「えびせん」
と彼女は静かにつぶやいた。
僕は手に読みかけの本を閉じ、もっていた食べかけのスナック菓子を彼女に渡した。
彼女は本を読みながらも無言でそれを受け取った。
こちらには顔も体もむけず、袋にも対して目も向けずに、側面の脂に気をつけながら、しかし確実に袋の中から3つえびせんを取り出した。
みっつのえびせんは彼女の指にもてあそばれつつ、ひとつ、またひとつと、彼女の口の中へと入っていった。
そんな情景を、焦点もさだめずに眺めていた。
『いつからこうなってしまったのだろう』
ふと、そんな考えが思い浮かぶ。
僕は彼女の袋を強引に奪い取った。
ビックリした表情をこちらに向けてきた。
「なに?」とでも言いたそうな、しかしそんなに重要でもない顔をこちらに向けている。
いつまで続ける気なのだろうか。
ふと、イライラしている自分に気付く。
袋に視線をおとし、何も考えずにそれを握りつぶした。
瞬間、彼女は小さくアッと声を出す。本をもっていない手がほんの数センチだけこちらに動いた。
しかしそれだけだった。
そのまま二人は止まり、僕が彼女に視線を向けると、やっと彼女は目だけをこちらに動かした。
「なにやってんの」
何を怒っているんだろう。
何故怒られているんだろう。
子供のように、理不尽にはむかいたくなる。
しかし、何も言わない。
ただ考えているふりをする僕がそこにいた。
そんな自分を認識してしまい、逃げ場がなくなった。
僕は「ごめん」と一言つぶやき、黙った。
彼女は「ふーん」と繋がりの無い言葉を繋げてまた本へと視線を戻した。
少しだけ、また焦点のさだまらない視線をそちらに向けて、
袋をゴミ箱に捨てて、僕も本を開いた。
2 :
本当にあった怖い名無し:2007/01/20(土) 11:25:05 ID:WxsQ1j1eO
に…にげと!
3 :
本当にあった怖い名無し:2007/01/20(土) 11:26:06 ID:toNrvflzO
えびせん?
かっぱえびせんのかっぱは何を表してるのかが分からない
5 :
本当にあった怖い名無し:2007/01/20(土) 11:28:39 ID:2ALOnGBy0
かっぱっぱーかっぱっぱーかっぱきざくらかっぱっぱ
6 :
本当にあった怖い名無し:2007/01/20(土) 11:29:27 ID:lnzhYZYMO
昔はカッパがイメージキャラだったらしい
小さい頃から、ずっと好きなんだ。
8 :
本当にあった怖い名無し:2007/01/20(土) 14:52:46 ID:ic663s9MO
つづきは?
9 :
本当にあった怖い名無し:2007/01/20(土) 15:14:24 ID:TwYGYX1LO
かっぺ
10 :
本当にあった怖い名無し:2007/01/20(土) 15:17:54 ID:uiD2CmwZ0
濡れ場はいつ?
11 :
本当にあった怖い名無し:2007/01/20(土) 15:19:18 ID:g7mC1OEr0
瞬間、彼女は小さくアッー!と声を出す。本をもっていない手がほんの数センチだけこちらに動いた。
しかしそれだけだった。
ここじゃない?
12 :
本当にあった怖い名無し:2007/01/21(日) 09:02:23 ID:qT0ivNTHO
期待して読んだのになぁ〜 誰か続きを!
やまとの味カレー
★ ★
★ 818 = ID:mJfr+HwrO = 典型的無能 = 知恵遅れ の低脳晒し劇場 ★
>美容グッズの説明文を
>「マイナスイオン」
>「風邪を気合いで治す!」と
>
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1161440446/818 ----------------------------------------------------------------
(^。^)wwwwwww〜プッ 〜♪
なんだこの池沼は。
己の知能の低さを棚に上げ、一切を否定しようとする典型的負け組だな。
美容と言っても、ビタミンCやコラーゲンが皮膚に大切な栄養素であることは、
すでに医学的に証明されている事実であるから、
残念だがID:mJfr+HwrOがいくらごねたところで覆らないことだ。
美容関係だから否定するというのは、ただの思考停止の阿呆である。
マイナスイオンは、悪徳な妄言や商品が出回っていることは間違いないが、
正しくは負の電荷のイオンであり、より厳密に言えば水滴の帯電現象である。
これを便宜上マイナスイオンと呼んでいるわけで、水滴帯電に罪は無い。
これが自然界に存在することはフィリップ・レナードという学者が確認している。
最後の「風邪を気合で〜」にいたってはマヌケな論点ずらし、国語力が低すぎる。
病は気からなんて言葉も知らんのだろうし、しょせんは知恵遅れだな。
もうちょっとマシな反論を用意したらどうなんだ(爆笑)