「…また来たのアンタ。そんなに雪山好きなの?それとも…」
「ヒマだから」
「…………」
「なんかやれ」
「アンタっていっっつもそう!自分勝手で」
「いいから」
「うっ…じゃ、じゃあダンスでも」
「くるくる回るだけのアレか。飽きた」
「う、歌、聴く?」
「今日高級耳栓じゃねーんだよ。だからヤだ」
「み、耳栓て?耳栓してたら聞こえないじゃない!?」
「うん」
「ひどくない?」
「ひどくない。ああ、火ーあるか?」
「煙草やめなさいよ…はい(ビリビリ)」
「馬鹿野郎、黒焦げにする気か?」
「ご、ごめんなさい」
「ったく使えねーな…しょうがねー、いつものやるか」
「か、皮剥いだり内臓まさぐったり?」
「その前にすることあるだろーがよ」
「あ、う、うん、そうだったわね。よーし、負けないぞー♪」