857 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/28(水) 00:52:56 ID:Nn767zp/0
六甲山だか、どこかの山で日中でも、モノノケ?のようなモノに
からかわれて同じ道をグルグル回ってることに気づいたときは
タバコを吸うと良い、というのは嘘では無いらしいよ。
外国でも、なんかの学者と妻と助手の三名で山を超えようとしたが
景色がいきなり18世紀のパリの夜の町並みに変わって、助手の姿が
見えず、とりあえず学者が一服したら、景色が戻って助手が現れて
「え?僕ずっと隣に居ましたよ。」と、助手はパリの街は見てないらしい。
それと、日本には古くから狐に化かされたら一服しろ、と云われる
地方があるらしい。うろ覚えで悪いけど、とりあえず落ち着いて
火を点ける作業をすると良いと聞いたよ。
858 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/28(水) 00:58:22 ID:il6Ue25v0
すごいな・・・。やはり人知では計れない世界があるんだろう・・
859 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/28(水) 01:09:06 ID:OZtRvC8r0
>とりあえず落ち着いて
自分の家でくつろいでいるように、リラックスして、気分転換を図ると良いと言う事。
>>859 思い込みの激しいタイプだねって言われない?
地元の山に関する伝承があるんだけど、投下していいかな?
少しは怖いと思う。
>>861 そういうのが見たくて来てるから
駄目と言われても投下してくれ
山還り
私共の地元では山を神聖視した土着の自然信仰が行われています。
現在廃れて来てはおりますが、それでも老人方は信仰すると共に畏怖、畏敬の念を絶やしません。
それには理由が在りまして、昔私共の地元では、口減らしと共に姥捨てが行われていました。
しかしながら、姥捨てとはもうしましても他所とは若干考え方を異にしています。
地方によって呼び方も変わると申しますが、私共の土地では「山還り」、「山還し」 と呼んでいたそうです。
今でも私共と老人方、信心深い方は同じように考えておりますが、
「人は死ぬと山に還り、そして山、土地と一つになる」
と、このように考えておりました。
その為、不作等か続くと労働力の低い老人方に子供が、
「山に還ってくんねぇか」
と、こう言うわけです。すると多くの老人方は
「分かった。山に還ったら、うちの畑が肥えるようにするからな」
と返し、同意して山に当時の私共や、今は絶えてしまった私共と同じ山に連なる方々――ササギと共に入るわけです。
無言、無言、無言。静寂こそ美徳。その様にしてただひたすらに山へと登ります。
しかし、それも山の七合目に入ると、ササギの者が山に礼をした後、老人に聞きます。
「早く還るか」
これにはいと答えると、ササギの者は老人を殺し、その遺体を私共が埋葬します。
その後祈りと敬い、崇拝と感謝、謝罪を込めて頭を墓に二度下げ、山の頂きに三度下げて帰ります。
しかし、山を見て歩きたいと言われると、これ以上は登らぬようにと厳重に注意します。
その後村の為に良い影響を与えて下さいと私共とササギの者が老人と山に祈り、老人を置いて山を去ります。
お気付きでしょうが、その当時の老人方は、納得した上で、いえ、寧ろ喜々として死んで往きました。
さて、老人を山に還した家では、大方様々な幸運が起こります。畑が肥える、病が急に治る、神通力がつく、と言った具合です。
……昔、感謝を忘れ、これに目がくらんだ者が居たそうです。自らの母が山に還り、残った父を山に還そうとしたそうです。
その男は父に山に還るように言いますが、父は頑として首を縦に振りません。
「今はその時でない。おれが還るのはまだ先だ。あいつは言った。わたしが還ったら畑を見てくれ。荒れてしまったらあなたも還って二人で肥やしましょうと」
男は納得できず、ある晩父を殴りつけて口を聞けなくし、縛り付けて山に向かいました。
言葉を喋ってはならぬと当時の私共や他の山に連なる方々に聞いたのでしょう。無言で登り続けます。
七合目に差し掛かり、男は父を殺して埋めようとしましたが、ここでは私共にばれてしまうと考えたのでしょう、頂上まで行くことにしました。
八合目を越えると、虫の声が聞こえなくなりました。
九合目を越えると、風が止みました。
そして頂上――男は父を殺そうとしますが、父を殴り続けるにつれて殺すのが怖くなり、父を縛り付けたまま四肢の骨を折り、村に帰りました。
しばらく経つと、男の畑が枯れ、男は病に倒れました。身重の妻が、二年経っても子を産みません。
仕方なく子堕ろし婆を呼び、子を堕ろしました。
堕ろした子には四肢がありませんでした。
その子の顔は、しわくちゃの顔をしておりました。
そして――男の顔を睨み、叫びます。
「畑が荒れた。次はお前が還る番だ」
男は当時の私共とササギの者に連れられ、山に還りました。
ヒィィィ!とても興味深い話だね
怖くて面白かったよ。乙。
ササギ殿、今度NWと嘘男を山にry
凄く良い那覇市だった。GJ!
869 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/28(水) 10:50:41 ID:58PVPBzV0
は い 次
おしまい。
871 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/28(水) 12:13:59 ID:d+C2BSez0
>>863 不作で食料が少ないから口減らしされただけの姆捨て山。
872 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/28(水) 15:02:31 ID:NRKJOLutO
くだらねー創作だな。
虚男さん期待age
873 :
コーピペ:2007/03/28(水) 16:15:17 ID:ub2q3/P+0
廃、次だこりゃ!!
電話が鳴ったのは夜も遅くでした。
10時を過ぎても、まだだらだらと起きていて、
母に「早く寝なさい!」としかられていると。
「ジリリリーーン!」
けたたましく、昔ながらの黒電話が鳴り響きました。
「誰や、こんな夜更けに・・・」
爺ちゃんがぶつぶつ言いながら電話に出ました。
電話の相手はどおやらKの父ちゃんのようでした。
はたから見てても、晩酌で赤く染まった爺ちゃんの顔が
サアっと青ざめていくのがわかりました。
電話を切ったあと、爺ちゃんがえらい勢いで
寝転がっている僕のところに飛んできました。
僕を無理やりひき起こすと、
「A(僕の名)!!おま、今日、どこぞいきおった!!
裏、行きおったんか!?山、登りよったんか?!」
爺ちゃんの剣幕にびっくりしながらも、
僕は今日あったことを話しました。
騒ぎを聞きつけて台所や風呂から飛んできた、
母とばあちゃんも話しを聞くと真っ青になっていました。
婆「あああ、まさか」
爺「・・・・かもしれん」
母「迷信じゃなかったの・・・?」
僕は何がなんだかわからず、ただ呆然としていました。
父も、よくわけのわからない様子でしたが、
爺、婆ちゃん、母の様子に聞くに聞けないようでした。
とりあえず、僕と爺ちゃん、婆ちゃんで、
隣のKの家に行くことになりました。
爺ちゃんは、出かける前にどこかに電話していました。
何かあってはと、父も行こうとしましたが、
母と一緒に留守番となりました。
Kの家に入ると、
今までかいだことのない嫌なにおいがしました。
埃っぽいような、すっぱいような。
今思うと、あれが死臭というやつなんでしょうか?
「おい!K!!しっかりしろ!」
奥の今からは、Kの父の怒鳴り声が聞こえていました。
爺ちゃんは、断りもせずにずかずかと
Kの家に入っていきました。
婆ちゃんと僕も続きました。
居間に入ると、さらにあの匂いが強くなりました。
そこにKが横たわっていました。
そしてその脇で、Kの父ちゃん、母ちゃん、婆ちゃんが
(Kの家は爺ちゃんがすでに亡くなって、婆ちゃんだけです)
必死に何かをしていました。
Kは意識があるのかないのか、
目は開けていましたが、焦点が定まらず、
口は半開きで、泡で白っぽいよだれを
だらだらと垂らしていました。
よくよく見ると、みんなはKの右腕から
何かを外そうとしているようでした。
それはまぎれもなく、あの腕輪でした。
が、さっき見たときとは様子が違っていました。
綺麗な紐はほどけて、
よく見ると、ほどけた1本1本が、
Kの腕に刺さっているようでした。
Kの手は腕輪から先が黒くなっていました。
その黒いのは、見ていると動いているようで、
まるで腕輪から刺さった糸が、
Kの手の中で動いているようでした。
「かんひもじゃ!」
爺ちゃんは大きな声で叫ぶと、
何を思ったかKの家の台所に走っていきました。
僕は、Kの手から目が離せません。
まるで、皮膚の下で無数の虫が
這いまわっているようでした。
すぐに爺ちゃんが戻ってきました。
なんと、手には柳葉包丁を持っていました。
「何するんですか!?」
止めようとするKの父ちゃん母ちゃんを振り払って、
爺ちゃんはKの婆ちゃんに叫びました。
「腕はもうダメじゃ!
まだ頭まではいっちょらん!!」
Kの婆ちゃんは泣きながら頷きました。
爺ちゃんは少し躊躇した後、
包丁をKの腕につきたてました!
悲鳴を上げたのはKの両親だけで、
Kはなんの反応も示しませんでした。
あの光景を僕は忘れられません。
Kの腕からは、血が一滴も出ませんでした。
代わりに、無数の髪の毛がぞわぞわと、
傷口から外にこぼれ出てきました。
もう、手の中の黒いのも動いていませんでした。
しばらくすると、
近くの寺(といってもかなり遠い)から、
坊様が駆けつけて来ました。
爺ちゃんが電話したのはこの寺のようでした。
坊様はKを寝室に移すと、
一晩中読経をあげていました。
僕もKの前に読経を上げてもらい、
その日は家に帰って、眠れない夜を過ごしました。
878 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/28(水) 17:38:03 ID:58PVPBzV0
はい次
881 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/28(水) 20:09:29 ID:NRKJOLutO
はい次。
虚男さん期待age
夜になって風が出てきた。「嵐になるのかな?」
ポンと解ける簡易テントでは心もとない。
気が向かないながらも、いわくつきのあの洞窟へ非難するしかなかった。
祭り上げられた神域を示す柵を越え、雨風を遮られる奥の洞穴へと足を進める。
すると明かりが灯った。
薄汚れた浮浪者らしい。なぜこんな山奥に居るのだろうか?
「俺は人が嫌いでなぁ・・・」と俺の心を読んだかのような言葉に、つと胸を突かれた。
「ほんでもこの雨なら、仕方ないしのう」と、狭い空間で腰を浮かして場所を空けてくれた。
「ども」礼を言い、そこで腰をおろした。
ポケットウィスキーと僅かな食料で、静かな宴を催し朝を待った。
二人とも、殆ど言葉も交わさず無言の時間がどれくらい経った頃だろう、ふいに浮浪者が呟いた。
このスレは
・雷鳥氏等の語り手の投稿を期待している奴
・D:58PVPBzV0、虚男(NW)粘着みたいな池沼
・話も投稿できない糞コテ
・山の怪
・カッコいい俺様
の五者でお送りしています
884 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/28(水) 23:18:17 ID:58PVPBzV0
はい 次
「はい次」って全くおもしろくないけど、なぜ流行ってるんだろう
不思議でしょうがない
886 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/29(木) 00:05:37 ID:L8dweiQZ0
はい 次
887 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/29(木) 00:08:10 ID:uzlrbM6jO
ぎ〜つ〜い〜は〜
きっとおもしろいと思って書いてるんだろうなぁ…
流行ってんじゃなくて1人がやってるだけでしょ、基本的に
そのうち飽きるんじゃない
890 :
コンコン ◆/N9pmpzQ9g :2007/03/29(木) 10:08:37 ID:C50qtZQX0
A
891 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/29(木) 10:29:15 ID:L8dweiQZ0
はい、次
892 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/29(木) 12:16:28 ID:gKg4AiXm0
はい次(笑)が増殖中w
何これあぼーんばっか
894 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/29(木) 14:12:07 ID:kIWDsIIFO
あっひゃっ ひゃっひゃっひゃっひゃっ ひゃっひゃっひゃっひゃっ ひゃっひゃっ ひゃっひゃっ ひゃっひゃっ ひゃっひゃっ ひゃっひゃっ ひゃっひゃっ ひゃっ ひゃっひゃっひゃっ ひゃっ ひゃっ ひゃっひゃっ ひゃっひゃっひゃっひゃっ ひゃっひゃっひゃっひゃっ ひゃっ
895 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/29(木) 22:27:04 ID:2BXdu8Wk0
書き込もうと思ったがなんだこの流れ。
荒らすことしか考えてないアホが張り付いてるね、はい次 とか。
はやく学校始まれ
896 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/29(木) 22:35:22 ID:J/6ehwCS0
はい次言ってるやつと菊間言ってるやつと同一に見える。
特におもしろくもないのにつづけてるのがナントモ
少女革命ウテナ面白かった。
>>896 だからさあ、菊間と同じで構うから増長するんだよ。
899 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/29(木) 23:34:33 ID:L8dweiQZ0
は
い
ン欠
山の方から銃声らしき音が連続して聞こえるのだが、
猪の駆除とかは夜間にも行うのか?
901 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/30(金) 00:30:42 ID:7C0V7p/y0
戦争ですか?
902 :
本当にあった怖い名無し:2007/03/30(金) 00:56:19 ID:hr2cJlmV0
は い 次
ハイジ?
HIDEI
>>900 するよ
子供の頃婆ちゃんの家に泊まった時に深夜二時頃のど渇いて水飲みに行ったら
蛇口側の窓を通して裏山の方から「パーン! パーン! パーン!」と3回破裂音
聞いて思い浮かべたのはドラマである銃の発砲音で、そこから連想したのは
「ヤクザが失敗した部下か敵対する組織の誰かを殺した」って事
田舎の裏山なら人もいないし、そのまま埋めるにも絶好のロケーション
そう考えたらその時の「深夜二時に明かりをつけて水飲んでる」って言う状況がとんでもなくやばいものに思えた
「ヤバイ!この光を見つけられたら銃声聞きつけたのバレて皆殺されるぞ!」と考えて
それでもう大急ぎで電気を消して部屋までダッシュ、最悪の時のために土産木刀抱えて布団に包まって不安な時を過ごした
・・が、いくら頑張って起きていようとしても所詮餓鬼は餓鬼、気がついてみれば朝だった
皆はどうなった!?と言う疑問も聞こえてくるTVやらまな板を叩く包丁音などの生活音であっさり解消
昨日の音は空耳だったか、それとも運良く見つからなかったのかなとか思いながら階段を下りて台所に入るとそこにあったのは足
毛むくじゃらの足、新聞紙に包まった足、というか良く見ると獣の足?
ポリパックに入った肉切れとはまったく違う生々しい存在感にビビリつつも婆ちゃんに「なにこれ?」と聞いてみると
「隣の爺さんが昨日の夜中に狩りに出かけて獣を撃ってきた、そして足をくれた」との事だった
と言うわけで、獣狩りは夜にも行われるものらしい、安心しろ
>>900 それにしても今にして思えば、あの時は謎が解けた安堵感で一杯だったから気にもしなかったけど
あの足の元の動物がなにか想像もつかないんだよな
猪にしては足が長すぎるし、鹿にしてはあの毛はおかしいし、狢は論外、カモシカは流石に人里側にはいない
昼に焼いて食って旨かった事だけは確かなんだが気になる、あの時一体なんの足を食ったのやら
>>905 カモシカなんて山里では民家のそばまで平気で出てくるよ。
冬はうちの裏に生ごみ(野菜クズ)を漁りに来たりする。