんだこいつは」
いきなり出てきたぞ…俺は後ずさって奴を凝視した。

「何匹いるんだよ」
こいつも、もう普通じゃないことは一目で見て取れる。
せっかく手に入れたものを捨てて逃げることはできない。
俺の後ろには宮沢さんもいる。やるしかないか。

「…」
俺はシャフトを構えた。組み合うと不利だ。
遠間からの攻撃でうまくいけばいいが…

>>296「下がっていろ」
俺は一歩踏み込むと、奴の顔めがけてシャフトを突き出した。
「でェッ!」

(店長ゾンビに対し攻撃)
299笠原 27 男 ◆6aPlXzmMvA :2007/05/16(水) 16:00:57 ID:DqehYH11P
【2日目 7:00 B1F-通路 5】

>>297「「おい、BANNY’Sはいーからちょっとあいつ殺っといてくんね?」


やる?やるって“殺る”って事だよね?無理無理無理。
大体、あんな人の姿した…ちょっと顔色悪いけど…ちょっと足が片方ないけど…口についてる赤いのはもちろん血だよな。



「やああぁぁぁぁぁーー!」気合いの声と共に床を這いながら迫ってくる男に竹刀を振りかぶる。
「面っ。」
「面っ。」
「めーーーーん!!」
後頭部に何度も竹刀を打ち下ろした。

(見習いゾンビに対し攻撃)
300宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/16(水) 17:47:30 ID:EGcMAVwbO
【2日目 7:00 B1F 【銀杏亭】 6】

>>298「でェッ!」
泉さんが化け物の顔にシャフトを突き出したその瞬間、目を伏せた。

「はぁ…」
安堵の溜息が零れる。
台車へフライパンを戻しに行こうとすると、化け物が再び動き出した。

「なっ!?」
咄嗟にフライパンで思いっ切り頭を横殴りにした。
化け物は衝撃によろめき、覚束ない足が縺れ転げた。

(店長ゾンビに対し攻撃)
301泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/16(水) 17:59:14 ID:wC37CKCK0
【2日目 7:00 B1F 【銀杏亭】 7】

「くっ…」
まずった、俺の攻撃は急所を外れた。
俺は勢い余って奴とすれ違った。

入れ替わりに宮沢さんが一撃を加えたが…効果があったのかどうか。
奴はまた動き出す気配だ。

「しぶとい…」
俺は後ろから、また奴の頭を狙って両手で突きを繰り出した…

(店長ゾンビに対し攻撃)
302春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/05/18(金) 12:00:41 ID:WUhWNh+ZO
【2日目 7:00 B1F-通路】

>>297「だ〜か〜ら〜、俺の武器は折れちまって使い物にならねぇの」
グリップだけ残ったクラブを見せながら言うとその脇から>>299笠原さんが化け物に向かって駆け抜ける。
化け物に殴り掛かるが化け物は尚も動きを止めない。
「結構タフだな‥いや攻撃が浅いのか!?」

加勢したいが…

「おい、他に何か武器持ってないのか?」
303追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/05/18(金) 15:14:53 ID:uWqihUMj0
【2日目 7:00 B1F-通路8】
>>299
笠原が奴らに駆け寄り竹刀で殴りかかる。さすがに竹刀ではあんまダメージ与え
らんねーっぽいな。

>>302
「だ〜か〜ら〜、俺の武器は折れちまって使い物にならねぇの」
「おい、他に何か武器持ってないのか?」
春日部が尋ねてくる。

足をかけて転ばせた奴の頭を蹴りながら、春日部に持ってた工具を投げる。
「これ使えよ」
304宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/18(金) 20:56:30 ID:LzB2LkSKO
【2日目 7:00 B1F 【銀杏亭】 9】

渾身の一撃だったのに…
全く効果無かったかの様に化け物は再び立ち上がり、呻き声をあげた。

>>301「しぶとい…」泉さんが呟く。
「ホントに…」続けて私も呟いた。

泉さんは化け物の後ろへ回り込み、頭を突く。
化け物はつんのめりながらこちらへ近付いて来る。
フライパンを床に落とし、立て掛けておいたモップの柄を取ると頭頂部目掛けて力任せに振り落とした。
「あーーーっ!!」

(店長ゾンビに対し攻撃)
305宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/18(金) 21:22:24 ID:LzB2LkSKO
【2日目 7:00 B1F 【銀杏亭】 10】

「痛ーっ…」
振り落としたモップ柄から衝撃が伝わり手が痺れた。
「どんだけ頭固いんだよ…いい加減にしてよっ!」
苛立ちが込み上げる。

奴の足をモップで殴りつけ転倒した隙に傍へ近付く。
大きく口を開けて呻き声を上げながら、腕を伸ばしてきた。
その口の中にモップを突き刺す。
何度も何度も頭を床に打ち付けた。

これでダメなら逃げるしかないかもしれない…。

(店長ゾンビに対し攻撃)
306泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/18(金) 22:34:17 ID:sCuTtp45O
【2日目 8:00 B1F 【銀杏亭】 1】

「こいつ…」
背後からでは突く攻撃は効果が薄いのか…
ドーム状の頭がい骨は思いの他頑丈らしい。

やっぱりスイングする方がいいのか…
しかし奴をはさんですぐ向こうには宮沢さんがいる。

「…」
一瞬躊躇したが、もうこれしか思い付かない。

「危ないぞ」
そう言うと、俺は奴の頭めがけてシャフトをスイングした…

(店長ゾンビに対し攻撃)
307泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/18(金) 22:53:46 ID:sCuTtp45O
【2日目 8:00 B1F 【銀杏亭】 2】

グシャッ…
嫌な音がした。手応えがあった。
奴の腕は糸の切れた操り人形のようにパタリと落ちた。
ゴロン、と頭を足の裏で転がしてみる…もう動かない。

「…もう大丈夫だ」
チラリと宮沢さんの方を見た。さっきまで鬼気迫る勢いだったが…
さすがに疲れたろう。俺もだ。

「寄り道は無しだな」
こんなのがまだいたら、さすがに相手はしきれない。
割に合う収穫があるとも思えない…

「戻ろう」
俺は台車を押して、店を出た。
308宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/20(日) 01:06:31 ID:24gQ2jglO
【2日目 8:00 B1F 【銀杏亭】 3】

>>306「危ないぞ」
慌てて壁際に身を寄せる。
泉さんが奴の頭を横殴りにすると、奴はすとんと床に崩れ落ちていった。
>>307やった…やりましたね!」
泉さんに駆け寄り喜んだ。

>>307…ですね。こんな不死身みたいな奴、これ以上相手にしてられないわ。
まして、BANNY’sは割れた硝子に血痕ですから…中に何が潜んでるやら。
あ、他へ行かないならもう少し食糧持ってくるんで、ちょっと待って下さい。」
台車を押し、店を出かけた泉さんを引き止めた。
309春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/05/21(月) 11:00:50 ID:dhcn97xbO
【2日目 8:00 B1F-通路】

>>303投げ渡された工具をキャッチする。
「レンチかよ‥化け物にかなり近づかないと攻撃できないな」

化け物2体にジリジリと近付き間合いを詰める。

「とっとと逃げないからこんな面倒事に巻き込まれるんだ…」

化け物がこちらに気付く前に一気に頭部を狙い殴り掛かる。
(見習いコックに攻撃)
310宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/25(金) 13:33:56 ID:mBNjs+g0O
【2日目 8:00 B1F 【銀杏亭】 4】

調理場へ向かい、再び物色を始めた。
冷蔵庫には見向きもせず、ストック棚を開ける。
缶詰、乾麺、レトルトパック類の保存が利くものを取り出した。
「えーと、あれはどこだ?……あったあった。」
缶切りをポケットに突っ込み、レジ袋に食材を入れて泉さんの所へ向かった。

>>307すみません、お待たせして…日持ちするもの持ってきました。
さ、行きましょうか。」
扉へ近付くと、通路から>>309話し声と殴打する音が聞こえた。

「まだ片付いていないみたいですね…。」
置いてくつもりだった血まみれのモップ棒を渋々取り、握り絞めた。
311ゾンビ武志 8 男  ◆K5FnDYmaaM :2007/05/26(土) 10:28:40 ID:V+5x6+l70
【2日目 5:00 1F 【銀杏亭】 4】
体がヤケに重い…。なんだろうこの感覚。どうやら僕は、仰向けに倒れていたようだ。
上体を起こし辺りを見回すと、店内は荒れ放題だった。何があったんだろう?
確か僕は、ママと一緒に食事をしていたはず…。ママはどこだろう?
立ち上がり、ママを探そうとしたとき、視界に自分の右腕がうつり、驚愕した。
僕の右腕は、血の気が失せ、青い血管が随所に浮き出ていた。
皮膚は所々が剥げ落ち、傷口にはウジ虫が湧いている。まるで死人の腕だ。
僕は、体の異変と、ママがいないという不安で、まともに立っていられなくなり、
頭を抱えて転げまわった。ママにしてもらった蝶ネクタイがヤケに首に食い込む。息苦しい。
「あうう…あううう…」
奇妙な声が聞こえる。振り返ると、店の外に顔中傷だらけのおじさんが歩いていた。
おじさんの顔はぐちゃぐちゃで、まるで…、そう、まるで僕の腕のように血の気がない。
おじさんの只ならぬ雰囲気に恐怖を感じた僕は、三階へあがった。
三階はどうやら調理場のようで、いたる所に隠れられそうな戸棚が見受けられる。
僕は、昔みた映画の影響で、冷蔵庫に隠れることにした。冷蔵庫なら火災でも耐えられるらしい。
僕は、冷蔵庫の中に入り、ママが来てくれるのを待った。
ガサゴソガサゴソ…
冷蔵庫に入って5時間が過ぎようとしていた時だった。外で何かが動く音がする。
もしかして、ママだろうか?僕はそっとドアを開け、動いている何かを確認した。
「えーと、あれはどこだ?……あったあった。」
外にいたのは、ママよりもずっと若い、きれいな女の人だった。
女の人は、缶きりをポケットに突っ込み、レジ袋に食材をいれて階段を下りていった。
僕は冷蔵庫から飛び出した。女の人に話しかければ、僕の体が気持ち悪くなっている
理由もわかるかもしれない。女の人をつけて階段を下りる。
一階につき、女の人の姿を探す。しかし姿は見えない。地下に下りたのだろうか?
僕はすぐに地下へ下りた。地下には、女の人の姿はなかった。でも代わりに、おじさんの死体が転がっていた。
おじさんの体は、僕と同じように体中が青白く変色していた。
僕は死体を見て、女の人に話しかけるのを躊躇した。僕も同じように殺されるかもしれないからだ。
312追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/05/26(土) 18:16:54 ID:bo7NjyQ60
ゴッゴッ・・・ゴッ。
おっしゃ。死んだっぺーな。
何かピクピク痙攣し始めたらとりあえず死ぬ合図みてーな。

>>309
倒れた奴らの頭を蹴るのをやめ、
レンチを渡した春日部の方を見る。
助けは必要ないっぺーね。
壁にもたれかかり一服入れながら春日部が殴りかかる様を見る。
うーん。殴ってる殴ってる。風流やね。
313宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/27(日) 16:02:18 ID:gmpQlCUXO
【2日目 8:00 B1F エレベーター前 6】

台車を泉さんに預け、食糧の詰まった袋とモップ柄を持ち、銀杏亭を後にした。
BANNY’s、青蘭飯店の方を注意しながら通路を進む。
通路の角へ差し掛かると、皆の姿と絶命した化け物の姿が目に入ってきた。

「みなさん無事みたいね。怪我はない?」
全員に一声掛けると続けて喋り出した。

「今さぁ、とんでもなくしぶといのがいて、そいつの制服に青蘭飯店て…BANNY’sのガラスも割れてるし、まだどこかに潜んでるかもしれないですよ。
駐車場に車あるか確認したいとこですけど、一旦上に戻りませんか?
ある程度、食糧調達出来たんで、とりあえずご飯食べてから考えましょうよ。」

そう言うとエレベーターに近付いて行った。
314泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/27(日) 20:12:19 ID:0yM/yWS1O
【2日目 8:00 B1F エレベーター前 7】

>>310「オーライ、大漁だな」
ピクニックは終わりだ。他のみんなはどうしているかな。
宮沢さんに続いて通路を進んで行った。
エレベーター前には奴等の死体がある。
やっぱり俺たちと同じに苦労したんだろうか…

「お疲れ。こっちは収穫があったよ。戻ろう」
これ以上は危険だしな…
誰もこれ以上チャンバラはやりたくないだろう。
当初の目的はもう一つあったが…
ちょっとそんな余裕もなくなった。後だな。
315ゾンビ武志 8 男  ◆K5FnDYmaaM :2007/05/27(日) 20:42:53 ID:+n9c5TTK0
【2日目 8:00 B1F エレベーター前 8】

お姉さん達の後をつけて歩き続けると、エレベーター前に着いた。
エレベーターの周辺には、撲殺された死体が転がっていた。
それを見て、吐き気を覚える。誰がこんな酷いことをしたんだろう?
平気で人間を殴り殺せる人間が、近くにいるんだろうか?
僕は、凶悪犯の影におびえながらも、若い女の人をつけた。
しばらくして、若い女の人は、仲間と合流したのか
「みなさん無事みたいね。怪我はない?」
「今さぁ、とんでもなくしぶといのがいて、そいつの制服に青蘭飯店て…
BANNY’sのガラスも割れてるし、まだどこかに潜んでるかもしれないですよ。
駐車場に車あるか確認したいとこですけど、一旦上に戻りませんか?
ある程度、食糧調達出来たんで、とりあえずご飯食べてから考えましょうよ。」
僕は、若い女の人の会話を聞いて、恐怖した。
女の人をつける途中で目撃した死体の胸元に”青蘭飯店”と書かれたネームプレートが
あったからだ。その死体を指して、若い女のひとは”しぶとい”と言っている。
つまり、女の人は、青蘭飯店の店員がしぶとかったといっているのだ。
しぶとい…つまり、殺すのにてこずったということだ。
ということは、あの店員を撲殺したのは……。
僕は、自分のとっている行動の正しさを確信した。やはり若い女の人と、その仲間は
平気で人を撲殺するような野蛮な人種なんだ。僕も、きっと見つかれば殴り殺される。
あの人たちに見つかってはいけない。
僕はしばらく、若い女の人たちの行動を観察することにした。
ママが言ってた。悪いことをする人間には、勇気を出して注意をしなきゃいけないって。
もし、若い女の人たちが、これからも暴力をふるい続けるなら、僕はママのいいつけに従って、
若い女の人たちを注意しなきゃいけない。でも、ただ注意するだけで言う事をきいてくれるだろうか?
あの人達は、平気で人を殴り殺すような人間だ。ただ注意するだけじゃ言う事を聞いてくれないかも
しれない。その時はどうしよう…その時は…。
僕は、身の危険を感じたせいか、気づくと右手に、二等辺三角形のガラスの破片を持っていた。

316春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/05/28(月) 12:38:16 ID:MGLte9JeO
【2日目 8:00 B1F-通路】

何度も頭を殴り続けると化け物はやがて動かなくなった…
血まみれのレンチを力無く落とし深く息を吐き気持ちを落ち着かせる。
横を見ると>>312追川さんは呑気に煙草をふかしていた。

どういう神経してんだよ‥まったく…

>>313-314宮沢さんと泉が食料を持って戻ってきた。
どうやら向こうも大変だったようだ…
>>313「だから俺は地下に来るのは反対だって言っただろ?用が済んだならこんな所に長居は無用だ。とっとと上に戻ろうぜ」
ぶつぶつと文句を言いながらエレベーターに乗り込む。
317宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/28(月) 15:23:17 ID:OXPtocVEO
【2日目 8:00 B1F エレベーター 8】

泉さんも退去に賛成みたいでよかった…。
ここからの脱出をはかろうとしてた泉さんだから、車の確保を…って言い出すんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていた。
ホッと胸を撫で下ろすと、今度は春日部さんが文句を言い出した。
>>316まぁでも怪我なく済んだし、食糧はいずれ取りに来ないとならなかったわけですから…。」
来たことへ若干後悔してる自分に言い聞かせるように言った。

エレベーターに乗る春日部さんを見て、開閉扉の間に置いてある荷物を除け、扉を手で押さえた。
「じゃあ皆さん、行きましょうか。泉さん、台車乗せて下さい。」
エレベーターに乗るよう促し、自分も乗り込んだ。

「どうしましょっかねぇ?一旦2階へ行きます?それとも3階の休憩所へ直行します?」
全員の顔を順繰りに見た。
318泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/05/30(水) 02:10:00 ID:l21kQzEeO
【2日目 8:00 B1F エレベーター 9】

台車を押してエレベーターに乗った。
とりあえず量は持って来たが、この程度の食材では
大したものは作れそうにないな…

>>317「直行でいいんじゃないの?」
そんな事を思いながら、宮沢さんに向かって答えた。
2階に用があるのか?俺としてはせっかく持って来たもの、何か食べたいんだがな。
それと、食べたら寝たい…
第一にこの体が元気じゃないと、どうにもならないからな。

後の事は、それから考えよう…
319宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/05/31(木) 10:08:01 ID:JXCn5mUyO
【2日目 8:00 B1F エレベーター 10】

>>318そうですね、では3階へ…っと。」
エレベーターの3階ボタンを押した後、【開】ボタンを押し続けた。

ふと、台車に目がいく。
苦労した割りには少ない気がしてきた。
「これで2、3日しのげるといいんですけど…。
この食材で何が作れますかねぇ?料理得意な人います?」
春日部さんと泉さんを交互に見る。
泉さんは料理上手そうだ…なんとなくのイメージで、そんなことを思った。

未だエレベーターに乗っていない二人に声をかける。
「ナオさん、笠原さん、早く乗って下さい。
まだ地下にいるようなら、先に3階行ってますよ?」
320春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/02(土) 20:27:51 ID:LW5P57+4O
【2日目 8:00 B1F-エレベーター内】

>>317-318宮沢さんと泉が食料を持ってエレベーターに乗り込む。
なかなかエレベーターに乗り込まない笠原さんと追川さんに気持ちをいらつかせる。

何時また化け物が現れるかもしれないのに何ぐずぐずしてんだよ…

>>319「階段もあるんだしこれ以上待つ事ないでしょ?」
宮沢さんを押し退けエレベーターの【閉】のボタンを押す。

「追川さん、笠原さん先に上に行ってますよ」

軽く手を振り声を掛けるとドアはゆっくりと閉まる…そしてエレベーターは3階へと上昇して行った。
321追川29男 ◆TjAvbk1aao :2007/06/02(土) 20:59:57 ID:C7wUvNuK0
>>318>>319>>320
ひとみちゃん達はエスカレーターで上に上っていく。

「さーって、車車。」きょろきょろと周りを見渡し駐車場の位置を探す。
お、向こうに見えるPマークは。あれか。

そっちに向かって歩きながら笠原に告げる。
「お前どーすんの?とりあえず俺は車探すっけど。」
322人跡未踏〜亡者の巣〜 ◆XYndhCe37s :2007/06/03(日) 00:25:06 ID:VU4fZIja0
地下の通用口の向こうは駐車場になっている。
地下入口のシャッターは閉まっているがその脇の避難扉は開きっぱなしになっていた。
そこからゾンビが1体・・・また1体と侵入していた・・・
今地下には数十体のゾンビが虚ろに徘徊している。
一度、獲物がこの巣に迷い込んだならゾンビは容赦なく襲い掛かるであろう・・・・・


※地下駐車場はゾンビに占拠されています。
【1】地下の扉(通用口)を開けたレスが偶数ならゾンビ1体が館内に侵入。
(倒す時秒数下一桁8で危険値-1pt)
【2】地下を抜けて外へ脱出するには一人5レス消費します。
【3】地下を抜ける5レス消費中、秒数下一桁奇数が出ると危険値-3pt。

323泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/03(日) 01:42:26 ID:n6xZZkvQO
【2日目 9:00 B1F エレベーター 2】

>>319「あんまり期待してもらっても困るけど、
これだけあれば何か作れるよ。欲を言えば生野菜が欲しかったね」
俺は簡単なのなら作れる。焼く、炒めるしか知らないけどね…
そんな事を考えていると、春日部君が閉じるボタンを押してしまった。まあ、いいか…
静かに上って行くエレベーターの中で、地下に居残った場合の危険度を考えてみる。
通路の奥は未踏。しかし行く意味が無いので想定からは外す。
地下駐車場はどうだろう。行き掛けにドアは閉めておいたが、あの外は…未知数。
外と隔てる物が無かったら、「いる」と考えるのが普通だ。
際限無く危険だ…俺なら何の根拠もなくあのドアは開けない。
まあ、勝手にするさ…

「チン」

あっという間に3階に到着。
一応、エレベーターは生かしておくか…

「さあ、とりあえず食おう。後の事はそれからだ」

朝だから…何がいいかな…
台車を押しながら、何を作るか考えていた。
324宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/03(日) 18:17:47 ID:MN6zEgQNO
【2日目 9:00 B1F エレベーター内→3F WEST通路 3】

>>320ちょっと!なに?そんな無理矢理しなくてもいいじゃないですか…。
長々待つ気は無いんだから、強引に押さなくたって私が押しますよ。」
春日部さんに押し退けられ、流石に文句が零れた。

エレベーターが静かに3階へ上昇してゆく。
少し沈黙した後、泉さんに振り返り言った。

>>323生野菜ありましたけど、いつのか怪しかったですよね…それにこんな時だし、野菜も火を通さないと生は怖いですよ。
私も手伝いますから、何かあったら言って下さい。」
「チン…」
3階に着くと、管理事務所奥の従業員休憩室を目指し歩き出した。
325泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/04(月) 00:13:49 ID:HcbyRtaJO
【2日目 9:00 3F 4】

なんだかカリカリしてるなぁ…腹が減ってるからかな。
管理事務所に入ると、休憩室には流し台とガスコンロがある。
まあ最低限の事はできるか…

「今何か軽いもの作るから、とりあえずそれで我慢してよ」
台車には一通りのものは載せた。俺が一番欲しかったのは玉子だ。
これだけは多めに持って来た。

「さあ、始めるよ」
フライパンをコンロにかけて、熱した所にベーコンを乗せる。
バターは…入れないバージョンで行こう。
ある程度焼いたら玉子を割り入れてさらに焼く。
塩胡椒を軽く振り、半分くらい焼けたら水を少し入れて
鍋のフタをかぶせ蒸し焼きにする…これでベーコンエッグの完成だ。
これを二人分作り、テーブルに置いた。

「今はこれしか出来ないけど、とりあえずこれ食って。
醤油もケチャップもマヨネーズもあるから」
パンとサラダがあればもっといいのにな…
そんな事を思いながら、俺は米に取り掛かった。
持ってきた炊飯器と米を下ろして、米を洗いにかかる…

「しまった、カップが無い」
これ業務用だからな…まあいいや、目分量でも飯は炊ける。
とりあえず米を洗って、炊飯器にかけた。

「飯ができたら、もう少しマシなものが食えるよ」
そう言って、俺は自分の分のベーコンエッグを作りにかかった。
次は何を作ろうか…?
326宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/04(月) 13:06:39 ID:pcK8Y5T7O
【2日目 9:00 3F 従業員休憩室 5】

従業員休憩室に入るなり、泉さんは手早く何かを作り始めた。

手伝わなくていいのかな?逆に邪魔になるか…。

ぎこちなく室内をうろうろしながら、ロッカーを物色して回る。
警備員の物だろうか?
着替えやバッグがしまわれてあった。
流石にバッグは開けちゃあマズイかぁ。
そんな事をしている内に、何か出来上がったようだ。

>>325ありがとうございます。いただきま〜す。」
そう言いながら席につく。
テーブルの上には皿が二枚…泉さんは再び何かをし始めている。
うーん、先に食べちゃっていいのかなぁ?
でも折角作ってくれたし、あったかい内に食べた方がいいかも。
空腹も合間って、数分かからずたいらげた。

>>325ごちそうさまでした。何かやることあったら言って下さいね。」
泉さんに声を掛けながら、流し台で皿を洗った。
327泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/05(火) 03:06:00 ID:p+xWnBLEO
【2日目 9:00 3F 従業員休憩室 6】

>>326「やる事?うーん…」
自分の皿をテーブルに運びながら、ぼんやり考えた。

「今んとこ手伝ってもらう事は無いよ。しいて言えば、情報収集だな」
ベーコンエッグを一口…んん、悪くない。

一階はもうだめだ。脱出の可能性があるなら地下か。
仮に外に出られたとして、どこまで行けばいい?

「あの本屋のテレビ、まだ生きてんのかな」
あれから時間も経った。新しい情報が、あるかもしれない…
328春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/05(火) 10:58:44 ID:G2ePIxyYO
【2日目 9:00 3F-従業員休憩室】

>>325-326二人から遅れて休憩室に入ると部屋にはいい匂いが充満し、テーブルの上には食事の用意がされていた。
「これ食べてもいいんだよね?俺だって地下に行ったんだから食べる権利あるよな?」
そう言うや否やご飯を口に頬張った。

食事を終え落ち着いていると>>327泉が情報を集めようと言いだした。
「日の出書店のテレビなら何時情報が入ってきてもいいように点けっぱなしになってるよ」
329宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/05(火) 14:46:24 ID:Wq8jWANAO
【2日目 9:00 3F 従業員休憩室 7】

「情報収集ねぇ…。」
ぽつりと呟く。
私が知りたいのは避難所がどこにあるのか…そして、アレはなんなのか…。
あんま期待持てないけど、観る価値はあるかも。

>>327>>328食べ終えたら観に行きましょうか。
ここの鍵は泉さんが持ってましたよね?念のため、鍵かけて行きましょ。
追川さんと笠原さん宛に、貼紙しときますね。」
こんな状態だから、食糧の奪い合いなんてこともあるかもしれない。
用心しといた方がいい。

追川さんと笠原さん宛に手紙を書きながら、ふと思い出した。
「あ‥テレビなら美容室にもありますよ?
天井から吊されてるんで、持ってはこれないけど2階より近いですよ?」
330実事求是〜富山の視点〜 ◆XYndhCe37s :2007/06/06(水) 01:41:25 ID:FJzy3Ug30
【2日目 9:00―】

世の中は突然おかしくなっちまった・・・

「一体何処を走ってるのやら・・・」
俺はやみくもにずっと車を走らせていた。

『ポムギッ!』

車が何かを踏み付け上下に揺れる。
―いや、踏み付けた物は解っている・・・
最初にアレを轢いた時はその感触に吐き気を催したものだ。
煙草を1本吸いラジオのスイッチに指を伸ばす。

『・・・・噛み付かれたり傷を・・・る事により感染し・・・・・・姿や特徴から一部ネット
等では「ゾンビ」とも言わ・・・・・詳細は今だ不明であり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
各地で拡がり・・・・・収束の・・・・
・気配はありません・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ザザ・・・避難勧告を発令した事で・・・・・・・・避難場所での2次災害を招き事
態はより深刻となっており・・・・・ザザ・・・・・・・今後、
被害の最も大きい〇野区は警戒区域に設定し近隣の都市には注意を呼び掛けて・
・・・す・・・・・

・・・・・・次に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今だ各都市には多く
の住民が取り残されている状態となってい・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・安否が・・・・・心配されますが・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・ザザ・・・・・・・・・・・・・』

「ゾンビだと?・・あぁ、確かにコイツらを呼ぶには相応しい名前だ」

富山の視界には無数の死体が徘徊しており、車はその中を走って行く・・・・・
331泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/06(水) 19:02:18 ID:r34SbGRYO
【2日目 9:00 3F 従業員休憩室 8】

>>329「そう、情報収集」
最後の一口を口に運びながらそう言った。

「無計画は、いただけないだろう…
俺はね、逃げ出したいんだよ。それだけだ」

今のままじゃ動きがとれない。でも俺は無計画に外に飛び出すほど自信家じゃない。
かといってこのままここで安穏ともしていられない。
ここが安全だって保証もどこにもない。

俺はただ、逃げ出したい。どんな手段を使っても…

「美容室が近いなら、そっちに行ってみようよ」

食べ終えた皿を流し台に運びながら、二人の顔をうかがってみた。
332宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/07(木) 00:47:45 ID:zyr9aHklO
【2日目 9:00 3F 従業員休憩室→『CUT INN AQUA』前 9】

泉さんの意見に頷く。
無計画に段取りを踏まないとか、まずありえない。

>>331私は助かりたい…それだけです。
行き当たりばったりな行動は命取りですもんね、私も絶対にイヤですよ。
こっから逃げるならまずは目的地を明確にしないと…避難所なり安全確保される場所があるといいんですが…あとは車ですね。」

食事終えるのを見届けると貼紙を取り立ち上がった。
「じゃ私、扉にコレ貼って先に美容室行ってます。」
そう言うと従業員休憩室を後にした。

扉に貼紙をする。
『追川さん、笠原さんへ
3階の『CUT INN AQUA』にいます。』
貼紙には居場所を伝えるに留めた。

通路を歩み進む。
吹き抜けが近くなるにつれ、ゴーと聞こえる音は次第に呻き声へと変わった。
声から逃げる様に小走りでCUT INN AQUAへ向かった。
333追川29男 ◆TjAvbk1aao :2007/06/07(木) 20:29:02 ID:L7iC0HoD0
笠原は返事しねえ。
まー別にいいべな。ダチとかでもねーし。

「P」のマークが大きく書いてんドアに着く。
これだな。
ドアに耳を当てる。
扉が分厚いせいかなんも聞こえねえ。
うっし。開けてみっか。ドアに手をかけ少し開けて様子を見る。
うっわ・・・やべ・・・
うじゃうじゃだ・・・
334宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/11(月) 06:01:59 ID:iUFqCnPKO
【2日目 10:00 3F 『CUT INN AQUA』 1】

急いで鍵を開け中に入る。
念の為施錠しとこ…泉さん達来たら声掛けてくれるでしょ。
ドアの施錠をするとテレビリモコンを取り、押した。

『ザーーー‥ザザ‥ザーーーーー』
やっぱ何もやってないか…そりゃそうだよなぁ、アナウンサーも逃げ出すわ。
テレビを点けっぱなしに、ソファーへ腰掛けた。

>>330ん?何か聞こえる。
テレビを見上げるが、画面は砂嵐のままだった。
途切れ途切れに聞こえる声に耳を傾けた。

やっぱ感染するんだ…噛まれた傷口からってことなんだろうか?
「は?ゾンビって、ありえないよ、そんなの…。」
動揺から口走っていた。
放送は続く。
避難勧告出てたのか…ニ次災害?避難地帯でも化け物が出たってわけ?
落胆で頭をもたげた。
追い討ちをかけるように、O野区が警戒区域に設定されたと音声が伝える。

「これからどうしたら…」
落胆の声を無視するように、音声は繰り返された。
335泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/11(月) 15:50:30 ID:y/17d3A3O
【2日目 10:00 3F 『CUT INN AQUA』 2】

「さて…」
皿を洗って、宮沢さんの後を追う事にした。

実の所、情報にはあまり期待していない。
最悪の場合だけが頭をよぎる。
脱出の目処が立たなかったとしても、ここで手をこまねいているなど下策だ。
なんとなれば、強行な手段も考えておくべきだろうな。

そんな事を考えつつ、美容室の前まで来た。
ドアをノックしてみる。

「俺だけど…入っていいか」
336宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/11(月) 19:19:31 ID:iUFqCnPKO
【2日目 10:00 3F 『CUT INN AQUA』 3】

嗚呼もう最悪だ…
避難所ダメなら何処へ逃げたらいいわけよ?
しかもO野区が1番ヤバイ区域って…。
ツイてないとしか言いようないわ。
「ハァ…」
溜息を零し、ぼんやり天井を見上げた。

ノック音が鳴り、泉さんの声がした。
視線をドアへ移し、立ち上がった。
内鍵を外し、招き入れる。
あれ、春日部さんは?一緒に来たらいいのに…。

>>335今テレビ見てたんですけどね、放送ありましたよ。
でも映像は無いし、ノイズで音声は途切れ途切れだし…どうも収録テープを繰り返し流してるようです。」
喋りながら歩き、ソファーに座るよう促した。

「もう、どうにもこうにもですよ…まぁ聞いてみて下さい。」
そう言うと煙草に火をつけ、再び放送に耳を傾けた。
337泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/12(火) 02:25:21 ID:Ab9d0vk5O
【2日目 10:00 3F 『CUT INN AQUA』 4】

ソファに座ってテレビを眺めてみた…
不愉快な砂嵐。それに頼れそうな情報も無い。

「やっぱりなぁ…」
ソファに沈み込んで天井を仰いだ。
期待はしてなかったけど…こうまで何もないとはね…

「しかしゾンビとはいいネーミングだね。俺もそう思ってた」
そのゾンビの包囲網をどうやって突破するか?考え所だ…

今のところ、突破できる可能性があるのは地下しかないと思う。それにも条件があるが…

「あきらめムード?」
気力を無くしたかのような宮沢さんの機嫌をうかがってみた。

あきらめたならここにいればいい。俺は無理に引っ張ろうとは思わない。

俺はソファに座ったまま、もう少し考えていたい気分だった。
338春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/12(火) 20:45:03 ID:blAV0hHBO
【2日目 10:00 3F-従業員休憩室→2F『日の出書店』】

休憩室を出ると二人には着いて行かず2階の日の出書店に向かった。

とくに意味はないが見知らぬ建物の中で日の出書店がシャッターもあり一番安全な気がしたからだ。

日の出書店の奥に置いてあるテレビからは断続的に>>330ニュースが流れていた。
「おいおいマジかよ、〇野区ってココじゃねぇかよ…」

もしかしてここら一帯で生きてんのって俺らだけじゃないのか?
339宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/13(水) 02:17:21 ID:12fI3DLPO
【2日目 10:00 3F 『CUT INN AQUA』 5】

テレビ放送を聞き終えると、泉さんが話し出す。
さすが…愕然としてる様子がない。

>>337諦めムードってか、困惑状態ですよ。
避難先は壊滅、救助来るかわかんない、そしてここはO野区ですもん。
どうしていいやら…。
分かったのは、いつまでもここで篭城続けるのは無理だってこと位ですかね。」

煙草を一服。
煙を吐き出すと話続けた。

「ところで、いつからアレがゾンビだと?
仮にゾンビ…だとしたら、いつか地上はゾンビだらけのごった返しでしょうね。
もうなってるかもしれませんけど…。
泉さんはこれからどうするつもりですか?」
煙草を押し潰し、ソファーに深く座った。
340泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/13(水) 18:17:15 ID:87xvKL/eO
【2日目 10:00 3F 『CUT INN AQUA』 6】

いつからだって?案外呑気な質問だな。

「最初からだな」
あの入口での騒ぎから…
あれをゾンビと言わずしてなんと言おう。
そこにいたまともな人間は、どいつも俺の話に付き合うような相手じゃなさそうだったし…
そんなヨタを飛ばしてる暇もなかったしな。

「さて、どうしようかな」
確かに、この辺に生きてる人間がいる可能性は低いか。
だったら…行くところまで行くか?

「もう少し考えるよ」
俺は席を立つと、店を出て管理事務所に向かった…
341宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/14(木) 01:28:30 ID:Mtk0LNuEO
【2日目 10:00 3F 『CUT INN AQUA』 7】

最初から?だったら言ってくれりゃあいいのに。
少し不信感を抱きながら、一言「そうですか…」と、返事をした。

>>340「もう少し考えるよ」
そう言うと泉さんは立ち上がり通路へ出て行った。
おいおい、どこ行くのよ?
入口に立ち、泉さんの背中に向かって呼びかけた。
>>340どっか行く時は声かけて下さいね。私ここにいますから。」
泉さんが管理事務所に入るのを見届けると、扉を施錠して店内に戻った。

さてと…どうしよっかな。
店内をうろつく。
ふと、窓に目がいった。
外の状況見てみるか…。
342泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/15(金) 00:15:52 ID:lW766j79O
【2日目 10:00 3F 従業員休憩室 8】

宮沢さんに後ろ手に手をヒラヒラ振って、俺は休憩室に戻った。
残念だけど、俺は宮沢さんのボディガードになった覚えは無い。

…おぉ、飯が炊けている。何か作ろうかな。
台車に乗せた物の中からボウルと包丁、ハム、調味料を取り出す。
これだけしか無いか。味気無い。まあ、いいか…
「よし、始めるよ」
まずは玉子2個をボウルで溶く。そこに少しのゴマ油を入れ、よく混ぜる。
そこに暖かいごはんを入れ、さらに混ぜる。それを熱したフライパンに入れ、勢いよく振る。
3分近くも炒めているとパラパラにほぐれてくる…おまけで刻んだハムも入れておこう。
塩胡椒のみで味付けをして完成。なんか色々足りないけど…そこは仕方ない。

「ハイ、黄金チャーハン〜」
ガサッと皿に盛り付けて…テーブルに運ぶ。

「いただきます」
まずは一口。んー、うまい。黙々とチャーハンを食べながら、思う。
一人でいい、話の分かる奴が…相棒がいればな…

ここにいる人間とは親しくもなければ価値観も違う。仲間と呼べるほどの人間はいない。
俺たちは、たまたま居合わせただけの集団にすぎない…

「一人で、何とかなるのかな」
…そうするしかないか。思い出せ…ここに来てからの事。何か、あるはずだ。

すっかり食べ終えた後、俺はテーブルに手を組んで今までの事を思い出していた。

ふと、腹に違和感を感じる。エプロンのポケットに、溶剤が入れっ放しになっていた…
一度、店に戻るか…?
343泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/15(金) 16:50:28 ID:/bh1zdZk0
【2日目 10:00 3F 従業員休憩室→… 9】

溶剤のビンを眺めながら、思う。一人でできることには限界がある。
数に対抗しうる物…そう思ってこれを持ち出した。
結局、使わずじまいではあったけれど。
ポケットの中には、マッチとシュアファイアがある。

「…」
まだ、やれるはずだ。
そう思ったとき、ピンとくるものがあった。
さっき料理したけど、それってもしかして…
キッチンの下の棚を開けてみた。

「…ある」
よし、やっぱり一度店に戻ろう。
俺は一縷の望みを見出して、管理事務所を出た。
344追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/06/17(日) 17:07:12 ID:XAZ6/2KH0
【2日目 10:00 B1 駐車場10】
>>333
やつ等のあまりの多さにいったんドアを閉めようとする。
・・・ガツ

ドアが何かに挟まる。
「クァァァァァゥゥァァ」
いつの間にか一匹ドアにしがみついてやがる。
その声に気づいたのか、何匹かがこちらに向き直る。
ピーンチ。
345項龍 29 男  ◆Sw15bzOP8. :2007/06/17(日) 17:16:27 ID:a3cPr5wC0
氏名:項龍
年齢:29
性別:男
身長・178cm:57キロ
特技:剣術、逃げ足の速さ、
性格:物静か、
服装:赤いジャンバーにジーンズ
備考:日本系中国人、あるていど日本語がしゃべれる
346項龍 29 男  ◆Sw15bzOP8. :2007/06/17(日) 17:25:49 ID:a3cPr5wC0
【2日目 10:00 メトロO野駅付近 】

あいつはこの駅の近くで待ってると言ってたのに何だこの化け物は!?
幸いやつらは遅い、食料も探さないとな。
347泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/17(日) 18:53:23 ID:e60D0CASO
【2日目 11:00 2F Yellow-Sparrow 2】

階段を下りて、自分の店に向かう。
ドアを開けると、昨日店を出たときのまま静まり返っていた。

「さて…」
必要なものを集めよう。まずラッカー溶剤のビンを二つ追加。
それに、作業ブースからウエスを集めてポケットに詰め込む。
ついでに、ドライバーのセットを一組。
ライターをひとつケースから取り出し、オイルを入れておく。
それから、塗装用のガスボンベを二つ…
大きなエプロンのポケットも、これで一杯になった。

最後に、エアガンの棚からPSG-1を取り出す。
メジャーなスナイパーライフルのひとつだ。こいつをちょっといじろう…
まずバッテリーを標準から10.8vラージバッテリーに組み替え、モーターも高出力に。
そしてスプリングレートを300%まで上げる。これが限界だ。
フレームやバレルを変えられればもっといいが、残念ながらパーツがない。
弾丸は0.9グラム鉄製ベアリング弾を装填。

「これでいい」
こいつならクルマのフロントガラスもブチ抜ける。
全体的に「ヤワい」が、どうせ使い捨てだ…
これをベルトで肩にかけた。

今はこれが精一杯か。まあ、やれるだけの事はやるさ。
準備を終え、店を出た時、向かいのキャリアショップが目に入った。シャッターが開いている。

「んっ…そういえば…」
これは予定が短縮できるかも知れない。
俺は確認のために、キャリアショップに向かった。
348項龍 29 男  ◆Sw15bzOP8. :2007/06/17(日) 22:28:01 ID:a3cPr5wC0
【2日目 10:00 ブロードウェイ南側入り口】

クソッ、シャッターが閉まってる。
ここが閉まってるとほかの場所もしまってると考えた方が良いな………
危険だが地下駐車場の方にも行ってみるか。
自分は石持って地下駐車場に向かってみた


349宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/18(月) 03:20:31 ID:mGQRv/WOO
【2日目 11:00 3F 『CUT INN AQUA』→従業員休憩室 4】

「ぅわ…」
窓から外を覗くと、祭でもやってるかのように奴らでごった返していた。
たった一日で…こんなに。
明日になれば更に増えてるかもしれない。
悠長にしてられんわ。
脱出計画相談しなきゃ。

急いでテレビを消し、扉の施錠をすると従業員休憩室目差して通路を駆けた。

扉には追川さん、笠原さん宛の貼紙がそのまま残っている。
二人は何で戻って来ないんだろ?
まさか…逃げたとか?
不安感を募らせながら貼紙を剥がし取った。

従業員休憩室に入ると微かに香ばしい香りがした。
泉さん一人で食べたんだ…ズルイな。
あれ?泉さん?
姿が見当たらない。
「泉さ〜ん?」
何度呼んでも返答が無い。
室内を隈なく捜し、管理事務所も覗いて見るが、姿は無かった。

どっか行く時は声掛けてって、言ったのに…。
一人でどうしろって言うの…どうにも出来ないよ。
途方に暮れながら、従業員休憩室へ戻っていった。
350暗雲低迷〜千葉兄妹〜:2007/06/18(月) 10:33:31 ID:oIcosJ3PO
【2日目 11:00 ブロードウェイ付近】

避難勧告が発令されてから数十時間が経過していた。
すでに街はゾンビに支配されつつあり、生存者の姿はほとんど見られなくなった。
――だが、生き残った者はまだ存在する――

早稲山通りを駆け抜ける二つの影をゾンビの群れが追い廻す。
二つの影は若い男女であった。

「はぁ、はぁ・・くそ!囲まれるぞ!!」
『兄さん、見て!あそこ!』
その指先は>>348見知らぬ男を指していた。

・・・あいつはまともな人間か?

「おい、あんた!どこに逃げるつもりだい?」
351追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/18(月) 10:33:46 ID:dBCI6xNU0
>>344
ドアを閉めようとするがしがみついてるクソ野郎の手が引っかかる。
「っらぁ!」
一旦ドアを開け、中に引きずり込む。
蹴倒すようにドアを閉める。

向き直ると、まだ起き上がる最中だ。
ゴッ・・・ガゴッ・・・
起き上がらせないように頭を蹴り続ける。
「ほんとマジうっぜーなこいつら!!」
352泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/18(月) 13:39:47 ID:aIhTJHWIO
【2日目 11:00 2F a-dショップ 6】

向かいのキャリアショップ。確か、追川君がここから現れた。
ガラスを割ったのは侵入するためだった…ここは2階だが、何とかしてよじ登って来たんだろう。

割れたガラス窓から顔を出して、壁面を調べてみた。
雨どいがある…これにつかまって登って来たのか。

さらに下を見渡すと、狭い路地にゾンビが徘徊している。
その数は十数体というところか。一階に比べればまばらだ。

「…なるほど」
見に来てみるもんだ。何もしないでただ悩んでいるよりずっといいって事だな。

これで知りたいことの半分は分かった。半分でも十分だ。
あとは気合いの問題だな。よし、最初の手を打とう。
俺はずっと持って来ていたシャフトをそこに置き、キャリアショップを出た。
353項龍  29 男 ◆Sw15bzOP8. :2007/06/18(月) 21:56:14 ID:Mez07ccN0
【2日目 11:00 2F ブロードウェイ付近】

>>250「おい、あんた!どこに逃げるつもりだい?」
地下駐車場に向かう途中に声が聞こえた。
声の聞こえる方に顔を向けると二人の男女がいる。
>>250
「ん………モールの地下駐車場だ」
よく見るとゾンビに囲まれかけている、ゾンビに近づいて持っている礫を
頭に向かって投げると何体か倒れる。
>>250
「ハヤク、こっちに逃げろ」
354宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/19(火) 00:56:02 ID:oWHm5j/ZO
【2日目 11:00 3F 従業員休憩室 8】

『カチ カチ カチ カチ カチ カチ…』
静まり返った室内に秒針音が鳴り響く。
一度気になりだすと耳障りでならなかった。
「うっさいなぁ…」
イラつきながら何度も時計に目をやる。
一人になってまだ一時間も経っていない。
しかし、とても長く感じていた。

一体なんなのよっ!
足手まといにならない様にしてたつもりだし、協力もしてきたはずなのに…。
皆、口裏合わせて私一人をおいてきぼりにして逃げたってわけ?
‥だとしたら、今頃駐車場で奴らと格闘中か。

確認したい気持ちと裏腹に目の前で置いてかれるのを恐れて、地下へ行くのを躊躇った。
355豕? 28 逕キ ◆yesnlrqHT6 :2007/06/19(火) 01:32:26 ID:M1Zjq4LdO
縲?2譌・逶ョ 11:00 3F 蠕捺・ュ蜩。莨第?ゥ螳、 9縲?

蜈?譚・縺滄%繧呈綾繧翫∽シ第?ゥ螳、縺ォ蜈・縺」縺溘ょョョ豐「縺輔s縺後>縺溪ヲ

縲御ス輔@縺ヲ繧薙?ョ縲√%繧薙↑縺ィ縺薙〒縲?
鬟ッ縺ァ繧る」溘>縺ォ譚・縺溘?ョ縺九ゅ◎繧後→繧ゅ%縺薙〒縲√?ョ繧薙?ウ繧願ェー縺九′蜉ゥ縺代↓譚・縺ヲ縺上l繧九?ョ繧貞セ?縺、豌励°縲?
縺セ縺ゅ√◎繧後b縺イ縺ィ縺、縺ョ謇区ョオ縺九b縺励l縺ェ縺?縺ェ縲?

縲碁」ッ縺ェ繧峨∪縺�菴吶▲縺ヲ縺?繧九h縲?
菫コ縺ッ蜿ー霆翫↓荵励○縺ヲ縺ゅ▲縺溯差迚ゥ繧偵ユ繝シ繝悶Ν縺ォ遘サ縺怜ァ九a縺溘?
蜿ー霆翫r遨コ縺代◆縺?繧薙□縲ゆサ翫?ッ縺薙>縺、縺瑚ヲ√k窶ヲ
356泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/19(火) 01:33:49 ID:M1Zjq4LdO
【2日目 11:00 3F 従業員休憩室 9】

元来た道を戻り、休憩室に入った。宮沢さんがいた…

「何してんの、こんなとこで」
飯でも食いに来たのか。それともここで、のんびり誰かが助けに来てくれるのを待つ気か。
まあ、それもひとつの手段かもしれないな。

「飯ならまだ余ってるよ」
俺は台車に乗せてあった荷物をテーブルに移し始めた。
台車を空けたいんだ。今はこいつが要る。
357宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/19(火) 10:59:46 ID:oWHm5j/ZO
【2日目 11:00 3F 従業員休憩室 10】

通路から足音が聞こえた…次の瞬間、扉が開く。
「泉さんっ!」
驚いて席を立った。

>>356何してんのじゃないですよ!どっか行くなら声掛けてって…。
てっきり私、皆で逃げたんだと思ってたんだから。」
そこまで言って不意にまた不安が過ぎる。
「…他の人達は?
もしかして、一人で脱出しようとしてるんですか?」

泉さんは黙々と台車の荷物をテーブルに移している。
何か計画してるに違いない…何する気か聞かなきゃ。
358千葉 正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/06/19(火) 11:01:58 ID:66GH03BfO
【2日目 11:00 ブロードウェイ付近】

>>353なるほど・・ここなら身を隠せそうだ。
「裕子、ここならお前の傷の手当てもできる。一先ずここに避難しよう」

>>353「待て!地下よりこっちの方が安全そうだ」
非常階段を指しそちらへ走る。
階段を駆け上がり2階の扉を叩く!
「誰か!居るんだろ?ここを開けてくれ!!」

※NPCキャラ2人、項龍が非常階段2階の扉を叩いています。
【1】扉を開けるのも開けないのもプレイヤーの任意です。
【2】13:00迄に扉を開ければ、開けたプレイヤーの危険値+1pt。
359泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/19(火) 14:12:02 ID:M1Zjq4LdO
【2日目 12:00 3F 従業員休憩室 1】

休憩室に入るなり、宮沢さんがまくしたててきた…

>>357「知らなかったよ、自分の店に戻るにも君の許可が要ったとはね」
俺は話しながらも、作業の手は止めなかった。

>>357「他の人?知らないな…それぞれに考えがあるんだろうさ。
俺も同じだ。君は違うのか?何も考えていないのか?
君が何を不満に思っているのか、俺は理解に苦しむよ」

さて、すっかり荷物を移し終え、台車は空になった。
計画に変更は無い…
360春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/19(火) 15:06:03 ID:66GH03BfO
【2日目 12:00 2F『日の出書店』】

ニュースを眺めながら同じ事をずっと考えていた。

―これから一体どうするのか?―

大まかに考えれば2択の問題だ。
ここを脱出するのか?ここに留まるのか?
「さて、どうしたもんかねぇ」
ニュースを観る限りじゃ外はかなり悲惨な状況そうだ‥かといってここも1階の化け物共のせいで生きた心地がしねぇ…
「…まぁ‥あれだ、万が一に備えて逃げる準備くらいはした方がいいか!?」
361追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/19(火) 15:55:07 ID:rbCpw1hU0
【2日目 12:00 地下駐車場→2階】
>>351
動きを止めたクソ野郎の体の横に腰掛け、一服しながら考える。
ちぃぃーっと数多いべな。そのまま突破できなくはねーけど・・・

しゃーねえ。とりあえず上に戻るけ。
キョロキョロ見回すが笠原は居ない。逃げたん?

エレベーターで元来た3階に戻る。
>>357>>358
ん、なーんか声が聞こえるね。行ってみっか。
362項龍  29 男 ◆Sw15bzOP8. :2007/06/19(火) 17:46:16 ID:1/1XdCem0
【2日目 12:00 ブロードウェイ付近 】

まだ開かないのか………クソッ
一回階段を下りて窓に向かって礫を拾う
>>358
「オイ!窓のガラスを割るから気をツけろ」
礫を窓に向かって投げると窓が大きな音を立てて割れる。
363追川 男 29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/19(火) 23:59:33 ID:f040lQVd0
【2日目 12:00 3階→2階 4】
>>357>>358
声のした部屋に向かおうとした最中にガラスの割れる音が聞こえた。

あ?何よ。
もしか奴等?
とりあえず2階を見に行く。
やばかったら逃げんべ。

>>362
ガラスが割れ、石が落ちてる。
誰かいるのか?
窓から外をのぞく。・・・1,2,3人か。
「おい、何してんの?ヤベーの?」
364宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/20(水) 09:28:03 ID:atmSu/lZO
【2日目 12:00 3F 従業員休憩室→2F EAST通路 5】

この口ぶりだと、泉さんは単独行動を取ってそうだ。
だったら他の人達はどこに…彼等を探さないと。
扉前まで行くと振り向いて言った。

>>359…そうですか。
泉さんは一人で行くつもりなんですね。
確かに人それぞれ考えあるでしょうよ。
でも一人じゃ出来ないことだってあるでしょ?
たった数人しかいないんですよ?人間は。
こんな時に協力しあえないって…私には理解出来ないですよ。」
ドアノブに手をかけると、従業員休憩室を後にした。

泉さんは頭もいい、行動力もある、頼りがいのある人…だけど、根本に協力する考えがないならどうしようもない。
しっかし、どうやって脱出する気なのか…気になる所だなぁ。
階段を下りながらそんな事を考えていた。

2階へ着くと本屋へ向けて歩き出した。
>>363「おい、何してんの?ヤベーの?」
その声に足を止める。
「誰かいるのぉ?どこ?」
365追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/20(水) 13:39:22 ID:VfO5ShAX0
>>364「誰かいるのぉ?どこ?」
お、この声はひとみちゃんだ。

廊下の端の辺りに居るひとみちゃんを発見し、手招きする。
「下に人が居んのよ。」
366泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/20(水) 15:14:20 ID:MyWG9mFQ0
【2日目 12:00 3F 従業員休憩室 7】

協力しあう?笑わせるな。
その数人のうちの、誰が俺に協力したって言うんだ。
それにな、一人でやった方がいい事もあるんだよ…

無言で宮沢さんを見送り、俺は準備にかかった。
ガスコンロの真下にあったプロパンガスのボンベを取り外す…

この部屋のガスがどこから来てるのか、という着想にたどり着くのは決して難しいことではなかった。
ここにだけガスコンロがあるのはなんとも場違いに思えたし、
チャーハンを作った時、俺は一人で多数を相手にすることを考えていた。
その時は、難しく考えすぎていただけなんだ。

ボンベは8キロの中型だが、手で運ぶには重い。
台車に載せて、エレベーターに向かった。3階で停まっているな…
俺は台車ごとエレベーターに乗り込んだ。
367宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/20(水) 18:47:31 ID:atmSu/lZO
【2日目 12:00 2F 『WESTー2』→非常口 8】

手招きする人影が見える。
あ、追川さん、いつの間に…えっ?下に人が?
下って一階?地下?外?
疑問を抱きつつ駆け寄って行った。

その疑問を問う前に、示す下の意味を捉えた。
店内に硝子が散乱してる。
何か投げ込まれた様だ。
割れた窓から覗き込むと、>>362人の姿があった。

>>365まだ外に人がいたとは…。
一階へは下りられないし、非常口開けましょ。」
>>362二階の非常扉前で待ってて下さい。今、開けますからー。」
そう言うと店を出て非常口へ走って行った。
368項龍  29 男 ◆Sw15bzOP8. :2007/06/20(水) 19:43:35 ID:UxROREYL0
【2日目 12:00 ブロードウェイ付近 】
>>263「おい、何してんの?ヤベーの?」
2階の窓から顔を出している男がいる、
言い返そうとした矢先にまた声が聞こえる。
>>267「二階の非常扉前で待ってて下さい。今、開けますからー。」
今度は女の声だ、どうやら鍵を開けるらしい。
助かるみたいだな。


369追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/21(木) 09:30:24 ID:imbUn9Kc0
>>367
ひとみちゃんはすぐに非常口に向かって走っていった。
うむ。親切なえぇ子や。

ひとみちゃんに追いつき、非常口に先回りをする。
扉に耳をつけるがどうやら奴らは居ないようだ。
「よっしゃ。開けよっか。」
370項龍  29 男 ◆Sw15bzOP8. :2007/06/21(木) 13:47:37 ID:0QGOQmKM0
【2日目 13:00 ブロードウェイ付近 】

ふと辺りを見渡すと奴らの数が2倍近く増えている、
「よくここまで無事に来れたな、ハハ」
思わず声が出てしまった。
階段を上っているゾンビもいる、先頭の奴を蹴るとドミノ倒しに他の奴らも
倒れていく、そして自分は叫ぶ
「ハヤク、開けてくれそろそろ限界ダ」
371追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/21(木) 14:38:01 ID:imbUn9Kc0
>>370
おお、外の声がテンパってる。
「開けんよ?」
ひとみちゃんの返事を聞かずにドアを開ける。
3人ともドアの近くに居る。奴らはまだ下の方だ。
「おっけ、入りな。」
372千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/06/21(木) 16:11:34 ID:NYQCvYfHO
【2日目 13:00 2F-非常口】

>>370『よくここまで無事に来れたな、ハハ』

「まったくだ・・しかし、そろそろ限界だな」

>>371『おっけ、入りな』
ようやく扉が開き中に入る事ができた。
ふ〜、ぐずぐずしやがって・・・
「お互いに命拾いしたな」
先程の中国人風の男に話し掛ける。
続けて扉を開けてくれた>>367>>371二人に礼を言った。
「すまない助かったよ、先ず自己紹介をさせてくれ。俺は千葉正司、コイツは妹の裕子だ」
そして中国人風の男に手を向ける。
「彼とはほんの数分前に出会ったばかりでね、実は俺もよく知らないんだ」
373宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/21(木) 16:52:31 ID:uuleJehGO
【2日目 13:00 2F 非常口 3】

追川さんの合図にコクリと頷く。

扉が開き、男性二人と女性一人が姿を現した。
…他に二人もいたんだ。
女性の出現にホッと安堵し、そして喜んだ。
一人の男性が、自己紹介を始める。

>>370>>372皆さんよく無事で…今までずっと外逃げ回ってたんですか?
どこか怪我してません?」
>>371ここじゃなんなんで、店行きましょうか。
とりあえず近いとこで本屋にします?」

そう言うと、非常扉を施錠して通路を歩き出した。
374千葉裕子 27 女 ◆XYndhCe37s :2007/06/21(木) 17:35:20 ID:NYQCvYfHO
【2日目 13:00 2F-非常口】

>>371扉が開き兄の後ろに続き中に入る。
足を引きずる兄を心配するが自分の腕の傷が『ズキリ』と痛み顔をしかめる。
すると兄から不意に自己紹介され慌てて笑顔を作り会釈した。
>>373中に居た女性が話し始めそちらを見る。
凛としてしっかりしてそうな女性だ・・私と同じくらいの歳だろうか!?
「あの・・私達避難所から逃げてきたんです。兄のお陰で何とかここまで辿り着く事ができました」
歩きながら女性の質問にか細い声で答える。
375千葉兄妹 ◆XYndhCe37s :2007/06/21(木) 17:36:58 ID:NYQCvYfHO
氏名:千葉 正司(兄)
年齢:32
性別:男
身長・180cm:82キロ
特技:ラグビー
性格:利己主義
服装:スウェットに黒のチノパン
備考:左足を引きずって歩いている為全力で走る事ができない。

氏名:千葉 裕子(妹)
年齢:27
性別:女
身長・168cm:52キロ
特技:なし
性格:無口、世話好き
服装:無地のカットソーにロングコート。ジーンズはブーツイン。
備考:左腕に包帯を巻き三角巾で吊っている。両手を使う作業には支障をきたす。
376項龍  29 男 ◆Sw15bzOP8. :2007/06/21(木) 18:18:19 ID:0QGOQmKM0
【2日目 13:00 2F-非常口】

>>372「お互いに命拾いしたな」
男が返事をしたあとに鍵が開く音がする
>>371『おっけ、入りな』
やっと開けたか、中にはいると>>172男が自己紹介を始める
背の高い男の名前が正司で女のほうは裕子か
どうやらあの男女は姉妹らしいな、次に>>373女がしゃべる始める
そういえばまだ名前を言ってなかったな。
>>367>>371「自分の名前は項龍だ、トコろで二人とも名前を教えてくれマせんか?」
しかしここには何人ぐらい生き残ってるだろうな………あとは飯も食べたいし。


377宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/21(木) 20:24:49 ID:uuleJehGO
【2日目 13:00 2F EAST通路 5】

生存者が増えて喜んだのもつかの間、千葉兄妹は負傷していた。
あの傷、どういった経緯で負った怪我か確認しないとなぁ。
彼らが感染の事知ってたら厄介だ…何て聞こう。
歩きながら考えていると、妹の裕子さんが話し掛けてきた。

>>374今さっき避難所の二次災害聞きました…よくここまで逃げて来れたよ。
頼りになるお兄さんが一緒で羨ましいわ。
私一人っ子でね…それに、ここじゃ誰を頼っていいんだかわかんなくてさ。」
ついポロっと愚痴を零し、苦笑いした。

「ところであの…腕、どうしたの?お兄さんも足引きずってるようだけど…。
治療が必要なら上に診療所あるから行きます?」
言い終えて、チラッと顔色を窺った。

後を歩くもう一人の男性が微妙に可笑しなイントネーションで自己紹介した。
ん?日本人じゃないの?
>>376私は宮沢瞳と言います。
どこの国の方ですか?」
いつもより、ゆっくりした口調で話し掛けた。
378項龍  29 男 ◆Sw15bzOP8. :2007/06/21(木) 20:55:59 ID:0QGOQmKM0
【2日目 13:00 2F EAST通路 5】

女がゆっくりとした口調で返事をした
>>377
「フム、宮沢ヒトミか……あと生まれ育ったクニは中国だ、ところでえー
 近く二食事をできるバショはアリますか?」
そういえば昨日からなにも食べてなかったな。


379追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/22(金) 00:41:23 ID:y3hRLDai0
【2日目 13:00 2F EAST通路 6】
>>37>>372>>374
ほー、一人は女の子で、もう一人は兄弟。んで残りは中国人か。
異色の取り合わせだな。
しっかしひとみちゃんに続き、好みのタイプ(ギャル系)では無いけど
美人がまた登場すね。

>>378
確かに腹減ったな。
後ろから中国人の肩に腕を回しながら話す。
「ニーハオ。それともネイホウか?ま、どっちでもいっか。
俺はナオっつって呼んで。そっちの千葉ちゃん'sもよろしく。」

「ひとみちゃーん、俺も腹減ったよう。」
380宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/22(金) 03:32:17 ID:cU4HDmsrO
【2日目 13:00 2F EAST通路→北階段 8】

追川さんにだけ食糧出して、他の人は地下へ…なんて言えないよなぁ。
仕方ないか、今回は。
>>378>>379…皆さんお腹空いてるようですね。
じゃあ本屋は止めて従業員休憩室行きましょうか。」

>>372>>374あっそうそう、上に春日医院があるんで治療したらどうです?
その間に何か作っておきますよ。」

日の出書店を目前にして、くるりと回り追川さんの方へ向かって行く。
>>379ナオさん食事作るの手伝ってもらえる?」
追川さんと横並びになると、「ちょっと後で話あるから…」小声でコソッと言い、階段を上り出した。
381追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/22(金) 10:37:31 ID:y3hRLDai0
>>372>>374>>378
ひとみちゃんに向いている3人の肩に腕をかける。
そのままもたれかかりながら俺も挨拶。
「ニィィィハオー。俺の名前はナオっつって呼んでや。
よ、ろ、し、くぅぅ。」

ひとみちゃんに向き直り話しかける。
「お兄さんもお腹が減っちゃったなー。」
382千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/06/22(金) 10:52:15 ID:WFkhLEw+O
【2日目 13:00 2F-北階段→3F-WEST通路】

>>377「あぁ、怪我の事なら大丈夫だ。逃げる時に少し足をくじいてしまってね、このザマさ」
そう言ってひょこひょこと歩く。
「妹の怪我も硝子での切り傷でね、そんなに心配しなくとも大丈夫だよ」
宮沢さんにニッコリと答える。
しかし・・ここには他に生存者が何人居るんだろうか?
1階のフロアーのゾンビと言いここもそれほど安全という訳ではなさそうだ。

歩いていると『春日医院』の看板が見えてきた。
>>380「では、お言葉に甘えて私と妹は先に治療してから休憩室の方へ行きますので」
383千葉裕子 27 女 ◆XYndhCe37s :2007/06/22(金) 11:11:32 ID:WFkhLEw+O
【2日目 13:00 2F-北階段→3F-WEST通路】

>>377瞳さんに怪我の事を聞かれ押し黙っていると兄が話しに割って入ってきた。
「・・・・・」
私はただただそれを黙って聞いていた。

それにしてもこの人達は何て良い人達なんだろうか。
私達を快く向かい入れてくれた上に食事まで与えてくれるなんて。
今迄に会った人達はみんな疑心暗鬼で自分の事ばかり考えていたのに・・・

>>381ナオさんにいきなり肩を組まれビクッとする。
「あの・・何かお手伝いする事があれば言って下さい」
肩に掛かった腕を外しナオさんにそう言うと兄の方へと駆け寄った。
384泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/22(金) 11:51:26 ID:IYV2fg0DO
【2日目 13:00 2F 10】

俺はエレベーターで二階に台車を運んだ。行く先は、あのキャリアショップだ。

台車を押して店の奥へと進み、割れた窓にたどり着いた。ここが俺の突破口になるんだ。
最初は地下へ行くつもりだったが、この窓から外を覗いた時、こっちの方が近道だと思った。

ここでボンベを持ち上げて窓枠に乗せ、バルブを全開にした…ガスが吹き出す音を確認。

「いけっ」
俺はボンベを窓の外へ押し出した。
ゴン!と、ボンベが地面に落ちる音…
しばらく待って、ポケットから溶剤のビンを取り出し
ビンの口にウエスを突っ込んで即席の火炎ビンに仕立てた。
ライターで火をつけ、それを地面に向かって投げ付ける。

「ドォォォン!!」
すごい爆発音が響く。
数秒後…窓から下を覗くと、まだ炎があがっている。
思ったより強烈な爆発だったか。周りにいたゾンビは、吹っ飛んだはずだ。

「よし」
俺は置いてあったシャフトを窓から投げ捨て、窓枠に足をかけた。
385春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/22(金) 14:26:42 ID:WFkhLEw+O
【2日目 13:00 2F『a-dショップ』】

>>384『ドォォォン!!』
凄い爆発音と衝撃が響く。
「な、なんだ?」
通路に出て辺りを見回すと『a-dショップ』の入口から煙が漏れているのが見えた。
店の奥へ行くと割れた硝子窓の前に台車が置いてあった。
「まさか…!?」
窓から顔を出し下を見ると泉の奴が壁づたいに降りようとしていた。
「泉!!お前何やってんだ!?」
クソッ‥あの野郎一人で逃げる気だ。
だけど、ちょっと無謀すぎるだろ?
別にあいつがどうなろうと知った事じゃねぇが…えぇい、畜生!
「おい、泉!止めろ戻れ!!」
386泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/22(金) 14:54:36 ID:8aVNY9y50
【2日目 14:00 2F a-dショップ 1】

窓から身を乗り出し、雨どいをつかんだ。
これで上ってこられたのなら、降りる事だってできるはずだ。

…その時だった。
「おい、泉!止めろ戻れ!!」

俺を呼び止める奴がいる。誰だ、この忙しいのに。
窓のほうを見ると、春日部君が顔を出していた。

>>385「君か。心遣いは痛み入るけど、そういうわけにはいかないね。
せっかく道が出来たんだ。今しかないんだ。戻ってどうなる?」

中が永遠に安全だと思うならここにいればいい。
でも俺はそうは思わなかった。だからこの話はここでおしまいだ。

俺はそのまま地面に降り立ち、シャフトを拾い上げて周りを見渡した。
まだあちらこちらで炎が上がっている。この周辺の障害は排除した。
ビビる事はないが、新手が来る前に逃げなくてはいけない。
俺は北側入り口に向かって走り出した。
そっちの状況はまだ分からないが、それを覚悟で俺は出てきたんだ。
死ぬのが俺一人ですむなら、安いもんだろう…
387孤軍奮闘〜退路の先〜 ◆XYndhCe37s :2007/06/22(金) 23:15:36 ID:8HbnGCrO0
【2日目 14:00】

『ドオォォォォン!!』

ブロードウェイ周辺に爆発音が響く。
そして、その音が呼び水となりゾンビはその場所に集まりだす・・・・・
燻る炎と煙の中に立つ人間を見つけ、亡者の群れは本能のままに襲い掛かるので
あった。

※無数のゾンビから逃げ目的地(車?)を目指せ!!
【1】目的地(車?)まで辿り着くには一人で5レス消費します。連投不可。
【2】時間が14:00の間、5レス消費中秒数下一桁奇数で危険値-2pt。
【3】時間が15:00の間、5レス消費中秒数下一桁で危険値-3pt。
【4】時間が16:00以降、5レス消費中秒数下一桁0、1、3、5、6、7、9で危
険値-3pt。
【5】ブロードウェイに戻る場合は1レスで戻れ、そのレスは判定されません。
【6】イベント中NPCキャラ3人のレスも通し番号に加算されます。
【7】このイベントはプレイヤーが目的地に辿り着くかブロードウェイに戻るか
で終了です。

388泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/23(土) 00:04:26 ID:IYV2fg0DO
【2日目 14:00 ブロードウェイ北側入口付近 2】

北側入口への角。ここで一度立ち止まり、向こう側を覗いてみた。

「…」
いる、ゾンビが…たくさんいる。やっぱり体ひとつで突破するのは無理があるか…

「むっ」
思わず後ろを振り返った時、>>211倒れたバイクが目にとまった。
調べてみると、キーがついている。動くか?
試しにエンジンをかけてみると…かかった。なんてラッキーな…
誰かがここでゾンビに襲われたか、乗り捨てたんだな、きっと。

タンクのフタを開けてみると、ガソリンは入っている。
「よし、こいつで」
俺はバイクを路地に引き戻し、またがった。

「行くぞっ」
一気にアクセルを開け、角の向こうに飛び出す…その直前で飛び降りた。
バイクはゾンビの群れに突っ込んで転倒した。タンクのフタは開けっ放しだ。
当然、ガソリンがこぼれ出す…俺は、すかさず火炎ビンを作り投げ付けた。
「ぶっ飛べ!」
それと同時に角に身を隠す。

「ボン!!」ガソリンに引火して爆発した。
これで道ができたはずだ。俺はシャフトを握り直すと、角から飛び出した。
残った奴は自分で排除するしかない。
「どけどけどけっ!」
389宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/23(土) 04:04:38 ID:C8sNdxJ/O
【2日目 14:00 3F WEST通路→2F 『a-dショップ』→3F 従業員休憩室 3】

千葉さんが怪我の訳を話す…取って付けた様な話。
どうも釈然としない。
特に裕子さんの方…切り傷程度で腕を吊る必要があるんだろうか?
疑念の表情を浮かべ、春日医院に入って行く兄妹を見送った。

>>381今の話…ナオさんどう思いました?
俄かには信じがたいなぁ。何食わぬ顔で怪我の具合確認した方がいいですよ。
彼ら、感染を知って隠してるのかもしれません。
あ、さっきの話ですが…」

>>384『ドォォォン!!』
突然階下から爆音が響く。
「なっ!?…ちょっと見てきます!」
階段を駆け降り2階へ降り立つと、焦げ臭さがたちこめていた。
a-dショップに人影を見つけ、中に入って行く。

>>385春日部さん?一体何が!?これは…。」
そこには見覚えのある台車あった。
まさか泉さん…。
恐る恐る割れた窓硝子から下を覗く。
「うっ…」
手で鼻と口を覆った。
何かが大破し炎上した痕跡が見て取れる。
周囲にはゾンビが焼け焦げ異臭を放っていた。

「春日部さんも来て!」
泉さんが台車で何かしてたのを思い出し、急いで従業員休憩室へ戻った。
390泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/23(土) 04:15:15 ID:i3i9gLhmO
【2日目 14:00 ブロードウェイ北側入口付近 4】

まだ炎があがる中、俺はゾンビの集団に突っ込んだ。
やはりある程度は包囲が薄くなっている。

「どけっ!」
シャフトを振り回し、正面にいた奴を張り倒した。
もはや小細工無用。突撃あるのみ!
391追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/23(土) 09:35:07 ID:61kIROgh0
【2日目 14:00 3F WEST通路→2F 『a-dショップ』5】
>>389
「へ?感染?ひとみちゃん何言ってん・・・」
>>384『ドォォォン!!』
喋り終わる前に爆発音と、建物が震えるほどの衝撃が響いた。
「うをっ!?」
何だ?

ひとみちゃんの後を追い、携帯屋に駆け込む。
うわ・・・泉だ・・・あの野郎。
「何するつもりだよ」
392泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/23(土) 09:42:00 ID:i3i9gLhmO
【2日目 14:00 ブロードウェイ北側入口付近 6】

ゾンビの壁の向こう側に、俺の車が見える。あと少しだ。
「でェッ!」
また一匹殴り倒した。いちいちとどめを刺す事はない。
このスキに、ポケットから車の鍵を取り出し、キーレスのスイッチを押した。
「ピヨピヨ」
車が答えた。いい子だ。
393宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/23(土) 10:53:37 ID:C8sNdxJ/O
【2日目 14:00 3F 従業員休憩室 7】

従業員休憩室へ駆け込み、周囲を見回す。
泉さんの姿も台車も見当たらない。

やっぱりあの時、作戦聞き出せば良かった。
教えてくれそうもなかったけど…。
えっと、彼は台車の荷物をテーブルに乗せてた。
空にして何か運ぶ為だろな…何を運んだんだ?
あれだけの爆発を起こせる可燃物…もしや?

ガスコンロとシンクの周りを手当たり次第探った。
ガス台の扉を開け、不振に感じた。
ん?なんか跡がある…ここに何かあったんだ。
ふと、嫌な予感が過ぎり、ガスを捻る。
やっぱり…ここにあったのはガスボンベだわ。
泉さんが持って行ったに、違いない。

爆発起こしてそれでどこへ行くつもりなんだよ。
避難所が壊滅した今、安全な場所なんて…空ぐらいのもんなのに…。
394泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/23(土) 11:06:43 ID:i3i9gLhmO
【2日目 14:00 ブロードウェイ北側入口付近 8】
「邪魔をっ…!」
俺の邪魔をするな…左右から寄ってくるゾンビの首を薙ぎ払い、肩で息をした。
これだけ殴ってもさすがにシャフトはびくともしないが、疲れた…なんでこんなにいるんだ…

「はっ!」
気合いを入れ直し、シャフトを右上に構えた。薩摩示現流、蜻蛉の構え。
「シャァァ!」
ドアの前の奴に向かって、思い切り振り降ろした。
こいつが一番邪魔なんだ…
395春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/23(土) 11:27:30 ID:taV7IsqWO
【2日目 14:00 2F『a-dショップ』→3F-従業員休憩室 9】

>>389宮沢さんに連れられて休憩室に入る。
「何々?気になる事でもあるの?」
宮沢さんの行動を黙って見ていたが今思っている事を口にした。
「ねぇ、泉の行動どう思う?勇敢だと思う?それとも無謀かな?
…どっちにしてもこれはチャンスかもしれないよ!?」
壁にもたれ話を続ける。
「あいつの目的は自分の乗ってきた車で脱出する事だと思うよ。
今なら道を切り開いてくれてるから便乗すればうまく行くかもしれない‥どうする?」
396千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/06/23(土) 11:30:25 ID:taV7IsqWO
【2日目 14:00 3F『春日医院』 10】

病院に入ると誰も入ってこれない様に鍵を閉める。

>>384『ドォォォン!!』
鍵を閉めた瞬間爆発音が響く。
「何だ!?」
下のゾンビ共が侵入して来た音だと思い通路に出て確認する。
「・・・違う、一体何が?」
2階辺りが騒がしく誰かが階段を上がってくる音がし身を隠す。
>>393-394あれは宮沢さんと・・あの男は誰だ?
・・・まぁいい、問題はなさそうだ。
「問題はない、内輪揉めのようだ。先に治療を済まそう」
そう言って再び扉を閉め鍵を掛けた。
397泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/23(土) 11:32:20 ID:i3i9gLhmO
【2日目 15:00 ブロードウェイ北側入口付近 1】

「グシャッ」
邪魔をしていたゾンビの頭が割れ、崩れ落ちた。
「邪魔を、するからだ…」
やっとで車に手の届く距離まで来た。
一度振り返って、シャフトを槍投げのように投げ付けた。一匹倒れた。
「やるよ、とっとけ」
398千葉裕子 27 女 ◆XYndhCe37s :2007/06/23(土) 11:42:01 ID:taV7IsqWO
【2日目 15:00 3F『春日医院』 2】

大きな爆発音が聞こえてきて私はその場にしゃがみ込み震えていた。
・・・何?・・・怖い!!助けて!!

兄の方へ目をやると外に出て様子を探っていた。

いつもそうだ、私はこんな時・・何もできない・・・

不安そうにしている私を見て兄が心配ないと戻って来た。

兄が治療を先に済まそうと言い私は黙ってそれに頷く。

兄やここの人達の為に私は何ができるのだろうか!?
399泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/23(土) 11:50:00 ID:i3i9gLhmO
【2日目 14:00 ブロードウェイ北側入口付近 3】

素早く乗り込みエンジンをかける。
ラッキーもあったが、道具の半分は使わずにすんだ。
店長からの借り物剣法も役に立った。
「よし、行くぞ」
アクセルを踏み込み、ゾンビをなぎ倒しながら急発進する。
「もう止められるものか」

運転しながら銃を後部座席に投げ捨てた。
カーステレオから「フットルース」が流れ出す。

「はぁ…」
いい曲だが…今の気分は「A HARD DAYS NIGHT」だな…
そんな事を思いながらラジオのスイッチを入れ、車を早稲山通りに乗り出した。
ブロードウェイに残った人間は、俺の事をバカだとしか思っていないだろう。
しかしもうそんな事はどうでもいい。さよならだブロードウェイ。
400宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/24(日) 03:04:51 ID:6hTlyF0RO
【2日目 15:00 3F 従業員休憩室→『春日医院』 4】

>>395泉さんここのガスボンベ持ってったみたい。もう戻る気ないんでしょうね。
一体どこを目指してんだか…あまりに無謀ですよ。」
溜息混じりの声で言った。

は?チャンスって…泉さん同様の考えなわけ?
「やみくもに出て行って、勝算あると思うんですか?途中でガス欠してオシマイじゃないですか?
せめて目的地とそこまでの燃料を確保しないと…。」
春日部さんの意見に反論を返した。

「あ、それと…人が増えたんですよ。
まだ会ってないですよね?
千葉さんて言う兄妹と中国生まれの男性で、その兄妹が負傷してるんですよ。
どうも感染してるクサいんですよねぇ…。
脱出となると彼らを連れて行くかも考えなきゃ。
春日医院で治療してるはずなんで行ってみますか。」
行動を共にするなら怪我の程度知っておく必要がある…感染してるか否かも…。
席を立ち、春日医院へ向かった。

あれ?開かない…。
>>396>>398千葉さんいるんでしょ?ここ開けてもらえませんか?」
401泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/24(日) 04:09:03 ID:xUoPr7lIO
【2日目 14:00 早稲山通り 5】

車を走らせながら、ラジオの声に耳を傾けていた。新しい情報は無いのか?
避難所はダメだという事は分かっている。
これを災害と言うのなら、自衛隊が動いていてもいいはずだ。
どこかしらに秩序が存在している事を期待する他ない。
もし何も得るものが無ければ、このまま町を出よう。
ここO野区が最悪の場所だというなら、どこへ行ってもここよりはマシって事だ。
とりあえず、目的地は自宅だ。今までは考えても仕方ないので考えないようにしてきたが、妹はきっと生きている…
402春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/24(日) 10:45:28 ID:IhvCrV7JO
【2日目 15:00 3F-従業員休憩室→『春日医院』】

>>400「あぁ、わかったよ‥可能性の一つを言ったまでだよ!俺だって無謀だと思うよ」
まぁ、ここを出るだけなら勝算はあったけどね。
>>400そんな事を考えていると宮沢さんから避難民がまた増えたと伝えられた。
「感染って‥マジ?」
そんな奴さっさと監禁でもした方がいいんじゃないのか!?

そのまま『春日医院』に向かうがドアには鍵が掛けられているようだ。
「シッ、何か話し声が聞こえるよ」
ドアに耳を当て聞き耳をたてる。
403暗雲低迷〜春日医院での会話〜:2007/06/24(日) 11:01:58 ID:IhvCrV7JO
【2日目 15:00 3F『春日医院』】

「・・思ったより酷いな」
『兄さん・・・私・・』
「そんな顔をするな、大丈夫だ。お前は何も心配しなくていいこんな傷すぐに治るさ」
『・・・・・』
「それと宮沢とか言ったな?あの女・・なかなかしたたかな女だ。おそらく感染の事を知って、それとなしに探りを入れてきたんだろう」
『あの人はそんな・・・』
「お前もここに来る迄に散々そんな連中を見て来ただろ?そしてそいつらが何をしたかも!?
連中には気を許すな!お前の事は俺が守る、いいな!」
『・・・・・』
「さぁ、行くぞ。この話は終わりだ」
404宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/24(日) 14:42:38 ID:6hTlyF0RO
【2日目 15:00 3F 『春日医院』前→従業員休憩室 6】

>>402「シッ、何か話し声が聞こえるよ」
慌てて口をつぐみ、ドアに耳を寄せる。

>>403あの兄妹…やっぱり妹の怪我は切り傷程度じゃないんだな。
えっ?私?…ああ、探りに感づいてたんだ。
散々な目にあってきたのか…殺されかけたとか?
つまりそれは、感染を意味して…やばっ!

>>402出てくる…」
急いで従業員休憩室へ戻ると何事も無かったかのように、席についた。
速まる鼓動を落ち着かせようと、テーブルに並ぶ食糧を手に取る。
「そうだ…何か作っとくって言ってたんだった。
もう火は使えないし、缶詰開けるしかないかぁ。」

千葉兄妹が来ることを前提に話を逸らしていた。
しかし頭の中では違うことを考えていた。
405実事求是〜富山の視点2〜 ◆XYndhCe37s :2007/06/24(日) 23:22:31 ID:j1k+cS7I0
2日目 15:00 〇野区】

『・・・・「死者が歩く」この戦後類を見ない災害から・・・・・が経ち・・・
・・・・・・・・政府は・・・・・自衛隊を派遣を決定し・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・ザザ・・・各都市の封鎖を始めまし・・・・・・
・・・ザザ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・ザザ・・・・・それに伴い救助を開始する模様・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・死者は都内全域で推定500
万人を越え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次に各都市の
被害状況をお伝えしま・・・・・・・・・ザザ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・〇野区では死者20万人・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・プチン』

「んん・・少し眠っていたようだな」
富山の乗るトラックの回りにはゾンビが群がり車体をバンバンと叩いている。
『プワァーン!!』
クラクションを鳴らしながら車はゆっくりと発進する。
ゾンビを踏み付ける度にトラックはガタガタと揺れる。
「おらぁー!どけ!こらぁー!!」

トラックは黒煙をはきながらゾンビの群れから遠ざかって行く・・・・・

406泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/25(月) 00:21:31 ID:7NgAbij3O
【2日目 15:00 自宅マンション前 7】

「むっ!」
自宅マンション前で車を停めた時、ラジオが今までと違う事を言った。
自衛隊、救助…かすれていたが、確かにそう言った。やっぱり動き出したんだ。
陸自なら装甲車も輸送車もある、ヘリだって持ってる。
俺だって税金払ってるんだ、話くらいは聞いてくれるはずだ。
だが、まずは…

「風!」
俺の部屋は3階…そこを見上げた時、ベランダに妹が顔を出しているのを見つけた。
顔色はいいようだ…風は驚いた顔をして、俺に手を振って応えた。
「そこにいろ!すぐ戻るから!うろうろすんなよ!」
そう言いつけると、俺は車を出した。

「やっぱり生きてた…まあ、分かってたけどな」
よし、次の目的地は自衛隊駐屯地だ。
俺はラジオを切り、音楽を聞く事にした。今あらためて「フットルース」これだ。

「loose,footloose…」
曲に合わせて口ずさむ。自由。勝ち取る自由だ。これが歌わずにいられるか?ムリだな。
407春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/25(月) 10:20:19 ID:vMEfFFA6O
【2日目 15:00 3F『春日医院』前→従業員休憩室】

>>403中から聞こえて来る会話は面白くない内容であった。

ん〜、これは面倒臭い事になったな。

中での会話が途切れたので急いで休憩室に戻った。

「いや〜、まいったまいった‥どうしたもんかな?」
あの兄妹がここに来るのを察知して>>404宮沢さんは話題を変えてきた。
「あぁ、そうだね。缶詰でいいんじゃない?火を使う料理が食べたいなら地下に行けばいいんだよ‥俺は行かないけど」

だけど‥感染してるなら早々に手を打つべきだよな?
追い出すか?それとも監禁でもするか‥
408追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/25(月) 10:50:21 ID:Ono16o4u0
【2日目 15:00 3Fa-dショップ前→従業員休憩室8】
>>399
泉は車に乗って逃げていった。
あらら。予想通りというかなんと言うか。
食われたりすりゃ面白かったんだが。

さて、こうしててもしゃーねー。ひとみちゃんたちんとこに行くか。
「兄ちゃんも行くっしょ?」
廊下をうろついてた中国人の兄ちゃんにも声をかけ、従業員休憩室に向かう。
あー、腹減ったぁぁぁぁぁぁ。
409宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/25(月) 12:21:19 ID:2veY+iLpO
【2日目 15:00 3F 従業員休憩室 9】

「念のため持ってきといて良かったわ。」
今や無用の長物と化した調理器具を避け、加熱せずに食べれる食品をテーブルに並べた。

すぐに来ると思われた千葉兄妹だったが未だ来る気配がない。
扉から通路の様子を窺うと、>>408追川さん、項龍さんがこちらに向かって来るのが見える。
手招きをして二人を室内に迎えると、ひそひそ小声で話し出した。

>>408残念なお知らせ。
ガスコンロが使えなくなったわ。泉さんがガスボンベ持ってっちゃったのよ。
だからご飯と缶詰とレトルトパックしか無いの。
あの兄妹には泉さんの取り分を出しときます。」

>>407>>408…で、テレビ放送聞きました?
厄介な事になりそうですよ…どうします?
感染のことも疑われてるのも気付いてるようだから、ここは話し合いに持ち込みたいとこなんだけど…。」
話し合いが上手くいかないときは強行手段に出るしかないなぁ。
410春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/25(月) 16:06:16 ID:vMEfFFA6O
【2日目 15:00 3F-従業員休憩室】

>>409「話し合いって…ストレートに感染してるかどうか聞くつもり?そんなの言う訳ないじゃん」
テーブルの上に『EXCEL』と書かれた鍵を置く。
「まぁ、いいや。とりあえず話し合いにしても力ずくでもここの店舗に閉じ込めればいいんじゃない?
この鍵、シャッターパネルの蓋の鍵なんだよね。
つまり、中に閉じ込めてパネルの鍵さえ掛けちゃえば中からも外からもシャッターを開ける事は出来ないんだよね。監禁するには絶好の店舗だと思わない?」
411追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/25(月) 17:36:50 ID:Ono16o4u0
>>409
「あーったく、逃げるなら逃げるで迷惑かかんないように逃げろよな。」
テーブルに置いてある食い物を食べながら、ひとみちゃんと春日部に話す。
「お、このハムうめ。」

そのまま食い物の置いてあった机に腰掛けながら話を続ける。
「つーかさー、わっかんねんだけど、感染って何?
後地下でひとみちゃんがあいつ等殺した後に、泉のアホが頭を狙うとか
なんとか言ってたじゃん。その辺の情報ってどっから入手したん?」
412アーサー ◆WVGZJ2oI9Q :2007/06/25(月) 21:10:38 ID:6358iLSxO
【氏名】アーサー・コーンウォール
【年齢】54歳
【身長】179cm
【性格】温和
【服装】黒い牧師服・十字架
【職業】教会の牧師
【備考】長年日本で牧師をしていた為日本語に不自由は無い
国籍はイギリス

宜しくお願いします
413宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/26(火) 00:51:56 ID:yJNJw9fOO
【2日目 16:00 3F 従業員休憩室 1】

>>410監禁ねぇ…それは最終手段で考えてるわ。
感染してるなら、出てくか協力するか彼らに選択してもらおうと思ってるの。
どちらにも応じなかったら…春日部さんの言うようにする他ないけど。」
横暴なことしたくないけど…最悪それもアリか。
こっちの命かかってるもんなぁ。

ん?追川さんはまだ放送を聞いてないのかなぁ?
どうも話を理解していないようだった。
>>411私も疑問だったんだけど…泉さんが頭を狙えって言ったのは多分、実戦から学んだんじゃない?
あの時点では放送無かったからね。
感染ってのは…奴らよ。
そうじゃないかと思ってたけど、さっきテレビ放送で言ってたのよ…噛み付かれたり傷から感染するって。
ゾンビとも言ってたわね。
繰り返し放送してるようだから食べ終わったら聞きに行きます?」
414追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/26(火) 10:32:38 ID:e2nu0SYO0
>>413
「うぇ!?ゾンビとかってマジ有り得・・・ねぇ。」
有り得ねー。有り得ねーけど・・・。

残りのハムを口に入れ、立ち上がる。
「放送?テレビ?どこに行けばあるん?」
415千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/06/26(火) 11:55:13 ID:qBYOhgaWO
【2日目 16:00 3F『春日医院』→従業員休憩室】

『春日医院』を後にして従業員休憩室に向かう。
ドアをノックしてから中に入り妹が後に続く。
部屋に入ると調度>>414ナオ君が立ち上がりどこかへ行こうとしていた。
彼の事は気にせず>>395先程見掛けた男に挨拶をし皆の顔を見回した。
「この館内に居るのはこれで全員でしょうか?」
机の上にある缶詰をつまみながら質問をした。

ここに居る者達はやはり感染の事を知っているのであろう。
私達を見る目がどこか釈然としない様子だ・・・。
416宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/26(火) 16:19:49 ID:yJNJw9fOO
【2日目 16:00 3F 従業員休憩室 3】

>>414テレビならこのフロアの美容室や2階の本屋にありますよ。何か新しい情報あるといいけど。」
言い終えたところで、ドアがノックされる。

千葉兄妹がやってきた。
平常心を保とうと彼らから視線を外し、食材をいじりながら話す。
>>415ええ…多分。他に何人かいたけどいつの間にかいなくなりましたね。
今さっきの爆発音聞きましたか?泉さんがここのガスボンベを持って脱出をはかったようです。
なので火を使う調理はもう出来そうにないです。
あなた達には泉さんの分を譲ります。足りなければ、地下へ調達に行くしかありません。」
今伝えるべきことを淡々と話した。

彼らもこちらの様子を窺っているように見える。
感染が知れるのを恐れてのことだろう。
>>414うちの店へ行きますか?」
近場の方がいい。何かあったらすぐに駆け付けれる。
兄妹の監視役に春日部さん、項龍さんを残すことにした。
「じゃあ、行きますよ。」
417千葉裕子 27 女 ◆XYndhCe37s :2007/06/26(火) 17:04:24 ID:qBYOhgaWO
【2日目 16:00 3F-従業員休憩室】

休憩室に入ると>>414ナオさんが立ち上がり何かをしようとしていた。
>>416食事を用意していてくれたが正直食欲はなかった。
けれど、食べないのも失礼だと思い無理矢理それを口に入れた。

>>416『じゃあ、行きますよ』
宮沢さんはそう言ってナオさんと一緒に休憩室を出ようとする。
何処に行くのだろうか?私に何か手伝える事があるんじゃないだろうか?
そう思い私もすぐに立ち上がった。
「あ・・あの、私も行きます。何かお役に立てるかもしれませんし・・・」
418アーサー ◆WVGZJ2oI9Q :2007/06/26(火) 18:32:43 ID:0kAP/tWGO
【二日目 16:00 モール外 4 】

私は許されぬ行為をしてしまった。
もう私には神の教えを説く資格など無いのかもしれない
結局は自分の命が惜しい それだけだ
死ねば 神の下に行ける……普段私はそう教えてきた
これも嘘だ 死ねばあの醜い悪魔の仲間入り
気が付けば私はモールの一角にいた。
幸い 奴らの数もまばらで少し小走りをすれば楽に間をすり抜けられた
ふと、上を見上げれば窓が割れている あの雨戸を昇っていけば中に入れるかもしれない。
私は雨戸を一つ一つ昇っていった
正直 この年で昇っていくという行為は少々辛い
やっと割れた窓に辿りつく
中に誰かいればいいが………
419本当にあった怖い名無し:2007/06/26(火) 20:44:20 ID:PxFMLOrJ0
【2日目 16:00 3F-従業員休憩室】

大きな爆発音がしてほかの人が音がした方向に向かう、そのあいだ自分は
このモールの広さ等を覚えようと地図を見てあたりをうろうろしてるとナオに
声をかけられてついて行く。
休憩室に入るとほかに生き残ってた男性がいて軽く会釈をした、
他にはテーブルにレトルト商品が置いてある。
宮沢さんに手招きをされて近づくと小声で話し出す。
どうやらガスボンベが無いため火を使えないみたいだな
あとゾンビに関する事みたいで質問しようと思ったがナオが先に質問する。
その質問の答えは「ゾンビに噛まれると感染する」だった。
道理で襲われた奴が復活するわけだ。
テーブルにあったりんごをとり食べながらしばらく話を聞いていると宮沢さん達がどこかに行くみたいで自分と男がここに残ることになった。
一応男に自己紹介をする
>>410
「自分の名は項龍ダ、以後よろしク」



420怨徹骨髄〜高知美佳の死後〜 ◆XYndhCe37s :2007/06/27(水) 01:28:12 ID:9Gc3/uDl0
2日目 16:00 3F『JIPNESS O野』】

3F『JIPNESS O野』ここの扉は誰が開けたのだろうか?
泉がここに来た時には既に鍵は開いていた。
一体誰が?―――
その答えは奥のバックヤードにあった・・・・・
「高知 美佳(こうち みか)」生前の彼女の名前だ。
彼女はゾンビに襲われ怪我を負いここに逃げ込んでいた。
意識が朦朧とする中、何度かジム内に入ってくる物音を聞き助けを呼ぶがそのか
細い声は届く事はなかった・・・・・
何故私がこんな目に遇わなければいけないの?
何故誰も私を助けてくれないの?
彼女は暗く誰もいないバックヤードで絶望感に苛まれ無念さと恨みを抱えたまま
息絶えた。

――数刻の後、微かな呻き声と共に彼女は動き出した・・・・・


※ゾンビ1体が館内を徘徊しています。
【1】イベントの対象者はNPCを除いた全プレイヤーです。
【2】プレイヤー(NPCキャラは除く)は書き込み秒数下一桁4or8を出せば徘徊し
ているゾンビを発見する事ができます。
(一人が条件を満たせば同じ階に居る他プレイヤーも発見する事ができます)
【3】発見後にゾンビへの攻撃が可能です。攻撃レス秒数下一桁偶数でゾンビを撃
破。(ゾンビの出現場所は最初に発見したプレイヤーの階です)
【4】[18:00]迄に【2】の条件を満たしていないプレイヤーは危険値-2pt。以後
通し番号5経過事に危険値-1pt。
【5】[18:00-5]迄に【3】の条件を満たしていないプレイヤーは危険値-1pt。以
後通し番号5経過事に危険値-1pt。

421宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/27(水) 02:11:29 ID:hsTmHNdxO
【2日目 16:00 3F 従業員休憩室→『CUT INN AQUA』 6】

>>417ううん…野暮用だから気にしないで。
それより全然食べてないじゃないですか?ゆっくり食べてて下さいね。」
そう言って裕子さんを制止すると、春日部さん項龍さんに目線を送り、追川さんと共に部屋を後にした。

後ろ側を気にしつつ通路を進んで行った。
>>414いや〜焦ったわ。まさか裕子さんが来るなんて言うと思わなかったから…。
本人目の前にして、感染だのゾンビだのって放送聞くのは忍びないもの。」

店の前に着き鍵を開ける。
追川さんが入るのを待ち、周囲を確認してから扉を閉めた。
>>414そこのソファーにでも掛けて下さい。」
リモコンを取り、テレビを点けた。
「…ん?あれ?」
422追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/27(水) 09:19:59 ID:xQXhfkYQ0
【2日目 16:00 3F 従業員休憩室→『CUT INN AQUA』 7】
>>421
「項龍ー、後頼むー。千葉ちゃんたちはゆっくりしときー?」
そう言いながらひとみちゃんの後を追う。
>>421「いや〜焦ったわ・・・」ひとみちゃんの話を聞きながら並んで歩く。

美容院に入る。
ひとみちゃんの勤めてる店か?エライ動きが馴染んでるな。
店の中を見回していると、ひとみちゃんがテレビを点けた。
>>421
「…ん?あれ?」
ひとみちゃんがつぶやく。
どした?
423宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/27(水) 15:15:05 ID:hsTmHNdxO
【2日目 16:00 3F 『CUT INN AQUA』 8】

…あれ?さっきそんなこと言ってたっけ?
テレビのボリュームを僅かにあげた。
放送では、感染ともゾンビとも言っていなかった。
代わりに、自衛隊派遣や救助、推定死者数を放送していた。

>>422これ、さっきの放送と違いますよ!新しい情報だわ。
皆にも知らせましょ。」
そう言って扉前まで行き、立ち止まった。

「…千葉兄妹にも知らせていいと思います?」
424追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/27(水) 16:22:03 ID:xQXhfkYQ0
【2日目 16:00 3F 『CUT INN AQUA』 9】
>>423
「知らせたほうがいいっしょ?
つーか今聞こえねかったけど感染っつーのはマジなの?」
話しながら廊下に出る。

そのまま千葉たちの部屋に早足で向かう。
425項龍 29 男 ◆Sw15bzOP8. :2007/06/27(水) 16:26:40 ID:gU7s4cw70
【2日目 16:00 3F-従業員休憩室 8】

宮沢さんが自分たちに目線を送り部屋を出て、続いてナオが部屋を出る。

あとは頼むか………まったく面倒な仕事押し付けられたよ。

なにかナイフみたいのがあれば良いんだがな。
426アーサー ◆WVGZJ2oI9Q :2007/06/27(水) 17:50:37 ID:cof8Nzl8O
【三日目 a-dショップ‐三階17:00…1】

雨戸を伝い 何とか店内に入ることができた
不法侵入なのかもしれないが 緊急事態だ 神もお許し下さるだろう。
見た所 この店は服屋といった所か
まあ、若者向けなので私には関係の無い店と言える
足早に店を出て 周りを見渡す 三階建てで吹き抜けとなっているようだ
「とりあえず上に行ってみよう……」
私は階段を見つけ 一段一段昇っていった。
427宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/28(木) 02:45:14 ID:TFLSnb1YO
【2日目 17:00 3F 『CUT INN AQUA』→WEST通路 2】

繰り返すテレビ放送を消し、店の施錠をして追川さんの後を追った。

>>424ええ、感染の放送があったのは本当よ。
それにこの広まり方見てよ…感染したら発症は早いと思うわ。
千葉兄妹が感染してるなら、あとどれだけ“人間”でいられるか…。」
訴えかけるように言った。

従業員休憩室へ向け歩いて行くと、どこからか>>426足音が聞こえてきた。
「ねぇ、ちょっと待って…足音?聞こえない?」
428アーサー ◆WVGZJ2oI9Q :2007/06/28(木) 06:58:23 ID:kgpS8tMAO
【3日目 17:00 3F WEST通路 3】

やっと階段を登り終えた
この程度で息切れをするなど私も年をとったとつくづく実感する
一歩踏み出そうとした時 どこからか扉を閉める音と二人の人間の足音が耳に入った
ゾンビ?いや、奴らは扉を閉める知恵など持ちあわせていないはずだ
なら生存者か しかし暴徒かもしれない
私の頭にふと古いアメリカ映画のワンシーンがよぎる
恐る恐る私は顔を確認する
男と女が二人 見た目からして暴徒ではない事にきづく
近付いてみよう
私は一歩一歩彼等に近付く
「私はゾンビじゃない…
驚かせて申し訳ありません…
私はアーサー・コーンウォール 教会の牧師を務めております
決して怪しいものでは……」
429追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/06/28(木) 11:36:39 ID:6qtU83gy0
【3日目 17:00 3F WEST通路 4】
>>427
「ええ、感染の放送があったのは本当よ・・・」
ひとみちゃんが追いついてきながら話す。
ふーん・・・なるほどな・・・

>>427
「ねぇ、ちょっと待って…足音?聞こえない?」
ひとみちゃんの声に立ち止まる。
階段を上ってくる音がする。誰だ?まだ会ってない奴か?

階段から上ってくる奴がいる。
・・・外人?
「私はゾンビじゃない… ・・・
私はアーサー・コーンウォール・・・」
?新入りか?
お、しかも二人?

・・・って違ぇ!
気づいた瞬間に腰の工具を振りぬきながら外人に走りよる。
「どけやぁぁぁぁっ!」
430春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/06/28(木) 12:17:25 ID:ftvVG5uxO
【2日目 17:00 3F-従業員休憩室】

>>421-422宮沢さんと追川さんが部屋を出て行く。
千葉妹の方がついて行こうとしたがやんわりと断られて少し落ち込んだように椅子に座っていた。
俺はいつでも逃げれる様に入口側に席を移動すると>>419中国人の男性と自己紹介を済ます。
しかし…何か気まずい雰囲気だな……
無口な中国人に感染者か…この沈黙がたまらんなぁ。
誰か何か話せ!!

すると唐突に千葉兄の方が泉の事を聞いて来たので俺は喜び勇んでいかに泉が自分勝手な奴かを強調して話した。
431宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/28(木) 17:26:12 ID:TFLSnb1YO
【2日目 17:00 3F WEST通路 5】

足音が近付いて来る。
階段から場違いと思える姿の外国人が現れた。
…牧師さん?
その風貌には似つかわず、流暢な日本語を話した。

>>428ゾンビのこと、知ってるんですね。
とりあえずこちらへ…。」
そう言って、従業員休憩室を手で示した。

>>429「どけやぁぁぁぁっ!」
突然、追川さんが大声を張り上げた。
「なによっ?この人ゾンビじゃ…危ない、どいて!」
アーサーさんの後で>>420女が今にも喰いかかろうとしていた。

モップを忘れた私は周囲を見回した。
消火器に目がとまり急いで取りに向かう。
「ちょっ、これどうやんのよ?」
使い方が分からず、女の頭目掛けてぶん投げた。
432項龍 ◆Sw15bzOP8. :2007/06/28(木) 18:56:10 ID:1go3d/Am0
【2日目 17:00 3F-従業員休憩室 6】

 「どけやぁぁぁぁっ!」
外から声が聞こえた。
ゾンビか?
ナイフを取って急いで声が聞こえた方向に向かう
>>430
「春日部さん、ここから動かないでくださイ」
433千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/06/28(木) 19:26:34 ID:ftvVG5uxO
【2日目 17:00 3F-従業員休憩室】

>>430春日部君の話しから泉という人物像を想像するとこの場に居なくてよかったなと思った。
その男が居ればきっと私達と敵対する事が容易に想像できたからだ。
>>429『どけやぁぁぁっ!』
これは‥ナオ君の声か!?
声の感じからするとただ事ではないな。
>>432項龍君に続いて席を立ち部屋を出る。
「春日部君、妹を頼む」
434アーサー ◆WVGZJ2oI9Q :2007/06/28(木) 20:06:42 ID:kgpS8tMAO
【2日目 17:00 3F WEST通路 7】

>>429 二人の男女の内 男の方が奇声を上げて私の方に走ってくる
「どけやぁぁぁ!!!!!!!」
何だこの男は…良く見れば手には凶器が握られている
あんなので殴られたらただでは済むまい
とりあえず 避けねば……
「………ぐっ…………」
まずい バランスを崩してしまった
腰が…痛い…立てない……
435宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/06/29(金) 00:11:52 ID:8ImD0rp3O
【2日目 17:00 3F WEST通路 8】

『ガゴッ…ゴン…』
投げ付けた消火器は上手いこと>>420女の頭に当たり、床に落ちた。
同時に女も床に倒れる。
………死んだ?
倒れた女を足で揺さ振り、その顔を確認した。
「ウソ…高知さん…」
まさか高知さんだなんて…どうしよ、私…ああ。
顔見知りであったことに、動揺を隠せなかった。

騒ぎを聞き付け、従業員休憩室から次々に人がやってきた。
>>429>>432>>433すいません、>>420彼女をそこのジムへ…お願いします。」
駆け付けた男性陣に託し、その場を離れる事にした。

>>434立てますか?すぐそこですから行きましょう。」
手を差し延べて、従業員休憩室へ行くよう促した。
436項龍 29 男 ◆Sw15bzOP8. :2007/06/29(金) 10:36:31 ID:vbJ+C7TG0
【2日目 17:00 3F WEST通路 9】

声が聞こえた所に着くと頭が潰れてるゾンビとその近くに外人がいる。
宮沢さんが何かを呟いたみたいだがよく聞こえない、そのあと宮沢さんが
ゾンビをジムに運んでと頼んだ後、外人のところに行き手を差し伸べる。
>>429
「ナオ、このゾンビを運ぶのを手伝ってくれ」
まだ他にゾンビは居るのだろうか?
437追川29男 ◆TjAvbk1aao :2007/06/29(金) 19:43:52 ID:WYpaKFMW0
>>435
ひとみちゃんが投げた消火器。
それが当たりあっけなく奴は倒れた。振り上げていた手のやり場に困る。

「ふーっ。」スパナで肩を叩きながら外人に言う。
>>434オッサン立てる?言葉わかるけ?」

そうしているうちに項龍が声をかけてくる。
>>436「ナオ、このゾンビを運ぶのを手伝ってくれ」

ふー、多国籍だねえ。

「おっけ」
うつむきに倒れてる女の腕を持つ。
438千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/06/30(土) 10:49:31 ID:p/3KlQJEO
【2日目 17:00 3F-WEST通路】

通路に出るとゾンビの死体が横たわっていた。
その傍らには>>434神父がへたりこんでいた。
全員紹介されたと思っていたがまだ一人居たのか・・・どうやら腰を抜かしているのか立てないようだ。
「神父様、私の肩に捕まって下さい」
神父の腕を肩に回し身体を起こすと休憩室迄歩いて行った。
「私は千葉正司と言います。先程妹と一緒にここに逃げ込んできた者です」

しかしあのゾンビ一体何処から・・ゾンビが紛れ込んでくるようなら身を守る物が必要だな・・・。
439泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/06/30(土) 19:12:41 ID:1a4Ypmj4O
【2日目 18:00 路上 1】

しばらく車を走らせていた。
ゾンビに遭遇する事もあったが、こちらに手が出せるはずもない。
奴等に団結する意思なんてものがあれば、恐ろしい事になっていたかも知れないが…

そんな事を考えながら、町の外へ続く道をひたすら走る。

「…!」
視界の先に、やけに大きな、威圧的なトラックが
道をふさぐように停まっているのを発見した。
あの色は、自衛隊だ。

「封鎖が、始まっているのか」
ラジオは封鎖と言っていたが、封鎖して…どうするんだろう。


何にしても、早い方がいい。
俺はトラックのバリケードに車を寄せ、一番近くにいた隊員に話しかけてみた。

「O野区から逃げてきたんです…責任者の方、いらっしゃいますか」
制服さんは苦手なんだがな…
440千葉裕子 27 女 ◆XYndhCe37s :2007/06/30(土) 20:13:34 ID:p/3KlQJEO
【2日目 18:00 3F-従業員休憩室】

項龍さんと兄が出て行き部屋には私と春日部さんだけとなった。
部屋の外からは叫び声や何かの金属音が聞こえてくる。
何かあったんだ私も行かなくちゃ・・・そう思った時>>421宮沢さんに着いて来なくていいと言われたのを思い出し私は動く事が出来なかった・・・・・。
441項龍 ◆Sw15bzOP8. :2007/07/01(日) 20:46:55 ID:Db64UjeR0
【2日目 18:00 3F WEST通路 1】


ナオが女の腕を持つ。
自分はゾンビの足を持ちジムに向かう。
442アーサー ◆WVGZJ2oI9Q :2007/07/01(日) 22:11:41 ID:vgAyA9vdO
【二日目 18:00 3F WEST通路 2】

しまった 腰を痛めたようだ…
間もなく消火器が飛んできてゾンビの頭を直撃する
ゾンビは前のめりで倒れ 動かなくなった
どうやら 死んでしまったようだ
「神よ、この者の魂を救済したまえ…」
私は小声でかつては人間だった女性を哀れみ祈りを捧げた
気持ちを落ち着け 立ち上がろうとした時、腰に鋭い痛みが走る
軽いうめき声をあげ私はまた座り込んでしまった
すると>>435女性が親切に手をさしのべてくれた
私はありがとうございますと礼を言い 彼女の手を掴み立ち上がる
だが、再び腰に激痛を感じ 座り込みそうになった瞬間
>>438 千葉と名乗る男性が私の手を自分の肩に乗せ 運んでくれた
私も礼儀に従い 名を名乗る
「私はアーサー・コーンウォール
教会の牧師を務めております
この度は御迷惑をおかけして申し訳ありません…
妹さんも御一緒に避難できてよかったですな…
このような事態に血族と共に居られる事程幸せな事はない……」
443宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/01(日) 23:28:03 ID:P7Dh9RRuO
【2日目 18:00 3F WEST通路→従業員休憩室 4】

神父さんの手を引くと苦痛に顔を歪めた。
腰やっちゃったの?
神父さんは千葉さんの肩を借りて、従業員休憩室へと消えて行った。
後を追い私も歩き出した。

前方に高知さんを運ぶ追川さん、項龍さんがいた。
>>437>>441彼女ね、ジムの娘なんだ…。
終わったら従業員休憩室へ来て下さいね。」
通路の角を曲がって行く彼らを見送り、従業員休憩室へ入って行った。

これからどうなるんだろ?ここから無事逃げ切れるんだろうか?
知り合いを殺ったり…もう嫌だよ。
それに千葉兄妹の事はどうすんだろ…。
不安で一杯だった。
444追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/07/02(月) 00:18:36 ID:mfe9sgjd0
>>443
「彼女ね、ジムの子なんだ・・・」
ひとみちゃんが告げる。

元は・・・やっぱ人間っつーことか。

イライラしてくる。
何でこんなことしなきゃいけねんだよ。

死体を運び終わり、すぐに従業員部屋に戻る。
椅子を引き、腰を下ろす。
「おっけ、これからどうすんよ。」
かったるい腹の探り合いはもう飽きた。
445宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/02(月) 01:05:25 ID:hDtS0aACO
【2日目 18:00 3F 従業員休憩室 6】

なにやらイラついた様子で追川さんが戻って来た。
どうしたの?死体の片付けさせたこと怒ってるの?
思い当たるのはそれくらいだよね。
困惑しながら謝った。
>>444面倒なこと頼んでごめんなさい…。」
追川さんの表情を窺い、話を続けた。

「これからのことだけど、さっきまで地下の車で脱出しようと考えてたの。
でも、自衛隊が救助に来るらしいからしばらく待つのもアリかなって…。
ただ何にもしないのは不安だから、脱出に向けて作戦立てたり準備はしときたいと思ってる。
皆さんはどうします?」
全員に視線を送った。
446春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/07/02(月) 11:19:28 ID:x5Gs9VNqO
【2日目 18:00 3F-従業員休憩室】

しばらく千葉妹と二人で気まずい雰囲気だったが、ようやく皆が戻ってきた。
その中に>>442千葉兄の肩に捕まって歩く神父の姿があった。
神父に軽く会釈をし名前を名乗ると>>444-445追川さんと宮沢さんが今後どうするかと意見を求めてきた。
「とりあえずさ、いざという時の為に脱出の経路は確保しといた方がいいんじゃない?今みたいに下の化け物が何時侵入してくるかわからないし」
447泉 28 男 ◆yesnlrqHT6 :2007/07/03(火) 01:25:41 ID:lIh/2pHcO
【2日目 18:00 路上 7】

この場を指揮しているのであろう、一際貫禄のある男に俺はなかば強引にかけあった。

「私、O野ブロードウェイの従業員です」
名刺を渡し、免許証を見せた。これで俺がしょっぴかれる事はあるまい。
「ブロードウェイに、人が残っています。数は約10人。まだ増えてるかも知れない。
私だけが逃げて来られたんです。でももう逃げ道はふさがれてます。
お願いします、救助を…救助を、急いでください!」

それだけを言うと、俺は一息ついた…俺にできるのはここまでだ。目的は果たした。
バカのドミノ倒しみたいな奴等でも、ゾンビじゃ死に切れないだろうからな。
それじゃ俺も寝覚めが悪いし…


「頼みますよ」
そう言い残し、俺はまた車に乗り込んだ。あとは兵隊さんの仕事だ。
俺は俺で、身内を迎えに行こう。
もうラジオも必要ない。ビートルズを流しながら、元来た道を走り始めた。

「うまくやれよ…」

(泉 END)
448事実求是〜富山の視点3〜 ◆XYndhCe37s :2007/07/04(水) 01:36:03 ID:uVzSzswc0
【2日目 18:00 〇野区】

『・・・・自衛隊の派遣を決定した政府・・・・・・ザザ・・・・・・・・・陸
路は・・乗り捨てた車等で道路が遮断され・・・・ザザ・・ように・・・・・・
模様で・・・・〇野区の封鎖も・・・・・依然としてめどが立たず・・・・・・
・・ゾンビが都内を埋め尽くすのも・・・・・・問題と・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ザザ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザザ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ザザ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人口密度の高い都内
全域の被害は・・・・・・酷く・・・・・・都内を出る道路のほとんどは通行す
る・・・・・・できません・・・・・・・・・・ザザ・・・・・・・・・・被災
者の・・・・・を動かず・・・・・・・ザザ・・・・・・ヘリでの救助を・・・
・・・・待ち下さ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・ザザ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザザ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

富山は煙草の煙をゆっくりと吐き出すと車を徐行させる。
「陸路が塞がれてんのは知ってんだよ!そのせいでこっちは都内をずっと走る目
にあってんだ」
それより、今問題なのはガソリンのメーターが『E』を挿している事だ。
「こんな所で立ち往生だけはマジで勘弁だ・・・早いとこ何とかしないとな・・
・」
しばらく走るとガソリンスタンドを見つける。
「辺りのゾンビ共も疎らだ・・・・よし!やってやる!やってやるぞ!」
富山は車体の長い車を器用にガソリンスタンドにいれる。
車体の後ろに貼られた『危』と書かれたプレートがブレーキランプで赤く照り出
される・・・・・。

449宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/04(水) 23:52:07 ID:UlaP8ddwO
【2日目 18:00 3F 従業員休憩室 8】

春日部さんの意見に頷き、付け加えるように言った。

「皆さん、放送は聞きました?
自衛隊が救助に向かってるらしいんですよ。
どこから来んのかわかんないけど…救助が来た際は、屋上にも地上にも行ける非常口がいいんじゃないですかね?
脱出するなら地下駐車場か…とりあえず今は脱出の準備しましょうよ。
車とガソリンと食糧と…他に確保しなきゃならない物ありますかね?」
皆に問い掛けた。
450追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/07/06(金) 10:41:54 ID:6s5tIEez0
>>446>>449
春日部とひとみちゃんが話してるのを黙って聞く。
二人ともとりあえずはここに立てこもろうっつー感じね。

「脱出するなら、その前に地下の奴らを全部ぶっ殺さなきゃいけねえな。
危なくてしょうがねえ。」
451宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/06(金) 12:50:25 ID:axEUVfU+O
【2日目 18:00 3F 従業員休憩室 10】

ん?私何かおかしな事でも言った?
何故か皆押し黙った。
沈黙の中、追川さんが話し出した。

>>450地下の奴らって?さっき片付けましたよね?他にもいたんですか?」

そういや、食糧調達の後、追川さんは地下に残ってたなぁ…何してたんだろ?
あの後、また化け物が出て来て倒さず帰って来たってことなんだろうか?
あ…後回しにしてた駐車場はどうなってんのかな?
シャッターが開いてたら、出入り自由の無法状態。
車まで辿り着けるか…問題だわ。
452追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/07/06(金) 15:06:39 ID:6s5tIEez0
>>451
「おお。ばりっばり居んよ。駐車場はありゃすげーぜ。
ただ、逃げるとしたらあっこからっきゃ無いだろな。」

ちょっと言葉を切ってから皆の顔を見渡して続ける。
「俺は居残るのは反対だ。自衛隊が俺らが生きてる間にこれっかは
微妙だと思う。1階の音聞いてみ?」
時と共にだんだん大きくなってくる奴らのうめき声を聞かせる。

千葉兄弟たちの方を向いてさらに話す。
「それにあんたらの様子を見てると、都内の避難所だと危ねんじゃねーの?」
453項龍 ◆Sw15bzOP8. :2007/07/06(金) 20:45:30 ID:Q/BD73vP0
【2日目 19:00 3F 従業員休憩室 1】

「フワア〜」
唐突に睡魔が襲ってきた。
>>451
「とこれで宮沢さん、どこかで眠れる場所はありますカ?」

454千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/07/07(土) 10:28:08 ID:Zdr5x/wlO
【2日目 19:00 3F-従業員休憩室】

>>452「避難所にはもう生きた人間はいないだろう・・・ここの地下駐車場もゾンビが出入りしていたから数は少なくないと思う」
少し思案して口を開く。
「退路を地下と屋上の二つを確保してはどうだろう?非常階段を上がった時に屋上へ上がる梯子を見た。
階段にバリケードを作れば万が一の時、安全に屋上に行き来出来るだろ?」

問題は地下もそうだがそこに居るゾンビの数だな・・・
455宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/08(日) 13:27:13 ID:b1hZp/JQO
【2日目 19:00 3F 従業員休憩室 3】

ばりっばり?
その表現に物凄い数を想像した。
そんな駐車場へ、のこのこ出てったら…。

>>452避難所は二次災害が起きたとかで、壊滅状態みたい…千葉さん達が来る前の放送で聞いたわ。
もう、避難所はあてにならないよ。」
考え事をしながらボソボソと呟いた。

だけど追川さんの言う様、救助が来る前に一階の奴らが封鎖突破してきたら最期だな…。
やっぱり地下から脱出する他ないか。
そもそも自衛隊はここに人がいると、把握してないんじゃないか?
一度は救助に期待した気持ちが一気に消沈した。

千葉さんの提案に耳を傾け、頷く。
>>454ええ、その案でいいと思いますよ。
でもまずは、地下から取り掛かりましょう。
役割分担はどうします?」
出来るだけ駐車場内はやりたくないな。

緊迫した状況の中で、項龍さんが思いもよらぬことを発した。
>>453……仮眠室なんかありませんよ。
うちの店のソファーで良ければ使っていいですけど、どうします?」
呆れ気味に言い放った。
456項龍 ◆Sw15bzOP8. :2007/07/10(火) 13:36:29 ID:nQMDEXO20
【2日目 19:00 3F 従業員休憩室 4】

宮沢さんが呆れ気味に言われた。
>>455
「それなら、ソファーを使ヨ」


457宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/11(水) 18:18:00 ID:QmkqGCYhO
【2日目 19:00 3F 従業員休憩室→『CUT INN AQUA』 5】

余程眠いんだろうか?
項龍さんはソファーを使うと言い出した。
脱出計画を立ててる今、普通寝るかねぇ?
逃げ遅れても知らないよ?
呆れ返り、引き留める気にもならなかった。

>>456…分かりました。
店は鍵がかかってるんで、私も行きますよ。」
席を立ち、店まで案内した。

店の鍵を開け、項龍さんを店内に招く。
>>456寝るなら内鍵かけた方がいいですよ。
またいつどこからヤツらが襲ってくるか分かりませんから…。」
そう言いながら、テレビを点ける。

来たついでだ、新しい情報があるか確認しておこ。
>>448『自衛隊の派遣を決定した政府…』
お?新しい情報だわ。
……マズイなぁ、車で脱出するには手遅れなとこまできてるわ。

>>456ちょっと私、他の皆に知らせてきます。」
そう言い残し、店を後にした。
458追川男29 ◆TjAvbk1aao :2007/07/12(木) 00:09:18 ID:U28rMPa70
【2日目 19:00 3F 従業員休憩室 6】
急に眠てぇとか言う項龍。
ひとみちゃんはプリプリ怒りながら一緒に連れて部屋を出て行った。

これはチャンスかも知れんね。
千葉兄に向かい訊ねる。
「なー、妹の傷は結局あいつらに噛まれたん?
聞いたけど、噛まれた奴は仲間になるかもなんだべ?
別に噛まれてようが何もする気はねーよ。
ただ、俺らに危害は加えらんねーように気にはすっけどな。

なあ。そこはぶっちゃけて話せや。」
459項龍 ◆Sw15bzOP8. :2007/07/12(木) 19:34:59 ID:NKTZSabt0
【2日目 19:00 3F CUT INN AQUA』 7】

宮沢さんに案内されて部屋に入ると宮沢さんがテレビを点ける。
ニュースが放送されているみたいだな、よく聞こえなかったが宮沢さん
がほかの人に伝えるからにはなにか重要な事だろうな。
「フワァ〜」欠伸をするとソファーねっころがる。
そういえば宮沢さんが鍵をしめたほうがいいと言ってたな……まあだ丈夫だろ
そう思い、目をつぶって寝る。
460宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/13(金) 01:40:32 ID:P336XjlaO
【2日目 19:00 3F 従業員休憩室 8】

急いで従業員休憩室へ戻ると、中から追川さんの話し声が聞こえてきた。
>>458「…なあ。そこはぶっちゃけて話せや。」
何だろ?なんか詰め寄った物言いだな。
扉を開けて、不安げに追川さんを見る。
>>458一体何の話?」

何の話か知りたかったが、例の件を伝える方が先決と考え、その答えを待たず、再び口を開いた。
「今、店で新しい放送聞いてきたんだけど…マズイ事になってるみたい。
乗り捨てられた車とかで道路が遮断されて、都外に出られないらしいの。
だから救助ヘリを待てってさ…どうします?」
461千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/07/13(金) 15:05:32 ID:HVijLyl5O
【2日目 19:00 3F-従業員休憩室】

>>458『なー、妹の傷は結局あいつらに噛まれたん?――』
追川君は私に近付くなりこう尋ねてきた。
「妹の怪我はさっき言った通りだ。妹が君に危害を加える事はない!だが、妹に何かあれば私が君に危害を及ぼす事になるぞ」

心配そうにする裕子に目をやり大丈夫だと目配せする。
>>460そこに宮沢さんが戻ってきて新たな情報を話し始めた。
「それなら地下は後回しにして屋上への道を確保しよう。それと食料等必要な物もその近辺に移動させよう」
462千葉裕子 27 女 ◆XYndhCe37s :2007/07/13(金) 15:24:52 ID:HVijLyl5O
【2日目 19:00 3F-従業員休憩室】

>>458『なー、妹の傷は結局あいつらに噛まれたん?聞いたけど、噛まれた奴は仲間になるかもなんだべ?――』

ああ・・そうか私はこんな目でこの人達に見られていたのか・・・・。
それで宮沢さんもさっき私にあんな事を・・・。
>>461兄が話し終えた後、私はナオさんに小声で話し掛ける。
「あの・・私の怪我本当に大丈夫ですから・・・なんなら傷口をお見せ――!!」
>>460そこまで言うと宮沢さんが部屋に入ってきて新しい情報の話しを始めた。
私は再び黙り皆の話に耳を傾けながら、心配そうな目で兄を見つめていた。
463アーサー ◆WVGZJ2oI9Q :2007/07/14(土) 23:49:54 ID:XlejcUlOO
【二日目 19:00 従業員休憩室】

腰の調子もだいぶ落ち着いた 少しの痛みぐらいならなんとかなるだろう

ふと、目をやると>>458追川さんが妹は噛まれたのかという質問を>>462私を運んでくれた男性にしていた
妹?>>462あの女性はどうやら私を運んでくれた千葉さんと兄妹らしい
千葉さんは妹が噛まれた事を懸命に否定するが 私には何か隠しているように聞こえて仕方がない
まあ、実際 それを証明する手だては無いので相手の言う事を信用するしかないのだが
その時、宮沢さんが戻ってきた
宮沢さんは車が道を塞ぎ 陸路での脱出は不可能 ヘリを待つしか無い事を説明してくれた
「皆さん 御迷惑をおかけして申し訳ありません
腰の調子もおかげで良くなりました
早速作業に取り掛かりましょう」
私は一言言い >>461千葉さんに声をかける
「あの、お話があるのですが…少々お時間を頂けますか。」
464宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/16(月) 19:33:08 ID:y8o5mX+vO
【2日目 19:00 3F 従業員休憩室 10】

「…じゃあ、ちゃっちゃと非常階段の方やっちゃいましょ。
地下は手間隙かかるから、急がないと…食糧も地下へ行って取ってこなきゃ。
もうここに人数分は残って無いんですよ。」
もう火は使えんし、どうせここにいるのもあと僅か…今度は調理不要の食糧だけ持ってこよ。

「とりあえず、非常階段の封鎖に使えそうな物を用意しましょうか。
幅の狭い階段だから登り口に落とせば足止め出来ると思いますよ。」
あとは階段途中に何かを…そうだ!店のソファー。

「誰かソファー運ぶの手伝ってもらえます?」
項龍さんには他で寝てもらおう…てか、こんな時寝てんじゃないよまったくぅ。
465追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/07/17(火) 04:34:34 ID:rcoBm8YI0
>>461
おお、千葉兄いきなりのエキサイト。
さっき言ったとおりとか言って俺聞いてねーし。
危害を加える可能性を前提に話してるし。
ここまでムキになるっつーのは逆に怪しくね?

>>462
千葉妹がフォローを入れてくる。
うむうむ。妹のほうはいい子やね。
まあ、とはいえ後で傷口見せてもらっとくか。

>>464
ひとみちゃんが戻ってきて話し始める。
なーるほどね。車は無理と。
何かどんどん状況悪化してね?
>>464「誰かソファー運ぶの手伝ってもらえます?」

その言葉を聞き立ち上がる。
「オッケ。行ってくんわ。あ、千葉兄手伝ってくれる?
お、そうそう、ひとみちゃんは妹ちゃんの怪我がどんな感じかを見といて。
見せてくれるそうだから。」

とりあえずもっかいくらいカマかけとこう。
466千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/07/17(火) 16:13:40 ID:F6sksxR4O
【2日目 20:00 3F-従業員休憩室→管理事務所】

>>463『あの、お話があるのですが…少々お時間を頂けますか』

作業に取り掛かろうとしていた私に神父が話し掛けてきた。
「ええ、構いませんよ」
そう言って神父と部屋を出て行こうとする。
>>465「すまないがソファーは春日部君に手伝ってもらえないか?」

部屋を出て行き管理事務所のドアを開け中に入る。
「・・・それで私に話というのは何ですか?神父様」
467宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/18(水) 03:53:54 ID:VlAcRv11O
【2日目 20:00 3F 従業員休憩室 2】

>>463神父さんはなにやら話があると言い>>466千葉さんと共に出て行った。
「コソコソと…隠し立てしなきゃなんない事でもあるんですかね?」
立ち去る後ろ姿を見ながら言った。

>>446>>465んーじゃあ、非常口前にソファー運んで下さい。
項龍さんには他で寝てって伝えといて下さい。」
そう言って裕子さんに視線を移す。

この際だ、ハッキリさせた方がいい。
>>462その、怪我の具合はど〜お?
擦り傷と聞いたけど、その様子じゃよっぽどヒドイんじゃないの?
お兄さんの怪我も気掛かりなんだけど…どうなの?」
ちょっと突っ掛かるような言い方をして尋ねた。
468アーサー ◆WVGZJ2oI9Q :2007/07/18(水) 21:46:38 ID:zMPruwyFO
【二日目 20:00 従業員休憩室→管理事務所】

>>466千葉さんを外に連れだした、だが この疑問を投げ掛けるのは少々ためらいがある
だが、聞かねばなるまい
もし、私の勘が当たっていたら取り返しがつかないのだから
あの二の舞はもう沢山だ
「千葉さん、あの…
いえ…率直に言いましょう…
非常に申し上げにくいのですが…
本当は妹さんはゾンビに襲われたのではないですか…」
私は声を潜め 言う
「私の教会もそうでした…
教会は避難場所で いろんな方が逃げ込んできます…
もちろんゾンビに噛まれたり 襲われた人達もです…
最初は怪我の治療をしていたのですが ふとした途端 その人達が発症し
周りの人間に襲いかかってきました…
考えてみて下さい 今まで隣にいた人間が襲ってくるんですよ
それで私の教会は……」
思わず少し声を荒げた
「ああ…申し訳ありません…
妹さんのあの怪我は、ただの怪我なんですね…
お願いします どうか正直におっしゃて下さい…」
469追川 29 男 ◆TjAvbk1aao :2007/07/19(木) 09:29:58 ID:5wHMhF740
>>466
「しゃーねーな。行こうぜ。」
春日部に声をかけて廊下にでる。
ひとみちゃんの店に入り中を見渡す。
あ、あれか。
470千葉正司 32 男 ◆XYndhCe37s :2007/07/19(木) 20:01:22 ID:+5LwQmyaO
【2日目 20:00 3F-管理事務所】

>>468「神父様・・避難所が何故壊滅したかご存知ですか?
感染の噂が広まると皆が疑心暗鬼に陥り緊張感が漂っていました。
その時、怪我を負っていた老人が発作を起こし、それを見ていた者はゾンビへの発症だと思い込みその老人を・・・それが引き金となり怪我をした者を皆が襲い始めました・・ただの怪我人も含めてです。人同士が殺し合い死体はゾンビとなり甦り避難所内は一瞬で崩壊しました。
わかりますか?私は人の猜疑心が一番怖いんです・・・神父様。
妹は感染していません、信用頂けますか?」
471春日部 25 男 ◆iCY9CtqZcY :2007/07/19(木) 20:03:08 ID:+5LwQmyaO
【2日目 20:00 3F-従業員休憩室→『CUT INN AQUA』】

あ〜あ、何か千葉兄も追川さんも険悪な雰囲気?
とりあえず非常階段の封鎖はしないとね。
>>469追川さんに呼ばれ一緒について行く。
『CUT INN AQUA』の中に入るとそれらしいソファーが置いてあった。
「じゃあ、とりあえずこれを非常階段の前まで運べばいいんですね?
あっ!その前にニュースだけ見て行っていいですか?」

そう言うとテレビを点け>>448ニュースをしばらく眺めていた。
472項龍 ◆Sw15bzOP8. :2007/07/19(木) 20:18:44 ID:Ij2S5rqY0
【2日目 20:00 3F-CUT INN AQUA』3】

ガチャ
うん?誰か入ってきたか
目を開けてあたりを見回すと春日部さんとナオが入ってた。
>>469>>471
「人が寝てるときは邪魔しないでくレ、フワア〜、で何の何の用で来たノ」
473宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto :2007/07/20(金) 01:05:47 ID:hui5bo47O
【2日目 20:00 従業員休憩室 6】

>>468神父さんと>>470千葉さん、>>469追川さんと>>471春日部さんが共に出払い、室内には裕子さんと私の二人だけになった。

なんでだんまりさ?
んー‥どうしたらいいものかねぇ。
>>462言いたくないならそれでもいいんだけどね、もう気付いてるだろうから言うけど、裕子さんの怪我…みんな疑ってるのよ。
私はお兄さんの怪我もね。
これから暫くの間、一緒に過ごすからには本当のとこ知っときたいんですよ。」
そう言って席を立ち、ロッカーの方へ向かった。
隠して信用失うか、話して信用得るか、少し考えたらいい。

規則正しく並ぶロッカーの一つを押し、傾けてみる。
固定されてないな、封鎖に使えそうだ。
男性陣が戻ったら、通路に運び出してもらおう。
474事実求是〜富山の視点4〜 ◆XYndhCe37s :2007/07/20(金) 01:31:38 ID:t+fTcZ470
【2日目 20:00 ブロードウェイ付近】

『・・・・ザザ・・・・ザー・・・』

「はぁ、はぁ・・情報はなしか・・・・・俺は一体何処に行けばいいんだ・・ヘ
リの助けなんか本当に来るのか?・・・はは・・はっはっはっはっ・・・今更助
けだと!?もう遅い・・・俺はもう駄目だ・・・・・俺は・・・・」
富山の運転する車は猛スピードで走っていた。
そして富山の身体は血で赤く染まっていた。
「・・・はぁ・・はぁ・・・目が・・・霞・・む・・・・・・・」
富山の乗る車は道路の中央分離帯に乗り上げる!!
「―――!!!」
富山の乗る車・・・タンクローリは一瞬宙に浮いたかと思うとそのまま横転し早
稲山通りのブロードウェイ付近で止まった。
「・・畜生・・・やべえ・・やべえ・・・・」
富山は傷ついた身体で車のドアを開けようとする。
タンクからはガソリンが漏れ出し道路に広がる。


「―――!!!」


『ドゴオオオオオォォ!!!!!』
タンクローリは大きな爆発音と共に炎上し辺りは熱気に曝される。

そして・・・・・


『――プツン!!』
ブロードウェイを含めた辺り一帯は停電となり立ち上る炎に辺りは赤く照らされ
ていた・・・・・。
475死山血河〜死者の猛威〜 ◆XYndhCe37s :2007/07/20(金) 01:34:36 ID:t+fTcZ470
激しい爆発音が響いた後に突然ブロードウェイは闇に包まれた。
窓から差し込む炎の明かりで何とか視界は保てそうだ。
・・・停電・・・・これにより館内の電気、空調、エレベーター・・・そしてエ
スカレーターが止まった。
『アア・・アアアアア・・・アア』
不気味な呻き声を上げゾンビの群れが止まったエスカレーターを昇ってくる・・
・・・・。

※大量のゾンビが3階に押し寄せて来ています。
南北の防火扉を閉めゾンビを食い止めて下さい!!

【1】ゾンビは次々と3階に押し寄せていて排除は不可能です。
【2】防火扉を閉めるにはその書き込み秒数下一桁1、5、9で閉める事ができます

【3】1、5、9以外の数字が出ればゾンビ1体が扉を閉めるのを邪魔しているの
でこれを排除して下さい。
ゾンビを排除しなければ扉を閉める事は出来ません。排除後に【2】の条件に戻れ
ます。
【4】ゾンビとの戦闘は書き込み秒数下一桁奇数で成功。失敗で危険値-1pt。(
但しレス番末尾偶数での攻撃は免除)
【5】イベント中書き込み秒数下一桁8で危険値-1pt。(但しゾンビ3体の撃破でこ
の条件は免除)
【6】3階の南北の防火扉は[23:00]迄に閉めて下さい。失敗で全員の危険値-2pt
消費して扉は閉められます。
【7】イベントが終了後3階に残っていたプレイヤーは危険値-3ptされ以後書き
込み秒数下一桁奇数で危険値-2pt。(3階から脱出すれば免除)
3階を脱出するには5レス消費して下さい。
【7】イベント中はNPCキャラのレスも通し番号に含まれます。

476千葉裕子 27 女 ◆XYndhCe37s :2007/07/20(金) 16:20:21 ID:tE4L9z0IO
【2日目 20:00 3F-従業員休憩室】

>>473やはり私は疑われていたようだ・・・・・
私はしばらくどうしようか考えていた。
・・でも、この人達にとって本当の事って何なんだろう?
結局この人達は私達がゾンビに感染してると言わなければ納得しないんだ・・・
・・・兄さん・・私・・・・・
「あの宮沢さん・・」
そこ迄言いかけて突然>>474激しい音と揺れが私を襲った。
「きゃああああぁぁ」
そして次に明かりが消えた・・・
・・何?停電・・なの?
「宮沢さん大丈夫ですか?一体何が起こったんでしょうか?」
何だろう?嫌な胸騒ぎがする・・・
477項龍 ◆Sw15bzOP8. :2007/07/20(金) 17:06:23 ID:Kk/pPLIS0
【2日目 20:00 3F-CUT INN AQUA』】

プチン
急に電気が消えた。
「誰か電気を消したのカ?」
それともゾンビどもの仕業か……
何か呻き声が聞こえてきた、マサカ奴らが上に来たのか?
急いで部屋から出ると…奴らがきていた。
「畜生メ」

478宮沢 25 女 ◆fAiH7aPAto
【2日目 20:00 従業員休憩室→WEST通路→南階段 8】

裕子さんの声に振り向いた途端、爆発音が鳴った。
>>474『ドゴオオオオオォォ!!!!!』
「おわっ!何!?…えっ?停電?」
手探りに裕子さんの方へと近付いて行った。
外から赤い光が射し、僅かに周囲を見渡せる。
>>476私は大丈夫よ。裕子さんは?
とりあえず皆のとこに行きましょうか。」

WEST通路に出ると、通路の先に人影が見えた。
…誰だろ?
目を凝らして見ていると、後ろにも人影が現れた。
ゾロゾロ何人も…。
>>475『アア・・アアアアア・・・アア』
「奴らだ!逃げてーっ!」
声をあげて叫んだ。

>>476裕子さん来て!」
南階段へ走り込み、防火扉を閉めようとした。