【断言法】書くだけで願いをかなえる方法3

219本当にあった怖い名無し
小室直樹の本を読んでものすごく感心したことがある。
『超常識の方法』で、こんなふうに言ったんです。

サハラ砂漠で、すごい大きなダイヤモンドの指輪を落とした。
そのことが絶対確実であったら、ダイヤモンドは必ず見つかる。
どこにあるか分からない。
けれども、とにかく、一生懸命、ダイヤモンドを探す。
つまり、必ず、どんなに広大なサハラ砂漠でも、それがあると分かって
いれば、絶対、探すことができる。
220本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 22:15:49 ID:X5n2inA20

しかし、シュリーマンは、トロイの遺跡が、絶対確実にある、という証拠を
持たなかった。
ギリシャ古代詩の中に出てくる断片から、必ずあるはずだ、と確信を持った
だけだった。
その幻の遺跡を発掘するために、情熱と財産のすべてをつぎ込んだ。
当然、気が狂ったと言われた。
これは、すごい。
221本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 22:20:26 ID:X5n2inA20

でも、サハラ砂漠に必ずダイヤモンドを落としたと分かっている。
ならば、必ず、人間は探すことができる。
探せて、当然。
つまり、人間は、確実なゴールがあれば、それに向かってゆく努力を
惜しまない。
しかし、ゴールがあるかないか分からなければ、努力さえしない、
できなくて当然、ということです。
222本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 22:25:08 ID:X5n2inA20

「難問」というのは、必ず解決できるんだということが分かったら、
解決する努力をする、これが人間の心性です。
だから、まず、これは自分が解ける問題ではない、というふうに、
思わないで欲しい。
どんな難しいように見えた問題でも、ね。